なぜ消火栓の色は違うのか?札幌は黄色、旭川は赤、小樽は5色!?そこには意外な理由があった!!・・・北海道(札幌・小樽・旭川・函館)『今日ドキッ!もんすけ調査隊』2021年11月11日放送

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  • Опубликовано: 20 авг 2024
  • 森田絹子アナウンサー
    「視聴者からの疑問や悩みを調査する「もんすけ調査隊」です。
     あなたのマチは何色ですか?」
    依頼者
    「北海道の消火栓の色は、なぜ黄色なのでしょう?調べてください」
    さっそく札幌市内で調査を開始してみると・・・
    調査員
    「ありました!あちらに黄色の消火栓があります!」
    一方、旭川市では・・・
    調査員
    「ありました!旭川の消火栓は赤です!」
    そして小樽市では・・・
    調査隊
    「ありました!消火栓!小樽市は青です!」
    調査隊
    「あれ?こちらの消火栓は黄色です!」
    調査隊
    「こちらには赤色の消火栓もあります」
    なんと!小樽市では、5パターンの消火栓を発見!
    これはいったい、どういうことなのか?
    そこで急遽、調査変更!
    なぜ消火栓は、マチごとに色が違うのか?
    そして小樽の5パターンの理由とは!?
    まずは札幌市から・・・
    札幌市の消火栓は、全体が黄色に塗られていて、
    まるでロケットのようなフォルムで、
    今にも空に飛び立ちそうにも見える。
    札幌市水道局 技術職員 関 拓矢さん
    「火災が発生した際にでも発見しやすい様に、視認性がいい黄色を採用しています。
     黄色であれば、暗闇の中でも目立つ色なので、
     発見もしやすい分かりやすい色だと思っている」
    この話を裏付けるような実験がこちら。
    夜の歩行者が、車からどう見えるのかを確かめる道警の実験だ。
    横断歩道に並んでいるのは歩行者に見立てた色とりどりのコーン標識
    徐々に近づき、30m手前に来ると・・・
    調査員
    「かろうじて6色のコーンが見えます」
    ところが、遠くを照らすハイビームにすると・・・
    調査員
    「黒いコーンが奥にあったみたいですね」
    この実験から、夜は白が一番ハッキリ見やすく、
    続いて黄色、赤、緑の順に見やすい様に見える。
    調査員
    「白じゃダメなんですか?」
    札幌市水道局 技術職員 関 拓矢さん
    「やはり白だと雪と紛れてしまうのでどうしても白は採用しづらい」
    続いては旭川市!
    赤く塗られていて、まるでウインナーの様な形をしている。
    では、なぜ旭川市は赤色なのか?
    旭川市水道局 黒川彰史 主幹
    「やっぱり消防車の色が赤色っていうところから来てると思います。
     特に冬に雪に埋もれても、白に赤なので、目立つと思います。
     消火栓のあるところは、除雪はしているが、
     雪が積もっていくと、見えづらくなってくるので、
     消火の時に、すぐ見つかる赤」
    雪が多い旭川では、消火栓が雪に埋もれてしまう事も度々発生。
    そこで、雪の中でも見やすい赤を採用しているという。
    確かに、雪の中では、黄色よりも赤の方が見やすい…、気がする。
    旭川市水道局 黒川彰史 主幹
    「ただ景観に配慮した色も展開して茶色や灰色など他の色もある」
    ちなみに札幌市にも、大通公園周辺には景観に配慮した消火栓があり
    一見、消火栓に見えないが、実は消火栓という物もあった。
    小樽市の消火栓の色を調査してみると、
    赤・青・黄色にツートンカラーも加えて、5つのパターンがあった!
    いったい、どういうことなのか!?
    小樽市消防本部 佐藤光則 消防司令補
    「隣り合う配水系統が多くても5系統あることから、
     5色になったと言われている」
    周りを山に囲まれた小樽では、
    標高の高い所に水を貯める施設=配水池があり、
    そこからの高低差を利用して水を供給している。
    しかし、大きな問題が発生した・・・
    小樽市消防本部 佐藤光則 消防司令補
    「昭和49年に大規模な火災が発生した際、
     同じ配水系統の消火栓からたくさんの水を出したことによって、
     消火栓から水が出にくくなるということがありました。
     このことから、一目で配水系統の異なる消火性を見分けられ、
     同じ配水系統に消防車が集中することがないよう、
     消火栓の色を分けるようになりました」
    つまり、消火活動で配水池が同じ消火栓だけを使ってしまうと、
    水の勢いが弱くなってしまう。
    そこで配水池が異なる消火栓を見つけやすくするために
    35ある配水池を5つのグループに分けて
    それぞれ色をつけたというのだ。
    小樽市消防本部 佐藤光則 消防司令補
    「全国的にも珍しく、観光客も写真に収めています」
    札幌・小樽・旭川ときたら函館も気になりますよね~?
    北海道を代表する歴史あるマチ、函館では・・・
    函館消防本部 警防課 佐藤 彰 消防士
    「函館型三方式地上式消火栓といい、
     函館大火が昭和9年にあった際に、防火用水道などの整備を始め、
     外国などの消火栓をモデルに、この様な形になった。
     特徴は放水口が3個ついてることと、管が他都市の消火栓より太い。
     大量に水を取れるという特徴がある」
    函館は、確かに他と比べて放水能力が高いようだ。
    函館消防本部 警防課 佐藤 彰 消防士
    「函館はまだまだ木造の建物が残ってる所があり
     特に大量の水が必要になってくるので非常に活躍している」
    消火栓の色には、
    火災からマチを守るための教訓と工夫が刻まれてた。
    森田絹子アナウンサー
    「総務省消防庁に確認したところ、
     消火栓の色や形についての決まりはなく、
     全国的には赤が多いということです」
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    みなさんのご参加をお待ちしています。
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Комментарии • 11

  • @user-jv7et4vs8f
    @user-jv7et4vs8f Год назад +4

    Fヴィレッジ(北広島)は黒です

  • @nanalinn
    @nanalinn 2 года назад +3

    なるほど、地域特有の事情から生まれているものもあるんですね。だけど災害等で他地域に応援に行った際に一番困るのが消火栓の扱いの違い。同じだったらまだしも、違っていたら大変なことになる。

  • @user-cg7oc7cx4m
    @user-cg7oc7cx4m Год назад +2

    カラフルな「消火栓」があるのにビックリしたわ。ちなみに、本州では、大概は赤です。

  • @cobtfxn23
    @cobtfxn23 2 года назад +1

    内地に住んでると気にすることなかったけど、北海道ならでは各都市ならではの理由があるんですね〜

  • @jua5947
    @jua5947 10 месяцев назад

    大通にある緑色の物体が消火栓だったなんて、知りませんでした!!

  • @airi6684
    @airi6684 Год назад +1

    本日より札幌市の消火栓、黄色から灰色に変わりました。
    これは有事に備えてなのか、水道局さんにもう一度コメント求めて下さい!!
    よろしくお願いします!!

    • @tamtimtim
      @tamtimtim Год назад +2

      塗装中の色です

    • @airi6684
      @airi6684 Год назад

      @@tamtimtim 様
      結果的にそうだった模様でした。
      お返事ありがとうございました🙏

  • @user-hf6yb4fp9n
    @user-hf6yb4fp9n Год назад +1

    恵庭市は.赤。

  • @user-hf6yb4fp9n
    @user-hf6yb4fp9n Год назад

    恵み野は?

  • @user-me7ge6pf9o
    @user-me7ge6pf9o Год назад +1

    道内にある消火栓が、地域別で色分けしてるなんて超珍しい❗
    まるで、アイドルの衣装みたい。(笑)