【新海誠監督がついにやった! 11年向き合った集大成】すずめの戸締まり レビュー【警告後ネタバレあり】

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  • Опубликовано: 15 авг 2024
  • ●取扱作品
    作品名:『すずめの戸締まり』
    予告編: • 映画『すずめの戸締まり』予告②【11月11日...
    公式サイト:suzume-tojimar...
    劇場公開日:2022年11月11日(金)
    ©2022「すずめの戸締まり」製作委員会
    00:00 はじめに
    01:03 基本設定
    01:22 どんな映画?
    04:54 三部作について
    08:40 テーマ
    10:43 中盤以降について
    13:49 ラストについて
    17:38 さいごに
    なお発言は全て、私の所属団体に依らない個人的なものです。
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    #すずめの戸締まり #新海誠
  • КиноКино

Комментарии • 286

  • @S34ND777
    @S34ND777 Год назад +284

    題材が攻めた物でしたが、そこをタブー視せずに攻めきった監督の覚悟を感じました。監督が本当に伝えたかった事は「行ってきます」「おかえり」が言える日常。それがある幸せなんだと思います。4歳の鈴芽に「私は、すずめの明日」と語りかける場面からずっと鳥肌と涙が止まりませんでした。

    • @ah2093
      @ah2093 Год назад +15

      「私は、すずめの明日」
      このセリフ名言すぎて鳥肌ヤバかった。

    • @yoshimura1115
      @yoshimura1115 10 месяцев назад

      ​@@ah2093さん。
      同じくです。
      「未来」ではなく「すずめの明日」と答える所がとても良かったですし、
      本当に…鳥肌が立ちました。
      「すずめの明日」のシーン…マジで!泣けました。🥲🥺
      東日本大震災をストーリーに盛り込んだ新海誠監督の勇気とチャレンジ精神には本当に…感服です。👍

  • @MAXTKA
    @MAXTKA Год назад +157

    すごく良い作品でした。
    以下ネタバレ注意
    snsやネットで騒がれているように
    震災っていうでっかい缶詰に蓋しすぎて触れてはいけないものになるのも違うと思う。
    少なくとも自分は今日、明日の当たり前の日常が突然消えるかもしれない。いってきます。いってらっしゃい。ただいま。おかえり。が言えなくて亡くなった方がたくさんいたって再認識できた。
    だからこそ毎日を大切に過ごそうと思えた。
    しかも、宮崎を舞台にピックアップした狙いも南海トラフに対しての危機意識を再確認させられたよ。
    自分は震災に対して向き合ったこの作品を否定したくないな。
    あと震災ばかりが話題になるけど、もう一つのテーマは震災以外の災害や高齢化社会や社会の高度化に伴い時代に追いつけなくなった廃墟だと思う。
    誰かがいた、誰かが過ごし賑わっていた廃墟には
    たくさんの人の思い出や想いが確かにそこにあってそんな人が過ごした場所を悼む映画でもあったと思うな。

  • @user-xu2fl8np9c
    @user-xu2fl8np9c Год назад +57

    あの日は平日で、”行ってきます”は言えても、”ただいま”や”おかえり”が言えなかった人が多いかった。そしてあのラストは、そんな日常のかけがえの無さが如何に尊いか、実感できました。

  • @peace4457
    @peace4457 Год назад +158

    最後のすずめが幼い自分に語りかけるところでめちゃくちゃ泣いてしまった。
    あのシーンだけでも私は救われました。

  • @shocker3417
    @shocker3417 Год назад +130

    新海3部作の中では個人的に天気の子が楽曲やテーマ性含めて大好きな作品ですが、本作すずめの戸締まりは過去との折り合いの付け方や様々な人達との交流を重ねていく事で内面的にも逞しくなっていく主人公達は直球ネタでありながらも圧倒的な映像美も含めて素晴らしかったと感じました。

    • @tabakokusasugi
      @tabakokusasugi Год назад +3

      自分も天気の子が一番好きだけど、それはそれとして全部好き

  • @takowasa711
    @takowasa711 Год назад +90

    すずめの戸締り、天気の子も好きなんですがレビュー動画で涙が出そうになる作品は今作以外にはない。
    現実とリンクしているからか余計訴えてくるものがあり、前向きに、しっかり生きていこうと思わせてくれる映画でした。

  • @rainbowpegasus7956
    @rainbowpegasus7956 Год назад +31

    「ただいま」「おかえりなさい」を言いたくても言えなかった人々の魂の戸締りを祈って創られた高次元の作品。学生時代に被災して同級生を亡くした友達も大泣きして新海監督に感謝してたよ🌈

  • @JAPANPATRIOTIC
    @JAPANPATRIOTIC Год назад +134

    消防で働いている身ですが、なかなか今の若い世代に防災やいつか来る大震災について話しても軽くあしらわれると感じることが最近また多くなってきたのですが(震災の記憶がない子達も多い)、新海監督が災害三部作を通して少しでも若い世代に防災、災害伝承について扱ってくれることにはとてつもない意味があるのかなと感じました。
    個人的には職業的にも個人的にも刺さる素晴らしい映画だと感じました。

    • @mochiponn
      @mochiponn Год назад +6

      あの11年前の、まだ肌寒い春の日、突然ぐらぐらと揺れだし、次第に耐えがたいほどの振動になった、あの地震を今でも、そして死ぬまで忘れることはないと思います。
      映画や書籍や映像の中だけしか知らなかった、あの恐怖を、決して若い人に体験して欲しい訳ではありませんが、それはいつか必ず繰り返される。そういう世界に生きているんだということを、心に刻み込んで欲しいと、そう切に願っています。

  • @user-wx3kj4mu8k
    @user-wx3kj4mu8k Год назад +61

    正直、物語の起承転結的には凡庸なエンタメ作品に映りました。
    しかしながら東日本大震災というセンシティブなテーマを正面から描いた上で、それをあくまでエンタメのフォーマットに上手く落とし込んでいる所にこの作品の最大の功績があると思います。
    万人受けしない重たいテーマと万人受けするストーリー展開でバランスを取っている印象です(どっちも攻めるとそれはもうエンタメの域を超えてしまい、観る人がかなり限定されてしまうかと)。
    「震災をエンタメで取り扱うな」という声もあるとは思いますが、より多くの人に新海誠監督の「想い」を伝えるには最適なフォーマットだったと自分は思います(茶化してるわけでもないですし)。
    今この作品を上映する事に意義があり、今この作品を観る事に価値があると感じさせる作品でした。
    またこの重たいテーマを上映館数400を超える超大規模映画でやるところに、新海誠監督の気概を感じました。

  • @naina-717
    @naina-717 Год назад +41

    12:40
    やっぱここなんですよねぇ
    ここのシーンがずっと自分の中に刺さってしまって…
    被災者とそうでない者の意識格差を如実に描写したのにはびっくりしましたね…

    • @cha_ichiro
      @cha_ichiro  Год назад +6

      ここにはヤラれてしまいました
      「風景」の意味合いが二重に反響する見事なシークエンスだったと思います。

    • @naina-717
      @naina-717 Год назад +8

      @@cha_ichiro
      自分も芹澤と同じく「綺麗」と思ってた側だったので、絵日記のシーンで黒塗りの意味と3月11日の文字を鮮明に見せられた時に、鳥肌と同時に「うわぁ…」と心の中で呟いてしまいましたね…

  • @_miia
    @_miia Год назад +21

    最後のすずめが過去の幼い自分と向き合う所が1番涙腺ぶわっなった

  • @lab009rain
    @lab009rain Год назад +38

    震災を昇華してしまう賛否はあれど、こんなエンタメ大作で真正面から震災を描いて、少しも押しつけがましさがないのは新海監督の真摯さととてつもない技巧によるものでしょうね。
    作家性を発揮しながら、民族単位のトラウマをテーマに据えて、商業作品としての面白さも追求する。ホントに素晴らしい映画監督ですね。

  • @tochi-sun
    @tochi-sun Год назад +181

    相変わらず作品の素晴らしさを語らせたらあんたはピカイチですわ。

    • @cha_ichiro
      @cha_ichiro  Год назад +19

      恐縮です…精進します

  • @miwakoyoshihara1876
    @miwakoyoshihara1876 Год назад +88

    以前「『天気の子』〜物語の起点」という新海誠監督の講演会に参加したことがあります。
    その中で印象的だったのは「本当に一緒懸命作った作品が袋叩きに遭ったとき(「星を追う子供」だと思われます)布団をかぶって一週間泣き続けました」という趣旨の発言を、監督がされていたことです。
    小さなすずめが「あなたの明日」にたどり着いた姿が、布団を被って泣いていた監督が、立ち上がってこの映画にたどり着いた姿にシンクロして感じられます。

    • @cha_ichiro
      @cha_ichiro  Год назад +9

      貴重なコメントありがとうございます…
      そうだったんですね…より本作の意義が感じられます

    • @mochiponn
      @mochiponn Год назад +3

      「星を追う子ども」は確かに少々、癖のあるお話かもしれませんが、一体それの何処に批判する要素があるんだ?
      正直、驚きました。

    • @noseron4011
      @noseron4011 Год назад +7

      2011年5月7日公開「星を追う子ども」は
      震災直後で異常な状況だったのでファンタジーどころではなかったのでしょう。
      ある意味この「すずめの戸締り」はこの作品のリベンジとも思えるくらいに共通点があります。
      今こそ「星を追う子ども」を見直して評価するべきなんでしょう。

  • @manmaru-
    @manmaru- Год назад +20

    震災で家族を失った子がたくさんいると思うんです。すずめが出会った人たちは、その子達を支える自分たちなのかもしれないと感じました。優しい人たちでよかった。自分は地元が被災地なので、被災地との距離感で感じ方は変わるのかもしれません。四国で出会った子は土砂災害で失った世界を知ってる子ですずめに近いのかな。芹澤は瀧くんのもう一つの顔というか、小さい頃大きな災害があったことは知っていたけどそれだけで、でも優しさに満ちていて、未来を担う側。過去の姿を知らない福島をキレイと言った芹澤はとても優しい。そんな芹澤たちに期待したいです。
    過去の姿を重ねた風景を見た時は、正直キツかったです。

  • @user-zt3rl7kv6l
    @user-zt3rl7kv6l Год назад +15

    すずめと自分の境遇というか家庭環境が似すぎてて、あのサービスエリアでのやりとりは本当に堪えるものがあった

  • @donguri_0111
    @donguri_0111 Год назад +25

    解説ありがとうございましす。
    「もう既に3-11を知らない世代が多くなってきている中、今しかない」と描いた作品であると、先日新海誠監督が仰っていました。その通りの力強いメッセージ性の高い映画で、圧倒されました。今作は、より「近い距離感」の視点だったように思います。とりわけ、クライマックスでは、自分もそこに居るかのような、怖さと同時にまた背中を押す力も、しっかり感じました。書ききれないですが、うちは見事にバラバラな世代の家族で、娘はすずめと同い年、自分と主人はたまき(監督とも)と同年代、下の息子は小3で3-11経験のない、デジタル学習もしっかり受けている世代。それぞれの受け方があったようです。感想だけで、自分の家庭模様の映画出来そう‪𐤔なくらいの、自分達のこれまでの生活ストーリーと、感情、感想の湧き上がる作品でした。間違いなく、自分達の振り返りもしっかりできる、すずめの戸締まりでした。帰ることの出来る場所、おかえりを言えること(生きている実感)しっかり受け止めました!欲をいえば、旅のスピード感がすごいので、もう少し美しい風景を止まって観たい……美しいだけにサラサラ流れていくのがもったいない。これはDVD購入で、止めながら観るしかないかな〜と♡思いました。家族にないしょでもう1回観に行こうと思います!!

  • @rainbowpegasus7956
    @rainbowpegasus7956 Год назад +7

    ガチ面白いしガチみんなに観て欲しい😍 芹澤のオープンカーのルーフが最後にやっと閉まったのもモヤモヤした焦燥感に駆られる芹澤の心の戸締りが済んだ象徴。すずめが実家に残してきたタイムカプセル「すずめのだいじ」➡️ だいじ ➡️ ダイジンの象徴。

  • @user-lm9bn3jj4t
    @user-lm9bn3jj4t Год назад +5

    鈴芽ちゃんと同い年で宮城県で震災を経験してるからか親近感があってすごく感情移入してしまった、何度も鳴る緊急地震速報は少し怖かったけどそれに対比するように綺麗な日常が描かれていて震災の怖さを思い出しました
    これを機にまだ震災にあったことの無い幼い子達が危機感をもって1人でも多くの命が助かるといいなと思います

  • @rui_tsum24
    @rui_tsum24 Год назад +16

    11月11日公開というのも粋ですよね
    3.11から11年経った今この映画を観れたのはとても良かったですし、記憶は風化させてはいけないなと感じました。東日本大震災があったとき、僕は5歳でした。だからもう覚えていません。僕だけでなく、震災を"覚えていない"、"知らない"世代が増えてきました。でもまた災害はいずれ繰り返される。そんな時に寄り添ってくれる作品だなと感じました。数年か数十年経ったらまた注目が集まる気がします。

    • @user-mx1op4pq1n
      @user-mx1op4pq1n Год назад +4

      しかも2011年 3.11は金曜日なのも共通してて凄いですよね……

    • @mitsumitsu9549
      @mitsumitsu9549 Год назад +1

      すずめが東北生まれの3/11震災孤児だったという設定がずしっときました。当時は、正直、「(大変なことになった…。)」東北で大津波警報と原発でご存知のとおり。関東も本震・震度6弱の後に何回か余震あって、その後1か月くらいGSに車が1km以上行列→車社会の場所だけどしばらく通勤は自転車で、計画停電とかありましたから。院ゼミでも話があり、日本列島自体が環太平洋火山帯の一部であり、大地震・噴火等災害がまた起きてもおかしくはないことを実感しました。
      ※ちなみに、草太と芹澤は立教大学『教育学部』とのことですが、実際には『文学部教育学科』でしょう。(大学公式HP及びWikipediaから)

  • @user-gy8wt5ze1g
    @user-gy8wt5ze1g Год назад +16

    震災を適用して、タブーな作品になるのではなく、この作品を通して、観客が、何を感じて何を学ぶのかが、それがこの作品の本筋だとおもいます。

  • @colaKT
    @colaKT Год назад +54

    あの終盤に出てきた記憶の再現の日常風景で何の感情かも分からない涙がただ溢れて来ました まるでエネルギーの塊をぶつけられたようで、おっしゃる通り映画(しかもアニメ作品)でしかやれない奇跡だと思います ツッコミたいところや言いたい事もありますがあの一瞬で全て持っていかれましたね

    • @cha_ichiro
      @cha_ichiro  Год назад +15

      「日常の何気ない風景を表現すること」がアニメーションの美点だ、とはよく言われますが、
      あのシークエンスはその結晶みたいな美しさとパワーがありましたね

    • @colaKT
      @colaKT Год назад +4

      @@cha_ichiro コメントありがとうございました、動画で解説頂いた他の要素にも着目しつつもう一回観ようと思います(そしてあのシーンでまた泣くんだろうなぁ)
      お身体ご自愛ください

  • @user-dt3re3gt8m
    @user-dt3re3gt8m Год назад +40

    アニメ監督としての最高傑作と言うより肩書きも無視して「新海誠」と言う1人の人間が11年経った今、送るメッセージとしての最高傑作だったな…としみじみ感じていました。

  • @user-ot2vu2uw5d
    @user-ot2vu2uw5d Год назад +17

    被災者と余所者が見る景色のギャップや真っ黒に塗りつぶされた日記を見るシーンはなにか心にくるものがありました…!
    過去の災害のみならず、私たちがこれからの災害(ミミズは漢文の未ダ見ズから来ておりメインキャラ以外が見えないのは未来という時間軸によって潜在化された事象だからと解釈)に対してどう向き合い、生きていくのかを考えさせてくれるメッセージ性の強い映画ですね!

  • @user-nz1te6uk8n
    @user-nz1te6uk8n Год назад +5

    ありがとうございます。ラストにすずめが言った「行ってきます」は心の戸締まりをして前に進む決意をお母さんに伝えたんだと思う。大感動の大傑作。

  • @cha_ichiro
    @cha_ichiro  Год назад +14

    一部、テロップにてタイトルの誤りがございます。
    訂正してお詫び申し上げます。
    【正】『すずめの戸締まり』
    【誤】『すずめの戸締り』

  • @user-it1cb6wb8j
    @user-it1cb6wb8j Год назад +15

    転の部分がセンシティブで、これを描いてしまっていいのだろうかと思っていた部分があり飲み込みづらくはあったのですが
    茶一郎さんのレビューを聞いてこの作品をすっと飲み込めて、映画館でまた鑑賞してきたいと思います。
    芹澤くんの「綺麗だったんだな」に対する、すずめのはっきりとした嫌悪は
    スクリーンを通した観客にも突き刺さるいいシーンでしたね。
    君の名は。から繋がる3作が戸を締め未来に向かう決意となった新海誠作品が
    今後どのような道をたどるのか監督のこれからの作品が楽しみです。

    • @cha_ichiro
      @cha_ichiro  Год назад

      あそこの芹澤-鈴芽のシーンは凄まじかったですね

  • @user-yq2tc2tx8e
    @user-yq2tc2tx8e Год назад +37

    長いすずめの戸締まりまでの過程を解説して頂きありがとうございました。
    これだけ多くの観客が観る大作家になったからには賞賛や批判色々あるでしょうが、本当に描きたいテーマの為に長年やってこられてきたわけですね。
    次回作は何をテーマに選び、どう進まれるのか楽しみな方です。
    多くの観客の反応を見ながら、改善していったその経験を生かして、良い物語を期待したいです。
    すずめの戸締まりは2回観ると、良く理解出き、1回目より良く楽しめました(天気の子もそうですが、何回か観た方が良いですね)

  • @officialchannel-mv8wu
    @officialchannel-mv8wu Год назад +10

    あまりこの映画は個人的に感動できなかったのですが、主さんの解説のおかげで感動できる部分が山ほどあった事に気づくことができました。
    主さんの感受性や読解力に感服してます、、。
    この映画の背景とキーワードの説明を今一度思い返してもう一度この映画を見返したいと思います!

  • @user-fw9fy7cc6o
    @user-fw9fy7cc6o Год назад +8

    被災地を何度か訪れた者からすると、もう一歩踏み込んで描かれていないと、心に響かないということが分かりました。

  • @maple2401
    @maple2401 Год назад +5

    3.11被災者の方の「行ってきます」が畳み掛けられるシーン、鳥肌とともに苦しさ?が込み上げた。あの頃はまだ保育園児で、正直記憶にはないけれど、災害が凄く身近に感じて、めっちゃゾワッとしましたね。

  • @woodst7028
    @woodst7028 Год назад +2

    本当になんだか心が重たくなったんですよ。ただの娯楽じゃない。
    なんなんだとネットを漁る日々。
    阪神、東北で終わりじゃない。
    鑑賞後はハッキリとは分からなかったけど、解説動画を見てるとハッキリとわかる。
    日々を大切に生きること。人の想いはかけがえがないこと。
    多くの人に観て感じてほしいです。

  • @user-lf1rq1oe2j
    @user-lf1rq1oe2j Год назад +42

    動画を初めて拝見したのですが、この映画の魅力、美しさ、そういった全てが言葉としてまとまっていて本当に素晴らしいレビューですね………!自分が言葉にしきれなかった震災周りと生々しさや戸締まりという行為の意味がまとめられていて、このレビュー動画を見るとまた違う気持ちで見に行きたくなりました🥹

    • @cha_ichiro
      @cha_ichiro  Год назад +1

      ありがとうございますーコメント感謝です!

  • @user-vm1xx9ui8u
    @user-vm1xx9ui8u Год назад +1

    「綺麗? これが?」のセリフの時に一気にテーマが東北の震災ににフォーカスされて背筋が凍りました。

  • @tft8697
    @tft8697 Год назад +25

    正直そこまで良い映画だなとは思えなかったのですが、この動画の解説を聞いたことで見方や受け取り方が良いものに変化しました。
    もう一度観たくなりました笑

    • @123logtop2
      @123logtop2 Год назад +13

      最後の方に行くまでは割と退屈というか、
      繰り返しになっているから私も途中少し飽きた

    • @123logtop2
      @123logtop2 Год назад +7

      @パンて美味しいよね
      個人的な意見として良いものは良いというよ。そこにウソついたらオシマイだしその討論は好き。
      一番理解できないのは何見ても脳死で持ち上げてる奴らだと思うぞ

    • @tf8413
      @tf8413 Год назад +2

      めちゃめちゃ同意です。作品のテーマはわかったけど、作者の思想が見えない映画だなと思ってたのですが、この解説がとても良くまとまっていたので、監督のこの作品に対する想いを読み解くキッカケになりました。
      この作品の良さをちゃんと解説してるのはこのレビュー動画くらいだと思いました。

    • @tft8697
      @tft8697 Год назад

      @@tf8413 コメント書いた後に2回目観に行ったんですが、色々な考察動画とか観てから行ったこともあり、凄く感動しました。
      1回目はアクションに面白さを見出そうとしすぎてたのかもしれません。

  • @pom6927
    @pom6927 Год назад +15

    いやあ台詞とか割と在りがちなのに泣いちゃうわ。
    絵が綺麗なのと旅で出会う人のキャラが本当によかったなあ。
    ガッチリ魔女宅オマージュしててビックリ。
    これでいいのよ。が凝縮されてた。

  • @user-fn8fx2zj5b
    @user-fn8fx2zj5b Год назад +13

    「すずめの戸締り」は間違いなく問題作だと思います。
    3.11を無かったかのように、記憶から消し去ったかのように普段は生きていた。2020年の初頭までは。
    けれど、新型ウィルスの蔓延し、世界の形はまたしても変えられてしまった。
    それでも、僕らは今をどうにか生きている。
    震災を描く、震災をエンターテイメントにしていると不謹慎かつ極まりないと批評される事を覚悟のうえで、
    それでも表現し伝えたかったメッセージをしかと受け取りました。

  • @anishiwatanabe9524
    @anishiwatanabe9524 Год назад +4

    素敵なレビューでした。途中の戸締りシーンが何度も同じことの繰り返し、でもちょっと違う、それがあったからこそのラストシーンだったので思わず泣きそうになりました。
    美しい背景を描いてきた新海監督ですが、君の名はや天気の子に比べたら「写真のような絵」だけでなく「絵らしい絵」の部分も多く、ちょっと変わってきたなという印象でした。震災を匂わすわけでもなくネタとして描くのではなく、ストレートに描ききったのは成功も失敗も繰り返してきた新海監督だからこそかもしれません。鈴芽が子供の頃の自分に話しかけるシーンは、一見綺麗事かもしれないけど、そう言えるようになった鈴芽の成長を感じてとても美しいシーンだと思いました。

  • @koubouitukihuzi4451
    @koubouitukihuzi4451 Год назад +26

    もともと、君の名はの頃からこの人の作品は次も見たいなって思ってたけど、今回の作品で初めて映画館を訪れて、そこでもらった新海誠本を読んで、こんな、何というか凄い(語彙力皆無)考えを持っている人の作品、間接的にはその人の人生とも言えるかもしれないそれを、できる限り最期まで追っていきたいと、強く感じた。
    どのくらい夢中になればファンと呼べるのかは分からないけど、映画自体と新海誠本の二つをふまえて、僕を新海監督のファンにしてくれる作品だったと思う。

    • @cha_ichiro
      @cha_ichiro  Год назад +2

      「新海誠本」の内容凄まじかったですよね

  • @rrr-po4hr
    @rrr-po4hr Год назад +4

    すずめが出会う人たちがいい人すぎて出来すぎてる、とは私も思ったけど、ダイジンが持つ力がきっかけになってたっていう考察もあるらしいですね。ダイジンを追いかけた先々で出会う人々なので、何かしらの関わりがあるのかも

  • @user-gv9rm7dh1s
    @user-gv9rm7dh1s Год назад +4

    仕事柄子供と関わることが多いのですが、個人的に生まれたのが2011年以降に産まれた子が当たり前ながらたくさんいることに衝撃を受けました。
    無情にも時間は過ぎ、震災を経験していない世代の子たちが増えていくんだなと。
    今作は新海監督がおっしゃる通り、そのような世代にも響いてほしい作品だなと思っています。

  • @ZEKU0077
    @ZEKU0077 Год назад +21

    【ネタバレ】
    冒頭のすずめの記憶の中の廃墟がただの夢か何かか?と思って、最後の目的地が福島だって知らされた時の衝撃は鳥肌ものだったなぁ
    建物の上に船が乗ってたり言われてみればそうだけど、どこか幻想的に描くことで実在の場所とは思えない風景に見えたんだよね
    終盤めっちゃ泣いた
    訂正
    ✕福島
    ○宮城

    • @cha_ichiro
      @cha_ichiro  Год назад +4

      終盤はアニメーションであるが故のパワーにヤラれて、
      僕も泣きっぱなしでした

    • @user-mx1op4pq1n
      @user-mx1op4pq1n Год назад

      最後のは宮城じゃないの??

    • @ZEKU0077
      @ZEKU0077 Год назад

      @@user-mx1op4pq1n あれそうでしたっけ・・・

    • @user-mx1op4pq1n
      @user-mx1op4pq1n Год назад

      @@ZEKU0077 おばさんがチャリで爆走してたし宮城だった気が

    • @ZEKU0077
      @ZEKU0077 Год назад

      @@user-mx1op4pq1n なるほど震災と勝手に福島を結びつけて脳内変換しちゃってたみたいです・・・

  • @user-pr7ne6cu9r
    @user-pr7ne6cu9r Год назад +6

    新海作品の「とんでもなく遠い距離に走って一瞬で辿り着く」のが大好きだから今回も沢山見れて良かったです笑

  • @user-yl8dz8bh9t
    @user-yl8dz8bh9t Год назад +5

    震災から11年、記憶が薄れる者、囚われる者、知らない者、戸締りをして前に進む者、さまざまいる現代に、自主制作の頃から通してきた風景の美しさをいろんな意味で重ね、逆転させ、概念化した本作。ブラックパンサーといい、本作といい、非常に素晴らしい映画が公開された週ですが同時に悲しみや傷に向き合って前に進む一歩を踏み出す、セラピーの週、でもありましたね。

  • @rokki164
    @rokki164 Год назад +5

    キレイのシーンはほんとに刺さった。あのシーンの風景画ではおそらくだけど右上に1Fがちゃんと描かれていたと思います。震災を知らない人にとってはきれいに見えてしまうんだとハッとさせられた、風化させちゃいけないんだなっておもった。こういう考えが新海誠が意図していたものかわからないけどそういう風に受け取った

  • @pigumo823
    @pigumo823 Год назад +7

    個人的には最初草太が椅子に座るとこは「よく勝手に、しかもその勢いで座れたな(足3本やのに)」と思ったぐらいで、約2時間あっという間に楽しめました。

  • @hjpsge6396
    @hjpsge6396 Год назад +10

    シリアスとコメディの塩梅がすごい良かったわ。
    環さんの例のシーンがめちゃくちゃ好き

    • @cha_ichiro
      @cha_ichiro  Год назад +2

      環さんも良いキャラクターでしたね
      個人的にはもう少し関係性を深ぼるドラマが欲しかったです

  • @mizugami_aki
    @mizugami_aki Год назад +15

    被災地の人間だけど、とても良かった!
    被災地の人達は皆が思う程弱くはないよ。
    賛否両論あるし、トラウマの人もいるだろうけど前を向いて進まわないとね。

  • @user-un4qt5by3p
    @user-un4qt5by3p Год назад +10

    新海誠監督作品で1番好きな作品になりました。
    最近生きるのが辛く感じてた自分には心に突き刺さったし、生きる勇気をもらえました。
    終盤のシーンはボロ泣きでした。

  • @musicchannel.m8082
    @musicchannel.m8082 Год назад +3

    もう東北に着いたあたりからずっと泣いてました。レビューありがとうございます。より深く理解することができました。

  • @user-iz8qw6wt7v
    @user-iz8qw6wt7v Год назад +5

    風景だけではなく、「おはよう」や「行ってきます」が消えてしまったことを描いていたのだなぁと。
    鍵にクローズアップした描写や閉じ師の力を発言させた時の手書きのような90年代辺り?のアニメに似た視覚効果は個人的には好きでした。

  • @spicat7668
    @spicat7668 Год назад +11

    新海監督作品で1番の名作であり、1番の問題作だと感じました。
    個人的にはとても好きな作品になりました。
    以下ネタバレ注意です。
    自分はとても好きな作品ですが、この作品を特定の人が見た時には耐えがたい苦痛に襲われてしまうと感じました。
    一つ目は実際に東北で被災された方々。
    圧倒的な映像美で3.11の記憶を一気に掘り起こします。
    フィクションの要素は有っても物語の主軸と登場する場所は紛れもない現実です。
    もう一つは自分の大切な人を何かの理由で亡くしてしまった方々。
    「私はすずめの明日」
    このセリフは過去の傷を持っている人にはとても力強く、前を向ける力があると感じましたが、その明日が来なかった人達にはとても残酷な一言と感じました。
    ジブリの火垂るの墓は戦争をアニメ映画にして、戦争の残酷さを風化させない力があると思いますが、この作品も震災を風化させない為にとても重要な立ち位置になる作品なのだと感じました。
    素晴らしい作品なのは間違いないですが、「面白かった」という表現が正しいのか…一度観ただけでは答えが見つからないのであと10回程度は行こうと思います。

  • @tf8413
    @tf8413 Год назад +7

    この作品を高く評価できなかった自分が一番納得できた高評価レビューでした。
    新海誠さんのスタンスと考えが見えて作品の見方が広がりました。ありがとうございます。

  • @tearra5838
    @tearra5838 Год назад +5

    いつも解りやすくて素晴らしいレビューです!
    個人的には部屋の中に入って電気をつけた時に空気中の埃がキラキラと光る描写が久しぶりに観れて『あ、懐かしい』と思ってしまいました。
    関東大震災の映像を見たら火事がつむじ風で渦を巻いていた描写があったので、ミミズが東京上空で渦巻きを作っていたのはあれのオマージュだったのかな、って思いました。
    最後は泣きすぎて喉の奥をつりそうになりました・・・。
    次回作にも期待ですね。

  • @kataPmame
    @kataPmame Год назад +8

    過去2作品と比べて日本人が見るのと外国人が見るのではだいぶ印象が違う作品だと思った。

  • @user-dr6ow3mv1s
    @user-dr6ow3mv1s Год назад +6

    椅子になってもなお草太に好意を寄せ続ける鈴芽ちゃん。本当に草太が好きなんだなと思った

  • @-iNT
    @-iNT Год назад +7

    3.11で開いた監督の後ろ戸が、ようやく閉じられたのかな...と思いました。
    でもその間に、泣きじゃくっていた4歳児が高校生になるまでの時間が経ったのだなぁとも。
    前2作の功罪両方を落とし込んだ傑作でした。

  • @user-gn1vg8xb7b
    @user-gn1vg8xb7b Год назад +4

    新海監督作品の中で1番良かったです。
    毎回、映像美には驚かせらる。今年NO.1ですね。

  • @Laviedesabeilles
    @Laviedesabeilles Год назад +9

    劇中ジブリの要素を見るや否や芹沢がルージュの伝言をかける場面で、映画芸術は引用を繰り返し更なる表現を探す営みだと再確認しました。ジブリと並ぶエヴァンゲリオンシリーズもミミズの撃退シーンからは顕著で、序盤の追いかけっこのシーンはウォーキングベースのジャズがルパンのように軽快な旅の手向をしているようで三部作最終に相応しく思いました。
    震災の描写は当事者ではないわたしにとっては言及が少し難しく感じます。母親を亡くしたすずめが快活で、快活すぎる?ようなも思えるほど震災が私たちを変えてしまったことは確かだと思います。

  • @v-has-come-to
    @v-has-come-to Год назад +26

    俺は見てよかったと思うよ
    辛い出来事を描かれる辛さより
    誰にも思い出して貰えないことの方が辛いと思うから

  • @user-co6yu2vy7r
    @user-co6yu2vy7r Год назад +27

    個人的にはファンタジーですが色々とストーリーに納得出来た映画でした。
    とにかくタイトルまでのオープニングは、非の打ち所がなく鳥肌が立ちました。
    贅沢な希望としては、もっと日本各地を回って冒険して欲しかった事とダイジンが鈴芽と幸せになるエンディングが観たかった。
    例の芹澤のセリフと鈴芽の反応の違いですが、これが今現代の被災者の方と被災にあってない方のリアルな感覚でないでしょうか。
    時間と共に風化しつつある震災の記憶を遅らせようと、新海監督なり挑戦しているように感じました。
    コメントするだけでも勇気がいる映画なのに、こうやってレビュー動画を上げて下さった茶一郎さんに感謝!

    • @cha_ichiro
      @cha_ichiro  Год назад +3

      本当、アバンタイトルは三部作の中でピカイチでしたね

  • @user-zb7nd4vf3w
    @user-zb7nd4vf3w Год назад +5

    あらゆる場面で美しい映像を見せてもらったけど、東京にミミズが落ちかけるところが恐ろしくて、そしてあまりにも美しすぎて涙が出た 綺麗なだけじゃない美しさほど心を打つものはない

  • @mtoshiaki8635
    @mtoshiaki8635 Год назад +3

    2011年3月11日仙台で東日本大震災の直撃を受けました。
    家に戻れず数日間を車の中で過ごした時に感じていたのは【人間は非力で大自然の猛り狂う力には無力であり、災害は止められない】でした。
    出来る事は災害で生き残った者としてその後復興の為に尽力するしかないと思いました。
    この映画では人間の想いの力で大自然を制御してしまったのが残念で【違うんじゃ無いかな?】と思いました。エンターテイメントとしては良いんですけどね・・・

  • @user-px6po5wn8v
    @user-px6po5wn8v Год назад +1

    作品を見てきました。
    心がどっと重くなりました。
    地震が心配される昨今。
    要石はこの作品だと思います。
    地震がこないように、来ても、誰一人無事でいて欲しい。
    地震がきても明日はやってくる。
    大丈夫だよ。と、語り掛けてくれてる作品。
    風化しないように、あの日のあの状況を忘れないように…南海トラフや関東大震災に備えなさい。とも受け止められます。
    地震がきても、いまのこの東京を描いておきたかった。残したかった。
    監督の複雑な気持ちが伝わってきました。
    この作品が要石になりますように。
    そう祈るばかりです。
    数万の被災者がでました。
    街は変わってしまった。 家族の命も…
    「いってきます」が最後の言葉で、
    「ただいま」を言えていない、聞けない沢山の命があった事、忘れてはいけないと、
    伝わってきました。

  • @user-ko2kz2zb1v
    @user-ko2kz2zb1v Год назад +3

    理屈抜きに大感動でしたね。
    🌱この映画はすずめが神秘的な出会を通して、過去の傷ついた自分を救いに行く象徴的なストーリーだと感じました✨

  • @user-co9ey1un6t
    @user-co9ey1un6t Год назад +2

    新海監督自身が「既に東日本大震災が若い子の中で体験していない記憶にないものになりつつある」とおっしゃっていましたね。
    前作、前々作とリアリティはないものの同じように災害が起きるストーリーでしたし、今回は代々続くという歴史的な設定もあります。
    前々作は未然に防ぐ、前作は起きたことに対する人々、今作は起きていたことにたいする向き合い方、とそれぞれ違ってそこも面白かったです。
    繰り返す災害から目を背けず向き合わなければいけないようなメッセージ性を感じました。賛否両論ありますが自分が好きな作品です。

  • @user-pu6px4fq8q
    @user-pu6px4fq8q Год назад +12

    もしかしてだけど、日記の黒塗り潰しって鈴芽が見た津波そのものなんじゃないか?津波って黒かったよな

  • @user-dn6fj4wm1u
    @user-dn6fj4wm1u Год назад +1

    直接的な表現が多く、地震関連は被災者でない自分でもあの時の光景を覚えているからこそ、日本人だからこそ生々しさに何とも言えない辛い気持ちになった。ただ、その中で監督が何を伝えたかったのか、がこの解説を見て感じ取れました。見ていく中でモヤモヤした気持ちを抱えながら、終わった後も晴れることはなかったですが、この解説を見てその靄が晴れるキッカケを感じ、もう一度見てみようかと思うようになりました。ありがとうございます。

  • @user-cj9xg9yu5n
    @user-cj9xg9yu5n Год назад +5

    私にとって本作は、私の理解力、読解力不足な点、ロードムービー慣れしていない点、アニメーション映画に爽快感を救いを求める偏見といった至らぬ点があるとは思うのですが、新海誠監督が結局何を伝えたかったのかが理解できない腑に落ちないというのが現状です。
    本作は非常に明確なわかりやすい作品だという意見を耳にしますが、私としては真逆で非常に難しい作品に感じてます。
    正直に行ってしまうと、新海誠監督の作品だからぐっと来た心を動かされたというより、3.11というテーマだからここを揺さぶられたと考えているのが現状です。
    (行ってきますラッシュがとくにだめでした。ただこれは当時の被災された方の映像を見ているのと同じ感覚で新海誠監督作品だからと言うのとは違うものでした。)
    震災を風化させないための映画だという意見をよく聞きましたが、そんな安直な理由でこんなハイリスクな挑戦をするはずがないと考えてしまいます。
    もし仮に風化させないためという意図だとしたらそんな失礼な話はないと考えてしまいます。
    直接被災したわけではないですが、それでもあんなこと忘れられるわけないのに、誰もが忘れることなどできない出来事に対して、その上で忘れるなと言うメッセージのために多くの人のかさぶたをひっぺ返して塩を塗るテーマを選んだのだとしたら人間性を疑ってしまいます。
    ですが新海誠監督は別に会ったわけではないですが、とても誠実で優しいどこか変態性をこじらせた素敵な方と勝手に思っているので、そんな酷いことはしない方だと信じています。
    震災と向き合い、それをテーマにする覚悟は尋常ではないものと理解はしていますが、そこまでのハイリスクな挑戦をした上で何をつたえたかったのかについて納得できる理解をしきれていません。
    震災をトラウマを乗り越えて明日を生きていかなければならないという解釈についても、そんなのわかりきってる。わかりきっているけど感情が追いつかないのが辛いしそれを表に出すのも憚られる辛さがあるのだと想像します。それに対して乗り越えろよなんて無責任なことを言ってしまうのだろうかと思ってしまいます。
    「行ってきます」「ただいま」を言えるありがたさも、たしかに忘れがちではありますが、そんなもの散々色々な作品で言われるテーマだと思うので、今新海誠監督がそれをやる意味というのが見いだせていません。
    これらを踏まえて私の考えの外にあるどこかハッとさせられる部分があるはずだという期待(崇拝こじらせファンのエゴ)から、なにかもっと伝えたいものが見落としている物があるのではないかとぐるぐる思考を巡らせてドツボにはまっています。
    こうやってぐるぐる考えさせられてる作品という意味では、私にとって最高にも最悪にもなりうる不安定な本作は非常に素晴らしい作品だったのだなと感じてます。
    (長々とこの場を借りて、ぐるぐる考えてしまう思考を発散してしまい申し訳ございません。)

  • @sugar1211
    @sugar1211 Год назад +11

    背景でどこか分かる描き分けが凄かった…最初の鈴芽がいる廃墟と年齢逆算で気仙沼だって一瞬でわかって、勝手に鳥肌たててました

    • @user-yi5gh6ri3x
      @user-yi5gh6ri3x Год назад +3

      建物に乗り上げている船が完全にあの光景でしたね

  • @user-hv7uu3ci6t
    @user-hv7uu3ci6t Год назад +2

    言の葉の庭が好き。
    ありそうでなさそうだけど、あってもいいかなぁというようなストーリー。
    最後の甘酸っぱい感じの終わり方、すごいハッピーエンドでは無いかもしれないけど、
    人生に抗う感じじゃなく“いなしていく”そんな終わり方もいいよね。
    絵も綺麗で、曲もいい、そんな言の葉の庭が好きです。

  • @user-fl4yf4rz8u
    @user-fl4yf4rz8u Год назад +2

    好きな相手を見つけるために、3作品とも裸足だったり、自転車だったり、バイクだったり、車など様々な移動手段で、何としても追い求めてやる、という表現もいいですよね。

  • @Kriisame
    @Kriisame Год назад +4

    君の名は、天気の子、すずめの戸締りの3作品若年層の自分の成長と併せて楽しめました。(今年19)
    題材となった被災県の人間なので、映画鑑賞後は3.11について会話をする周りの観客も多かったです。

  • @user-vw6iw8kg7n
    @user-vw6iw8kg7n Год назад +16

    すずめの戸締まりレビューありがとうございます!
    自分で見たときはキャラクターの繋がりや懐メロの使い方、12年前の出来事について全部やろうとしすぎて薄くなってる印象だったので、改めて他の人のレビューで考え直せて良かったです。
    映画館でもう一度見たいなぁと思いました!

    • @cha_ichiro
      @cha_ichiro  Год назад

      こちらこそコメントありがとうございます!

  • @ituwarinona
    @ituwarinona Год назад +1

    あの震災から10年以上経って震災を知らない世代すらいる中「震災を描くのは不謹慎」というのはただコンテンツを縛る枷にしかならないと思います。イタズラに取り上げるわけでもなく、真摯に向き合って作られた作品なのでむしろ作ってくれてありがとうとすら思う

  • @yopipimaru
    @yopipimaru Год назад +3

    遅くなりましたが観に行ってきました
    街の記憶を思い出す行為、そして最後の「いってきます」「ただいま」が今も心に響いてます
    RADWIMPSが災害の日に作っている曲の歌詞に影響されている部分もあるなと思いました
    行ってきますで帰って来なかった人達に向けた言葉の意味も含まれてるのかなぁと感じた意外にも深い作品でした

  • @user-hc3qj9kx9p
    @user-hc3qj9kx9p Год назад +6

    今年、岩手宮城へ旅行に行ったので芹沢のセリフに対する鈴芽の反応は少なからず共感できました。整備された10年後の彼の地はぱっと見綺麗なだけなんですよね。この作品を見られて何かを感じられた方はぜひ足を運んでいただければなぁと思いました。

  • @user-ip5oz7xc7z
    @user-ip5oz7xc7z Год назад +8

    ブラックパンサーのレビューが来るかと思ってたけど、そっちが来たか!
    ブラックパンサーの方も待ってます!
    個人的には配信はアーカイブが残っててもなかなか見る時間が取れないので、サクッと見れるメイン動画を前のように上げてくれると嬉しいなと思います。お仕事忙しいでしょうけど、もちろんできる範囲で!

    • @cha_ichiro
      @cha_ichiro  Год назад

      『ワカンダフォーエバー~』もう少しゆっくり作らせてください!

  • @_admin0
    @_admin0 Год назад +3

    やっぱり、芹澤の存在は必要不可欠だよね。終盤はどんどんと重い話になっていくけど、芹澤のスーパーカーが壊れるシーンを入れたり懐メロ(環さんに合わせた選曲)を入れて和ませたり、上手く調和出来てた思う。
    どうでもいい着眼点だが、環さんとつばめ、すずめの苗字が一緒、環さんは結婚していないので岩戸は親の姓であることがわかる。
    姉であるつばめさんも岩戸の為、離婚もしくは死別後に旧姓に戻したと考えられる。
    劇中に1回もお父さんが出てこないことに対する整合性が姓名で取れててここまでちゃんとしているの、凄いなぁと思った

  • @user-qf5kg1nc9r
    @user-qf5kg1nc9r Год назад +10

    昨日、観に行ってきました!
    【感想】
    小説版を見た限りだと、トラウマになりそうな展開も有ったので心配だったけど、最後迄楽しめましました。

    • @cha_ichiro
      @cha_ichiro  Год назад +1

      小説版で記載されていた「皇居」の件とか、
      映画版にチューニングしている印象でした。

    • @user-qf5kg1nc9r
      @user-qf5kg1nc9r Год назад

      @@cha_ichiro >コメントありがとうございます!

  • @kattsuo
    @kattsuo Год назад +2

    戸を締めることはその先に進もうとする意志の現れ。すずめの「いってきます」の言葉に希望をもらいました。

  • @user-xh7qs9ju9u
    @user-xh7qs9ju9u Год назад +1

    劇中最後の常世の景色は大丈夫のMVでRADがいた草原や、もっと遡れば秒速で貴樹くんが夢想していた世界のようだったことが印象的でした。しかも今回は夢ではなく2人が実際にその場でめぐり会い、しかも現実に帰ってくる。その後の田舎の駅での別れも秒速のオマージュでしたが、今生の別れではなく再び出会うための別れは確かにもののけ姫の締めくくりのようでしたし、秒速へのアンサーのようでもありました。いつもながら新海監督は自身の過去作をしっかりと踏み台にしながら、自身が描きたいテーマや画にフォーカスを合わせていく様子が見ていて心地の良い作品群だと感じています。

  • @hirokalucias2920
    @hirokalucias2920 Год назад +3

    最後の方の言葉で、今までの文明に対する戸締りは私たちがしなきゃいけないんだ、そんな風にも受けとりました。
    すずめのように、大事なものを選び前に進もうと。

  • @-dove5425
    @-dove5425 Год назад +7

    11日は雀の戸締りとワカンダフォーエバー同時で最高でしたね〜😂
    是非ブラックパンサーもレビューしてほしいです!

    • @cha_ichiro
      @cha_ichiro  Год назад +2

      もちろん『ワカナダ・フォーエバー』もやります!

  • @user-cw4gl1xi5c
    @user-cw4gl1xi5c Год назад +7

    場所を悼む、新海監督は本当に日本という国と生きる人たちを尊く思っているんだろうなと今作で余計思いました。(東京に住んでる人は嫌ってそうですが笑)
    なんというか過疎化していく地方や被災地を無駄に美化をせずに、過去は綺麗だった、そこにはちゃんと思い出があった、人々が住んでいた。
    そこに明確なアンサーは描いていなかったと思いましたが、その思い出や過去を忘れずに踏まえて生きていこうというエールを今作で感じました。

    • @cha_ichiro
      @cha_ichiro  Год назад +4

      ご指摘の通り、ここまで日本の未来を憂いてエールを送ろうとしている作家も少ないと思います
      「綺麗ではない」という描写もしっかりと日本という国に向き合っているようで、信頼できます。

  • @nobusatou39
    @nobusatou39 Год назад +3

    茶一郎さんの本作品のレビューがとても的確で、本作を見て感じたことの背景をもれなく説明していただいたと感じています。新海作品は好きで見てきましたが、メジャー映画としての前2作については、あまり興味を持てませんでした。それでも、監督がどのような映画を世に問うのかということへの興味から、息子と映画館に足を運びました。すると、予想外に大人の鑑賞に堪えるエンタメとして、同時に「日本人の物語」としてとても好感が持てる作品と感じました。「次の新海作品が楽しみです。」まさに、同感です。年齢を重ね深みを増した新海監督の次回作と共に茶一郎さんの感想レビューを今後も楽しみにしています。ありがとうございました。

  • @user-ct1yp2bw2h
    @user-ct1yp2bw2h Год назад +4

    笑いあり感動ありの最高傑作でした。

  • @user-kn6vq7oc9c
    @user-kn6vq7oc9c Год назад +1

    ※間違っている箇所がありましたら申し訳ございません。前提にすずめの戸締り最高でした。
     3作を見て個人的には君の名は、天気の子、戸締りでした。君の名は突如現れた天才作品!みたいな感じで、内容も一度見ただけでは中々理解できず何度も観に行く人が増えたのと、ED.挿入歌がメガヒットを起こし200億を超える大ヒット作になったと思っています。天気の子も年齢層は少し下げたかと思いますが、これもED.挿入歌、君の名はに出てきたキャラのリスペクトもありヒット作品だと思います。そして今回の戸締りは、個人的には歌、挿入歌等全体が盛り上がりがないと感じました。勿論災害の話なので歌などはあまり流せないと思いますが、それならopやEDにドンと印象に残る、トレンド入りするぐらいの歌の圧が欲しいと感じました。内容も過去2部作なら展開が見えないですが、戸締りは「だいたいこうなるよね」、「ミミズが出たら戸を閉める」と先がおよそ分かるので内容は....でした。ただ轟音で聞いたのでミミズが出た時の音は迫力が凄まじく鳥肌もんでした! 皆さんの意見もお聞きしたいです🙇‍♀️

  • @user-lw1xh7im8r
    @user-lw1xh7im8r Год назад +5

    何気なく見たけどこの人語彙力ありすぎだろ。もう本書け

  • @texmex_tacos
    @texmex_tacos Год назад +1

    3月11日のところで劇場の雰囲気一瞬で変わったのを感じたな…

  • @user-pf5cj8tb2t
    @user-pf5cj8tb2t Год назад +2

    熊本地震、芸予地震、阪神淡路大地震、関東大地震、東北大震災戸締りの場所で実際に大地震が起きていることに気がついて軽く震えた。怖いわ

  • @Encore196
    @Encore196 Год назад +3

    個人的にドライブシーンでの被害にあったすずめと岩戸の空気や心境と何不自由なく過ごした芹澤の空気読めない、心境違いが顕著に出たシーン
    現実の私達にも通ずるものだと感じました。

  • @user-cd2rw7jh1w
    @user-cd2rw7jh1w Год назад +7

    本当にお疲れ様ですー。
    無理なさらずにゆっくり休んでください...

    • @cha_ichiro
      @cha_ichiro  Год назад

      ありがとうございます!
      ご心配おかけしてすみません…ゆっくり休んで『ワカンダ・フォーエバー~』作ります!

  • @saranmorishima8110
    @saranmorishima8110 Год назад +1

    すずめの戸締り、あまり共感できなかったし、散漫な感じがして好きな作品ではなかったのですが、茶一郎さんの解説を見て、好きじゃなかった理由が腑に落ちました。それと同時に、初見ではキャッチできなかった監督の意図を知ることができて、もう一度見てみたいなと思うことができました。やっぱり、映画は知識と教養と感性があればあるほど深く楽しめるんですね😂

  • @neo1154
    @neo1154 Год назад +7

    ダイジンの目的・動機・理由がよく分からなかったなぁ

  • @user-tr4id2xn9k
    @user-tr4id2xn9k Год назад

    あなたの語り好きすぎる!!特にハキハキした話し方◎

  • @helloescargotisland
    @helloescargotisland Год назад +3

    素晴らしいレビューですね。心に刺さります。

  • @shiba1127
    @shiba1127 Год назад +8

    レビュー動画ありがとうございます。
    災害三部作「君の名は。」「天気の子」「すずめの戸締り」
    自分にとっては、どれも大切な宝物のような作品になりました。
    今作は災害に特に真摯に向き合った作品だったかと思います。
    以下、ネタバレ含むレビュー感想



    茶一郎さんの「描いてよかったのでしょうか」の思いも分かります。
    これだけ劇場を圧迫した超大作で、センシティブな内容を真正面から描いています。
    (事前にアラートについては告知されていましたが、3.11が直接不意打ちのように出るのも批判の対象でしょう)
    ただ、これは作品規模での可否の話ではないので、扱った上での「悼む」気持ちが誠実であるかどうかが大切かと思っております。
    観られた方は、当事者の方には無理に進めずに、進んで向き合える心持ちになっている方だけに観て頂けるようにして頂きたいです。
    終盤の芹澤の台詞からのすずめの台詞は、非常に現実的な温度差だと思います。
    人は忘れていくし、それでも生きていく。それでも、そこにあったものを思わずにはいられない。
    ラストの草太の台詞「生きていたいと願う」の言葉と、
    小すずめとすずめの会話は、日常ですら掛けられたかった言葉。あの言葉だけで救われる、少なくとも自分自身へ寄り添える言葉だったと思います。
    また、不安定な大地で生きる僕らにとって、「いってきます」「いってらっしゃい」の言葉の大切さ。「ただいま」「おかえり」と伝えられる喜び。
    それらが全て愛おしく思える、思い返せるような、そんな映画だったと思います。

  • @user-gn9in3kt2x
    @user-gn9in3kt2x Год назад +4

    「戸締まり」「行ってきます」にどんな意味やメッセージが込められているか、私にはわかりませんでした。すずめの戸締まりを観終わってから今までずっとそのメッセージや意味を考えていましたが、この動画を見てようやく腑に落ちました。
    観終わった直後は、正直今作は微妙かな?と思っていましたが、動画を見終わった今なら違った感想を抱けそうです。茶一郎さん、ありがとうございます。

    • @user-kg1tk8ru9n
      @user-kg1tk8ru9n Год назад +6

      この映画、分かり易いここで泣け演出をしていないんです。話を追ってる内に見た人の心の中にあるトラウマやら心残りが刺激されて感動する。だから、心に引っかからない人には全く何をしたかったのか分からないまま終わってしまうんです。

    • @cha_ichiro
      @cha_ichiro  Год назад +1

      お役に立てて幸いです…

  • @BOIN-REI
    @BOIN-REI Год назад +10

    「この辺に、廃墟ない」と言ったのが、ハゲたオヤジだったらこの物語はスタートしない、

    • @iwata4222
      @iwata4222 Год назад +1

      そらそうだろwww
      鈴芽振り返らず逃げてるわwww