ネタバレなし!映画『オッペンハイマー』の理解が深まる基礎知識を学ぼう:第332回 銀幕にポップコーン
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- Опубликовано: 16 окт 2024
- 第96回アカデミー賞で最多7部門を受賞し、日本公開も目前のクリストファー・ノーラン監督作『オッペンハイマー』。今回は原作書籍を中心に、映画の背景となる歴史上の出来事やJ・ロバート・オッペンハイマーの人となり、登場人物の概要などを映画のネタバレなしで紹介。予習・復習にわずかでも役立ててもらえると幸いだ。
※みなさまの知見もコメントにてぜひお寄せください!
■出演者
山田集佳(フリーライター)
野津圭一郎
IGN JAPANのスタッフが、最新の映画やドラマについて雑談をする番組
#解説 #レビュー #感想
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背景として
オッペンハイマーは、1926年にアメリカからドイツに留学し、量子物理学を確立したヴェルナー・ハイゼンベルク(史上最年少でノーベル物理学賞を単独受賞した天才)を師事し博士号を手にしている。
当時は、世界中から天才たちがハイゼンベルクに量子物理学の教えを請いに訪れていた時代で(日本において原爆開発に挑戦していた日本人科学者、仁科芳雄もその1人である。)
つまり、ヒットラーが原子力爆弾を開発していると聞いた時、師匠であるハイゼンベルクがドイツにはいる訳で、オッペンハイマーはドイツが先に開発する事を誰よりも恐れていたに違いない。
1938年にオットー、ハーン達は、現ベルリン自由大学にて、天然ウランに中性子を照射し、核分裂反応の実験に成功していた為、世界中の量子物理学者達は、その兵器利用は時間の問題だと考えていた。
現実には
アメリカは、20億ドル(現在価値換算で約3兆円超)の予算を注ぎ込んだお陰で世界で一番早く実験に成功した訳だが、
その予算の大半は、ウラン濃縮施設に費やされており、ウラン資源が足りない日本や、ヒトラーが原爆開発に予算を配分しなかったドイツでは、原爆開発にまで到達する以前に敗戦に向かっていた。
ノーベル賞受賞→ありがとうございます
の謎の流れ好き
ノーランの映画は何度も観ないと
ダンケルクも3つの時系列を理解しないと全体は分かりにくい
ゴジラマイナスワンに対して日本人の反省が足りないと言っていたIGNのこのお方たちが
オッペンハイマーにはどんな評価を下すのか楽しみ!
水爆実験由来の「ゴジラ-1.0」も今じゃなかったらアカデミー賞のノミネートさえされなかったかもしれない。
関連作品というかターボ要素になったよね
2人回、序盤でいつもよりヘラヘラしてるお二人が見れて良かったです笑
ドラマですが三体取り扱ってほしい
三体はこの番組のテイストにも合ってそうですし、話題作なので取り上げてほしいですね。
“ブラックホールの予言“
高校の物理で習う重力加速度の方程式
天体の質量を M、半径を R とすると、地表付近での重力加速度の大きさは、万有引力定数をG として
g=GM/Rの二乗となります。
この式から、地球を脱出する時に必要な速度(第一宇宙速度秒速約8km)は、高校生でも簡単に導き出されます。
また、アインシュタインの特殊相対性理論(1905年)
光速度不変の原理により、真空中の光の速さはどの慣性系においても変わらないとされています。
光の速度は常に一定(秒速約30万km)
上の2つの事実を組み合わせて考えたら
オッペンハイマーで無くても
ある質量より密度的に重い天体からは光も脱出出来ないと言う結論は容易に想像出来ます。
金持って頭もよくて顔もイケメン