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「平凡な悪」はハンナ・アーレントですね。最初から音が怖くて怖くて泣きそうでした😭Twitterで「何も起こらなかったよねえ?」と言っていた観客が居たというのを見て、観る側の関心領域の差を示すエピソードだな…と思ってゾッとしました。観ると暗澹たる気持ちになる映画をなぜわざわざ観る?と言う人もいますが、観て感じることの積み重ねが何かの力になると信じたいな…と今回は特に思いました。
観客の反応情報ありがとうございます!関心と想像力ですね。わかりやすい表現に慣らされてるのかもしれませんね。
だんだんあの音になれてきてノイズとしてスルーして映画のセリフに集中して見る観客は、あの奥さんと同じなんだよね
そうかもしれませんね。
オレンジ色は一神教徒の囚人服の色かと思います。逃亡すると一番目立つ色です。ちなみにに山岳服の裏地はオレンジ色で、遭難の時に裏返してきると、目立つようにできてます。
情報ありがとうございます!なるほどです。
恥ずかしながら私も第一幕の終わり頃は睡魔との戦いでした。この作品は映画内でじっくり時間をかけて就寝のルーティンを見せられるのでつられても仕方ないですよ。(笑)いくらそれが人道的にも歴史的にも重要なことを描いている映画だと頭(理性)では理解してても体(本能)がどう反応するかは別です。あーこれ監督わざとやってんなーなんて意地悪なんだ…と思いながら意識が飛びそうになった時に、幕間で挿入されるリンゴを埋める少女の場面の強烈な音響でバッチリ覚醒できて、続く第二幕と第三幕は集中して観れました。そこらへんの塩梅も絶妙だったと思います。起承転結に乏しいとよく評価される本作ですが、《夫の転勤で住み慣れた家を離れる危機》って本人からしたら十分に波瀾万丈なドラマだと思います。でも観客の多くがそこに感情移入しないのは、この夫婦は戦争犯罪の加害者だから味方になりたくないという深層心理が働いてる気がします。無意識のうちに敵味方を分けて、敵に対しての関心を失う、という心理プロセスを実体験させる手法が怖い映画だと思いました。21世紀にこの映画を観る人達は多くが被害者たるユダヤ人に寄り添いたいと(無意識的に)願うでしょう。しかしそれさえも最後に映された博物館ではガラス越しでいくら近づきたくても限界があることを示されます。つくづく意地悪な映画です。(最大の賛辞)
睡魔の正体分析とても興味深く拝読しました!何せ監督の手玉に取られたものですから💦
現代アウシュビッツにある靴の山…気になったのが、スタッフがただ淡々と清掃しているように感じてしまったこと。つまり、博物館スタッフにとっても目の前にある陳列物が関心領域から外れてしまっているように見えたこと。関心領域の表現に次第に麻痺していき、関心領域が移り変わる私たち観客との合わせ鏡のように思えました
コメントありがとうございます!おっしゃる通り全ては合わせ鏡のようですね。
町山さんからの受け売りですが、トラウマ映画としても有名な名作『ソフィの選択』とも繋がりがあるみたいです。あの映画は、世界的なベストセラー小説『ソフィの選択』を映画化したもので、ソフィと言うのは架空のキャラクターです。あの作品でソフィーが強制収容所を出た後に働いていのがルドルフ・ヘスの家なのです。『関心領域』では、ヘドウィグが「ソフィー!」とメイドを呼ぶ場面が何度かあります。わざわざ、その名前を使ったのは何故か?町山さんの推察同様、自分も意図的に、ソフィと言うキャラクターをリンクさせたんだと思いました。
6/11山形フォーラムで「関心領域」を観てきました。最初黒い画面の後ろから不穏な音楽が聞こえ、しばらく続いた後川遊びをする家族の様子が描かれて行きますが、とにかく凄まじい映画でした。途中ヘス一家の日常が描かれていくと銃声や叫び声など聞こえてきてもだんだんこの風景に慣れていく自分がいて、そのことが自分はこの一家と違うのかと突きつけられているように思います。最後現在のアウシュビッツの中が描かれ、このことが現在に地続きの出来事だと言っているのでしょう。
妻ヘートヴィヒが、庭の草花には愛情を注ぐ感覚を持っていて、逆に怖ろしかったです。人は見たいものを見て、見たくないものを見ないと言いますが、ここまでくるともはや狂気か特殊能力のように思えました。「ツタを伸ばして塀を隠す☺」という発言には震え上がりました。すごい作品です…
誰しもが、あの妻になるかもしれないと思うと恐ろしいです。
「関心領域」とはナチスドイツがアウシュビッツ強制収容所の周囲40km2をそう呼んだことに由来してます
情報ありがとうございます!
収容所で泣き叫ぶ人々を一瞥し、その後に何事もなかった表情を浮かべるヘス上層部のパーティー後の夫婦の会話庭に咲く草花の美しさ胸に突き刺さるシーンが多すぎる作品でした
なんかあの、義母さんが「前にお掃除に行ってたユダヤのお宅が云々」て台詞がありましたよね。以前は「使われる立場」だったんですよね。口紅の件ですが、今ちょっと断捨離しようと思ってて色々調べてて、使いかけのリップがメルカリとかで売れるらしいです。なんというか、世知辛いというか、淺ましいというか、そういうところが実は二番目に気になって「あー…」と嫌な気持ちになりました。「カナダ」からのおそらく絹のシュミーズを皆で漁るとことか。一番気になったのは「絶滅」ってちょっと考えたら出来っこないのになんでやろうと思ったんだろ?絶滅がもし完遂できてたら今ってどうなってるだろう?ってちょっと思いました。🐶ワンコが夫婦が言い争いしてる部屋にニコニコで入ってきて一瞬で空気読んでニコニコで出て行くとこが笑いどころでした。史実ではもう少し離れた立地だったようですがあまりにも隣接した敷地で「おいぃ!」となりました。頭おかしすぎる。
コメントありがとうございます!戦争とは別に目的を作る事で団結させるとかの意味もあるのかもしれませんね。
映画における聴覚の可能性を指し示した画期的な作品だと思いました。
関心領域その多くを音で表現され さらにだからこそイメージを喚起させてくれる作品です。ナチスによるアウシュビッツ収容所を舞台としたユダヤ人の虐殺の物語なのに、一切その場面は描写されていません。ただ隣地の住宅に住んでいるドイツ人将校の家族の日常が描かれているだけです。そして収容所で起きているだろう事態をその背景に流れてくる音からのみ不穏さを感じさせています。そこには人間の慣れによる不感や常態に陥ってしまう怖さがありました。「そんなはずじゃない」真っ当な人間ならばそう思う訳で、映画内ではおばあさんがきっとそうだったんだと思えました。例えば敢えて現代に置き換えるとしたらナチスはイスラエルであるし、ユダヤ人はアラブ人で、舞台は常態化していて でもただ伝えられるだけのガザでの虐殺です。きっと同じように陥った日常を非日常だとは感じられずにいる家族もあることでしょうか。その意味でも僕らと地続きの怖い映画です。
収容所付近を関心領域と呼ぶって聞いた事があります!この家自体も関心領域にはいります!これこそ映画館で見るべき作品です!カメラワークにしろ、サウンドデザインにしろ、その場に居るみたいな感じを抱きました!
ここ数年で最も衝撃を受けた映画のひとつです。このような素晴らしい作品を映画館で鑑賞できてとても良かったです。
『関心領域』。最高オブ最高!『哀れなるものたち』を抜いて今年のベストムービーにして2024年のマイフェイバリットムービーになりました。すざまじい傑作です!!『落下の解剖学』より200倍いいです(笑)。人物とカメラの距離。光の回り方。構図。どのシーンを切り取っても素晴らしい。全て完璧に計算され尽くされて、あまりにもフォトジェニック。美しい。アウシュビッツと日常風景のコントラスト。コンセプトが明快で出落ちなのを踏まえた上で、さらにその上をいくビジュアルと音の設計。恐ろしく、悲しく、そして何より美しく心に響きました!ソラリゼーションで挟み込まれるネガ表現。生と死は常に隣り合わせにあるという事実を明るいビジュアルで提示した凄み。ラスト近くの博物館のシーンはボルタンスキーやキーファーのインスタレーションを想起させました。エンドロールのスコアまでパーフェクトにパッケージングされた恐ろしく彫りの深いビジュアル表現。ここ30年の映画史においても明らかに異質で重要なムービーです。しつこいですが今年ダントツにしてNO.1ムービーです。文句なし!!話は変わって今日ドルビーシネマで『マッドマックス:フュリオサ』見ました。もうすぐ80歳のジョージミラー。全く枯れてません!マッドマックスならではの様式美!楽しかったです。みなさん是非、音のいい映画館で!
この2作品が同時期の上映というのも考えさせられる事があります。
@@cinemasalon そして、この2作品とも酒匂さんは寝てしまったというのも考えさせられますね(笑)。自分は今日2回目をTCXの大スクリーンで観てきました。贅沢な時間を過ごせました。やはり傑作です。
「(お兄ちゃん)なに見てるの?」「・・・歯。」それと「体調はいい」なんて医者とのやり取りのあと健康なはずなのに突然の嘔吐・・・。こっちもメンタルやられます。残された、あの膨大な靴の量😢とかそれだけで、自分もえづきそう。きつい映画でした。
コメントの数を見ただけでも映画好きに響いた作品だと理解します。とんでもないセンスの塊、「作家性」「音の使い方」「カメラワーク」が秀でた監督なんだろう。ほかの作品も観たくなりました。ユダヤ人なんですね。今のガザの惨状をどう感じているのか、のヒントも作品から少し透けて見える。
おっしゃる通りですね。邦画の「悪は存在しない」とともに映画好きに響いた映画の双璧ですね。
オスカー授賞式での監督のスピーチ込みで、ずっと語り継がれるであろう、あらゆる意味で歴史的な傑作。
無関心の怖さですね。あの場所で幸せを感じれるなんて。さすがに隣で人が殺されてるのは私も無理ですが、関心を持つべきとこに無関心になってるとこあるんですよね。怖いです。残虐なシーンが無くて助かりました。私は苦手なので音で充分でした。
お疲れ様です。イイ意味でとても不気味な空間を感じ、読む解く映画だと感じました。難解なシーンもあるけれど、スクリーンから伝わって来る絵や音の力が凄かったです。でもしかしwwwそれでも寝てしまう酒匂さん!流石です!笑笑
冒頭からの不穏な空気、恐怖が長続きしないほどの日常に慣らされてしまいましたね。始まって暫くしてこのまま進行するんだなと思ってしまった事もありますね💦
最後のエンドロールで寒気が走ってしまいました 絶対に映画館で見るべき
配信とかだと流れてしまいそうですね。
Tさんはかなりの映画通ですね。私の友人は何も起きないから眠くて最後まで辛かったと言ってました。で、観る気は削がれてたのですがお3人がここまで絶賛するなら観たいと思いました。
鑑賞後に自宅でもあのbgmが聞こえそうな気がしました
怖い!
『関心領域』必要なものは映っていないのに観たかったものが伝わってくる日本語タイトルは素晴らしいと思いましたもしかしたらフェイバリットになるかもしれませんほんと良かったです♪
オレンジ色の字幕が、楽譜を観ながら歌うところの歌詞ならば、単に「ユダヤ語(ヘブライ語)」ということを示しているだけでは。字幕の色まで覚えていませんが、あの歌の歌詞がドイツ語でなくユダヤ語だったことは覚えているので。
ピアノ演奏で歌無しのところにオレンジ色の歌詞が出てたように思うのですが。
タイトルが「関心領域」なので、ヘス一家の態度を「無関心」と表現される方が多く見られるのですが、隣の出来事を(大小はあれども)認識していると思われるので、「積極的な無関心」、すなわち「無視」というのが妥当なような気がしました。意思を有していたかどうかが違いかと。最後の博物館の映像で、掃除されている方々が(演技上)淡々と作業されて、言わば「無関心」(正確にいうと、慣れだと思いますが)のように見えたのが、この話は、現在のお前達のことだぞって言われてるようでゾッとしました。
掃除のシーンも意味深いですね。
怖かったですよねぇ〜。。。でも、非常に面白かったです。疑問に感じていた所が、竹内さんの解説で納得いきました。ありがとうございます😭😭
ナチス親衛隊の制服がかなりよく再現されていて付けてる階級章や勲章から色々考察していたらあっという間に映画が終わっていた。
これはまた興味深い鑑賞ポイントですね!
オレンジの字幕部分はポーランド語だったようですよ。
情報ありがとうございます! 日本語字幕になると色分けでは分かりにくいかもしれませんね。
あの場所で暮らす人間の口から「幸せ」「豊か」「理想の暮らし」という言葉が発せられた時が特にゾッとしました。この映画のテーマを知って身始めている為、最初から塀の向こう側にも意識を向けながら観ましたが、これを全くどんな映画か知らない状態で観てみたかったなとは思います。塀の向こう側が何かに気づく瞬間どんな感覚に襲われるのか...。家の中を移動する人物をカメラが追うのではなく、カメラは一切動かず次々と別のカメラに切り替わっていく編集が、まるで監視カメラを覗いているような、映画であまり見たことのない切替えで印象的でした。
同じく前情報無しで鑑賞したかったです。
今更ですが、某所で語られていたことを。私の感想を明確に言語化してくれています。「答えのわかり切っている穴埋め問題のヒントを、延々と提示し続ける映画」
確かに。
サーモカメラ=体温があるあんな時代にも心温かい人はいたことを表現しているのかなと勝手に解釈してました。
コメントありがとうございます!その解釈もありだと思います。
公開初日に、グランドシネマサンシャイン池袋の朝一番の上映を鑑賞しました❗今月の外国🎦のマイ・フェイヴァリットは、迷わずこの作品‼️🙌
『縞模様のパジャマの少年』という映画も、もしかしたらヘスの家の設定だったのかなと思いました。
かもしれませんね!
この映画って実際のヘスの家で撮ってるだよなぁ。
今のガザのことや日本の戦時、入国管理国の事件などが思い出され、見終えて笑いながらとても話せなかった。
コメントありがとうございます!いろんなことに思いを馳せますね。
音響で不穏な領域外を十全十美の画角で歪な日常をラストの博物館を黙々と掃除する人々のシーンに至るまで美醜の対比による人間の暗部を徹底して掘り下げたアート作品だったと思います。絶品 「縞模様のパジャマの少年」のような悲劇に見舞われないと自分の事として捉えられないのだろうなと感じたりもして…
アートでしたね。
ヘスがえずくのは、人間として自然な反応なんですよね。ホロコーストが正しいと思い込んでいても、身体が拒否している。
確かにそうですね。
公開初日に観ました。無関心への恐怖というより傍で邸宅構えて極一般的な生活を送れている生活環境への順応が恐ろしいと思いました、オープニングから何だ此れにはなりました😅公開期間中にもう1回観ようと思います。
コメントありがとうございます!再見するとまた見えてくるものがあるかもしれませんね。
観ながらずーっとキョットーンでした。無関心というよりは無神経??あの家族はどうなってるんですか??病的に静寂恐怖症なのか、耳垢がたまりまくってて遠くの音は聞こえないのか。。毎日毎日黒煙があがってるのに白シャツ白シーツが黒ずんでないのもちょっと不思議でした。あの家で育った子供達が将来どういう大人になったのか、ちょっと心配になりました。以下ネタバレで。最後、階段での旦那さんのシーンは『アクト・オブ・キリング』を思い出しました。あの旦那さんと、出て行った義母さんだけが微かにマトモに見えたのが、わたしにはせめてもの救いでした。奥さんも、あの家を出たあとに何かに気づいたのでしょうか。。冒頭のタイトルがジワジワ消えてったのは『慣れ』の怖さを描いてたのでしょうか。。何百年か経った時にホロコーストがこんな風にジワジワ風化してたらちょっと困るなとも思いました。
慣れは怖いですね。原爆も、東京をはじめとする大空襲もとっくに風化してるかもしれません。
めちゃくちゃ良かったです!久しぶりに洋画で感動しました😂音だけの台本で600ページあったとか、どの時間にどのくらいの距離でどんな音が聞こえるとか😱見る価値はあると思いました!
台本情報ありがとうございます!流石のグレイザー監督ですね。
シネマサロン様、お疲れさまです。😹とにかく陰惨で複雑な映画です。塀の向こう側で平和に暮らすヘス一家。その塀の中では、怒号、叫び、銃声、何か(ユダヤ人の遺体?)が燃える音。それらをかき消すためのエンジン音。などが聴こえてきて不穏な空気だった。それらの音に慣れてしまうと、ジョナサン・グレイザー監督のギミックに驚きました。『慣れたでしょ?慣れたらナチスと同罪ね。』ってな感じです。監視カメラによる不思議な撮影方法で、『引き』の美術が輝きましたね。視聴者が置いてきぼりを喰らいますが、関心領域に関心を示さないと単なる日常系になってしまったかと思います。最後に、現代のアウシュビッツ=ビルケナウ記念館の清掃シーン(60fps)になると、今までのナチスの横暴を許してしまった自分がいたことに気が付きます。本当に怖い映画でした。すごい映画を観てしまったと思います。
怖さを感じられれば未だ正常なのかもしれないですね。
視覚よりも聴覚が刺激された作品でした。始終居心地が悪かった〜😱その居心地の悪さはエンドロールでトドメ刺されました。林檎のシーンはたぶん良いシーンなのに、暗視カメラの映像でそれも居心地悪かったです。私はいつも映画を観てから、シネマサロンさんを拝見して、答え合わせしてます😅
いつもご鑑賞ありがとうございます!答え合わせ楽しいですよね!
ロバートダウニーjrがアカデミー賞受賞時に取った態度も「関心領域」を示した場面でしたね。
実にエグい映画表向きはシンプルのようで水面下で緻密に計算されていたと感じました映像素晴らしい…音響素晴らしい…構図素晴らしい…バランスが良い映画お二人のお話のように、アートな映画でした起承転結を楽しみたい人には、つまらない映画のようで、酷評も多いですこの映画の個人的な解釈の違いや壁のこちらの家族の有り様は、まさに『世界の中に貴方がいるのではなく、貴方の中に世界がある』を思わせましたそして…邦題、いいですよね〜👍
コメントありがとうございます!本当に素晴らしいアート作品でしたね!邦題も素晴らしい!
音響の構築に注目されがちですが、カットをシームレスにつなげるように撮影・編集しているのには感心しました。視覚的にも、その場にいるかのような没入感を感じさせられますね。ヘスの妻の無自覚な狂悪さに観衆はウンザリするわけですが、さて、そんな自分と彼女とはどれだけ違いがあるのか…?そのことがまさに"関心領域"であり、監督の意図かと推察しました。自分がオッペンハイマーで感じた違和感に、答えの1つを提示された思いです。
同じく違和感を少し解消できました!
個人的にはヘス作戦により多くのユダヤ人の方が虐殺される結果になった現代パートを映すのが上手いな〜と思いました。オッペンハイマーを鑑賞した時に、なぜアカデミーの音響賞がオッペンハイマーじゃなくて関心領域なんだろ?って思いましたが、これは納得ですね。死んだ祖母が「おばけなんか怖がるな、死んだ人間より生きてる人間の方がよっぽど恐い」なんてよく言ってましたが、それをまざまざと理解させられる作品でした。ただ予習のつもりで読んだ原作と映画があまりに乖離してるのは残念。
原作気になります。
聴覚を刺激され、映画館でするはずの無い収容所の臭いを頭の中で想像してしまい気分が悪くなってしまいました。ギミック多し。
コメントありがとうございます!臭いまでも想起させられますよね。
人間は鬼なんだよ。酒匂さんも竹内さんも俺達も、みんな鬼なんだよ。Tさんだけは天使だけどなw
スタッフTさんの感想が私のそれと全然違った、違う映画観たのかな?ってくらい、、
コメントありがとうございます!やはり人それぞれですね。2人の感想とは合ってましたか?
今までに観た映画の中で、1番悲しくて1番怖い映画でした。一生忘れたくない映画です。申し訳ないんですが、この作品に対して「面白い」という形容をするのに疑問を持ちましたし、「寝そうになる」というところでこちらのビデオ、観るのをやめました。(ハッキリ書いてごめんなさい。)こちら北米では、この作品大絶賛なので、他の日本人の方でも「最高につまらない映画だった」と書いているのを見て、ショックでした。国によって評判が異なるの、興味深いです。
正直なコメントありがとうございます!異常なことでも続いてしまうと日常になる怖さ。日常になれば慣れてしまい、無関心になる。そしてあろう事か眠くなってしまう。本当に恐ろしい事ですね。想像力が欠場していれば単調でつまらないという評価もしてしまいます。あれほど恐れ慄いたのに、今日は会社や学校に通う。ウクライナもガザも他人事。まさに本作で監督の訴求したい状況ですね。本チャンネルで取り上げた「ヒトラーの虐殺会議」も同じく感覚が麻痺する恐ろしさです。映画は人それぞれバックグラウンドで見える物が違ってきますね。これからもシネマサロンをよろしくお願いいたします。
@@cinemasalon こちらこそ、こんなにハッキリしすぎているコメントに対するご丁寧なお返事、ありがとうございました。日本では、何についての映画か、どのような設定の映画か、あまり前知識は知らされてないのかな?
悲惨な描写をキャッキャ笑いながら話してるこの人たちこそ関心領域の外
コメントありがとうございます。悲惨な事を深刻な顔をして語ることが必ずしも本質を伝えることにはならないように思います。どんなに悲惨な状況でも笑いが出てしまう。人間は哀しくて可笑しい生き物ですね。引き続きシネマサロンをよろしくお願いいたします。
「ヒトラーのための虐殺会議」を見てから、この作品見たら、一部つながるかも。
アプローチは異なりますが、本質の部分で繋がってますね。
新たな施設を建設中です。ポーランドのアウシュビッツという小さな村にです。映画でアイヒマン親衛隊中佐の台詞が出てましたね。ルドルフ=ヘス所長も名前だけ登場してた。
@@ライヘナウヘルマン 詳しくご説明いただき、ありがとうございます。
奥さんが鬼嫁すぎた。
アウシュビッツ周辺の40平方キロメートルの地域をSSが「関心領域Interessengebiet」と呼んでいたそうです。冒頭の「カナダ」は収容者の持ち物を奪い集めていた保管所のことです。そこから持ってきた衣服を直して富裕層に売りつけたりしていたようです。
体調が万全でなかったからか、私は途中寝ちゃいました😅始めの方は言葉少ない雰囲気や取り方に興味をもっていたのですが…後方からもイビキが聞こえていました😅
淡々としたシーンが続きますから、恐ろしい事に慣れてしまいますね。
凄まじい力作だと思いました。ただ、ホロコーストに関して、ある程度は予習が必要かと思いました。初ホロコースト映画で本作を観ても、意味が分からなくて退屈に感じてしまうかもしれません。
いつも楽しく視聴させて頂いてます。本作を碁盤斬りとの2本立てで観て来ました。私はアウシュヴィッツ収容所でのガス室に連れて行かれるも必死で外へと逃げまどう1人のユダヤ人女性の髪を鷲掴みにして連れ戻すナチス兵との実録モノクロ映像を数十年前に観たことがありますが、いつになろうとあの時のユダヤ人女性とナチス兵それぞれが見せた狂気の顔が脳裏からずっと離れることはありません。そのワンシーンだけなのにも関わらずそれだけでもあのアウシュヴィッツ収容所での殺戮の地獄絵図の一部を私は知っています。そんな私目線では、本作はアウシュヴィッツ収容所を間接的に捉えて描いたナチス家族の一家の「生ぬるいホロコースト映画」に感じました。見せない聴かせる恐怖なのでしょうが、私には「上品な生ぬるさ」でしかなかった映画でした。しかし観賞後に知ったことですが、この映画を撮った監督はユダヤ人だということを知れば残虐シーンを撮らなかった理由が分かる気がします。政治的背景からの加担もあり得る話になるのかも。
描き方にも感じ方受け取り方にもそれぞれありますね。
ナチス系やったらあとアンソニーホプキンスのやつとヒトラー生存説を題材にした映画が気になってる。
映画の意図 (何をどう描いているか) は予め了解した状態であり、広角遠景に徹した第三者目線のサニタイズされた描写も相まって、あまり楽しい映画体験ではなかった。完全に情報遮断した状態で見たら全然違っていただろうと思うと少し残念。
この映画始まり方不気味やったな。
予告編も含めて一切の情報なしで鑑賞したら、どんなに恐ろしかったか酒匂さん、ヘスの義母は本当に少しはまともと言えるのでしょうか。私も鑑賞後には、彼女は良心の呵責に苛まれて逃げ出したのかと思いましたが、決してそうではなく、単に現実から目を背けたいだけだったのでしょうユダヤ人の悪口を言ってましたからねエンドロールの文字の色は確かにオレンジだったと思いますが、意図はわかりません
確かにそうかもしれませんね。
私も酒匂さん同様に寝てしまった…でもこの映画の企んでいるところは関心領域にいる人を無関心領域に引きづり込む映画なのだと思います。非常に怖い映画ですよね~。虐殺の首謀者アイヒマンも凡人と呼ばれた理由が分かる気がします。自分もヘスの奥さんと同じ位置に居たらああなると思う。
寝てしまうのも怖い事ですよね💦
関心領域と人間の境界や、バティモン5、ありふれた教室、おもーーーーーーーい話が多すぎてうんざりです。そしてフュリオサですっきりしました!
それもわかります。
お母さんは 咳してたし 窓の外には 何があったのでしょう?急に 血相変えていたし 娘婿が ユダヤ人と不倫したのを 見て それをメモに書いて ヘスに渡したのでわ って思いましたが。
あのメモに何が書いてあったか謎ですよね
そうなんです。ルドルフと関係持った(持たされた)ユダヤ人女性を罵倒してたので 告げ口したのかなと思ったんです。
「ソフィーの選択」って 配信見たのですが リンクしていて メリル・ストリープ扮するソフィーが 囚人服着て 塀の中から 彼らの庭に 入って ルドルフの部屋に行くシーンありました。リビングの様子は 「関心領域」と同じでした。
この映画、自分は単純に戦争が終わるまでの間、アウシュヴィッツの横に住む所長家族の日常を描いた作品だと思ったら、所々に頭が(?)になる部分がありました。特に、途中で画面が一色だけになる部分や、ラストに唐突に現代のアウシュヴィッツにある博物館の掃除シーンだったり、サーモグラフィーの画面など、自分の頭じゃついて行けない展開でした。でも、やっぱり、収容所の虐殺シーンがないと、アウシュヴィッツを描くのは難しかったのではないかと、思いました。で、頭が疲れきった後に、「帰ってきま・あぶない刑事」を見たら、楽しい映画を見れることに幸せを感じましたww
現代日本の平和を感じますね。
当事者でなければ普通に暮らすのは「普通」のことでは?戦争や災害のニュース見ながらビール飲んだりしてるでしょ?じゃあ、そういう人間はみんなその「無関心」を責められないといけないの?自分はこの映画が観客に投げてるテーマは見当外れだと思う。
無関心を責めるのではなく、無関心を自覚させているのではないでしょうか?忘れていたことを思い出させるような、目を背けている事を思い起こさせるような仕組みの映画なのだと思います。
「平凡な悪」はハンナ・アーレントですね。
最初から音が怖くて怖くて泣きそうでした😭
Twitterで「何も起こらなかったよねえ?」と言っていた観客が居たというのを見て、観る側の関心領域の差を示すエピソードだな…と思ってゾッとしました。
観ると暗澹たる気持ちになる映画をなぜわざわざ観る?と言う人もいますが、観て感じることの積み重ねが何かの力になると信じたいな…と今回は特に思いました。
観客の反応情報ありがとうございます!
関心と想像力ですね。
わかりやすい表現に慣らされてるのかもしれませんね。
だんだんあの音になれてきてノイズとしてスルーして映画のセリフに集中して見る観客は、あの奥さんと同じなんだよね
そうかもしれませんね。
オレンジ色は一神教徒の囚人服の色かと思います。逃亡すると一番目立つ色です。ちなみにに山岳服の裏地はオレンジ色で、遭難の時に裏返してきると、目立つようにできてます。
情報ありがとうございます!
なるほどです。
恥ずかしながら私も第一幕の終わり頃は睡魔との戦いでした。この作品は映画内でじっくり時間をかけて就寝のルーティンを見せられるのでつられても仕方ないですよ。(笑)いくらそれが人道的にも歴史的にも重要なことを描いている映画だと頭(理性)では理解してても体(本能)がどう反応するかは別です。あーこれ監督わざとやってんなーなんて意地悪なんだ…と思いながら意識が飛びそうになった時に、幕間で挿入されるリンゴを埋める少女の場面の強烈な音響でバッチリ覚醒できて、続く第二幕と第三幕は集中して観れました。そこらへんの塩梅も絶妙だったと思います。
起承転結に乏しいとよく評価される本作ですが、《夫の転勤で住み慣れた家を離れる危機》って本人からしたら十分に波瀾万丈なドラマだと思います。でも観客の多くがそこに感情移入しないのは、この夫婦は戦争犯罪の加害者だから味方になりたくないという深層心理が働いてる気がします。無意識のうちに敵味方を分けて、敵に対しての関心を失う、という心理プロセスを実体験させる手法が怖い映画だと思いました。
21世紀にこの映画を観る人達は多くが被害者たるユダヤ人に寄り添いたいと(無意識的に)願うでしょう。しかしそれさえも最後に映された博物館ではガラス越しでいくら近づきたくても限界があることを示されます。つくづく意地悪な映画です。(最大の賛辞)
睡魔の正体分析とても興味深く拝読しました!
何せ監督の手玉に取られたものですから💦
現代アウシュビッツにある靴の山…
気になったのが、スタッフがただ淡々と清掃しているように感じてしまったこと。
つまり、博物館スタッフにとっても目の前にある陳列物が関心領域から外れてしまっているように見えたこと。
関心領域の表現に次第に麻痺していき、関心領域が移り変わる私たち観客との合わせ鏡のように思えました
コメントありがとうございます!
おっしゃる通り全ては合わせ鏡のようですね。
町山さんからの受け売りですが、トラウマ映画としても有名な名作『ソフィの選択』とも繋がりがあるみたいです。
あの映画は、世界的なベストセラー小説『ソフィの選択』を映画化したもので、ソフィと言うのは架空のキャラクターです。
あの作品でソフィーが強制収容所を出た後に働いていのがルドルフ・ヘスの家なのです。
『関心領域』では、ヘドウィグが「ソフィー!」とメイドを呼ぶ場面が何度かあります。わざわざ、その名前を使ったのは何故か?
町山さんの推察同様、自分も意図的に、ソフィと言うキャラクターをリンクさせたんだと思いました。
6/11山形フォーラムで「関心領域」を観てきました。
最初黒い画面の後ろから不穏な音楽が聞こえ、しばらく続いた後川遊びをする家族の様子が描かれて行きますが、とにかく凄まじい映画でした。途中ヘス一家の日常が描かれていくと銃声や叫び声など聞こえてきてもだんだんこの風景に慣れていく自分がいて、そのことが自分はこの一家と違うのかと突きつけられているように思います。最後現在のアウシュビッツの中が描かれ、このことが現在に地続きの出来事だと言っているのでしょう。
妻ヘートヴィヒが、庭の草花には愛情を注ぐ感覚を持っていて、逆に怖ろしかったです。人は見たいものを見て、見たくないものを見ないと言いますが、ここまでくるともはや狂気か特殊能力のように思えました。「ツタを伸ばして塀を隠す☺」という発言には震え上がりました。すごい作品です…
誰しもが、あの妻になるかもしれないと思うと恐ろしいです。
「関心領域」とは
ナチスドイツがアウシュビッツ強制収容所の周囲40km2をそう呼んだことに由来してます
情報ありがとうございます!
収容所で泣き叫ぶ人々を一瞥し、その後に何事もなかった表情を浮かべるヘス
上層部のパーティー後の夫婦の会話
庭に咲く草花の美しさ
胸に突き刺さるシーンが多すぎる作品でした
なんかあの、義母さんが「前にお掃除に行ってたユダヤのお宅が云々」て台詞がありましたよね。以前は「使われる立場」だったんですよね。
口紅の件ですが、今ちょっと断捨離しようと思ってて色々調べてて、使いかけのリップがメルカリとかで売れるらしいです。
なんというか、世知辛いというか、淺ましいというか、そういうところが実は二番目に気になって「あー…」と嫌な気持ちになりました。「カナダ」からのおそらく絹のシュミーズを皆で漁るとことか。
一番気になったのは「絶滅」ってちょっと考えたら出来っこないのになんでやろうと思ったんだろ?絶滅がもし完遂できてたら今ってどうなってるだろう?ってちょっと思いました。
🐶ワンコが夫婦が言い争いしてる部屋にニコニコで入ってきて一瞬で空気読んでニコニコで出て行くとこが笑いどころでした。
史実ではもう少し離れた立地だったようですがあまりにも隣接した敷地で「おいぃ!」となりました。頭おかしすぎる。
コメントありがとうございます!
戦争とは別に目的を作る事で団結させるとかの意味もあるのかもしれませんね。
映画における聴覚の可能性を指し示した画期的な作品だと思いました。
関心領域
その多くを音で表現され さらにだからこそイメージを喚起させてくれる作品です。
ナチスによるアウシュビッツ収容所を舞台としたユダヤ人の虐殺の物語なのに、一切その場面は描写されていません。ただ隣地の住宅に住んでいるドイツ人将校の家族の日常が描かれているだけです。そして収容所で起きているだろう事態をその背景に流れてくる音からのみ不穏さを感じさせています。そこには人間の慣れによる不感や常態に陥ってしまう怖さがありました。
「そんなはずじゃない」
真っ当な人間ならばそう思う訳で、映画内ではおばあさんがきっとそうだったんだと思えました。
例えば敢えて現代に置き換えるとしたらナチスはイスラエルであるし、ユダヤ人はアラブ人で、舞台は常態化していて でもただ伝えられるだけのガザでの虐殺です。
きっと同じように陥った日常を非日常だとは感じられずにいる家族もあることでしょうか。
その意味でも僕らと地続きの怖い映画です。
収容所付近を関心領域と呼ぶって聞いた事があります!
この家自体も関心領域にはいります!
これこそ映画館で見るべき作品です!
カメラワークにしろ、サウンドデザインにしろ、その場に居るみたいな感じを抱きました!
ここ数年で最も衝撃を受けた映画のひとつです。このような素晴らしい作品を映画館で鑑賞できてとても良かったです。
『関心領域』。最高オブ最高!
『哀れなるものたち』を抜いて今年のベストムービーにして
2024年のマイフェイバリットムービーになりました。すざまじい傑作です!!
『落下の解剖学』より200倍いいです(笑)。
人物とカメラの距離。光の回り方。構図。
どのシーンを切り取っても素晴らしい。
全て完璧に計算され尽くされて、あまりにもフォトジェニック。美しい。
アウシュビッツと日常風景のコントラスト。
コンセプトが明快で出落ちなのを踏まえた上で、
さらにその上をいくビジュアルと音の設計。
恐ろしく、悲しく、そして何より美しく心に響きました!
ソラリゼーションで挟み込まれるネガ表現。
生と死は常に隣り合わせにあるという事実を明るいビジュアルで提示した凄み。
ラスト近くの博物館のシーンは
ボルタンスキーやキーファーのインスタレーションを想起させました。
エンドロールのスコアまでパーフェクトにパッケージングされた
恐ろしく彫りの深いビジュアル表現。
ここ30年の映画史においても明らかに異質で重要なムービーです。
しつこいですが今年ダントツにしてNO.1ムービーです。文句なし!!
話は変わって今日ドルビーシネマで『マッドマックス:フュリオサ』見ました。
もうすぐ80歳のジョージミラー。全く枯れてません!
マッドマックスならではの様式美!楽しかったです。
みなさん是非、音のいい映画館で!
この2作品が同時期の上映というのも考えさせられる事があります。
@@cinemasalon そして、この2作品とも酒匂さんは寝てしまったというのも
考えさせられますね(笑)。自分は今日2回目をTCXの大スクリーンで観てきました。贅沢な時間を過ごせました。やはり傑作です。
「(お兄ちゃん)なに見てるの?」
「・・・歯。」
それと
「体調はいい」なんて医者とのやり取りのあと
健康なはずなのに突然の嘔吐・・・。
こっちもメンタルやられます。
残された、あの膨大な靴の量😢とか
それだけで、自分もえづきそう。きつい映画でした。
コメントの数を見ただけでも映画好きに響いた作品だと理解します。
とんでもないセンスの塊、「作家性」「音の使い方」「カメラワーク」が秀でた監督なんだろう。
ほかの作品も観たくなりました。
ユダヤ人なんですね。
今のガザの惨状をどう感じているのか、のヒントも作品から少し透けて見える。
おっしゃる通りですね。
邦画の「悪は存在しない」とともに映画好きに響いた映画の双璧ですね。
オスカー授賞式での監督のスピーチ込みで、ずっと語り継がれるであろう、あらゆる意味で歴史的な傑作。
無関心の怖さですね。
あの場所で幸せを感じれるなんて。
さすがに隣で人が殺されてるのは私も無理ですが、関心を持つべきとこに無関心になってるとこあるんですよね。怖いです。
残虐なシーンが無くて助かりました。私は苦手なので音で充分でした。
お疲れ様です。イイ意味でとても不気味な空間を感じ、読む解く映画だと感じました。
難解なシーンもあるけれど、スクリーンから伝わって来る絵や音の力が凄かったです。
でもしかしwwwそれでも寝てしまう酒匂さん!流石です!笑笑
冒頭からの不穏な空気、恐怖が長続きしないほどの日常に慣らされてしまいましたね。
始まって暫くしてこのまま進行するんだなと思ってしまった事もありますね💦
最後のエンドロールで寒気が走ってしまいました 絶対に映画館で見るべき
配信とかだと流れてしまいそうですね。
Tさんはかなりの映画通ですね。私の友人は何も起きないから眠くて最後まで辛かったと言ってました。で、観る気は削がれてたのですがお3人がここまで絶賛するなら観たいと思いました。
鑑賞後に自宅でもあのbgmが聞こえそうな気がしました
怖い!
『関心領域』
必要なものは映っていないのに
観たかったものが伝わってくる
日本語タイトルは素晴らしいと思いました
もしかしたらフェイバリットになるかもしれません
ほんと良かったです♪
オレンジ色の字幕が、楽譜を観ながら歌うところの歌詞ならば、単に「ユダヤ語(ヘブライ語)」ということを示しているだけでは。字幕の色まで覚えていませんが、あの歌の歌詞がドイツ語でなくユダヤ語だったことは覚えているので。
ピアノ演奏で歌無しのところにオレンジ色の歌詞が出てたように思うのですが。
タイトルが「関心領域」なので、ヘス一家の態度を「無関心」と表現される方が多く見られるのですが、隣の出来事を(大小はあれども)認識していると思われるので、「積極的な無関心」、すなわち「無視」というのが妥当なような気がしました。意思を有していたかどうかが違いかと。
最後の博物館の映像で、掃除されている方々が(演技上)淡々と作業されて、言わば「無関心」(正確にいうと、慣れだと思いますが)のように見えたのが、この話は、現在のお前達のことだぞって言われてるようでゾッとしました。
掃除のシーンも意味深いですね。
怖かったですよねぇ〜。。。
でも、非常に面白かったです。疑問に感じていた所が、竹内さんの解説で納得いきました。
ありがとうございます😭😭
ナチス親衛隊の制服がかなりよく再現されていて付けてる階級章や勲章から色々考察していたらあっという間に映画が終わっていた。
これはまた興味深い鑑賞ポイントですね!
オレンジの字幕部分はポーランド語だったようですよ。
情報ありがとうございます!
日本語字幕になると色分けでは分かりにくいかもしれませんね。
あの場所で暮らす人間の口から「幸せ」「豊か」「理想の暮らし」という言葉が発せられた時が特にゾッとしました。
この映画のテーマを知って身始めている為、最初から塀の向こう側にも意識を向けながら観ましたが、これを全くどんな映画か知らない状態で観てみたかったなとは思います。
塀の向こう側が何かに気づく瞬間どんな感覚に襲われるのか...。
家の中を移動する人物をカメラが追うのではなく、カメラは一切動かず次々と別のカメラに切り替わっていく編集が、まるで監視カメラを覗いているような、映画であまり見たことのない切替えで印象的でした。
同じく前情報無しで鑑賞したかったです。
今更ですが、某所で語られていたことを。私の感想を明確に言語化してくれています。
「答えのわかり切っている穴埋め問題のヒントを、延々と提示し続ける映画」
確かに。
サーモカメラ=体温がある
あんな時代にも心温かい人はいたことを表現しているのかなと勝手に解釈してました。
コメントありがとうございます!
その解釈もありだと思います。
公開初日に、グランドシネマサンシャイン池袋の朝一番の上映を鑑賞しました❗
今月の外国🎦のマイ・フェイヴァリットは、迷わずこの作品‼️🙌
『縞模様のパジャマの少年』という映画も、もしかしたらヘスの家の設定だったのかなと思いました。
かもしれませんね!
この映画って実際のヘスの家で撮ってるだよなぁ。
今のガザのことや日本の戦時、入国管理国の事件などが思い出され、見終えて笑いながらとても話せなかった。
コメントありがとうございます!
いろんなことに思いを馳せますね。
音響で不穏な領域外を
十全十美の画角で歪な日常を
ラストの博物館を黙々と掃除する人々のシーンに至るまで
美醜の対比による人間の暗部を徹底して掘り下げたアート作品だったと思います。絶品
「縞模様のパジャマの少年」のような悲劇に見舞われないと自分の事として捉えられないのだろうなと感じたりもして…
アートでしたね。
ヘスがえずくのは、人間として自然な反応なんですよね。ホロコーストが正しいと思い込んでいても、身体が拒否している。
確かにそうですね。
公開初日に観ました。無関心への恐怖というより傍で邸宅構えて極一般的な生活を送れている
生活環境への順応が恐ろしいと思いました、オープニングから何だ此れにはなりました😅
公開期間中にもう1回観ようと思います。
コメントありがとうございます!
再見するとまた見えてくるものがあるかもしれませんね。
観ながらずーっとキョットーンでした。
無関心というよりは無神経??
あの家族はどうなってるんですか??
病的に静寂恐怖症なのか、耳垢がたまりまくってて遠くの音は聞こえないのか。。
毎日毎日黒煙があがってるのに白シャツ白シーツが黒ずんでないのもちょっと不思議でした。
あの家で育った子供達が将来どういう大人になったのか、ちょっと心配になりました。
以下ネタバレで。
最後、階段での旦那さんのシーンは『アクト・オブ・キリング』を思い出しました。
あの旦那さんと、出て行った義母さんだけが微かにマトモに見えたのが、わたしにはせめてもの救いでした。
奥さんも、あの家を出たあとに何かに気づいたのでしょうか。。
冒頭のタイトルがジワジワ消えてったのは『慣れ』の怖さを描いてたのでしょうか。。
何百年か経った時にホロコーストがこんな風にジワジワ風化してたらちょっと困るなとも思いました。
慣れは怖いですね。
原爆も、東京をはじめとする大空襲もとっくに風化してるかもしれません。
めちゃくちゃ良かったです!久しぶりに洋画で感動しました😂
音だけの台本で600ページあったとか、どの時間にどのくらいの距離でどんな音が聞こえるとか😱
見る価値はあると思いました!
台本情報ありがとうございます!
流石のグレイザー監督ですね。
シネマサロン様、お疲れさまです。😹
とにかく陰惨で複雑な映画です。塀の向こう側で平和に暮らすヘス一家。その塀の中では、怒号、叫び、銃声、何か(ユダヤ人の遺体?)が燃える音。それらをかき消すためのエンジン音。などが聴こえてきて不穏な空気だった。
それらの音に慣れてしまうと、ジョナサン・グレイザー監督のギミックに驚きました。『慣れたでしょ?慣れたらナチスと同罪ね。』ってな感じです。
監視カメラによる不思議な撮影方法で、『引き』の美術が輝きましたね。
視聴者が置いてきぼりを喰らいますが、関心領域に関心を示さないと単なる日常系になってしまったかと思います。
最後に、現代のアウシュビッツ=ビルケナウ記念館の清掃シーン(60fps)になると、今までのナチスの横暴を許してしまった自分がいたことに気が付きます。
本当に怖い映画でした。すごい映画を観てしまったと思います。
怖さを感じられれば未だ正常なのかもしれないですね。
視覚よりも聴覚が刺激された作品でした。始終居心地が悪かった〜😱その居心地の悪さはエンドロールでトドメ刺されました。
林檎のシーンはたぶん良いシーンなのに、暗視カメラの映像でそれも居心地悪かったです。
私はいつも映画を観てから、シネマサロンさんを拝見して、答え合わせしてます😅
いつもご鑑賞ありがとうございます!
答え合わせ楽しいですよね!
ロバートダウニーjrがアカデミー賞受賞時に取った態度も「関心領域」を示した場面でしたね。
実にエグい映画
表向きはシンプルのようで水面下で緻密に計算されていたと感じました
映像素晴らしい…
音響素晴らしい…
構図素晴らしい…
バランスが良い映画
お二人のお話のように、アートな映画でした
起承転結を楽しみたい人には、つまらない映画のようで、酷評も多いです
この映画の個人的な解釈の違いや壁のこちらの家族の有り様は、
まさに『世界の中に貴方がいるのではなく、貴方の中に世界がある』を思わせました
そして…邦題、いいですよね〜👍
コメントありがとうございます!
本当に素晴らしいアート作品でしたね!
邦題も素晴らしい!
音響の構築に注目されがちですが、
カットをシームレスにつなげるように撮影・編集しているのには感心しました。
視覚的にも、その場にいるかのような没入感を感じさせられますね。
ヘスの妻の無自覚な狂悪さに観衆はウンザリするわけですが、
さて、そんな自分と彼女とはどれだけ違いがあるのか…?
そのことがまさに"関心領域"であり、監督の意図かと推察しました。
自分がオッペンハイマーで感じた違和感に、答えの1つを提示された思いです。
同じく違和感を少し解消できました!
個人的にはヘス作戦により多くのユダヤ人の方が虐殺される結果になった現代パートを映すのが上手いな〜と思いました。オッペンハイマーを鑑賞した時に、なぜアカデミーの音響賞がオッペンハイマーじゃなくて関心領域なんだろ?って思いましたが、これは納得ですね。死んだ祖母が「おばけなんか怖がるな、死んだ人間より生きてる人間の方がよっぽど恐い」なんてよく言ってましたが、それをまざまざと理解させられる作品でした。ただ予習のつもりで読んだ原作と映画があまりに乖離してるのは残念。
原作気になります。
聴覚を刺激され、映画館でするはずの無い収容所の臭いを頭の中で想像してしまい気分が悪くなってしまいました。ギミック多し。
コメントありがとうございます!
臭いまでも想起させられますよね。
人間は鬼なんだよ。
酒匂さんも竹内さんも俺達も、みんな鬼なんだよ。
Tさんだけは天使だけどなw
スタッフTさんの感想が私のそれと全然違った、違う映画観たのかな?ってくらい、、
コメントありがとうございます!
やはり人それぞれですね。
2人の感想とは合ってましたか?
今までに観た映画の中で、1番悲しくて1番怖い映画でした。一生忘れたくない映画です。
申し訳ないんですが、この作品に対して「面白い」という形容をするのに疑問を持ちましたし、「寝そうになる」というところでこちらのビデオ、観るのをやめました。(ハッキリ書いてごめんなさい。)
こちら北米では、この作品大絶賛なので、他の日本人の方でも「最高につまらない映画だった」と書いているのを見て、ショックでした。国によって評判が異なるの、興味深いです。
正直なコメントありがとうございます!
異常なことでも続いてしまうと日常になる怖さ。日常になれば慣れてしまい、無関心になる。
そしてあろう事か眠くなってしまう。
本当に恐ろしい事ですね。
想像力が欠場していれば単調でつまらないという評価もしてしまいます。
あれほど恐れ慄いたのに、今日は会社や学校に通う。ウクライナもガザも他人事。
まさに本作で監督の訴求したい状況ですね。
本チャンネルで取り上げた「ヒトラーの虐殺会議」も同じく感覚が麻痺する恐ろしさです。
映画は人それぞれバックグラウンドで見える物が違ってきますね。
これからもシネマサロンをよろしくお願いいたします。
@@cinemasalon こちらこそ、こんなにハッキリしすぎているコメントに対するご丁寧なお返事、ありがとうございました。
日本では、何についての映画か、どのような設定の映画か、あまり前知識は知らされてないのかな?
悲惨な描写をキャッキャ笑いながら話してるこの人たちこそ関心領域の外
コメントありがとうございます。
悲惨な事を深刻な顔をして語ることが必ずしも本質を伝えることにはならないように思います。
どんなに悲惨な状況でも笑いが出てしまう。
人間は哀しくて可笑しい生き物ですね。
引き続きシネマサロンをよろしくお願いいたします。
「ヒトラーのための虐殺会議」を見てから、この作品見たら、一部つながるかも。
アプローチは異なりますが、本質の部分で繋がってますね。
新たな施設を建設中です。ポーランドのアウシュビッツという小さな村にです。
映画でアイヒマン親衛隊中佐の台詞が出てましたね。
ルドルフ=ヘス所長も名前だけ登場してた。
@@ライヘナウヘルマン 詳しくご説明いただき、ありがとうございます。
奥さんが鬼嫁すぎた。
アウシュビッツ周辺の40平方キロメートルの地域をSSが「関心領域Interessengebiet」と呼んでいたそうです。
冒頭の「カナダ」は収容者の持ち物を奪い集めていた保管所のことです。
そこから持ってきた衣服を直して富裕層に売りつけたりしていたようです。
情報ありがとうございます!
体調が万全でなかったからか、私は途中寝ちゃいました😅始めの方は言葉少ない雰囲気や取り方に興味をもっていたのですが…
後方からもイビキが聞こえていました😅
淡々としたシーンが続きますから、恐ろしい事に慣れてしまいますね。
凄まじい力作だと思いました。
ただ、ホロコーストに関して、ある程度は予習が必要かと思いました。
初ホロコースト映画で本作を観ても、意味が分からなくて退屈に感じてしまうかもしれません。
いつも楽しく視聴させて頂いてます。
本作を碁盤斬りとの2本立てで観て来ました。
私はアウシュヴィッツ収容所でのガス室に連れて行かれるも必死で外へと逃げまどう1人のユダヤ人女性の髪を鷲掴みにして連れ戻すナチス兵との実録モノクロ映像を数十年前に観たことがありますが、いつになろうとあの時のユダヤ人女性とナチス兵それぞれが見せた狂気の顔が脳裏からずっと離れることはありません。そのワンシーンだけなのにも関わらずそれだけでもあのアウシュヴィッツ収容所での殺戮の地獄絵図の一部を私は知っています。そんな私目線では、本作はアウシュヴィッツ収容所を間接的に捉えて描いたナチス家族の一家の「生ぬるいホロコースト映画」に感じました。見せない聴かせる恐怖なのでしょうが、私には「上品な生ぬるさ」でしかなかった映画でした。
しかし観賞後に知ったことですが、この映画を撮った監督はユダヤ人だということを知れば残虐シーンを撮らなかった理由が分かる気がします。
政治的背景からの加担もあり得る話になるのかも。
描き方にも感じ方受け取り方にもそれぞれありますね。
ナチス系やったらあとアンソニーホプキンスのやつとヒトラー生存説を題材にした映画が気になってる。
映画の意図 (何をどう描いているか) は予め了解した状態であり、広角遠景に徹した第三者目線のサニタイズされた描写も相まって、あまり楽しい映画体験ではなかった。
完全に情報遮断した状態で見たら全然違っていただろうと思うと少し残念。
この映画始まり方不気味やったな。
予告編も含めて一切の情報なしで鑑賞したら、どんなに恐ろしかったか
酒匂さん、ヘスの義母は本当に少しはまともと言えるのでしょうか。私も鑑賞後には、彼女は良心の呵責に苛まれて逃げ出したのかと思いましたが、決してそうではなく、単に現実から目を背けたいだけだったのでしょう
ユダヤ人の悪口を言ってましたからね
エンドロールの文字の色は確かにオレンジだったと思いますが、意図はわかりません
確かにそうかもしれませんね。
私も酒匂さん同様に寝てしまった…
でもこの映画の企んでいるところは関心領域にいる人を無関心領域に引きづり込む映画なのだと思います。
非常に怖い映画ですよね~。
虐殺の首謀者アイヒマンも凡人と呼ばれた理由が分かる気がします。
自分もヘスの奥さんと同じ位置に居たらああなると思う。
寝てしまうのも怖い事ですよね💦
関心領域と人間の境界や、バティモン5、ありふれた教室、おもーーーーーーーい話が多すぎてうんざりです。
そしてフュリオサですっきりしました!
それもわかります。
お母さんは 咳してたし 窓の外には 何があったのでしょう?急に 血相変えていたし 娘婿が ユダヤ人と不倫したのを 見て それをメモに書いて ヘスに渡したのでわ って思いましたが。
あのメモに何が書いてあったか謎ですよね
そうなんです。ルドルフと関係持った(持たされた)ユダヤ人女性を罵倒してたので 告げ口したのかなと思ったんです。
「ソフィーの選択」って 配信見たのですが リンクしていて メリル・ストリープ扮するソフィーが 囚人服着て 塀の中から 彼らの庭に 入って ルドルフの部屋に行くシーンありました。リビングの様子は 「関心領域」と同じでした。
この映画、自分は単純に戦争が終わるまでの間、アウシュヴィッツの横に住む所長家族の日常を描いた作品だと思ったら、所々に頭が(?)になる部分がありました。
特に、途中で画面が一色だけになる部分や、ラストに唐突に現代のアウシュヴィッツにある博物館の掃除シーンだったり、サーモグラフィーの画面など、自分の頭じゃついて行けない展開でした。
でも、やっぱり、収容所の虐殺シーンがないと、アウシュヴィッツを描くのは難しかったのではないかと、思いました。
で、頭が疲れきった後に、「帰ってきま・あぶない刑事」を見たら、楽しい映画を見れることに幸せを感じましたww
現代日本の平和を感じますね。
当事者でなければ普通に暮らすのは「普通」のことでは?
戦争や災害のニュース見ながらビール飲んだりしてるでしょ?
じゃあ、そういう人間はみんなその「無関心」を責められないといけないの?
自分はこの映画が観客に投げてるテーマは見当外れだと思う。
無関心を責めるのではなく、無関心を自覚させているのではないでしょうか?
忘れていたことを思い出させるような、目を背けている事を思い起こさせるような仕組みの映画なのだと思います。