【中野京子×山田五郎】名画とヨーロッパの駅舎&鉄道!絵から文化を読み解こう!【駅に集う人々には物語がある】

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  • Опубликовано: 21 окт 2024
  • 「怖い絵」でお馴染み 中野京子先生をゲストに迎えてのSP回⭐️
    今回は《ヨーロッパの駅舎&鉄道》を
    絵画から読み解きます🚂
    モネの連作の走りとなった駅舎を描いた作品🛤️
    駅舎に集う人々を描いた当時大人気の作品まで・・・
    中野先生に解説してもらいました😆
    次の本が発売されたらまた来てくださいね😍
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Комментарии • 165

  • @宇宙のすも
    @宇宙のすも Месяц назад +5

    中野先生の素の表情でサラッと毒舌でぶっさす感じがとても好きです。フランスのミステリーがモヤッとしてるとか、「そうなんですよね〜」と頷いてしまいました(笑)

  • @哲紫
    @哲紫 21 день назад +2

    旅自体を楽しむ。まさにそれ。目的地だけがすべてじゃないんよねぇ。

  • @トポロンももた
    @トポロンももた 10 месяцев назад +5

    21:01~少しハッとしました。日本でいう豆本を想起したんですが、日本では江戸後期で着物の袖に入れやすい袖珍本とか移動中に読むから馬上本とか呼ばれたんですよね。ここで紹介されている絵も若い女性が興味津々で読んでいる、江戸時代も読者は女性が多かったとも言われているし。鉄道の発達と本の小型化をセットで考えたことが無かったので非常に興味深く感じました。

  • @キュウ-j2t
    @キュウ-j2t 11 месяцев назад +42

    中野先生の、フランスのミステリーはモヤっとしてる、とか、ボンネットは年取ると似合わない、とか、つるんと出てくる言葉が好き!
    このチャンネルの醍醐味ですー

  • @meruiida
    @meruiida 11 месяцев назад +21

    中野さんがおっしゃった「お婆さんが食堂車で何とか…」というヒッチコック映画は多分「バルカン超特急」ですね。

  • @MrSoraironotane
    @MrSoraironotane 11 месяцев назад +23

    前回と同様に中野京子先生とのオトナの教養講座は大変興味深かったです。またのご出演お待ちしております。
    毎回本当に楽しませていただいてありがとうございます。
    そのお返しと言っては何ですが・・・私はパリ在住なので、この先フランスの画家もしくはフランスNI滞在していた画家を動画にする際に、もしもパリとその周辺の今!の写真が欲しい『例 サンラザール駅の今』みたいなことがあれば喜んで撮りに行ってお送りしますのでご連絡ください。

  • @まうなけあ-e2p
    @まうなけあ-e2p 11 месяцев назад +27

    何気に毒舌化した京子さんがビクトリア女王ディスってて吹いたわ。
    私はカイユボットのサラッとした洗練された絵が好きだな。橋下の線路を覗き込む紳士の背中に「新しい交通機関にワクワク」してる子供の様な期待感を感じます。
    京子さんのお話とても良かったです。またお願いいたします!

  • @ユメ-z5s
    @ユメ-z5s 11 месяцев назад +35

    なんとなくですが、漫画を読みなれてる日本人はフリス氏の絵画は各々心の中で登場人物にアテレコしながら堪能出来そうですね。

  • @シャムロックE
    @シャムロックE 11 месяцев назад +26

    フランス人とのミックスの子供が我が家にいるのですが、このモネの「サン・ラザール駅」の絵画が私も夫も好きだったので、子供のフランス語名はラザールにしたという経緯があります😆ミドルネームなので、日常で使うことはないのですが。。。😅

  • @summer_green1954
    @summer_green1954 11 месяцев назад +17

    モネのサン・ラザール駅。霞むような蒸気機関車で記憶の底からススの匂いが蘇ります。
    フリスのパディントン駅ホームには様々な理由で旅する人々が溢れる。細部まで見て、悲喜こもごもの物語の想像を拡げるのが楽しい絵ですね

  • @ruru-dq4zj
    @ruru-dq4zj 11 месяцев назад +12

    中野先生大好き!

  • @OtherQM
    @OtherQM 11 месяцев назад +5

    旅行が単なる輸送になってついていけない…みたいなことは、ゲーテも言ってましたね。彼の場合は、ドイツの産業革命の直中にいたので、そういう感慨も深かったのでしょう。

  • @春秋-n5i
    @春秋-n5i 11 месяцев назад +25

    駅舎の絵が、元駅舎のオルセーにあるのって素敵

    • @brown-tea.2024
      @brown-tea.2024 11 месяцев назад +3

      そうなんですね♪素敵です♫

  • @菅沼大輔
    @菅沼大輔 11 месяцев назад +129

    機関車が止まっている様にみえるとの話がありましたが恐らく止まっているんだと思います。下から白い煙が出てます。これはドレン切りと言って停車中や発車直前に見られることが多いらしいです。

    • @美濃屋善兵衛
      @美濃屋善兵衛 11 месяцев назад +17

      ドレン切りって何ぞや?と思って調べたら、配管内に発生する水滴なんかを排出する事なんですね
      蒸気機関車が発車前にプシューってやるやつ
      そう考えるとあの機関車は、これからゆっくりと駅舎内に入ってくる場面のものを描いてるから、スピード感があると逆に危ないですよねw

    • @HitYoutube
      @HitYoutube 11 месяцев назад +14

      シリンダ下からの排気は走行中も出ますので停止中とは限らないと思います。
      というか入線のあんなところで停車していたら邪魔なのでホームに徐行で入線してきている途中の光景ではないでしょうか。
      ホームに客車が居れば入れ替え作業のため停車中の可能性も高いですが空なので。

    • @gab2648
      @gab2648 11 месяцев назад +18

      こういうガチ勢たちのコメントが読めるのもこのチャンネルならではですね。
      いいぞ、もっとやれ。

    • @由美ちゃん-q4q
      @由美ちゃん-q4q 10 месяцев назад

      中野先生とても面白く当時の時代背景まで解説してくださりありがとうございます。

    • @colocalo100
      @colocalo100 7 месяцев назад +2

      @@HitRUclips
      確か、駅直前で蒸気を切り替えて、推進移動で入線してた。と聞いたことがあります。
      そうでないと、駅構内の屋根に煙が充満するし、止まらないとかなんとかで。
      だとすると、非常によくかけている。とも言えますね

  • @うさぎらら
    @うさぎらら 11 месяцев назад +11

    中野京子先生と五郎さんの対談が、最高に好きです!知性の豊かな二人のやり取りが、面白いのは勿論ですが、素敵過ぎて。永遠に聞いていたいです(*^^*)💖京子先生、是非々又いらして下さいね、宜しくお願いいたします❗是非~~~✴✴✴

    • @白川あざみ
      @白川あざみ 21 день назад

      中野先生のブログも好きです。それを見て、講演会に出かけています。ただ、私の頭の容量が小さすぎて、ダダ漏れなのが悲しい😭

  • @Udocoffee9
    @Udocoffee9 11 месяцев назад +14

    中野さん回は面白いのだ

  • @57-oct20Thu
    @57-oct20Thu 11 месяцев назад +7

    蒸気機関車といえば…ターナーかなぁ〜。中之島美術館でターナー見ましたよ!想像以上に迫力を感じました😊しかし中野先生の服装も素敵です✨2人の会話は相変わらず楽しいですね♪

  • @Suginomiya
    @Suginomiya 11 месяцев назад +19

    定期的に、こういうコラボもしていただければ。
    凄く楽しかったです。

  • @美由紀-e9x
    @美由紀-e9x 11 месяцев назад +28

    中野先生のクールな語り口が大好きですw
    フランスミステリーは確かに名探偵が鮮やかに謎を解くというより
    謎だらけのもやっとした状況で次第に女性が追い詰められていく心理サスペンスというイメージありますw

  • @椿シェンメイ
    @椿シェンメイ 11 месяцев назад +54

    中野京子先生は、相変わらず、可愛くてお茶目で知的。
    上梓されなくとも、また五郎さんとのコラボをお願いします!

  • @ba-el2wl
    @ba-el2wl 11 месяцев назад +2

    黒くていかつい鉄の塊が大きな音をたてて駅に入ってくる様子、当時としてはそうとう迫力のあるものだったはずなのに穏やかな絵に仕上がっているのが不思議ですよね。
    見たままの印象を描いたのではなく何らかのテーマ性を感じます

  • @えりごん-v8h
    @えりごん-v8h 11 месяцев назад +13

    京子先生、見るたびかわいらしくて、益々好きになります☺️

  • @MZ-700
    @MZ-700 7 месяцев назад +2

    面白かった。この先生強キャラですね😄

  • @PixelWaterMargin
    @PixelWaterMargin 5 месяцев назад +3

    中野さんはからっとした言語センスがあって面白いな。

  • @tomohikoo8949
    @tomohikoo8949 11 месяцев назад +12

    上野駅で思い出したけど、昔の中距離電車、特に常磐線は酒盛りが激しくて立ち客ですらワンカップ片手に乗っていた。目の前でリーマンが互いの胸ポケットに納めていた肴を交換していたのには閉口したもの。
    某感染症のせいでまた少し増えたものの電車で酒を飲む輩が減ったのは個人的に本当にありがたい。

  • @user-fr5bn5th3b
    @user-fr5bn5th3b 11 месяцев назад +3

    関西出身、在住なので、上野駅の哀愁感にピンと来なかったのですが、津軽海峡冬景色の歌い出しは「上野発の夜行列車降りた時から~」ですね。なんとなくこれで無理やり理解しました😂

  • @moris2375
    @moris2375 11 месяцев назад +13

    今回もおもしろかったです。いつも中野先生の目のつけ所がステキだと思います。
    ところで、ヒッチのおばあさんが食堂車にいた映画は「バルカン超特急」ではないでしょうか。

  • @ladypolo7035
    @ladypolo7035 11 месяцев назад +2

    中野京子さんって最後😊山田さんのようなマルチ物知りじゃないとこがいいよね。"はぁーそうなんですかー"とか平気で言っちゃって。親近感湧くよね。年末年始のイベント企画して又いらしてほしいわ🙏📣

  • @ba-el2wl
    @ba-el2wl 11 месяцев назад +5

    イタリアは今も全然時刻表どおりじゃないですね…長距離列車なんかは定刻を過ぎて発車の準備ができていてもドアのところで別れを惜しむカップルが抱き合っているだけで発車しないので何分でも遅れます。

  • @jyuugoasatori9610
    @jyuugoasatori9610 11 месяцев назад +16

    鉄道絵画は恥ずかしいながら、知らない作品ばかりで新鮮です
    19世紀末~20世紀初頭の鉄道と人々との光景は個人的にロマンを感じられます

  • @user-kattak
    @user-kattak 11 месяцев назад +23

    我等のアンリ·ルソーはエッフェル塔を描いています。🎉

  • @ukimaruukio
    @ukimaruukio 11 месяцев назад +3

    いつも興味深い絵画の解説をありがとうございます。ロンドン在住なので、絵を見てすぐにパディントン駅だとわかりました。パディントン駅は、ヒースロー空港直結の駅なので、キョロキョロ、ワクワクしている様子の観光客や、出張を終えて帰国する人など、国際色豊かな人々の物語が今も毎日生まれいる駅だと感じます。ホームにちょこんと佇むパディントンの銅像も、この駅の大事な物語の主人公のひとりです。エリザベス女王がパディントンとプラチナジュビリーで共演したことなども、ずっと語り継がれていくと思います。改札の横に小さなパブもあるし、夏は楽団の演奏があったりと、素敵な駅です。

  • @Kimama702
    @Kimama702 11 месяцев назад +9

    今回も誠に興味深く視聴致しました。中野先生がおっしゃる通りフランスとイギリスでは確かに「ふんわり感とくっきり感」の違いがありますね!
    現在は好みも広くなり今回のモネのサン・ラザール駅を見て蒸気機関車からモクモクと出る煙を吐きながらガラスの駅舎に入ってくる光景をどんな気持ちで眺めたのだろうと、当時の場に想いを馳せました。若い時はラファエル前派の描き方がはっきりとしたホルマン・ハントが好きなくらいでしたので、何かフランス絵画、特に印象派は好みでは有りませんでしたし、ミステリーや映画なども「なんだかなあ〜。。。」という感じでした。
    今回中野先生の国の違いの解説で長年のモヤモヤ感がス〜と腑に落ちました。それにしてもウイリアム・フリスは全然知りませんでした。
    このオリジナルを観る事が出来る美術館に出かけ間近で観たいと思える素晴らしい作品ですね!
    今日は中野先生のプチ毒舌も聴けたしゲスト編での五郎さんと中野先生の対談は最高でした。
    ありがとうございます。

  • @みおらる
    @みおらる 11 месяцев назад +10

    今回もためになるお話をたくさん聞けました!ありがとうございます
    大学で第二外国語をドイツ選択にしていたので、先生から留学中のお話をよく聞かせていただきました。先生いわく、「ドイツの電車ね、時間通り来ないし、駅の構造的に乗り換え超めんどくさいし、とにかくわかりにくい。あれほんと意味わかんない」だそうですw

  • @猫八-i3w
    @猫八-i3w 11 месяцев назад +4

    ドラマティックな解説でした。絵画で物語を読ませていただきました。

  • @おけいこ
    @おけいこ 11 месяцев назад +15

    フリスの鉄道の駅の絵は、物語性があって一枚の絵でさまざまな階層の人たちのちょっとしたエピソードが垣間見えておもしろかったです。この番組がきっかけで、フリスの人気復活となるといいですね。
    ジョゼフ・ライト・オブ・ダービーの「空気ポンプの実験」という絵も物語性があって興味深いものでした。

  • @nuruosan4398
    @nuruosan4398 11 месяцев назад +40

    なぜ駅や鉄道の絵が画家にも絵を見る人にも人気だったかというと、鉄道が当時の最新技術の象徴だったというのもあるけど、鉄道の普及によって西洋では初めて旅行文化というものが生まれたからです。
    それまで旅といえば貴族か役人の公務か巡礼か留学か商人の商用だけで基本的にごく一部の人の仕事の一環でしかなかった。ところが鉄道が普及したことによって一般人でも気楽に旅行できるようになり、観光旅行などというそれまで誰も想像したことも無かった行為が一般化し、観光業などという業種まで誕生した。
    欧州でホテルなんてものが営まれるようになったのもこの頃で、ゲームや漫画、アニメ等のファンタジー作品に登場するような宿屋なんてものは実は18世紀ぐらいにならないと誕生しない。北欧スウェーデンで最初のホテルが開業したのは19世紀になってから‥‥
    それまで住んでる地域や身分が違う人同士が決して交わることの無かった閉鎖的な欧州社会が、鉄道によって地域を超えた人の往来が当たり前になり、国、地域、身分の違いを超えて人々が交わる機会を創り出し、文化のビッグバン的な発展を成し遂げた。
    その象徴こそが当時の鉄道。駅は日常の向こう側にある異世界への接点だったのです。

    • @silversurfer512
      @silversurfer512 11 месяцев назад +7

      懐中時計が普及したのも、鉄道の発達がきっかけみたいですよね。

    • @yuriemika57
      @yuriemika57 11 месяцев назад +3

      トラウマという概念が出てきたのも、鉄道事故で大量の死傷者が出るようになったかららしいですよ。

  • @spiritual-world-universe
    @spiritual-world-universe 11 месяцев назад +2

    駅で寝たな〜。バックパッカーの時よく寝た。
    中国では発車時間前は駅の中に入れなくて広い駅前広場で大勢の出稼ぎ家族に混じって座ってたなぁ。懐かしい。

  • @月の光-p5t
    @月の光-p5t 11 месяцев назад +12

    前回も面白かったので今回も楽しみ〜
    見ます!
    建造物シリーズ😊

  • @cancan5892
    @cancan5892 11 месяцев назад +12

    モネの”サンラザール駅”がスピード感や動きが感じられないと言われていましたが、私には一瞬を切り取った場面に感じられます。あの1秒後に動き出す様が見えるようで、手前の男性の歩み、列車の汽笛と振動さえも感じられます。よく画家は物事の一瞬を切り取り描くという、まさにそのままだと思われます。ノルマンディー出身のモネの郷愁が込められていますね。こういう風景画は、いつの時代にも通じる普遍性があるので、現在も好まれているのでしょう。
    確かに最近の鉄道ホームには、気ぜわしさと発車のベルの音のイメージしかありませんが、私の子供の頃には、新幹線のホームでの国内出張や新婚旅行の見送り風景など、それなりに旅情がありました。
    ドイツ鉄道(DM)の正確さに触れられていましたが、最近のDBは全く逆です。昨日も全ドイツでの交通機関のストがあって大混乱でした。昔は時間に正確との評判でしたが、私が移住した20年前には既に??でした。通常でも、何の前触れもなく突然電車の運行が休止になることがよくあります。日本のように1時間に10本以上あればそれでも問題はないでしょうが、1時間に4本しかない状態での突然の休止はイタイです!この夏日本を旅行したドイツ人の夫も言っていましたが、日本の鉄道は時間に正確さだがWiFiがすぐ途切れる、DBはWiFiは良いが時間の遅れが酷すぎるそうです。

  • @MST-J4k
    @MST-J4k 11 месяцев назад +11

    中野先生とのコラボ、面白かったです。
    昔の人が今のジョギングマンみたら「お行儀が
    悪い」ってなるんですね~🤔
    あと、1等車に乗ろうと頑張った人がバレた時の顔が凄い断末魔の様な顔で…少し笑ってしまいました😂
    今回も、楽しい動画配信ありがとうございました🙇

  • @椿三十郎-z5n
    @椿三十郎-z5n 11 месяцев назад +5

    中野先生、素敵です。
    鉄道絵画といえば、ポール・デルヴォーを思い出します。
    まったく止まった(温度感もなし。)画なのですけれども、物語性を感じます。

  • @旅人ゆき
    @旅人ゆき 11 месяцев назад +4

    ノーマンロックウェルのイラストは面白いなと感じ好きでしたが、昔からこのスタイルはあったんだとわかり、興味が湧きました。中野先生、ご著書買います🎉

  • @machit7284
    @machit7284 11 месяцев назад +46

    「急な毒舌」www好きwww

  • @aufzitrone
    @aufzitrone 11 месяцев назад +3

    豪華なお二人!

  • @momo-fr4fe
    @momo-fr4fe 11 месяцев назад +24

    いつも楽しく拝見しています。
     ヒッチコックの映画で「見知らぬ乗客」とありましたが、窓に書いた文字で、確かに老婦人が乗っていた、と確信するシーンがあるのは、「バルカン超特急」だと思います。

    • @azukichan519
      @azukichan519 11 месяцев назад +1

      見てみたくて先程「見知らぬ乗客」を見たのですが、そのようなシーンがなく気になっておりました。
      「バルカン超特急」なのですね。
      見てみたいと思います。
      ありがとうございます☺️

  • @silentmama6852
    @silentmama6852 11 месяцев назад +3

    ミステリーみたいで楽しい絵でした😊新幹線ゆったり旅好きです。東京へ行く時は京都で途中下車しちゃうので数日かかります😅

  • @brown-tea.2024
    @brown-tea.2024 11 месяцев назад +10

    中野先生の「名画と建造物」、とても興味があるので、昨日紀伊國屋書店に行って購入致しました♪今から、とても楽しみです♫古い建築物が好きで、観に行っています。今も残っているレトロ・カフェで珈琲を味わいながら過ごす時間が好きで、「名建築で昼食を」のドラマも良かったです。テーマになっている鉄道の駅、列車の音も聞いていると心地好く、旅情感があって良いですね。

  • @A77788
    @A77788 11 месяцев назад +3

    サンラザール駅は、モネの家の最寄駅Vernonに行くのに使いました。ただ1回目は急行でなく各駅停車に乗ってしまい、訪問時間も余裕がなくなってしまうので途中下車して、翌日出直ししました😅

  • @discovery-defender
    @discovery-defender 9 месяцев назад +2

    1960年代中頃ですが、夏休みの上野駅の有様にはビックリした記憶があります。別の意味で「ああ上野駅」でした。

  • @katskats4636
    @katskats4636 18 дней назад +1

    11:12 「日本のように中央に駅があってそこから放射状に広がって」とおっしゃったが、大昔、蒸気機関(SL) は危ない物と思われていたので、市の中心地で脱線や爆発されたら大変だし、事故が起きなくともSLの黒煙や騒音や混雑の問題を招くから、日本でも鉄道駅は当時の都市の周辺地に建てられた。20世紀の空港建設と似た感覚があったはず。しかし、その後市街地が広がり、今は駅が都市の中心に建設されたかのように見える。
    2:26 欧州全体、プラットフォームが低い。駅によっては只の歩道のよう。フランス語で「列車に乗る」を monter dans le train と言うが、monter la montagne (山を登る)と同じ「登る」を使う。で、確かに、梯子を上るかのように乗ることが多かった。私の経験も40年前だけど(笑)。

  • @カンカン虫ガタロウ
    @カンカン虫ガタロウ 11 месяцев назад +13

    お話に出たヒッチコック映画ですが、
    「見知らぬ乗客」では無く「バルカン超特急」かと思います。

    • @jiroizumi3870
      @jiroizumi3870 11 месяцев назад +5

      そのとおりですね
      列車内で
      おばあちゃんがいなくなるのは
      「バルカン超特急」
      交換殺人を持ちかけられるのが
      「見知らぬ乗客」
      ですね

  • @henneko9598
    @henneko9598 11 месяцев назад +4

    中野先生とお二人だと、お話が止まりませんねw。

  • @鎌倉次郎-y6m
    @鎌倉次郎-y6m 10 месяцев назад +1

    二年位前まで、横浜駅でモンペ姿ででっかい風呂敷持ってるおばあちゃんよく見たけど確かに哀愁を感じたな
    ジブリから抜け出てきたみたいだった

  • @ナッツキャラメル
    @ナッツキャラメル 10 месяцев назад +3

    みうらじゅんさんと同じくらい中野さんの出演を心待ちにしている1人です。面白いんだもん お話が。

  • @1awa2ko
    @1awa2ko 11 месяцев назад +3

    旅行の目的が精密化していることは感じます。
    ある話では戦地から本国に戻る兵士が船と比べ飛行機では早すぎて、移動時間の淡いが非日常から日常に戻すのに役立ったとか。
    機関車トーマスが世代のかけ話を繋いでいるとまじまじと思います。

  • @めるるー-q2y
    @めるるー-q2y 11 месяцев назад +4

    今回もものすごく面白かったです
    次回に期待です
    モネのサンラザール駅の絵は
    日本に来日した時
    新国立美術館で拝見しました
    思ったよりも小さい絵なんだなーと思った記憶が
    フェルメールの手紙
    印象派の鉄道
    新し物好きは
    時代を超えても
    変わらないのですね

  • @福住華与
    @福住華与 11 месяцев назад +2

    パディントン駅はよく利用しました!
    ロンドンにいた時に何かと移動に使いました😊
    列車で隣だったご婦人がまんまアガサ・クルスティの小説の主人公ミス・マープルみたいでビックリした記憶があります😊

  • @ヴィザー
    @ヴィザー 11 месяцев назад +13

    24:51 物語性のある絵はAIで生成できないものだから再評価される可能性は十分にあると思う

  • @kota5585
    @kota5585 11 месяцев назад +2

    EggのThe Travelling Companions大好きです😊

  • @yuriemika57
    @yuriemika57 11 месяцев назад +3

    駅の絵といえば、私が思い浮かべるのは、ポール・デルヴォーですねえ。

  • @カズマシスアー
    @カズマシスアー 11 месяцев назад +2

    物語のある絵で大きい絵で、みごたえがありますね!

  • @黒恭
    @黒恭 11 месяцев назад +2

    面白かった!!!

  • @AY-qq4le
    @AY-qq4le 11 месяцев назад +4

    『グリ-ン車のほうが客筋悪い』…同意!

  • @2n29s
    @2n29s 11 месяцев назад +2

    フランスミステリがもやっとしてるのはすごく分かります笑笑

  • @oreoshigure3770
    @oreoshigure3770 11 месяцев назад +3

    駅というとまずデルヴォーを思いました。
    いつか取り上げて頂きたいです。

  • @さばこ-w2n
    @さばこ-w2n 11 месяцев назад +6

    イギリスとフランスの価値観の違いが面白いですね。
    フリスの鉄道駅は初めて知りましたが好きになりました!

  • @Kanboke-ur5ii9yd9l
    @Kanboke-ur5ii9yd9l 11 месяцев назад +5

    絵画自体、人が作るもんですからね。
    アガサ・クリスティに鉄道ものの
    名作多いですよね。
    いかにもイギリスですからね。

  • @マッスルパワー-w6p
    @マッスルパワー-w6p 11 месяцев назад +3

    中野京子先生かわいい

  • @46natsumikoba
    @46natsumikoba 11 месяцев назад +1

    こーゆーの知ってるってカッコいい

  • @kingsear5196
    @kingsear5196 11 месяцев назад +1

    そういえばGentleman will walk but never runってStingのEnglish man in New Yorkの歌詞にありましたねぇ。

  • @kimakokobayashi6003
    @kimakokobayashi6003 11 месяцев назад +3

    ありがとうございます。のっぺりになる世界ですね。鉄道はドイツだけでなく、フランスも時間を守るのって難しいようです。架線工事などによる遅れや迂回がひどくて、直通のはずが数回乗り換えさせられたりしています。車内アナウンスが現地語で早口なのでちょっと厄介ですね。

  • @智美小泉
    @智美小泉 11 месяцев назад +1

    中野先生がキュ-ト過ぎ!!
    赤ジャケットの時は微興奮気味?なイメージでしたが、今回の青ジャケット編では毒舌も冴え、とても素敵でした。
    焦茶系の衣装で秘めたロマンス絵画の品評とかカッコイイと思います。
    差し色は橙色でしょうか??

  • @平石慶子
    @平石慶子 11 месяцев назад +4

    アガサ・クリスティー作品に”パデイントン発4時50分” というのが有ったか?
    おふた方テンポ良く大変面白く視聴させて頂きました。確かに効率優先で詩情はなくなりましたね。演歌もすたるわけです!

  • @Cathy-okari
    @Cathy-okari 11 месяцев назад +2

    お話おもしろかったです😂

  • @ichikino8590
    @ichikino8590 11 месяцев назад +3

    11:18 中野先生は時代のすり合わせがズレてます。19世紀当時は日本でも現在の東京駅のような「中央駅」はありませんでした。(抑、東京駅は実質的には皇室用の駅でしかなかった) 当時は、各民間鉄道会社がそれぞれに路線を敷設開業したので、今の中央線は御茶ノ水駅起点、今の総武線は両国橋駅(今の両国駅)起点、今の東北本線は上野駅(貨物は秋葉原駅)起点、山手線は品川起点で赤羽まで、東海道線は汐留起点と、西欧風に言えば「北駅」「東駅」「西駅」など、それぞれにターミナルは分かれ繋がってなどいなかった。それが、面白いことに、都市計画では先人であり優れていたパリなどの欧州では行われなかったのに、日本では20世紀に入るとすぐに、それらの各路線を国が進んで買い上げて一気に国有化し、隙間を埋める形で都市内路線ネットワークを作り、たとえば、1925年に山手線の環状運転に漕ぎ着けた。なのであって、19世紀は欧州同様にターミナルはバラバラだった。
    現代になっても、長距離列車は、基本的に、常盤上信越東北方面は上野(言えば「北駅」)起点、東海道線は東京駅起点と分かれていたし、東北上越北陸新幹線が東京駅に乗り入れたのも平成も中期になって以降、東京上野ラインによる一体運用は2010年代のこと。中央線に至っては、線路容量の問題で未だに長距離(特急)は新宿駅がターミナル。
    20:27 コンパートメントは、以前は新幹線にもあり、ごく一部の特急列車で現在でもあるが、日本は西欧と違いに狭軌なので車幅が狭くコンパートメントの設置は物理的に難しさがあった。(文化の違いでなく、物理的な問題。)

  • @fugubottyann88
    @fugubottyann88 11 месяцев назад +10

    五郎さんは、幽霊の話題が好きではないのかなって思いました。モネの絵も旅情を感じて良いのですが、私はウィリアム・フリスの物語性のある絵は本当に
    面白かったです。駅とそこに集う民衆で、その国の文化とかがわかるので面白いですね。

  • @剣豪ぺんぎん
    @剣豪ぺんぎん 11 месяцев назад +10

    本よりもこうやって解説聞く方がおもろい!!!

  • @おりがみ-e7g
    @おりがみ-e7g 11 месяцев назад +2

    面白すぎる😂

  • @助毛
    @助毛 11 месяцев назад +5

    フランスのミステリーってふニャァってしてるって発言、フランスの多くの芸術(音楽、映画、絵画)がそんなイメージで納得しましたw

  • @ba-el2wl
    @ba-el2wl 11 месяцев назад +1

    19世紀にエッフェル塔を描いた人物といえば新しいもの好きのルソーが思い浮かびます!(それでも数枚描いただけですが)

  • @moto1269
    @moto1269 11 месяцев назад +1

    Auberか、サンラザール駅近くのホテルに泊まってSNCFの営業所へ行ってみたりしました。
    パディントン駅はヒースローエキスプレスか走っていましたが、節約してサブウエイに乗ってしまいました。鉄道が出てくる画家はポール・デルポーが好きですね。

  • @ケン-x4p
    @ケン-x4p 10 месяцев назад +2

    パディントン駅といえば、クリスティのミス・マープルシリーズの中の一作『パディントン発4時50分』を思い出しますね。
    すれ違う鉄道の中に一瞬見えただけの殺人事件の謎を、名探偵ミス・マープルとカリスマ家政婦ルーシー・アイルズバロウが解き明かしていきます。

  • @相田克之
    @相田克之 11 месяцев назад +2

    どちらの絵がいいかと言われると、やっぱりモネのサン・ラザールだな。瞬間で楽しむ絵の方が、最近は好きになってしまった。でもたまには、じっくりと物語を楽しむ絵を見たい時もある。空いている展覧会でしか味わえないけども。

  • @jiroizumi3870
    @jiroizumi3870 11 месяцев назад +4

    若い人でも「ハリーポッター」や
    「きかんしゃトーマス」を見てるので
    蒸気機関車くらいは知ってますよ
    (どちらも英国製w)

  • @猫又お福
    @猫又お福 11 месяцев назад +4

    トゥールに住んでいたらからオステルリッツはよく使ったけどサンラザールは何回かしか行ったことねえ…

  • @skfour6401
    @skfour6401 11 месяцев назад +10

    イギリスは幽霊好き・・・ロンドン塔も幽霊で有名ですよね

    • @nuruosan4398
      @nuruosan4398 11 месяцев назад +3

      イギリスは心霊物件の方が値段が高くなるという不思議な価値観のある国ですからね。

  • @skfour6401
    @skfour6401 11 месяцев назад +2

    8:43 ヨーロッパ橋はエトワール状と言った方がお洒落かも

  • @KenjiKomatsuzaki
    @KenjiKomatsuzaki 11 месяцев назад

    このチャンネルが始まって以来のファンです。毎回ほんとに楽しみで、今回もとっても楽しかったです。
    ところで、内容と関係ないのですが、番組でいつも流れているワルツは、なんと言う曲で、どなたの作曲なのでしょうか。
    繰り返し見ているので、メロディ、覚えてしまいました。

  • @plarail
    @plarail 11 месяцев назад

    フリス描く鉄道駅の時代19世紀中盤ー後半はイギリス鉄道が大きく変貌する時期でした。描かれたパディントン駅は鉄道技師ブルネル設計の駅です。鉄道会社は大西部鉄道Grate western railwayで、線路幅は約7フィート、2メートルを超える広い線路でした。これは現在の新幹線より広いですね。線路幅を広くすると蒸気機関車のボイラ径を大きくすることができ、結果として大出力の機関車を走らせることができます。
    後に、法律ができて線路幅を統一することになりこの「広軌」の線路も標準軌に変更されます。
    表題の「鉄道駅」に描かれている機関車はまさにこの特性をフルに生かした設計で巨大なボイラの横に直径の大きな動輪が一つ見えます。これはシングルドライバーといって、1軸の動輪を巨大にしてスピードを出すことを主目的にした機関車です。動輪の横には整備士でしょうか、最後の点検を行っているようです。機関士はレバーに手をかけていつでも発車OKの様子です。蒸気弁からは白い蒸気が勢いよく吹き上がり、ボイラ圧も最高、煙突から立ち上る白い煙は十分に加熱しきって、余裕の状況です。
    当時のイギリスでは複数の鉄道会社がスピード競争を行っていたこともあり、この手の速度最優先の機関車がいろいろ作られていました。当時の記録によると、19世紀末でも平均時速(停車時間を含まない走行時間だけで計算)100キロメートルを超えていたという記録があります。現代の日本の在来線電車特急とも遜色のない速さです。
    また、この時期の機関車には屋根はありませんでした。ごく短い期間のようですが、機関士たちは屋根をつけることで視界が狭くなることを嫌ったようです。雨の日にはかっぱを着て運転してたということです。この絵にもそういう機関車の状況が描かれています。
    よく見ると、機関車のすぐ後ろあたりの遠近感がちょっと狂ってるように見えます。したがって2つの解釈ができます。両方書いてみます。
    1:機関車の直後には貨車が何両か連結されています。そして「屋根なし客車」!これが3等車で、ぎっしり人々が詰め込まれています。その後に続く屋根のあるのが2等車、1等車と続くのでしょう。
    2:機関車のすぐ後ろはワーキングコーチ 大切な荷物をいれたり乗務員の詰め所となる車両、その直後に屋根付きの3等車、荷物を積んでいるのが2等車1等車と続きます。
    見れば見るほどうーんと唸ってしまいます。いずれにしても
    客車はコリドーコーチ(車内に通路のある客車)登場以前のもので、ちょうど馬車のコーチと同じように一度客室に乗ると他の車輌にはいけない構造のものです。そのため途中駅で乗客のためにトイレ休憩や食事休憩のための長時間停車をする列車もありました。
    車掌はどのように車両間を移動していたのかというと、客車横のデッキを伝いながら移動したということらしいですが、危険極まりないですネ。
    客車の屋根に荷物を積み上げるのも馬車時代と同じですね。
    この鉄道駅に描かれている列車は、急行列車でそれほど長い編成の列車ではないようです。右端に一等車が描かれてるところを見るとこのすぐ後ろはもう車止めで線路は終わっているでしょう。
    フリスは当時の最新の情報を1枚の絵にまとめるために、異なる階級の人々を一箇所に集めてその違いを際立たせたかったようですが、実際にこのように一箇所に1等客と3等客が集まることは本当にあったんでしょうか?
    パディントン駅はホームまで自動車、馬車で乗り付けることができたはずなので、1等の客は客車の真横まで乗り付けて、他の客と交わることなく客車に乗ったのでは?執事などが切符などの手配をしたのでは?などと想像してしまいます。
    結婚で旅立つということでしたので、花婿はロンドンの上屋敷から地元の領地へとお嫁さんを連れて旅立ち、領地を相続する。ということは金庫を持った例の不明な人は領地や財産の管理をする銀行家あるいは管財人が新しい領主の旅立ちを見送りにきて、最後の注進をしてるのでは などなど想像してしまいました。
    いわゆる「芸術」的な絵画よりこういう情報てんこ盛りの絵画もいろいろ考えるところが多くてすごく面白いですね。ご紹介くださりありがとうございました。

  • @loinorn
    @loinorn 7 месяцев назад

    寸又峡のSLはトンネル通るので、窓閉めないと煙大変でしたねー(せっかくだから開けっ放しにしてましたねーw)
    食堂車とかビュッフェとか、繋がってた時代も使ったことないですねー自席でのんびりしてましたよ。わざわざ席外してそんなとこ行こうと思わなかったですね。
    タバコはいらないですけど、最後尾にタバコ専用車つなぐくらいかな。許せるのは。

  • @mihoko26
    @mihoko26 11 месяцев назад

    いつも興味深く、楽しく視聴してます。夏頃に、須田剋太の作品を美術館で鑑賞して、とても興味を持ちました。機会がありましたら、解説して頂けたらと思います。

  • @kaznesq
    @kaznesq 11 месяцев назад +5

    エッフェル塔が当時評判悪かったのは、高い塔がパリの景観を損ねると言われたからだと聞いたことがあります。京都タワーみたいなもんですね。

    • @loinorn
      @loinorn 7 месяцев назад +1

      鉄骨の組み合わせの構造がみっともない、なんて話もあるみたいですね。

  • @sempojp
    @sempojp 11 месяцев назад

    Le Havreは行ったけど、車で移動したので、Saint-Lazare駅は行ってないです・・・。Google MapのStreet viewで空中ロータリーから駅を見ると今でも三角屋根ですね。モネの出身地Le Havreは今は近代港湾になってますね。London のPaddington駅も今でも蒲鉾状のアーチ屋根って凄いね。

  • @shiraga0516
    @shiraga0516 11 месяцев назад +1

    モネは一瞬を切り取った。
    フリスの絵は、絵の外側と時間が繋がっている。

  • @金子宏二
    @金子宏二 11 месяцев назад +4

    この頃のイギリスは石炭を燃やしすぎて環境汚染が深刻だったみたいですね。それが当時の画家に魅力的に見えたことが不思議というか奇妙な感じがいたします☺

    • @mi-chin
      @mi-chin 11 месяцев назад +3

      このあとスモッグという言葉が発明されましたね

    • @金子宏二
      @金子宏二 11 месяцев назад +1

      @@mi-chin 様 “smoke”(煙)+“fog”(霧)→“smog”(スモッグ)という合成語のようですね☺

    • @nuruosan4398
      @nuruosan4398 11 месяцев назад +4

      石炭エネルギーが産業革命の原動力になったから石炭こそは国力の象徴……というのもあるんですが、それ以前から森林資源の不足のせいで薪などの燃料価格が高騰し、貧乏人は暖炉に火を焚くことすら難しい状況でした。
      このため家の中で贅沢に火を焚いて家を温かくできるのは貴族だけであり、家に煙突があって煙をモクモク出すのが豊かさの象徴であり、富裕層にとってのステータスだったのです。
      マナーハウスやカントリーハウスなどの煙突の数がやたら多いのもそうした背景があります。

    • @金子宏二
      @金子宏二 11 месяцев назад +1

      @@nuruosan4398 様 煙突掃除はクライミング・ボーイという少年の仕事だったみたいですね。火傷やら窒息死したり過酷だったとか。モネがサン=ラザール駅を描いた時代には規制されていたのか、まだ続いていたのか、どうなのでしょうか?

  • @yotta2443
    @yotta2443 11 месяцев назад +2

    フランスのミステリーはボヤッとしている、の説に激しく同意です。
    日本とかアメリカの場合、デカ達はいつ休んでるの?ってくらい目まぐるしく事件を追うのに対し、フランスはランチタイムにワインを嗜んでるとか。。。笑
    最近のはそうでもないんですけど、根本的に人生楽しむ事が最重要なんだろな、と。

  • @XIIIRaphael
    @XIIIRaphael 11 месяцев назад +3

    キャ〜京子センセ〜❤

  • @TN-wd4nq
    @TN-wd4nq 10 месяцев назад

    カルティエブレッソンも取り上げて欲しいです。

  • @しがない会社員-r7l
    @しがない会社員-r7l 11 месяцев назад

    蒸気機関車から出る白い煙は、水蒸気が凝結したものだと思うので、そのうちまた気化して見えなくなりそうな気はします。
    エッフェル塔の美術作品は、日本の版画に影響を受けたアンリ・リヴィエールが、連作の「エッフェル塔三十六景」(Les Trente-six Vues de la tour Eiffel)を残しています。