昔話を民俗学者が分析したら難しすぎたwww#17
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- Опубликовано: 10 июл 2024
- 今回は昔話についてです。「鶴の恩返しを分類してみよう」「太郎は何から生まれてくる?」「うさぎが狼を退けた手段とは?」など、昔話の意外な一面を見ていきます。
【ご視聴にあたって、あるいはご視聴後にご覧ください】
動画のご視聴ありがとうございます、語り手の黒川です。
今回の動画の内容について、昔話の語りの当事者の方から一部ご指摘をいただきました。
ご指摘いただいた内容は全文掲載いたします(了承いただいております)。
お話をうかがって分かったのは
・ご指摘くださった方と黒川との「伝承」への眼差しの差異
・黒川の勉強不足と内容自体の不足
があった、ということでした。
よって後者についてはここでお詫びさせていただきつつ、前者については「そっか、なるほどね」と納得いただければ幸いです。
不適切な主張をことわり無く展開したこと、また不十分な内容を語ってしまい、申し訳ございませんでした。
以下、いただいたご指摘です。
「最後のまとめが乱暴だなぁと思いました。
昔話について話すことと、昔話の語りを分けてほしいなと。
動画の中でも言われていましたが、昔話は口伝えの文芸で、独特の語り口や形式があります。黒川さんは昔話には類話や、複数のエピソードがくっついて出来た話が多くあることから、昔話は好きなように作り変えてもいいものだと思われたようですが、「こんな話があってね」というように話すことと、昔話を語ることと、ごっちゃにされているように思います。
昔話について面白おかしくきままに話すことはいいことだと思いますが、だからといってそれがそのまま語りになるわけではありません。昔話の語りは、独特の語り口を持つことで現代まで継承されてきました。上手な語り手の優れた語りだから受け継がれたので、その語り口は勝手に作り変えていいものではない、そのことについて一言も触れられなかったのが残念です。
昔話の語りについて、参考になりそうな本をあげておきます。
昔話の扉をひらこう amzn.asia/d/eUarlTI
昔話の語法 (福音館の単行本) amzn.asia/d/6j4ScTz 」
なお、ご指摘くださった方からは穏便なご教示をいただき、大いに学ばせていただきました。
この場を借りてお礼申し上げます。
ご指摘ありがとうございました。とてもありがたかったです...!
【目次】
00:00 昔話って何?
10:15 「鶴の恩返し」を分類してみよう
17:51 太郎は何から生まれてくる?
20:58 垢から人が生まれるのも、昔話では普通
27:53 白菜といえば『Ghost of Tsushima』
31:07 親指とたけのこから太郎は生まれない
32:55 化け物の天敵はなぜバレた?
43:00 「猿神退治」は起伏の激しい昔話
48:47 うさぎが狼を退けた手段とは?
54:41 うさぎに対する多様なイメージ
57:03 誤びゅうこそが伝承の本質
【参考文献のリンク】
◯小澤俊夫1997『昔話入門』(ぎょうせい)
amzn.to/3NZ6Mpq
◯鈴木知美2007「猿神退治昔話における〔秘密漏洩〕の一考察(上)」(西郊民俗談話会『西郊民俗』第199号)
cir.nii.ac.jp/crid/1521980705...
◯鈴木知美2008「猿神退治昔話における〔秘密漏洩〕の一考察(下)」(西郊民俗談話会『西郊民俗』第202号)
cir.nii.ac.jp/crid/1521136279...
◯野村純一1991『別冊國文學 No.41 昔話・伝説必携』學燈社
amzn.to/42uCiQy
◯福娘童話集 世界と日本の童話・昔話集
hukumusume.com/douwa
◯まんが日本昔ばなし~データベース~
nihon.syoukoukai.com/
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【黒川プロフィール】
筑波大学人文・文化学群比較文化学類卒。日本民俗学を専攻。民間信仰、口承文芸に主な関心がある。
「華の比文」と呼ばれた学科にいながらも菌糸じみた生活と交友を営んだ果て、今では変なスコップで穴を掘って糊口をしのいでいる(転職活動中)。
文化人類学、宗教学などにも関心があるが知識量は乏しい。いつかモンゴルを徒歩で横断したい。永遠の夢は作家。
Twitter⇨ / yuru_kurok
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個人RUclips⇨準備中
【浦下プロフィール】
東京学芸大学教育学部卒。A類音楽選修にて器楽(チェロ)を専攻。
今もひたすら熱く楽しくチェロを弾いている。
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#昔話 #ゆる民俗学ラジオ_昔話
【ご視聴にあたって、あるいはご視聴後にご覧ください】
動画のご視聴ありがとうございます、語り手の黒川です。
今回の動画の内容について、昔話の語りの当事者の方から一部ご指摘をいただきました。
ご指摘いただいた内容につきましては、末尾に全文掲載いたします(了承いただいております)。
お話をうかがって分かったのは
・ご指摘くださった方と黒川との「伝承」への眼差しの差異
・黒川の勉強不足と内容自体の不足
があった、ということでした。
よって後者についてはここでお詫びさせていただきつつ、前者については「そっか、なるほどね」と納得いただければ幸いです。
不適切な主張をことわり無く展開したこと、また不十分な内容を語ってしまい、申し訳ございませんでした。
【参考文献のリンク】
◯小澤俊夫1997『昔話入門』(ぎょうせい)
amzn.to/40N3CbH
◯鈴木知美2007「猿神退治昔話における〔秘密漏洩〕の一考察(上)」(西郊民俗談話会『西郊民俗』第199号)
cir.nii.ac.jp/crid/1521980705250256768
◯鈴木知美2008「猿神退治昔話における〔秘密漏洩〕の一考察(下)」(西郊民俗談話会『西郊民俗』第202号)
cir.nii.ac.jp/crid/1521136279895254656
◯野村純一1991『別冊國文學 No.41 昔話・伝説必携』學燈社
amzn.to/43gFPCC
◯福娘童話集 -世界と日本の童話・昔話集-
hukumusume.com/douwa
◯まんが日本昔ばなし~データベース~
nihon.syoukoukai.com/
以下、いただいたご指摘です。
「最後のまとめが乱暴だなぁと思いました。
昔話について話すことと、昔話の語りを分けてほしいなと。
動画の中でも言われていましたが、昔話は口伝えの文芸で、独特の語り口や形式があります。黒川さんは昔話には類話や、複数のエピソードがくっついて出来た話が多くあることから、昔話は好きなように作り変えてもいいものだと思われたようですが、「こんな話があってね」というように話すことと、昔話を語ることと、ごっちゃにされているように思います。
昔話について面白おかしくきままに話すことはいいことだと思いますが、だからといってそれがそのまま語りになるわけではありません。昔話の語りは、独特の語り口を持つことで現代まで継承されてきました。上手な語り手の優れた語りだから受け継がれたので、その語り口は勝手に作り変えていいものではない、そのことについて一言も触れられなかったのが残念です。
昔話の語りについて、参考になりそうな本をあげておきます。
昔話の扉をひらこう amzn.asia/d/eUarlTI
昔話の語法 (福音館の単行本) amzn.asia/d/6j4ScTz 」
なお、ご指摘くださった方からは穏便なご教示をいただき、大いに学ばせていただきました。
この場を借りてお礼申し上げます。
ご指摘ありがとうございました。とてもありがたかったです...!
8:28 【「とっぴんぱらりのぷう」について】
学生時代に習った話なので出典は曖昧ですが、この結句に意味はなかったと同時に、意味がないこと自体に意味がある、ということも聞きました。
昔話が語られていた当時は、一つの家(大抵は村で最も有力な人の家)に村人が集まり、その家主が語り手となって物語を共有したとされています。
そして語り終えた後で、「今話した昔話は、私たちにはな〜んも関係ない話だからな?わかったか?」という含意を込めて、「とっぴんぱらりのぷう」を挟んでいた、とのこと。
つまり、意味のないことを言うことで、現実と虚構の区別をはっきりさせる役割があった、ということでした。
しかし繰り返しますが、出典は曖昧なので、間違っているかもしれません、すみません。
風呂に入りながらきく垢太郎。いつもより念入りに垢すりをするなどした。
12:07 「浦下君なんでキャッチできたの?」感がすごい。
すごく面白かったです。
鶴の恩返しですが、多摩動物園で見た鶴の鳴き声がギーギーと超うるさくてまさに機織り機の音でした。
ウサギとカメの続きは、亀はうさぎに勝ったから空も飛べると調子付いて崖から飛び降りて落ち、甲羅がひびだらけになったというのをどこかで読みました。
「それは君がぱらりのぷう」で一生笑った
それはコメ主がぱらりのぷうだからですかね。
12:07 ここの2人のジェスチャーがよくわかんないけどなんか意気投合してて好き😂
秘密漏洩のモチーフで真っ先に思い出したのは、「ここには隠れてませ~ん」と叫ぶことでかくまっている場所がばれる、という吉本新喜劇の伝統的ギャグ。
分かってたけど、飛ばしていいと言われた前半もめちゃくちゃ面白い!
1:57 突然ハモる音楽家
12:26 突然の自慢
お二人が笑い合ってるのが微笑ましくて大好き😂
落語もだいたい昔話の定義に当てはまるなぁ
師匠から口伝で伝わり、まくらのパターンがあり「おあとがよろしいようで」で締めるところが一致してる
黒川さん「不勉強なところがあるからわからない」とちゃんと言いながら、でも、ちゃんとわかりやすい面白い話持ってきてくれるのいいなぁ
「とっぴんぱらりのぷぅ」は同年代なら通じるのですが、自分の周りでは転じて『他人の惚気話の後に聞き手がヤレヤレと返す言葉』になってます。
面白い!笑 素敵ですね
@@yuruminzoku
蛇足ですが、最近はもっぱら「はいはい、トピパラトピパラ」と略しつつ繰り返し言葉にして使ってます笑
そしてトピパラと呼ばれたひとはもうそれ以上は惚気てはいけないという暗黙のルールがあります😂
しっぺい太郎、子供の時に父親がよく聞かせてくれたのですごく覚えてる&好きでした。
徳島ですが、名前は「早太郎」で
踊りながら「信州信濃の光前寺 早太郎に知らせるな どろつけどんどん どろつけどん」と歌うというものでした。
多分後半は地域か、我が家系か父ののアレンジが入ってそうだなぁ…と今回のを聞いて改めて思った次第です。
そういった差異も面白いですね。
12:45 黒川さんのウィ〜に合わせて字幕流れるの地味におもろい
20:17 「名前取られちゃうよ」エモみがある…千と千尋の神隠しの話もゆる民俗学的な黒川さんの目線でお聴きしてみたいです。
(あか太郎について)体の汚れを洗うと特別な命が生まれる、というストーリーは、記紀で伊弉諾尊が黄泉から帰ったときの話みたいです
NHKの朝の連続テレビ小説に『どんどはれ』がありましたが、これも岩手県遠野地方で「めでたし、めでたし」を指す言葉みたいですよ!
婚姻・異類女房譚って聞いて、
「あぁ、"人外もの"ね」って変換された僕は多分、何かに毒されている。
学術的な分類のはずなのに全部pixivのタグ付けにしか聞こえないよぉ…。
燃えますよね
タイトルが大衆向けになってて、本家と別の味を出してきてるの好き
キャベツは江戸時代に鑑賞用のものが入ってきているので、「物はあるけど一般人は知らない」類のものだと思います。
どっちにしても昔話には出てこないよな…と思いつつ、でもワンチャンありそうなのはキャベツだよな…と思ってしまった。
でもこれ系のやつ昔からあったのがあるよな…と思い出したのが「レタス」
こいつは平安時代からあるので、選択肢に入れておくといい感じに混乱できたのかも。
チシャという名前で食べられてたのがレタスだそうで。チシャ太郎ってありそうだけどないのかな。
「鶴女房」の話型というと木下順二作の戯曲「夕鶴」を思い出します。
夕鶴では名を「与ひょう」という若者と「つう」という女性との婚姻譚となっています。
昭和40年代の中学国語の教科書の一部にも採用され、異類女房型が広く知られる一助となったそうです。
なお、「夕鶴」は團伊玖磨の作曲によりオペラにもなっています。RUclipsでも見られますよ。
浦下さんがボソッといってる「どうなってんだこの知識は……」を鬼リピしてしまう、👏
「とっぴんぱらりのぷう」は、吉四六さんとか出てきた昔話であったかなあ
「どっとはらい」とかもあったかな
「とっぴんぱらりのぷぅ」は可愛くていいなあ。
うちの地元じゃ「昔こっぷり、トビのクソ」ですからね。
早太郎の地元信州民です。
ところで、犬を呼んだ側の土地では「しっぺい太郎」で伝承され、犬の地元(南信)では「早太郎」の名で伝承されてますが、
この状態だと狒狒が天敵の名をうっかりしゃべっても相手にたどりつけないのじゃないかととても不思議です。
南信では、ついうっかり早太郎の戦隊もの?映画ができてしまうほど地元に根付いた昔ばなしですよー。
「霊犬戦士ハヤタロー 伊那谷幽玄の戦い 」
ご当地「しっぺい太郎」ですが大分県中津市山国町では「犬頭太郎」でした。若者と一緒にヒヒを退治する話で、退治後は犬の王「犬王丸」に名前が昇格しています。今でも「犬王丸」のお墓といわれるものも残っていて、地名にも残ってます。
秘密漏洩の話、他の方のコメントにもありましたが、「大工と鬼六」ほか鬼と約束をする話や、ルンペルシュテルツキンの話も同じ構造で面白いですよね。他には「おむすびころりん」の話で穴の底でネズミがおじいさんに歌う餅つき歌の中に「猫の鳴き声は聞きたくない」みたいなフレーズがあって、よくばりなおじいさんが宝を独り占めしようと猫の鳴きまねをしてしまう…という話も、弱点を歌に歌い込んだ話ですね。歌で弱点を知ってもそれを使うのが正解ルートじゃないパターンって意外と珍しいんじゃないかと思いました。
「とっぴんぱらりのぷう」は小学2年 国語の教科書に載っていた『きつねのおきゃくさま』に出てきますね。小学生の時にミーム化していました。
どこかで聞いたことあると思ったらそれかー
ゲーム『風来のシレン2』では敵キャラの解説を読めるのですが、
中には(開発陣の遊び心で)民話を語るような文体の解説文も混ざっており、自分はそこで「とっぴんぱらりのぷう」を知りました。
他で聞く機会もないのに20年経って覚えているあたり、昔話を伝承するのに相応しいインパクトを持ったフレーズなのかも。
40年くらい前に愛読していた『日本のこわい話』にしっぺい太郎載っていました!最近メルカリでゲットして子供にも読ませています。
その本では化け物達は
「あのことを聞かせるな
しっぺい太郎に聞かせるな
出羽国の横手の
しっぺい太郎に聞かせるな
すってんてん
てんころりん」
って歌ってます。
しっぺい太郎の話、大好きでした!
『まんが日本昔ばなし』のアニメ絵本がすごく面白かったので、他の子ども向け昔話の本で、しっぺい太郎の話が出てきたら何回も読みました。
色々なバージョンがあり、戦ったしっぺい太郎が死んでしまう話は残念で悲しかったので、雄々しく生き残ったしっぺい太郎を僧侶が故郷まで送ってくれる話が好きでした。
何十年も前に覚えたので正確ではないと思いますが、宴の歌を記憶しています。
「あのこと、そのこと、聞かせるな。近江の山の長浜の、しっぺい太郎に聞かせるな。すってんすってんすってんてん」
「聞かせんな」だったかもしれません。リズムが良かったので頭の中でずっとループしてました。どんな曲調なんだろうと考えるのも楽しかったです。
今あらためて書き出すと、地名まで言ってんじゃん! と、おかげさまで再度おかしみを感じております。
とても面白かったので、また民俗学的視点から昔話の分析をしてくださると嬉しいです。
私は、婚姻・異類通い婚譚の神木型や白蛇型が好きです。
語り手、聞き手、時代によって変わっていくのが昔話の本質であり面白さ
という考え方が好きだなぁ。
近ごろは昔話の残酷な表現を改変していく動きがあって、それを良くないとする意見もよく聞くけれど、
昔はこう語られていたという記録もあって、今に合った語り方もあって、というのが平和でいいですね。
とっぴんぱらりのぷぅは何だか分からないが煽り性能高くて面白い😂
悪口でもないけど煽り味が強い
ひょっとして「めでたしめでたし」から「おめでたいやつだなぁ」みたいな意味になってる?
イギリス民話「トム・ティット・トット」も、「俺の名を当ててみろ!」と言った小人が、自分で歌ってバレるという愚かな話ですね😅
「ルンペルシュティルツヒェン」というのもグリム童話にありますよね。世界的にある型なんですねえ
小さい頃絵本読んでもらうのめっちゃ好きでなんの昔話か忘れたけど古いものの中に「とっぱらりんのぷぅ」って記載があって爆笑してた記憶があるな…
婚姻・異類婿/女房譚が好きなので、今回はテンション上がりました
自分が記憶できていたのは「破局を迎えるか否か」の分類だけでしたので、狐女房以下の分類は新鮮なお話で面白かったです。
ぷうがよぉー雑で好き
>キャベツは丸いから中から太郎がポンと出てくるかも
ヨーロッパでは子供はキャベツ畑から生まれるからね
フランスではキャベツ型のお菓子(クロカンブッシュ)で子孫繁栄願うし
桃太郎の本来の話に関してはモチーフとして桃には
古代中国の伝説で不老長寿の妙薬で仙人の食べ物として
知られているため、それが若返りという流れの由来で
あると思われます。
桃源郷は仙人の住む地で桃が多く群生している
理想郷のことです。
桃太郎の話に関しては鬼が到来する方角である
鬼門 (北方・丑寅) の反対である裏鬼門 (申酉戌) を
家来として相手に配したものらしいです。
鬼は牛の角を生やしていて虎のパンツを穿いていますが、
これも鬼門である丑寅からきているみたいです。
今丁度めっちゃ怖いホラーweb小説読んでてそれに女の生贄要求する猿神出てくるから元ネタこれかあ〜ってなった
民俗的な雰囲気のある良いホラーだからこのチャンネル見てる人は好きそう
「近畿地方のある場所について」ってやつ
このコメントみて即検索して一気に読んだ
めちゃくちゃ怖かったけど良かったです
異類婚姻譚と貴種流離譚しかしらないので、全部の譚が知りたいです!
宗像教授伝奇考という漫画に、『雪女』にさまざまなバリエーションがある事をモチーフにした回がありました。
猿神退治みたいに弱点が本人ではないにしろ別のところから漏れてしまう描写、ゲームのシナリオとかでも散見されますよね(ペパマリのランペルとか)
思えば子供向けのゲームシナリオってどこか昔話っぽさがありますし、時代を超えて子供に馴染みやすい普遍性があるのかも……?なんて思いました
「俺様は無敵だ! しっぺい太郎でも出て来ない限りな!」って言ったせいで負ける4コマ漫画みたいな悪党、大昔からいたんですね。
太宰の「御伽草子」で兎を女性(少女)の比喩と見なしていたのが、今回紹介されたおとぎ話におけるうさぎのイメージとしてかなりしっくりきました。
楽しみに待ってました!
新潟県内の我が故郷では、
冒頭句は「あったてんがの~」、結句は「息がポーンとさけてしもた。なーべんした(鍋の下?)ガーラガラ」でした。
待ってました…!
秘密漏洩のモチーフと言われて頭に浮かんだのは魔法陣グルグルの最初のボス🤣
「肩のうしろの2本のゴボウのまんなかにあるスネ毛の下のロココ調の右」ですか?わかりません。
@@user-eo8dh2kw7o 肩車して後ろ向きに乗り2本のゴボウを持った歌舞伎顔の男ですね
猿神退治では霊犬早太郎伝説は有名ですよね。
静岡県磐田市が猿の本拠地で、見付天神 矢奈比賣神社に伝説が残っています。
昔は当神社で、しっぺい太郎という犬が実際に飼われていました。
長野県駒ヶ根市の光前寺がしっぺい太郎の居た寺だと言われており、最近はゆるキャンで紹介され有名になりました。
これが縁で磐田市と駒ヶ根市は友好都市の関係にあります。
ただ同じような伝説は日本全国に分布しており、岡山県津山市一宮の中山神社の摂社・猿神社に伝わる話が有名です。
今昔物語集の美作国神、依猟師謀止生贄語といい、この場合は猟師と犬二匹ですが、犬も猿も生き残ります。
また漫画宗像教授シリーズでは、稲作生活になる前の狩猟生活をしていた古代では、猿は同じ果物を取り合う敵であり、猿と戦ってくれる犬は仲間・家族という関係だけではなく、感謝、果ては信仰の対象となっていったのではないかと言われています。
今は猫が犬よりも飼われていると言われますが、人の最も古いパートナーは犬なんですよ…。
たまには思い出してあげてね…。
しっぺい太郎は藤田和日郎先生の「うしおととら」の中でも大好きな話なので、楽しく見させてもらいました!
異類女房譚…いい言葉を知りました
これを待っていた
私のハンドルネームはこの回のためのようなもの
アップ直後に見れた…うれし
最近の楽しみがこれ
垢太郎のゴーレム感よ…
踵太郎は逆アキレウスなのか?
長尺マジで助かる
あくと太郎が死んだ妻のかかとから出てきた時の、お父さんの気持ちを思うと凄く苦しい、突飛な話の全体を見ると面白おかしいけど、起きた出来事を考えると、残された人が報われてよかったなと思う。
怖がり過ぎてその事ばかり言っていると逆に、怖いモノを呼び寄せるから、怖がり過ぎない様にしよう。か
怖い相手、悪い奴を怖がらずにしっかりと調べたり観察したりすれば、案外簡単な打開策や弱点が見つけらる。
みたいな感じでしっぺい太郎の話は解釈しました。自分は。
昔話は調べれば調べるほど沼が深いので、全部網羅するのは多分不可能だし今後網羅できる人も出てこないと思う。なぜなら今も増え続けてるから。
そういうジャンルなので、実はとても重要な部分だけどふわっとしか説明できないってのは仕方ないのかなあと思います。
いやほんとに面白いんだよこの分野。時間が無限に溶けていくくらいには。
昔話を調べる際の資料は通観派ですか?大成派ですか?
@@isababori5391 身近に語ってくれる人はいないので、語り部から取りまとめた記録を集めていますね。
なので大成派になるのかな。
同じ地域のはずなのに、同じ話でもバリエーション違いがあったりしますね。
そしてそれは同じ人が語ってたりします。
おそらく複数の人から聞いた話を全部覚えてたのだろうと思いますが、それにも何かの意味があるんだと思ってます。
動画では「白菜が明治以降に入ってきたから昔話になり得ない」と仰っていたので昔話はもう生まれないと思っていたのですが、まだ増えているのですか?的外れな質問かもしれないですが……
@@4clita 明治以降に造られた昔話も少ないですが存在します。
なので「明治以降なので」はある意味正しくはないんですが、まあそこまで言うことでもないので
さて、今も増え続けてる話ですが、何か大きな出来事があった時にそのことを後世に語り継ごうという動きがあると思います。
これも広義の昔話になりえますし、ネットが普及した今の時代、そこに残されたコンテンツも昔話に昇華しえると思います。
@@pa_sann なるほど!かなり広く定義されているんですね……ありがとうございます!
面白すぎる
指パッチンのくだりばか笑いました😂
異類女房譚はちょっと生々しいので、子供向けにおじいさんおばあさん型に書き換えられたのかもですね(妄想です😅)
垢太郎は私の地域ではこんび太郎って名前で絵本になって伝わってました😂
垢から生まれるっていう衝撃でめちゃくちゃ覚えてたなぁ😂
長野のお寺にしっぺいたろうに会いに行った事がある。根付みたいなお守りも可愛いのでおすすめ😄
自分は武士バージョンが好き。共闘するのがアツい。そして泣けてしまうラスト
娘の寝かしつけの時に昔話をしています
その時々で食いつくところが違うので、そこを深掘りしたり別な話にくっつけたりしているので、昔の人もこんな感じでお話を増やしていったのかなと感じました
しっぺい太郎、知らなかったです。確かに話に起伏があって、『犬夜叉』のような少年漫画のエピソードにあってもおかしくないですね😊
秘密漏洩のモチーフと聞いて『大工と鬼六』と、それにそっくりなグリム童話『ルンペルシュティルツヒェン』を思い出しました。これらの話のポイントは「名前」にあるので、また別の分類になるのかもしれませんが。
『しっぺい太郎』、大人になってから「あれ?『疾病太郎』??いやいや…」と思ったのを思い出しますたw
踵の骨は人体の骨の中で最も硬いと刃牙で言ってましたから、昔から知られてたんでしょうね
異類婚姻譚は、蛤女房が、昔話本来の粗野さを感じられるので好きです。
昔話で言えば、浦島太郎やマヨイガに共通する「楽園で過ごすと時間がめっちゃ経ってる」の源流を知りたい!
>「楽園で過ごすと時間がめっちゃ経ってる」の源流
日本でいうと かぐや姫の「竹取物語」からそうですが、
中国の仙界、桃源郷からそうなってますね。
> 中国の理想郷 井波律子 国際日本文化研究セソター
>爛柯説話 などが顕著
しっぺい太郎は某キャンプ漫画でチョロっと出てきたからそれで初めて知ったなぁ
沖縄の昔話は、「んかーしんかし」で始まって、「とーうっさ」で終わります。
くしゃみをしたら、魂を抜けるけど、「クスクェー」と唱えられると抜けないと幽霊がバラす話があります。
30年程経って、うしおととら知識が役に立つとは…
海外の昔話でも悪者(化物)が自分で自分の弱点言っちゃうパターンの話ありますよね
ルンペルシュティルツキンとか
しっぺい太郎の話を聞いて思い出しました『たのきゅう』!
人里に害を与えている大蛇がいて、その大蛇と偶然夜の山中で出会った男(たのきゅう)が、たぬきと間違えられて大蛇と会話をすることに。
男がタバコに手をかけた時に大蛇が「タバコが苦手だ」と言い弱点を知り…という流れです。
最後は大蛇を倒し、その上まんじゅうこわい理論で大蛇から大金を得てしまう、という一石二鳥なオチがとても好きで覚えていました。
人間を脅かしているような大蛇が、夜とはいえ人をたぬきと間違えるか?と疑問でしたが…笑
これ以外にも最後敵からお金や米をせしめるお話を聞いたような気がするのですが、これも何かのカテゴリーになるのでしょうか?
何気なく聞かされてきたのが昔話ですが、研究分野として見てもとても面白いものなのですね!
うおーーーー!懐かしいです「たのきゅう」!!そして僕もタイトル思い出せないかたわらで「秘密漏洩でなんか大蛇をヤニで追い払うのあったな..」と思ってたんです!!嬉しい!!
コメントありがとうございます!!
@@yuruminzoku
化物や妖怪退治って大体高名な僧侶や強い武士が多いですが、この話は普通の男が主人公なのが面白いですよねぇ
私は猿神の話を知らなかったので「愚かな動物」「秘密漏洩」が話の型としてある事を知れて勉強になりました!今後も楽しみにしております✨
今日も面白い😊❣️
竹篦太郎の他に「播磨のめっかい」を日本昔ばなしで見たことがあります🐕
異類婚姻譚としては、鶴もいいですが蛇も好きです。
蛇女房も鶴女房と近い話ですよね
竹篦太郎の棺に入って退治する流れ、ドラクエ4の2章を思い出して、スタッフが幼い頃に聞いた昔話を参考にしたのかなと思えて胸熱でした笑
犬はいないけど、クリフト僧侶だし、トルネコの章では人を化かす狐が犬が苦手で正体をあらわしてしまうのも昔話から持ってきてそうで面白い笑
「秘密漏洩のモチーフ」が未解明に関して。
意味づけがあると考えるより、話ができたプロセスが逆(?)で、ある意味”おかしく”珍しいから残ったという感じかなぁーという印象です。
村人が手に余る強い倒せないヤツは昔いっぱいいて、それを倒す話はいっぱいあったんだと思います。
弱点を自分で言わないちゃんとした悪いヤツ(笑)→ 倒そうとして挑んだ人はいるけどやられる→話として残らない。
悪さ続ける→ 困ったなぁの話だけで終わる→解決がないので話として残らない。
悪さ続ける→ いつか強いお侍さんとかが現れて弱点とか聞くこともなく力技でやられる。→ まぁまぁ話としてのこる。 (でも実は弱点とか自分で言ってたかもしれない、けど力技でやられる(笑)その場合、そのお侍さんとかの強さとかに話の焦点があたってしまう。
弱点を自分で言っちゃったおバカな悪いやつ → 本来、力のない僧侶では倒せないけど、倒せた! → 話として面白いから残る。自分で弱点いっちゃうおバカは1000分の1くらいのストーリーなのかもですが。そんなおバカがいてさぁーみたいなで、今でも残っちゃう?
人間側視点も、なんでそんなことするか理解出来ない、信じられないおバカやる話はいっぱいるので(現代でも)、
化物側視点でも、おバカな話があってもむしろ自然かなぁーと(笑
みたいなのかなと思いました。う、うまく説明できない。
そして、夢がない解釈😂
本家だって怒られてるんだから平気平気!バラエティ番組なんだし楽しくやりましょう
踵太郎は知らなかったのですが「いやいやいや狂気!!狂気の方向性!!!」って思いました。
しかも、踵から産まれるんだ…、夫が弱っちいから太郎に任せるってところも面白いww
概要欄の説明がすごいな。
この話で一本できるんじゃないですか?
「婚姻・異類女房譚」からくる福本感
🐤〈今回も素敵なお話ありがとうございました。
舌を切られないように、腰が折れた親にもしっかり孝行して立派な白いスズメになりますチュン♪
異郷訪問譚がすき
力太郎・垢太郎じゃなくて「こんび太郎」だったなぁ...確か絵本で読んだ
石食わす話で、沖縄の民話(ムーチー食うやつ)思い出し今軽く調べ直したら、検索しただけでも瓦とか海草混ぜるとかもあってビックリ!
海草とか普通に美味しそう…
昔話は犬がよく死んでしまうイメージがあります、花咲か爺さんとか、化けネズミ…のは猫か…
共に暮らす動物は、大概好意的に描かれていますね、昔話面白いです。
内容だけでなく、お二人のやり取りやスタッフさんとのやり取りも面白く、場の雰囲気も好きです。
概要欄の参考文献が小澤俊夫先生だった。「小澤俊夫の昔話へのご招待」めっちゃ聞いたな〜。
竹篦太郎は長野県民なので「このことばかりは知らせるな、信州信濃の光善寺。早太郎には知らせるな。」でしたね
24:11 イザナギが体を洗ったとき、汚れからアマテラス、スサノオ、ツクヨミは産まれたらしいです!
「垢から生まれた」の要素っぽいですね
1年前にも同じコメントしてました😅
1時間超えの動画、大歓迎です!
垢太郎のくだりでアマテラスとスサノオの誓約を例として出していますが、どちらかというとイザナギの禊(三貴人誕生)の流れのほうが近いように感じました。
誓約は核が剣と勾玉の印象なんですよね〜🤔
秘密漏洩のモチーフと言うと、グリム童話に出てくるランペルスティッツキンという小人が思い出されました。彼も秘密にしている自分の名前をうっかり歌にして歌ってしまうことで名前がバレていました笑 なんでそんなことをするんだ、と思いますが古今東西そうしたモチーフは文化の根底に根ざしているかもしれませんね。ちなみにペーパーマリオのランペルもこの童話が元ネタかと思います。
しっぺい太郎、グリム童話のルンペルシュティルツヒェンと同じ構造ですね
静岡県磐田市の悉平(しっぺい)太郎伝説は棲み家が近くなので知ってる!てなりましたが竹〜とも書くんですね
阿部智里の八咫烏シリーズを読んでたのでしっぺい太郎のところニコニコきいてしまった。
ぷうがよ💢に笑ってしまいました
「どっとはらい」も小さい頃に昔話の本で読んだ覚えがあります
自分の弱点を喋ってしまう人外の話はグリム童話のルンペルシュテルツヒェンを思い出します
「優勢の時が一番油断する」という教訓なんですかねコレ
Ghost of tsushima の白菜でめっちゃ笑いました!
似たようなゲームでGhostwire:Tokyoっていうのがあるんですけどいろんな怪談とか都市伝説とかが出てくるのでこのチャンネルが好きな人におすすめです!
ちょうど今読んでいた本に民話の分類のひとつとして「厠の屋根葺き型」というのが出てきました。
いろんな分類があるようでとても興味深いです。
昔話の太郎だと仮面ライダー電王の影響で桃、浦、金、龍が頭に残ってるなぁ…