【俳句さんぽ・第51回】身近な存在の猫。猫の恋を心情深く十七文字に表現する。
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- Опубликовано: 9 фев 2025
- 俳句上達への道。俳句さんぽ、ちこと申します。
名句秀句を読み(朗読)鑑賞する(味わう、学ぶ)
春の季語の猫の恋を読んだ句を紹介いたします。
先人の名句秀句には感動と学びが詰まっています。
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参考資料
編者 講談社 日本大歳時記 座右版
角川春樹 合本現代俳句歳時記
監修 大野林火 入門俳句歳時記
編著者 山本健吉 鑑賞俳句歳時記
著者 山本健吉 定本現代俳句
石寒太 PHP文庫 俳句日暦
後藤比奈夫 憧れの名句
堀本裕樹 俳句の図書館
編者 尾形仂 新編俳句の解釈と鑑賞事典
飯田龍太、大岡信、大谷篤蔵、尾形仂、川崎展宏、三好行雄
森川昭、山下一海 日本名句集成
鷹羽狩行 鷹羽狩行の名句案内
編者代表 水原秋桜子 俳句鑑賞三六五日
編者 「週間俳句」 虚子に学ぶ俳句365日
RUclipsオーディオライブラリー
Twitter / @chikohaiku229
こんにちは。今回も素晴らしい朗読と鑑賞をありがとうございます。d(^-^)/
季語「猫の恋」の本意本情には仰る様に”一途で強引な感じの裏腹に滑稽さともの悲しさがちょっぴり交じる”感じが致しますねー。心情をはっきり表す”恋”という字が付いた季語なので句としては客観写生がやはり相応しいのでしょうかね。今回ご紹介戴いた各句はいずれも周りの情景をきっちり描くことで主人公の猫の”映像としての立ち”がより一層鮮やかになっているように思いました。
その中で、(2:55)「うらやまし思ひ切る時猫の恋 越智越人」の句だけは「うらやまし」とはっきり自身の心情との二句一章を構成しているのが却って際立っている感じがしました。この作者は江戸期の俳諧師で蕉門十哲の一人との事で、現代人と全く変わらない”恋に対する思い入れ”に一人感動してしまいましたw。
安宿に声真上から猫の恋 紅屑 φ(- - )
深く解説していただき、ありがとうございます。越智越人の句は古臭さがなく江戸期の俳人と知りびっくりしました。
猫と猫とは鳴き声でコミニケーションを取らないみたい人へのアピールみたい!
何で鳴いているんだよ!
そうなんですね😯何で鳴いてるんでしょ