ついに日本公開『オッペンハイマー』全編ネタバレ感想トーク:第333回 銀幕にポップコーン
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- Опубликовано: 27 мар 2024
- クリストファー・ノーラン監督の最新作となる伝記映画『オッペンハイマー』がついに日本公開を迎えた。「原爆の父」として知られる理論物理学者J・ロバート・オッペンハイマーの半生を描き、第96回アカデミー賞で最多7部門を受賞した本作について、今回は全編ネタバレありで感想を語り合う。
※ネタバレなしの予習編はこちら
• ネタバレなし!映画『オッペンハイマー』の理解...
■出演者
山田集佳(フリーライター)
竹島ルイ(フリーライター)
野津圭一郎
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中盤の頭くらいにマンハッタン計画に誘われた科学者が涙を流しながら言ったセリフが印象的でした
「300年歩んできた物理学の成果が大量破壊兵器でいいのか?」と
どれだけ素晴らしい技術があっても結局それを扱うのはその当時の世界情勢と我々人間なんですね
今後同じような大きな過ちが起こらないようにと願わずには居られない映画でした
その台詞はかなり共感しました
人として、そして学者としての矜持と嘆き・・・
個人的にはかなり好きな映画でしたが意外と評価が低いですね。
オッペンハイマーは実際原爆の現場は観ていないし、罪悪感を感じたかどうかは本人しか分からないので被爆シーンを強調したらそれこそ嘘になってしまう。(映画で見た限りではかなり罪悪感は感じてるように表現されてると思います。)
被爆の悲惨さを伝える映画ではなく、科学進歩のなかで悪用される結果が見えてても開発しようとする人間の業の話だと思っているので、日本の惨状を入れるのは主題がズレる感じがします。
この映画についてそれぞれの立場や、価値観から批判があるのはとても良くわかります。
ただ、それでもなおここまでの映画体験をさせてくれる作品は、そうそう無いのではと思いました。
非常に観ごたえのある作品だと感じました。
監督が描きたかったのは、オッペンハイマーその人そのもの「だけ」だったのだと思います。
多分それはノーラン自身の生き方に重ねてらっしゃるのではないでしょうか。
でも、それこそが世界のあり方を根底から左右する可能性がある。
原爆の悲惨さをあのような形でしか描かなかったのは、その真の恐ろしさを映像として描くことは
彼の考えとしては「できない」からではないかと想像しています。
ネタバレなし回を聞いてから観に行って本当によかったです。山田さんのコメントは本当に的確で分かりやすいと日々感じています。
blackholeの高橋ヨシキさん(確か)の受け売りで申し訳ないのですが
原爆被害の描写がぬるいのは、そこに関してだけはオッペンハイマーの想像力があの程度のものでしかなかった、
だからこそ原爆開発を進めてしまったのだ、という解釈で納得してます。
観たい人に色々な事を考えさせる映画なのは、このテーマを選んだ時点で必然だと思う。
受け取り方・感想は人それぞれなので、このような批判的な動画に引きずられず、多くの人に自分の目で確かめてほしい映画。
原爆を人間が生み出した禍々しい業火として描いていたように思えた。
この作品の冒頭でプロメテウスの逸話が語られたが、補足するなら「人間が火を手に入れると使い道を誤る」という理由で人間に火を与える事を禁じられていた。つまり非常にこの映画の原爆感・ひいては近代史に沿っている(ギリシア神話おもしろいよ☺)
自系列をいじり過ぎなのは、何もそこまでしなくてもと思った。
色々思う所はあるが、アメリカでこのテーマに挑むという姿勢にまずは拍手を送りたいです。
日本人が戦時下で加害した事件について映画を作ったとして、どれだけのものを作り、どれだけの人間がそれを観るのか・・・
分からない所があるのは僕がアホなので仕方ないのですが、それらが全て分かったところで今以上に面白くなるのか?という感想です。
めちゃくちゃいい補助線になった、、感謝、、💖
さっき観てきました。この映画は「原爆(開発)の映画」だと思うと混乱しますね。むしろオッペンハイマーという首尾一貫して矛盾した、支離滅裂な人間を描いた映画なんじゃないかと思いました。
そういう意味で原爆も、防衛・抑止力であり同時に人類滅亡につながる「不条理な兵器」という部分が強調されていて、実在する核兵器というより矛盾・不条理のシンボルのような存在として描かれていたと思います。
実際に原爆の被害にあわれた広島・長崎出身の方が「当事者性がたりない」とモヤモヤする気持ちはわかります。抽象的な概念ではなく、現実の核兵器を見ろと…
野津さんの抑えきれない毒に笑った
でもご指摘はその通りだと思う
自分も今作の切り刻み過ぎた編集は狙った効果より弊害のほうが大きいと思った
こんな分かりにくい映画がよくヒットしたなとも
53:23
アカデミー賞受賞に感じた茶番感を見事に言語化してくれた
ハリウッドを作ったのも、原爆を作ったのも、この映画に賞を与える事で贖罪になったと思っているのも同じ人たちって事よね
この映画見たけど、原爆の悲惨さとかそういうの強調する映画じゃなくて、オッペンハイマーという人間がどういう人間で彼によって開発された核兵器が世界に与えた影響がどういうものだったのかを描いた映画だから、そういうのを求めるのはちょっと違うんだろうなって思った
オッペンハイマーたちが原爆開発に成功して大喜びするシーンとかは見ていてかなり複雑な気持ちになったけど・・
それはともかく、この映画本当に長い
中盤でスパイ疑惑をかけられたオッペンハイマーが査問委員会で永延と尋問されるシーンとか正直、短縮して欲しかった
この映画見ようとするひとは絶対に事前にトイレ行ったほうがいいよ
日本の被害を描けていないということで批判が集まるいっぽうで、そんなことないよという擁護をたくさん聞いて、自分もそうだろうと思っていたのですが、実際に見ると被害の描き方がとんでもなく引っかかって、批判する側に十分な理屈はあったんだなと思いました。
野津さん長崎出身だったんですね(自分もそうなの)。
日本人間でも原爆に対する認識とかだいぶ違ってるとは薄々感じてはいたのですが、劇場に行ってはっきりしました(˙◁˙)
原爆投下の標的から京都が外された下りの話の時に笑ってる観客がいたんですが、毎年原爆投下の日に登下校してる小中学生に劣るやつはこっちにはいるんだな、と分かりました。
内容に関してですが、被爆した日本人を1回たりとも明確に映してない時点でこっちが主体の話ではないとは認識したので、個人的にはあまり不満等はなく、終盤あたりの言った言ってないの問答はなかなか楽しめました
日本人としてこの映画を面白かったかとかわかりやすかったとかで評価するのはちょっと違和感を感じる。ほとんどの人がその詳細を知らなかったマンハッタン計画についてここまで描いてくれたことに感謝したい。
映画と解説を見て、ノーラン表現の進め方とドイツのメルケル前首相の話の進め方と類似点があるなと思いました。
感情を沸き起こすような扇動的な表現をしないで、そこは控えめに話を進める。
メルケル首相も物理学者出身なのと、ヒトラーの全体主義の反省からそうしていたそうです。
この映画の原爆以外のもう一つのテーマにも合致しているような。
メルケル首相は尊敬する女性の一人です。
もう一度映画館で観たくなりました。
私はこの映画を楽しめました。
が、野津さんの話もまた面白くて良かったです。特にアカデミー賞を与えたくだりは納得です。
予習編を見てから、映画観ました。映画を観ている間、ずっと「夕凪の街 桜の国」が頭をよぎって、セットで観るといいのかなと。
やはりノーランの作品はモヤると実感。
日本で原爆関連の映画となると(犠牲者のご遺族も大勢居らっしゃるし)デリケートな意味合いを含む取り扱い注意⚠️作品ですね、、
みてきました。
最高に面白かったです。
そして確かに罪悪感が中途半端なのがありますね。生い立ちからみても、もっと独善的で"悪いやつ"いいのでは?と感じました。
ノーラン映画をあまり見たことがないので字幕について行くのが大変でした。考えたり味わいながら見る余裕はなかった。疲れてない時に見ることをおすすめします。
反戦映画かと言えば
そういう作品ってわけでもないように見えた
日本人だから色々思うんだろうな
日本人以外にはそこまで細かく色々は思わなそう
同感。あえて時系列をごちゃごちゃする効果がわからない。やはりノーランの作品は苦手です。テネットとかはわかるが、この作品で、あえて時系列をいじったり、ただただわかりずらい。
ストーリー的に盛り上がりそうになっても聴聞会の追及を挟んで、主人公なのに観客が感情移入したり応援する事をちゃんと阻む作劇になってる
という効果になっています。R・オッペンハイマーを安易に賞賛する映画ではないということです。
オペ泣きしました😂
ノーラン監督の描写は、日本庭園の借景のような表現かもしれない。
一回見ただけで楽しめるエンタメと違って、全て説明しないのは、事実の歴史としてあるので、興味関心への入り口として、もっと自ら調べて自らの意見をと、その人の立場や心情にも任せているのかも。
日本人の立場からすると、被曝の被害を描く程度が中途半端に少なく、その被害や影響の表現の程度が足りないって思えるけど、現在の投爆国の一人の立場で、“アメリカで今後も映画を撮っていき、注目や問いを立て続ける映画”であるには、“精一杯の表現”だったのかも。(それがよいとか悪いという判断でさえ、その人の生き方やアイデンティティにかかると思うので)
価値や評価の置き方に対して、時間が経過しないと表明するのも立ち位置によってとても難しのかと思いました。
主人公に1ミリも共感できなく、物理学の言葉は難しく、音楽が五月蝿くて、しんどい体験だった。
スピルバーグが、次の人としてオスカーを渡した、ということもなんだかがっかり。
何度もみたらよくわかる、と言ってた評論家がいたけど、私は2度目はないな。
日本の被害者意識の大きさでこんなにも意見が違うんだ。
ロジックの人だからね。
被害者意識の感情が見方を歪めてる気がする。
「今年見た中でワースト」ってのは流石に偏りすぎでしょ。やっぱIGNが選ぶライター陣っておかしいわ。
そういう人もいるということでいいのでは?それぞれの価値観があるのが人間なので。
「分かりやすさ=映画の面白さ」とする人の基準で評するなら
この作品がワーストになるのは当然とも言えるでしょ。
そしてそういう人を偏り過ぎともおかしいとも思わない。自分の基準とは違うけど。
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