フルトヴェングラーのベートーヴェン交響曲・連続解説④ 第7番 Op.92【ヒストリカル解説 Vol.91】Furtwängler 話:徳岡直樹 Naoki Tokuoka

Поделиться
HTML-код
  • Опубликовано: 24 янв 2025

Комментарии • 20

  • @おだいふく-x6t
    @おだいふく-x6t Год назад +7

    配信ありがとうございます。 フルトベングラーのベト7はやはり戦争中の第七がなんとも言えず深淵でロマン的で素晴らしいですね。特に第2楽章の暗いロマン性が好きですね。妙な会場ノイズが多すぎるといえば多すぎますけれど。。。。

  • @捜査一課1
    @捜査一課1 Год назад +2

    偶然、こちらの動画を見つけました。なんか!おもしろい。早口なのがちょっと、、、ですが、熱狂的な説明に引き込まれます。すぐに登録しました。

  • @vacuum_polarization4273
    @vacuum_polarization4273 Год назад +3

    この第7番の交響曲は1842年3月28日(月)12:30 開演のウィーンのホーフブルグ宮殿、レドゥーテンザールにて行われた「大コンサート」でウィーンの帝国王立宮廷歌劇場のオーケストラが
    最初に演奏した記念すべき曲ですね。オットー・ニコライは第2楽章のアレグレットをどう演奏したのか?なんて想像してみました。

    • @vacuum_polarization4273
      @vacuum_polarization4273 Год назад +1

      ちなみにWFは1927年11月19日(土)のウィーン・フィル第2回定期演奏会で既に第7番を取り上げています。そのころの演奏は果たしてどうだったのかというのもちょっと想像できないですね。
      ウィーン・フィルとの第7の演奏は1954年のザルツブルグの前だと、ちょうどスタジオ録音をした直前の1950年1月14,15日の定期演奏会までさかのぼるので、その間は演奏してないようです。

  • @nonbiriyarouyo8263
    @nonbiriyarouyo8263 Год назад +2

    今回もマニアックなお話を楽しく拝聴させていただきました。
    5回の録音があるとのことですが、手持ちは、1943年と1950年の2種類だけです。
    ウイーンフイルとの演奏(LP EMI AA-93005B)は、整い過ぎているし、
    やはり、ベルリンフイルを振った方(LP フォンタナ FCM52)により感銘を覚えます。
    先生や音楽家の皆さんは、戦時中と言う色メガネで見るのはダメとおっしゃるの
    でしょうが、私にはやはり、戦時下の緊迫感や高揚感、第3帝国のロマンチズムを
    色濃く反映せざるを得なかった演奏だと思います。
    当時、7番は、トスカニーニも大好きでした。1936年ニューヨーク(LP CAMDEN CL2006)、1939年NBC(CD ANDRCD 5007)、1951年NBC(LP RCA RB-16105)等
    皆、単純明快で爽快な演奏ですが、やはり、1936年の演奏がすばらしいと思います。
    トスカニーニの後を受けて、フルトヴェングラーがニューヨークフイルを
    振っていたら、また全然違った風景が見られたんではないかと空想するだけでも
    楽しいではありませんか。

  • @polito1930
    @polito1930 Год назад +1

    いつも興味深いお話を有難うございます。少しコメントさせていただきます。50:26で示しておられるGrandi Direttori del '900のCDシリーズは、1990年代のイタリアで数多く見かけた出版社企画によるCD付き雑誌(実体は小冊子付きCD)の一つで、このAmadeus社のシリーズの全貌は今となっては分からないのですが、今まで見かけたタイトルで判断する限り各指揮者1CDでした。1954年の第7番を第8番とのカップリングで出していたのは、DeAgostini社のLa Grande Musica del Festival di Salisburgoというシリーズです。このザルツブルグ音楽祭のシリーズ、一部で最高音質と煽る人がいて、私もフルトヴェングラーではないですが1枚買って後発のOrfeo盤と比べてみましたが、ほぼ同じような音感のマスタリングで違いは微々たるものでした。改めてCDの解説パンフを見ると、何とあのゴールデンコンビの名が、同じような音に聞こえるのは当たり前でした。
    もう1点、徳岡先生が49:24のコメントで書かれている「メトでのワルターの魔笛はワルター自身が英訳したもの」という話は初めて聞きました。手元のワルターの評伝2種類には、どちらも英語圏で著名なRuth & Thomas Martinの英語訳が使われたと書かれていますが...

    • @atm-naokimusic
      @atm-naokimusic  Год назад

      そうでしたか、色々ありがとうございます。山﨑浩太郎さんの本で、ワルターが一語ずつ、メロディーに的確に乗るように、と英訳に携わった云々… という記述を見たことがありまして。また調べ直してみます。もしかしたらThomasの翻訳をワルターが監修したのかもしれませんね。

    • @polito1930
      @polito1930 Год назад +1

      @@atm-naokimusic 監修ということなら、徳岡先生の言われる通りです。ワルターは1941年にメトで初めて魔笛を取り上げた時に、既存の英訳リブレットに満足できるものが見つからず、やむなく原語上演にしようかと考えていた所に、折よくMartin夫妻の新しい英訳がメトに届けられ、ワルターは夫妻と協議を重ねながら満足のいく英訳ができあがったとワルターの評伝に書かれています。なおワルターは1943年のマタイ全曲演奏では、自分自身の英訳の歌詞で演奏しています。

  • @cellobouzu9995
    @cellobouzu9995 Год назад +3

    参考演奏について、カラヤンの7番って1960年代のベルリン・フィルよりも前に、1950年代末にウィーン・フィルとのデッカ盤(ステレオ)がありましたね。フィルハーモニアでの物足りなさが、完全に払拭されているように思います。切れの良さは、後のベルリン・フィル盤以上な感じがしますし、カラヤンの7番の1つの頂点なんて勝手に思っています。スピード感と切れの良さは、クライバー盤に先駆けている感じもします。

  • @RXE14053
    @RXE14053 Год назад +1

    いつも楽しい興味深いATMお話し、感謝申し上げます。
    巨匠によります第7交響曲の録音、1950年VPOによるものへのご見解は全く同感で、商用録音でこの指揮者のダイナミクス、アコーギク、表情がこれほど遺憾なく発揮されたものは他に聴かれないのでは、と思います。しかもそれがこの曲の力学と構造を見事に浮き彫りにしていて、非常に完成度が高いと思います。VPOのアンサンブルも相まって、完成度ということでは、この巨匠による全録音の中でも屈指のものだと考えます。
    徳岡先生にお願いですが、巨匠によります同曲異録音の比較レビュー動画、小品として録音の多い、トリスタンとイゾルデ第1幕前奏曲と愛の死、ブラームス・ハイドン変奏曲、ティルオイレンシュピーゲル愉快な悪戯を今後採り上げて頂ければ有難いと考えております。
    話は変わりますが、先日アップロードされていましたコリオラン序曲、演奏・録音共に大変良かったです。正直申しまして過去の例えばタンホイザー序曲等の動画では、録音上のデッドな響や管弦楽のバランスに失礼ながらいささか違和感を覚えました。コリオランでは楽団か楽員さん、ホールや録音方式・スタッフが変わったのでしょうか?

    • @atm-naokimusic
      @atm-naokimusic  Год назад

      ありがとうございます。交響曲レパートリーが人気曲目ですので、どうしても規模の大きな作品を優先していたのですが、確かにティルやトリスタンも面白い比較対象ですね。以後取り組んでいきます。その「タンホイザー」ですが、まさに音質を新しくしてアップしました!ruclips.net/video/vdOAvqIIDYU/видео.html

  • @chaconne.nipper
    @chaconne.nipper Год назад +3

    1954年ザルツの第2楽章をじっくり再聴しましたが、ここまで劇的だった印象はありませんでした。今までいかに「なんとなく」聴いてきたかを痛感し、他にも無数にあるであろうこういったケースを掘り起こして行かねばと思います。

    • @atm-naokimusic
      @atm-naokimusic  Год назад +1

      ぜひ!時間が経ちますと聞き手のセンスも変わってきますし、以前はさして感銘を受けなかったものが、実は意外な魅力を持ったものであることに気づくこともあります。

  • @2001banekuro
    @2001banekuro Год назад

    指揮者が特定のオーケストラと特有の関係を築くというのは20世紀半ばの特殊現象で、それ以外は指揮者があちこちのオケを振って廻るというのが当たり前でした。
    特に交通事情が悪かった時代、オケは簡単に身動き出来ませんから、指揮者が身ひとつで動きながら活動しないと、なかなか知名度が上げられません。
    特にフルトヴェングラーは当時一般的だった、カペルマイスター上がりではないので、若い頃は放浪指揮者ののような活動ぶりで、それが彼の演奏スタイルにかなり影響しているように思います。
    良くも悪くも不安定な指揮ぶりというのは、そういう成長過程の反映のようにも見え、細かいことをオケに注文する余裕が無く、曲を鷲掴みする事で纏めようとする姿勢が、フルトヴェンクラー演奏の根幹だったと考えているのですが。
    ある意味不器用さが魅力的になってしまった、かなり希少な事例で、現代に同様の存在を求めるのはかなり難しいですね。
    クライバーだって若い頃は歌劇場で厳しい下積み経験をしていましたから。
    そういう意味でフルトヴェングラーの7番の各種録音に、解釈の大きな変化は感じません。終楽章でネジが外れてしまうタイミングもほぼ同じです。
    「田園」のセッション録音のように、別人か?と思うような驚きはこの曲に関してはあまり感じません。

  • @オキナワンスナイパー
    @オキナワンスナイパー Год назад +2

    15:03での1943年演奏の第4楽章冒頭の欠落修復はメロディアCDがベーム盤からの移植、DG盤が再現部コピーだったような…?
    メロディア盤CDは鮮明なのですがFFTアナライザで見ると特定帯域が完全にカットされていて不自然で聴き辛いのが難点です…仏協会初版SWF-941も同様ですが擬似ステ効果はありませんね。
    メロディア初出LP(桃色)は音が不鮮明というよりカッティングレベルが低く後発の青色の方がその点は改善されているとオーパス蔵CDのライナーで読んだような気がします。

    • @atm-naokimusic
      @atm-naokimusic  Год назад

      ありがとうございます。あの第四楽章の補正は本当に謎で、自分が初めて聞いた東芝ユニコーンも再現部が4小節まるまる繰り返されていました。メロディアCDは自分はそれまでとは違った聞こえ方にワクワクした側です。マニアックすぎるので今回は触れませんでしたが、メロディアのガスト68でもメタルマスターの番号が全然違っていて、カッティングによって面のスペースの使用度合いがかなり違っています。フランス協会CDも音源がわかるとありがたいですし、1970年台のかつてのLP制作の時の音源をそのままCDにしてくれればいいのに… などと思っています。またコメントをお願いします。

  • @takuoakai9326
    @takuoakai9326 Год назад +4

    第2楽章の「オルガントーン」ってなんのことですか?

    • @atm-naokimusic
      @atm-naokimusic  Год назад +2

      ウィーンフィルの音色を絶賛する時によく使う言い方です。オーケストラの出す音が完全にブレンドして、個々の独立した楽器の音が聞こえないという「溶け合い、調和」という意味です。

  • @桃千代太郎
    @桃千代太郎 Год назад +3

    カラヤンは自信がなかったのかな?