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【黒川註】モンゴルで行われる搾乳儀礼の一つに、特殊な形状の杓子で天地に絞った乳を振りまくといったものがあります。ここでいう杓子がそれだとしたら、「族内でのシャーマンとしての役割は男系で継承されること」を意味する描写なのかもしれません。【参考文献のリンク】◯藤井麻湖2003『モンゴル英雄叙事詩の構造研究』(風響社)【ゆる民俗学ラジオグッズはこちら】狐のアクリルキーホルダー⇨www.valuebooks.jp/bp/VS0063362534狐の折りたたみ傘⇨www.valuebooks.jp/bp/VS0063376643狐の手ぬぐい⇨www.valuebooks.jp/bp/VS0063341869【サポーターコミュニティへの加入はこちらから!】yurugakuto.com/minzoku
学生の頃バイト先にモンゴル人の留学生がいました。私が絵本 [スーホの白い馬]の話をした時、その人はちょっと嫌そうにそれはそういう感動的な話ではないということを言ってました。「白い馬」とは女の人のことで、その人を取り合いするお話だと。友人たちと彼の部屋に招かれ馬頭琴の演奏を聞かせてくれたのはいい思い出です。😊
旧約聖書のただただ人に試練を与え続ける神の仕打ちに強烈な違和感を抱いたことがあります。しかし、それが砂漠地帯という日本人からは想像出来ない過酷な環境で生まれた事を知ると、納得出来ないまでも理解は出来るような気がしました。民俗学を学ぶメリットの一つに、民俗学を短所に深掘りすることで、伝承の産まれた背景の人々の営みが垣間見れることではないかと思います。それがこの動画を観て強く再認識出来ました。
4:41 フン(хун, khun)はモンゴル語で「白鳥」を表すので、おそらくフンホール(хун хуур, khun khuur)は先端の彫刻が白鳥のものだけを指すのではないでしょうか? ちなみに「白鳥」を意味する хун はフンよりもホンに近い発音なので、「人間」を表すフン(хүн, khün)とは母音が違うようです。
隕石が勇士になったくだり、なんらかの流星群を見た昔の人達が「馬で駆ける勇士のようだ」と思ったのかなぁと想いを馳せてしまいますね
「スーホの白い馬」の絵本についてですが、赤羽(あかば)末吉さんは挿絵画家さんで、再話されたのは大塚勇三さんです。大塚さんは満州出身、赤羽さんも満州にいらした時期があったそうで、大塚勇三・赤羽末吉のお二人で「いしになったかりゅうど」というモンゴル民話も絵本になっています。こちらも胸をうつ悲しいお話です。
動画の本筋と外れますが、、、私の好きなアーティストの言葉に「(違いを)理解するのではなく受け入れることが大事」というものがあります。理解したつもりで代弁者気取りになってしまう、または自分の説に乗せて語ってしまうなど、理解しようとすることが却ってマイナスになることもありますし、自分とは異なる文化圏の人々の話を採集する上で大切なマインドがさらっと言葉に出てくる黒川さんはすてきだなと思いました🥲
31:01 神妙な顔して聞いていた浦下先生の、指導が突然始まるところ笑った
昔ばなしの「????」っていう部分について、アールネ・トンプソンのタイプ・インデックスで有名なアールネは、昔ばなしの変化についてこんな指摘をしています・ある特徴(人物・事柄・事件)の忘却は、その主題に大きな影響を与えない獅子・隕石が出てきたのに、フラグ回収されないのはこれで説明がつきます。この神話で大事なのは、「1匹の神馬と英雄がどうなったか?」だけです。なので語り部はそれ以外について多くを語りません。それでは、なんでそんなことが起きるのか?についても指摘していて、・忘却に対置されるものとして、本来その物語にはない素材を加え、敷衍する物語が短い。面白みが足らない。など、語り部が感じると、そこに自分の持っている別の物語をくっつけて語りたがる。これは主に、冒頭と最後に起きることが多いと分析されています。以上のことから「フラグは!?フラグ回収は!?」っていうものが昔ばなしの中にあっても、基本回収しないのはこういう原理でおきているからなのです。
フフナムジルの話ですが、群馬県に伝わる羊太夫伝説とよく似ていますね。共通点としては・両者共にとても早い馬に乗り、遠く離れた場所に一瞬で行くことが出来た・フフナムジルの場合はジョノンの羽を切り取られ、羊太夫の場合は八束小脛という馬を引かせていた従者の脇にある羽を切り取ったため、早く移動できる手段を失う・フフナムジルの物語はジョノンが、羊太夫伝説の場合は羊太夫がそのことが原因で(経緯は違うものの結果として)亡くなるですね。群馬県では古墳時代の馬型埴輪がしばしば発掘されており、古代より馬の生産が盛んだったとされています。羊太夫はもともと多胡碑の「給羊」という文章から着想を得たものとされますが、もともと海外から渡来してきた馬に関係を持つ一族だったかもしれません。その場合、遊牧民族同士の共通の神話体系が原型となりフフナムジルや羊太夫の物語ができた可能性があります。
神話・民話に振り回されると言うとトッケビを思い出しました。ドラマで存在を知り調べると日本では「鬼」と例えられることが多いようでした。しかしドラマではそんな絶対的悪の印象もなく混乱したのを覚えています。そこで異文化や日本に置ける民俗に関心が出て、ちょうどその頃にこのラジオと出会ったのでした。
小学生の時に「これが実物です」と言って馬頭琴を見せられた時のガッカリ感は忘れられません。「木じゃん!どこが馬の遺骨なんだよ!」と。その後、沖縄の三線の弦巻や駒で水牛の角製のものがあるのを知り、「ひょっとして馬頭琴もこういう部分に骨を使ったのかも…」と妄想を膨らませてたんですが、数年前にOTYKENというシベリアの民族音楽バンドを発見し、そこで「馬の頭骨をボディーとして使った擦弦楽器」を見つけて、「これだー!」と思い、長年のモヤモヤが晴れた気分でした。でも、馬頭琴の由来にはスーホの話だけでなく、こんなにいろんなバージョンがあるんですね。非常に勉強になりました!
OTKEN知ってる人はじめて見ました!STORMが好きです
@@ダレカサン_イラスト 私もその曲からハマりました。いつかライブで見たいと思っています。早くロシアとの行き来がしやすい日が来ますように…。
@@SAWAMURAshinya 本当に平和を願います...あと、民族音楽バンドはHeilungがおすすめですよ!
ここでOTYKENの名前を見るとは…!ヴィジュアル面の見せ方が強いバンドですが、ホーミー的な発声法だったり、衣装はアイヌだったりで文化の交わりを感じて面白いですよね。
@@ダレカサン_イラスト Heilung見ました。洗練された民族アンビエントという感じで、シルクドソレイユを観に行った時を思い出しました。
42:35 「一回振り回される」という話すごく好き。黒川さんは異文化理解のアプローチ方法として挙げてらっしゃったけど、私は理由もなくとにかく好きです。夢の内容をメモして読み返したり、B級ホラー映画とか、最初と最後でテーマが変わってしまってる作文などを読むのが好きです。神話も取り入れてみよう。
インドでシヴァとかの黒い肌のことを青色で表現するのを思い出しました
スーホはホースを逆から言った、ザギンでシースー的なものだとずっと思い込んでいました。
「山の主たる獅子は獰猛だったが山から離れることはできなかった。」「駿馬は翼を隠し持っていた。」土地を持ち権力があるがそれ故にそこから離れられない定住者と、移動力があり自由な遊牧民という対比ですかね?
これだけ馬に『空を飛ぶイメージ』が付与されていると、MIATモンゴル航空のロゴマークが馬なのはけっこう納得出来る。
本編とはあんまり関係ないんですけど、ゆる音の方でバカみたいな音がする楽器集めて紹介して欲しいですとても気になる😂
三枚のお札につながるのは意外でした!
娘と一緒に楽しく拝見しました「火を盗んだコヨーテ」の所で、娘が「コヨーテが盗んだのはタバコじゃなかった?」と申しておりました「何かあったら」との事でしたので、取り敢えずご報告まで私にはなんの事かわかりません😅お二人のお話はとても面白かったです😊
いざなぎが黄泉から帰るときの話と同じ類型のがモンゴルにもあるのか…。これもかなり分布広そう…
20:30 カザフスタンかキルギスのそれぞれドンブラ、コムズの起源譚にも「英雄が旅をしている時に見つけた動物の骨と皮…」というのがありますね
「スーホ...」は中国人が内モンゴル自治区で取材して創作した話です。騎馬民族の弦楽器で胴の部分を馬の頭蓋で創った楽器があったようです。文字通りの馬頭琴です。ウイグル周辺でスーホによく似た伝承がありますがウイグルの弦楽器が涙的型なのはその名残だそうです。遊牧民はペットではない家畜に普通名前はつけません。
青毛はカラスのような青系の黒で、赤系(茶系)が混ざった黒だと青鹿毛や黒鹿毛と呼ぶようです。緑色を青と言ったり、美しい黒髪をみどり髪と言ったり、色を見るときに印象・心象のようなものを含めて呼んでいたのかなーと感じます。
改めてスーホの白い馬のあらすじを聞いて、涙……最近涙腺がゆるくなりました。
モンゴル神話は興味あるもののどの文献から入門すればいいのか迷っていたので、我々日本人がよく知る「スーホの白い馬」からアプローチしてくださる構成ありがたいです。楽しかったです、またモンゴルをテーマに語って欲しいです!
黒川さんによる「~~た?」の言い方好きなんよな~そこだけ切り取ってまとめていつか流してくれんかな
空から降ってきた隕石の28の勇士は、もしかして二十八宿の化身なのでしょうかね?
何度も読んでわからなかった話。獅子と山だと清涼山の文殊菩薩の乗り物である獅子の話とかが混じっていそうですね。能の石橋のもとになってる話とか。28人というのは、二十八宿からきてるのですかね?星の象徴としての。天の羽衣伝説の男女逆バージョンなとこも感じますし、かなり複数の類型が重なってそうですね
小学生のごっこ遊び?(ある意味異文化)には、人魚や探偵やスパイが登場したり展開も斜め上。楽しそうで何よりです。
確かに狐は悪もとも言い切れない不思議な立ち位置ですね・・・
光村図書の国語教科書じゃなかった民 (涙)
人の到達できない山すら統べる獅子すらも、その場に縛り付ける存在がいて(創造神?獅子によって縛られていた馬は英雄によって、山のふもとに住む人々に開放され人の生活にとって大切な、馬と馬頭琴と歌はこのようにもたらされた、的な話なのかなぁ翼をもぐのは、馬は移動手段としては素晴らしいながらも、鳥のように障害物を無視して移動できない理由とか?20+8なのも人々の生活必需品と馬の種類とかでこじつけられそう
杓子の話面白かったです。モンゴルの振りまくための杓子は「9つの目」と似たものなんでしょうか。スーホの白い馬の大塚・赤羽版の日本での初出は1961年のようなので1962年版は原典ではないのでは。また当時の福音館書店編集長がモンゴルの話を訳すよう大塚に依頼したという記述があり、本人ものちに中国語から訳したと言っていたそうなので、この話を選んだのは大塚氏ではないでしょうか。馬の毛だと松脂なくてもそこそこ音がします。釣り糸は松脂無しだと音が出ないです。
コテンラジオで龍の起源はワニだって話ししてましたね。
44:19 ラッパ系とかかな
ゆる言語の方でもピダハンやゾミア回で異文化を感じ、盲が開けるような感覚を得られることがあります。この動画でもそれを感じ、やはり異文化を色んな視点から理解する試みは有意義だなと感じます。私自身も仕事で外国人の方々と接する場面が多く、異文化を感じることが多々ありますが、実際その文化の中で生活していないと真に理解することは難しく、こちらの価値観が凝り固まっている実感があり身につまされます。民俗学や言語学などの視点からだとその根底の部分に近いものを見られるような気がして、これからも是非とも発信していって欲しいです。
これらの物語の登場してくる馬たちが全て一系になっているストーリーがあったら面白そう。
サムネがあまりにペガサス幻想で吸い込まれました😂
20だの8だの妙に具体的な数字が出てくると、数秘術だの大乗仏教の話だの思い出しちゃうなぁイスラームの黄金期の影響を感じる…
ビブラスラップから神話が作られたらボーボボみたいな世界観になりそう
狐、あるいはアマノジャク的なものなのだろうかな?悪魔というよりは
37:00 もしもドラゴンボールが神話になったら似たような物語になりそう。原作1巻の牛魔王のくだりは「大山の獅子」みたいに孤立しそうだし、サイヤ人襲来・ナメック星・フリーザ編のくだりは四捨五入すれば「隕石と28人の青年勇士」!サイヤ人の中でのカカロットの境遇は「8匹の中で痩せてる馬が実は最良の駿馬」ですよね(28人中の20人は天津飯やヤムチャみたいに脱落した戦士なんだと思います)。首長が女友達からの愛(?)で戦えなくなるのも、平和な暮らしに絆されたベジータにそっくり……
アルフさんならお馬さん周りのお話し知ってるのかな?またゲスト回とかやってほしいです!馬と民俗学も色々ありそう。
私を覚えて下さっていてありがたい限りです。いつでも声がかかるのをお待ちしております(笑)
おっと、ビブラスラップの悪口はそこまでだ
創造神ボルハン、創造神ブラフマーと語源が同じだったりしないだろうか
(スーホ…ホース…)「スーホの白い馬」(ホースの白い馬…スーホ)
神話系の話はめぐるちゃんに聞いたらなんぼでもでできそう
不馬 とか如何ですか?(白馬の名前
やせぎす《「ぎす」は「ぎすぎす」、または魚の鱚 (きす) からか》からだがやせて骨ばっていること。 また、そのさま。goo辞典より
バカみたいな音がする楽器…ビブラスラップとかですかね?
おっぽをおっぱ以下略
うぽつ
可愛いネコチャンの匂いを嗅ぐ「猫吸い」という行為がありますが、これを「スーホの白い馬」に当てはめた場合「吸うほう(スーホ)の白い馬」となりますね!
37:48 「やせぎす」って「やせすぎ」ってことかな?😮
【黒川註】モンゴルで行われる搾乳儀礼の一つに、特殊な形状の杓子で天地に絞った乳を振りまくといったものがあります。ここでいう杓子がそれだとしたら、「族内でのシャーマンとしての役割は男系で継承されること」を意味する描写なのかもしれません。
【参考文献のリンク】
◯藤井麻湖2003『モンゴル英雄叙事詩の構造研究』(風響社)
【ゆる民俗学ラジオグッズはこちら】
狐のアクリルキーホルダー
⇨www.valuebooks.jp/bp/VS0063362534
狐の折りたたみ傘
⇨www.valuebooks.jp/bp/VS0063376643
狐の手ぬぐい
⇨www.valuebooks.jp/bp/VS0063341869
【サポーターコミュニティへの加入はこちらから!】
yurugakuto.com/minzoku
学生の頃バイト先にモンゴル人の留学生がいました。私が絵本 [スーホの白い馬]の話をした時、その人はちょっと嫌そうにそれはそういう感動的な話ではないということを言ってました。「白い馬」とは女の人のことで、その人を取り合いするお話だと。友人たちと彼の部屋に招かれ馬頭琴の演奏を聞かせてくれたのはいい思い出です。😊
旧約聖書のただただ人に試練を与え続ける神の仕打ちに強烈な違和感を抱いたことがあります。
しかし、それが砂漠地帯という日本人からは想像出来ない過酷な環境で生まれた事を知ると、納得出来ないまでも理解は出来るような気がしました。
民俗学を学ぶメリットの一つに、民俗学を短所に深掘りすることで、伝承の産まれた背景の人々の営みが垣間見れることではないかと思います。それがこの動画を観て強く再認識出来ました。
4:41 フン(хун, khun)はモンゴル語で「白鳥」を表すので、おそらくフンホール(хун хуур, khun khuur)は先端の彫刻が白鳥のものだけを指すのではないでしょうか? ちなみに「白鳥」を意味する хун はフンよりもホンに近い発音なので、「人間」を表すフン(хүн, khün)とは母音が違うようです。
隕石が勇士になったくだり、なんらかの流星群を見た昔の人達が「馬で駆ける勇士のようだ」と思ったのかなぁと想いを馳せてしまいますね
「スーホの白い馬」の絵本についてですが、赤羽(あかば)末吉さんは挿絵画家さんで、再話されたのは大塚勇三さんです。大塚さんは満州出身、赤羽さんも満州にいらした時期があったそうで、大塚勇三・赤羽末吉のお二人で「いしになったかりゅうど」というモンゴル民話も絵本になっています。こちらも胸をうつ悲しいお話です。
動画の本筋と外れますが、、、私の好きなアーティストの言葉に「(違いを)理解するのではなく受け入れることが大事」というものがあります。理解したつもりで代弁者気取りになってしまう、または自分の説に乗せて語ってしまうなど、理解しようとすることが却ってマイナスになることもありますし、自分とは異なる文化圏の人々の話を採集する上で大切なマインドがさらっと言葉に出てくる黒川さんはすてきだなと思いました🥲
31:01 神妙な顔して聞いていた浦下先生の、指導が突然始まるところ笑った
昔ばなしの「????」っていう部分について、アールネ・トンプソンのタイプ・インデックスで有名なアールネは、昔ばなしの変化についてこんな指摘をしています
・ある特徴(人物・事柄・事件)の忘却は、その主題に大きな影響を与えない
獅子・隕石が出てきたのに、フラグ回収されないのはこれで説明がつきます。この神話で大事なのは、「1匹の神馬と英雄がどうなったか?」だけです。なので語り部はそれ以外について多くを語りません。
それでは、なんでそんなことが起きるのか?についても指摘していて、
・忘却に対置されるものとして、本来その物語にはない素材を加え、敷衍する
物語が短い。面白みが足らない。など、語り部が感じると、そこに自分の持っている別の物語をくっつけて語りたがる。
これは主に、冒頭と最後に起きることが多いと分析されています。
以上のことから「フラグは!?フラグ回収は!?」っていうものが昔ばなしの中にあっても、基本回収しないのはこういう原理でおきているからなのです。
フフナムジルの話ですが、群馬県に伝わる羊太夫伝説とよく似ていますね。
共通点としては
・両者共にとても早い馬に乗り、遠く離れた場所に一瞬で行くことが出来た
・フフナムジルの場合はジョノンの羽を切り取られ、羊太夫の場合は八束小脛という馬を引かせていた従者の脇にある羽を切り取ったため、早く移動できる手段を失う
・フフナムジルの物語はジョノンが、羊太夫伝説の場合は羊太夫がそのことが原因で(経緯は違うものの結果として)亡くなる
ですね。
群馬県では古墳時代の馬型埴輪がしばしば発掘されており、古代より馬の生産が盛んだったとされています。羊太夫はもともと多胡碑の「給羊」という文章から着想を得たものとされますが、もともと海外から渡来してきた馬に関係を持つ一族だったかもしれません。その場合、遊牧民族同士の共通の神話体系が原型となりフフナムジルや羊太夫の物語ができた可能性があります。
神話・民話に振り回されると言うとトッケビを思い出しました。ドラマで存在を知り調べると日本では「鬼」と例えられることが多いようでした。しかしドラマではそんな絶対的悪の印象もなく混乱したのを覚えています。そこで異文化や日本に置ける民俗に関心が出て、ちょうどその頃にこのラジオと出会ったのでした。
小学生の時に「これが実物です」と言って馬頭琴を見せられた時のガッカリ感は忘れられません。「木じゃん!どこが馬の遺骨なんだよ!」と。その後、沖縄の三線の弦巻や駒で水牛の角製のものがあるのを知り、「ひょっとして馬頭琴もこういう部分に骨を使ったのかも…」と妄想を膨らませてたんですが、数年前にOTYKENというシベリアの民族音楽バンドを発見し、そこで「馬の頭骨をボディーとして使った擦弦楽器」を見つけて、「これだー!」と思い、長年のモヤモヤが晴れた気分でした。でも、馬頭琴の由来にはスーホの話だけでなく、こんなにいろんなバージョンがあるんですね。非常に勉強になりました!
OTKEN知ってる人はじめて見ました!STORMが好きです
@@ダレカサン_イラスト 私もその曲からハマりました。いつかライブで見たいと思っています。早くロシアとの行き来がしやすい日が来ますように…。
@@SAWAMURAshinya 本当に平和を願います...
あと、民族音楽バンドはHeilungがおすすめですよ!
ここでOTYKENの名前を見るとは…!ヴィジュアル面の見せ方が強いバンドですが、ホーミー的な発声法だったり、衣装はアイヌだったりで文化の交わりを感じて面白いですよね。
@@ダレカサン_イラスト Heilung見ました。洗練された民族アンビエントという感じで、シルクドソレイユを観に行った時を思い出しました。
42:35 「一回振り回される」という話すごく好き。黒川さんは異文化理解のアプローチ方法として挙げてらっしゃったけど、私は理由もなくとにかく好きです。夢の内容をメモして読み返したり、B級ホラー映画とか、最初と最後でテーマが変わってしまってる作文などを読むのが好きです。神話も取り入れてみよう。
インドでシヴァとかの黒い肌のことを青色で表現するのを思い出しました
スーホはホースを逆から言った、ザギンでシースー的なものだとずっと思い込んでいました。
「山の主たる獅子は獰猛だったが山から離れることはできなかった。」
「駿馬は翼を隠し持っていた。」
土地を持ち権力があるがそれ故にそこから離れられない定住者と、移動力があり自由な遊牧民という対比ですかね?
これだけ馬に『空を飛ぶイメージ』が付与されていると、MIATモンゴル航空のロゴマークが馬なのはけっこう納得出来る。
本編とはあんまり関係ないんですけど、ゆる音の方でバカみたいな音がする楽器集めて紹介して欲しいですとても気になる😂
三枚のお札につながるのは意外でした!
娘と一緒に楽しく拝見しました
「火を盗んだコヨーテ」の所で、娘が「コヨーテが盗んだのはタバコじゃなかった?」と申しておりました
「何かあったら」との事でしたので、取り敢えずご報告まで
私にはなんの事かわかりません😅お二人のお話はとても面白かったです😊
いざなぎが黄泉から帰るときの話と同じ類型のがモンゴルにもあるのか…。これもかなり分布広そう…
20:30 カザフスタンかキルギスのそれぞれドンブラ、コムズの起源譚にも「英雄が旅をしている時に見つけた動物の骨と皮…」というのがありますね
「スーホ...」は中国人が内モンゴル自治区で取材して創作した話です。騎馬民族の弦楽器で胴の部分を馬の頭蓋で創った楽器があったようです。文字通りの馬頭琴です。ウイグル周辺でスーホによく似た伝承がありますがウイグルの弦楽器が涙的型なのはその名残だそうです。遊牧民はペットではない家畜に普通名前はつけません。
青毛はカラスのような青系の黒で、赤系(茶系)が混ざった黒だと青鹿毛や黒鹿毛と呼ぶようです。
緑色を青と言ったり、美しい黒髪をみどり髪と言ったり、色を見るときに印象・心象のようなものを含めて呼んでいたのかなーと感じます。
改めてスーホの白い馬のあらすじを聞いて、涙……
最近涙腺がゆるくなりました。
モンゴル神話は興味あるもののどの文献から入門すればいいのか迷っていたので、我々日本人がよく知る「スーホの白い馬」からアプローチしてくださる構成ありがたいです。楽しかったです、またモンゴルをテーマに語って欲しいです!
黒川さんによる「~~た?」の言い方好きなんよな~
そこだけ切り取ってまとめていつか流してくれんかな
空から降ってきた隕石の28の勇士は、もしかして二十八宿の化身なのでしょうかね?
何度も読んでわからなかった話。獅子と山だと清涼山の文殊菩薩の乗り物である獅子の話とかが混じっていそうですね。能の石橋のもとになってる話とか。
28人というのは、二十八宿からきてるのですかね?星の象徴としての。
天の羽衣伝説の男女逆バージョンなとこも感じますし、かなり複数の類型が重なってそうですね
小学生のごっこ遊び?(ある意味異文化)には、人魚や探偵やスパイが登場したり展開も斜め上。楽しそうで何よりです。
確かに狐は悪もとも言い切れない不思議な立ち位置ですね・・・
光村図書の国語教科書じゃなかった民 (涙)
人の到達できない山すら統べる獅子すらも、その場に縛り付ける存在がいて(創造神?
獅子によって縛られていた馬は英雄によって、山のふもとに住む人々に開放され
人の生活にとって大切な、馬と馬頭琴と歌はこのようにもたらされた、的な話なのかなぁ
翼をもぐのは、馬は移動手段としては素晴らしいながらも、鳥のように障害物を無視して移動できない理由とか?
20+8なのも人々の生活必需品と馬の種類とかでこじつけられそう
杓子の話面白かったです。モンゴルの振りまくための杓子は「9つの目」と似たものなんでしょうか。スーホの白い馬の大塚・赤羽版の日本での初出は1961年のようなので1962年版は原典ではないのでは。また当時の福音館書店編集長がモンゴルの話を訳すよう大塚に依頼したという記述があり、本人ものちに中国語から訳したと言っていたそうなので、この話を選んだのは大塚氏ではないでしょうか。馬の毛だと松脂なくてもそこそこ音がします。釣り糸は松脂無しだと音が出ないです。
コテンラジオで龍の起源はワニだって話ししてましたね。
44:19 ラッパ系とかかな
ゆる言語の方でもピダハンやゾミア回で異文化を感じ、盲が開けるような感覚を得られることがあります。
この動画でもそれを感じ、やはり異文化を色んな視点から理解する試みは有意義だなと感じます。
私自身も仕事で外国人の方々と接する場面が多く、異文化を感じることが多々ありますが、実際その文化の中で生活していないと真に理解することは難しく、こちらの価値観が凝り固まっている実感があり身につまされます。
民俗学や言語学などの視点からだとその根底の部分に近いものを見られるような気がして、これからも是非とも発信していって欲しいです。
これらの物語の登場してくる馬たちが全て一系になっているストーリーがあったら面白そう。
サムネがあまりにペガサス幻想で吸い込まれました😂
20だの8だの妙に具体的な数字が出てくると、数秘術だの大乗仏教の話だの思い出しちゃうなぁ
イスラームの黄金期の影響を感じる…
ビブラスラップから神話が作られたらボーボボみたいな世界観になりそう
狐、あるいはアマノジャク的なものなのだろうかな?悪魔というよりは
37:00 もしもドラゴンボールが神話になったら似たような物語になりそう。
原作1巻の牛魔王のくだりは「大山の獅子」みたいに孤立しそうだし、サイヤ人襲来・ナメック星・フリーザ編のくだりは四捨五入すれば「隕石と28人の青年勇士」!
サイヤ人の中でのカカロットの境遇は「8匹の中で痩せてる馬が実は最良の駿馬」ですよね(28人中の20人は天津飯やヤムチャみたいに脱落した戦士なんだと思います)。首長が女友達からの愛(?)で戦えなくなるのも、平和な暮らしに絆されたベジータにそっくり……
アルフさんならお馬さん周りのお話し知ってるのかな?またゲスト回とかやってほしいです!馬と民俗学も色々ありそう。
私を覚えて下さっていてありがたい限りです。いつでも声がかかるのをお待ちしております(笑)
おっと、ビブラスラップの悪口はそこまでだ
創造神ボルハン、創造神ブラフマーと語源が同じだったりしないだろうか
(スーホ…ホース…)
「スーホの白い馬」
(ホースの白い馬…スーホ)
神話系の話はめぐるちゃんに聞いたらなんぼでもでできそう
不馬 とか如何ですか?
(白馬の名前
やせぎす
《「ぎす」は「ぎすぎす」、または魚の鱚 (きす) からか》からだがやせて骨ばっていること。 また、そのさま。
goo辞典より
バカみたいな音がする楽器…ビブラスラップとかですかね?
おっぽをおっぱ以下略
うぽつ
可愛いネコチャンの匂いを嗅ぐ「猫吸い」という行為がありますが、これを「スーホの白い馬」に当てはめた場合「吸うほう(スーホ)の白い馬」となりますね!
37:48 「やせぎす」って「やせすぎ」ってことかな?😮