昭和の鉄道風景(1976-1978)−53.10ダイヤ改正前夜の列車たち(北関東・南東北)-
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- Опубликовано: 25 ноя 2024
- ヨン・サン・トーと言われた昭和43年の白紙ダイヤ改正から10年後の昭和53年, 再びゴー・サン・トーと呼ばれる大規模なダイヤ改正が行われましたが当時は多発するストライキや累積赤字の増大等で, 世間の国鉄を見る目は厳しさを増していました.
この時代は幹線での列車の増発や幹線での新車の投入とそこで余剰となった車両の投入でローカル線での近代化は進んだ反面, 新規投入された車両は新規技術の導入を嫌う組合への対応もあり従来型車両の改良増備による「改善」が主体であったような気がします.
現在, この時代に活躍していた車両が終焉を迎えるにあたり「国鉄型」という言葉をよく耳にしますが, 多くの人がこの言葉で共通のイメージを共有できるのは, この時代に先端的な技術の導入による車両の外観の大きな変化がなかった為かもわかりません. そこで今回からは私が撮影した写真でそんな「国鉄型」が活躍していたゴー・サン・トー直前の各地の風景ご紹介したいと思います. 第3回目は北関東と南東北で撮影した写真です.