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26世紀青年、サブタイトルが 「─ばかたち─」なの、めっちゃばかですきです
邦タイトル、やばいですよね(笑)。せめて「idiocracy=衆愚政治」とかのタイトルだったら意識高い人が見てくれそうなんですけど、どのみち内容がアホなので、やっぱりダメかもしれません(笑)。超B級映画ですね。
とても、工夫されたよい講義ですね。女王の教室とか、学生が理解しやすい例を取り上げて、社会の構造を掘り下げる手法や切り口に、とても興味深い構成だと思いました。先生の講義を受けられている学生さんは、幸せだと思いました。参考にしたいと思います。
いえいえ。僕はもともとの性格で、オーディエンスが面白くなさそうに聞いているのが耐えられなくて落語みたいな感じでしゃべっちゃってるんで、これでいいのかどうか分からないです(苦笑)。そもそも僕たちはお互いの講義がどんな感じか全然分からないので、同じ業界にはもっと良い授業をしておられる先生はきっとたくさんおられると思いますよ。その分、学生から学ぶことの方が多いです。講義に対する反応だけじゃなくて、流行の話題、よくある個人的な悩みなんかが考えるヒントになっている気がします。まあ、いつまでたっても学生気分が抜けないので、単純に学生とアホな話や下品な話をしてるだけという説もあるのですが(笑)。
講義ありがとうございます!!楽しく拝見しました。特に「ハマータウンの野郎ども」は面白そうだったので早速読んでみました。文化が制度の再生産に影響するという視点は非常に刺激的で、マルクスの読み直しにも繋がるかもと感じました
こちらこそ、ありがとうございました。そうですね。ハマータウンの読み方は色々あるようで、これをカルチュラル・スタディーズの嚆矢と位置づける人もいれば、ラスト・マルクス的な(つまりマルクス主義的パラダイムの最後)著作として位置づける人もいるみたいです。まあどちらにせよ、名著であることには変わりないですね!ネコさんの動画も見ましたよ。ハマータウンに特化してとても詳しく論じてくれているので、この動画の概要欄にリンクを追加させてもらいました。これからもyoutubeで学べる環境をみんなで作っていきましょうね!
ありがとうございます!!最近は「アーカイブ社会学講義」の動画を見るのが日課になっていまして、大変うれしく思います!こちらこそ、今後もyoutubeで学べる環境作りに少しでもお役に立てたらと思います。
親ガチャと文化的再生産は関連が強いと思いました。エマニュエルトッドはソ連の女性の識字率が上がったことで出生率が下がったと分析していたけれど、出生率低下には様々な要因がありますね。
ハンナ・アーレントでも指摘ありましたね。医者や弁護士は不確実性ゆえ労働とは異なり、医者の中でも知識や実学として人が治せるかが仕事に直結して金銭報酬や契約が勝ち取られるシステムであったのが名残とて残ってるそうです。そのため医者の中でも、個性があるようで労働と違い、替えがきかないという認識が強いそうです。アジアは現代平等な雇用形式ですが、アメリカ、欧州の一部では医者と病院は契約方式で、担当医が病院を移転する際はその担当医の患者さんたちも一緒についていく形式をとっています。富裕層は有名医者を指名するらしいです。医者の中でも個性化がすすんでるんでそょうね。日本や韓国の医師は実質みなし公務員だし加点方式や全体的に医療水準がたかいなどの理由で仕事ではなく、ほぼほぼ労働のようになってますがその分平均より給料は高くなっています。医者の年収下げてもいいかと言うとそうではなく、過去に医者の年収を低くしてロシアやイギリスで医療崩壊が起こりました。原因は簡単で、医者のような専門的な知識を勉強してまで得られる報酬ではないと社会で認知されてしまったからのようです。今のロシアの医療めちゃくちゃ面白くて、ロシアの医者は年収ひくいので医者に直接チップ渡さないと良い医療を受けられないです。ロシアの私立の病院は金持ちが行くところでそこでは高い水準の医療が受けられるそうです。ロシアの国民の大半が利用する公立の医者の年収は月給30万でめちゃくちゃ少ないのですが、医療崩壊はおきてません。しかし、国民の大半が十分な医療を受けられないのでロシアの平均寿命は男性が60女性が70です笑めちゃくちゃ低いので、ロシア人の遺伝的な体質や食生活だとおもうでしょうがそうではなく、ロシア人の所得が上がれば上がるほど高水準の医療が受けられるようになり、寿命が上がっていきます。笑アメリカとかもそのような相関関係がでてますね。寮の半分がロシア人なんですが、そこで教えてもらいました、笑対して車整備などの、知識を必要としても単純なマニュアル作業は、不確実性があまりなく他者に交換可能な"労働"に分類されるからだと、ハンナ・アーレントが主張していたと思います。労働というだけで、偉さが決まると思い込んでるやつはマイケル・サンデルよんでほしいです。
大学の教員はホワイトカラーではない気がすると常々思っていたのですが、ノーカラーという表現を聞いてしっくりくると思いました。
197●年生まれの田舎育ちです。私の中学時代はひとにぎりの「ヤンキー」とひとにぎりの「カシコ」と大多数の「ふつう」に天下三分されてた記憶があるので、「女王の教室」すごく理解できますね。私はどれにも属さないノーカラー予備軍みたいな感じでしたが、「女王~」の主役の女の子みたいに全グループと仲いい、といった感じではなく、本や空想に逃避する中学生でした。
コメント、ありがとうございます。どれかに書き込みしてくださっていたような気がするので、返してなかったらすみません。子育てで殺人的に忙しかったので(苦笑)。たしかに、言われてみるとこの三極のどれにも入らない人っている気がしますね。この三極は単純化するために学力の話になってますが、学校の勉強には興味なくて普通程度について行っているけれど、「こういうのバカバカしいな」と思って自分の世界を大事にしてる、みたいな人って一定数いますよね。学校という空間にいると、そういう人は目立たないのですが、結局、大人になって話して楽しいのはそういう人たちな気がします。まあ、あくまで僕がそう感じるというだけかもしれませんが(笑)。
不確実性の力、大変興味深かったです。確実性の点からみれば整備工が医者よりも専門家としての能力が高いのではないかというお話から少し自分で考えてみました。私見では両者の仕事はそもそも、その成果の評価方法が違うのではないかと考えました。整備工は減点式、医者は加点式です。加点式の仕事は仕事をする人によってその成果がバラけてくるので必然的に個人個人の差が開き、その一部に権威が集中します。講義途中でおっしゃられたように大学には「すごい屍が転がっている」というのも成果のバラけによるものだと思います。かといって大学の仕事が減点式になってしまうと、クリエイティブなことはできませんよね。車の整備の仕事が加点式になって、個性的な車の数々が通りを走りまくるのはみてみたいですが。
面白いコメント、ありがとうございます。たしかに、加点式・減点式という側面はありますね。というかまさに、不確実性の力の根源はそこにあるのかもしれません。「確実性が高い」というのは言い換えれば正解がはっきりしているものなので、減点式になりやすいですよね。100点がわかっているわけですから。一方、「不確実性が高い」というのは100点が分からないから減点法はムリということになります。そういう意味では、クリエイティブな仕事というのは、多くのムダから生まれてくるのかもしれません。そう考えると、ムダとそれを許容する余裕がクリエイティビティを支えていると言えるのかもしれませんね。よしいさんの整備の話にさらに乗っかると、昔は暴走族なんかが、それこそマフラー切ったり、無駄にゴテゴテ装飾したりしてましたが、ある意味、クリエイティブだったと言えなくもないですね(笑)。
いつもありがとうございます!
この講義は私にとって、とてもためになったわけである。
11:56 不確実であればあるほど、専門家への依存度は高くなる不確実性が専門性
初めましてこんにちは!社会学を専攻している現役大学生なのですが、あなたのおかげで社会学の面白さに気づき、無難に単位を取る大学生活を送らなくて済みそうです(笑)大学の講義にて、現在進行形で『ハマータウンの野郎ども』を輪読およびディスカッションをしているのですが、内容に対する見解や資料などとても参考になりました!本当にありがとうございます!そこで抽象的にはなりますが、もしよろしければ社会学の知識が深まるような書籍を紹介いただけたら幸いです。ちなみにウェーバーのプロ倫や職業としての政治、学問など名著中の名著は一応読了しました。
返信ありがとうございます!ゴフマンは初めて読んだ書籍が『出会い』のせいか社会的役割についてのイメージの印象が強く、特にスティグマ概念について、スティグマと常人の役割の差について学んだ時に、批判ありきは前提として、こんな見方があるのかと衝撃が走りました(笑)紹介していただいた文献は春休み中にじっくりと読んで、読み終わったら芋づる式に関連性ありそうな文献を探して読みたいと思います!僕が在籍している学部学科は卒論必修なので、職業としての学問に書いてあった『情熱なしになしうるすべては、無価値である』という事を信じて、情熱を持って一つの事に集中し、フルコミットできるように、残りの大学生活の社会学という学問に取り組みたいと思います!p,s 名著(プロ倫や職業としての学問)を読んでいる時に、内容が抽象的で難しく、時折り何を言ってるか理解できない状況があり、その時はふーんという感じで読み進めているのですが、何か良い方法はありますかね?
はじめまして!今大学一年生で国際学部に所属しているのですが、最近社会学に興味を持ち、たまたまこの動画を見つけたので見させてもらってます!実は、他大学の社会学部へ編入しようかなということも考えていて、その上で少し気になることがあるので、二つほど質問させてください! 1、社会学を勉強した先には何があると思いますか?社会学を勉強したら、どんなことに役立つのだろうと、疑問に感じました。今の社会を変えるため? でも社会は、そんな簡単に変わるものでもないし、今までの社会自体、時代の流れとともにその時々の事象によって勝手に(勝手にと言うと変かもしれませんが)変わってきたように思えます。社会は勝手に変わる? いじめ問題なんて、ずーっと問題視されてきているのに一向に解決しません。社会問題、解決できないことばかり、では社会学は何のためにあるのでしょうか? とても疑問です。 2,先生はどういった経緯で社会学の教授になったのですか? 何をきっかけに社会学について学ぼうと思ったのか、教えていただきたいです。大変長文になってしまいましたが、お時間あるときでいいので、よろしくおねがいします!
はじめまして。編入を考えているのですね。以下、ご質問にお答えしますが、あくまで僕なりの意見と思って聞いてくださいね。①学問や大学の捉え方についてまず学問全般の捉え方について言えば、文系学問は個人にとって技術として直接的に役立つものは少ないと考えています。その上で、「技術として直接的に役立つもの」はどういう性質を持っているかを考えてみましょう。それは現在社会の中で普通に行なわれているルーティンをより効率よく回せるやり方ということになると思います。そうしたものは既存の社会を前提にしているので、新しい何かを生むわけではありません。そればっかりだと発展がないわけですね。かといって、一般の会社なんかで「今のやり方ってどうなんですか?」って言う人ばっかりだと会社が回りませんし、そういうこと言う人は「仕事できない人」とか「めんどくさい人」認定されちゃったりもします。そういう意味で大学は社会の中で「もうちょっと根本的なことを考えてみよう」というスタンスが通用する数少ない場所だと思います。「お金をもうけるってどういう意味があるんですか?」とか、「結婚って何ですか?」とか、「なぜ学校に行かなければいけないんですか?」とかそういうそもそも論を問い直す意味があるんですね。で、それが50年単位とか100年単位とかの長い目で見ると社会を大きく変えていく可能性を持っているという感じです。これについてはJ・S・ミル『大学教育について』という薄い文庫本があるので、それを読んでみるといいかもしれません。②個人にとっての社会学の効用について社会学の効用については20回目の動画の後半でも話しているのですが、僕は社会学は人を自由にしてくれる学問だと思っています。僕も含め人はみんな社会や常識に縛られています。で、そこにうまく当てはまらないと「自分はダメなんじゃないか」と思ってしまったり、それらに縛られているがゆえに解決法が見つからなかったりします。でも、その成り立ちや存在理由が分かれば、「ああ、別に『普通』に当てはまらなくてもいいんだ」と思えますし、そう考えられれば、思いもよらぬ解決法が見つかったりもします。大学を卒業して就職しても、この思考法自体は役に立つと思います。「会社を辞めたら終わりだ」みたいな感じで死ぬまで働いたりすることはなくなりますし、一定の時間がたって司令塔のような立場になった時には、新しい解決法が思い浮かぶかもしれません。③社会学は社会問題を解決するか?基本的には解決しないと思います。というかそれができるなら今頃社会学者が政治家になっています(苦笑)。理由を考えたり、調査したりはできますが、実態を変えるのは難しいでしょう。どちらかというと、僕が好きな社会学者たちは個人がそうした社会的なしがらみなどからどうやって自由でいられるか、あるいはどうやってそれを楽しめるかといったことを考えている気がします。「社会学」とはいうものの、結構個人主義的な学問だなと思う時もあります。④僕が社会学を学び、使うようになった経緯いくつかの動画で軽く触れているように、僕は純粋な社会学者ではありません。専門はメディア論で、学部生時代は2回生のときに自分の師匠に出会い、私的に読書会をやってもらいました。週に1、2冊は本を読んで発表する感じだったので、そのときに社会学の本にもいくつか出会いました。また、自分自身の研究をやっているうちに、自分の扱っている社会現象を説明するのに適した理論が社会学に多かったんですね。それで読むことも多かったんですが、結局、学んでいるうちに面白くなっちゃったというのが真相です(笑)。その後、28ぐらいで最初の大学に就職したのですが、そこからは同僚や個人的に知り合った社会学者の先生たちに色々本を教えてもらって、そのたびに読むということを繰り返しました。だから僕はどっちかというと野良社会学者というか、正規ルートではないんですね。⑤なぜ学問をしようと思ったか?色々エピソードはあるのですが、それを省いて言うと、僕は大学に入るときにはすでに学者になろうと思っていました。その目的は「人間の想像力をいかに強めるか、あるいは人間の想像力を阻害するものからいかにして人が自由になるか」ということでした。今でも人間のなす悪のうち、多くのものは「想像力の欠如」によって起こると考えています。ただし、それは単純な「他者との共感」を強いるものとは違います。「自分には共感できない他者の感覚がある」ということまで含めての想像力だと思うのです。そういうことを考えていたので、自分が生きる社会の常識を打ち破ってくれる社会学はとても合っていたのだと思います。参考になるかどうか分かりませんが、個人的な説明としてはこんなところです。mahiroさんは社会学部に編入するのもありですし、そのままの学部で出来る限り社会学の科目をとりながら、自分で本を読むのもいいと僕は思います。社会学は先端的な研究ではかなり専門的なことをやっていますが、基本的な考え方を学ぶだけなら、そんなに専門性は高くないので、どんなシチュエーションでも学ぶことは可能です。メリットとデメリットを考えながら、自分の納得できるように大学生活を楽しんでくださいね。ではでは。
@@アーカイブ社会学講義 お礼を言うのが大変遅くなってしまいました、お返事ありがとうございます🙇♀️今は社会学の勉強が面白くて楽しいので、自分のできる範囲で趣味のような感覚で気になることを調べていったり、これからもあまり深く考えずに楽しく勉強していこうと思います!!これからも先生の動画お世話になります!
女王の教室、今考えるとよく不登校にならなかったなあ…😅
志田さんは、福祉だったのか…
志田未来、根性ありますよねw
コメント失礼します。最近観始めたのですが、毎講義楽しく視聴させて頂いています。2点ほど質問があります。1.不確実性に対して威信を感じる、という内容について学習できる本または論文があれば紹介して頂きたいです。色々ググッてみたのですが中々見つけることができませんでした。2.同様の問題について、今回は外野からの視点で威信の多寡について議論されていましたが、階層内部ではどのようなことが起こるのでしょうか?例えば医療系で言うと、DMATやERで働く方はブルーカラーに近く、iPS細胞の山中教授はホワイトカラーよりであると言えると思います。この場合、階層内部でホワイトカラーに威信を感じるのか、はたまた階級闘争が起こるのが、それともまた別の何かが起こるのか疑問に思い質問させて頂きました。長文失礼します。
面白い質問、ありがとうございます!まず第一点目ですが、「不確実性の力」という名前で検索してもあまりヒットしないと思います。あの話は動画でも紹介した『脱常識の社会学』という本の中で著者のコリンズが主張しているものです。今、手元に本がないので詳細はどうだったか忘れてしまいましたが、あれは社会学の複数の基礎的な文献を使ってコリンズ自身が立論したものなのかもしれません。したがって一度『脱常識の社会学』を読んでみて、該当箇所の参考文献の中から、関連する話を探してみるのがいいと思います。二点目は面白いですね。階層内部で何が起こるかは一概には言えませんが、ある程度の大きさになったとき、人間やその他の動物は序列づけを行なうようです。ただ、その集団によって異なるのが「偉さの基準」だと思います。一般社会ではホワイトカラーなどの不確実性の高い仕事の威信が高いわけですが、コミュニティによっては、熟練の技術を持った確実性の高い仕事をする人が尊敬されるなんてことだってあるわけです(医者は分からないですが)。ただ、各コミュニティは社会の中に埋め込まれているわけですから、一般社会の中にある序列意識から完全に自由ではいられないと思います。「偉さの基準」は各コミュニティ内部で伝統的に培われてきた序列意識に一般社会の意識なんかも加わって、決まっていくのでしょう。はっきりした答えじゃなくてすみません。「各コミュニティで誰が偉いとみなされるのか?不確実性の力はどの程度発揮されるのか?そして、これらはどんな条件によって決まっているのか?」こういう問いはとても社会学的だと思います。ナミさんも一度、「パートタイム社会学者(?)」になって自分の周囲を観察し、この問いに対する自分なりの答えを探してみてくださいね。
@@アーカイブ社会学講義 ご返信ありがとうございます!脱常識の社会学、探してみます◎なるほど、確かに一般社会から独立しえない以上独自の基準が存する可能性はあまり高くないものの各領域によって何が偉いとみなされているのかは異なりそうですね。それこそマトリクス化して領域ごとに傾向がみられたら面白いだろうなとも思いますが、まずは私自身の分野でどのような状況になっているのか考察していきたいと思います。今後とも講義動画楽しみにしております。
学術会議問題は反知性主義を利用した分断工作で間違いなかったです
話の広がるコメント、ありがとうございます。他の動画で反知性主義の厳密なところを話しているので、この言葉を簡単に使いたくはないのですが、俗に言う「反知性主義」という意味では、学術会議問題は実のところ、おっしゃるとおりの効果を狙ったのかなと思います。個人的な意見ですが、あの問題って個々人の学者にとって直接的な不利益はほとんどなく(長い目で見ればあるかもしれないですが)、どうでもいいっちゃあ、いいことだと思うんです。むしろあれは意外にも学者以外の人たちをターゲットにした「人気取り」政策だったのかもしれませんね。実際、わざわざ出てきて批判してた色んな学者さんも、いまいち歯切れが悪く、お茶の間にはちょっとウケが悪いだろうなと感じました。法的根拠を問題にするのは分かりますが、「学問の自由」云々の話は抽象的で同業者の僕ですらイマイチ共感できませんでしたし。僕のように大して予算食わないことをしている人間から見れば、「学術会議に入ることを目的に学問をやっているわけじゃないんだから、別に自由な研究に何のプレッシャーもなくないか?」って思ってしまいました。まあぶっちゃけ、全員で辞任すればもっと大問題になって政権は困ったと思うんですけどね・・・。とはいえ、みんなそれぞれ事情があるのでしょうし、偉い人たちは大変やなぁというのが感想でした(苦笑)。
26世紀青年、サブタイトルが 「─ばかたち─」なの、めっちゃばかですきです
邦タイトル、やばいですよね(笑)。
せめて「idiocracy=衆愚政治」とかのタイトルだったら意識高い人が見てくれそうなんですけど、どのみち内容がアホなので、やっぱりダメかもしれません(笑)。
超B級映画ですね。
とても、工夫されたよい講義ですね。女王の教室とか、学生が理解しやすい例を取り上げて、社会の構造を掘り下げる手法や切り口に、とても興味深い構成だと思いました。先生の講義を受けられている学生さんは、幸せだと思いました。参考にしたいと思います。
いえいえ。
僕はもともとの性格で、オーディエンスが面白くなさそうに聞いているのが耐えられなくて落語みたいな感じでしゃべっちゃってるんで、これでいいのかどうか分からないです(苦笑)。
そもそも僕たちはお互いの講義がどんな感じか全然分からないので、同じ業界にはもっと良い授業をしておられる先生はきっとたくさんおられると思いますよ。
その分、学生から学ぶことの方が多いです。
講義に対する反応だけじゃなくて、流行の話題、よくある個人的な悩みなんかが考えるヒントになっている気がします。
まあ、いつまでたっても学生気分が抜けないので、単純に学生とアホな話や下品な話をしてるだけという説もあるのですが(笑)。
講義ありがとうございます!!楽しく拝見しました。
特に「ハマータウンの野郎ども」は面白そうだったので早速読んでみました。
文化が制度の再生産に影響するという視点は非常に刺激的で、マルクスの読み直しにも繋がるかもと感じました
こちらこそ、ありがとうございました。
そうですね。ハマータウンの読み方は色々あるようで、これをカルチュラル・スタディーズの嚆矢と位置づける人もいれば、ラスト・マルクス的な(つまりマルクス主義的パラダイムの最後)著作として位置づける人もいるみたいです。
まあどちらにせよ、名著であることには変わりないですね!
ネコさんの動画も見ましたよ。
ハマータウンに特化してとても詳しく論じてくれているので、この動画の概要欄にリンクを追加させてもらいました。
これからもyoutubeで学べる環境をみんなで作っていきましょうね!
ありがとうございます!!
最近は「アーカイブ社会学講義」の動画を見るのが日課になっていまして、大変うれしく思います!こちらこそ、今後もyoutubeで学べる環境作りに少しでもお役に立てたらと思います。
親ガチャと文化的再生産は関連が強いと思いました。エマニュエルトッドはソ連の女性の識字率が上がったことで出生率が下がったと分析していたけれど、出生率低下には様々な要因がありますね。
ハンナ・アーレントでも指摘ありましたね。医者や弁護士は不確実性ゆえ労働とは異なり、医者の中でも知識や実学として人が治せるかが仕事に直結して金銭報酬や契約が勝ち取られるシステムであったのが名残とて残ってるそうです。そのため医者の中でも、個性があるようで労働と違い、替えがきかないという認識が強いそうです。アジアは現代平等な雇用形式ですが、アメリカ、欧州の一部では医者と病院は契約方式で、担当医が病院を移転する際はその担当医の患者さんたちも一緒についていく形式をとっています。
富裕層は有名医者を指名するらしいです。
医者の中でも個性化がすすんでるんでそょうね。
日本や韓国の医師は実質みなし公務員だし加点方式や全体的に医療水準がたかいなどの理由で仕事ではなく、ほぼほぼ労働のようになってますがその分平均より給料は高くなっています。
医者の年収下げてもいいかと言うとそうではなく、過去に医者の年収を低くしてロシアやイギリスで医療崩壊が起こりました。
原因は簡単で、医者のような専門的な知識を勉強してまで得られる報酬ではないと社会で認知されてしまったからのようです。
今のロシアの医療めちゃくちゃ面白くて、ロシアの医者は年収ひくいので医者に直接チップ渡さないと良い医療を受けられないです。
ロシアの私立の病院は金持ちが行くところでそこでは高い水準の医療が受けられるそうです。
ロシアの国民の大半が利用する公立の医者の年収は月給30万でめちゃくちゃ少ないのですが、医療崩壊はおきてません。
しかし、国民の大半が十分な医療を受けられないのでロシアの平均寿命は男性が60女性が70です笑
めちゃくちゃ低いので、ロシア人の遺伝的な体質や食生活だとおもうでしょうがそうではなく、ロシア人の所得が上がれば上がるほど高水準の医療が受けられるようになり、寿命が上がっていきます。笑
アメリカとかもそのような相関関係がでてますね。
寮の半分がロシア人なんですが、そこで教えてもらいました、笑
対して車整備などの、知識を必要としても単純なマニュアル作業は、不確実性があまりなく他者に交換可能な"労働"に分類されるからだと、ハンナ・アーレントが主張していたと思います。
労働というだけで、偉さが決まると思い込んでるやつはマイケル・サンデルよんでほしいです。
大学の教員はホワイトカラーではない気がすると常々思っていたのですが、ノーカラーという表現を聞いてしっくりくると思いました。
197●年生まれの田舎育ちです。
私の中学時代は
ひとにぎりの「ヤンキー」と
ひとにぎりの「カシコ」と
大多数の「ふつう」に天下三分されてた記憶があるので、「女王の教室」すごく理解できますね。
私はどれにも属さないノーカラー予備軍みたいな感じでしたが、「女王~」の主役の女の子みたいに全グループと仲いい、といった感じではなく、本や空想に逃避する中学生でした。
コメント、ありがとうございます。
どれかに書き込みしてくださっていたような気がするので、返してなかったらすみません。
子育てで殺人的に忙しかったので(苦笑)。
たしかに、言われてみるとこの三極のどれにも入らない人っている気がしますね。
この三極は単純化するために学力の話になってますが、
学校の勉強には興味なくて普通程度について行っているけれど、「こういうのバカバカしいな」と思って自分の世界を大事にしてる、
みたいな人って一定数いますよね。
学校という空間にいると、そういう人は目立たないのですが、
結局、大人になって話して楽しいのはそういう人たちな気がします。
まあ、あくまで僕がそう感じるというだけかもしれませんが(笑)。
不確実性の力、大変興味深かったです。確実性の点からみれば整備工が医者よりも専門家としての能力が高いのではないかというお話から少し自分で考えてみました。私見では両者の仕事はそもそも、その成果の評価方法が違うのではないかと考えました。整備工は減点式、医者は加点式です。加点式の仕事は仕事をする人によってその成果がバラけてくるので必然的に個人個人の差が開き、その一部に権威が集中します。講義途中でおっしゃられたように大学には「すごい屍が転がっている」というのも成果のバラけによるものだと思います。かといって大学の仕事が減点式になってしまうと、クリエイティブなことはできませんよね。車の整備の仕事が加点式になって、個性的な車の数々が通りを走りまくるのはみてみたいですが。
面白いコメント、ありがとうございます。
たしかに、加点式・減点式という側面はありますね。
というかまさに、不確実性の力の根源はそこにあるのかもしれません。
「確実性が高い」というのは言い換えれば正解がはっきりしているものなので、減点式になりやすいですよね。100点がわかっているわけですから。
一方、「不確実性が高い」というのは100点が分からないから減点法はムリということになります。
そういう意味では、クリエイティブな仕事というのは、多くのムダから生まれてくるのかもしれません。
そう考えると、ムダとそれを許容する余裕がクリエイティビティを支えていると言えるのかもしれませんね。
よしいさんの整備の話にさらに乗っかると、昔は暴走族なんかが、それこそマフラー切ったり、無駄にゴテゴテ装飾したりしてましたが、ある意味、クリエイティブだったと言えなくもないですね(笑)。
いつもありがとうございます!
この講義は私にとって、とてもためになったわけである。
11:56 不確実であればあるほど、専門家への依存度は高くなる
不確実性が専門性
初めましてこんにちは!社会学を専攻している現役大学生なのですが、あなたのおかげで社会学の面白さに気づき、無難に単位を取る大学生活を送らなくて済みそうです(笑)
大学の講義にて、現在進行形で『ハマータウンの野郎ども』を輪読およびディスカッションをしているのですが、内容に対する見解や資料などとても参考になりました!本当にありがとうございます!
そこで抽象的にはなりますが、もしよろしければ社会学の知識が深まるような書籍を紹介いただけたら幸いです。
ちなみにウェーバーのプロ倫や職業としての政治、学問など名著中の名著は一応読了しました。
返信ありがとうございます!ゴフマンは初めて読んだ書籍が『出会い』のせいか社会的役割についてのイメージの印象が強く、特にスティグマ概念について、スティグマと常人の役割の差について学んだ時に、批判ありきは前提として、こんな見方があるのかと衝撃が走りました(笑)
紹介していただいた文献は春休み中にじっくりと読んで、読み終わったら芋づる式に関連性ありそうな文献を探して読みたいと思います!
僕が在籍している学部学科は卒論必修なので、職業としての学問に書いてあった『情熱なしになしうるすべては、無価値である』という事を信じて、情熱を持って一つの事に集中し、フルコミットできるように、残りの大学生活の社会学という学問に取り組みたいと思います!
p,s 名著(プロ倫や職業としての学問)を読んでいる時に、内容が抽象的で難しく、時折り何を言ってるか理解できない状況があり、その時はふーんという感じで読み進めているのですが、何か良い方法はありますかね?
はじめまして!今大学一年生で国際学部に所属しているのですが、最近社会学に興味を持ち、たまたまこの動画を見つけたので見させてもらってます!
実は、他大学の社会学部へ編入しようかなということも考えていて、その上で少し気になることがあるので、二つほど質問させてください!
1、社会学を勉強した先には何があると思いますか?社会学を勉強したら、どんなことに役立つのだろうと、疑問に感じました。今の社会を変えるため? でも社会は、そんな簡単に変わるものでもないし、今までの社会自体、時代の流れとともにその時々の事象によって勝手に(勝手にと言うと変かもしれませんが)変わってきたように思えます。社会は勝手に変わる? いじめ問題なんて、ずーっと問題視されてきているのに一向に解決しません。社会問題、解決できないことばかり、では社会学は何のためにあるのでしょうか? とても疑問です。
2,先生はどういった経緯で社会学の教授になったのですか? 何をきっかけに社会学について学ぼうと思ったのか、教えていただきたいです。
大変長文になってしまいましたが、お時間あるときでいいので、よろしくおねがいします!
はじめまして。
編入を考えているのですね。
以下、ご質問にお答えしますが、あくまで僕なりの意見と思って聞いてくださいね。
①学問や大学の捉え方について
まず学問全般の捉え方について言えば、文系学問は個人にとって技術として直接的に役立つものは少ないと考えています。
その上で、「技術として直接的に役立つもの」はどういう性質を持っているかを考えてみましょう。
それは現在社会の中で普通に行なわれているルーティンをより効率よく回せるやり方ということになると思います。
そうしたものは既存の社会を前提にしているので、新しい何かを生むわけではありません。
そればっかりだと発展がないわけですね。
かといって、一般の会社なんかで「今のやり方ってどうなんですか?」って言う人ばっかりだと会社が回りませんし、そういうこと言う人は「仕事できない人」とか「めんどくさい人」認定されちゃったりもします。
そういう意味で大学は社会の中で「もうちょっと根本的なことを考えてみよう」というスタンスが通用する数少ない場所だと思います。
「お金をもうけるってどういう意味があるんですか?」とか、「結婚って何ですか?」とか、「なぜ学校に行かなければいけないんですか?」とかそういうそもそも論を問い直す意味があるんですね。
で、それが50年単位とか100年単位とかの長い目で見ると社会を大きく変えていく可能性を持っているという感じです。
これについてはJ・S・ミル『大学教育について』という薄い文庫本があるので、それを読んでみるといいかもしれません。
②個人にとっての社会学の効用について
社会学の効用については20回目の動画の後半でも話しているのですが、僕は社会学は人を自由にしてくれる学問だと思っています。
僕も含め人はみんな社会や常識に縛られています。
で、そこにうまく当てはまらないと「自分はダメなんじゃないか」と思ってしまったり、それらに縛られているがゆえに解決法が見つからなかったりします。
でも、その成り立ちや存在理由が分かれば、「ああ、別に『普通』に当てはまらなくてもいいんだ」と思えますし、そう考えられれば、思いもよらぬ解決法が見つかったりもします。
大学を卒業して就職しても、この思考法自体は役に立つと思います。
「会社を辞めたら終わりだ」みたいな感じで死ぬまで働いたりすることはなくなりますし、一定の時間がたって司令塔のような立場になった時には、新しい解決法が思い浮かぶかもしれません。
③社会学は社会問題を解決するか?
基本的には解決しないと思います。
というかそれができるなら今頃社会学者が政治家になっています(苦笑)。
理由を考えたり、調査したりはできますが、実態を変えるのは難しいでしょう。
どちらかというと、僕が好きな社会学者たちは個人がそうした社会的なしがらみなどからどうやって自由でいられるか、あるいはどうやってそれを楽しめるかといったことを考えている気がします。
「社会学」とはいうものの、結構個人主義的な学問だなと思う時もあります。
④僕が社会学を学び、使うようになった経緯
いくつかの動画で軽く触れているように、僕は純粋な社会学者ではありません。
専門はメディア論で、学部生時代は2回生のときに自分の師匠に出会い、私的に読書会をやってもらいました。
週に1、2冊は本を読んで発表する感じだったので、そのときに社会学の本にもいくつか出会いました。
また、自分自身の研究をやっているうちに、自分の扱っている社会現象を説明するのに適した理論が社会学に多かったんですね。
それで読むことも多かったんですが、結局、学んでいるうちに面白くなっちゃったというのが真相です(笑)。
その後、28ぐらいで最初の大学に就職したのですが、そこからは同僚や個人的に知り合った社会学者の先生たちに色々本を教えてもらって、そのたびに読むということを繰り返しました。
だから僕はどっちかというと野良社会学者というか、正規ルートではないんですね。
⑤なぜ学問をしようと思ったか?
色々エピソードはあるのですが、それを省いて言うと、僕は大学に入るときにはすでに学者になろうと思っていました。
その目的は「人間の想像力をいかに強めるか、あるいは人間の想像力を阻害するものからいかにして人が自由になるか」ということでした。
今でも人間のなす悪のうち、多くのものは「想像力の欠如」によって起こると考えています。
ただし、それは単純な「他者との共感」を強いるものとは違います。
「自分には共感できない他者の感覚がある」ということまで含めての想像力だと思うのです。
そういうことを考えていたので、自分が生きる社会の常識を打ち破ってくれる社会学はとても合っていたのだと思います。
参考になるかどうか分かりませんが、個人的な説明としてはこんなところです。
mahiroさんは社会学部に編入するのもありですし、そのままの学部で出来る限り社会学の科目をとりながら、自分で本を読むのもいいと僕は思います。
社会学は先端的な研究ではかなり専門的なことをやっていますが、基本的な考え方を学ぶだけなら、そんなに専門性は高くないので、どんなシチュエーションでも学ぶことは可能です。
メリットとデメリットを考えながら、自分の納得できるように大学生活を楽しんでくださいね。
ではでは。
@@アーカイブ社会学講義 お礼を言うのが大変遅くなってしまいました、お返事ありがとうございます🙇♀️
今は社会学の勉強が面白くて楽しいので、自分のできる範囲で趣味のような感覚で気になることを調べていったり、これからもあまり深く考えずに楽しく勉強していこうと思います!!
これからも先生の動画お世話になります!
女王の教室、今考えるとよく不登校にならなかったなあ…😅
志田さんは、福祉だったのか…
志田未来、根性ありますよねw
コメント失礼します。最近観始めたのですが、毎講義楽しく視聴させて頂いています。2点ほど質問があります。
1.不確実性に対して威信を感じる、という内容について学習できる本または論文があれば紹介して頂きたいです。色々ググッてみたのですが中々見つけることができませんでした。
2.同様の問題について、今回は外野からの視点で威信の多寡について議論されていましたが、階層内部ではどのようなことが起こるのでしょうか?例えば医療系で言うと、DMATやERで働く方はブルーカラーに近く、iPS細胞の山中教授はホワイトカラーよりであると言えると思います。この場合、階層内部でホワイトカラーに威信を感じるのか、はたまた階級闘争が起こるのが、それともまた別の何かが起こるのか疑問に思い質問させて頂きました。
長文失礼します。
面白い質問、ありがとうございます!
まず第一点目ですが、「不確実性の力」という名前で検索してもあまりヒットしないと思います。
あの話は動画でも紹介した『脱常識の社会学』という本の中で著者のコリンズが主張しているものです。
今、手元に本がないので詳細はどうだったか忘れてしまいましたが、あれは社会学の複数の基礎的な文献を使ってコリンズ自身が立論したものなのかもしれません。
したがって一度『脱常識の社会学』を読んでみて、該当箇所の参考文献の中から、関連する話を探してみるのがいいと思います。
二点目は面白いですね。
階層内部で何が起こるかは一概には言えませんが、ある程度の大きさになったとき、人間やその他の動物は序列づけを行なうようです。
ただ、その集団によって異なるのが「偉さの基準」だと思います。
一般社会ではホワイトカラーなどの不確実性の高い仕事の威信が高いわけですが、コミュニティによっては、熟練の技術を持った確実性の高い仕事をする人が尊敬されるなんてことだってあるわけです(医者は分からないですが)。
ただ、各コミュニティは社会の中に埋め込まれているわけですから、一般社会の中にある序列意識から完全に自由ではいられないと思います。
「偉さの基準」は各コミュニティ内部で伝統的に培われてきた序列意識に一般社会の意識なんかも加わって、決まっていくのでしょう。
はっきりした答えじゃなくてすみません。
「各コミュニティで誰が偉いとみなされるのか?不確実性の力はどの程度発揮されるのか?そして、これらはどんな条件によって決まっているのか?」
こういう問いはとても社会学的だと思います。
ナミさんも一度、「パートタイム社会学者(?)」になって自分の周囲を観察し、この問いに対する自分なりの答えを探してみてくださいね。
@@アーカイブ社会学講義
ご返信ありがとうございます!
脱常識の社会学、探してみます◎
なるほど、確かに一般社会から独立しえない以上独自の基準が存する可能性はあまり高くないものの各領域によって何が偉いとみなされているのかは異なりそうですね。それこそマトリクス化して領域ごとに傾向がみられたら面白いだろうなとも思いますが、まずは私自身の分野でどのような状況になっているのか考察していきたいと思います。
今後とも講義動画楽しみにしております。
学術会議問題は反知性主義を利用した分断工作で間違いなかったです
話の広がるコメント、ありがとうございます。
他の動画で反知性主義の厳密なところを話しているので、この言葉を簡単に使いたくはないのですが、俗に言う「反知性主義」という意味では、学術会議問題は実のところ、おっしゃるとおりの効果を狙ったのかなと思います。
個人的な意見ですが、あの問題って個々人の学者にとって直接的な不利益はほとんどなく(長い目で見ればあるかもしれないですが)、どうでもいいっちゃあ、いいことだと思うんです。
むしろあれは意外にも学者以外の人たちをターゲットにした「人気取り」政策だったのかもしれませんね。
実際、わざわざ出てきて批判してた色んな学者さんも、いまいち歯切れが悪く、お茶の間にはちょっとウケが悪いだろうなと感じました。
法的根拠を問題にするのは分かりますが、「学問の自由」云々の話は抽象的で同業者の僕ですらイマイチ共感できませんでしたし。
僕のように大して予算食わないことをしている人間から見れば、「学術会議に入ることを目的に学問をやっているわけじゃないんだから、別に自由な研究に何のプレッシャーもなくないか?」って思ってしまいました。
まあぶっちゃけ、全員で辞任すればもっと大問題になって政権は困ったと思うんですけどね・・・。
とはいえ、みんなそれぞれ事情があるのでしょうし、偉い人たちは大変やなぁというのが感想でした(苦笑)。