大学で、教授の勧めにより「言語起源論」をテーマに卒業論文を書いたので、懐かしく拝見しました。印欧基語は、学術的推測に基づき文献がまだ存在しなかった(文字がなかった)時代にも「こういう形態の言語であったはず」という推測がなされていますが、さらにさかのぼり世界各地の言語のつながりを考えようとするとビデオにあるような複雑な背景により簡単に「言語形態」を推測することができなくなります。全人類にとっての「はじめの言語」については、ジャンジャックルソーが「音楽論文」の中で「動物のような吠える声からの進化」を唱えましたが、その後ドイツのヘルダーにより否定されました。ヘルダーは「形態的言語」からさらに踏み込んで「人間それ自体がもつ『言語性』」に着目しました。つまり「音声」や「文字」による以外にも様々な情報伝達手段は存在しており、何を手段とするかに関わらず「人間であれば言語を生み出す必然性があった」としています。つまり「人間=言語」という深く根源的結びつきを解きました。「In the beginning was the Word.」という1文があるのですが、この「the beginning」は東洋哲学でいう「無始無終」の時間の流れにおける根源的始まり、いわば big bang です。その時点ですでに「Word(大文字で始まる)」があったとされ、この Wordは、OEDによれば Word=Logos=Reason=God という同義語だとのこと。人類が誕生するはるか以前、宇宙の存在のはじまりにおいて、「Logs=Reason」という法則性があり、それを擬人的に God としたわけです。つまり宇宙の存在それ自体に含まれる法則性が、Word(言語)のはじまりともいえるわけです。
⚔ ことラボの著作『言語学クエスト』発売中
【Amazon・電子書籍あり】amzn.to/3Sgu2k8
【VALUE BOOKS・特典あり】www.valuebooks.jp/bp/VS0058950779
✔️ 訂正
4:21 × 「元の語彙は1%しか残らない」 → ○ 「元の語彙は1割しか残らない」
よく一年前の動画の間違いに気づけましたね...すごいです
@@コルコル-x4i すごいですね…
1割も残るのすげえ
残存共通要素10%に対し偶然の空似が4から5%ということは共通要素を見出すことも不可能ではない?もちろん他人の空似を見つけて排除する作業が要りますが
鳥の歌を研究している岡ノ谷さんの仮説では、人間は「歌うサル」だったのではないか、という話があります。「最初の言葉の意味」というのを考えるのが難しいのですが、鳥の求愛の歌の場合、意味は「私と子供を作りませんか」のみであり、そこには様々なフレーズが繰り返し現れます。そのフレーズのつながり方に一定のルールが見られる、つまり文法が存在する、ということです。フレーズをつなぐ文法が先で、意味はその後でフレーズの中に寄生した、という仮説です。私の知る範囲では、最も魅力的な仮説です。
ということはいずれセミが…
@@ironriver セミでは脳重に限界があるから難しいのでは、と思います、、、。
この動画を見て、このコメント見れてよかった。すごく素敵です。
調べたら岡ノ谷さんがコーディネートする「歌う猿」って本が2022/2/14(アマゾンだと2/10表記)に発売するらしい
なんてタイムリーなネタなんだ!
そしてなんでバレンタインデーに発売なんだ!?
「男の子ってこういうのが好きなんでしょ」
『歌う猿』
絶対プロの所業。動画のクオリティが高い。そして知識もしっかりと頭に入ってくる。すごい。
ミーアキャットが「鷲が来た、ライオンが来た」程度の鳴き声の使い分けができることを考えると、やはり言語は鳴き声から深化したものと思われる。
この動画の編集スタイル安心感あって良いなぁと思いました。
10分ないくらいの時間で要点を簡潔にかつ重要なポイント押さえた内容、大学で講義受けてるような親しみとわかりやすさ
他の動画も視聴してみます。
カメラでこっち見て、澱みなく喋ってくれるから安心できる。ちゃんとわかってるんだしちゃんとわかってもらおうと語りかけてるんだなって感じる。
世界で一番最初の言葉は「痛っ」だったと思う
違いないwww
草
松本人志のハガキトークみたいな発想してて好き
@@マグロ公国qww
オギャーじゃない?
言語の最も初期的なものは「警戒音」だと言われており、女性の悲鳴がその名残と言われています。
動物を飼ってると声を使ってコミュニケーションをとる事がわかるように(例えば特になにも教えてなくても猫は餌が欲しければ鳴いて呼ぶし、嫌なら嫌なりの声を出す)人間の言語の元もそういう鳴き声だったんじゃないのかなぁ
大学で、教授の勧めにより「言語起源論」をテーマに卒業論文を書いたので、懐かしく拝見しました。印欧基語は、学術的推測に基づき文献がまだ存在しなかった(文字がなかった)時代にも「こういう形態の言語であったはず」という推測がなされていますが、さらにさかのぼり世界各地の言語のつながりを考えようとするとビデオにあるような複雑な背景により簡単に「言語形態」を推測することができなくなります。全人類にとっての「はじめの言語」については、ジャンジャックルソーが「音楽論文」の中で「動物のような吠える声からの進化」を唱えましたが、その後ドイツのヘルダーにより否定されました。ヘルダーは「形態的言語」からさらに踏み込んで「人間それ自体がもつ『言語性』」に着目しました。つまり「音声」や「文字」による以外にも様々な情報伝達手段は存在しており、何を手段とするかに関わらず「人間であれば言語を生み出す必然性があった」としています。つまり「人間=言語」という深く根源的結びつきを解きました。「In the beginning was the Word.」という1文があるのですが、この「the beginning」は東洋哲学でいう「無始無終」の時間の流れにおける根源的始まり、いわば big bang です。その時点ですでに「Word(大文字で始まる)」があったとされ、この Wordは、OEDによれば Word=Logos=Reason=God という同義語だとのこと。人類が誕生するはるか以前、宇宙の存在のはじまりにおいて、「Logs=Reason」という法則性があり、それを擬人的に God としたわけです。つまり宇宙の存在それ自体に含まれる法則性が、Word(言語)のはじまりともいえるわけです。
コメントありがとうございます。
動画で自分が語るだけでなく、誰かに教えてもらえたらいいな…と思っていたので、こうした補足は大変嬉しいです。
世界の始まりというと旧約聖書の「光あれ」が有名ですが、 新約聖書は “In the beginning was the Word.” だったのですね。
西洋哲学らしい見解。
ただ言語をはじめ生物における一切の起源も、基本的には進化や変異、適応から来るもので、出アフリカの原人にも、骨格や、脳の言語性などに何らかの共通点が、その時点であったことは間違いありません。
その後、各々話し始めたというのが自然に思います。
仏教では衆生(生きとし生けるもの)は同根であると説かれますが、動画にもあるように例えば真核生物といった同一起源があって、例外はありません。
いわゆるWordは人間の話す言葉のみならず、他の動物にも備わっている情報伝達の手段と解釈すればいいかもしれませんね。
@@ehikaru3502 そうですね。形態としての言語(音韻体系や語彙・文法構造などを整えたもの)以前の「人間が本然的に持つ言語性」とも言えるものは、地域がことなっても何か共通のものがあると感じます。
後半何言ってるか全然わかんないバカだけど、もう言語の起源どころか人間とは何処からかみたいな話になりそうですね。
@@English_Tutorials_Kengo.H
音象徴と云うのは、どの言語話者かを問わず共通する様ですね。
子供の頃にroad(ロード)と道路(ドーロ)の発音逆だけど意味が一致する事に一人で勝手に感動してたのなんか思い出した。
オイラは冗句とJOKEでした。
私はシルクロードをシルクドーロと書いたあの屈辱を忘れない
@@北島正隆-d5x それ当て字なんよな
このチャンネルすっごい丁寧な動画作りしてるしテーマも面白いものが多いから、英語字幕つけたりしたら海外の人も沢山見てくれそう
We are here!!
たまたま、試聴したのですが面白くて、すごく興味持ちました!
長い間ずっと人に聞きたかった事を動画にしてくれた人がいてよかった!人間がいつからしゃべるようになったのかってずっと知りたかったから本当にこの動画に出会えて感謝です!!
とても興味深い解説でした。ありがとうございます。
生物の発生より確率高そうだから
言語は何組かの独立したグループがありそう
それは、もうはっきり類型建てられていますから、言語学の基礎の本でも読めば、すぐわかりますよ。インド・アーリア語族が一番有名ですね。
クオリティー高いですね!めっちゃ面白かった!
面白い。
言語一つとっても人類の起源など様々なところにヒントがあると思うと奥深いしロマンがあるね。
内容の充実感のみではなく、声や語りがプロのナレーターみたいにしっかりしていますね。聞きやすく分かりやすい。もう大昔の話ですが、アメリカで大学院生だった頃、言語学の教授たちが同じ語族内の言語を "genetically related" (遺伝的に関係のある)という風に表現していたのを聴いて、「えっ、どういう事?」って思ったのを覚えてます。恐らくはこの動画で解説されている単語の変化を辿った樹形図的な分析を言っていたのだと思います。言語って興味深いですよねぇ。
人類には「基礎祖語」が有ったと思います。それは「太陽/(ra)ラ」に代表される単音を紡ぎ合わせる努力によって体系化されたと思います。
だって、祖先が同一のアフリカに住んでいた人ですから、さかのぼれば1つにいく。
ホモサピエンス
ネアンデルタール
デニソワ
それぞれ基礎言語環境や動物とか既にかなり違ってそうだな。
雪とか氷とか寒冷地の言語がネアンデルタール由来とかありそう
@@sunsun2181 もしかしたらアフリカから世界に広がったあとに言語が発達したかもしれないし
進化の過程で一度言語が失われて、全く別の言語が誕生したかもしれない
古代エジプトで信仰されていた太陽神ラーってそこから由来しているのかな?
ホモサピエンス祖語
ホモネアンデルタール語族
ホモデニソワ語族
他のサピエンス以外の言語が基層語に
トッドしぐさ的に
サピエンスがアフリカシステム
ネアンデルタールとデニソワが
アノミー核家族形態
すごくロマンのある話だなぁ。世界祖語が見つかったところでその原型はほぼないのだろうけれども。個人的には出アフリカの時点ではまだ今日の言語と呼べるほど文法と語彙が完成しておらず、出アフリカ後、様々な文化が発達する中で言語が構築されていったのではないかと考えているので、複数起源説を支持しているのだが
信じられないくらい分かりやすい説明ですね。いいね1つでは足りない。本当に凄いです!
俺には分からん。
そういえば、英国の北部は普通の標準英語よりなまりがきついです。日本でも東北のなまりはきついです。どうも寒いと口があけにくいので、ある音に集約されそうです。まあ、その地域ごとに、気候によって発音しやすい言葉はあって、発音しにくいときっと消えていきますよね。また、近くに別の民族言語があると新しい単語をもらったりして、増えますよね。
脇から失礼。
なんならスコットランドの言葉なんかは、もはや外国語になっているらしい。
lake(湖・レイク)がloak(ローク)に近い発音になったり。綴りも違ってた気がする。
そうなると、最初の言語は熱い場所(アフリカとか)から生まれたとも言い換えられますよね。寒くて口が明けにくいからその地に合うように進化したと考えられますから。
てなると最初の言語はアフリカの部族の言語を調べれば発見できそう。
@@東京都のYさん その考え方は言語がもともと1つだったと分かって、その形を再現する時に使われそうですね
@@東京都のYさん もし仮に最初の言語がアフリカの部族のものだったとしても、当時とはもうだいぶ言語が変わってるかもしれない。英語や日本語だって数百年でずいぶん変わるからね。
出アフリカ前から言語を持ってたとしても、基礎語彙が1万年で1%まで減少してしまうのなら、世界各地に移動している間にほとんど変わった語彙になってしまっているはず。語彙以外の文法などの共有度合いがどう変化するか気になりました。
同じ場所にいたとしても1万年で語彙が変わる言語をどう同じと言えるのか。例えば日本では1万3千年から2300年前までは縄文時代で、1万年間あるそうです。果たして私たちは祖先と同じ言語を話していると言えるのか。そう考えると、枝分かれする図で言語の変遷を考えるのは難しい面もあるなぁと感じました。
縄文人は日本人の祖先ではない
いやあ面白い。言語のルーツという野心的な問題にすばらしい整理を与えてくれて。ありがとうございます。
私は自分のルーツというか自分がかかえた心の問題から、母語の観点から言語獲得と言語のルーツについて関心を持つものです。
6:22
鳥でさえコミュニケーションを取っているのに当時の人類が言葉を持っていなかったとは到底考えられない
ゴリラはゴリラ呼びなのにペンギンはペンギンさんなのおもしろい
身内には敬称をつけない ←
という奴だと思います。自社の社長でも会長でも平社員でも名前呼び捨てですし。
「北島はただいま会議中でございます」みたいな。
@@北島正隆-d5x それは外に向かって話す時でしょ?ヒト科のゴリラのことを同じヒト科の人間に向けて話してるんだから、単純にゴリラのことを敬ってるかそうではないかという話になるんじゃ?
@@renk1310流石に、日本語は、難しすぎるよ、
このチャンネル3年後くらいにめっちゃ流行りそう
3年後ここ集合しようぜ
@@えびのしっぽ-k5q ワンピースかよ
「解らない」ときっぱり言い切っているので高評価します。鳥のさえずりや動物の鳴き声と差別化して言語になったのはアフリカを出てからだと思ってます。
めちゃ面白かった色んな立場の考えを淡々と説明してて聞きやすい
発音良すぎて惚れた
そして毎回内容が興味深く面白い!最高!
うむー。
久しぶりにインテリジェンスあふれる話題を鑑賞させて頂きました。
スワデシュの基礎語彙の残存率自体がたまたま似た言語による経験則から導かれた結果論であり、理論的な帰結とは違うように感じる。単一の祖語から分離したという仮説自体に無理があるように思える。すべての道はローマに通ずと言われるが、道は偶然にできて後につながるので、あたかも計画的に造ったように錯覚するように。
火(フィ)とか母(モ)とか海(ミ)とか世界祖語の残存っぽい
火:pəi→pɨ→pi→fi→hi→ひ
海:omi→umi(MVR 中央母音上昇という現象で、e→i、o→u、一度エとオが滅びるが、後に母音の合体で発生し、それが今も残っている)
母:papa→fafa→haha→はは
母:papa→fafa→fawa→その後途絶えた
父:titi→chichi→ちち
頬:popo→fofo→hoho→ほほ
頬:popo→fofo→fowo→hoo→ほお
因みに、「パパ」は、小さい子が言いやすいから「母」や「父」を表すのでしょうね
@@NOEL0014
言語習得で最も早く習得される音が唇音なのでしたっけ。
父母の名称は欧米の言葉も英語のMomなど唇音が多いですし、琉球方言のアンマー(母)とか、アラビア語のアブ(父)とか、他にも喃語由来のものが世界各地に沢山ありそうですね。
鳴き声や歌、ジェスチャーがお互いに影響を与えて言語ができたんでしょうね
バベルの塔は意外にそう言う部分を表してるのかもしれない
最近、ヒトのものより圧倒的に複雑さの低いながら言語を使っていると言われているシジュウカラが原始的な言語だとすればこの問題を解くヒントになりそう
また、シジュウカラのそれがヒトの言語と同じ構造はのものか(腕が羽根となる鳥とつま先が羽根となるコウモリは別構造)という確認も必要だろうけど...それにしたって収斂進化として何かが手がかりになるかもしれない
ヨーロッパ君主の名前がそれぞれあっても語源が同じ名前だったりしておもしろかったです!
チャールズCharlesとシャルルCharlesとカールKarlみたいなね
マイケルMichael ミハエルMichael ミカエルMichael ミシェルMichaelみたいな
最近この人の動画をよく見てる。
僕の日本語まだまだですが、説明とてもわかりやすい。すべてのビデオ見ちゃいますね笑
ホモサピエンスもアフリカで単一言語だったとしても、アフリカを出たのちネアンデルタール人やデニソワ人たちと混合した際、先住の人々の言語の影響を受けて文法や言葉に変化が生まれたのではないだろうか
確かに三種類言語があり
ネアンデルタール語やデニソワ語の基層語や借用語はある程度あるはず
@@corjioono7463 子音連続がえぐい言語や子音の種類が異常に多い言語はそれが多い?
自分が子供の頃に聞いた音のフレーズを何故か遠く離れた人とも共有されていたという体験をしました
ゼルダの伝説の宝箱を開けて道具を取り出した時の音
「ごまだれ~」
普通に聞けばそういう音には全くならないはずなのにそのような空耳が子供の頃流行っていました
そして自分が成長した後ネットでゼルダの伝説の話題があった時、「ごまだれ~」が何故か通じたんです
ゼルダの伝説はネットが普及する前からあって、自分の身近にはネットに触れる人がほぼ居なかったにも関わらず、何故かこれが通じました
これの起源を探る方法と今回の話には何か共通点があるような気がします
流行ってたんなら通じてもおかしくねぇだろw
@@mitarashi4925
流行るとは言っても内輪ネタで留まる場合もあるよ
自分の範囲で流行ってるから遠くでも流行ってるとは限らない
今の場合ネットで広がるけど、昔はネットは当たり前の世の中ではなかったのに内輪ネタに留まる場合もあり得たってこと
@@bravexii5181 君の内輪の話は知らないけど、RUclipsにごまだれって検索したら、普通に出てきたよ。それくらい有名なネタが本当に君の内輪発祥?
君にとっての内輪が全てじゃないよ。君の内輪の中の人にも、その人にとっての内輪があるだろうし、そう言うものは無限に蔓延ってる。辿れば、私の所にすらやってくる。赤の他人のあなたと遠くで内輪の内輪の,,,ってするとつながるんですよ。確かにたまたま同じごまだれが君の内輪で生まれた可能性は否定しきれないけど、どこからやってきたと思う方が自然でしょう。
耳にも頭にもやさしい
すごいな‼️
可愛いことラボアイコンにホイホイつられてきたらガチめの内容でした。とても面白かったです。
ジェスチャーに擬音つけたりして言葉が生まれてきたのかな〜って勝手な感想。
言葉の始まりとても興味があります。
言語の発生は個人的には、狩りに出たヒトが、"あっちに象がいた"とかを言うために、象といった名詞("あっち"とか"いた"は指差しで十分)を見つけたやつが作って、実際に付いて行った仲間たちが、共通語としてシェア、変化していったとかじゃないかなって思うな。
人類がアフリカ発祥であって、最初期から複数の集落で活動していたとかでなければ、単一起源と予想。
インディアンのホピ族は
「空を飛ぶもの」を
例えばパイロットでもトンボでも綿毛でも
同じ言葉で示すと言うんだけどさ
「どれだけ概念が雑な言語が存在しうるか」って
論理的な予想としての
古言語復元を考える上で重要じゃねえのかな~
シジュウカラが複数の単語を操る。特定の言葉でリスも鷹から逃げる。
ばば ぱぱ これらの破裂音は赤ん坊にとって身近なものを指す言葉になる
その言葉の発音のしやすさによって言葉の意味が振り分けられる場合と、民族の統一的な思想により広まる場合を考えると。もしかしたら民族間の支配力が低いほどほかの言語と似るのかもね。
何を言語と定義するか・・・犬は痛いとキャンキャン言うけれど、これは世界共通ぽい。
ゆっくり解説ばかり見てたから人間が急に出てきてびっくりした
最後の言葉かっこよすぎ
淡々と説明されていますがわかりやすい。時間もちょうどいい。チャンネル登録させていただきました。
面白くてゾクゾクする動画です。
落ち着いた語り口も良いです。内容に集中できますから。
なるほど・・・複数起源説かぁ。
それなら英語と日本語で文法が全く逆になっているのも説明できますね。
私は、行く、郵便局に ← 英語(中国語)
私は、郵便局に、行く ← 日本語
中國語屬於孤立語,語法和英語類似
文法って変化しますからね
我々が観測出来て無いだけで、言語って無数にありますから
古代英語では、現代英語と違って語順の自由度が高かったんです。よく出される例として「王様が、熊を、殺した」でも「王様が、殺した、熊を」でもよかったんです。それは「王様」や「熊」という普通名詞ですら格変化をしていたため、「王様が」と「熊を」を見れば「主語と目的語」が判別できたためです。それが語順固定に伴って複雑な格変化は人称代名詞(I-my-me-mineなど)に生き残るのみとなったわけです。
古代の言語、言葉を発し始めた頃には、語順は無かったと思われます。獲物、居た、など、相手に伝えるために最低限の単語を並べたものだったと考えられます。
社会や文明の成立によって、詳しく、正しく伝える必要性が出てきて、誰、何、どこ、どのくらい、どうした、など、必要な要素が増えていき、王様がしたのか、王様がされたのか、を区別するようになったと思われます。
語順も、その過程で、社会成立と密接に影響しているのではないかと思います。
@@m.mishima9485 kenkenken9876さんも同様のご指摘をなされていました。
ひとつ疑問に思ったのですが、日本は元は大陸(中国)にいた人たちが渡ったきて成立した国家ですよね?南方と北方も若干混じっているようですが。
渡って来た時点では、元の中国語?と同じ言語を喋っていたかと思うのですが、その後、文法が変わったのでしょうか?
言語の発祥って、やっぱ音声に対象的な意味を持たせるものかな?
逆に人類の生態的なもので出やすい音声がそのまま言葉にるとか、子供の身近にいる人はパやバで発音されやすいって何処かで聞いたな。
面白い、応援してます
日本語の「は行」も昔は「ふぁふぃふふぇふぉ」と発音してたらしいですね。
そうすると「火」は「ふぃ」で、英語の「Fire」とも似てる気がします。
日本語のハ行は「f」ではなく「p」だったかと思います。
僕は 減ってない あまり お腹 です
@@инкя 奈良時代までは/p/の音でしたが、平安時代に/f/の音に変わり、江戸時代までに/h/の音になったようです。「ふ」だけは未だに/fu/の音を残しています
@@yama9234
「ふ」の音は発音記号の[f]ではないと思うのですが?
@@烏丸天狗見習い すみません、スラッシュで囲ったので広義での/fu/という意味だったのですが、厳密な発音記号で言うと「ふ」だけが[ɸ]の音を残しているといった方が正確ですね。
良い声ですね
ちょっと気になるからタイムマシンで見に行ってくる。
Thank you. ありがとうございます❗
出アフリカが一回のみ1グループだけの出来事なら単一起源、何回かあっていくつかのグループがアフリカを出たのなら複数起源かな。
声がとてもディーン藤岡で良いですね
アフリカの中でも民族ごとに言語を持ってたかっていう問が出てきそう。
声がめちゃくちゃ良い
このお兄さんは舞台役者の方なのかな。舞台役者で生計立てるのは難しそうですが、RUclipsでこのように才能を生かせるのは素晴らしい。
めちゃくちゃ面白いな
面白い考察、ありがとうございます
人間以外の動物は、音声(言葉?)でコミュニケーションを取っているの?
人間には、分からない・・音声(言葉)・・・ジェスチャー・・匂い
例えば・・危険(天敵がいる)・・・好き(交尾)・・・近寄らない(攻撃)
良く、ミッシングリンク・・人類が生まれて近年、急激に進化と聞いた事があります
人間は、言葉による、高度なコミュニケーション能力が出来た事により、知性(知恵)が共有化する事で
進化を加速したと思います
「三人寄れば文殊の知恵」
ラテン語系でもスペイン語とイタリア語は結構近いらしいけど。フランス語は、ゲルマン系諸語の影響が大きいらしく、スペイン語との差が大きいとスペイン語の出来る人から聞いたことがあります。
とてもわかりやすかったです
言語は単一起源でしょう。そのなかで、系統に分かれただけではなく、頻繁にまじりあったと思います。言語混合という観点から言語系統論を論じる必要があるのですが、現在の言語学界ではそのような潮流があまり見れらないのが残念です。
昔ヨタ本で「英語の起源は日本語だった!」ってのがあって面白かったな……
「穴を掘るからホール」とか「字索く書なり」でディクショナリとか
燕と嚥という全然意味が異なるのに見た目が似てる単語が英語ではどちらもswallowなのも面白い
ワイ理系、文の意味とかは好かんけどこういう言語自体の話にはなぜか興味ある
仲間おったわ
新しく言語を作るときにどんなパターンがあるか考えたほうが早いかも
最高のチャンネルを見つけてしまった
とても弁当なりました。
再建したのが、ファークライプライマルのクロマニヨン人の言語や、アサシンクリードオリジンズの街なかで話されるている言葉か。
UBIはこの辺のこだわりすごい。
考えもしなかった問題でした。ただ、動物も鳴き声でコミュニケーションを取ってる様だからアフリアで誕生した人類にも当然、何らかの簡単な言語(危ない、集まれ、好き、嫌い、腹減った、喉乾いた等)は有った筈ですよね。
文法の起源も不思議だなぁ。
人とペンギンは脊索動物の前に有羊膜動物で合流しますね!
動画中で
>基礎語彙は1000年で20%減 従って 一万年経つと1%も残らない
と仰られていますが、計算が合いません。(80%)¹⁰≒10% 程残ることになるはずです。
この辺りは素人なので詳しくないのですが、例えば
"基礎語彙は20%しか残らない(=80%減)"
としたかった、といった所なのでしょうか?
コメントありがとうございます。
ここは本来は「1割しか残らない」といいたかったところですね…
概要欄にて訂正を追加させていただきました。
ご指摘ありがとうございます。
@@kotolabo 合点がいきました。ご回答ありがとうございます。
カラスとかですら言語話すらしいからアフリカにいた人類が言語を話せないことはないでしょ
0:25そこまで遡らなくてもその手前の脊椎動物亜門で出会いますね。
言語の起源が歌だったらめっちゃロマンあるな
ヤックデカルチャー
@@awaremisogaba4130 ゴージャスデリシャス
赤ちゃんみたいに猿人 原人から
「あーうー」など母音から発信し色んな方向へ別れて言ったんじゃないかなとおもう。
突然は難しいかな。段々進化だとおもう。
猿や獣が母音で吠えるか?今のシステムを知った上だと分析が難しいがもっと世界の言語の発音に触れてみよう。
@@nelikeshi3070
物事の始まりはみんな至って単純だからね
@@ワタルワタル-q9i で???
@@nelikeshi3070
日本語しゃべってね。
で?などと言う言葉は辞書にはのっていない。
@@ワタルワタル-q9i 接続語だけじゃ普通は通じないよね(横から失礼
偶然にも共通な言葉茶もそうですね
中国語もチャだしロシア語だとチャーイ
ヨーロッパだとティーと転じる
ドイツ語だとテー
アフリカから遠いほどそこで使われている言語の音素の数が少なくなるって聞いたことあるけど、これも言語の単一起源説に関係するのかな
ブッシュマンとかも言語を持っているのだから、出アフリカの時点で言語を持っていたのは確実じゃないか
4:31 ここで思ったけど、roadと道路もなかなかな奇跡じゃない?笑
逆だwww
ろーど
どーろ
出アフリカは複数回、別のグループが行った可能性もあるという説もありますね。ルートもスエズ地峡とジブチ・イエメン間の2説があり、そこから両ルートで行われたとも考えられますね。
非常に面白い!
カラスも猿も単語的な会話はしている
だから、ある程度の知能があれば鳴き声を分けてコミュニケーションするのは
動物にとって普通のことなんでしょうね。
世界中の猿が同じ鳴き声で会話しているわけじゃないのと同じように
人間も同じ鳴き声、言語で話していない。
カラスやインコも訓練すれば人間の言葉を一部話せるように
所詮言語はコミュニケーションをするための手段にすぎない
祖語として鳴き声に近い単語はあったんでしょうね。
というか、鳥がむしろ色々喋れるはずなのに
取りどおしが喋らないことが言語の意味なのかもしれないですね。
鳥にとって複雑な言葉を話すことは重要じゃない
これは、アフリカの先住民等などで言語が未発達な場合にも言える
別に必要としければ言語は発達しない
今だに文明に取り込まれていないインド洋の先住民などの話す言葉こそが
ある意味一番、人類祖語に近いかもしれませんね
たしかに、先住民が話す言語には色を表すのが3色しかないものもあるしね
世界祖語はあるのかないのか…(単一起源説と複数起源説)
いつから人類は言語を操っていたのか
言語が形成される前にその前身はあったのか、そうならばそれは何だったのか
おっしゃる通り難問ですね……比較言語学、面白そうです
ず〜〜〜〜〜〜〜〜〜っとオススメにいたから、ついに根負けして見に来てしまった。
そういやイギリスの北の方の発音が、犬のようなオンオンいってる感じだから昔の言葉って吠えてたりしてたんかなって思う
何せ人って犬と関わり深いし
逆に東南アジアの場合、イとエの発音がやたら強い
多分インコとかの様に、動物の鳴き声を真似たのが初めかもしれない
門外漢の思いつきレベルなのですが、同様に手がかりの少ない宇宙論で使われている統計的手法が使えるかもしれませんね。
コンピュータシミュレーションで単一起源の場合の言語の発展と複数起源の場合の言語の発展を追い、その統計的な特徴の違いを調べるわけです。もちろんただのシミュレーションなので現実とは違いますが、様々なケースにおいて統計的な特徴に同じような違いが出るならば、あとは現実言語群で同様の統計量を調べれば、複数起源か単数起源かくらいの判別はできたりして?
すごく面白い発想だと思いました。
言語の発達には様々な要因が絡み合っていますから、現在のコンピュータ技術を考えると、シミュレーションが出来るようになるのは遠い未来になりそうなのがもどかしいところです。ですが、今後のこの分野の研究が進むとしたら、その方法しか無いように思いますね。
言語解析で統計学は昔から使われていますよ。大雑把な面白い傾向がわかりますね。ただ東アジア系言語で分岐とかまで導いた結果はなかったかも。
シミュレーションから傾向を読み取って当てはめるのか、面白そう
言語学に精通した及川光博
めっちゃおもしろい
人類の移動によってある程度の地理的な隔離が生まれると交流が長期間途絶えるので、その時に言語は独自の進化を遂げやすいのでしょうね。
交通手段や通信手段が拙かった古代では特にそう。
似通った単語が多い言語は共通の祖先を持つとも言い切れないのは、例えばある時期に貿易や戦争や移民などで特定の国同士に深い繋がりができていたケースもあるということでしょうね。
各地で独自に進化し、交わり、時には淘汰され、今日まで変わりながらも伝わり、そしてまた変わっていく。
そんな中で日本語はなかなか特徴的な言語に進化してきたとは思います。
漢字と仮名の組み合わせで意味を読み取る場合の利便性が格段に高いのは利点。
時には主語を省いても意味が通じる感覚も他の言語から見れば独特でしょう。
日本に住んで日本語を使っていた外国人が自国に帰った時に、性格が穏やかになったと言われるケースも報告されていて、平和的な人格を形成するというメリットもあるのかもしれない。
また言語には伝える機能と表現する機能があり、伝えるためだけにあるならより合理的、機能的な言語を使った方がいいのですが、例えばイスラム教のコーランはアラビア語で読み上げた時に美しい響きを有していると聞いたことがあります。
その言語でしか表現し得ないものを合理性のみで淘汰するのはもったいないこと。
さて言語が伝えるためのものである以上、この共有化の時代において現存する言語の多くは淘汰へ向かうことが予想されます。
より伝える機能に優れた言語が残るのは当然として、より魅力的な言語もまた残されて然るべきだと私は思うのです。
世界最古の言語は100%オノマトペだったに違いない。
あのジャバジャバがヒエヒエでキラキラーってしてた
@@Luke_0614 滝のことかな…?
@@JunyaS. おお
石器の始まりは320万年前とも言われている。各地で出土していることから、オーストラロピテクスの優秀な一個体が作ったのではなく、一の技術が他に影響を与え、相互に敷衍していった見る。経時的にもつながりがあり、世代を超えて形は同様に維持される。それが石器の形式で、320万年も面々と広がり引き継がれた背景には交信手段を原人の時期から持っていたから、と考える一人です。すなわちオーストラロピテクス時代から言語をもっていた。出アフリカは12万年まえ、この頃には相当高度な石器、アシュレアンが製作されていた、言語の介在なしにこの高度技術の伝承敷衍は考えられない。
現生人類の祖の言語は拙いもので、ネアンデターレンシスの方が発達した言語を持っていてネアンデターレンシスから多く学んだ言語とネアンデターレンシスからあまり学ばなかった言語で差が生じてると言う可能性はないでしょうか?
日本人には珍しいくらいネアンデターレンシス起源の遺伝子が残ってると言われます。原日本人とネアンデターレンシスの交流が豊かならネアンデターレンシス言語起源の単語や文法が日本祖語に残ってる可能性があるのでは?
そうやったらネアンデルタール人が生き残っていて現生人類の方が滅亡してそう