佐紀古墳群航空レーザ測量の地を歩く②【ウワナベ古墳 コナベ古墳】
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- Опубликовано: 7 сен 2024
- 2022年に実施されたクラウドファンディング「古墳時代の大王が眠る! 佐紀古墳群を航空レーザ測量し真相解明へ!」は、無事目標金額に到達し、軽飛行機によるレーザ測量が行われ、2023年にオンライン説明会が開催されました。
このチャンネルでは、そのプロジェクトに出資し、チャンネル開設の目的だった「古代史研究のためのクラウドファンディングに収益を寄付したい」という夢をかなえることができました。
今回のこのシリーズでは、レーザ測量が行われた古墳を、実際に歩いて巡ります。
第2回は、ウワナベ古墳とコナベ古墳。
この隣り合った古墳は、東側のウワナベ古墳が仁徳天皇皇后・八田皇女陵墓参考地、西側のコナベ古墳がやはり仁徳天皇皇后・磐之媛の陵墓参考地とされています。仁徳天皇は、皇后・磐之媛が留守の隙に八田皇女を宮中に召し入れ、激怒した磐之媛は筒城宮で薨去したと伝えられます。そんな二人が隣り合って眠る(かもししれない)二つの古墳の周囲を、測量図を手に歩きながら古代に思いを馳せます。
#佐紀古墳群航空レーザ測量速報成果資料集より転載
#ウワナベ古墳
#コナベ古墳
#磐之媛
#八田皇女
#佐紀古墳群
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/ @tezukayamakoukogaku
ブログ「梅前佐紀子の古代妄想日記」
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梅前佐紀子・著 「皓月 皇極・斉明天皇物語」全3巻
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ありがとうございます
ご視聴ありがとうございます♪
今回もありがとうございました。
良かったです。
ありがとうございます♪
今回も濃い内容でした。造り出しの有無は興味深いです。クラウドのレーザー測量地図ではウワナベ古墳の作り出しが見えにくいけれど、宮内庁作成のものでは写っているのかな。気になります。
ハルキー先生コメントありがとうございます。
2020年の現地説明会資料では造出しが書かれているのですが、肉眼(?)では確認できませんでした。周濠の水位を下げると出現するのかもしれません。
www.kashikoken.jp/under_construction/wp-content/uploads/2020/11/uwanabe.pdf
@@umemaeSakiko なるほどです。水位で隠れてしまうんですね。ありがとうございます。釈然としました。
こんにちは。航空レーザ測量なんてあるんですね。こういう技術を駆使して、色んなことがわかるといいですよね。
前回、今回の動画の古墳は私の明日香巡りの拠点ともなっている長女の部屋から自転車でもいけそうなので、いつか機会を作って行ってみたいです。
コメントありがとうございます♪ ぜひぜひお出かけくださいませ。見晴らしがよくて、とてもいい気分になれます。
「発掘された日本列島2023」でウワナベ古墳の2020年調査の成果を紹介していました。今年度はもう終わってしまいましたが、ちょうど先週末から平城宮いざない館(←あら😅)にてアフター展というのを開催しています。ダイジェスト版ということなので、全部は持っていってないようですが、ウワナベ古墳はパネルのみだし地元だから展示してるんじゃないかな〜とは思います。
出土資料とかは無しでパネル展示のみでしたが、護岸工事ということで水位を下げてましたので、普段は見えない墳裾や造り出しも見えていたようです。
ありがとうございます♪ そういう展示も見に行きたいんですけど、いかんせん遠くてなかなかままなりません(T_T) お近くの方がうらやましいです……。
調査の際は、やはり水位を下げていたんですね。実際に行っても造り出しは見えなかったので、沈んでいるのかなと思っておりました。いつもご教示ありがとうございます♪
コナベ古墳で陪塚がずらりと並んでいる姿からは、仁徳天皇陵古墳が連想されます。
一般に宮内庁の治定は全部間違っていると思われますが、こんな類似点があるのは興味深いです。
(とはいえ陪塚が作られたことと、それが現代に残っていることは次元の異なる話ですが……)
コナベ古墳の倍冢、すごいですよね。実際にはなかなか立ち入れない場所にあるようなのですが、一度探りに行きたいです。
記紀の記述通り単純に王妃皇后の墓です、で片付けられるようなスケールの古墳じゃないと思います。
>記紀の記述通り単純に王妃皇后の墓です、で片付けられるようなスケールの古墳じゃないと思います。
おっしゃる通りです。あれだけの風格、あれだけの陪冢を有する古墳の被葬者は、巨大な権力を有していたと思います。
@@umemaeSakiko 石塚山古墳の動画でも少し触れましたが、首長の墓には兄弟姉妹や子が埋葬される事が多いという話、反対に夫婦の合葬は殆んど無くて首長の配偶者は妻も夫も当人の親兄弟の墓地に埋葬されるのが一般的だったとも聞きます。
なので宮内庁の治定通り后が埋葬されてるとしても、主葬者はその父母兄姉の可能性が高いのではないかと。ウワナベ古墳の場合は八田皇女の同母兄弟の菟道稚郎子皇子など。文献によって宇治天皇と呼ばれていたり、実際に大王だった可能性もある辺り墳墓としては申し分ない。
いつも素晴らしい動画をありがとうございます!
前半で大和古墳群を2〜3世紀築造と解説頂いてますが、3世紀中頃〜の間違えでないでしょうか?
ご確認をお願い致します。
あのあたりの説明は、クラウドファンディングのオンライン説明会の受け売りです。講演者の方はたぶん、大和古墳群=奈良盆地東南部付近の古墳群という意味で使われていたのだと思います。だとすると纒向周辺も含まれますので、2世紀からで間違いありません。わかりづらい説明で申し訳ありません。ご指摘ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
夫の墓が大阪で妻の墓が奈良と別々の場合に埋葬されてる例って後の継体天皇と手白川皇后の場合と同じ事ですよね。
そうですね。古代の天皇陵は皇后陵から離れていることが多いですね。天武持統陵などレアケースなのかも。
この辺の古墳は盗掘済が多そうだが、造り出しに何か残ってそうな気がする
おっしゃる通り、この周辺の古墳は盗掘されまくっているでしょうね。ただ、ウワナベ古墳は、周濠の水位を下げないと造り出しが出てこないので、造り出しから何か出て来る可能性はありますね。(昔から周濠の水位が今くらい高ければ、の話ですが)
@@umemaeSakiko
造出しについては富雄丸山古墳の例のように盗掘犯にとっての盲点だったのではと思うので、何か埋まっていれば残存しているんじゃないかなと
個人的には文字資料が残っていて欲しいですね