【醜女の肖像】醜い人をわざわざ超絶技巧で描く理由とは?あの超有名画家にも関係が!!【マサイス】
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- Опубликовано: 8 сен 2024
- 1513年ごろに描かれた「醜女の肖像」
決して綺麗とは言えないこちらの女性。
みなさんも一度は観たことありますよね?
実はあの“有名画家”との深〜〜い繋がりがきっかけで生まれたんです!
さらによ〜〜く見ると、
美術史的に「気持ち悪い」ポイントが…?
当チャンネルで西洋美術史を学んだゴロワーズならきっと分かります👨👩👧👦
今回も五郎さんが親切丁寧に解説します✨
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🥚ワダのプチ情報🐣
夏休みは家族で軽井沢に日帰りで行きました🐶笑
涼しかったです!!!
🎈出演🎈 山田五郎
🖼画像引用🖼 ウィキメディア・コモンズ
commons.wikime...
🎨企画・編集・イラスト🎨 東阪企画
#醜女の肖像 #マサイス #ブス専だった説 #ルネサンス
#レオナルドダヴィンチ #怪物 #ボス #デューラー
#クラーナハ #不釣り合いなカップル #フランドル
#山田五郎 #美術解説
🙇お詫びと訂正🙇 4:50 『指物師ギルド祭壇画』の右翼の画題を「キリストの復活」と言ってしまいましたが、正しくは「福音書家聖ヨハネが油で煮られても亡くならなかった殉教伝説」でした。「高木義隆」様、ご指摘ありがとうございました🙏 よく見ればちゃんと釜で煮られていますね。左翼が洗礼者聖ヨハネ、右翼が福音書家聖ヨハネということは、指物師ギルドの守護聖人が聖ヨハネだったのだろうと想像できます。
マサイスとダヴィンチ「美人とブスがセットの絵描くのおもろ」
ラブロフ外相の母ちゃん説
美大行ってた時に先生が『美人やスタイル良い人より、ブサイクで体形が崩れた人を描く方が勉強になる。描くならブスやブサイクを描け!』と言い、よく生徒をモデルにデッサン描かされたのを思い出した(もちろん俺もモデルをやった)
酷くねwww
でもお年寄りとかを描くのはほんとにいいですよね。描かないと行けない情報が若い人より多いと思います。年輪ですかね。
素晴らしい()の使い方ですww
え、私もモデル2回……なるほど、なんか納得した…
ブスやブサイクって言ってしまったら意味違うけど、複雑な造形のものを描いた方が面白いし勉強になるのは事実だね…。情報を簡略化したら美形になるから😅
昔の番組で、街角ビルの大きな映画ポスターの手画き職人が「美人は特徴がなくて描きにくい」と語っていたことを思い出しました。
なんか、不思議な絵だな、、、
確かに醜いはずなのに、ずっと見てると表情は穏やかで思慮深そうで、あんまり醜いと感じなくなってくる、、、
ダヴィンチの素描が出てきて思ったのは、「デフォルメしてる」ってことです。
この画を描くのが楽しいっていうのが一瞬で伝わってくる躍動感がありました。
翻ってマサイスの絵はとても写実的であると同時にこの女性に対するリスペクトがあるような気がします。
一番思ったのが目が澄んできれいなこと、彼女の中に知性的なものを感じること。
パッと見は確かに美しくない人でも、話し方や物腰ですごく理知的な人上品さを持っている人っていますよね、そういう人のように感じました。
なので、私は実在したんじゃないのかなと思いました。
同じような考えの方がいらっしゃって、ホッ!
私の第一印象は、そんなに醜くないじゃん!品があるなあ・・・でした。
例として出されたエロ爺の醜悪さとは、段違いに感じるけどナア・・・・
「人間は、外見じゃないよ、心だよ」と解釈出来るかも。
逆に、対として描かれた「普通の男」の方が悪そうな顔してるよね。
実在したでしょうね。あれだけ細部を写実的に描いてるのだから、顔だけふざけて風刺画として描かないと思います。ある意味醜い顔も芸術的、って思う感覚は私は分かります。美しいだけが美では無い、その逆も芸術だという感覚は理解出来ます。驚くほどの見かけで位も高い女性だったから絵画にしたと思います。
漫画でも醜い人、老人を描きわけられるのはめっちゃ上手い証拠だと思う。
漫☆画太郎(笑)
本当の美は何か?を、問われているような絵だな…と、思いました。この絵の女性を観ていて、眼差しや姿勢や表情が美しい、と思いました。そこから、逆に眼差しや姿勢や表情が美しくないと、真逆な印象に変わる感覚がしました。詳しいお話を知ることが出来て、嬉しかったです…!
醜いばあさんだけど、目だけは非常に美しく好意的に描かれているような気がします。仮に目が心の窓だとするならば、美しい内面・醜い肉・美しい衣装の多層構造が形成されている。そして我々は真っ先に肉の醜さに目が行く。衣装の美しさは肉の醜さを際立たせる効果しか果たしていない。そして内面の美しさに思いを馳せる者は(ほぼ)いない。そういう寓意画と見ることはできませんか?
確かに!!目が優しいですね(´゚д゚`)
なるほど、確かに……🤔
ただ美しいだけの肖像画よりも、ずっとこの人が一体どんな人で、幸せな人生を送ったのだろうかとか気になる絵ですね
そうなんですよね。ご婦人の眼差しは澄んでいるのです。単に見た目で醜女とは言いたくないなぁと思いました。
私も同じように感じました。しかし、それは男性的な視点なのかもしれないとも。これは、同時にそのように女性を軽んずる男達への教訓画であり。
鑑賞者の女性はこの女性の優しい眼差しに自分たちの強さと慈しみ深さを見いだしのではないでしょうか。
同質化するからこそ浮き上がる男女の全く異なる部分を、酒場の肴のように、或いは漫画感覚で提供していたのではないかと、想像しました。
"ひでえブスだな。"
"おやまあ、気づいていないのかい?アンタにそっくりじゃないか。この辺の禿げ方なんかも。"
"言ってくれるじゃないか。"(グビグビ🍺)
みたいな。
素晴らしい考察ですね。
どうしてこういう絵画が生まれたのか?なんて考えたこともなかった。フリークを描いてるのか、何かの風刺なんだろうなぁくらい。五郎さんの解釈は毎回面白いですね。
応仁の乱の頃に生まれた方なんですね
ファンエイクとか、超細密画って本当に好きです✨
一つの作品の中に最先端と古いものが混在して気持ち悪いという感覚が持てるのは、「様式感」のようなものをしっかり理解されているからでしょうね。
建築の意匠でもそういうことが起こり得ます。
エラスムスの『愚神礼賛』の風刺として皮肉られた愚かな老人の作品と思ってたけど、まさかの"逆だったかもしれねぇ"展開で好き
細密画が大好きなんですが、マサイスの絵の上手さに感動を覚えました。私もちょっと絵を描くんですが、絵の下手な人ほど、イケメンとか美女とかを
描きたがるのではないかなって思うんですよね。顔の描き分けが出来ないと言うか。そうでない人も上手く描けるって言うのは、やはり技術的に卓越し
た人だと思います。マサイスもダ・ヴィンチも、絵が上手かったからこそ、自分はこんな絵も描けるんだぞって感じで、醜い人を描いたのではないかな、
なんて私は勝手に解釈しました。もちろん、五郎さんの解釈もなるほどって思います。
何故これを描いた? どういう意図でこれを描いた?など
見る者の心と頭を悩ませる掻き混ぜることの出来る所はアートだな🎨と思いました。
自分でも不思議なんですが、ウンベルト・エーコの「醜の歴史」で見た時からずっと、この人を醜いと感じないんですよね…
確かに自然ではないけど、それが嫌悪感に繫がらないというか、かわいいとすら思ってしまいます(たぶん動物を見るような感覚で)
恥じらいといった俗な人間的感情を見せることなく、堂々としてるからかな?
実在人物説が正しかった場合「タイトル失礼過ぎる問題」に発展してしまう😇
夢中で受講しました!
当時の画家が豊富な国際性を持っていた事にも驚かせられました。
レオナルドって孤高な画家ってイメージだったので、素描を送り合う友人がいたとは知りませんでした。
この絵にそっくりな醜い顔を毎日のように鏡で見ています。
意外な繋がりがあって興味深いですね。必ずしも画家は綺麗な物だけを描くわけではなく興味を持った事をとことん突き詰めて描くという事に感銘しました。
話は変わって、もし可能ならばランブール兄弟の『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』取り上げていただきたいです。お願いします🙏
全く知らない画家でしたが、とても惹かれました。最後に出た聖母子の絵、五郎さんは気持ち悪いって言っていたけど、私は幻想的で好きです!
いつかジョン・テニエルについても解説して欲しいです…!!雑誌に当時の風刺画を描いていたのは知っているのですが、どういう人物だったのかとかどういう経緯で”アリス”の挿絵を担当することになったのかとか色々気になるので…!!
レオナルドは街で変な顔した人に出くわすと、終日あとをつけまわしたと聞きます。脳裏に焼き付けてアトリエで完璧に再現出来たと。ブームというよりずっと好きだったんじゃないかなー変顔。
マサイスのことを初めて知りました。変顔ブームがダビンチとマサイスの間で起きていたというのがなんだか微笑ましかったです。
最近、昔の『BSマンガ夜話』のゲゲゲの鬼太郎の回に出てきた「リアルな絵の中に二次元の鬼太郎が描かれている事が違和感や不思議な世界観を生み出している」と言う言葉を思い出しました。
対局にあるものを組み合わせると不思議な世界が生まれるんですね!
絵も面白ければ解釈の歴史も面白いですね!
ダ・ヴィンチは死体の解剖などを行うほど人間の『本質』に迫ろうとした人ですから、目を背けたくなるような醜い姿こそ人間の本当の姿だとして描き出そうとしたのかもしれませんね
遺体を解剖してスケッチするのはレオナルドだけじゃなく、当時の大物画家ならだいたいやっています。
画家ギルドのような組合主催で遺体の解剖を行い、それをギルドに所属する画家たちが周囲でスケッチするというようなことをやっていました。
ただ、遺体の解剖という行為自体は本来倫理的道徳的にタブーではあったため、当時も人目を避けて行われており、大っぴらに言うことではないので知られていないだけです。
そうなんですか?
ダ・ヴィンチはそのせいで異常者と見られてたそうですが
なるほど
マサイスもレオナルドも、それまでの美術界が全く描いてこなかったジャンルを開拓したかったのでは?
だけど変顔を展開していったらテニスンの挿絵のような漫画の世界になってしまうので、事実上アニメ界が継承してると言えなくも無いですね。
本日も見応えのある動画をありがとうございます。毎回面白くて、次の動画アップをワクワクしながら待ちわびてます。ジョン・シンガー・サージェントの"マダムXの肖像"が取り上げられる日を期待しながら待ってまーす。
さすが五郎さん、謎解きが面白かったです
ミステリーを解いていくかのようで、面白い
まるで考古学の様な論理展開に、一瞬目眩を覚えるほどでした💦
面白いですね~
五郎さんが仰る様に画家は美しい綺麗なものを描くばかりでなくて、おぞましいもの醜悪なものにまで筆を走らせる!
一種 執念とか情念を感じます
自分の力量を観て欲しいという欲や、何処まで表せるかという飽くなき探究心も感じます
何かで知ったのですが、レオナルド・ダ・ビンチは、一瞬の波の形を描くことに執念を燃やした北斎に大いに影響を受けて、沢山の波形のデッサンを残しているとか……
ムーミンの作家も同様ですね
いにしえの画家達は、その情熱故に古今東西を問わず大いに影響し合っているのですね
ロマンですねぇ💓(最後は雑かよ!)
🌸🐰🌸
現代でもご老人でお胸が垂れ性別がわからない御仁がおられるので人間の可能性というか神秘性を描いたのかいな?と勝手に想像してました。五郎さん流石、深いッス✨
歴史ってロマンだなぁ、
芸術ってやっぱりタイムカプセルですね
マサイスとレオナルド、二人で仲良く醜いブームになって、
ゲラゲラ笑いながら、いかに緻密に描けるか、競争と言うか遊んでいたのかも…。
レオナルドに友達がいて何かほっとしましたw
風刺としてっていう理由は後付で、マサイスもレオナルドもただ描きたかったからっていうのがホントのところなんじゃないかな
漫画家さんでもすごく絵のうまい人が綺麗な女性やカッコイイ男性キャラより中年オジサンキャラ描くのが楽しいとかあるらしいので
只々醜い風貌を描きたいっていう欲求の発露なだけかと
そうかも!美人とかイケメンより描き込むのいっぱいできるからかな
無限に中年のおじさんバリエーションが描ける人は本当に絵がうまい人だと思います…
シン・ゴジラの魅力の一つとして、面白い中年オジサンのアップが次々と出てくる点。とオタキングが語っていた事を思い出しました。
レオナルドの素描って人を惹きつけますね。わたしのサムネも素描を見ながらデジタルで描いたフィリポです😅
昔の美術書では知りえないお話しを色々と!。
今回も大変お勉強になりました。
”美術感覚” が広がる感じがいたしました。
よく行くスナックの主人がそっくりなので今度このチャンネルを見せてあげようと思います。
この醜女の目が真剣なところが良い
そりゃこの見た目で年下の男から口説かれたらマジになって赤い花を持ちますわ
男の方はわからないがこの女性はすがるように本当の愛を求めているように思いました
マサイスもダヴィンチもそういったところにこの画題の魅力を感じてたんではないでしょうか
レオナルドの不細工デッサン好きのきっかけになったかもしれないお友達って面白いですね。
現代だとどんな醜女を描いてくれるのか?
気になる。
いつもながら、すごく面白いです。
美術史を学んだものですが、先生の視点と博識さはRUclipsだけではもったいないと思います。
Eテレでやってくれないかな〜?
聖母子と子羊の絵がいいなぁ。色合いのバランスがいいのかな。
他の方も挙げられてる『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』は自分も興味ありますz
五郎さんと一緒に美術館に行って一つ一つ解説してもらいたいです😆
目がきれいなので、好きです。
チロル大公のコレクションかと一瞬思ったけど ダヴィンチと文通とか出て来てもっとびっくり
エラスムスが出てきてうれしかったです。エラスムス=トマス・モア往復書簡の中で、モアが「クエンティンよ、君は古来の技法の革新者 あの偉大なアペレスにもひけをとらない腕前」と絶賛しています。エラスムスと友人ピーテル・ヒレスの肖像画をモアが受け取ったのですね。ルネサンスの著名な
人文主義者たちと交流があるだけでも、素晴らしい画家だったのだな、と思います。
超重要作品の「両替商とその妻」をサラっと流したのは「ぶらぶら」で結構
時間をかけた解説があったからかな。85年頃にNHKでやってた日仏共同
製作「ルーブル美術館」では“マセイス”と紹介していたなぁ。
マサイスの祭壇画を見て思い出したけど、グリューネヴァルトを取り上げて
欲しいと思いました。なんか異色というか不思議な印象を受ける作品なので。
ヒンデミットが曲を付けてるのも面白いので・・・
ありがとうございます!
今回も楽しませていただきました〜!
五郎さんのネクタイ、とっても素敵です🌙
単品で見るとギョッとしますが、ペアにしてみるとお互い慈しみを持って見つめているように、私には見えました。
風刺画の意図はあったとして、それにしても特徴的な容貌のモデルになった人物はいたはず。写実主義の画家は空想で描けないから。そのモデルとなった人にどう釈明したか?と言えば、多分何にも言わなかったのではないか、と思う・・・
醜いものを写実的に描くのって、変な脳内補正をかけずにモチーフと本気で向き合わなきゃいけないから、めちゃくちゃ難しいし楽しかった思い出(美大の絵画授業を思い出しながら)
めっちゃやさしそうでチャーミングなおばちゃん。幼児とかに懐かれそう
そして成長するにつれ疎遠になりそう
最初見たとき、今のロシアのラブロフ外相に似ていると思いました(笑)
エロじじいの方はいかにも心の嫌らしさが出ていて風刺画らしいなぁと感じました。ダ・ヴィンチの素描もなんだか性格がいやらしそうな感じがします。でも、マサイスの得は女性のまなざしや口もとの表情にいやらしさが感じられない気がします。男性も別に若い美男子でもないし。まだ何か謎がある気がします。
不釣り合いなカップルって「醜いものを横に並べることで美人をより美しく際立たせたい」という意図もあると思うので、だとしたら隣の男はもっと美少年や美青年の方が際立つ気がします。それに醜女と言っても男に媚びたり下品な表情をするわけでもなく、瞳の綺麗さや艶のある爪からどこか気品のある女性として描かれているようにも思えました。
不釣り合いなカップルという題材を描きたかったにしたら少々不完全というか、題材を生かしきれていない気がして少しモヤモヤしちゃいます。どんな意図で描かれたのか様々な解釈の余韻を残してくれる、素敵な作品ですね
風刺画として描いたけど,モデルは実在のその病気の人,という可能性もありますよね?
この回はなぜか見逃していました。
謎解きの様な解説がとても面白かったです。
背景の細密描写はぜひ実物を鑑賞してみたいですね。
モナリザの目に写る風景まで描かれている、レオナルドさすが完璧主義者、というのは細密画を突き詰めた形なのかな。
美術に全く造詣の無い私の感想。
この『描かれている存在』題材は
《人間》なのではないだろうか。
男性でも女性でもなく老人でも若者
でもない……或いはその逆で、
男性でも女性でもあり老人だし若者
でもある……《人間というもの》を
現している。
そして表層的な美しさに評価の重きを
置きがちな我々人間に対する警鐘を
鳴らすものではないのか。
《美しさ》とは何処を見るべきなの
かを諭した絵ではないだろうか。
《対》だという絵を見てまた、その
思いは強まった。対の男性は冷酷な
ほどに《理》を語っている。
それを聞く《人間》はとても穏やか
な表情を浮かべる。
まさしく人間とは、そういうものなの
ではないだろうか。
《理性》を持つ者こそが、
美しい《人間》ではなかろうか。
今日もすごく楽しかったです♪
科学的に調べると、いろんな発見があって面白いですね。下絵をいつ描いたのかさえわかるんですね。勉強になります。
日本では松平定信の『集古十種』のおかげで、作者や肖像主が間違って伝えられてしまったケースがたくさんありましたが。ホラーさんですか、ある意味ヤバい人ですね。
ダビンチとマサエスとが変な顔ブーム?凄い、これは凄いですね!説得力ハンパ無いですね、さすが五郎教授、いつも有り難う御座います、勉強になります。
絵画は美しいものが描かれるのがあたりまえと思わない方が、解釈の余地が広がって良いと思うのですが、いまだルッキズムは根強いのかな、と自戒を込めて考えさせられました。現実は見目がよければすべてよしではないのに、美術の世界は違うのかと。この絵に症例説が出てきた現代ならなおさら、美醜のほかの枠組みで見てみたい。
勉強になりました。中々興味深い考察でした。😃🤔
いつも有意義な内容をありがとうございます。現代アメリカのアーティストについて解説していただきたいのですが、特にエドワードホッパー、よろしくお願いします。
マサイスとレオナルドの中で変な顔ブールで盛り上がっている姿を想像すると、何だか微笑ましい😂
マサイスの作品はあまり知らなかったので、知る事ができて良かったです!
こんな人いたんだろうな?もしかして女装したお爺さん?とも思ったが、やはり風刺画の方が正しく感じた。醜い女性の絵だが、装飾の細密さに心奪われ、親しみを感じて面白い!
ダ・ヴィンチ作だと思われてたと聞いたときは、そうかなぁと思ったのですが、ダ・ヴィンチの素描は見事なまでにダ・ヴィンチでしたね
大ファンであるトム・ウエイツ氏(もちろん男性)に似ているとパッと見感じました。
そういわれてみれば、似ていますね🎶🎙️
美術展に行くと音声ガイドの貸出がありますが、五郎さんバージョンの解説があっても面白いかも?五郎さんと行く美術館ツアーなんてのも面白そう。
山田先生の授業が好きなので、酒飲むのをやめて御手洗いに行ってから見ています。
あと、冒頭のピアノ、タン・タン・タンでキヲツケ・レイ・ナオレをしています。
サムネでロシアのラブロフ外相かと思ったでござる
Very interesting content thanks for uploading..
動画で五郎さんが語ってる内容の他に、「単に描きたかった」ってのがありそう。
美人の顔ってつるんとしてて細かく書き込めないから、マサイスみたいな細密画の人にとってはあまり面白みの無い画題だと思う。
それに「美人の顔」はある程度正解が決まっていて、バリュエーションにも乏しい。
それに比べて、不細工な顔はシワとかシミとか描き込み放題だし、バリュエーションも多種多様で面白い。
マサイスの「不釣り合いなカップル」の絵も、若い女性の顔にシワとかを描き込みたくてウズウズしてるようなタッチが見え隠れしてる気もする。
んんんんn両替商の絵はこの方が描いているのか!!!どっかで見たとき、こまけええええってまじまじ見てたの思い出した
アリスのほうを先に知ってたので、この絵を見たとき、そっくりで驚きました。でも今見比べると、テニエルは手加減してますね。
そうなんだ、繋がったー。🤩
今回も楽しかったです~!「聖母子と子羊」、面白いですね。ぱっと見私は気持ち悪いと思いましたが、それは女性や子供の筋とかシワ、骨格がやたらとリアルに描かれてるからだと気づきました。あ、そういう意味でも「古典的で優美な題材と構図」に、「リアルで緻密な描写」が違和感を生んでいるのかも。。。
他の絵を見ても、この画家は女性を美しく描こうという気がまるでないように感じます。もし自分が画家だったら女性はややふくよかで白くてフワフワの肌で描きたいですから・・・。それにしても画家ってクセ強めの人、多いですねー😁
クリエーターで善人?は少ないです。
この絵って見たら毎回ダメージ受ける
こういう人はたしかに
います
不思議なのは、この絵のモデルがただの「女装したおじさん」あるいは「女装趣味の老人」という解釈をしていないことだ。ルネサンスは、ある意味革命の時代であるわけだから、そのくらいのひっくり返し、どんでん返しがあってもいいんじゃないだろうか。
その場合、絵の中に「本当はコイツ、男ですよ」というヒントを
描き入れるハズ。それがお約束という物。
映画監督なんかは「観客の読解力が足りない」なんてボヤいたりするけど、裏を返せばヒントを提示してるってことだよね。
理解してほしいならヒントがあるはず。
そういう安直でイメージ先行の見解に至らないように、作品と背景をしっかり読み取るというのが「教養」だと思うけど。
近現代の教養や常識の範疇ではあらゆる側面を検討した上で解釈を定着させる試み続くが、ヨーロッパ中世におけるカトリック教会の権威と権力は現代人の想像を遥かに超えるほど強大だった。一度異端的、背徳的という疑念を持たれ、宗教裁判に持ち込まれたりすれば、命の保証はない。これこそが「魔女狩り」であり、画く者も画かれる者もそういった側面を考慮せざるを得ないのではないか。「あれは男だ」と表明できなかった訳についての一考察でした。
女装自体はヨーロッパでは古代からゲン担ぎや不幸を避けるために
見られた珍しくはない行為だから、特段のタブーでは無かったはず。
絵に描く事で不幸を避ける効果を増すから描かせた、と周囲は解釈
する。死刑に該当するソドミーとは意味合いが全く違うよ。
醜い女を精密に、そういえば CGは醜いものを描けないって言われてますが古代の描き、アナログの力ですね
家に飾っておきたい絵ではないですね。風刺的な意味はあるにせよ、誰が欲しがったんだろう?っていうのはあります。
裕福であれば毎月/毎週/季節もしくは集まるゲストに合わせてタペストリーや絵画を変えていたようです。それで余興として話題になるような絵画を選ぶ収集家がいても不思議ではないと思います。
@@kemekoist 様 余興に醜女の絵ですか。日本で言うと丸山応挙に幽霊画を描いてもらって百物語りやるような話なんでしょうか?・・・違うかな(^_^;) もう少し勉強してみます。ありがとうございます☺
5時に夢中リアルタイム視聴から来ました!!RUclipsチャンネルあるなんて知らなかった。。これから楽しく拝見します♪😆 (2022/08/30 17:59:48)
絵を描く人ならわかる。
ブサイクを描きたくなる、ジジイを描きたくなる、おっさんを描きたくなる気持ち。
特に理由はないから説明もできない。
いつも有意義な内容はありがとうございます。もっと現代的なアーティストをご紹介していただけると嬉しいです。特にアメリカの
現代アメリカの小説家や詩人は現代アート、現代音楽(ロック、ジャズ等含め)とお互いに影響しあっているのでは?と大学時代、仮説を担当教授と色々と調べるのが楽しかったです。美術、音楽、文学、歴史はバランス良く読み解くと新たな世界観が広がります。
五郎さん、これ始めた時より若くなってる。
一瞬、現ロシアの外務大臣、ラブロフかと思いました😅
両替商とその妻の背後、わずかに開いた窓の外です誰か話してるのがまた細かい
いつも楽しく視聴させてもぐらいのます。
今回はワダさんの相づちが少し多くて不思議な気持ちになりました。
おもしろかった
2:00 \ バリバリ ルネサンス /
4:50 キリストの復活じゃなくて、福音記者聖ヨハネが煮られる刑を受けたのに助かったという画面です。
マサイスの発音はどうもよくわからない。アントワープのタクシー運転手にきいたら、マーチエスだったので、当方はそれ使ってます。
ご指摘、ありがとうございます🙏 早速、お詫びと訂正をコメント欄に掲載します。よく見れば仰るとおりでした。指物師ギルドの守護聖人が聖ヨハネだったのでしょうね。Massijs、Matsysの発音に関しても参考になりました。重ねてありがとうございます!
@@user-wd5jh3ou7t どういたしまして。あのデューラーをうまく接待し、パティニールの遺児の後見人になった「よい人」マッシスですが、作品には100年も前のヒューベルトやカンピンなどに倣ったものもあり冷泉為恭のような復古的な画家ではないか?と思わせるところも「あります。
このチャンネルの趣旨と全然違うけど、
一度ノーマンロックウェルでガッツリ一本収録してくれないかなあ。
今回のテーマとは関係ないのですが、予算があったら、長谷川町子さんの絵画を取り上げていただけませんか。友人から、お母様の遺された蔵書を数冊いただいたのですが、そのなかに「朝日グラフ別冊 長谷川町子絵画館」があり、作品を拝見して衝撃を受けました。サザエさんのアニメのイメージしか無い人が多いと思うので。
全然聞いた事の無い名前だと思ったら、ヒンデミットの『画家マティス』の人か
ヒンデミットの『画家マティス』は、マサイスと同時代のドイツの画家で「イーゼンハイム祭壇画」を描いたマティアス・グリューネヴァルトだったと思います。
ふと気がついたんですが、相方の親族で最近亡くなったおばちゃん(義母のいとこの奥さん)がこの絵にそっくりです。
醜い顔やオジサン・オバサンの顔を描くのは楽しいのはわかります。
夢で見た悪夢の婚約者の顔だったりして。その話を聞いてレオナルドがこんな顔?って書いたとか。www
本日も絶好調。頭脳は明晰。名探偵ゴロウ!?