ぶっちゃけ、高いバイオリンって必要ですか?
HTML-код
- Опубликовано: 8 сен 2024
- ◆プロフィール
【中 奏(なかかな)】
Sonare Music Lab主宰
1987年生まれ、神奈川県出身。桐朋学園大学卒業。同大学附属研究科修了および桐朋オーケストラアカデミー修了。
国内プロオーケストラへの賛助出演、紅白歌合戦やカウントダウンTV、ミュージックステーションなどのメディア出演も多数行う。
「誰でも、どこでも、何歳からでも」をモットーにバイオリンスクールを主宰。
その独自のメソッドで、これまでにレッスンを受講した生徒は200名以上にのぼる。
・ブログ
violinstarters...
・Twitter
/ kana_violin
・instagram
/ kana_naka_violin
いい楽器を持つと楽器に育てられます。もっと巧く、もっと美しい音と向上心が湧きます。名器は弾いていて楽しく、ずっと弾いていたくなります。ただ、数百万までの楽器の価格の差は本当にあてになりませんね。日本では特定の製作者や生産国に限って法外に高くなる傾向も強く、これらは楽器の性能とは必ずしも比例しないので注意ですね。コンクールでは名器を一定期間レンタルするのも一つの方法だと思います。
私は中学生の時に親に買ってもらったヴァイオリンを30年間ずっと使ってました。最初はそれで良かったんですが、だんだん自分の出したい音が出せないと感じ、先生にも「君はヴァイオリンを替えたら、きっともっと上手くなるよ」と言われたので、半年以上かけてアメリカと日本で色々試して、今の楽器(50万円弱)を購入しました。そしたらなんと弾きやすいこと!自分の求めてる音もすぐ出るし、前より弾いて楽しくなりました!弦も色々試して、自分の出したい音&ヴァイオリンに合ってる音を見つけて、Peter Infeldに落ち着きました。
やっぱり自分が欲しい音が出る楽器を探すのが、一番だと思います。昔伴奏した子は、私と同じ会社の少し格が高いやつを購入して、色々弦を試して、今に落ち着いたそうですが、とってもいい音がするので、コンペで優勝した時も周りにさぞかし高い楽器を使ってるんだろうと思われたらしいです(笑)
昔、世界まるごとhow muchというクイズ番組があって、ウイーンフィルのヴァイオリンが平均200万円だったことを覚えています。あそこは団所有楽器を弾くことになっていたり、レートや物価も当時とはちがうとかありますが、とても驚いたものです。
先週、ヒラリーハーンさんのマスタークラスに娘と行きました。ユースで演奏したうちの1人が、スキルは驚愕のレベルでしたが、何故か音量が足りてなく、楽器の種類について正に考えてしまいました。ヒラリーさんは、とても素晴らしい指導をされました。立ち方、バランス、構え方。当たり前の基本は、楽器以前のスキル。すると、なんと音量アップしました。ヒラリーさん、やはり神ですね。★彡
マスタークラスの講師の中には自分の楽器を演奏して聞かせるショーオフがあって残念だから、私は弾かないで今日は皆さんの演奏を聞きに来ましたと仰ったのには泣けました。無料でサプライズで開講して下さったバンクーバーシンフォニーに大感謝でした。子供達も生涯忘れない出来事なはずです。更に高価なバイオリンの購入は、これから先に自分たちで見極めるのでしょうね。
言われてみればそうですね。他の学部も同じで、大学入学はゴールではなくスタートなんですよね。入学しただけでは意味ないです。
常に研究し続けて、勉強し続けて、練習し続けて、自分を高めるために自分と戦い続ける。
この動画のおかげで、スポーツも芸術もビジネスも、どんな分野でも一流を目指すということは同じようなイバラの道を自分で切り開いて進むことなんだと感じました。
ありがとうございます。
こんにちは。ほぼ、チャンネル開設当時から欠かさず拝見しております。いつも、素晴らしい切り口の企画と構成で、楽しく拝見しております。
初めてコメント致します。
大阪野郎さんがおっしゃっていますが、ヨーロッパの中でも東欧諸国のプロオケは、経済的な理由もあって、日本では考えられない程、廉価な楽器を使っています。また、歴史ある某国際コンクールの優勝者も50万円程度の楽器で第一位を獲得しています。やはり腕前が最優先ですね。
ヴァイオリンの値段を珍重するのは、日本と韓国、そしてアメリカだと思います。プロとして生涯弾き込むヴァイオリンは手工製ので丁寧に作られたものであれば、充分に使用できると思います。
ただ、高価な古い楽器というのは、やはり引き継がれた歴史や、当時の製作家の遍歴に思いを巡らすとロマン溢れますよね。自分も憧れます。高額な楽器は、唯一、しかし、重要な事として、演奏家をその気にさせる事だと考えていますよ。
音楽は完全解の無い世界なので、その気になって演奏できるというのは、とてつもなく重要な事ですね。
雑談失礼致しました*\(^o^)/*
練習用の中国製バイオリンを弾いています。
安価といえど楽器から教わること、たーくさんありました。楽器の成長を見るのも楽しいです(弾き手の成長は目を瞑ってマス…)。
バイオリニストが楽器の高い安いを話す時、“安い”が普通の人の感覚だと全然安く無い点について。
ぎゃん…ほんそれです
バイオリン初級者ですが、6万円で買ったヤマハのブラビオールを使っています。
この6万円の楽器を弾いている伊藤亮太郎さんのyoutubeがあって、信じられないパフォーマンスで、ツィゴイネルワイゼンやブルッフのコンチェルトを弾いていました。
安い楽器でも自分の能力次第で、そこまで音を出せるなら、逆にカッコいいような気がします・・・
ヴァイオリンに限らず楽器全般ですが、良心的なリペア職人の手にかかると、スチューデントモデルでも驚くほどの性能、弾きやすさになります。
(さすがに音色は固有ですが。)
ヴァイオリン弦は銘柄によってずいぶんキャラクターが変わりますよね。
しかも、消耗品なのにえらい高価。
私は色々試して最もオーソドックスなドミナント+ゴールドブロカットへ戻りました。
ギターだと本当に考えさせられます。これは私個人の感想なのかも知れませんが、「鳴りのいい、綺麗な音」のギターが必ずしもいいギターとは限らないという感覚があるんですよ。。。
鳴りが良過ぎて「抜けて」しまうという欠点を感じてしまうんですよ。腹にズンズンと響く感じがないというのか。。。
でも、これはバイオリンと違ってギターが撥音楽器であり、かなりパーカッシブに弾かれやすいという側面があるからなんでしょうね。
勉強になりました。
すごくわかりやすかったです。若いときに聞きたかったです… 大学に入る前に… 私はバイオリンではなかったですが同じだと想いました…
下手な身としては練習に行き詰まると時々(いつも)こう考えてます。。 良い(高い)バイオリンに替えたらもっと上手に聞こえるかもしれない。良い(高い)弓に替えたらスピッカートがもっとうまく飛ぶかもしれない。。しばらくすると正気に戻ります。
音高音大で
平均700万前後、稀に1000万超、逆に400万以下という感じでしたが、1番大事なのは弓とヴァイオリンの相性だなと思いました
ちゃんとした説明ありがとうございます。なかなかわかりやすくて良い説明だと思います
20年くらい前ですが、30万円台のチェロで音大に合格した人がいました。そして合格後に将来を考えて一桁上の楽器に買い換えたそうです。ヴァイオリンでも同じでしょうね。
あと、あるレベルまでは楽器本体より弓にお金かけた方が良いですから、いつか弓を選ぶ話もお願いします。
メンテの話です。
ヴァイオリンに限らず、全ての生楽器で最も重要なのは調整であることに異を唱える人はいないでしょうが、ペグの調子がいまいちと悩む人多いですね。
そんな時、コンポジション(茶色いヤツ)やペグソープ(無色のヤツ)で何とかしようと試みますが、それでも上手くいかない場合、チョーク(学校でお馴染みの)を塗ると良い結果が得られる場合があります。
ただし、
このやり方はペグ軸もヘッド穴も磨耗を早めるので、あくまで自己責任です。
(特にペグがボックスウッド等の軽量材は要注意!)
磨耗した軸と穴の修復には最低でも数万円はかかるし、リペア職人の腕次第とは思いますが、見栄えが元通りにはなりません。
この時は何度か毛替えを頼んでいた首都中心部の専門店に送ったのですが、機能的には満足でしたが、ヘッド側面の見栄えが悪くなりました。
楽器は見栄えも良いに越した事はありません。
ヴァイオリンリペアは有資格作業ではないので、ピンからキリまでいます。
私はヴァイオリン始めた頃、素人同然のリペアで、弓のフロッグ壊された事があります。
しかも、それが判明したのは、後に別の業者に毛替え依頼した時に指摘された。
半年の間隔が有ったので、壊した業者には連絡しませんでしたが(どうせクレームしても、また同じ結果になる程度の技術力と判断した。)、それ以来、先代店主時代からギター絡みで訪ねていたその店とは、現在に至るまで二度と関わる事はありませんでした。
最近では、税金対策でとりあえず店を残してるだけみたいで、全くやる気は無いみたいだし。
何しろ市内の一等地にテナントビル建ててますからねぇ。
大人が他人からお金を受け取るのは、重い事なのです。
結果を出さないと、全ての信用を失ってしまうのです。
逆に、対応出来ない事ははっきり断れない人は信用を失うのです。
素人が技術屋を標榜するなどおこがましい。
このように何十年経っても色々書かれる羽目になるのです。
中には、クリエイターの様に正解はないけど間違いはあるという、抽象的な世界もあるでしょうが。
いくら業界事情を知らなかったとはいえ、ヴァイオリンを全く弾けない店主の「リペアは自分がやります。」という言葉を信じてしまった自分に対しての負い目もあったし。
良いリペア職人と関わる事も、音楽ライフを続ける上で重要です。
特に生擦弦楽器の弦高調整は、ギター類とは力学的な意味が全く異なりますからね。
駒の垂直方向の力は、表板のみならず魂柱を通して裏板にも伝わるのです。
その力は強すぎず、弱すぎず、つまり弦高は弾きやすさだけではなく、楽器全体の振動特性にも影響するのです。
駒は駒屋ということわざがあるくらいです。
とは言うものの、数百年の歴史から、各部の標準寸法はおおよそ決まっているので(検索すれば出て来ます)、必要ならば数字を交えて打ち合わせ出来る職人が付き合うに値する人と言えるでしょう。
何しろ、ネック、指板、バスバーなど一部の寸法形状を除けばなんと300年前の規格で製作され続けている楽器ですからね。
中には勘だけで作業する人も絶対にいないとは断言できません。
再現性の無い技は技術力とは呼ばないのです。
地方在住者で、どこへリペア依頼すればよいか分からない人は、全国各地のAEON MALLなどに入ってる、結構下に見られがち(失礼)な島村楽器が意外な穴場です。
頻繁なリペアが必要な管楽器は職人が常駐する専門店で購入すべきですが、擦弦楽器リペア職人が常駐する店は地方にはないし、そんなにしょっちゅうリペアが必要になる楽器でもないので。
店の受付担当者の対応次第とは思いますが。
全国をリペアセンターでほぼ一括対応するし、かなり細かく具体的な提案を送ってきてくれるからです。
しかもセンターの大将がヴァイオリンリペア界のレジェンドみたいな人らしいので。
高額でデリケートなオールド楽器のリペアも手掛けられているらしい。
そういう路線の専門店舗もある様だし。
組織力もある様だし。
それなりの送料が発生するのは地方在住者にはやむを得ません。
それと、たまに勘違い人がいるようですが、こういった依頼は値引き交渉する様な性質の取引ではないので。
今の予算だと、この作業は今回は止めておこうという様な相談は出来ます。
それを判断しやすい様に各箇所毎に分かれた写真付き調査対策見積りレポート送ってきてくれますので。
伝統的職人世界らしからぬ、現代の経済常識にかなった合理的なやり方だと思います。
職人技の世界では、自分が経済社会の一員である事を忘れかねないが、こちらの職人達は「社会人」と感じましたね。
もちろん、専門性に問題有る専門家では話しにならないのですが、島村さんは少なくともリペアに関しては、世間のイメージとだいぶ違ってずいぶん良心的ですよ。
世間に代わって私がフォローしときます。
受付担当次第なのかもしれませんが。
少なくともヴァイオリンの販売実績のある店舗が安心でしょうね。
中には飾りと化している店舗もあるので。
梱包発送だけ考えても、相当な慎重さが必要というのは、皆さん実感してますよね。
私は関わる可能性はありませんが、教室の講師が自社社員というのも(講師専業の方も、店員を兼ねてる方もおられるので、細かい事情は知らない。)、某世界的超大手とは異なる方針で、私は好印象を持ってます。
モールテナントなので、教室は強烈に狭いですが。
島村楽器の悪い噂は、再春館製薬が昔は評判悪かったのと同じ事ではないかと。
両社とも、昔は徹底した売上至上主義で、各販売員には厳しいノルマが課せられていたのだそうです。
個人にしろ組織にしろ成長期には周りが見えなくなるものです。
その時期に犠牲になった従業員は気の毒ですが。
リペアを依頼する時は、もちろん自分が何に悩んでいるかは、しっかり相手に伝えなければなりません。
人生全てに言える事ですが。
「求めよ。されば与えられん。」
です。
(例の「見栄え」は、変なニスで補修されているのでもう直せないとの事。その業者を非難しておられたが、すでに後の祭り。
でも本音を語ってくれたので、信用した。)
フルートなどのベーム式木管楽器のリペアは2~3か月毎、長くても半年毎には出すけど
(ごくわずかなエア漏れでも演奏不能になる、
キーメカに外から注油しても内部まで浸透しない、
可動部の磨耗微粒子汚れを清掃しないと動きや耐久性に支障が出る。)、
生ヴァイオリンのリペアなんて20年で数回出しただけなので
(それほどに傷む楽器ではない、あくまで弾き易さ、使い易さ対策)、
そんなに情報持ってないからですね。
その少ない経験を精査した、今の時点での私の結論です。
改めて、かな先生、素晴らしい🎵ガダニーニのお話、とても納得しましたが、先生本当は欲しいですよね。本物が判るバイオリニストに良い楽器で弾いて頂きたいです🤗
弾くのであれば「本物の楽器」を買う必要があると思います。本物であれば相応の対価は必要になるでしょう。然し、使う材や、ペグやブリッジ、ブレーシング等、それらのコストにそれ程大きな差が出るものでは無いと思います。余りにも高い楽器がありますが、それらにはブランド料、イメージ料等 non-musical な価格が大幅に積み上げられている場合が往々にしてあると思います。一体幾ら利益を取っているのか? 問題はそこです。楽器の真の価値において「高い = 良い」という等式はストレートには成り立たないと思います。
かなさんのお話し通りです。
私の場合は 最初から 私も親も ヴァイオリンは趣味で習っていたから 廉価なカール ヘーフナーです。
そのカール ヘーフナーを 60年使っています。
今も昔も 京都市交響楽団のヴァイオリン奏者のヴァイオリンの値段 高価と安価 二手に分かれています。
かな先生こんにちは。
ドイツの古いバイオリンを使っていますが、だんだん難しい曲に挑戦するようになって今の楽器では出したいと思う音が出ない、と悩んでいる矢先でした。
この動画はとても参考になりました。
そうですね、日曜大工の大工道具と家を建てるプロの大工では求める物が違いますよね。
時間をかけて自分の求める音を出してくれるバイオリンを探そうと思いました。
200万しない楽器を今借りていますが、音は凄く綺麗でした。ちょっと雑に扱っても安い楽器とは違いしっかり鳴ってくれるので、高い楽器の良さを少しだけ感じました~。でも、同じ金額でも好みじゃない音色の楽器は、弾きたいって気持ちがなくなってしまうし、楽器って難しいですね!
「何のために」というのは基本的なことですが、私はつい見落としがちです。
プロの奏者になりたいから良い楽器がほしいけれど、音大に入ったところでプロになれるかは分からない。
今から高額な投資をしていいものか。でも最初から逃げ腰ではプロになんかなれない、と言われそうで悩ましいですね。
いつも楽しく拝見しています😊
私は大人から始めた、趣味で弾いているほぼ初心者ですが、一度買い替えを経験しました。
タイミングは、私が表現したい音を追求するには今の初心者バイオリンでは難しいから、次にステップアップする時期だよと先生に勧められた時でした。
買い替えたバイオリンは数十万のもので、高級とはいえないかもしれませんが、それでも買い替えたバイオリンからは沢山の学びがあり、今も教えてもらうことがたくさんあります😊
某弦楽器屋さんに聞いたのですが楽器の値段が決まる要素って、音色とかは直接には関係ないそうです。産地・製作年代と製作者が誰かによって決まるとのこと。つまり、楽器のスペック(音色とか)と価格は直結しないとのこと。。。
昔のオーディオマニアは
スピーカーコーン紙は古くなって破れる寸前が最も音が良いと言ってたし、
果物は腐れる寸前が一番旨いと言うし(私は気持ち悪くてダメです。)、
年寄りには長年の経験と知恵があると思うし(無ければ単なる老害です。)、
木材も朽ち割れる寸前が一番振動特性が良いのかも知れませんが、それって実用に耐えるんですかね。
100年越えたヴァイオリンはたいてい表板割れの修理跡があるといいますね。
その修理跡が振動を程よく抑える特性が「古い楽器の音」なんじゃないんですかね。
部品変えても音色が変わるくらいなのに
(部品には自らの質量による制振作用で、その加減でツヤにもノイズにもなる高周波倍音成分を抑える効果がある。)、
心臓部である振動板に補強ピース接着したら、そりゃあ変わりますよね。
私だったらもし宝くじに当たっても、板の割れた楽器なんて買いませんがね。
そりゃあ、修理工賃だけで何十万円も掛かってるでしょう。
楽器商は、そこに価値があるんですよなどと言うんでしょうな。
本来尽きている寿命を無理やり伸ばして苛酷な重労働させている老人虐待に見えるんですが。
大人が自分のお金で何を買おうが本人の勝手ですが、私には陶器の接着修理跡を愛でる趣味と同類の、単なる骨董趣味にしか見えませんがね。
(陶器の場合、接着粘土に金粉を混ぜてわざと目立たせ、それを観賞するという、私には想像を絶する世界らしい。普通、いかに修理跡を目立たなくするかがリペアの常識ですが。暇と金をもて余した人の考える事は私には分かりません。)
骨董は単なる飾りだけど、楽器はハードに使われる実用道具ですよ。
精神衛生的にも、いつあの世へ旅立つか分からない老いた楽器より、若くて健康な楽器と共に年輪を重ねる方が相棒として相応しいと思うのですがね。
しかしながら、骨董を有難がって大金を払う人がいるから、経済が回るんでしょうけど。
古物の値段は需要と供給のバランスで決まってしまうので、いくらボラれたと思っても訴える事は出来ません。
(余談ですが、悪名高いボッタクリバーも、いくら不当なサービス料金を請求されてもその金額自体は違法ではないので、違法な客引き行為や脅迫監禁など別件で検挙するしかないんです。
まあこちらは反社による最初から悪意を持った事業なので、悪質度の次元が異なりますが。
法律はしょせんは人間が作るモノで各団体、勢力の利害の妥協点で制定されているので、完璧という事はあり得ないのです。)
人が作った道具には経年変化は有っても、いくら昔は生き物だったとはいえ勝手に魂が宿ったりしませんよ。
それでも自分が納得して大金を払うんだったらwin-winだし、将来の値上がりを期待して投機目的で買う人もいるだろうし(何の保証も無いから投機なのですが)、道具を信仰するうちはまだいいけど、実在しない存在に大金つぎ込む様になったら人生終わりですよ。
バイオリンは初心者セットと30万くらいの新しいハンドメイド品とヤフオクで1万数千円で買ったおそらくドイツ製の40年物と三梃持ってますが、少しカスタムしたもののヤフオクバイオリンが一番良い音が出ます。
結構個人的に色々いじくり回しますが、ペグやテールピース、駒や肩当て顎当てと組み合わせを変えてみるとベストなバランスのバイオリンになりますよ。
1番重要なのは使いたい弦に合わせてセットする事と思ってます。
ベースがそこそこのバイオリンなら演奏のスタイルやレベルが変わっても弦やアフターパーツを変える事で良い音で演奏できると思います。
聴き比べ等でプロの方でもストラドの音を判別できない事もあり最後は好みですよね。
高いバイオリン=良い音が鳴る、では決してないと思います。
ギターだと制作家にオーダーで作って貰うのに30万くらいから有ります。
50万くらいならプロユースに耐えられるみたいです。
ヴァイオリンは価格のレンジがだいぶ違うみたいですね。うん千万なんてのもあって、百万でも高価とはいえないそうで。
より反応の良い楽器を持つ事で演奏技術が上がったり、タイプの違う楽器を持つ事で演奏スタイルが変化したり。
私も楽器を演奏しますが、確かにそうですね。
必死に練習して高額な楽器を購入して、ようやく薄皮一枚分ほどの技術を積み上げていく。
大変な世界ですね。
かな先生の説明に加え、やはりオールドの弦楽器は「楽器+工芸品」ということを強調されても良いと思います。
単にイタリア製のオールドというだけで値段が跳ね上がります。だから通常の工芸品と同様、贋作や怪しげな楽器は
いくらでもあります。逆に東欧などで作られた楽器は値段の割に良い楽器があると専門家は言われています。
ヴァイオリンで100万円を超えると、値段と演奏する為の道具としての価値は比例しないと考えた方が良いでしょうね。
かな先生おっしゃる通りですね。自分の技量が向上して音楽的な要求に楽器のポテンシャルが追いつかないと感じたら買い替えすればいいと思います。
私はフルートを吹きますが、高級品の金製フルートを手にしても音が出ないでしょうね。なぜならプロのような強い息を出す能力が無いからです。ただ一度どのくらいの能力を求められるのか試奏して楽器に教えて貰いたいですね。
ただ弦楽器と違って管楽器は年々性能が進歩します。特にヤマハは設計・材質が近年驚く程向上しています。ですから安価な楽器から高価な楽器へとか長年使って寿命が来たというよりも楽器がモデルチェンジしたあるいは新モデルが出て格段に性能が上がって吹き易くなったので買い替えるのが多いですね。また管楽器奏者は技術的な知識が豊富で好奇心の強い知的な人が多いです。新素材だとか今まで無かった技術が入った楽器が出るといろいろ試したくなって買う人も結構いますね。そのへんが弦楽器奏者とはちょっと違っているかもしれません。
同じくフルートやってヴァイオリンにも手を出し始めました 14Kの楽器をメインで使っていますが、音のパレット数は総銀の方が創りやすいように感じます 性能進歩は永原フルートの永原さんは未来志向とご本人から伺いましたが、ベーム式初期の楽器やルイロットのような懐古主義のものに、モダンが逆立ちしても出せない魅力的な味わいもあるのかな、とも思います 木製ではフルート、ヴァイオリンともに100年以上前のものを愛器としていますが、モダンでは出せない音色に癒やされます
ヴァイオリン始めるときに20万円のもの(弓は別で10万円のものにしました、スキルアップすれば将来買い換えると思います)にしようとして専門店に行って、この動画とは別のものになりますけど、ちゃんと鑑定書の付いている楽器を(専門店の店長さんの話では)都内で一番ヴァイオリンの上手い店員さんに一日お付き合いいただき、選びました 楽器に触れて教えてもらうことも沢山あるし、なによりこんな高い楽器なので愛着もあり、毎日の練習の活力になっています 音大、仕事と両立できるようなら行ってみたい気もありますが、趣味としての立ち位置で高みを目指していけるなら、今のままでも良いのかなとも思います
私のような趣味人には無縁の世界の話題ですが、子どもの頃から何百万円とかいう話ししてたら、間違いなく金銭感覚狂いますな。
その金額稼ぐのがどれだけ大変かは、世に出て初めて衝撃を受ける事でしょうな。
新作楽器は価格算出基準があらかた決まっているはずだが、古い楽器に関しては、商人の論理の影響も否定出来ないのでは。
一時期習っていた超マニアックなヴァイオリン講師からの情報や、図書館で読み漁っていた書籍の情報でも(商人側のではない)業界裏話色々聞かされましたよ。
まあ、それでも自分が納得して払えばwin-winだけど。
人間には能力を最大限に引き出すプラシーボ効果もありますからね。
しかし、相手は楽器を高く買わせるプロ中のプロという事は頭に入れておいた方が良いと思います。
話しは現実的な金銭感覚の世界へ戻りますが、以前、車買い替え費用を趣味で高額新作楽器に注ぎ込んだ人がいたけど、腕が伴わず楽器が浮いてました。
ニス層は確かに美しかったです。
まあ、趣味人の中には所有する事自体を喜びとするコレクターもいるし、大人が自分のお金をどう使おうと、他人がとやかく言う事じゃないですけどね。
趣味用にはエレキヴァイオリンがなかなか便利です。
昔は使った事ある人が少なかったので、へんな癖が付くなど否定的な意見が多かったのですが、私の20年来の経験から、便利な道具と断言出来ます。
機種にもよるので、ある程度自分の見識がまとまってから選ぶ方が理想的。
ただし、格安エレキは格安生楽器ほどには進化していないので、避けた方が無難。
長く使うには補修部品の入手性も担保しておく必要があるので、名前の通ったメーカーから選ぶのが無難。
ペグは、微調整はアジャスタで行うと割りきった方が良いでしょう。
(少なくともケミカルくらいでは改善出来ない。)
肩当てや顎あてが特殊構造形状だと、私の様に色々改造する羽目になります。
(重要チェックポイント)
肩当てと言えば、
以前、まなみ先生が紹介されていた
WOLF社「ForteSecndo」、
私も取り寄せました。
最初に体に合わせて板を曲げるのに神経を使いましたが、G線側をかなり上げた状態で保持出来るので、低音だけでなく、高いポジションも弾きやすいです。
剛性がちと低めで楽器から外れやすいのが気になりますが、長年、こんなポジションが取れたらいいなぁと思っていた事が実現出来て、まあ満足です。
話しはエレキヴァイオリンに戻りますが、
趣味の為に住環境を変えたり、勤務時間を変えたり出来る人などめったにいません。
エレキヴァイオリンはシールドケーブルをレコーダに接続するだけでノイズレス録音出来るし、アンプやアコースティックエフェクタを入れると細かく音作りできる。
それらの回路が、楽器側に内臓されている(アクティブ:要電池)タイプもあります。
なんといっても、部屋で夜弾けるのは強みです。
(全く音が出ない訳ではありませんので、深夜は避けるべき。)
とはいうものの、生楽器とは少々演奏感が異なるので、機会が許せば時々生楽器を弾いて、感覚誤差を脳内補正する方が望ましいです。
私は、エレキの方がややピッチが取り辛いと感じます。
ただ、ネックが薄い為か、高いポジションが楽です。
(機種によると思う。)
どうしても機会がなければ電源を入れずに弾くだけでも、私の場合、ある程度の補正効果はある。
楽器全般に言える話しだけど、調整は大事です。(弦楽器は特に弦高で性格がずいぶん変わる。)
趣味のヴァイオリンには、ちと音はきつめですが、へたらないカーボン弓お勧めです。
へたれ弓は全く演奏不可能になります。
木材自体がへたると、反り付け直しは無意味になります。
フェルナンブコ材は取引が禁止されている事も頭に入れておく必要があります。
以前はオモチャ扱いだった、特に2万円くらいの格安品の進化が著しいです。
昔からカーボン使ってる人は、コスパの進化に驚きますよ。
教室の先生方が生徒さんに勧めているハイコスパ機種があるという話を馴染みの店員氏から耳にしたので、コスパを何よりも重んじる私も取り寄せてみました。
楽器店の某世界的超大手音楽教室なので、音大うんぬんと言うような生徒は一人もいないと思います。
平均所得が低い地方都市だし。
有名楽器商の昔から名前だけは知ってたプライベート安物楽器ブランドシリーズで
巻き線の蛍光グリーンがなかなか強烈ですが、そのパッと見のオモチャっぽさが気に入りました。
「キティちゃんの皮をかぶった猫」が私の好みなのです。
(猫が本気になった時の身体能力を甘く見てはいけません。)
しかも、選定用にブランド元商社(有名な弦商社)からわざわざ3本送ってきました。
(内、2本は横反りしてたのでハネました。)
横反りしてない一本は、松脂の食い付きがいまいちでしたが(毛量も少な目に感じた)、重心が他の個体より手元寄りで私には使いやすかったです。
なんでシート貼り込みカーボン竿の重心に個体差が出るのかは分かりません。
(毛量差かな?)
可動部の建て付けもスムーズだし、見た目の精度感も悪くはありません。
フロッグは黒檀に見えるけど、これは使い込んでみないと分かりません。
低級材だと、毛替えで破損指摘される事がある。
巻き革は牛革の手触りがします。
金具のめっきがくすんでますが、んなもんピカールで磨けば光ります。
もしだれかに値段を聞かれた時、安さ自慢したいので、値札は剥がしません。
このコメを書きながら1年ぶりくらいに引っ張り出して弾いてみたけど、ボウイングは意外と体が覚えてますなぁ。
左手が、かなりあやしい。
でも、関節ヤリそうだし、録音中断してるベースの練習しよ。
肩が痛くてハイポジは無理でした。
医者からは時が解決するとは言われているのですが。
楽器を弾くには健康が必要というのは、健康を失って初めて気付くものです。
私はこれまでの経験から言って、楽器も一般工業製品も含めて、日系中国製品は、Panasonic以外は信頼してます。
昔の安かろう悪かろうの頭でいると、取り残されてしまいます。
でも中国系中国製品はまだ躊躇しますね。
為になる話、ありがとうございます。
また一曲解説動画とかエチュードのレッスン動画とか出してほしいです!
かしこまりましたー!!!
楽器をあまりやったこと無いから技術あればえんじゃねと思ってたけど、ホールに響かせると聞いたとき歌でイメージしたらこの人の声帯が欲しいと思い、成る程となりました
私のお稽古用長唄三味線は安物10万円(20年以上前当時)で、お浚い会などの舞台用は70万円(14~5年前当時)です。
高額な楽器は、本来使用されるべき材質で、プロやセミプロ、たとえ趣味でも本格的に勉強したい人をターゲットに、
それこそ「ホールで響かせられる楽器」である事を重視して作られていますから、やはり音の響きが違います。
目から鱗のお話しでした。ありがとうございます。
ロシアや東欧のオケのメンバーは高価な楽器を使っていないでしょう。ヴァイオリンなら50万円位が平均と思います。
ロシアの経済規模は東京都よりも小さかったはずなので…
オケだったら一人だけ際立ってもダメだしオケの音に適した楽器になるかな?ブラバンの人は一様に同じ音で吹けるのがむしろ不思議ですがオケの場合も合奏用の音というか弾き方があるんですかね?自分のも先生が弾くとまるで違う音がするし安物でもそれなりの良い音は出ると思います。🤔
安物だと、演奏がうまい人が弾いても限界があるということだと思います。
プロはその限界を突破したところにいるとすると、安物では太刀打ちできません。
「それなりに」は「それなりに」です。
安物はコストが100点、楽器のポテンシャルが1000点。コスパは1000/100の10点。
名器はコストは10000点でポテンシャルは50000点とします。
コスパは50000/10000の5点しかありません。
でもプロ用のポテンシャルの絶対値は10000点は必要、みたいな。
@@user-xq4ux7ob1m さん ということはコンクールでは楽器の審査からあるというですか?まぁクラシックで世界に出ようと思うとそぉいうことになるんですね。今は好みの音を造れる時代なので自分はそれで充分です。ありがとうございました。勉強になりました。🤔
管楽器はスチューデントモデルでもプロが吹くとプロの音がします。管楽器の音色は奏者(とマウスピース)の影響が最も大きいです。あとは吹奏感(抵抗感)やレスポンスと見栄えはメーカー、型式によるので奏者の好みと予算次第です。
調整が最も重要です。わずかなエア漏れでも発音不能になってしまいます。
吹奏楽器で一番お金が掛からないトランペットの一流メーカースチューデントモデルで約10万~、プロ向けモデルでも40万円くらいと、価格幅は狭いのです。
ガチの演奏家(タマゴ含む)の場合については、動画で先生がおっしゃってるとおりとして…
アマチュアの趣味の場合だとしても、
最近はプチプラ楽器の精度も随分高くなってるようですね。
以前だと、数万円とかの安い楽器は音の良し悪し以前の部分で(ペグ穴がガタガタだとか)
ハズレ引く可能性が高いとか言われたけど、最近はそんなことも無さそう。
趣味だからこそ(使える人は)お金使うのもそれはそれで一つだとか思いますが。
ヴァイオリンは、世間のイメージよりはずっとお求めやすい価格の楽器だと思います。
アコースティックならピアノの方が高いんじゃないの?
ただ。
動画では触れられてませんが、「弓」はなかなか闇が深いと思います…笑
高いのは平気で楽器本体と同じかそれ以上の価格するし、それ以上に怖いのは
かな先生も以前の動画でおっしゃっていましたが
そんな高価な棒が「消耗品」らしい、ということ。
知ってる楽器商の人も同じことを言っていたので、これって多分本当なんでしょう。
怖すぎる笑
私のコメントにも書きましたが、趣味の弓だったら、是非カーボンをお勧めします。
音色はややきつめですが、毛替え以外はメンテナンスフリーです。
前のYAMAHA弓(カタログ記載の無い、おそらく量産試作品)は20年使ってもなんともありませんでした。
近年、白川総業のフューメビアンカという格安カーボン弓を購入しましたが、そのコスパの高さに驚いています。
(横反り等、個体差があるので、選定した方が良いです。
長年の付き合いの店に頼んだら、白川総業から選定用に3本送ってきてくれました。)
フェルナンブコ材はYAMAHAカーボン買った頃から取引禁止になり価格が高騰してるし、これから更に上がるでしょう。
しかも、へたると修復不能になります。
数万円レベルだと耐久性が
低く、実用に耐えないでしょう。(取引禁止になる前ですらそうでした。)
アラフィフ男子で、昨年からVn.を始めたばかり、ヤマハに週1通ってます。最近、先生との相談でオール込み20万円弱のVn.セットを購入しました。もうちょい高めのがほしかったけど、まあ、初心者だし、最初は様子見でいいやってことで、自分の体調と相談して、ミュートつけて練習してます。普段、NHKFMでクラシック番組を聴いたり札響定期演奏会とかも行ってます。あとはただただ先生について弾くだけです。(笑)
クレモナのバイオリン製作学校で修行し、現地の工房で修行を積み現地で工房を開いたら高く売れ、日本に帰って工房を開くと100~150万円でしか売れない、と聞いた事があります。
格付けチェックなどでもストラドの音と100万の音が聴き分けられないのはザラですよね。
100万以上の手工楽器であれば、弾きやすさと気に入った音色で選ぶという事になるのかなと思いますが、運悪く300万の音色が気に入ってしまったアマチュアはドツボです😭
良いこと言いますねぇ~ーーー🎉😉❤️自分の思う楽器‼️これ、出会いなんですよね~ーーー。。。私は、ピアノですが、やはり、結局フルコンのD274買ってしまいましたのですが、後悔してない🎵良かった❗と思いまーす🎵
買いたいときが買い時!
ソレ(σ ᐛ )σ
いつも楽しく拝見しております。ありがとうございます。
初心者の質問で恐縮ですが左手の指のことです。いつも弾いていると指先が硬くなって、弦のあと、つまりわだちのような
感じになりませんか?そうなるとわだちにはまれば音が出ますが、わだちと柔らかい部分の境に弦があたると雑音が出たりしませんか?
もしこの対処法が分かれば教えていただければ幸いです。
高いの弾いてみたい。 一番近くで音きけるから
知り合いはウィーン国立音大受験で20万円くらいの楽器、8万くらいの弓で弾いて高い点数で合格しました。入学後は教授から銘器から貸与してもらっていました。教授たちは楽器1割、腕9割といつも言っています。。。
楽器は一緒に競争を戦ってくれる仕事/商売道具(あるいは仲間でしょうか)、道具を使うスポーツや他の仕事と考え方が同じですね。ところで、楽器から教えてもらうに加え楽器にたすけてもらったと感じることもあるのでしょうか。
僕のバイオリンは3万円ですが音色は今のところ不満ありません。でも弓については満足してません。弓を変えるとずいぶん上手くなると聞きます。3万円のバイオリンに10万円の弓は意味ないでしょうか。弓についての動画をお願いします。
カメラですが、中古1万3000円の一眼レフに中古4万円のレンズつけたりしてます。
私のコメントや、他の方(HiroakiKagekura様)にも返信しましたが、是非カーボン弓お勧めします。強くてへたらない弓は吸い付きが良く、とても弾きやすいです。
音量は大きく、音色はややきつめになります。
取引禁止のフェルナンブコ材だと、今は10万円でもへたりが早くて実用にならないと思います。
取引禁止ではなかった20数年前の6万円弓でも2年持ちませんでしたからね。
ありがとうございます!
とりあえずさせていただきます!!
すごく意味があると思います。カーボン勧めていらっしゃる方もいらっしゃいますが10万くらいのカーボンはおすすめできる範疇にないと思われます。基礎練習を忠実にこなすのにはカーボンは悪くない選択ですが。
弓の重さに注目してみてください。フレンチボウの多くは56g前後が多いですが軽く柔らかい音質を出すのには長けています。ただアタック的要素は腰砕けになることも多いです。もちろん数百万もするような化け物クラスの弓は別ですが。
自分的には58から60gくらいのものをおすすめします。また弓の重心バランスについても注意してみてください。このへんのことは師匠や楽器店に相談することで丁寧に教えていただけると思います。
最後に銘柄にこだわらずとにかく数を見て選んでみてください。贋作もとても多い分野ですのでトルティやフェティックなどの銘柄がついていても信用しないように。
まずは自分の手に馴染む一本を探しましょう。
いい出会いがありますように。
確かに、人間ってあらゆる職種で、技術が上がってくるとより良い道具が欲しくなって来るものです。
大切な事は道具を使えこなせるかって事ですかね。
先輩が芸達者だと、後輩も負けてはいませんね。ruclips.net/video/sCiG3uZmb5Q/видео.html
音大に合格できる程度の技術・知識・経験があると、高い楽器を使う意味・価値を理解してしまうはず。それでも30万円のバイオリンを使い続けるのは、かなりレアなケースなのでは?
このお話、親御さん連中に訊いてほしいです。音大受験レベルにまで上達したのに、親の経済力不足で子供が将来を諦めることがないように。
そういう貴方は他家の収入を非難出来るだけの収入を得ておられるのですか。
ニッカの「余市」というウイスキーを飲んで「自分にはまだこれを飲む資格はない」と
打ちのめされたことを思い出しました。
1000円くらいでしたけど。。。
あれの十年物は至高の逸品でしたな。
1/4ボトルで1,300円位だったけれど、
何本も嗜みました。夢のまた夢。
バイオリンは弾けないのでパスです。
以前、うちの町に「音大志望者しか弟子にせん」なぞと言われて、ソルフュージュレッスンなどの看板を出しておられたヴァイオリニストがおられたけど、最近は音さえ聞こえん。
結構な月謝を頂くと自分で言われてたらしいが、こんな地方都市の外れで、それで飯食っていけるわけ無いじゃんという経済常識は理解出来なかったんだろうなあ。
初めまして。
クラッシックの市場に興味があります。
ヨーロッパのクラッシックの市場は大きいのでしょうか。
調査してみます!!
高いだけの楽器はいらないw
いつもためになる動画、ありがとうございます。私は、クラシックギターを弾きます。今使っている楽器は、19世紀前半そうですね、1820年頃です。しかし、本物は買えず復刻版です。ただ、20人位のギター職人での共同品。私が、何故古典楽器にこだわったかと言うと、19世紀前半の音が欲しかったから。後は、各社ギター玄を比べて見ました。あの頃の楽器は、少し小さい。また、楓を使っているので、玄長は635ミリ。なねで、ドイツ製ハナバッハです。
興味深い。総論は全く同意ながら、現在の音大生の持っていたらいいよねという楽器の相場観はバブル時代に形成されたものではないかしら?格付けチェックでも楽器の善し悪しが単純には言えないところがあるのは理解できますが、自分の使っていた楽器さえ特定できなかったということは、無用に高めな楽器を使っていることを意味するよねと素人には思えてしまいます。
格付けは「やらせ」では?
高価廉価「似たような音になるように」弦や弓、演奏をいじってると思います。
楽器のブラインドテストはヴァイオリンのストラドを初めとして、これまで様々な種類の楽器で試されましたが、「奏者には違いが分かるが離れた客席では分からん」に落ち着いてます。(マイクは使わないクラシック式)
例、旧ソビエトのヴァイオリニスト(名前を失念)が唱えた、9mの壁説「名器もそれなりの楽器も9m離れると違いは分からない」
フルート大御所ゴールウェイ談「私には材質の違いを当てる事は出来ない(白金、金合金、銀合金、白銅=ニッケル銅合金、値段が数百倍異なります。)」
特に管楽器の音色差はメーカー、型式の違いより奏者の違いが大きいです。
@@user-xq4ux7ob1m このチャンネルの格付け動画も面白かったですね。バイオリンの格付けチェックでも弦や弓を揃えた上でVnを替えないと分からないですよね。動画作りのためにそこまでやっているのかしら。
@@user-zy4er4kz3y さま、 ピアノだとある程度以上に古い楽器は機械的に劣化してくるので、どんなに楽器が貴重でも数千万円くらいで最高峰のものが買えますが、バイオリンなんかは金額がぶっ飛んでいますよね。自分はピアノなら三大名器メーカークラスとその他大勢は明確に違っちゃうことを認識できましたが、バイオリンだと区別がつきません・・。
客観的に人が演奏しているのを聴く方法だと、自分が演奏しようとしたときに楽器がどう反応してくれるかという応答の癖は判定できない訳ですよね。格付けチェックで自分の楽器が他人の演奏で判別がつかなかったとしても、その方の演奏にはその楽器が必要であったという場合はあるだろうな。こんなことを後から思いました。
試奏で安い楽器(30万)に思った音が出なくついシャカリキになって弾いてたら弓の毛切れたら店員に柔らか目にキレられたです。値段云々ではなく『見切り千両』とはよく言ったものです。
結局、何が言いたいんだかよくわからんのだが😂
以前、YAMAHA社内専門学校出身の馴染みの管楽器リペア職人が話してたけど(YAMAHAが量産品も国内生産していた時代。)
YAMAHAの管楽器工場には、音楽海外留学経験者とか、有名な音楽コンクール優勝、入賞経験者とかから転身してきた製作職人候補作業者がいっぱいいたという事でした。
この話は業界誌でも読んだ事があるので、確かでしょう。
ハンドメイドモデルは何十年も量産工としての経験を積み、定年の二文字がそろそろちらつく頃にならないと作らせてもらえないとの事。
独立してライバルになられると困るからでしょうね。
世界一多い日本のフルートメーカー群は、王者ムラマツの待遇処遇に不満を持つ職人達が独立設立したのだそうです。
よっぽど酷い会社だったのかな?
鈴木バイオリンも、徹底した分業化と囲い込みで職人を独立させない体制と何かで読んだ事があります。
現在YAMAHA管楽器の量産は中国やインドネシア工場で行われているので、その元ハイアマチュア従業員達がどういう処遇になったか、部外者の私は知るよしもありませんが、
1、ハイアマチュア奏者としてのキャリアと、プロミュージシャンとしてお金を稼ぐ資質は全く別物。
ただし、YAMAHAにとってはそのキャリアが雇う理由の大きな一つであるので、決して無駄な努力ではなかったし、自分の命を削りながら高いお金を工面した親にも
(学生にはまだ理解出来んだろうが、いずれ身をもって知る。)堂々と顔向けできる。
元は取れないかもしれないが、情有る親なら子どもにそこまでは望まない。
2、アマチュア日本最強と呼ばれるYAMAHA吹奏楽団はそんな人達ばかり抱えてるから強いのは当たり前だが、会社の宣伝活動なのにアマチュア大会出場はok なの?
(普通に考えたら実業団じゃね?
サッカーなでしこJAPANなんて、日テレ実業団職員じゃん。)
まあ、YAMAHAの日本吹奏楽連盟に対する影響力は絶大ですからな。
実業団メンバーは、本業の足を引っ張らない様、あたりさわりの無い業務をさせる事が多いが、YAMAHAの場合はガチ社員なので、単なる企業宣伝ではない本気度は伺える。
そんなYAMAHAでも、20数年前に発表した初めての自社製ヴァイオリンは散々でしたね。
定価30万円と60万円の2機種で、私は60万の方を試奏してみたのですが、音量はとても小さく、ニス仕上げにも何の面白みも無かったです。
世間の評価も同様でした。
外国製擦弦楽器ディーラーはやってたので、リペアノウハウは有ったはずですし、アコースティックギターメーカーとしては有名だったので木材の扱いにも長けていたはずなんですが、やはりモノ作りは経験ですな。
あの大YAMAHAをもってしても、なかなか参入出来ない最後の砦でした。
ギター少年だった頃、YAMAHAギターカタログに、木材は5年間掛けてシーズニング(閉鎖チャンバーで人工調質乾燥)しますと写真掲載されていた事を思い出します。
(その後の情報で、セルロースの結晶化が始まる7年間乾燥させるのが理想的だそうです。)
実は、Eギター、Eベースもそうなのですが、この時代はいまでは希少材とされる様な上質な木材を惜しげもなく使っていたので、プレミアが付く事もあるのです。
野生では絶滅したと言われるフェルナンブコもそうですが、楽器とは罪深い存在なのです。
そんなYAMAHAヴァイオリンも、今では特にスチューデントモデルのコスパが高いと評判ですね。
他の楽器でもスチューデントモデルの評判は極めて高い。
私は金管も木管も、趣味だったら上位モデルいらなくね?
とさえ思っています。
フルートのボトムエンドモデルなんて、スタジオミュージシャンがレコーディングに使うくらいですよ。
(ただし、これには上位モデルの遠鳴り現象がレコーディングエンジニア泣かせという事情と、
管楽器の音色は奏者の影響が大きい、ミキシングで音色は調整出来るという事情もある。)
おまけですが、自社製が無かった頃は、鈴木バイオリンをYAMAHAが販売してた時期もあったんですよ。
全てのジャンルをくまなく支配したかったんでしょうね。
それに元々スチューデント界では圧倒的知名度だった鈴木は売りやすかっただろうし。
鈴木にしても、YAMAHAの強大な販売網を利用できるし。
YAMAHAスチューデントばかりか、昔はおもちゃ扱いされていた格安ブランドの進化も著しいです。
最近では、弦高が高過ぎて弾けないなんていうのもなさそうですね。
(本当のおもちゃ以外)
以前は、量産品ばかりか、高額な手工品でさえ弦高などの重要な調整は販売店で行うものという風潮があり、世間並みの経済常識を持っていた私は大いに呆れたモノです。
地方の販売店に擦弦楽器リペア職人などいないですからね。
しかも販売員は口先で誤魔化そうとする。
結局は他の店経由で調整してもらいましたが、それ以来、どんな生楽器もリペア職人にしか直接発注しなくなりましたね。
地方では、選定できるほど在庫している店は無いのです。
信頼関係があれば、選定用に2~3台送ってくれる事もあるのです。
簡単な調整の問題なら、その場で直したりしてくれるし。
(Eギター、Eベースは自分で調整しやすい構造なので問題ない。むしろ、調整も奏者が身に付けるべきスキルの一つ。)
特にスチューデントモデルにおいて、同じメーカー型式でも購入店によって調整状態が異なる事が、ヴァイオリン入門の大きな障害の一つであった事は間違いありません。
私は元々ギター少年だったので、弦楽器弦高の重要性は認識していましたが、生まれて初めて弦楽器に触れる人にとっては、最初の楽器の調整状態次第でその後の上達進度が大きく変わるでしょうね。
最近ではやっとメーカーや中間ディーラー側にも一般経済常識が浸透してきた様です。
量産技術というのは、ハンドメイドとは全くアプローチの異なる知恵と工夫の塊です。
各部品レベルで驚くほどシビアに寸法品質管理するから、現合調整無しで組み立て可能なのです。
どんなモノにも、たとえ自動車エンジンでさえ個体差はありますが、それを驚くほど高度な次元で均質化するのが現代のモノ作りなので、ハンドメイドより量産モデルの方が精度が高い事も珍しくないのです。
自動車なんて、モロにそのパターンです。
日本車があまりにも故障しないので、自動車とは故障しないものだと思い込んでる人がいると思いますが、故障するヨーロッパ車の方が自動車本来の姿なのです。
中には燃えやすい事で有名な富裕層向け超高級ハンドメイドメーカーまでありますからねえ。
(渋滞を想定してないからですが、公道モデルにそんな言い訳は通用しません。)
生産設備を自社開発するのもよくある事です。
一度テレビに映っていたYAMAHA金管のラッパ部叩き出し自社開発マシンを記憶してます。
熱処理で分子配列を整え、振動特性を向上させるモデルもある。
ただ、ディープなマニアにとっては優等生すぎて面白みが無いと言う声もあります。
ある程度クセがある方が刺激があって楽しいというのも分かりますが、やはり道具は自分の意志に忠実に働いてくれた方が楽だと、私は思うのです。
別に私はYAMAHAファンというわけではないんですよ。
特に、もし仕事だったら、かなりのやかましもんと考えられるので、関わりたくないです。
幸いな事に、その経験はありませんが。
単に、良いモノは先入感なく良いという主義なだけです。
アフターサービスも含めて。
フルートのムラマツなんて、首都圏以外の人が所有するのは現実的じゃないリペア体制なんですよ。
車やバイクで言うレーサーみたいな尖った作りで、特殊なリペア技術を求められるので、一般リペア業者には触らせないそうです。
その簡単には所有出来ない希少価値も、王者神話を産み出しているのかも知れません。
木製楽器の場合、材料の個体差や経年変化、気象に敏感という、どうしても均質化を阻害する要素もあります。
何しろ、元々は生物ですからね。
しかしながら、クラシック界に限らず音楽界全般に未だに
量産品=低級品、
ハンドメイド=高級品、
ヴィンテージ=神
と考える傾向
(価格では正にその通り)
があるので、せめて一般的な経済力の趣味のサンデープレイヤー、特に私の様なMTRマルチプレイヤーは上手に大事なお金を節約しましょうよというお話しでした。