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泣く映画ではないよね、人間として本当に悩まされるどうしようもない「時代の大きな流れ」があってそれに逆らうと自分もその周りも苦しむことが多い最後のロドリゴ神父のシーンは不要だったとは思うけど、あそこで色々と考えさせられるしあれもありかなと思ったしかしこの作品、(当時の)日本人へのリスペクトをとても感じた
キチジローの顔とロドリゴが回想するキリストの顔が似てるとは気付かなんだ〜確かに似てる!
キリスト教については我々無宗教者にはどこまで行っても理解不能な点が残るが、スコセッシの深い日本映画の教養には感動した。霧の中の小舟はすぐに溝口健二を思い出させたが、もう一つ役人が一刀の元に信者の首を切り落とすシーン。実にスコセッシ風であり、同時に日本の出来の良い時代劇風。
キリスト教徒じゃないけど 泣けた。
宇多丸さんて、すげえよな
江戸時代の日本にやたら英語が話せる日本人が出てくる点は、いつもながら「やれやれ」という感じだったけど、そこを差し引いても凄い映画。
そこを言うならポルトガルの宣教師がなぜ英語?とちょっと苦笑。
外国ではそっちを指摘されてた
実は彼らが話しているのは英語ではないもっと果てしなく古い····ジェダイの言葉(アホの意見)
@@泉此方-v7k さんイエスの話していた言葉はアラム語らしい。メル・ギブソンがアラム語でイエスが処刑されるまでの映画を作ってるね。
陰謀論は半笑い、眉唾ノリで語られるから許されてるって側面もあって、真に受けて「歴史の真実を知ったオレ」みたいなんがこんなとこまで進出してきたらもうそれは単なる害悪やな
素晴らしい作品だったが監督の思い入れが強すぎたため興行的に成功しなかったように思える。もっと評価されてもよかったのではないか。
ラストサムライもこけたし、こういった作品でヒットを出すのは難しいって監督も覚悟してたと思うよそれでも作るって事はよほど原作を気に入っていたのだろう
ラストサムライこけたの?
一面のみを取り扱った映画だからそこは仕方ない、遠藤周作の思想はあくまでキリスト教徒の視線だから日本人には違和感あるよな。
そもそも遠藤周作の価値観がかなり独特のものだから、それをそのまま映像化しても米国人は理解しづらいよな、と。
@@佐藤-i3e ラストサムライは製作費1億4000万ドルに対して興行収入4億5600万ドルだから十分ヒットしてるだろw知ったかすんなよw
大沢たかおがスコセッシ作品に出る予定だったのこれ説、頓挫したのも被るし
カトリックの遠藤周作が作った沈黙って、、神々や、仏、、元イスラムの人も、神は沈黙している。 本物の神だったら答えてくれるだろうに。
素晴らしい映画解説動画、有り難うございます☀️ 小松菜奈さん、CMで活躍中。台湾での全編ロケと、大学のラグビー部の先輩に・沈黙だけは読めと言われて40年の約束を、この映画を観る事で果たせました🎵監督のM.スコティッシュは、確か最初にブレードランナーを映画化しようとして挫折。リドニー・Scottを意識した映画かな⁉️と思い出しました🎵素晴らしい映画です🎵
キリスト教に限らないけど 宗教にのめり込んだ末その宗教を信じられなくなったら その間の自分の人生は何だったのだろうか? 全く無駄な人生を送ってきたのだと悟った瞬間のむなしさを思うと 宗教も趣味も程々が良いのかもしれないと思うクリスチャンの私です。(宗教にのめり込む程に やめられなくなる信者の心理もそこいら辺にあるのかもしれません。)
ここ何年も映画を見ていないので、スコセッシのこの映画の事は知らなかった。このような地味で客層がどうしても偏りがちな映画に、私としては逆に低予算とはいえよく資金が集まったなと思ってしまう。今日本ではクリスチャンの人口は1%切っているからね。私はカトリックなのでこれは是非見たいと思うけど、日本にキリスト教が根付かない理由もなんとなくわかる。日本人には一神教は向かない気もするな。日本人の宗教観はアニミズムに近い気がするからね。明治以前は神仏混合だったわけで、昔はいい加減な宗教観だと思ってたけど、今は違う。その一種の雑駁さが日本人には合っているんだと思う。だから明治以降に無理矢理廃仏毀釈をして、天皇を神とする国家神道にしたのは間違っていたと思うな。宇多丸さんの評論は的確だったと思うね。
アダムドライバーじゃなかったっけ?
そう、役作りなのか痩せて、頬がこけた感じでしたね
23kgも減量したらしい
正直宗教への信仰の大事さ意味があまりわかっていなかったので終始、そこまで苦しむものなのか?踏み絵ぐらい神も許すだろ?謎と妙な違和感しか感じれませんでしたイッセー尾形さん?の演技がメチャクチャよかったなんか窪塚は大根役者だな
キリスト教の神様は、冒涜行為に甚だしく目くじらを立てて激怒する心の狭い神様なので。。。生きるためならそれくらい許してくれるでしょってのが通用しないんだよね。
マーフィーさん、ヨブ記を読むと卒倒すると思いますよレヴェナントっていう映画でヨブ記の引用があるそうでチョチョっとググったんですが、心が狭いどころじゃない災難を受けまくれば神を呪って信仰心を捨てるはずだと悪魔が神にけしかけて賭けをするんですで神はヨブ爺さんに災難を与えまくって、最終的にヨブ家一族皆殺しにするそれでもヨブ爺さんは信仰を捨てないので神は喜び新しく若い女を与えて、新しい家族を作り直してお金持ちにもなりましためでたし!みたいななので、一族郎党皆殺しにされても信仰心は捨てんなよって話なので、踏み絵は死んでも踏めません文字通り自分キリスト教徒ではないので間違ってたらすいません
宣教師と奴隷貿易の話はどこまで事実なのか分かっていないので、断定するのは早計では?と思う。
映画の内容自体は良かったですが、背景が完全に間違ってた映画でしたね。私は九州出身ですが、当時のキリスト教(カトリックによる東方十字軍)の残忍さを知ってますよ。「異教徒は人間ではない」なので、何をしても良い。それがカトリックです。インカやアステカ、中東のイスラームに対して行っていたことを、日本でも行っていました。「死者も生者ともにこの世での行いにもとづいて裁かれ、義なる者(キリスト教徒)は天国に迎えられ、不義(異教徒)なる者は地獄の火に投げ込まれる」(黙示録 20--12)。異教徒(仏教徒、神道を尊重する人々、つまり日本人)は、不義(異教徒)なる者、です。地獄の業火に投げ込むのが「正義」であり、経験な信者(カトリック)の義務でした。その結果、彼ら(カトリックと、カトリックに改宗した日本人達は)神社仏閣を焼き払い、仏教徒に棄教を迫り、拒否すれば殺し、焼き、奴隷として海外に売りました。「島原」は、当時「海外に売る日本人奴隷」の一大拠点でした。その先鋒として来ていたのがイエズス会であり、スペインであり、ポルトガルだったわけです。こんな「蛮行」、日本を統一した秀吉からすれば看過できません。(寺社の破壊、天皇の赤子である”日本人”の奴隷売買を黙認すれば、天皇から頂いた関白、太閤としての権威に関わる)映画では、カトリックが弾圧されているように描かれていますが、実際に弾圧していたのは、カトリック側です。ちなみに、秀吉の怒りを知ったポルトガルは、奴隷貿易を一時期控えることになります。(すぐに陰でコソコソ再開したため、これも秀吉の怒りを買った)スペインとイエズス会は、秀吉の警告を無視して日本人の奴隷貿易に奔走し、遂に豊臣秀吉は「バテレン(カトリック)追放令」を発するわけです。補足で、同時期に16世紀末から17世紀初頭はオランダ、イングランドも日本に来ています。オランダはカトリックでは無く、プロテスタント。プロテスタントを簡単に言えば、「聖書は自ら読み、信じる」信仰形態です。なので、カトリックのように「宣教」しません。改宗を強要しませんし、奴隷貿易より秀吉・幕府との直接「交易」に寄って得られる金銀を重視していました。江戸時代になってもオランダと日本に国交が有った理由です。イングランドも同様にプロテスタントなので、当初は交易を行っていましたが、後に王室がスペイン王室と婚姻関係を結んだため、「カトリック勢力」と判断され放逐されます。江戸時代、三代将軍家光の時代に、ようやく「バテレン(カトリック)追放」が完成し、鎖国体制に入るわけですが、日本はカトリックに対して「鎖国」したのであって、大清国、李氏朝鮮、オランダとは普通に交易しています。狂信的なカトリックに対して、門戸を閉ざしたのです。世界史を知っている方はご存知でしょうが、同時代「30年戦争」が始まります。カトリック、プロテスタントによる宗教戦争です。日本は、オランダと「交易を行う」事で、プロテスタント寄りの「武装中立」を保ちました。(安土・桃山から江戸初期の日本は、世界最大の鉄砲保有大国)そういった背景がある、ということです。
沈黙は遠藤周作の私小説ですカソリックを全肯定する話でも歴史の話でもないそれはこの映画を見てもすぐにわかることです…尋ねても黙っている神の言葉を受け身で待つことより神との対話を経て自ら答えを出した遠藤周作の宗教観の話です…
@@すもも-f5r 「司教」に為れば、神の声が聞こえますよ。ローマ法王の選出は、「神意」を聞くことのできる司教の投票でなされます。「ローマ法王は、神に選ばれる」わけです。司教以上の聖職者のみが神と対話できます。プロテスタント(私はプロテスタントです)は、一人ひとりが神と向き合います。カトリックとは違います。いずれにしても、時代背景は完全に間違っていますけどね。「女子高生コンクリート殺人事件」の被告達が「実は善人でした」って言うくらい、背景が間違っていますよ。其の上で、映画自体は良い内容でした。と、言っておきます。
@@すもも-f5r 追加で言えば、スペインやポルトガルの「日本人奴隷の売買」には、イエズス会は、反対していました。「異教徒は、殺せ」が、イエズス会の方針でした。ロドリゴ神父は、イエズス会士ですよね。奴隷売買で儲けていたキリスト教化した日本人達は、秀吉による「バテレン追放令」以降、奴隷売買で儲けられなくなります。生計である「奴隷売買」が出来なくなったので困窮し、結果、発生するのが「島原の乱」です。映画のシーンで貧しいキリシタン(カトリック)の村人達が磔にされて溺死するシーンがあります。ロドリゴ神父は、内心「微笑んでいた」と思います。彼らが貧しいのは、田畑を耕さず、仏教や神道を尊重する「異教徒」の日本人を奴隷として海外に売っていたからです。奴隷を売ったカネで、武器や食料を買い、更に奴隷狩りを行う。これを繰り返していました。異教徒を殺さずに「売る」なんて、イエズス会としては神への冒涜ですからね。「異教徒を殺さないとは、神への冒涜だ。ざまあみろ。天罰だ」というのが、ロドリゴ神父の本音だったと思います。
ソースは?
経験談のような語り口からソースのない歴史をスラスラと俺でなきゃ見逃しちゃうね
泣く映画ではないよね、人間として本当に悩まされる
どうしようもない「時代の大きな流れ」があってそれに逆らうと自分もその周りも苦しむことが多い
最後のロドリゴ神父のシーンは不要だったとは思うけど、あそこで色々と考えさせられるしあれもありかなと思った
しかしこの作品、(当時の)日本人へのリスペクトをとても感じた
キチジローの顔とロドリゴが回想するキリストの顔が似てるとは気付かなんだ〜確かに似てる!
キリスト教については我々無宗教者にはどこまで行っても理解不能な点が残るが、スコセッシの深い日本映画の教養には感動した。霧の中の小舟はすぐに溝口健二を思い出させたが、もう一つ役人が一刀の元に信者の首を切り落とすシーン。実にスコセッシ風であり、同時に日本の出来の良い時代劇風。
キリスト教徒じゃないけど 泣けた。
宇多丸さんて、すげえよな
江戸時代の日本にやたら英語が話せる日本人が出てくる点は、いつもながら「やれやれ」という感じだったけど、そこを差し引いても凄い映画。
そこを言うならポルトガルの宣教師がなぜ英語?とちょっと苦笑。
外国ではそっちを指摘されてた
実は彼らが話しているのは英語ではない
もっと果てしなく古い····
ジェダイの言葉(アホの意見)
@@泉此方-v7k さん
イエスの話していた言葉はアラム語らしい。メル・ギブソンがアラム語でイエスが処刑されるまでの映画を作ってるね。
陰謀論は半笑い、眉唾ノリで語られるから許されてるって側面もあって、真に受けて「歴史の真実を知ったオレ」みたいなんがこんなとこまで進出してきたらもうそれは単なる害悪やな
素晴らしい作品だったが監督の思い入れが強すぎたため興行的に成功しなかったように思える。もっと評価されてもよかったのではないか。
ラストサムライもこけたし、こういった作品でヒットを出すのは難しいって監督も覚悟してたと思うよ
それでも作るって事はよほど原作を気に入っていたのだろう
ラストサムライこけたの?
一面のみを取り扱った映画だからそこは仕方ない、遠藤周作の思想はあくまでキリスト教徒の視線だから日本人には違和感あるよな。
そもそも遠藤周作の価値観がかなり独特のものだから、それをそのまま映像化しても米国人は理解しづらいよな、と。
@@佐藤-i3e ラストサムライは製作費1億4000万ドルに対して興行収入4億5600万ドルだから十分ヒットしてるだろw
知ったかすんなよw
大沢たかおがスコセッシ作品に出る予定だったのこれ説、頓挫したのも被るし
カトリックの遠藤周作が作った沈黙って、、神々や、仏、、元イスラムの人も、神は沈黙している。 本物の神だったら答えてくれるだろうに。
素晴らしい映画解説動画、有り難うございます☀️ 小松菜奈さん、CMで活躍中。台湾での全編ロケと、大学のラグビー部の先輩に・沈黙だけは読めと言われて40年の約束を、この映画を観る事で果たせました🎵
監督のM.スコティッシュは、確か最初にブレードランナーを映画化しようとして挫折。リドニー・Scottを意識した映画かな⁉️と思い出しました🎵素晴らしい映画です🎵
キリスト教に限らないけど 宗教にのめり込んだ末その宗教を信じられなくなったら その間の自分の人生は何だったのだろうか? 全く無駄な人生を送ってきたのだと悟った瞬間のむなしさを思うと 宗教も趣味も程々が良いのかもしれないと思うクリスチャンの私です。(宗教にのめり込む程に やめられなくなる信者の心理もそこいら辺にあるのかもしれません。)
ここ何年も映画を見ていないので、スコセッシのこの映画の事は知らなかった。このような地味で客層がどうしても偏りがちな映画に、私としては逆に低予算とはいえよく資金が集まったなと思ってしまう。今日本ではクリスチャンの人口は1%切っているからね。私はカトリックなのでこれは是非見たいと思うけど、日本にキリスト教が根付かない理由もなんとなくわかる。日本人には一神教は向かない気もするな。日本人の宗教観はアニミズムに近い気がするからね。明治以前は神仏混合だったわけで、昔はいい加減な宗教観だと思ってたけど、今は違う。その一種の雑駁さが日本人には合っているんだと思う。だから明治以降に無理矢理廃仏毀釈をして、天皇を神とする国家神道にしたのは間違っていたと思うな。
宇多丸さんの評論は的確だったと思うね。
アダムドライバーじゃなかったっけ?
そう、役作りなのか痩せて、頬がこけた感じでしたね
23kgも減量したらしい
正直宗教への信仰の大事さ意味があまりわかっていなかったので
終始、そこまで苦しむものなのか?踏み絵ぐらい神も許すだろ?
謎と妙な違和感しか感じれませんでした
イッセー尾形さん?の演技がメチャクチャよかった
なんか窪塚は大根役者だな
キリスト教の神様は、冒涜行為に甚だしく目くじらを立てて激怒する心の狭い神様なので。。。
生きるためならそれくらい許してくれるでしょってのが通用しないんだよね。
マーフィーさん、ヨブ記を読むと卒倒すると思いますよ
レヴェナントっていう映画でヨブ記の引用があるそうでチョチョっとググったんですが、心が狭いどころじゃない
災難を受けまくれば神を呪って信仰心を捨てるはずだと悪魔が神にけしかけて賭けをするんです
で神はヨブ爺さんに災難を与えまくって、最終的にヨブ家一族皆殺しにする
それでもヨブ爺さんは信仰を捨てないので神は喜び新しく若い女を与えて、新しい家族を作り直してお金持ちにもなりました
めでたし!みたいな
なので、一族郎党皆殺しにされても信仰心は捨てんなよって話なので、踏み絵は死んでも踏めません
文字通り
自分キリスト教徒ではないので間違ってたらすいません
宣教師と奴隷貿易の話はどこまで事実なのか分かっていないので、断定するのは早計では?と思う。
映画の内容自体は良かったですが、背景が完全に間違ってた映画でしたね。
私は九州出身ですが、当時のキリスト教(カトリックによる東方十字軍)の残忍さを知ってますよ。
「異教徒は人間ではない」なので、何をしても良い。それがカトリックです。
インカやアステカ、中東のイスラームに対して行っていたことを、日本でも行っていました。
「死者も生者ともにこの世での行いにもとづいて裁かれ、
義なる者(キリスト教徒)は天国に迎えられ、不義(異教徒)なる者は
地獄の火に投げ込まれる」(黙示録 20--12)。
異教徒(仏教徒、神道を尊重する人々、つまり日本人)は、不義(異教徒)なる者、です。
地獄の業火に投げ込むのが「正義」であり、経験な信者(カトリック)の義務でした。
その結果、彼ら(カトリックと、カトリックに改宗した日本人達は)神社仏閣を焼き払い、
仏教徒に棄教を迫り、拒否すれば殺し、焼き、奴隷として海外に売りました。
「島原」は、当時「海外に売る日本人奴隷」の一大拠点でした。
その先鋒として来ていたのがイエズス会であり、スペインであり、ポルトガルだったわけです。
こんな「蛮行」、日本を統一した秀吉からすれば看過できません。
(寺社の破壊、天皇の赤子である”日本人”の奴隷売買を黙認すれば、天皇から頂いた関白、太閤としての権威に関わる)
映画では、カトリックが弾圧されているように描かれていますが、
実際に弾圧していたのは、カトリック側です。
ちなみに、秀吉の怒りを知ったポルトガルは、奴隷貿易を一時期控えることになります。
(すぐに陰でコソコソ再開したため、これも秀吉の怒りを買った)
スペインとイエズス会は、秀吉の警告を無視して日本人の奴隷貿易に奔走し、遂に豊臣秀吉は「バテレン(カトリック)追放令」を発するわけです。
補足で、同時期に16世紀末から17世紀初頭はオランダ、イングランドも日本に来ています。
オランダはカトリックでは無く、プロテスタント。
プロテスタントを簡単に言えば、「聖書は自ら読み、信じる」信仰形態です。
なので、カトリックのように「宣教」しません。
改宗を強要しませんし、奴隷貿易より秀吉・幕府との直接「交易」に寄って得られる金銀を重視していました。
江戸時代になってもオランダと日本に国交が有った理由です。
イングランドも同様にプロテスタントなので、当初は交易を行っていましたが、
後に王室がスペイン王室と婚姻関係を結んだため、「カトリック勢力」と判断され放逐されます。
江戸時代、三代将軍家光の時代に、ようやく「バテレン(カトリック)追放」が完成し、鎖国体制に入るわけですが、
日本はカトリックに対して「鎖国」したのであって、大清国、李氏朝鮮、オランダとは普通に交易しています。
狂信的なカトリックに対して、門戸を閉ざしたのです。
世界史を知っている方はご存知でしょうが、同時代「30年戦争」が始まります。
カトリック、プロテスタントによる宗教戦争です。
日本は、オランダと「交易を行う」事で、プロテスタント寄りの「武装中立」を保ちました。
(安土・桃山から江戸初期の日本は、世界最大の鉄砲保有大国)
そういった背景がある、ということです。
沈黙は遠藤周作の私小説です
カソリックを全肯定する話でも
歴史の話でもない
それはこの映画を見てもすぐにわかることです…
尋ねても黙っている神の言葉を受け身で待つことより
神との対話を経て自ら答えを出した
遠藤周作の宗教観の話です…
@@すもも-f5r
「司教」に為れば、神の声が聞こえますよ。
ローマ法王の選出は、「神意」を聞くことのできる司教の投票でなされます。
「ローマ法王は、神に選ばれる」わけです。
司教以上の聖職者のみが神と対話できます。
プロテスタント(私はプロテスタントです)は、一人ひとりが神と向き合います。
カトリックとは違います。
いずれにしても、時代背景は完全に間違っていますけどね。
「女子高生コンクリート殺人事件」の被告達が「実は善人でした」って言うくらい、背景が間違っていますよ。
其の上で、映画自体は良い内容でした。
と、言っておきます。
@@すもも-f5r
追加で言えば、
スペインやポルトガルの「日本人奴隷の売買」には、
イエズス会は、反対していました。
「異教徒は、殺せ」
が、イエズス会の方針でした。
ロドリゴ神父は、イエズス会士ですよね。
奴隷売買で儲けていたキリスト教化した日本人達は、秀吉による「バテレン追放令」以降、奴隷売買で儲けられなくなります。
生計である「奴隷売買」が出来なくなったので困窮し、結果、発生するのが「島原の乱」です。
映画のシーンで貧しいキリシタン(カトリック)の村人達が磔にされて溺死するシーンがあります。
ロドリゴ神父は、内心「微笑んでいた」と思います。
彼らが貧しいのは、田畑を耕さず、仏教や神道を尊重する「異教徒」の日本人を
奴隷として海外に売っていたからです。
奴隷を売ったカネで、武器や食料を買い、更に奴隷狩りを行う。
これを繰り返していました。
異教徒を殺さずに「売る」なんて、イエズス会としては神への冒涜ですからね。
「異教徒を殺さないとは、神への冒涜だ。ざまあみろ。天罰だ」
というのが、ロドリゴ神父の本音だったと思います。
ソースは?
経験談のような語り口からソースのない歴史をスラスラと
俺でなきゃ見逃しちゃうね