【ITパスポート】 #21 EC・電子商取引(ストラテジ分野)

Поделиться
HTML-код
  • Опубликовано: 27 июн 2024
  • ▼Udemyで「著者が教える最短絶対合格のコース」公開中!以下のリンクからのアクセスすることで84%オフのセール価格になります。Udemyの割引セールを待つ必要がありません。
    link.it-pass.jp/udemy
    ▼無料の問題集アプリもあるよ!
    app.it-pass.jp/
    この動画では、EC・電子商取引について解説します。
    ▼目次
    0:00 自己紹介
    0:12 EC・電子商取引
    1:13 ロングテール
    2:40 EDI
    3:33 クラウドファンディング
    4:50 暗号資産
    6:07 マネーロンダリング対策
    6:55 試験ではこう出る!(まとめ)
    7:30 令和2年秋期 問27 過去問題
    ▼内容
    今回の動画では、「EC」について解説するよ。
    インターネット上で、ショッピングやオークションをしたことのある人は多いんじゃないかな。
    今回は、オンラインショッピングなどを含む「EC」について学習しよう。
    EC(電子商取引)
    ECとは、インターネット上で商品を売買すること。
    ECは「Electronic Commerce」の頭文字で、日本語では「電子商取引」という。
    試験では、用語の意味が出題されることはほとんどないけど、問題文の中に「EC」や「電子商取引」が出てくることはよくあるから、意味は理解しておこう。
    ECで購入する側のメリットは、店舗まで行かなくても、好きなときに買い物ができることだね。
    一方、ECで販売する側にも、店舗を持たなくても開業できて、家賃や人件費などが少なくて済むというメリットがある。
    このメリットを生かしたECの販売の手法である「ロングテール」を見ておこう。
    ロングテール
    ロングテールとは、たまにしか売れない商品でも、その種類が多くなると、大きな売上になること。
    一般的な店舗だと、面積という制限があるため、店頭に置ける商品の数には限りがあるよね。
    一方、ECでは店舗の面積という制限がないから、より多くの商品を取り扱うことができるんだ。
    あまり売れない商品でも、たくさんの種類を取り揃えておくことで、合計すると大きな売り上げになるというわけだ。
    皆さんの中にも、近くのお店で見つからなかった商品をAmazonなどのECサイトで見つけて、購入したことのある人がいるんじゃないかな。
    それは、AmazonなどのECサイトが、ロングテールの法則に基づいた販売戦略で、たくさんの種類の商品を取り扱っているからなんだ。
    ちなみに、一般的な店舗でよく使われるのが、「パレートの法則」だ。
    パレートの法則とは、「売上金額の80%は、よく売れる上位20%の商品から生み出される」という法則だ。
    一般的な店舗では、パレートの法則に基づいて、売れ筋商品を店頭に並べる。
    試験では、ロングテールとパレートの法則が一緒に出てくることが多いため、セットで覚えておこう。
    次に、ECで書類のやりとりを効率的に行ううえで重要な「EDI」を紹介しよう。
    EDI
    EDIとは、請求書などの書類の書式を統一して、インターネットを使って企業間でやり取りする仕組み。
    発注書、納品書、請求書など、企業間で取引をする際、紙やFAXで書類をやり取りしていたのを、EDIでは電子データにしてインターネットでやり取りする。
    EDIは「Electronic Data Interchange」の頭文字で、日本語では「電子データ交換」という。
    紙の書類を作って郵送したり、FAXで送信したりするには、コストも手間もかかるね。
    EDIを使うと、コストを抑えられるし、書式を統一することで効率よく処理ができるんだ。
    ECというと、オンラインショッピングが一番身近だけど、「クラウドファンディング」もECの1つだ。
    クラウドファンディング
    クラウドファンディングとは、サービスや企画などの目的を実現するために、インターネットを介して不特定多数の人から活動資金を募る仕組み。
    Crowd には「群集」、Funding には「資金調達」という意味がある。
    資金が必要になった場合、一般的には、銀行の融資や自治体の補助金のように、特定の相手から調達する。
    一方、クラウドファンディングでは、資金を調達する相手が不特定多数であることが特徴だ。何をしたいのかを公表することで、応援したいと思ってくれた人に資金を出してもらうんだ。
    クラウドファンディングは、リターンによって分類される。
    リターンとは、資金を出してくれた人へのお返しのことだ。
    購入型クラウドファンディングとは、商品やサービスをリターンとするもの。
    寄付型クラウドファンディングとは、お礼や進捗報告のみで、リターンがないもの。
    投資型クラウドファンディングとは、株式やファンドの配当金をリターンとするもの。
    貸付型クラウドファンディングとは、期間限定の融資によって、元本と利息をリターンとするものだ。
    次は、ECの代金の支払いにも使える「暗号資産」について見ておこう。
    暗号資産
    暗号資産とは、国が発行する通貨とは異なり、電子的に記録されるため形がなく、インターネット上でやりとりされる資産。
    暗号資産は、国が定めた「法定通貨」ではない、というのが大きな特徴だ。
    電子的なお金というと、キャッシュレス決済に使われる電子マネーを思い浮かべる人もいるかもしれないね。電子マネーは、現金をチャージしておいたり、後で現金が引き落とされたりするため、暗号資産ではない。
    暗号資産は一般的な通貨とは異なるため、手数料が安いなどのメリットがある一方、価格が大きく変動するリスクがある。
    法定通貨ではないといっても、暗号資産を取り扱う「暗号資産交換業者」は、金融庁の登録が必要だ。
    暗号資産の取引をする際は、登録業者から説明を受け、取引内容や暗号資産のリスクを把握しなければならない。
    暗号資産の取り扱いにはさまざまな注意が必要だけど、犯罪に関係することには最も気を付けなければならない。
    そこで、犯罪のお金にからむ「マネーロンダリング」の対策について解説するよ。
    マネーロンダリング対策
    マネーロンダリングとは、不正取引などの犯罪によって手に入れた資金を、口座から口座へと次々に移し、どこからどうやって手に入れたのかわからなくすること。
    マネーロンダリングには、架空口座や他人名義の口座がよく使われる。
    そこで、マネーロンダリング対策として、金融機関では、氏名、住所などの本人情報や送金の目的について確認を徹底し、犯罪に結びつくような取引でないか、監視をしている。
    先ほど解説した暗号資産も、マネーロンダリングに使われる可能性が高い。
    そこで、暗号資産交換業者は送金元と送金先の情報を共有することで、送金の流れを監視しやすくしているんだ。
    試験ではこう出る!
    ・EDIとは、請求書などの書類の書式を統一して、インターネットを使って企業間でやり取りする仕組み。
    ・クラウドファンディングとは、サービスや企画などの目的を実現するために、インターネットを介して不特定多数の人から活動資金を募る仕組み。
    ・暗号資産とは、国が発行する通貨とは異なり、電子的に記録されるため形がなく、インターネット上でやりとりされる資産。
    過去問題
    企業間で商取引の情報の書式や通信手順を統一し、電子的に情報交換を行う仕組みはどれか。
    ア.EDI
    イ.EIP
    ウ.ERP
    エ.ETC
    正解は、ア。
    「電子的に情報交換」というキーワードから、電子データ交換を意味する「EDI」だと判断できるね。
    「商取引の情報」は、発注書や納品書、請求書などのことだ。
    EDIを使うと、これらの書類を電子的にやり取りできる。
    イの「EIP」とは、企業内の情報が一覧表示され、効率的にアクセスできる、企業内ポータルサイト。
    データやスケジュールの共有、コミュニケーション、必要な情報へのアクセスなど、業務を効率よく行うための入り口となるサイトだ。
    ウの「ERP」とは、「ヒト」、「モノ」、「カネ」、「情報」の経営資源を統合的に管理する手法。
    エの「ETC」とは、有料道路の料金所で、車を止めずに料金を支払うことができるシステムだね。
    以上が「EC」の解説だよ。お疲れ様でした!
    ▼著者紹介 
    ・高橋 京介
    ・米サンノゼ州立大学卒業
    ・元メルカリiOSエンジニア
    ・Udemy:link.it-pass.jp/udemy
    ・問題集アプリ:app.it-pass.jp/
    ・著書
     - ITパスポート絶対合格の教科書:amzn.to/3uTyxbg
     - 基本情報技術者 絶対合格の教科書:amzn.to/3Gyz8lA
     - iPhoneアプリ開発「超」入門:amzn.to/3pIm046

Комментарии • 3

  • @user-og5gq8xc2k
    @user-og5gq8xc2k 10 месяцев назад +6

    EDI electric data interchange
    書類の書式を統一してインターネットを使って企業間でやり取り

  • @user-es9rs3st9q
    @user-es9rs3st9q 10 месяцев назад +6

    テキストに載っていない用語がRUclips動画で出てくることがありますが、テキストに載っていない理由など有りますでしょうか?今回で言えばEDIです。

    • @itpassport
      @itpassport  9 месяцев назад +2

      コメントありがとうございます。RUclipsで紹介するトピックを説明するために、付加的にテキストにない用語を説明することがあります。なお、EDIについてはP.154の過去問題解説の中で紹介しています。