doが好きすぎてこんな呼ばれ方までした(笑)矢冨弘さん(熊本学園大学)--英語史研究界のホープ【いのほた言語学チャンネル<言語学バル>(旧井上逸兵・堀田隆一英語学言語学チャンネル)第228回】

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  • Опубликовано: 27 янв 2025

Комментарии • 5

  • @2023-xp2zt
    @2023-xp2zt 8 месяцев назад

    矢冨先生の助動詞DOの文法化のお話し面白いです!次回も楽しみにしています。

  • @user-eo2dq4qm5t
    @user-eo2dq4qm5t 9 месяцев назад

    面白かったです

  • @田中シャローム
    @田中シャローム 9 месяцев назад +1

    初期近代英語ではdoに強調の意味はないというのはよく言ってもミスリーディングですね。そのころのdoは動詞を補強して「~ことをする」という意味を持っており、増加しはじめた最初は輪郭の明確でない付加ですが、「ウソではなくちゃんと~する」「~するのだとは思う」「果たして~する」「~することはする」そのほか微妙なニュアンスを付加する用法を持ちはじめ、強調もその一部をなします。その後否定平叙文では「~することはない」「~する気はない」、疑問文では「~するというのか?」「~することはあるのか?」という意味で肯定平叙文よりも文中の述語に焦点を当てる需要があるために、doを比較的多く使用する傾向が生まれ、それが定着してdoつきのみになっていきます。一方で肯定文では、よくわからないが単につけているだけとか、確認とかの微妙なものは基準が不安定なのでそぎ落とされ、語気を強める用法のみが生き残り、三者を通して使い分けが単純化する形に落ち着きました。
    そもそも述語にdoを付加するというのは語数を無意味に増やしていて文のコストを上げる行為であるわけで、あえてそれをするのは動機が必要です。一般論として、語の数をあえて増やすのは、強調、あるいは短くなりすぎた語形を若干長くして安定性を増す、あるいは音数を加減して詩の韻律に合わせる、あるいは、多量、軽度など量のニュアンスを加減する、あるいは類語との区別のためにあえて別の言い回しを作り出す、の5つのパターンがあります。英語であれば、たとえば
    ・否定副詞neかそれを含む語を文中で複数用いる多重否定
    ・形容詞の比較級にさらにmoreを使う二重比較級
    ・ゲルマン系とフランス系の同義語をandでつないで、たとえばteach and trainのようにする類語並置法
    ・you all, you guys, yousのyouが複数を表す場合の再強化形
    ・修辞疑問文でmust, shallをつけて「~するということになるのか?」という必然性のニュアンスの付加
    ・for, afterのかわりのin search of, withのかわりの by dint ofなどの複合前置詞
    などさまざまな例があります。
    doに強調性がなく、述語動詞にまったく影響を持たないただの付加要素であるとするよりも、一般的なパターンに照らして強調が関与していて、それがdoの文法化に影響を与えていると解釈するのが自然です。動画ではdoの文法化する時代を話題にしているのですから、そこを語るべきでしょう。

  • @3atks
    @3atks 9 месяцев назад

    doって、使役だったんですね。
    漢文だと「王使人建宮」みたいな感じですかね。んで、人が文脈からわかるなら「王使建宮」になって英語に似た形に。
    古文の「す」・「さす」も、動詞の「す」に形が似てますね。
    偶然でしょうか?

  • @別府有光
    @別府有光 9 месяцев назад

    弁護士の正木ひろしの「真夜中の来訪者」を読んでいたら、中学校で英語を教えていたとき、beどうしのisの過去形をitという生徒がいた。斬新だ。私が中学生の時にはいなかったと書いてあった。