【NO.22】"片桐鍛冶店 Katagiri" in 天竜区. 日本刀と同じ作り。

Поделиться
HTML-код
  • Опубликовано: 14 окт 2024
  • 通常の剣鉈や包丁などは、地金を割って硬い刃金を中心に挟み込み、良く接着するように鍛接剤を振りかけて、それを槌でうち伸ばして刃物に仕上げる。つまり硬い刃金を柔らかい地金で挟んだサンドイッチ構造だ。しかしこの剣鉈は、日本刀と同じように、軟鉄を内側に、刃金を外側にして鍛造した剣鉈。このような日本刀と同じ構造の剣鉈を作製している鍛冶屋さんは稀で、土佐に一軒だけあるようだ。この片桐さんの日本刀作りの剣鉈は、鍛冶屋さんの遊び心が成せる技だと思う。もう、そうとうのお歳だけど、こんな厨二病全開の鍛冶屋さんは大好きだ。値段も普通の剣鉈と比べてそんなに高くなかったような。この日本刀作りの剣鉈も、在庫は余り残っていないかも知れない。刃金の厚さがどれくらいか、わからないので砥ぐ時はおっかなびっくりで砥いでいる。文化的、学術的にも興味深い剣鉈。
    足助町から、車で天竜区の西渡まで行ったが結構な山道もあり、たまたま橋の付け替え工事で河原まで降りて仮設の橋を渡ったり、思わぬアドベンチャーラリーだった。

Комментарии • 8

  • @japanknifemuseum5646
    @japanknifemuseum5646  2 года назад +3

    詳細を説明欄に追加記載しましたので、よろしければ、ご覧下さい。

  • @Camposterity
    @Camposterity 2 года назад +2

    ていうかこれまさに今英語にもなっている Tanto Bladeのお手本みたいな美しいプロポーション。

    • @japanknifemuseum5646
      @japanknifemuseum5646  2 года назад

      これは、多分鍛冶屋さんの遊び心で作られたものだと思います。手間がかかる割に値段は、それほど高く出来ません。まあ、たまたま有りましたので買った次第です。この人の普通の剣鉈も、次回アップしたいと思います。

  • @japanknifemuseum5646
    @japanknifemuseum5646  2 года назад

    駿河は天竜区、西渡の鍛冶屋さんで林業用の刃物類を鍛錬してきて、金原鎌で有名。この剣鉈は、日本刀と同じ構造で、普通の刃物は刃金を柔らかい地金で包んで鍛造するのですが、これは逆に軟鉄を刃金で包んで鍛造してあります。まれな作り方です。もう今年で90歳ですから、鍛冶は未だ続けられていらっしゃるのでしょうか? 刻印は丸に久、「請合」と押してあります。請合とは切れ味保証の意味です。
    It's special item. This knife has the same structure as a katana.
    Usually, soft iron sandwiches hard iron, but, this knife, on the contrary, has hard iron on the outside as a katana.

  • @ヘイリョウ-l8e
    @ヘイリョウ-l8e Год назад +1

    いわゆる甲伏せ作りというやつか

    • @japanknifemuseum5646
      @japanknifemuseum5646  Год назад +1

      ご視聴ありがとうございます。そうですね、甲伏せ作りだと思います。片桐さんは色々研究熱心な方で、東北地方のフクロナガサなども作られています。この剣鉈もそのノリで作られたようです。現在でもこの甲伏せ作りの剣鉈を作られているか、わかりません。ただ、この剣鉈は外側がどれだけの厚さか、わかりませんので荒砥でやぶってしまわないよう、砥ぐ時は細めの砥石で慎重に砥いでいます。

  • @austinkoontz2845
    @austinkoontz2845 4 месяца назад

    Cool.