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画家の性格、生きていた時代、家族関係、交友関係、いろんな要素が積み重なって絵が出来上がり逆にその絵からそれらの背景を推理することもできる知識というのはすごいな…パズルを難なく解いてる姿を見せられてるみたいだと毎回思いますドガと親友というのも初めて知りましたwドガに友達がいてよかった!
普通の美術史本を読んで、その解釈に「うーん、そういうことも・・・あるのかなあ?」ぐらいの印象を持つことも多いですが、五郎さんの解説はすごく腑に落ちる感じがあって、良質のミステリー小説を読み切ったような爽快感がありますね。
モロー好きなので嬉しいです。向かい合う写真はモロー展で見てモヤモヤしていましたが…。エディプスと聞いた瞬間に鳥肌が立ちそうでした笑共依存というか、ずっと子供のまま大人として認めてもらえなかったのかな。モロー展でも似顔絵のお母さんの眼力が怖くてただならぬ人という印象でした。優しいし繊細な人だし、母を見捨てることも遺産を捨てて出て行くこともしにくかったのかもですね。強いお母さんがいる引きこもり状態でもずっとラブラブな彼女がいるって珍しいパターンでは。優しいから逆らわなかっただけで彼の精神はギリギリ健全だったのでしょうか。不思議なバランス。彼女の存在と絵で昇華できていたのか…彼女がお母さんとかぶっていたら、やっぱりエディプス…?😅今日も興味深く、面白かったです。ありがとうございます。
ちょいちょい比較に出される「俺たちのドガ」www
笑笑笑
@@トロール-m9b😊😊😊😊
モロー大好きなので第二弾嬉しいです!できれば第三弾もして欲しいです!モローと母親の関係の話を聞いていて、寺山修司を思い出しました。「田園に死す」「身毒丸」みたいに、母親への愛と憎しみ・恐怖の相反する感情があったんでしょうね。しかし今回の話で一番の驚きはドガに友達がいたことでした!
さすがです。まさにそれ! 日本で言えば寺山修司の母親観がモローのそれにいちばん近いような気がします。
ハツハツハツ、ハツがハツのハツにハツして…というお母さんの名前だけの詩を書かれてましたね。コンプレックスという感情の怖さがよく現れている詩でした。
鋭く深い分析ですね。当時の時代背景ではなく、個人的な事情・・・つまり、モローの置かれた特別な環境が、独特の女性観と新たな美を形成して行って、彼自身は引き籠りながらも、なんとなく時代に上手くハマったのは面白い展開ですね。
モロー待ってたやったあ!!モローの女性観は、きっと母親との関係が大きいだろうとは予想していた。五郎さんの解説、大いに納得、ふにおちた。優しい人はどんなにキツイ母でも捨て去ることができず、母に必要とされるいい子でいようとするんだよなあ…モローのこと、もっとしりたくなった。
親子関係は人生観にも影響しますよね、オモシロイお話でした。彼女と一緒に過ごしてほしかったなー、ラブラブのイラストがかわいい^^
モロー大好き。30年位前に行ったときは見つけるのも苦労した程、ヒッソリと佇むモローの家という感じで、守衛(?)のおじさんが扉を開けてくれた。たくさんのデッサンがあって面白かった。3年前に再訪したら、辺りも小綺麗になっていて、もう美術館だった。上野にある、ヨハネの首を待つサロメの小品の見方も変わるかな。改修終わったら観に行こう、フジタの金屏風を背にする女の人の絵にも会わなきゃね。
親しみを込めたオレたちのドガ、マネ先輩っていう呼び方好きです。
自分は女ですが、母が色々病気を抱えて身の回りの世話をしていた時を思い出しました。大事に思っていたけど支配されていたんだと亡くなったあとの解放感で気付きました。絵には人生が現れるんですね。
引きこもりでサロンに合わなかったからこそ、モローさんの独特な世界観や画風が構築されたのかーと納得でした。陰影やスフマートが少なく、平面的な水彩画は漫画やイラスト的で、フォービスムよりシャガールの幻想夢想的な世界や天野喜孝さんの中世ゴシック様式な水彩イラストに受け継がれている印象を受けました😌。モローが日本人にウケるのも分かります✨
たまに出てくる「いらすとや」を見て、いらすとやの作品も100年後にはこうやって作品や社会背景とか解説されるのかなぁと。
モロー回なのに俺たちのドガが何回も出てきて嬉しい。やっぱドガ先輩パネーっす。
分析やばいくらい面白いです…途中BGM入ってて詩の世界観にハマりました!画家ってわかりやすい!
すげえ!!今日は最高の謎解きものだった!スフィンクスに目が行きがちだったけどオイディプスか!!
今回は個人的にヘビーな内容でした。でも何回もリピートすると思います。モローの天性の優しさ(心の柔軟さ)に対してお母さんは普通の人とはちょっと違ういびつな精神をしていたのだと思います。そのいびつさにモロー自身も、型にはまった粘土の様にいびつになってしまい、母と子の奇妙な関係が生まれたのかなと。そしてお母さんが亡くなってその型(トリガー)から解放されての一角獣なのでしょうね。最初のワダさんのガッツリ写ったシーンが色んな意味で救いです笑
今回のモローへの深堀りは五郎さんならではの考察が随所に出ていて皆に勧めたくなりました
2019年に「サロメと宿命の女たち」と言うタイトルでモロー展が開催されていましたが、モロー美術館からの貸し出しで、点数も多く見ごたえありました。その時五郎さんの紹介にもあった恋人とツーショットのカリカチュアというかあまりにかわいいイラストが陰キャラのモローにしては意外で思わず「あ、この人いろいろこじらせてるけど健全な恋愛観もあるやん」と、妙に安堵した覚えがあります。(^^)
めちゃくちゃおもしろかった!モローと母親の関係が真実どんなものだったかはもう分からないけど、こうだったのかな、ああだったのかなって想像を巡らさせてくれる五郎さんの解説さすがですもはや絵画そのものより、どんな前後関係があって歴史的背景や心情があって画家がそれを描いたのか、の部分にばっかり興味がいくw
今回も素晴らしい投稿ありがとうございました!エディプスコンプレックスに話が繋がるのゾゾッとしました。素晴らしい考察ですね
障害を負った母を見捨てられず支配を受けてた息子だったんですね。モローの優しさを知りました。愛憎か…母が死んで解放されたのですね。
メンタル弱くて引きこもりのモローと偏屈で同業者にはダメ出ししまくりの俺たちのドガが仲良しだったのが意外です。
子供の頃にどうして近代の男性はレースや刺繍やフリル使わないんだろうって不思議に思ってました昔のヨーロッパの王様や貴族はあんなに綺麗だからって使ってたのにって
いつもですが、五郎さんの鋭い、そして納得の考察に、素晴らしいなー、と共感しています。また、その時代背景がどんなだったか知れて大変有難いです🙇
納得の解説ありがとうございます。五郎さんの影響でデジタルな有名絵画を数百点入手しました。全体の雰囲気から拡大して精緻な筆遣いを見て五郎さんの解説に脱帽です。以前のRUclips解説と照らし合わせて見直すと楽しさ数千倍です。
えっ、デジタルカメラによる複製油絵ですか。一枚でも結構なお値段を藝術愛好心で購入されました貴方を尊敬します。
母と息子といえば、ユトリロもなかなかに…いつか五郎さんの解説でユトリロも伺ってみたいです。
今回のお話は絵画の話を超えて、自身の経験も含めていろんな意味で勉強になりました。モローの絵にとても興味が湧きました。ありがとうございます。
19世紀末になぜ魔性の女が流行したのか、モローにとって魔性の女とは、それぞれが掘り下げられていて面白かったです。プレゼンのお手本としても活用できる。神回。
20年前、モロー美術館行きました。お母さんと向かい合わせの写真があったとは知りませんでした。今回の五郎さんの、19世紀末の時代観、モローの人物観、作品観は、もはや論文レベルですね。
とても面白かったです。いつも深く鋭い解説をありがとうございます。絵画の見方が変わりました。雲の上のように感じていた絵画や大画家の方達が、あ みんな人間なんだなあ と身近に感じるようになりました。
変態の話に饒舌になる五郎さん。女性視点でドンドン引いてゆくワダさん。笑えました。
この回を見て一番実感したのは、やっぱりドガって絵が上手いんだな〜と言うところ。あと、お母さんが大好きだからこそ呪縛になるんだろうね〜
ついに「我らがドガ」にまで昇格してて草モローという人物はかなり繊細だったのだろうと思う
モローは、母親の過干渉と介護疲れがあったのかなぁと思います現代社会にも通じますねモローは、経済的な苦労はなかったかもしれないけど、頑張って生きてたなと思いましたお疲れ様〜
毎回本当に興味深くて楽しい解説で、知識のない自分にも理解できるくらい嚙み砕いてわかりやすく話していただいて感謝です。絵画の魅力って、絵や色の美しさや描かれているものなどその絵そのものの表面的なものだけではなく、その絵から感じる何か、作者の伝えたかったもの、あるいは絵からにじみ出る作者の「心」そのものの魅力なのかなと五郎さんの解説を聞いてると感じてきました。
五郎さんの考察凄いなぁ~。
幼い頃から好きな画家のひとりでしたが、「なんでこの人は人間、特に女の人の表情がテキトーなんだろう、人間に興味ないのかな?背景の空気に比べて」と感じていたのが腑に落ちました!
モローがオイディプスを描いたことに合点がいきました。凄いお話ですね。
コロナが落ち着いたら,五郎さんワダさんその他スタッフ(失礼!)の方々と,ヨーロッパ遠征してほしい! 美術館の巡り方とか教えてほしい!
過去一興味深い話でした。芸術家の話をしてるというより、ワケありの知人の話をしてるみたいで、すごく人間味を覚えました。
作品からその画家の人間性を推測していくのは面白いですね😊締めくくり和田さんの絵。山田先生がスーパーマン和みます👍
モローの絵は、学生の頃に美術館で見て感動して、お土産に絵ハガキを買ったのを覚えています。キラキラ光っているように見えて、神秘的でした。チラ見えするまぶしいワダさんにほのぼのする反面、どうか(ご本人が望むなら)プライバシーが尊重されますように……などと老婆心も💦
ハマりすぎて動画一気見してます。美術作品などの教養をつけたくてみさせてもらってます!
なるほどね・・今回も勉強になりました。あと、19世紀末と頽廃と言えばやっぱりクリムトが浮かんでくるんだけど、もうやりましたっけ?まだならリクします。
今回の動画で強く再認識したのは、芸術はやはり『その人その物』ということでした。次回も楽しみにしています。
気になっていたモローで嬉しいです。てっきりロリコンだと思っていましたが、逆だったんですね。勉強になりました。
めちゃ鋭い!うちの夫はスコットランド系のアメリカ人ですが、お父さんは3回の結婚で兄妹9人。母と子供達の関係は一言では言い表すことのできないドラマが細かい網の目のように張り巡らされています。先日夫の弟が結婚式がありましたが、複数の母達が誰が1番リスペクトされるかの静かな争いが結婚する本人達の裏側でなされていました。まさに魔性の女達の生き様を見るようでした。
サロメ繋がりでビアズリーを、ぜひ!!ちーっとも美しくない、乙女も感じさせない、醜女なおばちゃんな様相でありながら確かにサロメと思わされるビアズリーの「お前の口に口づけしたよ」と告げる確かな誇りと風格を滲ませるサロメの解説をして頂きたいです!!ワイルド×ビアズリー×福田恆存の妙なのかもしれませんが、それにしてもビアズリーの魅力はどういう点にあるのか、ぜひご解説頂きたいです!!
興味ありますので賛成します!
いつもとても面白いお話し ありがとうございます。今回も面白かったです。五郎さんの仰る通り 母親が魔性の象徴と同時に憧れの象徴なのかなと思うのが僕の意見です。これからも素敵な動画を楽しみにしております。
モローには絵があって良かったね、と思いました。
いつもながらに深い洞察力に感嘆しました。息子にとっての母親、娘にとっての父親って言うのは、人生で初めて出会う異性でその後の人生で女性観男性観を作るのに重要な存在なんですよね。特に息子にとっての母親って言うのは、本当に影響力が強すぎると思ったりします。思春期の娘が父親を避けたり、父親のパンツと自分の物を一緒に洗濯されるのを嫌がるのは、無意識に近親相姦を避ける為だと聞いた事がありますが。モローにとっては母親は、特に父親が亡くなってからは更に恐怖の存在だったのですね。それが作品に表れている、面白いです。一角獣の話は知りませんでした。
お母さん、、、音楽家で耳が聞こえなくなるというのは相当つらい状況ですね。ルオーは優しくて人の気持ちをわかるから母親をみすてられなっかたんだろうなあ。あえてマザコンのようにふるまってあげたんだろうなぁ。。。。。母の生きがいはもう息子しかないって。。。
全ての男性は大なり小なり違いはあれど、いわゆるマザコンであると思っておりますが、モローが母親に抱いてたであろう『恐怖』という感情は、もしかしたら何かストンとくる男性がいるのではないかと思っています。母親は色んな意味で偉大ですが、母親自身が思う以上に、息子に与える影響が大きいのですね。
世紀末とモロー、どちらも凄い新解釈ですね!モローの未完の作「キマイラ」の詩にある「無意識」ってワードはフロイト経由なのかな?フロイトの最初の研究が女性のヒステリーだし、この時代、男女問わず禁欲でギクシャクしてたんでしょうか。面白かったです。
昔、ギリシア神話の辞典で見た時から、モローのスフィンクスの絵が好きでした。まさか今回、エディプス・コンプレックスという形でそこに繋がるとは。優しく、愛情深いが故に、人知れず複雑な想いを抱えていたのかも知れませんね…。アレクサンドリーヌを亡くした際のオルフェウスの絵も胸を締めつけられるようです…。
五郎さん、和田さん、スタッフの皆さん、こんにちは。西洋絵画がとても好きです。コロナで色んな美術館になかなか行けないので、ずっとさみしく感じていました。あっちゃんの動画でこの番組を知り、どハマりしました。全部見ました。とにかく面白いです。絵が好きな友人がいるので教えたら友人もハマりましたwものすごく楽しいです。いつもステキな動画をありがとうございます。これからも楽しみにしています。身体無理せず頑張ってください。応援しています。
「俺たちのドカ」と「元祖子供部屋おじさん」が親友だなんて、お互い切磋琢磨出来て良かったと思います。
元ネタがあるのに自分の「独自すぎる解釈」で作品だしちゃうところが現代の同人(マンガ)作家に近い感じがしますね。当時流行りの画題とかあって、別分野に影響しまくるのとかも趣深い話です。自分のために描く、自分が描きたいから描くというのが最近になってようやく一般的に認められた(特段変なことではない)けど、実家がお金持ちで好きに表現活動できておまけに才能もあるならこうなるんだろうなと。
友人に勧められて、初めて拝見致しました。西洋の画家の中で、モローが一番好きです。モローの家にも行きました。ご指摘の、モローとお母さんの写真を見たときに、違和感を抱いた覚えがあります。いろいろ納得です!! 有難うございました。モローが引き籠もり傾向の人間だったにもかかわらず、教師になってから何人もの優れた弟子を育て得たのは何故なのかが、ちょっと不思議です。母親の束縛から離れて自由を得、若者と触れ合うことで、眠っていた教師の才能が開花したのでしょうか(自分が描くことと教えることとは、必用になる能力が違いますよね)。ルオー展で、モローが彼のことをとても気遣っていたと知り(ルオーも大好きです!)、「なんだ、この、いい先生ぶり炸裂は!?」と思いました。彼女とラブラブの絵を見たとき、死別してしまったとはいえ、そういう人がいて、「ああ、良かった💞」と、なんだかホッとしました。
オイディプスの話、エグすぎるw近親相姦ほど禁忌と感じるものはないからなぁ、なんとなくモローの拗らせ具合も共感できる
山田さんのモローの解説、大変勉強になりました。彼女が教師だったり何不自由なく好きな絵画に没頭できたり母親や支配されることを嫌がってはいないんでしょうね、だが一生母親との狭い支配された世界で生きる事を受け入れるしかない現実から脱却…というより恐怖をサロメやオイディプスの画からは感じました、アーティストにゲイが多かったり矛盾する2面性を持っている作家はその精神の代謝のように複雑な作品を生み出すことが多いと思います。
マザコンでもそれに寛容な国もあってただの孝行息子ぐらいにしか思わない国もあるとか。なのでモローも場所と時代が違えば彼の芸術は生まれてないのかな。と思いました。でも色々こじらせても芸術に昇華できた人はやっぱり凄いんでしょうね。
現代のサブカルチャーでは「男性を振り回す魔性の女児」(所謂メスガキ)が人気でキャラクターとして確立されていますが、今回の動画でその片鱗というか原型となる要素を感じました。女性は怖いけど女児なら安心。現代ではそこから更に、その女児に裏切られたい振り回されたい…みたいなことなのかなと思いました。いつの時代も魔性の女に振り回されたい願望っていうのはあるんですね。
山田五郎先生、素晴らしい考察ありがとうございます😃モローの女性恐怖を当時の時代背景から母親への恐怖へのくだりで私の頭の中の点が線に繋がりました👏次はフランシスベーコンのキリスト磔刑図を取り上げてください🙏
とても興味深い話でした。しかし・・「俺たちのドガ」のキーワードの強さ!
そういう圧力が創作につながることってよくありますね。
0:08 ワダさんのポニテ可愛い♡
心理学の話が少し分かるだけでも見え方が変わる回だと思います。
今回も素晴らしい動画をありがとうございます。モローは富裕層で浮世離れした画家としか知らなかったので、家族関係などとても興味深かったです。このお母さんのスケッチ!目付きが完全に魔女か古代の女王ですね。強キャラ過ぎ。一般的な母親像からこうも遠く離れているのは、モローにとって彼女がどういう存在だったかをどんな記録よりはっきり表していると思います。近所に母親公認の彼女がいたのに結婚しなかったというエピソード、モンゴメリの赤毛のアンシリーズの挿話を思い出しました。病弱な母と暮らす男性が20年近く近所の女性と付き合っている。母親は彼女に早く息子と結婚してほしいと言い続ける。しかし男性はプロポーズを決してしようとしない。何故なら実は母親が息子に自分が死ぬまで結婚しないよう因果を含めていた…というお話でした。モローの絵のモチーフは、母親の死後魔性の女から□リに転向したようですが彼の内面はあまり変わることがなかったのではないでしょうか。思うに、マザコンとロリコンは表裏一体。どちらもアンタッチャブルなセックスとステレオタイプな属性を付与された、支配被支配の関係性という意味で。母親の支配が死によって終了した時はきっと頭の上に乗った重石が取れた気持ちになったでしょうが、影響力は彼の中から去らなかった。物語の中の息子は母の死後すぐ彼女にプロポーズして結婚しますが、モローは一見正反対に見える極に走った。母親との暮らしが長すぎたのか、芸術家だからこその発散なのか。現実はかくも厳しく寂しいというか。色々と考えさせられる五郎先生のお話でした。ありがとうございます!
いつも興味深い解説動画をありがとうございます。今回もフロイトの言うところのエディプスコンプレックスについても、実に見事にご説明されていて、さすがゴローさんだな、と思いました。ところで、「マザコン」について。現代の日本で広く使われている意味は、母への異常な思慕や子離れできていないような関係のことをさすと思います。ですが、そもそもコンプレックスという言葉の意味は、C.G.ユングの提唱した意味合いで行くと、「非常にこんがらがった気持ち」の事を指しますので、「マザコン」というのはある意味正しい表現でもあります。マザーコンプレックスは、つまり「母親」という概念に対して葛藤したり執着したりしてしまうことですので、自分の母親に「母親」であってほしい、女としての部分を感じたくない、それを感じてしまうのが恐ろしいために、幼児化(弱い立場をとる)するのは、マザコンとよんで差し支えないかと。モローがこの母と一緒に生きるための戦略だったんだということなのでしょうね。五郎さんのお話をお伺いして、モローの人間らしさがありありと感じられ、好感が持てました。ありがとうございます。
未完の作品からモローの人物像をあぶり出す手腕、見事としか言いようがないです。
五郎さんのお話は毎回とっても素晴らしいのですが…今回は神回とも言えるくらいに興奮しましたし、すっごく楽しませて頂きました。五郎さんにお願いがあります❗いつの日かゲストに中野京子さんや原田マハさんとのコラボを実現させて下さいませ…お願いいたします。
ヒッチコックの『サイコ』を思わせるようなお話でした。
モローの場合、マザコンはマザコンでも、「マザー・コンプレックス」ではなく、「マザー・コントロール」だったのかも。ワダさんが最近鋭いなあ、と思っていたらオイディプスで「巨人」ある意味安心しました。
今回の動画もとても面白かったです😊マグリットやってほしいです!私はマグリットの大家族が好きです✨
「冬彦さん」を連想してしまいました(笑) 母親と息子の関係の複雑さは、「嫁」にとっては厄介なものですよ。同時に、私は女ですが、独身時代、「母から独立したいのに独立できない」葛藤を抱えていたので、五郎さんのモローの心理分析にも納得してしまいます。
哀れなモロー。。ちょっと泣きそうになりました
第一弾では思いつかなかった五郎先生の説。なるほど、一理あるどころかかなり納得してしまいました。わかりやすく枝葉を削いだり横道も解説してくださったりいつもありがとうございます。
モロー! モロー回第一回未見なので これから見てから改めて見ます モロー 知らない画家 だが、それがいいw
今日の話は深かった。オープニングでワダさんの後ろ姿が見れて喜んでいたが、これが序章だったとは・・・。
山田氏の分析、さすがです。納得しました。
ダンスセラピストとして、絵画療法士さんと共に、精神病院で働いていた事があります。五郎さんの解説を伺っていると、画家というのは、本当に正直だな、、、と感じます。
オイディプスでキュプロプス出てくる和田さん、最高!思わず吹き出しました!
うちも一人息子います。いろいろ考えちゃいました。面白い回でした。
ワダさんのアクセサリーが素敵です
十九世紀末といえば啓蒙主義を経て近代的価値観が確立してキリスト教的な価値観が退潮した時代、という認識でしたが性的な部分においてはむしろ中世よりも禁欲を強いられたというのは意外な気がします。欧米においてこの時期の禁欲主義、勤勉性というとプロテスタンティズムが真っ先に挙げられると思いますが、カトリック圏のフランスでも同様だったことを考えると、何か別の要因があったように思います。
こんにちわ。初めてコメントします。毎回楽しませて頂いております。絵に込められた画家のメッセージ、その画家の性格や当時の時代背景に至るまでとてもわかり易く解説されていて、毎回感心しております。今回の解説はあらゆる男性にとって“母親の存在、息子の関係性は…後の女性像に影響を与える、永遠のテーマ”であるという…感慨深いものがありました。五郎さんの洞察力には恐れ入りました。次回も楽しみにしております。
初コメントです。今回のお話はすごく心に刺さりました。自分の中であやふやだった物がキレイに整理されたようか感覚です、ありがとうございます。これからも動画を楽しみにしていますm(._.)m
明日、学校で全校生徒に向けてスピーチするので、緊張していましたが…、😨動画のおかげで肩の力が少し抜けました!ありがとうございます😭
貴様に[無意味な緊張をしない]呪いをかけた!!せいぜい自然体で楽しむがいい!!〜(꒪꒳꒪)〜
この動画で緊張が解れるなんて、成熟した学生さんですね!スピーチがんばれ〜
いつにも増して考えさせられる動画でしたw
モローはお母さんの影響なければ…また違った人生だったのかな😑モロー美術館に行ってみたい!
妖精画家ダッドの話の時にもありましたけど、サイエンスの勃興ってのも社会情勢としてあるのかなと思いました。宗教への信頼の低下に引きずられて、信仰に裏打ちされた常識が揺らいだ時にある種プラトニックな考えが強くなるというか。
男にとって本当に恐ろしいのは己を見失うほど性的魅力に溢れた女ではなく、性的なものを許さずに自分を管理してくる女だっていうことか…でも自律するより管理される方が楽だから、大抵の男はモローのような状況にいると母親の魔性から自発的に抜け出せないのかもしれないですね
凄い解説でした!翻訳して全世界の人々に伝えて欲しい内容ですね
待ってました!
前回のモローの回が大好きだから続きが来て嬉しい!ちょっと怖いモローの内面…
いつも楽しく拝見させていただいています!ぜひ、画家にフューチャーする形からギリシャ神話の神だけで構成されたものも見てみたいです。ゼウスに関する物語と絵画、ヴィーナス、、など
モロー第二弾ありがとうございます!昔見たテレビの美術番組でモロー美術館の回があったんですがモローと母親との関係について解説していたのを思い出しました。孤独で母親想いのモロー…と思ってたんですが実際のところモローの気持ちはどうだったんだろうか;;第三弾ではユピテルとセメレをお願いしたいです…
息子を持つママとして「支配」される恐怖にゾッとしました。一昔前だと結構多いのではないでしょうか?教訓になると共にモローが制作を続けてくれてよかったなぁ。ただ後世の幸せ度も気になります。彼女とのイタズラ書きみたいな絵がツボです❣️
画家の性格、生きていた時代、家族関係、交友関係、いろんな要素が積み重なって絵が出来上がり
逆にその絵からそれらの背景を推理することもできる
知識というのはすごいな…パズルを難なく解いてる姿を見せられてるみたいだと毎回思います
ドガと親友というのも初めて知りましたwドガに友達がいてよかった!
普通の美術史本を読んで、その解釈に「うーん、そういうことも・・・あるのかなあ?」ぐらいの印象を持つことも多いですが、五郎さんの解説はすごく腑に落ちる感じがあって、良質のミステリー小説を読み切ったような爽快感がありますね。
モロー好きなので嬉しいです。
向かい合う写真はモロー展で見てモヤモヤしていましたが…。
エディプスと聞いた瞬間に鳥肌が立ちそうでした笑
共依存というか、ずっと子供のまま大人として認めてもらえなかったのかな。
モロー展でも似顔絵のお母さんの眼力が怖くてただならぬ人という印象でした。
優しいし繊細な人だし、母を見捨てることも遺産を捨てて出て行くこともしにくかったのかもですね。
強いお母さんがいる引きこもり状態でもずっとラブラブな彼女がいるって珍しいパターンでは。
優しいから逆らわなかっただけで彼の精神はギリギリ健全だったのでしょうか。不思議なバランス。
彼女の存在と絵で昇華できていたのか…彼女がお母さんとかぶっていたら、やっぱりエディプス…?😅
今日も興味深く、面白かったです。
ありがとうございます。
ちょいちょい比較に出される「俺たちのドガ」www
笑笑笑
@@トロール-m9b😊😊😊😊
モロー大好きなので第二弾嬉しいです!
できれば第三弾もして欲しいです!
モローと母親の関係の話を聞いていて、寺山修司を思い出しました。「田園に死す」「身毒丸」みたいに、母親への愛と憎しみ・恐怖の相反する感情があったんでしょうね。
しかし今回の話で一番の驚きはドガに友達がいたことでした!
さすがです。まさにそれ! 日本で言えば寺山修司の母親観がモローのそれにいちばん近いような気がします。
ハツハツハツ、ハツがハツのハツにハツして…
というお母さんの名前だけの詩を書かれてましたね。
コンプレックスという感情の怖さがよく現れている詩でした。
鋭く深い分析ですね。当時の時代背景ではなく、個人的な事情・・・つまり、
モローの置かれた特別な環境が、独特の女性観と新たな美を形成して行って、
彼自身は引き籠りながらも、なんとなく時代に上手くハマったのは面白い展開ですね。
モロー待ってたやったあ!!モローの女性観は、きっと母親との関係が大きいだろうとは予想していた。五郎さんの解説、大いに納得、ふにおちた。優しい人はどんなにキツイ母でも捨て去ることができず、母に必要とされるいい子でいようとするんだよなあ…モローのこと、もっとしりたくなった。
親子関係は人生観にも影響しますよね、オモシロイお話でした。彼女と一緒に過ごしてほしかったなー、ラブラブのイラストがかわいい^^
モロー大好き。30年位前に行ったときは見つけるのも苦労した程、ヒッソリと佇むモローの家という感じで、守衛(?)のおじさんが扉を開けてくれた。たくさんのデッサンがあって面白かった。3年前に再訪したら、辺りも小綺麗になっていて、もう美術館だった。上野にある、ヨハネの首を待つサロメの小品の見方も変わるかな。改修終わったら観に行こう、フジタの金屏風を背にする女の人の絵にも会わなきゃね。
親しみを込めたオレたちのドガ、マネ先輩っていう呼び方好きです。
自分は女ですが、母が色々病気を抱えて身の回りの世話をしていた時を思い出しました。大事に思っていたけど支配されていたんだと亡くなったあとの解放感で気付きました。絵には人生が現れるんですね。
引きこもりでサロンに合わなかったからこそ、モローさんの独特な世界観や画風が構築されたのかーと納得でした。
陰影やスフマートが少なく、平面的な水彩画は漫画やイラスト的で、フォービスムよりシャガールの幻想夢想的な世界や天野喜孝さんの中世ゴシック様式な水彩イラストに受け継がれている印象を受けました😌。モローが日本人にウケるのも分かります✨
たまに出てくる「いらすとや」を見て、いらすとやの作品も100年後にはこうやって作品や社会背景とか解説されるのかなぁと。
モロー回なのに俺たちのドガが何回も出てきて嬉しい。
やっぱドガ先輩パネーっす。
分析やばいくらい面白いです…途中BGM入ってて詩の世界観にハマりました!画家ってわかりやすい!
すげえ!!
今日は最高の謎解きものだった!
スフィンクスに目が行きがちだったけどオイディプスか!!
今回は個人的にヘビーな内容でした。でも何回もリピートすると思います。
モローの天性の優しさ(心の柔軟さ)に対してお母さんは普通の人とはちょっと違ういびつな精神をしていたのだと思います。
そのいびつさにモロー自身も、型にはまった粘土の様にいびつになってしまい、母と子の奇妙な関係が生まれたのかなと。
そしてお母さんが亡くなってその型(トリガー)から解放されての一角獣なのでしょうね。
最初のワダさんのガッツリ写ったシーンが色んな意味で救いです笑
今回のモローへの深堀りは五郎さんならではの考察が随所に出ていて皆に勧めたくなりました
2019年に「サロメと宿命の女たち」と言うタイトルでモロー展が開催されていましたが、モロー美術館からの貸し出しで、点数も多く見ごたえありました。その時五郎さんの紹介にもあった恋人とツーショットのカリカチュアというかあまりにかわいいイラストが陰キャラのモローにしては意外で思わず「あ、この人いろいろこじらせてるけど健全な恋愛観もあるやん」と、妙に安堵した覚えがあります。(^^)
めちゃくちゃおもしろかった!モローと母親の関係が真実どんなものだったかはもう分からないけど、
こうだったのかな、ああだったのかなって想像を巡らさせてくれる五郎さんの解説さすがです
もはや絵画そのものより、どんな前後関係があって歴史的背景や心情があって画家がそれを描いたのか、の部分にばっかり興味がいくw
今回も素晴らしい投稿ありがとうございました!エディプスコンプレックスに話が繋がるのゾゾッとしました。素晴らしい考察ですね
障害を負った母を見捨てられず支配を受けてた息子だったんですね。モローの優しさを知りました。愛憎か…母が死んで解放されたのですね。
メンタル弱くて引きこもりのモローと偏屈で同業者にはダメ出ししまくりの俺たちのドガが仲良しだったのが意外です。
子供の頃にどうして近代の男性はレースや刺繍やフリル使わないんだろうって不思議に思ってました
昔のヨーロッパの王様や貴族はあんなに綺麗だからって使ってたのにって
いつもですが、五郎さんの鋭い、そして納得の考察に、素晴らしいなー、と共感しています。また、その時代背景がどんなだったか知れて大変有難いです🙇
納得の解説ありがとうございます。
五郎さんの影響でデジタルな有名絵画を数百点入手しました。
全体の雰囲気から拡大して精緻な筆遣いを見て五郎さんの解説に脱帽です。
以前のRUclips解説と照らし合わせて見直すと楽しさ数千倍です。
えっ、デジタルカメラによる複製油絵ですか。一枚でも結構なお値段を藝術愛好心で購入されました貴方を尊敬します。
母と息子といえば、ユトリロもなかなかに…
いつか五郎さんの解説でユトリロも伺ってみたいです。
今回のお話は絵画の話を超えて、自身の経験も含めていろんな意味で勉強になりました。モローの絵にとても興味が湧きました。ありがとうございます。
19世紀末になぜ魔性の女が流行したのか、モローにとって魔性の女とは、それぞれが掘り下げられていて面白かったです。プレゼンのお手本としても活用できる。神回。
20年前、モロー美術館行きました。お母さんと向かい合わせの写真があったとは知りませんでした。
今回の五郎さんの、19世紀末の時代観、モローの人物観、作品観は、もはや論文レベルですね。
とても面白かったです。いつも深く鋭い解説をありがとうございます。
絵画の見方が変わりました。
雲の上のように感じていた絵画や大画家の方達が、あ みんな人間なんだなあ と身近に感じるようになりました。
変態の話に饒舌になる五郎さん。女性視点でドンドン引いてゆくワダさん。笑えました。
この回を見て一番実感したのは、やっぱりドガって絵が上手いんだな〜と言うところ。
あと、お母さんが大好きだからこそ呪縛になるんだろうね〜
ついに「我らがドガ」にまで昇格してて草
モローという人物はかなり繊細だったのだろうと思う
モローは、母親の過干渉と介護疲れがあったのかなぁと思います
現代社会にも通じますね
モローは、経済的な苦労はなかったかもしれないけど、頑張って生きてたなと思いました
お疲れ様〜
毎回本当に興味深くて楽しい解説で、知識のない自分にも理解できるくらい嚙み砕いてわかりやすく話していただいて感謝です。
絵画の魅力って、絵や色の美しさや描かれているものなどその絵そのものの表面的なものだけではなく、その絵から感じる何か、作者の伝えたかったもの、あるいは絵からにじみ出る作者の「心」そのものの魅力なのかなと五郎さんの解説を聞いてると感じてきました。
五郎さんの考察凄いなぁ~。
幼い頃から好きな画家のひとりでしたが、「なんでこの人は人間、特に女の人の表情がテキトーなんだろう、人間に興味ないのかな?背景の空気に比べて」と感じていたのが腑に落ちました!
モローがオイディプスを描いた
ことに合点がいきました。
凄いお話ですね。
コロナが落ち着いたら,五郎さんワダさんその他スタッフ(失礼!)の方々と,ヨーロッパ遠征してほしい! 美術館の巡り方とか教えてほしい!
過去一興味深い話でした。
芸術家の話をしてるというより、ワケありの知人の話をしてるみたいで、すごく人間味を覚えました。
作品からその画家の人間性を推測していくのは
面白いですね😊
締めくくり和田さんの絵。山田先生がスーパーマン和みます👍
モローの絵は、学生の頃に美術館で見て感動して、お土産に絵ハガキを買ったのを覚えています。キラキラ光っているように見えて、神秘的でした。
チラ見えするまぶしいワダさんにほのぼのする反面、どうか(ご本人が望むなら)プライバシーが尊重されますように……などと老婆心も💦
ハマりすぎて動画一気見してます。
美術作品などの教養をつけたくてみさせてもらってます!
なるほどね・・今回も勉強になりました。あと、19世紀末と頽廃と言えばやっぱりクリムトが浮かんでくるんだけど、もうやりましたっけ?まだならリクします。
今回の動画で強く再認識したのは、芸術はやはり『その人その物』ということでした。
次回も楽しみにしています。
気になっていたモローで嬉しいです。
てっきりロリコンだと思っていましたが、逆だったんですね。
勉強になりました。
めちゃ鋭い!うちの夫はスコットランド系のアメリカ人ですが、お父さんは3回の結婚で兄妹9人。母と子供達の関係は一言では言い表すことのできないドラマが細かい網の目のように張り巡らされています。先日夫の弟が結婚式がありましたが、複数の母達が誰が1番リスペクトされるかの静かな争いが結婚する本人達の裏側でなされていました。
まさに魔性の女達の生き様を見るようでした。
サロメ繋がりでビアズリーを、ぜひ!!
ちーっとも美しくない、乙女も感じさせない、醜女なおばちゃんな様相でありながら確かにサロメと思わされるビアズリーの「お前の口に口づけしたよ」と告げる確かな誇りと風格を滲ませるサロメの解説をして頂きたいです!!
ワイルド×ビアズリー×福田恆存の妙なのかもしれませんが、それにしてもビアズリーの魅力はどういう点にあるのか、ぜひご解説頂きたいです!!
興味ありますので賛成します!
いつもとても面白いお話し ありがとうございます。
今回も面白かったです。
五郎さんの仰る通り 母親が魔性の象徴と同時に憧れの象徴なのかなと思うのが僕の意見です。
これからも素敵な動画を楽しみにしております。
モローには絵があって良かったね、と思いました。
いつもながらに深い洞察力に感嘆しました。息子にとっての母親、娘にとっての父親って言うのは、人生で初めて出会う異性でその後の人生で女性観男
性観を作るのに重要な存在なんですよね。特に息子にとっての母親って言うのは、本当に影響力が強すぎると思ったりします。思春期の娘が父親を避け
たり、父親のパンツと自分の物を一緒に洗濯されるのを嫌がるのは、無意識に近親相姦を避ける為だと聞いた事がありますが。モローにとっては母親は、
特に父親が亡くなってからは更に恐怖の存在だったのですね。それが作品に表れている、面白いです。一角獣の話は知りませんでした。
お母さん、、、音楽家で耳が聞こえなくなるというのは相当つらい状況ですね。ルオーは優しくて人の気持ちをわかるから母親をみすてられなっかたんだろうなあ。あえてマザコンのようにふるまってあげたんだろうなぁ。。。。。母の生きがいはもう息子しかないって。。。
全ての男性は大なり小なり違いはあれど、いわゆるマザコンであると思っておりますが、
モローが母親に抱いてたであろう『恐怖』という感情は、もしかしたら何かストンとくる男性がいるのではないかと思っています。
母親は色んな意味で偉大ですが、母親自身が思う以上に、息子に与える影響が大きいのですね。
世紀末とモロー、どちらも凄い新解釈ですね!
モローの未完の作「キマイラ」の詩にある「無意識」ってワードはフロイト経由なのかな?
フロイトの最初の研究が女性のヒステリーだし、
この時代、男女問わず禁欲でギクシャクしてたんでしょうか。
面白かったです。
昔、ギリシア神話の辞典で見た時から、モローのスフィンクスの絵が好きでした。まさか今回、エディプス・コンプレックスという形でそこに繋がるとは。優しく、愛情深いが故に、人知れず複雑な想いを抱えていたのかも知れませんね…。アレクサンドリーヌを亡くした際のオルフェウスの絵も胸を締めつけられるようです…。
五郎さん、和田さん、スタッフの皆さん、こんにちは。
西洋絵画がとても好きです。コロナで色んな美術館になかなか行けないので、ずっとさみしく感じていました。
あっちゃんの動画でこの番組を知り、どハマりしました。全部見ました。とにかく面白いです。
絵が好きな友人がいるので教えたら友人もハマりましたw
ものすごく楽しいです。
いつもステキな動画をありがとうございます。
これからも楽しみにしています。
身体無理せず頑張ってください。
応援しています。
「俺たちのドカ」と「元祖子供部屋おじさん」が親友だなんて、お互い切磋琢磨出来て良かったと思います。
元ネタがあるのに自分の「独自すぎる解釈」で作品だしちゃうところが現代の同人(マンガ)作家に近い感じがしますね。当時流行りの画題とかあって、別分野に影響しまくるのとかも趣深い話です。
自分のために描く、自分が描きたいから描くというのが最近になってようやく一般的に認められた(特段変なことではない)けど、実家がお金持ちで好きに表現活動できておまけに才能もあるならこうなるんだろうなと。
友人に勧められて、初めて拝見致しました。西洋の画家の中で、モローが一番好きです。モローの家にも行きました。ご指摘の、モローとお母さんの写真を見たときに、違和感を抱いた覚えがあります。いろいろ納得です!! 有難うございました。
モローが引き籠もり傾向の人間だったにもかかわらず、教師になってから何人もの優れた弟子を育て得たのは何故なのかが、ちょっと不思議です。母親の束縛から離れて自由を得、若者と触れ合うことで、眠っていた教師の才能が開花したのでしょうか(自分が描くことと教えることとは、必用になる能力が違いますよね)。ルオー展で、モローが彼のことをとても気遣っていたと知り(ルオーも大好きです!)、「なんだ、この、いい先生ぶり炸裂は!?」と思いました。
彼女とラブラブの絵を見たとき、死別してしまったとはいえ、そういう人がいて、「ああ、良かった💞」と、なんだかホッとしました。
オイディプスの話、エグすぎるw
近親相姦ほど禁忌と感じるものはないからなぁ、なんとなくモローの拗らせ具合も共感できる
山田さんのモローの解説、大変勉強になりました。彼女が教師だったり何不自由なく好きな絵画に没頭できたり母親や支配されることを
嫌がってはいないんでしょうね、だが一生母親との狭い支配された世界で生きる事を受け入れるしかない現実から脱却…というより恐怖をサロメや
オイディプスの画からは感じました、アーティストにゲイが多かったり矛盾する2面性を持っている作家はその精神の代謝のように複雑な作品を生み出すことが多いと思います。
マザコンでもそれに寛容な国もあってただの孝行息子ぐらいにしか思わない国もあるとか。
なのでモローも場所と時代が違えば彼の芸術は生まれてないのかな。と思いました。
でも色々こじらせても芸術に昇華できた人はやっぱり凄いんでしょうね。
現代のサブカルチャーでは「男性を振り回す魔性の女児」(所謂メスガキ)が人気でキャラクターとして確立されていますが、今回の動画でその片鱗というか原型となる要素を感じました。
女性は怖いけど女児なら安心。現代ではそこから更に、その女児に裏切られたい振り回されたい…みたいなことなのかなと思いました。
いつの時代も魔性の女に振り回されたい願望っていうのはあるんですね。
山田五郎先生、素晴らしい考察ありがとうございます😃モローの女性恐怖を当時の時代背景から母親への恐怖へのくだりで私の頭の中の点が線に繋がりました👏次はフランシスベーコンのキリスト磔刑図を取り上げてください🙏
とても興味深い話でした。
しかし・・「俺たちのドガ」のキーワードの強さ!
そういう圧力が創作につながることってよくありますね。
0:08 ワダさんのポニテ可愛い♡
心理学の話が少し分かるだけでも見え方が変わる回だと思います。
今回も素晴らしい動画をありがとうございます。
モローは富裕層で浮世離れした画家としか知らなかったので、家族関係などとても興味深かったです。
このお母さんのスケッチ!
目付きが完全に魔女か古代の女王ですね。強キャラ過ぎ。
一般的な母親像からこうも遠く離れているのは、モローにとって彼女がどういう存在だったかをどんな記録よりはっきり表していると思います。
近所に母親公認の彼女がいたのに結婚しなかったというエピソード、モンゴメリの赤毛のアンシリーズの挿話を思い出しました。
病弱な母と暮らす男性が20年近く近所の女性と付き合っている。母親は彼女に早く息子と結婚してほしいと言い続ける。しかし男性はプロポーズを決してしようとしない。何故なら実は母親が息子に自分が死ぬまで結婚しないよう因果を含めていた…というお話でした。
モローの絵のモチーフは、母親の死後魔性の女から□リに転向したようですが彼の内面はあまり変わることがなかったのではないでしょうか。
思うに、マザコンとロリコンは表裏一体。どちらもアンタッチャブルなセックスとステレオタイプな属性を付与された、支配被支配の関係性という意味で。
母親の支配が死によって終了した時はきっと頭の上に乗った重石が取れた気持ちになったでしょうが、影響力は彼の中から去らなかった。
物語の中の息子は母の死後すぐ彼女にプロポーズして結婚しますが、モローは一見正反対に見える極に走った。
母親との暮らしが長すぎたのか、芸術家だからこその発散なのか。現実はかくも厳しく寂しいというか。
色々と考えさせられる五郎先生のお話でした。ありがとうございます!
いつも興味深い解説動画をありがとうございます。今回もフロイトの言うところのエディプスコンプレックスについても、実に見事にご説明されていて、さすがゴローさんだな、と思いました。
ところで、「マザコン」について。
現代の日本で広く使われている意味は、母への異常な思慕や子離れできていないような関係のことをさすと思います。
ですが、そもそもコンプレックスという言葉の意味は、C.G.ユングの提唱した意味合いで行くと、「非常にこんがらがった気持ち」の事を指しますので、「マザコン」というのはある意味正しい表現でもあります。マザーコンプレックスは、つまり「母親」という概念に対して葛藤したり執着したりしてしまうことですので、自分の母親に「母親」であってほしい、女としての部分を感じたくない、それを感じてしまうのが恐ろしいために、幼児化(弱い立場をとる)するのは、マザコンとよんで差し支えないかと。
モローがこの母と一緒に生きるための戦略だったんだということなのでしょうね。五郎さんのお話をお伺いして、モローの人間らしさがありありと感じられ、好感が持てました。ありがとうございます。
未完の作品からモローの人物像をあぶり出す手腕、見事としか言いようがないです。
五郎さんのお話は毎回とっても素晴らしいのですが…今回は神回とも言えるくらいに興奮しましたし、すっごく楽しませて頂きました。
五郎さんにお願いがあります❗いつの日かゲストに中野京子さんや原田マハさんとのコラボを実現させて下さいませ…お願いいたします。
ヒッチコックの『サイコ』を思わせるようなお話でした。
モローの場合、マザコンはマザコンでも、「マザー・コンプレックス」ではなく、「マザー・コントロール」だったのかも。
ワダさんが最近鋭いなあ、と思っていたらオイディプスで「巨人」ある意味安心しました。
今回の動画もとても面白かったです😊
マグリットやってほしいです!私はマグリットの大家族が好きです✨
「冬彦さん」を連想してしまいました(笑) 母親と息子の関係の複雑さは、「嫁」にとっては厄介なものですよ。
同時に、私は女ですが、独身時代、「母から独立したいのに独立できない」葛藤を抱えていたので、五郎さんのモローの心理分析にも納得してしまいます。
哀れなモロー。。
ちょっと泣きそうになりました
第一弾では思いつかなかった五郎先生の説。なるほど、一理あるどころかかなり納得してしまいました。
わかりやすく枝葉を削いだり横道も解説してくださったりいつもありがとうございます。
モロー! モロー回第一回未見なので これから見てから改めて見ます モロー 知らない画家 だが、それがいいw
今日の話は深かった。
オープニングでワダさんの後ろ姿が見れて喜んでいたが、これが序章だったとは・・・。
山田氏の分析、さすがです。納得しました。
ダンスセラピストとして、絵画療法士さんと共に、精神病院で働いていた事があります。
五郎さんの解説を伺っていると、画家というのは、本当に正直だな、、、と感じます。
オイディプスでキュプロプス出てくる和田さん、最高!思わず吹き出しました!
うちも一人息子います。いろいろ考えちゃいました。面白い回でした。
ワダさんのアクセサリーが素敵です
十九世紀末といえば啓蒙主義を経て近代的価値観が確立してキリスト教的な価値観が退潮した時代、という認識でしたが性的な部分においてはむしろ中世よりも禁欲を強いられたというのは意外な気がします。
欧米においてこの時期の禁欲主義、勤勉性というとプロテスタンティズムが真っ先に挙げられると思いますが、カトリック圏のフランスでも同様だったことを考えると、何か別の要因があったように思います。
こんにちわ。初めてコメントします。
毎回楽しませて頂いております。
絵に込められた画家のメッセージ、その画家の性格や当時の時代背景に至るまでとてもわかり易く解説されていて、毎回感心しております。今回の解説はあらゆる男性にとって“母親の存在、息子の関係性は…後の女性像に影響を与える、永遠のテーマ”であるという…感慨深いものがありました。五郎さんの洞察力には恐れ入りました。次回も楽しみにしております。
初コメントです。今回のお話はすごく心に刺さりました。自分の中であやふやだった物がキレイに整理されたようか感覚です、ありがとうございます。これからも動画を楽しみにしていますm(._.)m
明日、学校で全校生徒に向けてスピーチするので、緊張していましたが…、😨
動画のおかげで肩の力が少し抜けました!
ありがとうございます😭
貴様に[無意味な緊張をしない]呪いをかけた!!せいぜい自然体で楽しむがいい!!
〜(꒪꒳꒪)〜
この動画で緊張が解れるなんて、成熟した学生さんですね!スピーチがんばれ〜
いつにも増して考えさせられる動画でしたw
モローはお母さんの影響なければ…
また違った人生だったのかな😑
モロー美術館に行ってみたい!
妖精画家ダッドの話の時にもありましたけど、サイエンスの勃興ってのも社会情勢としてあるのかなと思いました。宗教への信頼の低下に引きずられて、信仰に裏打ちされた常識が揺らいだ時にある種プラトニックな考えが強くなるというか。
男にとって本当に恐ろしいのは己を見失うほど性的魅力に溢れた女ではなく、性的なものを許さずに自分を管理してくる女だっていうことか…
でも自律するより管理される方が楽だから、大抵の男はモローのような状況にいると母親の魔性から自発的に抜け出せないのかもしれないですね
凄い解説でした!翻訳して全世界の人々に伝えて欲しい内容ですね
待ってました!
前回のモローの回が大好きだから続きが来て嬉しい!
ちょっと怖いモローの内面…
いつも楽しく拝見させていただいています!ぜひ、画家にフューチャーする形からギリシャ神話の神だけで構成されたものも見てみたいです。ゼウスに関する物語と絵画、ヴィーナス、、など
モロー第二弾ありがとうございます!
昔見たテレビの美術番組でモロー美術館の回があったんですがモローと母親との関係について解説していたのを思い出しました。
孤独で母親想いのモロー…と思ってたんですが実際のところモローの気持ちはどうだったんだろうか;;
第三弾ではユピテルとセメレをお願いしたいです…
息子を持つママとして「支配」される恐怖にゾッとしました。一昔前だと結構多いのではないでしょうか?教訓になると共にモローが制作を続けてくれてよかったなぁ。ただ後世の幸せ度も気になります。彼女とのイタズラ書きみたいな絵がツボです❣️