【漢字×医学】「腔」の読み方は医療関係者と一般人でなぜ違う??「漢字と医学」について解説
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- Опубликовано: 2 авг 2024
- 動画はいかがだったでしょうか?
今回は「漢字と医学」について解説してみました。いつもより難しい解説になってしまったかもしれません...
それにしても、漢字と医学の間にこのような深い関係があるとは驚きですよね。個人的には先人が漢字を作っていた!というのが一番印象深かったです。その部分を見てみると、個人個人が漢字に興味をもち、色々試行錯誤した跡が確認できます。現在では使われなくなった漢字というのも多いですが、そういった使われなくなった漢字をこのチャンネルで大きく取り上げることができたらいいなあと感じています。
(追記)コメントを見る感じ「鼻腔」を「びくう」と読む方が多いみたいですね。病院等、医療関係でしかこの言葉を使うことがほぼないため、「びくう」のほうが定着しているのかもしれません
訂正:1:39など「宇田川」を「うたがわ」と言ってますが、正しくは「うだがわ」です。
また6:52のところ、魔理沙は『・・・「膵」は1850年の・・・』と言ってますが、正しくは「1850年」ではなく「1805年」です。
失礼しました!!m(__)m
ご視聴ありがとうございました!
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●参考・引用
『医学をめぐる漢字の不思議』-西嶋佑太朗-
吉田秀夫さんのブログ 「腔の読み」 yosihide.sakura.ne.jp/index.html
『病理学』-提寛-
1:29にて使用
『官能真言』(京都大学附属図書館所蔵)部分
1:55にて使用
尼児 (ニール) 等著 ほか『解剖摘要』二,敬虔堂,明9. 国立国会図書館デジタルコレクション dl.ndl.go.jp/pid/833491 (参照 2023-08-15)
2:07にて使用
武藤切次郎 著『普通歯科衛生』,武藤切次郎,明31.10. 国立国会図書館デジタルコレクション dl.ndl.go.jp/pid/836564 (参照 2023-08-16)
2:13にて使用
大島櫟 著『日独羅医語新字典』,吐鳳堂,明39.5. 国立国会図書館デジタルコレクション dl.ndl.go.jp/pid/833347 (参照 2023-08-15)
7:13~7:33までの漢方の説明は以下のサイトより引用させていただきました。
漢方薬のきぐすり.com
www.kigusuri.com/kampo/jiten/...
7:13,7:48にて使用
『丸散重宝記』(京都大学附属図書館所蔵)部分
7:20~7:48にて使用
『薬種一字銘』(京都大学附属図書館所蔵)部分
8:49にて使用
松下禎二 著『文字ノいろいろ』,福音印刷,大正9. 国立国会図書館デジタルコレクション dl.ndl.go.jp/pid/1088367 (参照 2023-08-15)
漢検漢字辞典
zi.tools 字統网
zi.tools/
フリーグリフデータベース『グリフウィキ(GlyphWiki)』
●素材
フリーBGM・音楽素材MusMus
musmus.main.jp
効果音ラボ
soundeffect-lab.info/sound/an...
BEIZ images
www.beiz.jp/
CMAN
sozai.cman.jp/
いらすとや
www.irasutoya.com/
pixabay
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0:00はじめに
0:39「腔」の字について
3:11「癌」と「がん」に違いがあるのはなぜ?
6:45先人たちが作った漢字を見てみよう!!
9:45まとめ
口腔外科(こうくうげか)で覚えてるので「くう」ですねえ
鼻腔、いつも
"びquoう"
って誤魔化して読んでいたので
助かります
びくぉうなの草
ちゃんとOPが永琳になってるの細かくて好き
鼻腔って病院以外でそれほど使わない言葉だから「びこう」って初めて知りました
頭蓋骨も”ずがいこつ”と”とうがいこつ”と読み方分かれて、解剖学の時に”ずがいこつ”って読むと先生にひっぱたかれたけど、いざ臨床に出ると頭蓋内圧とかは”すがいないあつ”って読んでるから結局"ずがいこつ"でよくね?ってなった
というより、音符から考えれば「腔」は「クウ」の方が
正しいんじゃないかと思ってしまいますね。
まあ、「空」にも「コウ」という音読みがあるようですが。
「クウ」が呉音、「コウ」が漢音のようです。
ちなみに「腔」は呉音も漢音も「コウ」となっています。
ということは「腔」の音符って「空」ではなく「工」なのかな。
「膣」は単なる誤植だったのが正式の字扱いされて、正しい「腟」を追い出したんですよね。
室は「部屋」(赤ちゃんの部屋の役割をする臓器)で、窒は「空っぽ」(中に何もない臓器)。
「膣」の意味的に絶対良くないことから、お医者さんの中にはブログとかでも極力「腟」にしてる人もいます。
腔は医学用語で見ることがほとんどだし(副鼻腔炎など)、医学関係者でない自分も「くう」が普通読みだと思ってた
「腔」は医学以外では「満腔(まんこう)の敬意」とかで使うので、「こう」と読むように注意
百姓読みは歯科にもありまして、歯の神経を保護する処置を、現在「覆髄」といますが、昔は「歯髄覆罩(ふくたく)」と読んでいました
「罩」は正しくは「とう」です
満腔の笑みといいますね。
医学といえば
膣と腟
もお願いします
普通に「副鼻腔炎(ふくびくうえん)」と言うから、むしろ「腔:くう」が正式で「腔:こう」の方が例外かと思ってました。他にも「口腔科(こうくうか)」とか、一般に「腔」の字を世間で見掛ける際には「腔:くう」という用例でしか見ない様な…正式とされる「腔:こう」の用例て何かありましたっけ…?
「滑腔砲」……一般で見かけるかどうかは微妙な気がしますけれど。
元々はびこうで習ったけど最近は医療以外でもびくうと言われることが増えた気がしますね
鼻を患って病院に罹る人が増えたのも関係してるのかもしれませんね
それよりもやっかいな…がん!感覚として腫瘍の方が難しいじゃないの
医療関係者じゃないけど、ビクウ、コウクウ、と読んでた。
副鼻腔炎、口腔外科、とかコウで読まれたら何のことかわからないかも
一定のルールに従って自動的に漢字一字が作れる試みは面白いですね!
江戸末期に「規格統一」の概念があり、全国の医学者が幕府や新政府の号令の元で医療用の字を作成していたら…全く違った未来があったかもしれませんね!
幕府の権威で進めて欲しかったと個人的には思います。
いろいろと、効率化しますね。漢字が難しいなどと言って、当用漢字とか作って……、まるで、アメちゃんのようですね。
丁寧な解説が良いですね。細かいですが、宇田川=うだがわ、医範提綱=1805年(膵のところ)です
ありがとうございますm(__)m
そう言ってもらえてとても嬉しいです!
本当ですね...「うたがわ」「1850年」になってますね。失礼しました!
頭蓋骨(とうがいこつ)みたいなもんかなって思ってた
お疲れ様です、
私は醫者ですが、ずっと「こう」と読んでいたので、ポリクリで「腹腔」を「ふっこう」と読んだら、当時の助教授に「それはふっくうと読むんだ」と言われたので、ポリクリ室にあった医学辞書調べて観てください、と強気に言って調べさせたら「ふっこう」と記述されていて、助教授を他の医局員の前で当時、恥かかせてやりました(その後、医学辞典にはふっくうもふっこうも記述されました)。大学時代に、「口腔外科」が出来、「こうくうげか」と読むようになり、慣用になってしまいましたが、私は今でも刺胞動物の以前の呼び名「こうちょうどうぶつ=腔腸動物」の時代からこうと読んでおりますので、今後も変えない老人です。
恩師に教えられた語句、
肉芽はにくがが正しくにくげは不正解。
嚥下はえんかが正しく、えんげは慣用。嗄声は させい で かせい は間違い。と、頑なに使用しております。バビンスキー反射は、ポーランド人由来でヴァビョンスキーが正しい。等等。 10:38
俺「コウ」を知らなかった
まぁ、作りの部分から見ても「くう」という読みがしっくりくるなぁ…個人的に。
だから「びくう」って読んでしまう。
「がん」と「癌」については、単純に「良性腫瘍」と「悪性腫瘍」に分ければいいのでは?と思う。
医学でこんなに漢字が作られてるとは全然知りませんでした。おもしろい話ですね〜!
あと、医学で漢字の話題といえば頭部をどう読むかというのもありますね。医療業のひとたちのなかでも「ずぶ」か「とうぶ」か特に統一されてないようです。
丁寧な解説、面白かったです!
これからもがんばってください!
ありがとうございます!!
頑張ります!m(__)m
興味深い内容を有難うございます。
まず、『一字銘とは、薬だけですか? ほかの場合は一字銘とは呼ばないのですか?』と思いました。 とても、よいアイデアと思います。
また、もしも、清朝の医者と意思疎通が出来るよう、共通化されていたというなら、国際語とも言えて、益々とても良い訳ですけど。
魚については、お寿司屋さんで目にしますけど…。これは、日本独自では?と思います。これも、『一字』となっています。全国統一になっているのか、という観点でも、取り上げて頂けると嬉しいところです。
元素の周期表の中国語バージョンも面白いと思います(大陸と台湾で、新元素については、違うと思います。)
臀部と殿部とか頸部と頚部とか医療関連では一般的な読みとは違うことはまま有りますな
先人たちが 未来の医師たちのために、より直感的に医学が学べるよう
新たな漢字を作っていったという事に、とても深い感銘を受けました!
《かまわぬ》の手ぬぐいみたいな発想ですよね💡✨
有難う、勉強になるわ。覚えきれないのが悩ましい。日本人は意味で漢字を作るね、中国では外来語は発音を似せて作るようだね。
口可口楽(コカコーラ)は意味も汲んでいる
クウ 一択だと思ってました
ちなみに 頭蓋骨はとうがいこつって読みます
白血病なったからなぁー
がんと癌の使い分けの話は初めて知りました
個人的には一般的に使われる用語で本来明らかに漢字が存在する文字がひらがなに置き換えられているとモヤモヤしますね
別にペンで書かされるわけじゃないのだから普通に漢字で表記してほしいです
関連する話として精神科にて「鬱」が「うつ」とひらがな表記されているのが気になってます
(鬱病→うつ病、抗鬱薬→抗うつ薬)
これもがんと癌のような非合理的な使い分けが背景にあったりするんでしょうか
2010年以前までは「鬱」というのは常用漢字に入っていないため、一般的に「うつ」と書いていました。ですが、2010年以降は「鬱」が常用漢字として入ったこと、また、パソコンやスマホも普及して手書きで漢字を書くことも少なくなったので、現在「鬱」「うつ」の両方が混在しているのではないかと考えられます!
使い分けとかは特になかったと思いますね~
おおっ!永琳先生が登場とは!?この解説動画いいですね!他の東方キャラも出してくださーい!!
〇〇科 でしか使わないからクウしかしらんかったよ
「腔」医療関係者じゃない一般人の中では、雑学に詳しい人は「くう」と読み、それ以外は、「判らない漢字は右側のパーツを読んどけ」ルールで「くう」と読む、そんな傾向があるように思います。
滑腔砲はコウ、鼻腔はクウだなあ
しゃあ!!!
また、最初から見れた!!!
まだ全部は見てないけど、なんか最初って嬉しい
👏
音楽でも鼻腔共鳴はびくうって言いますね
頭蓋骨の読み方も医学と一般で変わりますね
「𡤊」についてやってほしいです。
私は多分クラナドって読むんじゃないかと思います。
漢和辞典の解説もしてほしいです。オススメの漢和辞典はありますか?
西夏文字を解説してほしい。
幽霊文字について解説して欲しい!
歯医者が「こうくう」とか言ってるから、なんで飛行機の話になるんだと思ったよ。 👺
文部省のおかげで、ドクターと患者の間で誤解が起きやすくなったのは明らかですね。言葉というのは、『方言(地方の事情。慣習や地形や天候などを的確精密に表現するため、生まれてきた?ものもある筈。名詞や形容詞、副詞や動詞。)』、『専門用語(専門家が意思疎通での誤解を防いだり、意思疎通でのスピードを効率化したり、という目的に資するはずのもの)』について、
事情をしらない外部者が半知半解で、バサバサやってくれたことがよくわかりますね。
今更ですけども。
瀰漫性とか、頓服薬とか、文部省によって調教されて、漢字リテラシーを弱体化された素人には、難解な言葉と化していますね(個人の見解です)。
同音の漢字による書きかえで動画を作ってくれませんか?
遺言書みたいなことか
びこうって読んでるひと居るんだ。
副鼻腔炎ならふくびこうえんになるぞ
鼻炎やばすぎてびくうだけ覚えてる
永琳だʬʬꉂ(˃̤▿˂̤ *)
今度寝ている霊夢の鼻腔にわさび塗りましょʬ
一般人でもクウ一択じゃないの⁉️
「腔」の 中国語 普通話は kōng ではなく qiāng です。
「びこう」って読み方今まで知らんかった
男子(「ちつ」やろ?)www