リスクアセスメント解説① なぜ数字のお遊びにしてはならないのか?
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- Опубликовано: 12 сен 2024
- 安全衛生管理(ISO45001を含む)において最も重要なツールであるリスクアセスメントについて、その重要性の背景や労働安全衛生法との関連を解説します。
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黒崎 由行について
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#安全衛生 #ISO45001 #リスクアセスメント
安全についての哲学を学べる。感謝です。
数字のお遊び、まさにそうですね。リスクアセスメントを(形式上)導入している企業では自社のリスクアセスメントの手法をスラスラと説明できる人は多いと思いますが、ではその意味、意義、目的は何ですか?って聞かれたらしどろもどろになる方が多いのではないかと思います。なぜそうなってしまうのか?
私の分析では学校教育の在り方に起因するのではないかと。日本の学校教育は基本的に板書の教育、すなわち与えられた問いに対する正解のセットを覚え、試験では出された問いに対する正解を如何に早く、正答率を高く出すかに主眼が置かれていると思います。
対して、欧米では自ら良質な問いを立てて、つまり本質的な課題は何かを探り出し、論理的に答えを導き出すことを学校教育の場で学ぶ機会が多いのではないかと思います。
最近話題の「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」という本を読んで、そう思いました。
機械安全の世界では、1972年のローベンス報告からニューアプローチ指令が施行され、考え方がガラリと変わりました。
機械の危険性をよく知っているのは設計者である。従って自ら危険性を調べ設計に反映でき、安全性を証明できるのも設計者であるし、その責務を負うべきである。まさしく自ら良質な問いを立て、つまり課題は何かを打ち立てて、論理的に答えを導き出す、リスクアセスメントの意義がもともと学校教育の場にある欧州にはあったのだと思います。
対して問いと正解の組み合わせをひたすら覚えることに主眼が置かれた日本ではKYTが安全確保の正解なのだとなってしまったのではないかと推測しています。
現場の人が、KYTカードに対する正解の組み合わせをたくさん覚えれば、事故は回避できると。
リスクアセスメントは世界でまだ起きたこともない事故でさえ、リスクとして特定し対策の検討テーブルにあげる可能性を秘めているのに対し、KYTは残念ながら応用性、発展性は期待できないと思います。
そう考えるとローベンス卿のイギリスは突出して強度率が低いのも頷けます。
また各種認証、ISOマネジメントシステムを貫く「自ら課題を設定し答えを導き出し、継続的改善を図り、それを高らかに宣言する、第三者にその宣言の根拠のたしからしさをは検証してもらう」と言う思想も理解できます。
日本は遣隋使、遣唐使で表されるように、良いものを良いと評価しどんどん取り入れていく素地のある国だと思います。
良いものを良いと正しく評価し取り入れ、改善していけばきっと確かな安全文化を築くことができると信じています。
長文失礼いたしました。
含蓄に富むコメントを頂戴し誠に有難うございます。
これまでは優秀な社員に支えられていたのだと思いますが、今後は外国人労働者の受け入れも含めて作業者の質の低下は避けられず災害が増加すると予想されます。
軽症の災害なら良いのですが、取り返しの付かない災害は起こさぬようリスクアセスメントの改善が不可欠だと考えます。
これで法律の後追い姿勢から現場で考える姿勢に移ったわけですからエライことです。平成28年の前年12月に染色工場で膀胱がんがすでに発生していた事は企業にとってリスクアセスメントは「徹底」的重要という時代になったことですね。
コメントいただき有難うございます。
特に化学物質はいつ悪者に転じるかわからないことを前提に、ばく露の低減に努めなければなりませんね。