次世代エネルギー資源を生み出すバイオガスの新たな活用法

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  • Опубликовано: 31 янв 2025
  • 大阪大学では2018年に世界で初めてメタンと空気からメタノールを合成することに成功しました。
    この反応は室温、大気圧で反応が進行する画期的なものです。これを可能とする鍵となったのは、二酸化塩素を反応剤として使用したことと、光照射をすることでした。
    この技術は大阪大学高等共創研究院・先導的学際研究機構の大久保敬教授らの研究グループによって開発されたものです。
    このメタン酸化技術を利用して、バイオガスに含まれているメタンガスから有用な化学物質であるメタノールやギ酸を製造する実証試験を実施しています。
    生産されるメタノールは常温・常圧下において液体であることから、メタノール燃料電池の燃料として常時・非常時にかかわらず利用が可能であり、バイオマス由来の低炭素な燃料源としての活用が可能です。さらに同時に生産されるギ酸は、現在水素キャリアとして注目されており、こちらも常温・常圧下において液体であることから、水素を活用したまちづくりにもつながります。加えて、酪農業では乳牛の飼料であるサイレージ 製造の際の添加剤としてギ酸が常に利用されていることから自給自足につながります。
    このように、本技術の実証により、資源・エネルギーの地産地消に繋がるカーボンニュートラル資源循環型酪農の開発を推進させてまいります。
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    大阪大学先導的学際研究機構と、北海道 興部町 ( おこっぺちょう ) は、連携協定を締結し、バイオガスからメタノールを製造する技術の開発並びに実用化検討を共同で実施しています。
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    詳しくはこちら:
    www.oi.osaka-u...

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