倒壊事故も発生!危険な街路灯問題 第2弾・・・「いったいどうすれば・・・」『今日ドキッ!もんすけ調査隊』2021年11月4日放送【北海道札幌市&滝川市】

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  • Опубликовано: 11 сен 2024
  • 金城茉莉奈アナウンサー
    「続いては視聴者からの疑問や悩みを調査するもんすけ調査隊です。
     先週に続いて老朽化した街路灯問題に迫ります」
    先週の「もんすけ調査隊」では、
    札幌市中央区の老朽化した街路灯を調査!
    すると、およそ50~60年前に立てられた、
    町内会が所有する街路灯だったことがわかった。しかし・・・。
    調査員
    「倒れそうになっても、札幌市は手が出せない?」
    札幌市建設局土木部 能代卓己 課長
    「あくまで所有者の責任で維持管理することになっているので、
     札幌市は何ともし難い状況」
    高度経済成長期、防犯などのために立てられた街路灯。
    その撤去には、およそ10万円から、
    場合によっては100万円近くかかることも。
    今、衰退を続ける町内会に、重い負担として、のしかかる。
    朽ちるインフラの著者、東洋大学の根本祐二教授は・・・
    東洋大学 根本祐二 教授
    「街路灯は工作物なんです。
     工作物責任という法的な責任が問われますから
     仮に何か事故が起きて、誰か怪我しましたといった時に、
     誰も知らなかったので責任ありませんという理屈は通らない」
    万一の場合、賠償責任を負うことになる町内会は・・・
    町内会長(滝川市)
    「撤去できない原因は、
     町内会費で撤去しなきゃいけないというのが大きな要素。
     町内会費を集めても少ないから。世帯数も少なくなってきてるから」
    去年8月、滝川市では、台風から変わった低気圧の接近で
    中心街の町内会が所有する街路灯が3本、根元から倒れた。
    幸い、ケガ人などの被害はなかった。
    町内会長(滝川市)
    「街路灯に対して当たり前だと思っているから意識ないですよね。
     倒れて初めて気がつくという。
     維持管理に対する町内での取り組みなんて、やってないのが現実」
    調査員
    「数十年前に立てた街路灯を何とかしてくれってどう思う?」
    「それを蒸し返してもしょうがない。
     今その恩恵にあずかっているのは町内の人だから」
    事態を重く見た、滝川市が立ち上がった!
    滝川市 くらし支援課 西島建志さん 
    「去年、滝川市内で3本の街路灯が倒れました。
     それを機に現状の補助の上限では足りないのではないかということで
     本年度から6万円を上限として60%の補助に増額しています」
    滝川市では本年度から町内会や商店街が所有する街路灯撤去の場合
    6万円を上限に、補助率を工事費用の60%に引き上げた。
    ちなみに、札幌市は、撤去に関する費用は全額自己負担だ。
    滝川市 くらし支援課 西島建志さん 
    「昨年度は、10本に満たない数の撤去の本数だったんですが、
     本年度については、87本程度の撤去が進んでいる」
    その後、市内の6千本ほどの街路灯をチェックした結果、
    倒壊の危険があるものが100本ほど見つかった。
    滝川市 くらし支援課 西島建志さん 
    「鉄が残っている場所は高い音がするが、
     穴が空きそうな錆びてしまっているところは、
     くすんだ音というか音がしない」
    これをきっかけに、街路灯を撤去した町内会は・・・
    町内会長(滝川市)
    「町内の人も危険がなくなって良かったと」
    こちらの町内会で、2本の撤去にかかった費用は、
    総額で14万8500円。
    そのうち補助金が8万9100円で、
    実際に町内会が負担した費用は5万9400円だった。
    町内会長(滝川市)
    「町内会にとっては非常にありがたい」
    「町内会独自では絶対できませんから、
     行政と一緒になって取り組みをしていかないとダメだろう
     というのが正直言って実感ですね」
    犯罪から私たちを守ってきた街路灯。
    今、その老朽化が深刻になっている。
    金城茉莉奈アナウンサー
    「調査のきっかけとなった札幌市の今回の街路灯ですが、
     交通量の多い幹線道路のため、
     今後の対応について札幌市が町内会と協議を始めたということです」
    金城茉莉奈アナウンサー
    「町内会が所有する街路灯が転換期を迎えている一方で、
     自治体が所有する公共の街路灯には
     新たな機能を加える動きも加速しています」
    金城茉莉奈アナウンサー
    「ここまでスゴイ!進化したスマート街路灯の世界。
     電機メーカーのNECが、全国の自治体と
     さまざまな実証実験を進めています」
    金城茉莉奈アナウンサー
    「自分のことは自分で。手間のかかる街路灯の点検を、
     街路灯自身にやらせようというお話です」
     街路灯に付いているセンサーが、揺れや傾きなどを感知して
     受信機を積んだ車で近くを走るだけで、
     詳しいデータを集めることができます。
     将来は、AIで異常が発生する前に予測することも
     目指しているということです」
    金城茉莉奈アナウンサー
    「こちらは未来を予測でSDGs。
     具体的には、街路灯についたセンサーで解析した人の流れや
     過去の混み具合、天気などから販売数をAIが予測します。
     この予測をもとに街路灯の近くにあるパン屋さんは
     作る量を増やしたり、減らしたりできるという仕組みです。
     この仕組みで廃棄する量を
     9割削減できたケースもあったということです。
    金城茉莉奈アナウンサー
    「さらには災害からマチを守ります。
     これはすでに、東京の杉並区で運用が始まっています。
     街路灯についたカメラで、川の水位を確認できるほか
     冠水しやすい場所を常に監視することができます。
     このように、いつでもどこからでも
     川の増水を確認する事が出来ます」
    金城茉莉奈アナウンサー
    「暮らしで感じた疑問や悩みを        
     HBCの情報提供窓口、もんすけ調査隊までお寄せ下さい。
     みなさんのご参加をお待ちしています」
    調査依頼はこちら↓
    lin.ee/pYvxEEm
    www.hbc.co.jp/...
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