【出生前検査】微細欠失症候群を対象としたNIPTについて（認定外医療施設で行っている”微小欠失”の検査とは、どういうものなのでしょうか？）

現在、学会の認定を受けていない医療施設が、NIPTでいろいろな種類の疾患を対象とした検査を行なっています。その中に『微小欠失』を見つけるという検査がありますが、これはどういうものを調べる検査なのでしょうか？
　多くの施設で、なんの説明もないままにこのような難しい検査が実施されています。どのぐらい心配しなければいけないものを調べようとしているのでしょうか。また、検査でどこまでわかるのでしょうか。検査の精度は確かなのでしょうか？
　検査を受ける方もよくわからずに受けているし、検査を扱っている側も、よく知らないまま検査を売り込んでいるのです。
　この動画では、この検査を扱うことの問題点について、簡単に説明しています。
NIPT検査を実施する施設が増加し、それとともにたくさんの項目の検査が行われるようになっています。しかし、いろいろな検査項目はあまりにも専門的すぎて、いったい何の検査なのか、果たしてどの程度必要な者なのかなど、よくわからないままに高い料金を取られていることも多いと思います。
　この動画では、まず学会認定施設と認定されていない施設との違いを簡単に説明しています。詳しい説明は、ブログにまとめていますので、そちらも合わせてご覧ください。
　よくわからないものに高いお金を支払って、本当にその価値のあるものなのか、きちんとわかった上での判断が必要だと思いますし、よくわからないままに売り物にして利益を得ようとしてる人達の行いは、問題があると言わざるを得ません。一日も早く、この検査が適切に扱われ、日本の妊婦さんたちが困ることのない状況に是正されることを望んでいます。
【FMC東京クリニック】は、出生前検査・診断と遺伝相談・遺伝カウンセリングの専門施設です。
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#出生前診断 #NIPT