近代日本の詩の歴史【読書の放課後】

Поделиться
HTML-код
  • Опубликовано: 24 мар 2022
  • 詩の進化は、言語表現の限界に挑戦することでした。
    明治初期から平成末期までの詩の歴史を、5つの時期に分けて解説します。
    ※3:30~、キャプションが抜けています↓
    紹介した本は上田敏『海潮音』(1905)、北原白秋『邪宗門』(1909)でした。
    【彗星読書倶楽部 クラブメンバーシップ】
    名作文学や文化の最先端を講義する、毎回約1時間の新作動画を月2本配信。
    これまで配信した約40時間にのぼる動画はいつでも視聴可能です。
    メンバー限定のDiscordでは、読書好きのメンバーたちが集まって、文学作品や漫画・映画・アートについて連日語り合っています。
    月額¥3,300(学生¥1,650)
    詳しくは公式サイトのページへ↓
    suisei-trade.com/membership.s...
    ◆BGM:antihoney
    / antihoney
    ・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
    上田敏『海潮音』
    amzn.to/3LuNe83
    萩原朔太郎詩集
    amzn.to/3D7SJGB
    田村隆一『腐敗性物質 』
    amzn.to/3uni2k5
    鮎川信夫詩集
    amzn.to/3wIc3ZE
    吉本隆明詩集
    amzn.to/3utIw3p
    吉増剛造詩集
    amzn.to/3ur5l7N
    日和聡子『砂文』
    amzn.to/3JQCMXG
    ・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
    彗星読書倶楽部チャンネルでは、2種類の動画を公開しています。
    【彗星読書ゼミ】では、文学作品・書物にまつわる話題・文化的トピックを解説。
    【読書の放課後】では、本に関連する様々な話題を、放課後の学校でのおしゃべりのように縦横無尽に語ります。
    それぞれ週1回以上の更新です。
    ◆チャンネル登録はこちら
    onl.tw/rciK91b
    ◆彗星読書倶楽部ウェブサイト
    suiseibookclub.com
    ◆Twitter
    / suiseibookclub
    ◆ポッドキャスト(音声配信)
    anchor.fm/suiseibookclub
    #本 #解説 #小説
  • РазвлеченияРазвлечения

Комментарии • 26

  • @suiseibookclub
    @suiseibookclub  2 года назад

    クラブメンバーシップ登録・詳細はこちらから!
    名作文学や文化の最先端を解説する、毎回約1時間の新作動画(完全版)を月4本配信。
    メンバー限定のDiscordでは、読書好きたちが集まって、文学作品や漫画・映画・アートについて連日語り合っています。
    月額¥3,300(学生¥1,650)
    suiseibookclub.com/club-membership/

  • @cogagacco
    @cogagacco 5 месяцев назад +3

    20分で現代までの詩の流れを解説できるのは素晴らしいと思いました。とても参考になりました。ありがとうございます。

    • @suiseibookclub
      @suiseibookclub  5 месяцев назад +1

      ご視聴ありがとうございます。詩をはじめ、文学関連の本を幅広く読んでいると「文学史こそ面白い、ここに人類の進化の足跡がある」と思わされます(高校で習ったそれは何ひとつ面白くなかったのに!)。
      今後も、表現の「変化」について解説する動画を作ります。

  • @doromamire
    @doromamire 15 дней назад +1

    文学入門の動画を観たらこちらが推奨せられてゐたので観た。予もかつては高校生であつた。萩原朔太郎の「竹」が高校の国語教科書に載つてゐた。読んだ直後に「竹、竹、竹が生え」と唱へながら竹を鋸引きした記憶が予にはある。おお、竹、竹、竹が生え。竹、竹、竹が生え。竹、竹、竹が生え。詩などこれぐらゐしか予は知らないのだが、呪文のやうにかう唱へると詩を語り尽くしたやうな気になる。

    • @suiseibookclub
      @suiseibookclub  15 дней назад

      詩人が自由律を目指す時代になっても、詩には何かしらのリズム性が求められるものだと思います。
      萩原朔太郎の「竹」は、自由詩でありながら、しつこい繰り返しによって、「散文的リズム」とでも呼ぶべきものを作り出したのでしょう。

  • @pipimi2633
    @pipimi2633 Год назад +2

    すごいです!ぜひもっと詩についての解説してください!

    • @suiseibookclub
      @suiseibookclub  Год назад +1

      ありがとうございます!
      日本には、世の中に知られていないすごい詩人たちがたくさんいます。今後の動画で、言語表現の技術や、芸術家の感性がどんなふうに進化していったのか、解説していきます。

  • @user-rq4dc6op8t
    @user-rq4dc6op8t 10 месяцев назад +2

    いやー、面白かったです
    筋がしっかり通った話でした

    • @suiseibookclub
      @suiseibookclub  10 месяцев назад

      ありがとうございます。
      文学史って一般的には面白いものとは思われていませんが、こんなふうに語ってみると、人々の感性や表現方法が変化・進化している様子が分かります。

  • @panda1999100
    @panda1999100 Год назад +3

    金子みすゞについて。あの時代においては、彼女も固定観念を打ち破る素晴らしい詩人であったと思います。彼女の他に、魚や雪の立場に立ったり、皆それぞれ違っていいのだと謳った詩人を私は知りません。

    • @suiseibookclub
      @suiseibookclub  Год назад +1

      ある時代において特定の固定観念が本当にあったと言えるかどうか、それを特定の芸術家が打ち破ったと言えるかどうかは、一般的に検証が困難ですが、
      金子みすゞの詩の内容がその一例であると論証した言説には私自身は出会ったことがなく、魚や雪の擬人表現と博愛主義の組み合わせが表現として新しかったという主張にいかに正当性を持たせられるか、残念ながら私には想像ができません。
      この動画では、金子みすゞの文体=表現形式には、金子みすゞ以前に対しても以後に対しても革新性がなかったという意味のことを語りました。
      彼女の得意とした七・七・七・五のリズムを用いる都々逸調は、江戸時代から続く表現です。
      それを採用したのは、金子が詩人・西條八十から影響を受けていたためですが、八十の詩は、すでに高度な前衛表現が生まれていた大正末期から昭和初期の詩の世界においてはむしろ懐古趣味的であると捉えられたはずです。
      何より、金子みすゞは詩人というより「童謡詩人」と呼ぶのが正確で、童謡は詩と違い、表現的な新しさを積極的には求められないフィールドです。
      そのため、「金子みすゞの新しさ」は、作品の内容においても形式においても極めて見出し難いと判断でき、詩の表現の進歩という文脈では評価できないと考えられます。

    • @panda1999100
      @panda1999100 Год назад

      @@suiseibookclub ご丁寧なご返信、ご教授をありがとうございました。初めて金子みすゞの詩に触れた時、非常に斬新なものを感じました印象を申し上げました。固定観念云々は表現方法の進歩とは違うお話でした。失礼いたしました。

  • @user-su9hm9no1x
    @user-su9hm9no1x 6 месяцев назад +1

    金子みすゞは詩を読む入口になると思います。そこから別の詩人へと。確かにネームバリューは高いですね😅

    • @suiseibookclub
      @suiseibookclub  6 месяцев назад +1

      私も、別の詩人への入口になるとは思います。その上で、やはり金子みすゞは、詩作の姿勢(コンセプト)が他の詩人と大きく違い、それゆえに有名になりすぎてしまって、本来の詩歌のイメージを一般読者から覆い隠してしまったと思います。

  • @hirokinakazawa5082
    @hirokinakazawa5082 6 месяцев назад +2

    上田敏のヴェルレーヌの秋の詩は本物より上出来だと思います。

    • @suiseibookclub
      @suiseibookclub  6 месяцев назад

      私もどちらかというと、そう捉えています。あまりに見事にやってのけているので、翻訳だと言われなかったら気付かないかもしれません。

  • @hy8008
    @hy8008 Год назад +1

    ぼくが「80年代以降の現代詩」批評の旗手として最も注目しているのは「山下洪文」さんですね。2016年にゼロ年代の批判評論本を著して注目されました。

    • @suiseibookclub
      @suiseibookclub  Год назад

      ありがとうございます。早速本を取り寄せましたので、近く確認します。

  • @user-py9th2ql1j
    @user-py9th2ql1j 2 месяца назад +1

    中野重治の解説をやって欲しい。「垣根に沿うて」は、なぜ小包の肌触り心地から、中野の視点は、垣根に沿うて歩いてくる少年に向かったのか?

    • @suiseibookclub
      @suiseibookclub  2 месяца назад

      リクエストをありがとうございます。中野重治、文学史的には重要人物ですが、今は全然読まれません。なにか魅力的な打ち出し方で解説が作れたらと思います。

    • @user-py9th2ql1j
      @user-py9th2ql1j 2 месяца назад

      中野は、読者に小包の肌触りを「きみ、わかるか」と念を推しながら、中野の視点は少年が垣根に沿うて歩いてくる、その別のところにある。これは、与えられた事実の解釈不可能性を意味しているのではないか。加藤周一が、中野のようには書けないとした。中野重治は、もう少し評価されてもいいのではないか。

  • @user-kn5ej4wm1s
    @user-kn5ej4wm1s 2 года назад +3

    僕も小説より詩のほうが好きです。でも近所の本屋では、詩集がなかなか置いていません。
    もっと詩集を置いて欲しいです。おすすめの詩集ってありますか?

    • @suiseibookclub
      @suiseibookclub  2 года назад +2

      詩集は読む人が少ないので、詩を置いていない書店はけっこうあります。
      定番の詩の入り口は、やはり萩原朔太郎です。いくつものレーベルから文庫になっていて入手しやすく、彼の詩を読んで詩の魅力に目覚める人はいつの時代もたくさんいます。

    • @user-kn5ej4wm1s
      @user-kn5ej4wm1s 2 года назад

      @@suiseibookclub 新潮文庫版の「萩原朔太郎詩集」は持っていて、何度も読み返しています。ありがとうございます。

    • @jebslept8515
      @jebslept8515 Месяц назад

      本屋の入ってる建物に関わらず場所によって詩専用のコーナーがあったりなかったりするから
      案外でかいショッピングモールよりその辺の建物の本屋にあったりする