天武天皇と壬申の乱の真相!日本書紀は何を隠そうとしたのか

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  • Опубликовано: 5 июл 2024
  • こんにちは、むらくも歴史チャンネルです。
    長年、日本書紀の編纂を命じた天皇であるから天武天皇の事績は正しいだろうと信じてきましたが、実はそうではなさそうだということがわかってきました。
    そんな天武天皇と古代史最大の争乱といわれる壬申の乱についてご紹介します。
    まずは天武天皇の出自を日本書紀の記録からみていきましょう。
    ■天武天皇の出自
    天武天皇は、日本の第40代天皇です。
    日本書紀では天武天皇紀が上下の2つに分けて記載されるほど特別な存在としています。
    天武天皇の和風諡号は天渟中原瀛真人天皇(あまのぬなはらおきのまひと)です。
    天武天皇は、天智天皇と母が同じでその弟です。
    天智天皇の女の菟野皇女を迎えて正妃とされました。
    天智元年に立って東宮(皇太子)となられました。
    斉明天皇紀において、斉明天皇(皇極天皇重祚)は、初め用明天皇の孫・高向王に嫁いで漢皇子を生まれ、後に、舒明天皇に嫁いで三人の御子(天智天皇・間人皇女・天武天皇)を生まれた、としています。
    この記述を見る限り、斉明天皇と舒明天皇の間に生まれており、天武と天智は同母兄弟です。
    ところが、天武天皇と天智天皇の関係には異論が多くあります。
    ■天智・天武異父兄弟説
    先程見たように、日本書紀で天武天皇は、天智天皇の同母弟となっています。
    しかし、これについては異論が多く、下記のような異説が存在します。
    ・天智・天武非兄弟説:佐々克明氏、小林恵子氏
    ・天智・天武異父兄弟説:大和岩雄氏
    ・天武天皇非皇族説:小林恵子氏
    天智・天武非兄弟説を主張する小林恵子(こばやしやすこ)氏は、『天武は高句麗から来た』という著書で、天武天皇を高句麗の将軍、淵蓋蘇文としています。
    しかし、外国の将軍様や王族が、いきなり倭国にやって来て、天皇となることはほぼ不可能であると言えます。
    やるのであれば、ヤマト王権を廃止して政権奪取でしょう。
    ■壬申の乱が始まるまで
    日本書紀で唯一上下に分かれて事績が記載されているのが天武紀です。
    それも壬申の乱に絞って記載されているのが上巻で、壬申紀と言われています。
    日本書紀によると、天智十年、大友皇子を太政大臣、蘇我赤兄を左大臣、中臣金を右大臣、蘇我果安、巨勢人、紀大人を御史大夫に任命します。
    大友皇子、蘇我赤兄、中臣金、蘇我果安、巨勢人、紀大人の6人が天智・大友グループです。
    天智グループの結束を意味する人事です。
    大友皇子は、内裏の織物の仏像の前で、5人を前に「心を同じくして、天皇の詔をうけたまわります。もし背反することがあれば天罰をうけるでしょう」と結束を誓いました。
    日本書紀は、この大友グループ対天武天皇を対立軸として記述します。
    天智天皇が崩御するとすかさず童謡が流行ります。
    さらに、四本足のひよこが生まれ、八つの釜が独りでに鳴ったり、不吉な前兆が起こりました。
    なにか災いが起きる前兆なのか、悪行が行われたのか、日本書紀は天智の死と童謡の関連性を強調しています。
    【目次】
    00:00 スタート
    01:45 天智・天武異父兄弟説
    04:08 天武天皇は古人大兄皇子
    08:50 天智東征
    10:46 壬申の乱が始まるまで
    14:33 壬申の乱が勃発
    16:21 近江朝庭側
    17:19 大伴吹負が挙兵
    18:55 奈良の内乱
    20:27 瀬田の戦い
    21:52 壬申の乱についての評価
    日本古代史の謎を紐解き、すこしでも本来の日本建国の姿を再現できればと思い、ご紹介させていただきました
    このチャンネルでは、独自の視点から見た歴史について発信しています
    この動画は下記の音声読み上げソフト、画像、動画、音楽を使用しています。
    ・Wikipedia
    ・Adobe stock
    ・illust AC
    ・RUclips オーディオライブラリ
    ・VOICEPEAK
    【参考書籍】
    ・『日本書紀上下』宇治谷孟 著 講談社学術文庫
    ・『大化改新を考える』吉村武彦 著 岩波新書
    ・『偽りの大化改新』中村修也 著 講談社現代新書
    ・『万葉集があばく 捏造された天皇・天智』渡辺康則 著 大空出版
    ・『埋もれた巨像』上山春平 著 岩波書店
    ・『消された王権・物部氏の謎』関裕二 著 PHP文庫
    ・『天武天皇の企て 壬申の乱で解く日本書紀』遠山美都男 著 角川選書
    ・『天智・天武天皇の謎「日本書紀」の虚偽と真実』大和岩雄 著 六興出版
    #天武天皇 #日本史 #歴史チャンネル #壬申の乱 #蘇我氏 #乙巳の変 #大友皇子 #日本書紀
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Комментарии • 6

  • @trinitydisconnect
    @trinitydisconnect 6 дней назад +1

    深みにハマると蟻地獄。知れば知るほど、ミステリーでサスペンス。
    名張夏見廃寺の近所に春日大社奥の院がー
    柘植は大彦命の敢國神社がー椿大神社の猿田彦・多度大社の天照大神三男・鳥取国造の鳥取神社。南宮大社の金山氏に・・・
    大海人皇子は神社がお好き説(笑)

  • @user-rd2wg4cz6k
    @user-rd2wg4cz6k День назад

    面白い解釈ですね。
    天智vs天武 
    であれば、私は天智推しです。
    天武皇統の平城京造営の際の古墳破壊の事実。
    いったいどんな人柄だった100年前、200年前の100m超えの古墳複数を破壊してその上に長安を模した平城京を作れるの〜😢
    この古墳破壊と言う考古学的事実は動かし難いので。
    天武は白村江の戦いの敗北をも画策したのでは…と。
    40代天武から48代称徳までの位牌が泉涌寺に安置できていない事実もあるし。

  • @celiacartery5090
    @celiacartery5090 4 дня назад

    BGMもいいですね。

  • @user-lx5rz2ml5u
    @user-lx5rz2ml5u 6 дней назад

    ここにも不比等の手が入っているのか?悪だ

  • @mecom3450
    @mecom3450 6 дней назад +1

    信じていただけないと思いますが、壬申の乱には四国徳島舞台説があります。
    大野寺の起源がポイントです。奈良の大野寺は弥勒寺という名前でした。

  • @asa01053
    @asa01053 6 дней назад +1

    古事記は縄文時代日本人、日本書・紀は渡来民族の歴史。