フルトヴェングラー・音楽的晩年のスタート〜1952年【ヒストリカル解説 Vol.27】Furtwängler お話:徳岡直樹 Naoki Tokuoka

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  • Опубликовано: 9 янв 2025

Комментарии • 3

  • @vacuum_polarization4273
    @vacuum_polarization4273 Год назад +3

    1954年のベートーヴェンの第7を改めて聞き返してみましたが、意外と良い演奏ですね。といっても、1950年の演奏よりは落ちますが。金管を含め、音がしっかり録れているところが良いです。実演だとかなり金管を強奏しますね。1950年の録音だと金管がほとんど聞こえません。(これは単純に録音の問題か、またはスタジオ録音のため意図的に抑制したかは不明です。)
    1954年のベートーヴェンの第7のリハーサルでは、難聴の指揮者が細部にこだわって何度も弾き直しを要求し、リハーサルは混乱したそうです。実演でも緊張が切れる箇所が散見されるなど、万全ではないのですが、盛り上がるところは圧倒的です。あと実際に響いていたであろう音を想像させるのに十分の音質も魅力ですね。ややトロいフィナーレも、リズムが激重で、これはこれでありかと思いました。あと、当日に演奏された大フーガもよいですね。1952年のベルリン盤の大フーガとどっちが良いかは知りません。

  • @mmkk539
    @mmkk539 2 года назад +2

    フルトヴェングラーが晩年難聴に悩まされたと言う話、ここで初めて知りました。指揮者自ら作曲家と同じ苦悩を味わっていたんですね…。

    • @atm-naokimusic
      @atm-naokimusic  2 года назад +1

      はい、それもあって1955年のベルリンフィルのアメリカ演奏旅行を余計に恐れていたようです。アメリカのジャーナリズムに自分の難聴が知られてしまうのでは… と思っていたようですね。