【後編】ゲド戦記を見て、宮崎吾郎さんを未熟だと思っていたとしお。しかし、映画の見方を間違っていた事に気づく「ゲド戦記はラノベとして見るべきなんだ」【ジブリ】【岡田斗司夫/切り抜き】
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- Опубликовано: 10 сен 2024
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#岡田斗司夫 #ゲド戦記 #ジブリ
あのアレンの言葉の軽さも未熟さも逆にそれでいいと思ってました。
なんというか、アレンは王族の子で、一国の王子で、温室育ちなわけだから、父親が偉大すぎると息子はポケ〜・・・としてるってのはまさにそれで、今までは周りが何とかしてくれていたし、特に深く考えることをしてなくて、そのくせお父さんが凄すぎて僕は目立たない・・・って自信なさげな所謂コンプレックスが変なふうに拗れて、普通の子はそれ如きで父親を刺すなんてしないけど、アレンにとっては唯一のコンプレックスとプレッシャーだった為に払拭したかった。
あのシーンはアレンが初めて自分で思い立って行動した場面だと思う・・・
アレンの思考と言葉が浅いのも、世間を知らない、それっぽく話してるけど、でもその言葉の意味を理解してない、死ぬのが怖いんじゃなくて死んでしまったら元から何もない自分は本当に何も無くなってしまうのが怖いだけ、今こうして何とかなったのだから国に帰って自白すれば、またなんとかなるってふわっとした気持ち
あえてじゃなかったにしても、あの未熟さが現代っ子っぽくてなんかいい
ウチはゲド戦記はそういう人間らしいところが好きです。生々しくて
人間全てを等しく救えるなんて無理なんだから
感じたこと全てを言語化してくれた感じ…ありがとう
エヴァ系だラノベ系だカルトだサブカルだって言ってるけど、お爺さんだから現代の感覚がわかってなかったんよね。
それをこの動画で必死に言い訳しているわけで。
ジブリは子供が見るからグロいとこ出さないって言いつつ、お爺さんが審美化して無理に見方を定義してる。
変わったのはジブリじゃなく、このおっちゃんのほうなんよな。
コメ主はコンプレックスって表現しているけど、個人的にはアイデンティティー(自我同一性)が確立出来ていないって表現がしっくり来る。
アイデンティティーは青年期の内に確立するんだけど、その確立が出来ずに、自分の中にある闇の部分？(凶暴な部分)と自分自身が対立しているように演出していて、まるで闇の部分の自分は『悪』であり、それは自分自身ではないものだと主人公は考えている。
でも、その『悪』の自分と主人公自身は同一人物であり、『悪』の自分がしてきたことは、自分自身が行ってしまったことだ、と気づいて、今までの自分と向き合って行くことを決意(アイデンティティーが確立)する、って言う映画だって個人的には思った
多分宮崎吾郎も自分とはなんなのかってことをずっと悩んできていて、それをゲド戦記で「自分とはこういう人間だ」って言うのをはっきりと出すことが出来た作品なんだと勝手に予想
見辛かったらすまぬ
セカイ系としてみると楽になるってのはすごく納得した。セカイ系は主人公他登場人物にイライラするもんなんよ。
主人公が未熟で自分の悪いことを認めず周りのせいにして、それを際立たせるために言葉がチープでもいい、筋が通ってないめちゃくちゃなことをいっててもいい。なんなら周りの大人たちもまともなふりして説教たれてるのに裏ではクズでいい。逆にまともな奴なんて一人もいなく陰鬱であるほうが答えが出なくて考えさせられて記憶にのこる。ただそれを2時間のアニメ映画1本で表現するのには才能や経験が必要なのかもしれない。
これが“ゲド戦記”ってタイトルじゃなかったら良かったのかもしれない。
好きじゃない作品を、なぜ好きじゃないのか？何処を好きじゃないのかを分析するのもまた一興よね。
それを分析できない奴は作品を語るべきでないよな〜
@@po_0223 その言い方はなんか好きくないな〜。ということで何故好きじゃないのか、どこが好きじゃないのか分析してきます。
@@user-qc6tb9hj1d いってらっしゃい期待してます。
@@user-qc6tb9hj1d 楽しみ方は人それぞれだし、作った人の見方が大切と思うのか、自分が自由に感じ取ることが大切と思うのか、分析することだけが映画の見方じゃない的な？
語彙力…
@@PAInnnnnnm 代わりに分析ありがとう！！！！！
良い人が世界を良くするいつものジブリ作品は眩しすぎる…
自分がなぜゲド戦記が好きなのかが分かった
私も...
ジブリの全体の中では良くも悪くもない
火垂るの墓は悲しく戦争の辛さ悲惨さ。風立ちぬは病気と災害による恐怖。
紅の豚は飛べた豚。
ラピュタは天空の城まで行った少年少女。
トトロは夏の冒険。
借り暮らしは小さな勇気と善意の冒険。
耳をすませばは音楽と恋。
猫の恩返しは恩返し。
これ以外にも何個か作品見たけど、曖昧な記憶しかないからなんとも言えん。
俺が見て思った感想だけど、どう眩しいか分からんな…。
@@IN-pf5iq 要は陰鬱としてないものが多いってことなんだろうよ。火垂るの墓も主役は純粋無垢な子供で別に棘があるわけでもないし。ジブリは基本的にダメ人間がいない。ハウルも性格はアレだけど基本有能だからな
@@user-ob5dd5ku1u よう分からんな…眩しいって表現が。
ゲド戦記が言うほど悪くないと思ってたのが腑に落ちました。
小学生のころにゲド戦記を見た時、凄く惹き込まれるものがあって、きっとみんなも賞賛してるだろうと思ってたのに、
少し大きくなってから酷評された作品だと知ってちょっとショックを受けたなぁ
でも、やっぱり好きなのよね
まってめっちゃ分かる笑笑
周りの人たちも「ちょっとグロいから嫌い」とか、「見てて気持ち悪い」とか色々言われててすごく悲しくなりました。でもやっぱりこのゲド戦記からは何かをこみ上げさせるようなものがあるような気がしますね
ああいう世界観好き
めっちゃわかる！
影とか誠の名とかの話が小学生からしたらめっちゃレベル高いし、アレンかっこいいし、蜘蛛悪役でカッコいいけど最後めっちゃ怖いし色々新鮮で刺激的で絵柄もパステルカラーで全体的に綺麗だから、大好きだった
理由がなくても悲しくなったり、なんとなく苦しかったり、やるせない自分に嫌気がさすようなそんな時期があったので、そんな自分にとってはゲド戦記がとても染みました
アレンが父を殺すということと、
五郎監督がジブリ(駿作品)の伝統を覆す
ということが掛かってるのかもね。
自分はゲド戦記、普通に面白いと思ってた。悩みの浅さも自認する凶暴性も、アランの未熟さを引き立ててて、まさにセカイ系
確かに、若い頃に見たから
とても見やすかった。
自分と共通点があるような感じ
わいはガキだったのでなんにも考えずにてきとうにおもろいと思ってたんやぞ。なんか間抜けに見えるやないか。
@@user-qy7cw7kr3p 適当に面白いと感じる方が、作品を楽しめてる。
鷲はNHK見たいな感じがした
ワクワクはしない
ドキドキもしない
深みがない感じ
使う絵の具が少ない感じ
ゲド戦記の良さは圧倒的なビジュアルだよね。世界観が好きな人は好き。ロードオブザリングの世界観が好きな人はハマる
厨二病アニメとしては傑作だと思う。 中学生の頃に見た時はめっちゃ面白いと感じた。
マジで「ジブリ」っていう文脈から外してみれば傑作なんだよなぁ…。
@@user-ef8sp1ub9t
だからかなぁ、ジブリとして見てたわけじゃない、その当時に中学生以下の人に好きって言う人は多いような気がするのは。
俺もその1人やからさ。
厨二病の意味が違うような
厨二病としては右腕に邪悪な力が宿るアシタカがカッコいい
これ厨二病なのか
むしろこの「拙さ」が好きです。
私はクリエイターや批評家ではありませんので、作品の構成や演出に関する拙さはあまり考えていませんが、一鑑賞者として観ているとキャラクターやその台詞、ひとつひとつ少しずつ拙く感じます。でも、この作品は命の話をしていて、そして生き物は本質的に拙い。
人によっては鑑賞が辛いものかと思いますが、私はなんだか暖かい気持ちになります。これもきっと命の姿だよなぁって思う。
だから好きですね。
生々しいんだよなぁいろいろとゲド戦記はw
アレンイケメンだし剣抜くシーン厨二心くすぐるがら普通にすき
あのイッちゃってそうな目がすきなんだよな
絵のタッチもこのままがいいなー
ゲド戦記の虚ろな感じが大好き
魔女の魔法が解けて目が真っ黒になるとことか、最高じゃないですか？
ゲド戦記って原作みたらかなり面白くて、どうして映画パッとしないのか不思議だったんだよね。原作読んだ後に映画見直したら、原作読んだ時想像してた世界観というか人物像と全然ちがくてビックリした記憶ある。
他人の作品に「俺らしさ」をぶっこむ昔の自己主張と癖が強いアニメ監督みたいなね。
ラピュタくらい話を膨らませて気持ちいいくらい魔改造するんなら納得も出来るけど
ゲド戦記は話が膨らまないどころか脇役キャラクターを改竄して
若き青年の悩みなんていう小さくて閉じた世界に焦点を当ててチマチマやるもんだから、もうね。
ゲド戦記を原作にする必要あった？って思うわ。
それこそセカイ系のラノベを原作に選べば良かったんだよ。
初めてで作れるんだからクリエイターとしては実はとんでもない才能だと思う
高畑と駿は性格がマジでヤバい人達だから、人間として比べたら吾郎がかわいそう
原作好きだった人間としては最初は なんだこれ？って思ったけど、何回か見るウチにこういう側面が描かれるのも良いかと思った。
原作含めて自分の理解の幅が広がる気がするよね
小学生の頃から何度も見てる。
駿監督の作品が日差しの暖かさなら、
勲監督の作品は沈んだ沼の生温かさって感じ
ルグウィン原作のゲド戦記が好きだから、同じ作品なんだと扱われるのはほんとにイヤなんですが
同じ要領でこれは宮崎駿アニメではないということですね
吾郎さんの同人作品なのだと認識してます
当時ジブリの中古のDVDが売ってて、ナウシカとかラピュタなどが、何十年もたった作品なのに4千円台だったのに、まだ２年もたって無いゲド戦記が２千円台だったのに、滅茶苦茶驚いたのを覚えている。
ポニョは2千円より安かった気がします
ゲド戦記は原作読んだ身からすると、原作の精神性が改変(改悪)されてるのが減点対象なのよね
アレンの闇は思春期特有のそういう感情だからフワッとしてて当然でそういうアンバランスさがこの作品の均衡の崩れた世界観とマッチするようにできてる。問題は原作選びが良くなかったことかな
設定を知らない状態で見ても分かるような映画じゃないから、本当の名？なんで二重人格なの??ってなって面白さに到達する前に理解に時間がかかってしまう
まだ十数年しか生きてない経験から考えると、もう何年かしたら良く思える作品なんだろうなって思います。
いや、クリエイター視点でみればトシオ程度にはみえる程度の駄作だよｗ まぁ ゲド戦記だからゲドを主人公として彼が出会ったサイコパス小僧って視点でみたら、多少見れる映画
セカイ系で全部腑に落ちた…
確かに言われると主人公の表情に違和感しか無かったなあ
ゲド戦記原作ファンでジブリファンだった身としては、なにもゲド戦記でこれをやらなくても良かったろうに…と長年思ってきたんですけど、そうか…そこは偉大な父の血を引いていたんですね…。
俺正直ゲド戦記が1番好きなんだよなー
原作ファンとしてはやっぱり駿監督でやってほしかった…
あの重厚さを知っていると映画はちょっとあまりにも…
原作そのままやっても、映画向きじゃなくないですか？盛り上がりどころがなさすぎる…それこそ原作知ってる一部の大人しか楽しめない…
当時皆んなクソ作品とか言ってて、自分は面白かったのにな〜共感してもらえないと思ってたけど、時間が経って評価変わる人が増えて嬉しいです。
わかるわ〜
俺も初見で良さを見抜いてたんだけど周りの評価が反対で、なんでみんな理解できないんだろう？って思ってた
自称評論家とか映画レビュワーとかいうロクでもない人間どもが決まってこれを観て叩いて、それをみて「やっぱクソなのかなあ」って思っても、自分が「好き」と思った感情は貫き通していけ。
定食屋の例えが秀逸すぎる笑
ゲド戦記みんな失敗とか言ってるけどどこが？と思ってた。
毎回泣く。
自分もゲド戦記結構好き。
どのへんでｗｗ いや・・主人公が奮い立って抜けなかった剣を抜いて反撃に転じたけどぜんぜん役立たずで、女の子に助けてもらう辺りは情けなさ過ぎて俺も涙を流したかも
失敗ではない。この人たちの基準が高すぎる。
ゲド戦記が好きだって思い続けて良かった。
好きなら好きでいいやん。
人の批評なんか関係ない
ジブリ作品は何度も見て理解を深めていくのですが、ゲド戦記だけはそうしなかった。最近になってテレビ放映を録画して何か気になって繰り返して視て良さが分かった気がした。良さに気が付くのにえらい時間がかかった作品だった。
長嶋一茂でめっちゃ腑に落ちたw
俺も2代目だから宮崎吾朗さんの大変さわかるんだよな…
自分は親を意識してなくても周りが意識しちゃうやりづらさもあるだろね。
ゴロウの作品は洗練された作品と比べると2流っぽさがあるけど、芸術作品のように感覚で楽しむには良いんだよ。
ゲド戦記は内容難しいくて苦手だけどテルーの唄は大好き！！
めっちゃ分かりやすい！
勉強になります！
貞本さんがキャラデザしたゲド戦記があったら、すごく面白そうですね！
テルーの「死ぬことがわかっているから命は大切なんだ。」みたいな聖の部分には光る物があるのに、
それに対するアレンの闇の部分はいまいちパッとしないなと以前から思っていたので腑に落ちました
吾郎監督は闇の引き出しが無い故に悪い人を描くとぼんやりしちゃうんですね、他作品でも本当の悪みたいなのはいませんし
悪く言えば中途半端。
個人的にはこの中途半端さが主人公の未熟さや幼さを感じれて良かったかな。
@@user-kt5lb2uf5v うむ…17歳故って感じかな…。覚悟を決められない…感じ？
@@IN-pf5iq それそれ。でも、最後の最後はなんか好感持った印象あるな………なんでやろ？
@@user-kt5lb2uf5v なんでかは分からないな…。最初から最後までなんで父親殺したんだおめぇ…しか思ってなかったから…。
結局、褒めているのか、けなしているのか分からないよw とも思ったのですが、岡田斗司夫的には、もはや可愛い甥っ子の仕事みたいな気持ちなんだろうなぁ。
ジブリアニメの神２人の世界と比較されて、鈴木敏夫に振り回される吾朗さん。辛いやろなw
ゲド戦記賛否分かれてるけど、個人的にはめっちゃ好きなんだよなぁ〜
小学生か中学生の時にゲド戦記を見て、個人的には面白く、周りが酷評ばかりしていた理由が全く分かりませんでした。この動画を見て、周囲の人たちが当時、どの様な視点で見ていたのか、少しだけ分かったような気がしました。
私も、私が何故この映画が好きなのかよく分かった
良い人が良い事をする話は沢山あるけど、人間らしさ、人間の弱さを描くものの方が私は好きだわ
素晴らしい解説
「ケーキうまうまー」って言ってご飯に気づかずに終わっちゃいましたわwww
ゲド戦記は芸術作品。しかし多くの人がジブリ映画に求めてるのは娯楽作品。好きか嫌いかは人それぞれだけど、見てハッピーになれる作品ではないですよね。まあ、駄作という意見が多い理由は、声優の棒読みだと思いますが…。
この方…もう少し伸びてもいいと思うんだけどなぁ
ジブリの中で1番キャラクターたちの声が好きな作品
アレン人間味溢れててめっちゃ好こ
主人公のダメさが歳を重ねる毎に愛おしくなって来ますよ。
コナンとかパズーみたいな日向を歩いてるヤツばっかじゃないんだよ♥️
昔一度だけ金曜ロードショーで見たことがありますが台詞のない静止絵を見せられていたと記憶しています。
先生のいう薄め過ぎたカルピスその物でした。
私がゲド戦記が好きな理由がよく分かりました。ジブリファンは勝手な期待があったからなんだか思ってたのと違うってなってしまったのかもです。当時に比べれば、最近は「ジブリの中でゲド戦記が1番好き！」っという声が沢山あるし、私もその中の1人ですし、アレンの闇や世界観が今の時代だからこそ刺さるのかなと思いました。今から追い上げてきそうだなと思いました。
大人になって観ると普通に良いと思いました。
現実では、伏線を認知する事は不可能
ゲド戦記は感情社会が見える
ゲド戦記、死ぬほど人気ないしおもんないって言われてるけど、私は好きだなぁ…。
なんで？とか、おもんないやんって言われても、好きなんだもの…笑
わかります。私も、なんで？って思われるけど、もののけ姫と並ぶくらい、好きな作品です🙃
ジブリをずっと好きな人にゲド戦記おもんない言われる気がする。この動画見て思った。
私は元々ジブリが好きじゃなかったからこそ、最初からセカイ系と思って（セカイ系という言葉を知ったのはこの動画が初めてだけど、ゲド戦記はそんな感じの物語）観ていたから、最初のハードルをクリアした
あとは、表現の仕方が下手っていうのがわからないほどの素人だからっていうのも勿論あるんだけどね
@@hh_1_hh ゲド戦記、いいですよね〜！
仲間がいてくれて嬉しいです🥰
@@user-wv3yz8vu3n 確かに、表現の仕方が下手なんて感じないからかもしれません…！
私は、ほかのジブリの作品は眩しすぎて…。
大きな悩みも、戦うための大義もないから分からないけど、無力感とか陰鬱とした感じとかは何となくわかるので、作品の雰囲気と自分の感性がうまくマッチしたのかもと思っています🤔
@@mihi_xxx_ はい！🙃🙃何故かマイナーに見られるけど、いいものは！いい！と感じるんですもん👍仲間〜＼(^^)／私も嬉しいです！
新しい見方で面白いです
ゲド好きだけどジブリとしては〜って言われると確かにってなったわ
最後の吾郎くんの人なりの分析笑った
エンターテインメントとして見る作品ではなく、
「こういう話もある」というラノベ的に見る作品というのは的を得てる気がします。
アレンがどうしてあそこまで情緒不安定なのかは父殺しからの罪の意識による「死にたい」から始まり、
やっぱり「死ぬのが怖い」というところの狭間に立っている、ある意味での鬱状態だからかなと。
重圧な「自暴自棄」状態に入ってるアレンにとって「命」という概念そのものが非常にあやふやになっているから、
状況が死に近い場所に立っていると、どうにでもなれ！というような表情すら出てしまう凄く危険な状態。
その状態のアレンが話の中でやがてテルーに出会い、「命を大切にしないヤツは嫌い」と言われて、変化が始まる。
唄を聞けばいつの間に泣いてしまうほど、直情的かつ素直で無垢に近いアレンそのものの心の輝きが現れ始め、
ふいに突如訪れる自分の心の闇（デストルドー）というものに苛まれたときも、ゲドが刃ごと受け止め助言を授ける。
そして遂には、クモに「命と向き合え」と促すような発言までするに至るほど精神的な安定を得て完結へ至る、と。
この作品で伝えたいことは、段々と命の意味を見つけて成長する「闇（病み）と光（命）」の物語という事にあるのかも。
映画として見るとつまらないというのは、ジブリが普段与えてくれる「娯楽的快楽」を与えてくれる部分の有る作品ではなかったからでしょうね。鬱の碇シンジが順当に成長して真人間になるような、思春期モノだとは誰も思ってなかった。それを理解したところで「ジブリ作品」として見ても微妙すぎるし、他のスタジオが作っても微妙だったでしょうけれど…。
鬱状態のアレンをずっと見せられても辟易するだけですし。そもそも、最初に罪を提示している時点で、最後まで罪人ということに変わりないから少し冷めて見えてしまう。どれだけ成長しても悲劇的だからです。また、この手の真面目な話は割りと世界観の説明が重要になってくると思いますが、映像でテンポよく・言葉で言わなくても分かって貰えるようにする処理が上手いジブリにしては、ゲドはちょっと下手だったかなという点もあるかと思いました。
でも、面白いかとかはともかく「テーマ」はあって、やろうとしている意味も意図も「作品」にはあるんですよね。
ジブリ映画としてのゲド戦記は、大衆受けはしない「見る対象を選ぶ」作品になってしまったとは思いますが、
ある所では存在するだけの意義をもっている可能性はあると思います。
別にこの作品でなくても、うまく処理している映画などいくらでもあるという話にはなってしまうのでしょうけれどね…。
ゲド戦記のジブリっぽいところはめちゃくちゃ好きだし、主人公以外は凄い響くしその雰囲気に合わせた演出感好きだけど、いつも何かが引っかかってパッと入ってこない感じがした理由が明確になりました😂
宮崎駿監督が描くジブリ(物語)と宮崎吾朗監督が描く物語は胸に刺さるにも意味が違うというか、ゲド戦記を初めて見た時親にどういうこと？と聞いたことを覚えています、そして胸が苦しく感じるのも覚えています。ゲド戦記は最初からそういう意味の持った作品だったのかなとこの動画を見て少しスっとしました。
作品を分析して、無理矢理自分を納得させたり、周りを説得するのもいいけど、
理屈とか伏線とか、こう観るべき、とかじゃなくて、何の前情報もなしにただ無心で観て心を揺さぶられるかどうかでいいんでは？
高々2時間位の映像作品をここまで深く考えないと面白さがわからないってのが人を選ぶわ
ゲド戦記の音楽ほんと好き
前まではゲド戦記心の底からって言うかそんな好きじゃなかったけど今はもうほんとに好き
「通」の皆さんには作品の癖とか、期待するものが違っていて、合わなかったったという解説。私自身は映画館でふつうに楽しんでましたよ。
ゲド戦記好きで何回も見るのを夫に理解されなかったけど自信持てた。エヴァ好きだしひぐらしは青春だったわ。
小さい頃見た時面白いと思いながら見てたけどジブリを知らずに見たからこそ面白いと感じた作品だったのか
今流行ってる鬼滅の刃の主人公もジブリ主人公ぽい
ぼくが日本語が好きになった理由は
日本語特有の美しさだったと思います。
日本語の単語一つ一つには、その意味を込めようとする大切な思いがこもっている、外国人にまでその思いがはっきり伝わります。日本の方々はぜひ日本語に対して誇りを持ってほしいです。こういう美しい言葉を母語として使っている皆さんは幸せ者です。
日本語を愛している韓国人より。😋
進撃の巨人やリゼロの作者が抱える闇は常人には想像もつかないもんな。
こういう万人受けしない後味悪い映画が好きなんだよね
昔ジブリ好きの人になんの作品が好きか聞かれてゲドと答えたらはー？みたいな言い方されたけど、今では自分も正しかったと思える。好きだー
ゲド戦記が大好きな理由が分かりました。。。
理由は自分で見つけるものだけど？
映画見た瞬間これ好きって思える映画じゃないと本当に好きだとは言えないよ？
@@user-em8cc4be5x どうして貴方に自分の気持ちを決められなきゃならないんですか？何様ですか？
@@user-em8cc4be5x
あなたは理由を「見つける」って書いているけど、コメ主は「分かる」って書いてあるでしょ？
この言葉の違いってさ、「見つける」はその事象を「見てその場で」意味付けをしてるって感じだけど、「分かる」って言うのは「見た」時点では「好きってこと」は感じたけどその「理由」まではまだ見つかっていないって感じなんだと思う。
んで、この動画を「見て」その「理由」が「分かった」って言ってるんだから、その分からなかった部分を理解したんだよ。
別に好きじゃないとは言ってないし、それどころか大好きって言ってるの。あなたは、そんなゲド戦記を好きな視聴者にね、全く見当違いでそれどころか人を逆撫でしかしない言い方で批判したわけ。そりゃムカつくでしょう。
ゲド戦記ってメンヘラ男女が好きって言うイメージある
21世紀になってからものの5年で新作アニメが萌え本位になり
規制で半端な色気とそれを補う空元気の賑やかしで溢れ
アニメのキャラクターが操り糸の見える人形だらけになっていたから
大舞台で人の悩みを主題に描くアニメが出てほっとしたのを覚えている
当時角川に因縁つけられて時かけアニメやブレイブストーリーと並べられてたのもあり
ジブリ映画と見ていたのではなく単に一個の長編アニメ映画として見ていた
映画観てなくて原作好きです。
原作の深淵さと陰影、希望などを全部ラノベセカイ系に変えちゃうなんて、それならゲド戦記の原作を使う必要なかったのでは？
岡田さんの解説のおかげで、この作品を観たくなりました。
なんかみんなすごいな、俺は普通に面白いで完結しちゃったよ、ただこういうの聞くのって自分以外の価値観を知れるから楽しい。
普通に面白いと思えるのも一つの才能だよ
@@theresagreatbigbeautifulto9315 、まぁその「普通に面白い」というフレーズが酷評する側的にはキーワードなんだけどねｗ
全ての疑問が繋がってしまった🤦♂️感動
ゲド戦記好きだから定食屋の話でゲド戦記が嫌いな人の理由がよく納得できた
悪い所がある主人公が好きなんだよなぁ
わかる
ゲド戦記ってタイトルで合戦シーンを期待してました。
それもジブリ得意のモブ(群衆)シーンで、実写映画で言えば乱や敦煌のような集団戦を、しかし見事に裏切られました。
この映画の酷さは筆舌に尽くしがたいと思っていたのですがこの解説を聞いて凄く納得しました。ジブリ(宮崎駿)作品の見た後の余韻の長さ数日は続くが大好きで凄く好きなのでこういう考察も含めてみると更に楽しめます
ジブリと思って観たらジブリっぽくないなぁって最初に感じた違和感の謎が解けました。違和感あるのになぜか引き込まれてなんか好きな作品。アレンの逝ってる顔とかホントにシンジくんやエレンですね！ジブリを忘れた目でもう一回観たくなりました。
ゲド戦記すき
ゲド戦記好きだな〜
多分自分とアレンの性格が似てて
感情移入しやすいからやと思う
シン・ゲド戦記が待たれるということですね
個人的にヒロインの言葉なんか好きだなぁ
気休め的に・・・
小学生の時にゲド戦記見たけど、ラスボスが怖そうな演出のわりに大した悪党じゃなくて「はあ？！」って思ったのを覚えている。
監督の中に凶暴なものがないのなら極悪人を描けないのも納得が行く。
ジブリ作品として出さないで新しい感じで出したら面白かったのかな？また違う話かこれは
4:08 「伏線が回収されてないものがちゃんと宮崎駿の中でつながるからですね」
どういうふうにつながっているのか解説してほしかった……
ゲド戦記は原作の本があるから、貴方は本を読んでからもう一度観てください
俺はゲド戦記は最初から大正解だと思っています。
ゲド戦記はハイタカの物語です。
アレンが主人公ではありません
もう一度言います。
ゲド戦記はハイタカの物語です
ゲド戦記原作も映画も好きぞ
もともと原作大好きで映画化して飛び上がるほど喜んでたし、面白くて原作とちょっと変えてる所とかもあって良かったです。
唯一感情移入できなかった作品でしたが、理由がわかりました！
別に感情移入しようとしなくていいやん
@@user-em8cc4be5x するのはその人の勝手やろ
いや、原作者を蔑ろにしておいて中途半端にしたのがダメだよね。
突き抜けないならちゃんと原作者と原作ファンが喜ぶ様なのにしてくれたら。
無視するんだったら突き抜けてそうゆうのも良いよねって言わせるくらいじゃないと。
ゲド戦記、なんかめっちゃ気が散る映画だった
「ジブリ映画」を期待しても、「ル・グインのゲド戦記」を期待しても的外れになってしまうのだとしたら、やっぱり貶されてしまうのはしょうがないような気はしちゃいますね…。やりたいこととそれをやる環境が絶望的にマッチしてない。
アンチ早尾をしたくても、親父の土壌でしか作品をつくれない情けなさが、この作品ににじみ出てるよねw
ゲド戦記は面白い、DVDとポスター買うくらい好き
私はゲド好きです
世の中の比喩揶揄のオンパレードだけど、結局自分を見つけるのは自分だ。的なところが、ジブリワールドだなぁと見てしまいます。
岡田さん
映画見た後
ハヤオは吾郎を認めたっていってるけど
RUclipsでハヤオがゲド戦記見た後
明らかにハヤオ ぶちキレてたけどなあ
監督自身に「業」と呼べるものが小さすぎるから、逆に《コクリコ坂》くらいでまとめるのが丁度良かったということですね。あっちの方はストレスなく楽しめたので。
それそれ。狭い範囲しか知らない人が世界を語るから空虚になる。それこそがセカイ系の特徴。
そういう人は小規模な舞台、人工的な設定、少人数の物語をやったほうがうまくいく。米林監督にも同じことが言える。
なんとなく好きな作品で、どこか好きかと言われるとアヤフヤだったけど、話聞いてやっと納得できた。
岡田さんのお話にある、奴隷の少女の描写などから「主人公の無力さが感じられる」と言うところが自分自身と共鳴してハッとするのかなと感じた。完璧なハッピーエンドじゃない所が好きなんだと思う。
アレンが親父を殺すシーンはゴローニャが宮崎のじっちゃんに明らかに対抗している感じが伝わってきた
この出来で親父に歯向かえた気でいるのホント可愛い
ゲド戦記をセカイ系として見た事が無かったので、ハチャメチャにスッキリした…セカイ系か〜！！！好みの時は好みだけど、駄目な時は駄目なジャンルや…ゲド戦記に惹かれん理由わかったわ…。
目から鱗。
これからは面白くないじゃなくて好みじゃないって言える作品になったわ。
新しい視点をありがとうございます。
近いうちにもう一度見れたら良いな。