『PERFECT DAYS』でゼロから考える映画の作り方/共同脚本・プロデュース 高崎卓馬
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- Опубликовано: 10 фев 2025
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高崎卓馬(たかさき たくま)
1969年 福岡県生まれ
福岡県立修猷館高校、早稲田大学法学部卒業
株)電通グループ グロースオフィサー /エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター2度のクリエイター・オブ・ザ・イヤーなど国内外の広告賞、受賞多数。
映画「PERFECT DAYS」(WimWenders監督)では企画・脚本・プロデュースを担当。
著書に小泉今日子の親衛隊の少年たちの青春を描いた小説「オートリバース 」、
広告スキルをまとめた「表現の技術」、絵本「まっくろ」などがある。
J-WAVEで毎週金曜深夜「BITS &BOBS TOKYO」MCを担当。
映画は何か原作があって、最初から映画を作ろうという意識のもとできるものだと思ってました。しかし世の中にはこのように映画に辿り着くような制作の仕方もあるのかと勉強になりました。発端はなんとなくの会話から公共の意識を高めようという課題に至って、そこからの紆余曲折の過程が漠然としたなかを進んでいるような感じで、よくPerfect Daysまでこぎつけたなと思います。確かにデザインだとか広告的なアプローチで公共意識を高めようとするのはとても難しいだろうなあと感じました。さらに広告的なアプローチでは一過性のものになってしまうということもすごく心当たりがあります。だからアートを作ろうとなったというところは痺れました。とても納得できます。
しかし、正直にいうと架空の映画の曲のセットリストをつくるというアイデアにはピンときませんでした。コンセプトしすぎていて、トイレと関係ないしそんなん聴いたところでどうにもならんやろと思います。そこから映画をつくるという話に転がって、課題提議がシンプルになったなと思いました。
Perfect Days は僕の公共意識を高めるとかいう次元を超えて、日々の過ごし方や精神のあり方に影響を及ぼしました。映画を見て、ああ自分は今までなにか躍起になっていたんだなと気づきました。
これは、もはや、現代のレジェンドの話です。
ヴェンダースが好きが一つにきっかけになっているのは、面白い。
好きってなんでも生み出せますね