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チゼル(タガネ)メーカーの者です。ウチは品物によりSCM440、435とS58〜45Cを使い分けてます。刃先を熱間鍛造するので45だと脱炭を嫌いあまり使いませんが、ズブ焼(水冷)でHRC50くらいを狙います。
タガネメーカーの方とお話しできて光栄です。刃先にズブ焼き⇒水冷・・・HRC50狙い、素晴らしいです。弊社ソルト焼入れですと小さい製品(S45C)でHRC50です。SCM435 ⇒HRC48ー50ソルトで一度たがねを焼入れてみたいです。機会があればご連絡お願いします。
現在は離れていますが、過去に金型屋で勤務してました。金型屋なので使用している鋼材は、DC53(SKD11) SKD61 SKH51 YXR33材の加工が多く、S45Cのイメージは切削しやすくて、焼きを入れれる鉄って感じの扱いでした。
金型屋にいたと言うことはかなり材質や熱処理に詳しいのでは!?是非その知識や技術を生かして活躍していって欲しいと思います!コメントありがとうございます!
自分はただの加工おじさんだったけどSKD11ばっかでたまにS45Cで、scm440は激レアさんだった。
電子回路エンジニアやってます。最終的な目的を知らず図面の数値や仕様だけクリアするような仕事だと後々問題出ますよね、「用途最初から言ってよ~もっといい方法あるのにw」って話になりますね、どんな分野でも同じなんだなと思います。しかし熱処理の世界がこんなに深いとは思いませんでした。ほんと職人の世界です。数値化できないノウハウの塊ですね。
すっっごくよく分かります!クライアント側だけで考えた仕様を形にしていくよりも、用途や目的を含めて相談してもらえれば問題も出にくいし、もしかしたらもっと早く&安価に作れる可能性もありますからね。おっしゃる通り、どんな分野でも同じでしょうね!熱処理に興味を持っていただけて嬉しいです!!コメントありがとうございました。
関西の熱処理会社務めですがやはり今の時代でもS45Cで硬度を求めるお客様がかなり多いですね笑タチが悪いと200φの太丸でかなり高い硬度を求める人も…
S45Cコメント嬉しいですね!ありがとうございます。知ってるようで知らないリアルな熱処理のあるあるですね。。。未だに回答に困るのが現実ですね!私も何度も同じ回答を優しくわかりやすく話しています・・・・S45Cだけでなく質量効果は当たり前ですよね!関西の熱処理屋さんということですが連絡とりたいですね!熱処理業界盛り上げたいです。宜しくお願い致します。
ちょっとした建設機械設計者です。S45Cを選ぶときは、アルミや真鍮より強度ほしい時です。正味S25CでもSS400でも良くて、図面描いて数社へ見積もり→業者決定後得意な加工法&材料に合わせて図面修正してます。熱処理まで求めることは稀で、錆対策のための表面処理を優先して議論しますね。
コメントありがとうございます。熱処理はものすごく単純です。が、しかし複雑なので表面的な知識では本当は厳しいかと思います。ものをつくるうえでは誰がリードして製作するかということが大切かと思います。コストダウンのためにも下請けを困らせない様にしたいですよね・・・VS材質、VS図面・・・私たちも熱処理屋ですが図面から製品化までをやらせてもらっていることも多々あります。←やりやすいです。。。
機械設計(製図含)をしております。恥ずかしながら入社数年くらいは熱処理のイメージが全く身についておらず、理解せずに類似設計の真似事ばかりしていました(今もまだまだですが)。「具体的な違いがわからない(価格や入手性等)」「焼入れムラや硬化深さのことを理解できていない」「ひずみ量に対する雰囲気の影響も分からない(研磨代とかのイメージ)」等の理由で使い分けができず、結局安直にS45Cを選ぶ事が多かったと思います。炭素量マイナス5くらいが限界だと上司から教わってはいた程度の知識でした。言い訳になってしまいますが、加工屋さんと直接やり取りする事はあっても、熱処理屋さんと話をする機会が全くなく、結局ネットにある断片的な情報や教科書的な情報から素人考えで設計していた節があります。ですので今回このような現場のプロの方の声が見られる動画は本当にありがたいなと思っております。後々、高周波や火炎焼入れ等で部品を自作する機会があり、初心者レベルのイメージはつきましたが、奥が深い分本当に経験がないと分かりにくい分野ですよね。材質の規格についても保証されてる部分に目はいっても、逆に保証外の部分はどうなっていてもおかしくないところは怖いですよね。とあることでSS400材が嫌いになりました(笑)。こういうのを見ていると、設計者、加工屋さん、熱処理屋さん、めっき屋さん等の繋がりというか、気軽な交流ができるようになればなあと思います。
凄いです!!貴重で尚的中という感じです。勇気を持ったコメント本当にありがとうございます。このようなご意見頂き感謝しております。私たちは熱処理業者です。がしかし熱処理屋のネットワークを期待し部品加工にも力を入れており、そういった教育をさせていただいております。(熱処理以外の知識)ものをつくる上で図面との戦いになっているのは事実です。。。特に動画でもお話させていただきましたがS45Cなんかは特に多いです。中間に入るお客様も「図面通り」としか言えない方も増えています・・・そんな中、伝えたかった業種の一つ「設計者」の方です。・・・ありがとうございます。できれば設計者、加工屋、熱処理屋、メッキ屋等交流できるのはベストですね。★第一歩としてご連絡いただければと思います。私どもはすでに設計者の方と連絡を多くとり工程がスムーズに行ってますよ!(笑)
- 目次 -00:00 高周波焼入れとズブ焼きの違い00:30 高周波焼入れS45Cの硬度測定02:04 ソルト焼入れS45Cの硬度測定05:15 金属熱処理屋(焼入れ業者)の魂の叫び07:29 なぜS45Cを使うのか09:12 有効硬化層深さ・全硬化層深さ11:14 HRC30とHRC65はどれくらい違うのか12:18 硬度1でどれほど違いがあるのか14:51 熱処理の新規案件ばなし18:40 高周波焼入れS45Cの外径測定20:06 ソルト焼入れS45Cの外径測定20:46 測定結果まとめ21:22 工場長
S45Cは焼きが入ればラッキーというイメージの零細勤めです。ちゃんと入れれること自体驚きでした。
@Shuji Oda さんコメントありがとうございます!あまりにも図面通りと言われ、苦しんでる熱処理屋は多いし、今後も増えていくと思います。ただ、企業努力として硬度が出ない材質にも僕達は工夫していこうと思っています。先日、弊社顧客から『熱処理講習会』を依頼され、20人超の従業員さんに講習会を開催しました。文献だけではわからない加工屋さんのための熱処理講習会!3回にわたって開催しました。リアルと文献は違いますしね…そこで実感したのは、やはり加工屋さんのほとんどの方が「熱処理をそもそもわかっていない」ということ。でもこれは仕方ないし、お互いに言えることかもしれないです。ということで、熱処理講習会を少しずついろんなところで開催していく予定です!
@@seizogyo 単純に、講習会、受講したい!
ソルトはベイナイト作りたいときによく使われる処理よね。45cは炭素濃度のわりに焼入れ性が低いから、熱処理する側からすると材質コントロールが大変なイメージ。
S45Cは何かと癖の強い材質です。安価な材質で軽率な図面には今だに苦労します。何故かというと図面通りでという顧客が増えたからです。みんなで熱処理覚えましょう!笑
材料屋の加工担当です。S45Cは名称こそシャフト等構造向けの様になっていますが、強度をさほど必要としない所に使うべきですよね。取り敢えずこれで良いやで設計してるのが多いのでしょう。しかし、SKやSS400との比較では、価格と流通の問題で、多少太く重たくなっても、45cを使いたいのは良くわかります。ちなみに、売る側としては、合金比率が高くなる程、取り分が盛れるので、高合金をを売りたいです。。SCはやはり薄利なので、こちらから用途を聞き出し、提案する事で偶に変更してくれます。 ISO9001をお持ちとの事で、純粋に興味の話なのですが、どの程度の記録の取る内容・項目なのでしょうか?当方ISO9100で、加工でかなり違うと思いますが、口頭伝達無し記録用紙のみで、仕事してもらえる様な位にしています。熱処理屋さんのマネジメントがただ気になるだけです。
材料屋の加工担当とは具体的でリアルです。コメントありがとうございます。もちろん設計者は何かをベースに図面書いていると思いたいです。責任は材料屋、熱処理屋にかかってきますね。なので設計者とお話できるしくみがえきれば大分改善できそうです。後はマネジメントという程とはいきませんが弊社専用の品質マニュアルを作成し入荷~出荷までのトレーサビリティはとれるようにしています。記録の方は弊社としましては細かい情報等も残して置くようにしています。
焼き入れない切削ものはS45Cってとりあえず書いちゃいます焼き入れて、研磨して、ってちゃんとやるようなのはSCMとかSKとかSUS440Cとか相当シビアな品物じゃない限り、加工屋さんに図面丸投げして、材料手配もメッキとか熱処理とかもお任せしちゃう、すると熱処理や表面処理の知見や問題点がなかなか設計まで返ってこないこともあって、よくわかんないまんまトンチンカンな図面を出し続けちゃうんですよね
確かに材質や熱処理、メッキなんかは見えない部分が多いのは現実ですね。しかし割れたり何かトラブルがあると材料と熱処理を調べられます・・・企業が調査に来ますよ(笑)恐らく文献上で調べて準備して来る感じです。なので熱処理に関してみんなで知識や現実を学んで、設計者へフィードバッグしたいですね。コメントありがとうございます!
同感です。
私も鉄じゃない金属でしたが、昔、とある会社で熱処理やってました。ちゃんと条件出してあげると特性が出るんですよね。金属って可愛いですよね。でも、百聞は一見に如かずという言葉がある通り、色とか寸法は説明しやすいけども熱処理結果は色んなデータを取って、百聞を用いてしか説明できないのがつらいところ。あと特採で出荷されると、不良が無かったことになるので、条件修正しても評価されないという・・・分野によっては熱処理担当はつらいです。
貴重なコメント有難うございます!熱処理は機械加工と違って見えにくいのでいろんな部分でややこしいですよね…すごく分かります。でも0.1mmの違いで大騒ぎされたり。。。「金属って可愛い」という @たらじゅう さんは良い人です笑!
金型で良くSK材を使ってましたが 硬度が固すぎると割れやすかったです 熱を加えて金型整形すると 硬度がどんどんなくなります 焼き戻しに使うのは重油です 温度は忘れました
SK材…割れやすい…リアルなコメントありがとうございます!!!なんか嬉しいです。。そうなんです。硬度が硬いと割れやすいんです。特にSK材などは「硬いけど脆い」というのが現状ですよね。偉そうにアドバイスさせてもらうならば、硬度をHRC50-53程度に処理し製品に靭性をもたらせることが大事です。重油の温度にもよりますが恐らく200℃程度なら金型の硬度は下がらないと思います。それでもダメなら材質を変更した方が良いかと思います。まずは重油の温度を確認してください。焼き戻しの温度より重油の温度が低いようであればGOODです。・・・頑張ってください。製造業も熱処理も盛り上げましょう!
@@seizogyo ありがとうございます 残念ですが金型の仕事は退職しています 思い出してコメントさせて頂きました SK材 と H材?正式名忘れました 共に焼き入れは必要ですが H材は表面焼き入れで必要な所だけの焼き入れの為 水で焼き戻しが可能でした その時の炉はガス炉です 因みに重油の温度は常温でした
@@seizogyo さん 1つ質問いいですか? ソルト焼き入れで材料を縦に吊るして炉に入れてますが 横に吊るして入れたらどうなりますか? 僕の思ってる事ですが 炉の中は底の方が温度が高いと思います 上の方は空気に触れる為温度は微々たるものですが低いと思います 横に入れた方が 製品を炉から出す時の空気に触れ方も均等だと思います 後横にした場合吊るし方を三点で吊ると曲がりも軽減されそうですが 間違ってると思いますが一人のコメントとして受け止めて下さい
想像力あふれるご提案、ありがとうございます!嬉しいです!!縦に吊るすのは「曲りを軽減できる」という理由もあります。これは検証済です。バッチ炉などのガスファン冷却と違い下から冷却されるので横より曲がりません。ちなみにソルト加熱炉はソルト液表面より20mmは温度が若干低めです。なので針金のアタマで調整して炉の中心に来るようにしてます。
@@seizogyo 奥の深い焼き入れ方法ですが ソルト焼き入れは 材料の表面組織?は焼き入れ前と後でソルト液によって表面組織が破壊されて硬度が低くなるとかはないですか?偉そうな意見をお許し下さい
図面も今は酷い物が多いです、3D CADで製作して其を2D図面上に置いていくだけですから三角法と記載が有っても一角法の場合や不明な図面が有ります。S45Cで硬度45を求めるなら55Cの方がコスト的にも変わりは無いですし丸棒なら素材の剛性も高いですから固執が理解しにくいですね。キーエンスの測定器、便利ですね。
こんなに時代は変わってきているから、図面も現代用に作り変えたらいいと思いますね。ちなみにS50CやS55Cでも硬度の出方はあまり変わらないです。やはりカーボン以外の不純物が悪さするのかもしれません。専門的なコメント、とても嬉しいです!ありがとうございます!!(あと測定器に触れてもらえて嬉しいです笑)
動画大変参考になりました。私はメカ設計しておりますが、S45Cはガス軟窒化処理を指定して硬度や強度がSSより必要な所に使用してました。S45Cで焼き入れする図面は書いた記憶はほぼ無いですね。。。ほんとに強度と粘りが必要な場合はSCM、強度と耐摩耗性SKD材料指定します。SUPの話は凄いですね!
コメントありがとうございます。S45C問題には本当に悩まされます。
以前働いてた会社で歯車の品質保証管理をしてましたが、浸炭焼入れをした物は歯の部分の断面カットサンプルを添付して出荷してましたねぇ。懐かしい。
コメントありがとうございます。未だに歯の部分の確性検査やってます。。。。
図面屋なんで色んな会社の機械設計してますが、大手の会社の設計規格って昔から変わってないんですよね。それこそ昭和40年代とかから変わってなかったり・・・設計規格がある以上それに則って図面に指示書くわけですが、思うに動画でも話されてた通り昔は部品を内製していたので同じ社内ということもあってナアナアで結構アバウトにやっていたのだろうと。それで規格も更新もしてないもんだから現実的でないところが多々あるのかなとは思います。
勉強になりました図面作る方に問題有るのでは
コメントありがとうございます。設計さんの気持ちもわかりますが現場の声をいれていただければ更にいいものを安くできると思います。
多分、強度、伸び、降伏、ヤング率について学んでない人はびっくりすると思うけど熱処理してもヤング率(剛性)は変わらない。会話してて強度と剛性をごっちゃにしたり、伸びと降伏点をごっちゃにしている人を見るとあ~この人は細分化出来てない人だからあまり相手にしない方がいいなとおもう。
コメントありがとうございます。熱処理については我々もまだまだ勉強中です。私たちのレベルでさえ相手にしない方がいいお客さまも多いのが現実です。しかし少しでもものづくりに役に立てるよう経験したことを伝えていきたいと思います。引き続き、製造業チャンネルを宜しくお願いします!
群馬の高専に勤めています。成績のいい学生ほど教科書のデータを鵜吞みにしててS45CでHRC60出せると信じています。確かに試験片では出せても、製品ではもっと焼き入れ性のいい材料を使わなければだめなんだと言ってるのですがなかなか聞き入れません。このサイトを見せてやろうと思います。役に立つ情報ありがとうございます。
コメントありがとうございます。高専ですか!将来の日本のために頑張ってください。S45Cに関してはリアルに世間で使用されていますので焼入れ工程が入ってくると中々難しいです。浸炭焼入れでも行えばHRC60は可能でしょう。しかし現実をわかってもらわなければ設計になった場合などまわりを困らせるでしょう・・・是非皆さんに見せてあげて下さい。良ければSCM435や440も動画作りますよ(笑)
@@seizogyo さま返信ありがとうございます。ぜひ授業でも使わせてください。440の動画、いいですね。炭素量の違いで440A→440Cでどう変わってくるのか実際にはほとんど硬度は同じになるのかなど興味あります。これからもためになる動画、よろしくお願いいたします。
材料屋で勤めて間も無いものですが、切断面切り曲がり、マイナス目、打痕、傷などは加工する際にやはり支障が出るものなんでしょうか?
貴重なご意見ありがとうございます。お客様がどれだけ余裕を考えているかが疑問ですが、少しでも加工時間を短く効率よく加工したいと思います。。自分の成長のためにどういった考えでこの寸法にしているかリサーチできればベストですね!意外と余裕の取り代を考えていれば関係ないと思いますが・・・例えば全長で2㎜程度で考えているユーザー様なら切断で曲がっていると厳しいかと思います。。今の時代切断で曲がらないと思っているユーザーも多いので図面を拝見し提案するか、用途などお話できれば良いかと思います!頑張ってください!!必ず前向きなら持続できるはずです!!!!!
太さを変えてソルトで焼入れして、焼入性の違いを見せると面白そうですね
太さを変えて焼入れ性を検証…それは面白そうだし、事実がわかりますね!コメントありがとうございます!!
@@seizogyo SCM440とS40Cで試していただければ、合金鋼と炭素鋼の違いも一緒に見られますし、太ければ外周の硬さも出ないこともわかりますね。
@@isao0811 面白い提案、ありがとうございます。そういう違いが分かりやすい動画は見たい方も多いかもしれないですよね。
SUPは炭素濃度高いから空冷でも焼き入っちゃうね
特にSup-9はソルト焼入れで申し分ないです。JIS規格の加熱温度は830℃から860℃です。がしかし歪みを考慮するとJIS外は必要ですね!コメント有難うございます!
シャフトに45Cを使ってタフトライドしてるんですが高周波焼き入れとどう違うんですかね。どっちが硬度でるんですかね。素人なのでご教授願います
コメントありがとうございます。基本的にはタフトも高周波も表面処理で熱処理ですがタフトライドは窒化処理の1種の熱処理で高周波焼入れは焼入れの1種です。もちろん熱処理方法は違いますが深さは全然違います。・タフトは基本的に硬さは同じですが非常に浅く摺動性が増します深さ0.05㎜程度です。・高周波は1㎜~2㎜程度入り耐摩耗性が増します。使う用途により選択される処理が違います。
S45Cについての何か経験や考えがある方がいたら、コメントで教えていただけると嬉しいです。
S45CのJIS規格を考えると、焼入れしただけで30HRC程度いいのでしょうか?マルテンをソルバイトに変態させて、靭性をもたせる組織に変態させないと意味ないのでは??
@@q1646 焼入れのみの硬度測定という現実をテストする、という意味で「焼入れでその材質のMAX硬度を見る」を実験しました。S45Cの焼入れ硬度を測定した動画です。テスト測定として。勘違いさせて申し訳ありません!基本的には焼入れ後には必ず焼戻しの工程は行います。弊社ですと580℃程度で焼戻しします。HRC20-25位です。指定硬度にもよりますが・・・指摘していただきありがとうございます!
今回の動画も非常に参考になりました。ソルト焼き入れでHRC30程度なのかと驚きました。以前もコメントしましたが自分は、SC系の焼き入れは余程の事がない限り材料変更をお願いします。 SKもしくはSKD熱処理後にメッキも絡む場合は、SC+メッキの場合 SUS440C+焼き入れ(メッキなしとか)自分はSCの場合は熱処理しないで使う材料 熱処理が必要な場合はSK SKD SUJ SUS440C と思っています。今回は丸物なのでS45Cでも寸法変化は少なかったですが、板材の場合に伸びとかはどうなんでしょうか?ロール圧延材の場合、切断方向で伸び方の違いがあると思っていて、そのあたりも知りたいことです。
コメントありがとうございます。S45Cは昔に比べてかなり材料の質が悪いのが現状です!ロール圧延材の場合は確かにに切断方向によって伸び方は違います。しかし穴ピッチでもわかりますが、必ず伸びます。弊社新羽金属では以前、sk材の100幅×200l×8tの簡易的な穴が開いているプレート類でHRC55-60では最大0.8mm1.0mm伸びてトラブルになったことはありますね。ソルト焼入れで…今度実際にやってみても良いかもしれませんね!
S45Cの焼入れ材を加工してるんですが、焼きムラがあるのは、何が原因なんですかね? 焼入れが片肉で厚いのがあるんですが、時間が関係してるんですかね?
お客様のような質問です!ありがとうございます。焼きムラというだけでは本当の原因を探るのは難しいかもしれませんね!しかしS45Cに関して言うならば焼入れの保証はされている材質ですが焼入れ時に中間硬度を測定するとムラが多いのは事実です。特に肉厚25㎜程度のS45C製品でも硬度ムラは出やすいです。基本的には加熱から冷却なので薄い箇所は早く冷却されるし厚いところは遅く冷却されますのでムラはで出ると思います。S45Cに向いていないかもしれませんね。。。ちなみに形状、大きさ等わかれば見解できそうです。しっかりと硬度が欲しい製品はS45Cじゃない方が良いかも・・ですね。
@@seizogyo 片肉2.5mmくらいで統一して欲しいんですけど、たまに片肉5mmくらいの時があって、ネジ切りするのに、焼きが残ってやりにくい時があるんですよね😅 統一させる方法ってあります?
炭素鋼に浸炭は焼きが入らないって事で高周波か真空炉で硬度はMAX48くらいって聞いてたし、浸炭はSCMかSCRくらいじゃ無いと入らないと記憶してたのですけどね…あと、焼入れ深度は高周波の方が深く(5mmくらいまで)で浸炭の方が浅い(0.5mmまで)って思ってました。今は無縁な仕事してますけど無茶苦茶な覚え方してましたと反省しましたわ。 そう思うと、設計が無茶言うてたのかワシが勘違いしてたのかも知れないけど
コメントありがとうございます。材質によりけりで焼入れ方法は様々かなと思っています。やはり図面だけでは何も読み取れませんよね・・・貴重な意見ありがとうございます。
機械系の学生です。教科書の内容として知っていることもありましたが、実際としてのお話や映像は初めて拝見しました。非常に面白い内容で見入ってしまいました。面白い話をありがとうございました。
学生さんからのコメント!すごく嬉しい!!私たちも1歩進んだ気がします!実際の現場には、教科書には載ってない事実がたくさんあります。製造業界、どの現場でもそうです。現場見学をしたかったらいつでも連絡してください(コメントでもOK)。歓迎しますよ。未来の製造業を担う若者、超応援してます!!(教科書でもしっかり勉強してくださいね)
浸炭焼入れでもS45Cで硬さ出ないですよね。
ご視聴そしてコメントありがとうございます。浸炭焼入れの場合S45Cの表面硬度はHRC55~60程度はあがります。内部硬度は形状にもよりますが低いですね。どうしてもS45Cで硬度が必要というお客様には浸炭焼入れの提案はさせていただきます。もちろん用途によります。
新羽金属さんにお世話になってる金型屋です😅どの位の硬度差か分かりませんが今回硬かったなとか柔らかかったなとか削ってると感じますよ硬度が高い程1度の差は大きいですね加工音とか仕上がり面の違いで感じます
すいません、いつもお世話になっております。硬度の差が感じましたらご相談下さい!ありがとうございます。
@@seizogyo いえいえこちらこそいつも無理くりな納期に対応していただいてありがとうございますm(*_ _)m今は金型屋ですが昔切削工具屋に居た時代がありまして焼入れの管理の難しさは多少なりとも理解していたつもりですが改めて動画を見て気付かされました食べ物も含めて焼き物って難しいですよね😅
図面を描いている方が、加工のこと材質のことを知らなすぎると思います。あと、品管は、あくまでも図面通りですよね。そのしわ寄せが、加工屋にきているのが現状ではないでしょうか。
たしかに加工屋が大変ですよね。どうにかやるためのコストがかかることも理解してもらいにくいのが現実だし。図面を変えられない状況は理解できますけど・・・となると、やっぱり図面をかく段階で上手くやってもらいたいです。
キズ、ダゴン注意だるいっす。
発注する方も、受ける方も問題ですね!ソルト後の処理は、受注時話さないのですか?二次加工を減らす為に、ソルトでの発注と思えますが?トラブルが発生する受注は、断るべきです。元油圧機器メーカーの、品質管理担当者です。30年前に、高周波焼き入れ後、転造ねじ出来る会社も有りました。
コメント有難うございます。そしてご指摘有難うございます。もちろん問い合わせ時にヒアリングは精一杯させていただいておりますし2次加工で工程時間やコストダウンできるようなお話はさせて頂いております。品管ということなので不適合での是正処置もたくさん経験されている方だと思います。もし何かお気づきの点がございましたら主観的で結構ですのでまた宜しくお願いいたします。
この太さで焼入れ性考えるとSCM435か、中までしっかりだとSUJ2にしてくれないかなと思います。キーエンスの形状測定器便利そうですね。
最近はSCM435やSCM440そしてSUJ-2ですら焼入れ性が疑われます・・・SUJ-2に関しては球状化焼鈍などの前処理がされていないと要求硬度を満たせません。近所にベアリング製作している会社があり、検証済です。最近では肉厚なSUJ-2は硬度を満たすためSUJ-3に変えています。「材料ありき」の熱処理なのでハードルが上がっているのは現状です。が、反対に熱処理ありきの材料になってきていますね!コメントありがとうございます!!!!
@@seizogyo市販の焼き入れ軸(SUJ-2)安価で硬度があり、硬度が必要な部分は形状や機構を工夫してそれを使うようにしています。でもその裏では、このような奥深いことが有るんですね。機械設計をしていますが、『熱処理』を知らなさすぎに思います。勉強になります。
ソルトは品物に液体がまとわり付いての急令だから冷えが遅いんだよね。だから焼きが甘い( ˘•ω•˘ )b
コメントありがとうございます。確かにS45Cあたりですと硬度がでにくいのは事実です。SKSなどは硬度も出やすく曲がりを軽減できるからよいですよ。
図面を描いている設計屋が素材を知らなさすぎるのよね。1年位前だけれど、「焼き入れ前提で」S45Cじゃ柔だからSCM430使えって言ったら「何ぞ。ソレ?」。機械屋を自認する人間でもそんなもの。制御屋の儂より知識がないっつーのもどうかと。後日、説教小一時間。。。。。。(不貞腐れていましたが)
設計の方と対談してみたいです。どういう考えで図面を書いているかをお聞きしたいですね。特に熱処理工程が入っている製品の材質の選択などについて聞いてみたい!説教小一時間(笑!コメントありがとうございます!!
@@seizogyo 何も考えていないのですよ。たまたま2D-CADが扱えるからそういう役回りになっていると云うか。焼き入れの種類とか(良く使われる程度のは兎も角としても)も知らないんじゃないかなー・・・?
@@ishiyamahirotaka2428 なるほど、焼入れの種類を知らないという可能性もありそうですね。であれば、熱処理業界はもっと情報発信していくべきですね!
へー
そうなんですー
チゼル(タガネ)メーカーの者です。
ウチは品物によりSCM440、435とS58〜45Cを使い分けてます。
刃先を熱間鍛造するので45だと脱炭を嫌いあまり使いませんが、ズブ焼(水冷)でHRC50くらいを狙います。
タガネメーカーの方とお話しできて光栄です。
刃先にズブ焼き⇒水冷・・・HRC50狙い、素晴らしいです。弊社ソルト焼入れですと小さい製品(S45C)でHRC50です。SCM435 ⇒HRC48ー50
ソルトで一度たがねを焼入れてみたいです。機会があればご連絡お願いします。
現在は離れていますが、過去に金型屋で勤務してました。
金型屋なので使用している鋼材は、DC53(SKD11) SKD61 SKH51 YXR33材の加工が多く、S45Cのイメージは切削しやすくて、焼きを入れれる鉄って感じの扱いでした。
金型屋にいたと言うことはかなり材質や熱処理に詳しいのでは!?
是非その知識や技術を生かして活躍していって欲しいと思います!
コメントありがとうございます!
自分はただの加工おじさんだったけどSKD11ばっかでたまにS45Cで、scm440は激レアさんだった。
電子回路エンジニアやってます。最終的な目的を知らず図面の数値や仕様だけクリアするような仕事だと後々問題出ますよね、「用途最初から言ってよ~もっといい方法あるのにw」って話になりますね、どんな分野でも同じなんだなと思います。しかし熱処理の世界がこんなに深いとは思いませんでした。ほんと職人の世界です。数値化できないノウハウの塊ですね。
すっっごくよく分かります!
クライアント側だけで考えた仕様を形にしていくよりも、用途や目的を含めて相談してもらえれば問題も出にくいし、もしかしたらもっと早く&安価に作れる可能性もありますからね。おっしゃる通り、どんな分野でも同じでしょうね!
熱処理に興味を持っていただけて嬉しいです!!コメントありがとうございました。
関西の熱処理会社務めですがやはり今の時代でもS45Cで硬度を求めるお客様がかなり多いですね笑
タチが悪いと200φの太丸でかなり高い硬度を求める人も…
S45Cコメント嬉しいですね!ありがとうございます。知ってるようで知らないリアルな熱処理のあるあるですね。。。未だに回答に困るのが現実ですね!私も何度も同じ回答を優しくわかりやすく話しています・・・・S45Cだけでなく質量効果は当たり前ですよね!関西の熱処理屋さんということですが連絡とりたいですね!熱処理業界盛り上げたいです。宜しくお願い致します。
ちょっとした建設機械設計者です。S45Cを選ぶときは、アルミや真鍮より強度ほしい時です。
正味S25CでもSS400でも良くて、図面描いて数社へ見積もり→業者決定後得意な加工法&材料に合わせて図面修正してます。
熱処理まで求めることは稀で、錆対策のための表面処理を優先して議論しますね。
コメントありがとうございます。
熱処理はものすごく単純です。が、しかし複雑なので表面的な知識では本当は厳しいかと思います。ものをつくるうえでは誰がリードして製作するかということが
大切かと思います。コストダウンのためにも下請けを困らせない様にしたいですよね・・・VS材質、VS図面・・・
私たちも熱処理屋ですが図面から製品化までをやらせてもらっていることも多々あります。←やりやすいです。。。
機械設計(製図含)をしております。
恥ずかしながら入社数年くらいは熱処理のイメージが全く身についておらず、理解せずに類似設計の真似事ばかりしていました(今もまだまだですが)。
「具体的な違いがわからない(価格や入手性等)」「焼入れムラや硬化深さのことを理解できていない」「ひずみ量に対する雰囲気の影響も分からない(研磨代とかのイメージ)」等の理由で使い分けができず、結局安直にS45Cを選ぶ事が多かったと思います。
炭素量マイナス5くらいが限界だと上司から教わってはいた程度の知識でした。
言い訳になってしまいますが、加工屋さんと直接やり取りする事はあっても、熱処理屋さんと話をする機会が全くなく、結局ネットにある断片的な情報や教科書的な情報から素人考えで設計していた節があります。
ですので今回このような現場のプロの方の声が見られる動画は本当にありがたいなと思っております。
後々、高周波や火炎焼入れ等で部品を自作する機会があり、初心者レベルのイメージはつきましたが、奥が深い分本当に経験がないと分かりにくい分野ですよね。
材質の規格についても保証されてる部分に目はいっても、逆に保証外の部分はどうなっていてもおかしくないところは怖いですよね。とあることでSS400材が嫌いになりました(笑)。
こういうのを見ていると、設計者、加工屋さん、熱処理屋さん、めっき屋さん等の繋がりというか、気軽な交流ができるようになればなあと思います。
凄いです!!貴重で尚的中という感じです。勇気を持ったコメント本当にありがとうございます。このようなご意見頂き感謝しております。私たちは熱処理業者です。がしかし熱処理屋のネットワークを期待し部品加工にも力を入れており、そういった教育をさせていただいております。(熱処理以外の知識)ものをつくる上で図面との戦いになっているのは事実です。。。特に動画でもお話させていただきましたがS45Cなんかは特に多いです。中間に入るお客様も「図面通り」としか言えない方も増えています・・・
そんな中、伝えたかった業種の一つ「設計者」の方です。・・・ありがとうございます。
できれば設計者、加工屋、熱処理屋、メッキ屋等交流できるのはベストですね。
★第一歩としてご連絡いただければと思います。
私どもはすでに設計者の方と連絡を多くとり工程がスムーズに行ってますよ!(笑)
- 目次 -
00:00 高周波焼入れとズブ焼きの違い
00:30 高周波焼入れS45Cの硬度測定
02:04 ソルト焼入れS45Cの硬度測定
05:15 金属熱処理屋(焼入れ業者)の魂の叫び
07:29 なぜS45Cを使うのか
09:12 有効硬化層深さ・全硬化層深さ
11:14 HRC30とHRC65はどれくらい違うのか
12:18 硬度1でどれほど違いがあるのか
14:51 熱処理の新規案件ばなし
18:40 高周波焼入れS45Cの外径測定
20:06 ソルト焼入れS45Cの外径測定
20:46 測定結果まとめ
21:22 工場長
S45Cは焼きが入ればラッキーというイメージの零細勤めです。ちゃんと入れれること自体驚きでした。
@Shuji Oda さん
コメントありがとうございます!
あまりにも図面通りと言われ、苦しんでる熱処理屋は多いし、今後も増えていくと思います。
ただ、企業努力として硬度が出ない材質にも僕達は工夫していこうと思っています。
先日、弊社顧客から『熱処理講習会』を依頼され、20人超の従業員さんに講習会を開催しました。
文献だけではわからない加工屋さんのための熱処理講習会!3回にわたって開催しました。
リアルと文献は違いますしね…
そこで実感したのは、やはり加工屋さんのほとんどの方が「熱処理をそもそもわかっていない」ということ。
でもこれは仕方ないし、お互いに言えることかもしれないです。
ということで、熱処理講習会を少しずついろんなところで開催していく予定です!
@@seizogyo 単純に、講習会、受講したい!
ソルトはベイナイト作りたいときによく使われる処理よね。
45cは炭素濃度のわりに焼入れ性が低いから、熱処理する側からすると材質コントロールが大変なイメージ。
S45Cは何かと癖の強い材質です。
安価な材質で軽率な図面には今だに苦労します。
何故かというと図面通りでという顧客が増えたからです。
みんなで熱処理覚えましょう!笑
材料屋の加工担当です。
S45Cは名称こそシャフト等構造向けの様になっていますが、強度をさほど必要としない所に使うべきですよね。取り敢えずこれで良いやで設計してるのが多いのでしょう。
しかし、SKやSS400との比較では、価格と流通の問題で、多少太く重たくなっても、45cを使いたいのは良くわかります。
ちなみに、売る側としては、合金比率が高くなる程、取り分が盛れるので、高合金をを売りたいです。。
SCはやはり薄利なので、こちらから用途を聞き出し、提案する事で偶に変更してくれます。
ISO9001をお持ちとの事で、純粋に興味の話なのですが、どの程度の記録の取る内容・項目なのでしょうか?
当方ISO9100で、加工でかなり違うと思いますが、口頭伝達無し記録用紙のみで、仕事してもらえる様な位にしています。
熱処理屋さんのマネジメントがただ気になるだけです。
材料屋の加工担当とは具体的でリアルです。コメントありがとうございます。もちろん設計者は何かをベースに図面書いていると思いたいです。責任は材料屋、熱処理屋にかかってきますね。なので設計者とお話できるしくみがえきれば大分改善できそうです。後はマネジメントという程とはいきませんが弊社専用の品質マニュアルを作成し入荷~出荷までのトレーサビリティはとれるようにしています。記録の方は弊社としましては細かい情報等も残して置くようにしています。
焼き入れない切削ものはS45Cってとりあえず書いちゃいます
焼き入れて、研磨して、ってちゃんとやるようなのはSCMとかSKとかSUS440Cとか
相当シビアな品物じゃない限り、加工屋さんに図面丸投げして、材料手配もメッキとか熱処理とかもお任せしちゃう、すると熱処理や表面処理の知見や問題点がなかなか設計まで返ってこないこともあって、よくわかんないまんまトンチンカンな図面を出し続けちゃうんですよね
確かに材質や熱処理、メッキなんかは見えない部分が多いのは現実ですね。
しかし割れたり何かトラブルがあると材料と熱処理を調べられます・・・企業が調査に来ますよ(笑)
恐らく文献上で調べて準備して来る感じです。
なので熱処理に関してみんなで知識や現実を学んで、設計者へフィードバッグしたいですね。
コメントありがとうございます!
同感です。
私も鉄じゃない金属でしたが、昔、とある会社で熱処理やってました。ちゃんと条件出してあげると特性が出るんですよね。金属って可愛いですよね。
でも、百聞は一見に如かずという言葉がある通り、色とか寸法は説明しやすいけども
熱処理結果は色んなデータを取って、百聞を用いてしか説明できないのがつらいところ。
あと特採で出荷されると、不良が無かったことになるので、条件修正しても評価されないという・・・分野によっては熱処理担当はつらいです。
貴重なコメント有難うございます!
熱処理は機械加工と違って見えにくいのでいろんな部分でややこしいですよね…すごく分かります。
でも0.1mmの違いで大騒ぎされたり。。。
「金属って可愛い」という @たらじゅう さんは良い人です笑!
金型で良くSK材を使ってましたが 硬度が固すぎると割れやすかったです 熱を加えて金型整形すると 硬度がどんどんなくなります 焼き戻しに使うのは重油です 温度は忘れました
SK材…割れやすい…リアルなコメントありがとうございます!!!なんか嬉しいです。。
そうなんです。硬度が硬いと割れやすいんです。
特にSK材などは「硬いけど脆い」というのが現状ですよね。
偉そうにアドバイスさせてもらうならば、硬度をHRC50-53程度に処理し製品に靭性をもたらせることが大事です。
重油の温度にもよりますが恐らく200℃程度なら金型の硬度は下がらないと思います。
それでもダメなら材質を変更した方が良いかと思います。
まずは重油の温度を確認してください。焼き戻しの温度より重油の温度が低いようであればGOODです。・・・頑張ってください。製造業も熱処理も盛り上げましょう!
@@seizogyo ありがとうございます 残念ですが金型の仕事は退職しています 思い出してコメントさせて頂きました SK材 と H材?正式名忘れました 共に焼き入れは必要ですが H材は表面焼き入れで必要な所だけの焼き入れの為 水で焼き戻しが可能でした その時の炉はガス炉です
因みに重油の温度は常温でした
@@seizogyo さん 1つ質問いいですか? ソルト焼き入れで材料を縦に吊るして炉に入れてますが 横に吊るして入れたらどうなりますか? 僕の思ってる事ですが 炉の中は底の方が温度が高いと思います 上の方は空気に触れる為温度は微々たるものですが低いと思います 横に入れた方が 製品を炉から出す時の空気に触れ方も均等だと思います 後横にした場合吊るし方を三点で吊ると曲がりも軽減されそうですが 間違ってると思いますが一人のコメントとして受け止めて下さい
想像力あふれるご提案、ありがとうございます!嬉しいです!!
縦に吊るすのは「曲りを軽減できる」という理由もあります。これは検証済です。
バッチ炉などのガスファン冷却と違い下から冷却されるので横より曲がりません。
ちなみにソルト加熱炉はソルト液表面より20mmは温度が若干低めです。なので針金のアタマで調整して炉の中心に来るようにしてます。
@@seizogyo 奥の深い焼き入れ方法ですが ソルト焼き入れは 材料の表面組織?は焼き入れ前と後でソルト液によって表面組織が破壊されて硬度が低くなるとかはないですか?偉そうな意見をお許し下さい
図面も今は酷い物が多いです、3D CADで製作して其を2D図面上に置いていくだけですから三角法と記載が有っても一角法の場合や
不明な図面が有ります。
S45Cで硬度45を求めるなら55Cの方がコスト的にも変わりは無いですし丸棒なら素材の剛性も高いですから固執が理解しにくいですね。
キーエンスの測定器、便利ですね。
こんなに時代は変わってきているから、図面も現代用に作り変えたらいいと思いますね。
ちなみにS50CやS55Cでも硬度の出方はあまり変わらないです。やはりカーボン以外の不純物が悪さするのかもしれません。
専門的なコメント、とても嬉しいです!ありがとうございます!!
(あと測定器に触れてもらえて嬉しいです笑)
動画大変参考になりました。
私はメカ設計しておりますが、S45Cはガス軟窒化処理を指定して硬度や強度がSSより必要な所に使用してました。
S45Cで焼き入れする図面は書いた記憶はほぼ無いですね。。。
ほんとに強度と粘りが必要な場合はSCM、強度と耐摩耗性SKD材料指定します。
SUPの話は凄いですね!
コメントありがとうございます。S45C問題には本当に悩まされます。
以前働いてた会社で歯車の品質保証管理をしてましたが、浸炭焼入れをした物は歯の部分の断面カットサンプルを添付して出荷してましたねぇ。懐かしい。
コメントありがとうございます。
未だに歯の部分の確性検査やってます。。。。
図面屋なんで色んな会社の機械設計してますが、大手の会社の設計規格って昔から変わってないんですよね。
それこそ昭和40年代とかから変わってなかったり・・・
設計規格がある以上それに則って図面に指示書くわけですが、思うに動画でも話されてた通り昔は部品を内製
していたので同じ社内ということもあってナアナアで結構アバウトにやっていたのだろうと。
それで規格も更新もしてないもんだから現実的でないところが多々あるのかなとは思います。
勉強になりました
図面作る方に問題有るのでは
コメントありがとうございます。設計さんの気持ちもわかりますが現場の声をいれていただければ更にいいものを安くできると思います。
多分、強度、伸び、降伏、ヤング率について学んでない人はびっくりすると思うけど熱処理してもヤング率(剛性)は変わらない。会話してて強度と剛性をごっちゃにしたり、伸びと降伏点をごっちゃにしている人を見るとあ~この人は細分化出来てない人だからあまり相手にしない方がいいなとおもう。
コメントありがとうございます。
熱処理については我々もまだまだ勉強中です。私たちのレベルでさえ相手にしない方がいいお客さまも多いのが現実です。
しかし少しでもものづくりに役に立てるよう経験したことを伝えていきたいと思います。
引き続き、製造業チャンネルを宜しくお願いします!
群馬の高専に勤めています。成績のいい学生ほど教科書のデータを鵜吞みにしててS45CでHRC60出せると信じています。確かに試験片では出せても、製品ではもっと焼き入れ性のいい材料を使わなければだめなんだと言ってるのですがなかなか聞き入れません。このサイトを見せてやろうと思います。役に立つ情報ありがとうございます。
コメントありがとうございます。高専ですか!将来の日本のために頑張ってください。S45Cに関してはリアルに世間で使用されていますので焼入れ工程が入ってくると中々難しいです。浸炭焼入れでも行えばHRC60は可能でしょう。しかし現実をわかってもらわなければ設計になった場合などまわりを困らせるでしょう・・・
是非皆さんに見せてあげて下さい。良ければSCM435や440も動画作りますよ(笑)
@@seizogyo さま
返信ありがとうございます。ぜひ授業でも使わせてください。
440の動画、いいですね。炭素量の違いで440A→440Cでどう変わってくるのか実際にはほとんど硬度は同じになるのかなど興味あります。
これからもためになる動画、よろしくお願いいたします。
材料屋で勤めて間も無いものですが、切断面切り曲がり、マイナス目、打痕、傷などは加工する際にやはり支障が出るものなんでしょうか?
貴重なご意見ありがとうございます。お客様がどれだけ余裕を考えているかが疑問ですが、少しでも加工時間を短く効率よく加工したいと思います。。
自分の成長のためにどういった考えでこの寸法にしているかリサーチできればベストですね!意外と余裕の取り代を考えていれば関係ないと思いますが・・・
例えば全長で2㎜程度で考えているユーザー様なら切断で曲がっていると厳しいかと思います。。今の時代切断で曲がらないと思っているユーザーも多いので
図面を拝見し提案するか、用途などお話できれば良いかと思います!頑張ってください!!必ず前向きなら持続できるはずです!!!!!
太さを変えてソルトで焼入れして、焼入性の違いを見せると面白そうですね
太さを変えて焼入れ性を検証…
それは面白そうだし、事実がわかりますね!
コメントありがとうございます!!
@@seizogyo SCM440とS40Cで試していただければ、合金鋼と炭素鋼の違いも一緒に見られますし、太ければ外周の硬さも出ないこともわかりますね。
@@isao0811 面白い提案、ありがとうございます。そういう違いが分かりやすい動画は見たい方も多いかもしれないですよね。
SUPは炭素濃度高いから空冷でも焼き入っちゃうね
特にSup-9はソルト焼入れで申し分ないです。
JIS規格の加熱温度は830℃から860℃です。
がしかし歪みを考慮するとJIS外は必要ですね!
コメント有難うございます!
シャフトに45Cを使ってタフトライドしてるんですが高周波焼き入れとどう違うんですかね。
どっちが硬度でるんですかね。素人なのでご教授願います
コメントありがとうございます。基本的にはタフトも高周波も表面処理で熱処理ですがタフトライドは窒化処理の1種の熱処理で高周波焼入れは焼入れの1種です。
もちろん熱処理方法は違いますが深さは全然違います。
・タフトは基本的に硬さは同じですが非常に浅く摺動性が増します深さ0.05㎜程度です。
・高周波は1㎜~2㎜程度入り耐摩耗性が増します。
使う用途により選択される処理が違います。
S45Cについての何か経験や考えがある方がいたら、コメントで教えていただけると嬉しいです。
S45CのJIS規格を考えると、焼入れしただけで30HRC程度いいのでしょうか?
マルテンをソルバイトに変態させて、靭性をもたせる組織に変態させないと意味ないのでは??
@@q1646
焼入れのみの硬度測定という現実をテストする、という意味で「焼入れでその材質のMAX硬度を見る」を実験しました。
S45Cの焼入れ硬度を測定した動画です。テスト測定として。
勘違いさせて申し訳ありません!
基本的には焼入れ後には必ず焼戻しの工程は行います。
弊社ですと580℃程度で焼戻しします。HRC20-25位です。指定硬度にもよりますが・・・
指摘していただきありがとうございます!
今回の動画も非常に参考になりました。ソルト焼き入れでHRC30程度なのかと驚きました。
以前もコメントしましたが自分は、SC系の焼き入れは余程の事がない限り材料変更をお願いします。 SKもしくはSKD
熱処理後にメッキも絡む場合は、SC+メッキの場合 SUS440C+焼き入れ(メッキなしとか)
自分はSCの場合は熱処理しないで使う材料 熱処理が必要な場合はSK SKD SUJ SUS440C と思っています。
今回は丸物なのでS45Cでも寸法変化は少なかったですが、板材の場合に伸びとかはどうなんでしょうか?
ロール圧延材の場合、切断方向で伸び方の違いがあると思っていて、そのあたりも知りたいことです。
コメントありがとうございます。
S45Cは昔に比べてかなり材料の質が悪いのが現状です!
ロール圧延材の場合は確かにに切断方向によって伸び方は違います。
しかし穴ピッチでもわかりますが、必ず伸びます。
弊社新羽金属では以前、sk材の
100幅×200l×8tの簡易的な穴が開いているプレート類でHRC55-60では最大0.8mm1.0mm伸びてトラブルになったことはありますね。
ソルト焼入れで…
今度実際にやってみても良いかもしれませんね!
S45Cの焼入れ材を加工してるんですが、焼きムラがあるのは、何が原因なんですかね? 焼入れが片肉で厚いのがあるんですが、時間が関係してるんですかね?
お客様のような質問です!ありがとうございます。焼きムラというだけでは本当の原因を探るのは難しいかもしれませんね!しかしS45Cに関して言うならば焼入れの保証はされている材質ですが焼入れ時に中間硬度を測定するとムラが多いのは事実です。特に肉厚25㎜程度のS45C製品でも硬度ムラは出やすいです。
基本的には加熱から冷却なので薄い箇所は早く冷却されるし厚いところは遅く冷却されますのでムラはで出ると思います。S45Cに向いていないかもしれませんね。。。
ちなみに形状、大きさ等わかれば見解できそうです。しっかりと硬度が欲しい製品はS45Cじゃない方が良いかも・・ですね。
@@seizogyo 片肉2.5mmくらいで統一して欲しいんですけど、たまに片肉5mmくらいの時があって、ネジ切りするのに、焼きが残ってやりにくい時があるんですよね😅 統一させる方法ってあります?
炭素鋼に浸炭は焼きが入らないって事で高周波か真空炉で硬度はMAX48くらいって聞いてたし、浸炭はSCMかSCRくらいじゃ無いと入らないと記憶してたのですけどね…あと、焼入れ深度は高周波の方が深く(5mmくらいまで)で浸炭の方が浅い(0.5mmまで)って思ってました。今は無縁な仕事してますけど無茶苦茶な覚え方してましたと反省しましたわ。
そう思うと、設計が無茶言うてたのかワシが勘違いしてたのかも知れないけど
コメントありがとうございます。
材質によりけりで焼入れ方法は様々かなと思っています。やはり図面だけでは何も読み取れませんよね・・・
貴重な意見ありがとうございます。
機械系の学生です。
教科書の内容として知っていることもありましたが、実際としてのお話や映像は初めて拝見しました。
非常に面白い内容で見入ってしまいました。面白い話をありがとうございました。
学生さんからのコメント!すごく嬉しい!!私たちも1歩進んだ気がします!
実際の現場には、教科書には載ってない事実がたくさんあります。
製造業界、どの現場でもそうです。
現場見学をしたかったらいつでも連絡してください(コメントでもOK)。
歓迎しますよ。未来の製造業を担う若者、超応援してます!!
(教科書でもしっかり勉強してくださいね)
浸炭焼入れでもS45Cで硬さ出ないですよね。
ご視聴そしてコメントありがとうございます。
浸炭焼入れの場合S45Cの表面硬度はHRC55~60程度はあがります。内部硬度は形状にもよりますが低いですね。
どうしてもS45Cで硬度が必要というお客様には浸炭焼入れの提案はさせていただきます。もちろん用途によります。
新羽金属さんにお世話になってる金型屋です😅
どの位の硬度差か分かりませんが今回硬かったなとか柔らかかったなとか削ってると感じますよ
硬度が高い程1度の差は大きいですね
加工音とか仕上がり面の違いで感じます
すいません、いつもお世話になっております。硬度の差が感じましたらご相談下さい!
ありがとうございます。
@@seizogyo
いえいえこちらこそいつも無理くりな納期に対応していただいてありがとうございますm(*_ _)m
今は金型屋ですが昔切削工具屋に居た時代がありまして
焼入れの管理の難しさは多少なりとも理解していたつもりですが
改めて動画を見て気付かされました
食べ物も含めて焼き物って難しいですよね😅
図面を描いている方が、加工のこと材質のことを知らなすぎると思います。
あと、品管は、あくまでも図面通りですよね。
そのしわ寄せが、加工屋にきているのが現状ではないでしょうか。
たしかに加工屋が大変ですよね。どうにかやるためのコストがかかることも理解してもらいにくいのが現実だし。
図面を変えられない状況は理解できますけど・・・となると、やっぱり図面をかく段階で上手くやってもらいたいです。
キズ、ダゴン注意だるいっす。
発注する方も、受ける方も問題ですね!ソルト後の処理は、受注時話さないのですか?二次加工を減らす為に、ソルトでの発注と思えますが?
トラブルが発生する受注は、断るべきです。元油圧機器メーカーの、品質管理担当者です。30年前に、高周波焼き入れ後、転造ねじ出来る会社も有りました。
コメント有難うございます。そしてご指摘有難うございます。
もちろん問い合わせ時にヒアリングは精一杯させていただいておりますし2次加工で工程時間やコストダウンできるようなお話はさせて頂いております。
品管ということなので不適合での是正処置もたくさん経験されている方だと思います。もし何かお気づきの点がございましたら主観的で結構ですのでまた宜しくお願いいたします。
この太さで焼入れ性考えるとSCM435か、中までしっかりだとSUJ2にしてくれないかなと思います。
キーエンスの形状測定器便利そうですね。
最近はSCM435やSCM440そしてSUJ-2ですら焼入れ性が疑われます・・・
SUJ-2に関しては球状化焼鈍などの前処理がされていないと要求硬度を満たせません。
近所にベアリング製作している会社があり、検証済です。
最近では肉厚なSUJ-2は硬度を満たすためSUJ-3に変えています。
「材料ありき」の熱処理なのでハードルが上がっているのは現状です。
が、反対に熱処理ありきの材料になってきていますね!
コメントありがとうございます!!!!
@@seizogyo市販の焼き入れ軸(SUJ-2)安価で硬度があり、硬度が必要な部分は形状や機構を工夫してそれを使うようにしています。
でもその裏では、このような奥深いことが有るんですね。機械設計をしていますが、『熱処理』を知らなさすぎに思います。勉強になります。
ソルトは品物に液体がまとわり付いての急令だから冷えが遅いんだよね。だから焼きが甘い( ˘•ω•˘ )b
コメントありがとうございます。
確かにS45Cあたりですと硬度がでにくいのは事実です。SKSなどは硬度も出やすく曲がりを軽減できるからよいですよ。
図面を描いている設計屋が素材を知らなさすぎるのよね。1年位前だけれど、「焼き入れ前提で」S45Cじゃ柔だからSCM430使えって言ったら「何ぞ。ソレ?」。機械屋を自認する人間でもそんなもの。制御屋の儂より知識がないっつーのもどうかと。
後日、説教小一時間。。。。。。(不貞腐れていましたが)
設計の方と対談してみたいです。どういう考えで図面を書いているかをお聞きしたいですね。
特に熱処理工程が入っている製品の材質の選択などについて聞いてみたい!
説教小一時間(笑!
コメントありがとうございます!!
@@seizogyo 何も考えていないのですよ。たまたま2D-CADが扱えるからそういう役回りになっていると云うか。焼き入れの種類とか(良く使われる程度のは兎も角としても)も知らないんじゃないかなー・・・?
@@ishiyamahirotaka2428 なるほど、焼入れの種類を知らないという可能性もありそうですね。
であれば、熱処理業界はもっと情報発信していくべきですね!
へー
そうなんですー