【何度も説明しても話が伝わらない理由】認知科学と言語の第一人者・今井むつみ/結論ファーストはNG/話せばわかるは幻想なのか?/なぜ部下に話が伝わらないのか?【PIVOT TALK】
HTML-код
- Опубликовано: 24 июл 2024
- ▽後編はこちら▽
bit.ly/3W0nyqu
▼PIVOTアプリなら広告なし、バックグラウンド再生が可能▼
アプリダウンロードはこちら↓
app.adjust.com/1e65k1i0
<ゲスト>
今井むつみ|慶應義塾大学 教授
専門は認知・言語発達心理学、言語心理学。
慶應義塾大学社会学研究科を経てノースウェスタン大学で博士号を取得。
著書に『言語の本質』、「ことばの学習のパラドックス」など。
今井むつみ『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』日経BP
amzn.to/4bBXmbD
今井むつみ『言語の本質』中央公論新社
amzn.to/3xR8LGE
※上記製品リンクはAmazonアソシエイトを利用しています。
<目次>
0:00 ダイジェスト
6:27 本質が見えていないと使えない
9:25 話せばわかるは幻想なのか?
14:38 なぜ部下に話が伝わらないのか?
17:04 言語とスキーマ
27:54 結論ファーストはNG
30:31 後編予告
<MC>
竹下隆一郎|PIVOTチーフ・グローバルエディター
X @ryuichirot
Email ryan.takeshita@pivot.inc
#今井むつみ #話し方 #伝え方 #ビジネススキル #コミュニケーションスキル #言語の本質 #pivot
▽後編はこちら▽
bit.ly/3W0nyqu
▼PIVOTアプリなら広告なし、バックグラウンド再生が可能▼
アプリダウンロードはこちら↓
app.adjust.com/1e65k1i0
今から見る方へ
最初の8分は飛ばしていいです
ナイス😂
スキーマは共通化が難しいということだよね。「普通に考えたらわかるでしょ?」→A君とBさんで「普通」の概念が異なる。常識の総体とか。
「その土台が感情」というのが新鮮。
仕事で話が通じない人がたくさんいて、ちょうど良いタイミングだった。
どこにいても人間関係を上手く乗り切れる友人がいます。彼が言うにには「この世は動物園だ」と。「皆が
違う動物だと思えば、考え方の違う人がいても当然であり、何とも思わない」そうです。(笑)このスキーマという考え方は、皆が人間だと規定しているからゴチャゴチャと難しく分析となっている気がします。そもそも根底にある価値観や感情が違うのは当たり前ですよ。
スキーマの難しさを究極化して、そのうえで実はさらに根底から覆ってるのではないか?って考えた理論がクオリアな気がしている。
(もし的外れだったら申し訳無い。)
経験則だけど、知的能力が低かったり、認知できている範囲が狭かったり、知識が乏しかったりする人程、感情のウエイトが大きいと思う。
何回も説明しても話が通じない人には説明すればするほど余計に通じなくなるかと。
何回も説明したがる側はよりロジカルに説明しようとするけど、感情で考えてる人は説明されればされる程、感情的になってしまうから。
@@yoshiyoshi-og6pb
スッキリ!😊
@@yoshiyoshi-og6pb ある程度の知的層は自分の感情の根っこを探りに行く傾向があると思う。
知的でない層:「Aさんの言っていることは不愉快だ。」おしまい
知的層:「Aさんの言っていることは不愉快だ。何故自分はそう思うのだろう?そうか、Aさんの発言の根底には人種差別が見え隠れするからだ。ただ、そこさえ削れば8割方同意できるな」
みたいな。
自分が説明しても納得してくれないのに、専門家の話だと同じこと話してても納得して従うのってやっぱり感情が大元だからか
お笑いの世界でも同じような事がありますよね。
7回💉打った母親に「もうやらないで」と伝えた。
私の説明だけでは半信半疑だったけど、かかりつけの薬剤師に相談したら「身体に悪いから私はやらない」と言われたのがきっかけで止めてくれました。
論理的に考えるのは知識も必要で難しいから、誰が言ってるかで判断する方が楽なんでしょうね。
自分に批判的だったり意にそぐわない意見の場合は特に。
話が通じない相手に対して「そこからかよ・・そこから説明が必要かよ」って感じることありますよね。感情であれ論理であれ、「そこから」を共有しないと前に進まない、その「そこから」を共有する重要性、そのやり方の話ですね。
心理学におけるスキーマは「心象、概念」の意味ですが、この二つに大きな違いがあります。持っているスキーマが「心象」主体な人と「概念」主体な人がいますが、前者は感情が主体、後者は論理が主体になります。話が噛み合わないのは、話し手が「感情」を語っているのに相手がそれを「論理」で受け取る場合、あるいは逆に話し手が「論理」を語っているのに相手がそれを「感情」で受け取る場合。
私の身近な事例。
作業員:動噴の圧を4.5にすると薬剤が奥の葉にまでかかるし、作業効率も上がると思いますが。
社長:ダメです。4.0までにして下さい。
社長:(動噴のポンプに負担がかかり寿命が短くなるしなあ)
作業員:(このひと、自分の指示どおりに動かない部下が嫌いなんだ)
@@user-yg6eu1fc7x この場合、作業員はかなり論理的な提案をしていますが、社長はそれを否定する論理的な理由があるにも拘わらず、それを言わなかったために、感情の発露と受け取られ、作業員も感情的な反応に変っています。ここは
社長:動噴のポンプに負担がかかり寿命が短くなるから、4.0までにして下さい。
と言えば良かったのでしょうね。
@@user-yg6eu1fc7x 作業員の人、邪推っすなぁw んで社長の人、説明不足っすなぁww
男女、夫婦のやりとりで起きやすい『ズレ』だと思いました。
男性的脳は理論的に受け止めて処理しがち
女性的脳は感情的に受け止めて処理しがち
相手がどちら側で投げているか判断して補正が必要ですね。
(書いていて、まるで卓球の回転みたいだと思いました、相手のかけた回転方向と強度に合わせないとラリーが続かない)
分かります。
接客や営業で沢山の人と話すんですが、阿吽で繋がるのは大体感情主体な人
時々理論主体な人に会うとそっちからか…と回路を切り替えて話しをします。
右利きから左利きに切り替える感じですね。両方使えるんですが、やっぱり利き手じゃない方はちょっと不慣れになる。
ゆる言語学ラジオファンの人。
赤ちゃんの言語習得の話面白かったですよね!!
ノ
ノ
ゆる言語学ラジオの人がファン
@@Cloverropp 登録しちゃいました!
大学時代今井先生の授業がとにかく楽しくてたくさん受講していました。この動画冒頭で先生ご本人も仰っていましたが、認知科学ってその奥深さや社会を変える可能性の大きさの割に学問としてやはりニッチではあるので、まさか今こういう形でベストセラーを引っ提げて先生自らメディアに出演されることになるとは..驚きと同時に感動しました。ご活躍応援しています。
発達障害の家族(知的障害はありません)とのコミュニケーションのコツを近年得たと思っていたところ、こちらのお話に裏付けをしていただいたように感じています。
認知の歪みや偏りを修正したり確認するところから話を始めるとスムーズに話が伝わり、お互い楽になりました。
その修正も、ご自分の認知バイアスに基づいてるわけだから、妥当性や客観性を担保する仕組みがないと、
自分の認知アイアスを相手に押し付けてるだけの可能性もあるよね
お互いに楽になったというは、誰が判定してるの?
@@poissonblanc3106
客観性は必要なくて主観的に楽になる事が目的じゃないんですか。それで良いんですよ。相手は発達障害なのだから。私も親が軽い発達障害で苦しめられたから気持ちは分かるし合理的判断だと思います。
素晴らしい
この対談内容が人によって、伝わるか、伝わらないか、
まさにそこが人それぞれのスキーマの違いだろうなあと思いました。
(表現が正しくないかもですが)
人とのコミュニケーションにおいて、
方法論をいろんな対応の人に実践した人が、
この話しを面白い、興味深く感じるような気がします。
方法論を実践すると、あれ??という壁、溝があることに気づくので。
そこを埋める必要性を感じる段階にあるかどうか、が伝わるか否かにかかってるかも、
と勝手に思いました☺️
対談、聞かせていただき、ありがとうございました
今井先生のお話を聞いていると、なぜか愛知推し眼鏡青年の姿がちらつく。
冗談はともかく、巣立っていく生徒の未来を案じる今井先生の愛情の深さを感じました。言葉って、誰かのために作るお弁当みたいですね。
言語は人間が認知した情報を抽象化させた記号でしかなくスキーマ(受け取り手の経験に基づく暗黙知)が情報を埋めてコミュケーションを形成している、というのは凄く分かりやすいし、過去の私の経験(私のスキーマ)からも納得出来ました
まずはスキーマを説明してくれ!と思ったので助かりました。
ありがとうございます。
とても勉強になりました。早速著書を読んでみます。ありがとうございます
今井むつみさんが話してるの初めて見ました。以前この方の『ことばと思考』『ことばの発達の謎を解く』を読んで衝撃を受けました。教員として、1人の親として、子どもの発達や成長、関わり方について深く考えさせられました。本も理解しやすかったですが、話し方もわかりやすくてすてき。
今回や宇野重規先生の回とかの、PIVOTで稀に差し込まれる人文系の特集好き。
再生数はあまり伸びないかもしれないけど。
@@user-qz6xk3ww3g 人文系というか…普通に認知科学の話だと思う。
量子力学の話も睡眠の話もAIの話も「理系の話面白い」って括ったら雑すぎるでしょ。
基礎研究じゃないんだから、こういう科学というのは理系文系で分けられずスキーマの根底は重なり合ってる。
海外に住んでるので、この共通基盤がないことが原因のミスコミュニケーションが多発しました。
相手が共通認識を持っているという期待も捨てて、事細かに説明する、言葉だけでなく視覚的に伝えるくせをつけたら、かなりコミュニケーションのストレスを減らせました。
スキーマがどんなものかよくわからないけど、
人によって、高密度のスキーマを持ってる人と、すっかすかのスキーマを持ってる人とそれぞれ違いがあるような気がする。前提知識の密度が違うと言葉を交わしても噛み合わなさそう。
広がりというか分散状態が違うと、密度が上がっても、そもそも、噛み合う場所がなかったりしませんか
長い動画を見るより、皆さんのコメントを読む方が要約されているし、どんなことが語られているのかわかる。皆さんありがとう。
コストパフォーマンス優先型?
それは思ったw文章の構成がラジオみたいに流し聞きできない。と、音量を上げても聞き取りにくいしゃべり方なので、動画を止めてコメント欄を読む方が楽しくなってました。(笑)
Xに象徴される言語のみのコミュニケーションにみんなやられてるんでしょ。お互いに話が通じねーなと思いながら無理やりコミュニケーション風の何かの応酬を繰り返して疲弊してるから、この本が売れるんだと思います。
なるほど、会話にならないと感じる方がいるのは、感情的に話す人、感情論が強い人、知識量のギャップが大きい人、に対して感じているのだなと俯瞰できました
少し自分のモヤモヤが晴れたと思います
今井さんの著書も拝読してみます
ありがとうございます
・スキーマ=暗黙知の集合体(無意識領域に存在)
・暗黙知=人生で積み上げてきた経験、法則、信念
ということは誰一人として自分と同一スキーマを持つ人は存在しないので、
「話が伝わらない」ということはお互いが持つスキーマにおいて
似通った部分(重なり合う部分)が少ないからだということになろうか。
ちなみに重なり合う部分は
そのコミュニティにおいて「常識」として共有されていることだろう。
話が伝わらないのは元々の「知覚統合」の高低も関係しているだろうが、
同じレベルであれば「常識」として共有できるスキーマが増えれば
次第に改善されていくように思う。
スキーマのボリュームが小さいと、統合も容易なんだろうけど、大きくなるに従い難易度が増すよね
スキーマの事を学べば学ぶほど「妖怪」みたいなものだと感じます。
ヤングの早期不適応スキーマの分類も悪くないけどあれだけじゃないよなーとも思うし。
認知の共通の基盤ってなんだろうって本当に思います。
飼い猫と7年一緒に暮らしてますけどコミュニケーションが成り立ってるときがあるし、何度話し合ってもわかり会えない家族も居る。
コモンセンスって本当に難しい 笑
なかなか興味深いお話でした。ありがとうございます。
理解し合うという事すらそれぞれで違う可能性もある事を踏まえたコミュニケーションとなるのかとも思いました。自分ももう少し認識を深める必要があると理解しました。
心理学の関係ではない私にもわかりやすい説明いただきありがとうございました。後編も視聴しました。苫米地さんの話を聞いているようで、楽しかったです
いいお話しありがとうございました😃✨
話が伝わらない時は前提・条件を再確認する、を心がけています
逆に前提・条件を合わせさえすれば過程も結論も同じになる事が多く、
例え違くなってもそれこそが健全な議論なんだと思います
議論とは前提と条件を合わせることなのかもしれません
「前提・条件」がスキーマってことなのかも知れませんね。
@@yamayamama そうかな~~?
@@yamayamamaなるほど、それなら多分主語を付けないといけないと思う
個々人の前提と条件
まさに今、買ってきました!
そして、水野大貴さんの推薦帯も、4冊ほど見かけました。まるで自分の事のように嬉しいですね。
配信ありがとうございます!
タイムリーな話題
言葉はほとんどのことを説明できない。
言葉を使うことは、自転車に乗ると同じようなもの。
使えるけど、乗れるけど、それは何をしていることなのかは説明できない。
言葉を使うということは、お稽古事と同じなのかなと感じました。
ピアノやバレエなどのように、敷居は高くはないけれど、完璧や究極はない。
意欲的に積み重ねて積み重ねて、直感で出来る精度をあげていくしかないもの。
魔法の杖はないんだな!と、今井先生のお話を聞いて改めて意識しました。
今井むつみ先生、ありがとうございます。
今回、話題に上がっている本、拝読しました。
人は見たもの、聞いたことをそのまま理解していない。
スキーマと結びつけて自分の都合の良い受け取りかたをする
という特性があるということが理解できました。
伝わらないのは相手の知識、能力の問題ではなく、
認知の特性によるものもあると考えると、
それを踏まえた説明の仕方を考えてみるなど
もう一歩進んだコミュニケーションが出来そう
な気がしています。😊
日本アニメの世界的流行で日本人スキーマが世界中の人の中に出来てるけど、そのスキーマで育った子供は日本人並みの道徳心と平和志向になるといいなぁ
5%くらいは、期待していいかも
竹下さんはビジネスまっすぐというよりこういうテーマの方が合ってる気がしますね。人文系やアカデミックなテーマを最終的にはビジネスにぐいっと引っ張って欲しい🎉
とても面白いお話でした。「対話と理解」が難しいのは事実ですが、それはなぜか?という理由を考えていくのは大事なことですね。こういうのを哲学的探究というのではないかと思います。
この動画がちょっともやっとするのは、「このタイトルなら『ふつう』こういう内容だろう」と期待する視聴者と、「視聴者は今井先生を呼ぶなら『ふつう』こういう話を聴きたいだろう」という配信者のスキーマがずれたから
なんでもいいから今井先生の頭んなか覗きてぇって視聴者は「わかる」
話が通じないのを通じるようにする手っ取り早い答えが欲しいって視聴者は「なにいってんだかわっかんねぇ」
誰に何を伝えたいのか、今井先生からどういう話を引き出したいのか、いまいちわからんなーと思いながら、そこがはっきりしないから「学者」としては言いたいこと言うしかねぇわなと楽しんだ一視聴者です
ためになりました
ゆる言語学ラジオのマドンナ、今井むつみ先生!
いつも思っている事を言語化してくださる方を久しぶりに発見できてうれしいです😂
今井先生!言語から世界が広がります。ありがとうございます。
誤解されると 悲しくなったり、受け入れず機嫌を損ねる人間には 訂正が難しかったり。
そもそも見下している人間の話は 本物の内容でも受け入れなかったり。損得の関係性があれば 話の内容なんて関係なく受け入れてしまったり。関係性を壊そうとも 訂正する事が大事と最近学びました。
本旨とずれますが、大学で教鞭を執られる中で、どう役立てて欲しいのか?という目的を持ってらっしゃるのが素晴らしいですね。聴講する学生の未来を考えてくださっている。講義を受けてみたい。
認知と言語について知ることができ、面白かったです。ビジネスで結論から言ってしまうと、スキーマ(その人が生きてきた経験や価値観)が全く異なる同士では話が全然伝わらない。
普通に雑談から入って相手がどのような人物かわかったほうが理解しやすいし、起承転結・具体的な例を話してくれたほうが話を具体的にイメージすることができ、お互いにちゃんと情報を共有できたなと思えます。
ビジネスでは常に具体例を出しながら具体的に話してもらいたい。抽象的な話をして満足されては、結局何も共有したことにはならない。
スキーマ(感情)が行間を補っているということ、新しい視点を頂きました!
現代の人間、まだまだ原始的(シンプル)なのかもしれないのかなと、拝聴後、少しだけ今の現状への可能性にワクワクしました!
ドゥルーズ、ラカン、レビストローすの合間(?)のようでとても興味深いです
面白いな、最初はヴィトゲンシュタイン(の探求)的な話が始まるのかと思ったが、スキームにおいて感情が先立つというのが、当たり前かもしれないけど面白い指摘だった。
分かりやすい説明と、
説明が分かりやすい話し方はまた別ってことですね。
リンクから本買いました!
今井むつみ先生だ!見る前だけど絶対面白いから高評価しとこ
ナイススキーマ!👍
1.5倍速だととても分かりやすく聞けます。
タイムリーすぎるwww
まず相手に「相手のスキーマを理解しようとする気持ち」が無ければ話は通じない。
こちらがスキーマを提示したり相手のスキーマを理解しようとしても話を聞かない人には無意味。
これは大前提。
その上で、スキーマのすり合わせがコミュニケーションだと理解して話をすすめる必要がある。
音質の悪さ?聞き取りにくさがネックですね。字幕を見ながら聞くと理解しやすかったです。
この動画を見て思い出した事は、建築関係の人間は間違って単語を覚えている作業員が多いのです。言葉での会話を信じず、紙に図を描いて説明する必要があるんですよ。設計とかできる頭のいい人は、そういう手間を必要とする人種を理解できない。(バカを理解する気も無い)
監督をしてると【正しい理解の人と、間違った理解の人】と言う別の前提を知る事が最初の仕事になる。
【スキーマ】を説明する為、に言葉を使って伝える自信がある人って居てるのだろうか…。
ビジネスシーンの個別具体的な状況について言語学者に聞くのはナンセンスでは
学者さんには抽象的な話をしてもらって、聞き手がそれを具体的な状況に落とし込んで解釈するって流れにしてほしい
今井むつみ先生のお話はいつも抜群に面白い。
結論先に話すことでその会話の方向性が漠然とでも見えてくる。方向性がわかると伴走しやすくなります。それなしに話を進められると中盤くらいまで内容が進まないと聞き手はだいぶエネルギーを費やす必要があるように思います。
@@ck1523 聞き手に話者と同一のスキーマがあればそこはストレスなく聞いて理解することが出来ますよ
A,B両者のスキーマで対立する部分があると、分かりあうのは難しいですね。
例えば医療関係者と反ワク、怪奇現象ある派ない派、など。
それぞれに信じるエビデンスでスキーマが構築され、互いに主張がぶつかり対立する
スキーマのベースになるかと思う論理学とそれをベースにしたクリティカルシンキングの本質は、「相手(と同等の議論ができるための)を思いやる気遣い」と哲学の基礎で学んだんだけど、これの実践はとても疲れる作業だよね。スキーマの小さい人と話すのはその後の疲労を考えると最初から諦めちゃう気持ちはわかる。
相手に伝える方法を頭では分かっていてもそれを実践して相手に伝えるのは難しいということがよく分かる動画でした。
昔の日本は割と閉鎖的で、村社会であって、コミュニティの人数も今より少なかったから、人々の共通意識が根強かった。だからルーズで曖昧な日本語でも親密な意思疎通ができたし、しかも曖昧さを奥ゆかしさとするしたたかさも持ち合わせているくらいだった。
しかし今ではグローバルで、都市社会で、インターネット社会で、情報の量も変化する早さも桁違いだから、共通意識も乏しく、みんなバラバラの認識を持っているから、共通意識があることによって力を発揮する日本語が惜しくも伝わらないということになる。
ここでいう共通意識とは、各々のスキーマが共通している状態といえるかな。
個人的に謙虚さ、素直さ、許容する器が大事と。
言葉はあくまでも記号であると相互理解し、フォローしあう力が大事と理解しました。ケンミンショーみたく、普通の土台に違いがある。
主語が抜けてたり 言葉がはしょられてたり。それは 話す側の「前提・当たり前」が存在するから。
そこを聞き手側は聞き手側の「当たり前」で埋めてしまう。そして 聞き手側と話し手側の関係性に伴う感情、内容に伴い沸く感情等において 損得等、価値
観もかわってしまう。
氷山みたく、言葉として上に出ているのは一部分。アウトプット力、理解力、バイアス、執着等。
ニコニコ笑顔の教授の魅力が最も価値があると思った。内容は学者らしく論理的で、精確な用語定義と硬めの構成で若干聞きづらいが、柔らかく真摯で気持ちの籠もった話しぶりが聞かせる。 親しみやすく非常に真面目で賢い女性。
複雑なやり取りになると、言葉が万能ではないのは薄々気づいていたので、やはり出来るだけ手間暇かけて図や絵に可視化した状態で説明する事を心掛けたいですね。対人関係の衝突が多い人は、面倒くさいが先にきてるんでしょうね。その面倒くさいが、後でさらに物事を面倒くさくすると思う。
面倒くさいときは相手に説明さして、そこ違うよ、そうじゃないよと言ってあげればいい。
今井先生が勉強されたのが、シカゴ郊外のNorthwestern Universityなのは興味深い。80年台から面白い研究が多い。近くにシカゴ大学やデ・ポール大学があることも重要。
なるほどこんなお話の仕方ではなかなか理解に至らずとの理解が出来ました。
自分がふだん不満に思っている事があると、
あるとき会話の最中で、若干ズレていても結びつけてその感心事の話を展開してしまう事があるなと。
これは、スキーマが悪い部分に働いていて、スキーマによって行間を変に埋めて、ズレた返しや、第三者から見たら支離滅裂な返答になっている という事例は結構あるんじゃないかも思う。
自分もそれをやっちゃって周りから引かれてる場面は全然あるだろうな。
逆に、周りと比べて先進的すぎる人や賢すぎる人が周囲と噛み合わないケース・IQに差があると噛み合わない論の一因にもこれがあるかもしれない。
言語化をする事で、事象は抽象化される
これを理解できていない人は多いですよね
おそらくイメージとして逆のものを持っている人が多い気がします。
言語化をする事でスキーマの輪郭がハッキリして故に拡張され、抽象化対応能力が獲得されて行きますよね。
⛅「絵で物事を考える「視覚思考者」にはどんな世界が見えるのか?【ビジュアルシンカー1】」ruclips.net/video/5NJ_tKtvjCs/видео.htmlsi=rkv0b7IbRgahLNg6
言語化した時点で情報量が落ちているし、その言語化されたものを読解して再度イメージや意味に復元する時にも、情報量が減ったり変質したりする。
@@user-iz6kd2mg8b ね。だがしかし、減ったり変質する劣化を嫌うがあまり、閉口する人が私の友人にいます。これはこれで困ったものです(ヽ´ω`)w
私「なんで言わなかったの?」
友人「べつに。」
(うまく言えなかったので諦めた・・・らしい) ←orz
@@ochitarou 笑
素晴らしいです
最近上司に話の伝わらない経験したので検索かけるとPREP法SDS法とかいう文章構成があるのね。ただ変なフレームワークを根幹にしてしまうと逸脱するやつは悪みたいな風潮も怖いので技法として捉えてる
厄介なのは飛躍・短絡的なやつ技法もなにも通じない関わらないほうがいい
スキーマが違うからこそ、多様性が重要なのだと、改めて認識しました。
社内で通用している(しまう)スキーマも、社会では通用しなかったり。
著書の方って慶應の教授だったのか!就活の前に1度受講してみたかったです🥲
仕事するときは絶対前提条件を話し合え。
これが無い故のトラブルを腐るほど見てきた。
14:15 部下それぞれの価値観に落とし込んで話をしないと、伝わる訳が無いと思います。
最近なんで相手からの話が私に伝わらない(理解出来ない)んだろうと思ってたんですが、感情の話をされて、納得しました。
色々あって、「もう期待をするのはやめよう。自分で調べよう」と思ってから、前以上に理解が出来なくなったのは、意識レベルで相手が話してることを理解しようとする努力をやめたからなんですね。
言語が抽象的で、捨象するところが大きい「感情」の部分というお話は、日常の世俗話とか、それを記述している様な文学的作品や、歴史物語の場合に多い内容の様な気がします。
それが少ない、あるいは無い記述に数学があると思います。さらに、英語と日本語の「スキーマ」の違いを示されていらっしゃいましたが、大概の場合、概念用語などは並べて記述して、理解を一致させる工夫はされていると思います。
結局、人間が「感情」を抜きにできない、そこがAIと違う、と仰られたことに、最も重要な課題があると思います。その課題は、人間同士では「感情」が働いて相互理解に及ばない、ということになりますが、逆にAIは先入観、伝統、文化、民族意識、等々の感情を発生しやすいスキーマを捨象することが可能であり、言語記述にしても、提示されたものをその圧倒的情報処理速度で、圧倒的処理量で悉く扱うことをできると思います。
著作の場合に結論から書くと、人間同士の場合だと、その結論に至った思考過程を追認しなくなる場合が多いと仰られていましたが、AIなら、それも無くなると思います。
こう考えると、AIによる、それも自然言語LLMによる人間同士の間の仲立ち、まさにコミュニケーション・メディアの役割をもたらせば、人間社会を改善できる気がします。コミュニケーション・ネットークの相互エージェントとしてのAIの参入は、人間にとって、これが一番大きいかもしれません。
暦本さんと話してる時に二人がお互い全くコミュニケーション取れてない場面があったのが印象的だった
すごく面白い。これって男女関係にも使えそう。感情が豊かな人のスキーマと感情が乏しいスキーマは違うと思う。同じ経験をしても感情を通して自分の中への浸透具合が異なって来るし、結果捉え方も違って来る。ご著書読んでみたくなりました!
興味深く拝見しました
自分の期待値を具体的に伝えず、自分で考えろ!という上司は部下が自分と同じスキーマを持っていると決めつけているのかもしれません
仰る通り過ぎてぐうの音もでない。
"A" という1つの言葉について、定義が異なるまま議論をしていることのいかに多い事か。
14:05 "これだけ言ってるのになぜ新しい事に挑戦しないんだ"
-今日のお話の核はこの上司からの問い掛けに凝縮されていると思う。
各論の想定を細かくするほどミルフィーユみたいな差異の積み重ねを想定できて、そりゃやらないよなって思いました。
そんなリスクとデメリットをほいほい受け入れられるなら、従業員じゃなくて起業家になってると思います。
-起業家能の上司と話すならまだマシです。失敗前提で話をしてくれるから。
経営者能の上司と話すと地獄です。成功前提で話をするから。
そもそも言語は容れ物でしかなく、その容れ物に何が入っているかは人それぞれ違う。
さらに共通前提がなくなった現代においては自分がある考えを伝える際に普段使っている言葉を意図的に回避したり複数にパラフレーズしたりメタファーやストーリーを用いて絵的にイメージさせるテクニックが必要だと感じます。
あとはどこまでいっても分かり合えない事を前提にコミュニケーションする事。あなたの赤と私の赤は違います。(アンミカ的な意味ではなく)
先生、ちょい暴走しとるね😂
かわいい
「結論ファーストはNG」とは言っていない。「結論だけでは(プロセスは)伝わらない」と当たり前のことを言っているだけ。
結論を先に話してもらってからプロセスを聞いた方が、話の展開が予測しやすくなって、全体も掴みやすいですよね。俺は時間がないんだって言う、パワハラな話じゃない。
私もずっとずっとずっと"伝わらない"が続いていた根元はここにあると思えました。
相手や物事を"知ろうとする力"大元はその人を理解すること、知ろうとする努力、興味を持つことにあると思うんです。
噛み合わないのは、一方通行。押し付けなだけで理解とは程遠いもの。
頑なより理解を、どうみているのか(視点や視線、その物事に対する姿勢も含めて)とても大切なことで、大切なスキルだと思います♪
今回はこの動画を拝見しての感想ですが、是非読ませて頂きたい一冊です✨
で合わせてくださりありがとうございます㊗️
「結論ファースト」についての話を聞いてて感じた事だけど、
よく言われる、会話の男女差という言説では
男は女の会話に対して、結論を先に言え・オチの無い話の意義が分からない、と感じる事が多いと言われるけど、
そう感じる傾向と、男女の共感力は、セットだというぐらいに密接なんだろうなと思った。
どちらかというと男性は内容や結果に注目する事に対し、女性はプロセスへの関心の比重が高い。
ここまでだと単なる男女差の傾向の理解度が高まったという話だけど、
そういう男女差の問題ではなく、そもそも男女関係なく、
人間の「共感力」は、プロセスや背景を軽んじないかどうかが鍵になっているんじゃないか?という考えが生まれた。
おもしろい❤やっぱしな、でした❤
進化の観点からみたら、感情は情報を取捨選択するためのフラグだと思います。最初に身に着けた感情は恐怖であり、生命の危機を感じた情報(状況)を鮮明に覚える為のフラグだったと考えると納得できます。つまり、記憶には感情がこびりついているはずです。スキーマは記憶に左右されるので、感情に左右されるのは当たり前だと思います。
言語進化人類学の話ですね。言語的な因果情報処理には時間が掛かってとっさの行動が取れないので、言語処理を省略して脊髄反射が出来るように感情が備わっている、という話。
@@yamayamama さん。言語進化人類学は私は知りません。魚も恐怖は感じますので、感情は生物に取って原始的な機能になります。進化の過程で、生物は他の感情を獲得してきました。感情が古代から存在すると考えると、感情は情報を取捨選択するためのフラグと考えるのが妥当だと思っていただけです。
多様性とビジネスに係る個人の意見(言語学者としてではない)は別の機会にでも話されたらいいのでは?
言語学の視座としての話が聞きたかったです。
息子たちの学歴に関して中受を検討したが、当然、学業に関しては中高一貫校が良いに決まっているが「世の中の常識の多数派」は、中高一貫校「ではない側」(言葉を選ばないならばか)であり、仕事をする上での顧客は「ではない側」であり、中高一貫校を背景にして身につけた「常識や言葉や前提」では、うまく意思疎通できないだろうと考え、中学は区立に行かせて「ではない側の言葉の感覚を体験」の上で、東大卒での外資コンサルなんだが、息子は日本語のバイリンガルに育ったが、多くの中高一貫校から東大ルートの多くは「ではない側」との交流がうまくいかないらしい。NARUTO、ポケモン、カービィ、モンハン、テニプリなどを「知らない」下手するとジブリやハリポタも「その単語は聞いたことある」
つまり、その背景の例えもミームも冗談も通じないし、興味も嗜好も全然別のもの。
伝わらないっていうか利害が一致しないからYESって言わないんだと思う
中には相手に同意することを負けと思っている人間もいるから始末に終えない
ゆる言語学ラジオで知ってから今井むつみ先生だいすきです♪今回もめちゃくちゃ分かりやすくておもしろかったです(((o(*゚▽゚*)o)))
勉強とか経験とかが無意識に積み重なっていて今の自分のアウトプットしていることに繋がっているのをつい最近気が付いたことがある
高校生に英語長文を教えるとき、まずスキーマ・ビルディングから始める。
この話を聞いて
「自分は、全てが抽象的すぎる話は情景が浮かばず理解できない」ということが分かった
話は伝わないとは思いませんが、頭のいいお二人がインタビュー形式でお話をしていますが、バランスの良いコミュニケーション能力は難しいですね。僕自身もなかなか難しいなと思います。また長い話は一般の方々にはそんな集中力がないので聞くのが滞ります。沢山あると思いますが、知識が多い人に誰にその傾向が見られるようですね。はじめの段階のスキーマ話だけで十分伝わってましたが、後半は耳が離れましたがありがとうございました♫
事象の図解化をした『洞窟の比喩』を説いたソクラテスとか各国で曼荼羅の序列が同じになってしまうとか何かそんな感じなんだろうね。
全時代的な考え方では、一言一句違えずに記憶する事ができるのが大前提で、その上で相手の時間を奪わないタイミングで足りない知識を補って解釈に誤りがないか自発的に確認することを求められる。
しかし、コミュニケーション手段の発達した現代では必ずしもこのような遅く深い理解が求められることはなく、眼前の課題解決に向けてよりスピーディーで単純明快な理解が求められるように変化しつつある。
こういうこと?
色々とためになる話ありがとうございます。
ただ、結論の話については思うところがあります。
結論を先にするのは、相手にどのようなアクションを求めてるのか、またはテーマを明確にすることで、聞くためのアンテナを張ってもらうことに意義があると思っています。
なにかの作業中・思考中において、思考を切り替えることは難しいです。
経緯から話されると、話がわからないまま聞くことにより、重要な情報をピックアップできないまま話が進みます。
最後まで聞いて、どのようなことを求めているのかわかって、ようやく話の構成を組み立て直すことになります。
聞く態勢を整えるためには、最初に何を求めてるのかわかっていた方がお互い楽に思います。
単行本を読む際は、タイトルはわかるし、受け入れるための準備は既に読む側にありますから、最初に結論が無くても全然問題ありません。
章のタイトルが『結論ファーストはNG』と間違ってますよね
動画では『”結論だけ”を伝えるのは誤解を生む』と話されていますよ
ほとんど意味がわかりませんでした。センター国語80点です。対戦ありがとうございました。
ただ、俺みたいな人にもわかるように話せるかってのも大事だとは思う
もはや聞く気すら起きない話だった
ドキ😢
いや、笑うしかない。
声質にめぐまれなかったハンデを持ってる…
でも声楽に向いてそう
結論ファーストなのであって、結論の次に理由が来て経緯や背景、データが来るので、決して結論だけを言えば良いわけでは無い。
それを結論は先延ばしにしながら相手の顔色を伺いながらこうこうこういう理由でこうなんですよね。という言い方は、相手を言いくるめる為にやる行為であって、より良い結論をお互いに求める行為になっていない。
後半にも触れられている通り、それはあくまで理解が出来ないのではなくて、利害が一致しない為に認める事に抗っているだけである。
組織と個のどちらを優先すべきかを語る時は、組織の結果が個人にどう影響するのかを考えさせれば良い。
個人のやりたい事を優先した結果、組織の業績が悪化した場合、人員整理せざるをえなくなる。その時非正規雇用のメンバーが解雇されたが、個人のやりたい事を優先した人は正社員だったが為に解雇されなかったとする。
では解雇された人の個人的にやりたかった事はどうするのか?
組織の犠牲にしてはいないだろうか?
本当に利他的で自律的に動ける人であれば心を入れ換えるだろうが、そうでないならそもそもその人の適性を疑った方がいい。
茶化しナスとご無礼名古屋人がほしい