トイレ掃除を延々と続けるだけでつまんない映画だよと聞いていたので、あまり期待せず劇場が暗くなってから半分寝ていたのですが、いきなりアニマルズの「house of the rising sun」が流れ出し、それですっかり目が覚めて、次にオーティス・レディングの「dock of the bay」がドーンと来て、これどんな映画なん?とまじめに観始めました。そしたら中盤になって今度は石川さゆりが浅川マキの「朝日のあたる家」を歌いだして、これ、ワイのための映画じゃないの?と完全にのめり込んでしまいました。 確かにトイレ掃除を毎日延々と続ける映画なのですが、知らず知らずに引き込まれてしまい、なんかじわっと来ていました。それで、終盤に差しかかり三浦友和とぎこちないやり取りがあって、しまいに二人で影踏みするシーンなんか、もう涙が止まらなくなりました。 なんだかよく分からないけれどいい映画だなーと思っていて、最後のシーンでニーナ・シモンが「feeling good」を歌いだして、ああ、そういうことだったんだと、この映画がどんなものか、すとんと腑に落ちました。 なんだかよく分からないけど、好きですね、この映画。
仏在住で、今日公開最終日でようやく観に行けました。
年配の方々がほとんどでしたが、後から知ったのは、観にきたのは今日が2回目、3回目だという方々がたくさんいた事です。
それくらい、深くて、温かくて、愛おしいお話でした。余韻がずっと残っていて、私もまた観たいなあって思いました。
私は平山さんが激昂した唯一のシーンにすごく目が向きました。
日々の何気ないルーティンをとても大切にしてるからこそ、そのルーティンを崩された時に出たあの感情の大きさ。
翌日、シゴデキのスタッフが来てくれて安心しました。
このスタッフがすぐ配置されるのも、壊れかけの自販機のカフェオレが毎日飲んでも切れないのも、どこか世界が平山さんのルーティンを守っているんだなと思ってほっこりしました。
今日やっと、1回目観てきました!
自販機の明滅、カフェオレ、行きつけの居酒屋の雰囲気といつもの席、1冊ずつ買う豊かさ
どれも自分に無かった着眼点で、又吉さんの考察に何度もハッとさせられました。
又吉さんの着眼点を頭に入れて、もう一度、いや何度でも観てみたい作品です。
又吉さんありがとう~!
黒澤明の羅生門の木漏れ日のシーンや
小津安二郎の東京物語のオマージュを感じさせる。
穏やかで美しく出て来る人々それぞれのパーフェクトデイズ
田中泯演じるホームレス、
舞踏家ならではで目立たず自然体に
美しささえありましたよね。
何故ホームレスをとおもいましたが
それもその人にとってのパーフェクトデイズなわけです。
物質主義の世の中で心の豊かさを追求する難しささえかんじますよね、
三浦友和演じる友山が影は重なると
変わるのですかねのシーン
平山が変わってますよ!の問答
変わってますと言い切って影踏み遊び、本気になって汗かき息が上がる
さりげない優しさでそっと寄り添う
人生はあっという間に終わり
瞬間瞬間は木漏れ日の光
カセットテープや文庫本を親しむ
姿はことさらデジタルに置き換われ
哀愁さえかんじますね。
50を超えますと映画のワンシーンワンシーンが人生の機微をおぼえますしまだまだ語りたく存じます
20歳です。
自分の人生にどこか物足りなさを感じていました。
テレビで活躍する天才といわれる人たちを見て、自分は凡人だと感じさせられ生きる意味を考え希死念慮にふけっていました。
私は何も起きない日々にやるせなさを感じていたため当初はこの映画の魅力が分かりませんでしたが
又吉さんの解説を観て新たな幸せの概念に気付かされました。
今からこの映画を観てきます。もし感情が変化したらまた綴らせてください。
年明けに観てきた作品です。久しぶりにずっと心に残る漢方のような作品に出合った気がしました。又吉さんの見解を聞きながら、ほっといてくれる優しい社会を静かに観て癒されたのだと気づきました。今は、暴こうとしたり変に解釈をして知った気になったりして、クタクタになることが多いと思うんです。同世代の又吉さんの優しい言葉に、これまた救われました💖
ベルリン・天使の詩も、ベルリナーの日常をそっと描いた名作でしたがこの作品を見て、多分スカイツリーからの東京の眺めは、見えないけれど天使の視線に思え、最後の役所さんの表情とニナシモンのフィーリンググッドで締めはパーフェクトなエンディングでした!青が印象的でした。ヴェンダースは日本が本当に好きなんだな。
PERFECT DAYSすごくよくて、誰かと語り合いたくて、観てない人にも語りました笑笑
又吉さんが語ってくれて、すごくうれしい。過去の感覚を忘れててないところがすごいな〜
観終わった後、すごく清々しい気持ちになりました。人間、何処に住むとか、どんな仕事をするのかが価値みたいに思われますが、日々どう生きるかが1番大切なんだとを問われたように感じます。又吉さんの解説聴いてますます、良い映画だったなぁと満足しました。
ほんとによかったですね、とても丁寧な映画で。又吉さんの解説でまた細部まで思い出し、「そうそう!」と、何度も共感できました。カフェオレが売り切れなかったのは、明滅した自販機の裏側にも、しっかりジュースを補充してくれてる人間がいる、という監督の思惑があるんじゃないかな、なんて思いました。又吉さんが仰らなければ、感じないことだったかもしれませんが😂個人的には、地下の一杯飲み屋の店主の「お、つ、か、れ!」がお気に入りです(笑)
マツコさんが以前、「幸福とは他者を介在させずに喜びを得ること」だと仰っていました。
多くの人が共通認識してるわかりやすい幸せを手にしていなくても、自分の好きな物、コト、時間を大切にすれば幸福を感じることができる。
自分自身が幸せだと感じるものにもっと時間をかけて生きていきたいなって思いました。
昨日見てきました。本当に素晴らしい映画でした!音楽も全部最高でした。平山さんのような生き方、自分には出来ないけれど豊かで美しくて、見終わってからも頭を離れない映画です。また見に行こうと思ってます。
余韻の残る映画でした。カフェオレと、銭湯のシャッター、同じ気持ちになりました笑
居酒屋のチョイスも、確かに。敢えて忙しないお店を選んでいるのは、ひとり時間の長い生活の中で、人との関わりを絶やさず殻にこもらず慈しむ平山さんの美しいところかな😊
役所広司さんの演技がPERFECTですね。存在感というか実在感が凄まじいです。ほとんどセリフがないのに役所さんの所作や表情に引き込まれます。
この映画ほんとよかった!また映画館で観たくなってます。こういう生き方いいなって。
仕事の合間に公園のベンチで木漏れ日眺めながらサンドイッチを食べる、それもすごく贅沢に見えました。
自然を感じてにんまりしちゃうのもすごくよく分かると思いました。自分の中で話しかけて話しかけられてる感じ。
とにかく贅沢な自然な、孤独も描く美しい映画でした。
私もこの映画を観ました。
私としては、平山さんの生活の丁寧さやマイペースさにいいなと思いつつ、ちょっとした寂しさも感じました。自分としては今の生活をずっと続けていきたくても、時の流れや周囲の人間が残酷にも今のままにさせてくれない、そういう辛さをすごく感じました。それは私自身が今そういう気持ちで生きているからかもしれません。
あと、トイレ掃除をしている時の、利用者の冷たさもすごく感じました。平山さんという人間がそこにいることに気づきもしない。子どもを探していた母親が平山さんにお礼の一言も言わないで子どもを連れて行くのが、現代の日本あるあるだよなあって思いました…。
〈現代の日本あるある〉私も思いました。
平山さんは「ありがとう」と言ってもらいたいとすら思っていない次元で
生きている方なんですよね…他者に期待をしない生き方…
映画のテーマの一つかなって思いました。
現実の公衆トイレでは、清掃員にきちんと挨拶やお礼を言う利用者の人達もいますね。
@@信子大沢-x5h 様
そうですね。私も良く見かけます。
タイミングが合えば私も御礼を言います。
時々話し込んだりもします。
私の子供達も自然と御礼を言うようになりました。決して強制ではなく、感謝の気持ちは言葉に出すことが伝わっていくといいですね。
あの母親と子供のシーンで母親が
お礼もせずに別れ際に子どの手を
濡れアルコールペーパーで拭くのは
現実を見せていると思う。平山の手を
汚い物として拭う対応は監督がよく
現実を見ていると思う。
今日見てきた16歳です
不便を愛すというか、不備さえも愛おしく思う描写がいっぱい溢れていて素晴らしかったです。
又吉さんのレビューに大頷きでした。
決まった毎日の反復の中にある様々な瞬間と、たまにある出来事の総合が人生、それが純粋に描かれた作品でとても心に残りました。
何と素敵な文章
やっと観ました!よかった。何もない日常が愛おしい。説明も何もないけれど、丁寧に平山さんの暮らしが描かれていて、逆に親切な映画。深呼吸できました。
カフェオレかー。気づかなかった。ほんとはカフェオレ好きだったけれど、かつてはブラックを仕方なく飲んでたのかも。今は好きなものを飲めるんですよね❤
ラストシーンを又吉さんと語り合いたいなー。
2回目を観るつもりです。
又吉さんの言葉が沁みるしみる。そうなんですよね。映画観に行くわ。
映画みながら又吉さんの小説と共通点あるなぁと思いながら見てました。なのでこの動画は嬉しいです。平山さんは毎日酒ではなく水だったように思います。後半の缶ビールで久しぶりに飲んだ様子でそこからも過去に何かあったのかなと思いました。カフェオレは気付きませんでした!たしかにブラックでないところがいい!そしてあのラストの演技は映画史上に残ると思いました。淡々としているのに、感情が揺さぶられた映画は初めてです。
そして、この映画を見た人はみんな平山さんと言って決して役所さんじゃなく、実在していて、いつか公園で見かける気がするのです。
水じゃなくてハイボールだかサワーだったと思います。炭酸でした。
缶ビールではなくて
角ハイボール7%だったと
記憶しています。
最後のシーンは東京物語の原節子を思い出しました。
初めまして。アカデミー賞にノミネートされた作品という前情報のみで映画を観たものです。又吉さんのおっしゃるように、普段映画にエピソードを求めて鑑賞しているためか、淡々と過ぎる日常を描くこの映画を物足りなく感じながら映画館を後にしました。しかし、この映画の凄さは鑑賞後にありました。帰り道、運転する車外に流れる風景が今までと全く違って見えたのです。まるで自分の日常が映画のワンシーンのように感じられました。今回又吉さんの感想に大きく頷きながら、もう一度しっかり映画を堪能するため映画館へ足を運ぼうと決めました。長文失礼いたしました。
今日やっと観てきました。最初セリフ無し映画かと思ったくらい淡々と始まり、ルーティンな毎日が流れるドキュメンタリーみたいでしたが、段々ひしひし詩的な感動が湧いてきました。選曲も素晴らしい。猛々しい信長も演じた若き役所広司が晩年に穏便な平山さんを演じる、感動的でした。平山さんが住む町から遠くない所に住んでいる私としては嬉しい描き方でした。あの町に行けば会えそうな。この感動を言葉で語れる又吉さんはさすがです。
「PERFECT DAYS」 の世界が好き過ぎて、2回観に行った。すでに3回目観に行きたい。
規則正しい決まった生活を繰り返す中でも他者との関わりがある場面だけ、予測できない感情の起伏があって…。本当に良い映画でした。
いい映画でした。○×のゲームも昔はトイレの壁の落書きにやってたり、カセットテープ鉛筆でクルクルやったり凄く懐かしい気持ちになりました。人の愛がいっぱいの映画でみんな人間が好きだよねって‥古本屋の店員さんもカメラ屋さんのおじさんも、小料理屋の女将も素敵でした。小料理屋の女将を見て又吉さんを思い出しました😌⭐
素敵な映画でした。淡々と映像が流れてセリフもなく進むのにワクワクするような感じでなんとも不思議な感覚でした。みた後も幸福感残りめっちゃ影響されて古書店で単行本を買いました😂
さすが又吉さん😭知的なのに飾らないご感想が聴いていて非常に心地良いし、とても共感しました!特にカフェオレの洞察力には脱帽です!気付かなかったけど確かにその通りだ😆
私は多くの映画は観ず気になったものだけ観るので映画通でも何でもないですが、この作品は本当にハマり、パンフを読み込み作中の音楽を聴き公式インタビュー動画(平山さんの設定について正解を監督が少しお話してたりしますよ!)を観て日々作品の余韻に浸っていました。初めての事なのですが、多くの人の感想が知りたくて色んな人のレビューや感想動画をみました。そこで映画評論家と名乗る人たちの、飲み屋にあんな凄いママがいるわけないとかトイレのリアルな事件の事情が描かれていないとか浅い見解+映画界の知識ひけらかし語りに「この作品からそんな事しか感じとれなくても評論家というのはやっていけるのか…」となんだか気持ちが落ちていたところ、こちらの動画に出会い本当に嬉しくなりました🥹もっともっと語って欲しかったくらいです!この素晴らしいご感想を最後に、もう他の人のレビュー探しは辞めにします!素敵なご感想をありがとうございました!!
カフェオレだったとは気がつきませんでした。姪にも買い与えるときに「僕と同じコーヒーでいいか?」と聞いたときに、「おっ、『俺』ではなく『僕』と言うご家庭のかたなのね」と、そっちのほうに頭が行っちゃいました。
確かに。批評家といっても感性の才がない人にはごくごく当たり前のことしか表現できない人が多い。
見たい映画でしたが
又吉さんの感想を聞けて
すごく伝わってきてジーンとしました。
私事ですが母親が90才になり
ここのところ容態が良くなくて悲しい気持ちになることばかりだったのですが
又吉さんの話に集中出来て
時には共感して笑いをもらったりとても素敵な時間をいただきました。
ありがとうございます🙏✨
トイレ掃除を延々と続けるだけでつまんない映画だよと聞いていたので、あまり期待せず劇場が暗くなってから半分寝ていたのですが、いきなりアニマルズの「house of the rising sun」が流れ出し、それですっかり目が覚めて、次にオーティス・レディングの「dock of the bay」がドーンと来て、これどんな映画なん?とまじめに観始めました。そしたら中盤になって今度は石川さゆりが浅川マキの「朝日のあたる家」を歌いだして、これ、ワイのための映画じゃないの?と完全にのめり込んでしまいました。
確かにトイレ掃除を毎日延々と続ける映画なのですが、知らず知らずに引き込まれてしまい、なんかじわっと来ていました。それで、終盤に差しかかり三浦友和とぎこちないやり取りがあって、しまいに二人で影踏みするシーンなんか、もう涙が止まらなくなりました。
なんだかよく分からないけれどいい映画だなーと思っていて、最後のシーンでニーナ・シモンが「feeling good」を歌いだして、ああ、そういうことだったんだと、この映画がどんなものか、すとんと腑に落ちました。
なんだかよく分からないけど、好きですね、この映画。
見始めてまず、平山さんの首にかかる真っ白なタオルに違和感を持ちました。そんなきれいなタオル、使わんだろと。ただ話が進むにつれ丁寧な生活を続ける平山さんの姿に真っ白なタオルが府に落ち、その佇まいに惹かれていきました。劇中で出てくる女性が平山さんに惹かれていく様子と自分がだぶりました笑。
日々の生活にある喜び、悲しみ、怒り、楽しみ、全部をひっくるめてパーフェクトデイズなのだと感じた作品でした。
銭湯のシーン、同じく一番風呂で人の少ないときにゆっくり浸かりたいんだな、と又吉さんと同じ感想もてて嬉しかったです。
めっちゃいろいろ共感✨です。
『 …そういう不具合とか不備みたいなものが含まれている日常さえも 見ようによっては完璧であるというか そういうものの集合体が我々の日常』✨✨✨震えた〜!
自分が観た映画の感動や言いたかったことを、自分が気づかなかったことまで気持ちよく解説してくれる又吉さんに感謝!待ってました
又吉さんありがとうございます。いつも言葉を丁寧に選んでいらっしゃるのに好感を持っています。Wendersのフイルムということで見て来ました。実は…役所氏は特に好きな俳優ではなかったのですが、この作品で変わりました。彼の人として、俳優としての姿勢が役とぴったり重なった気がします。空を見上げるシーンを毎日にするのは監督に提案なさったそうですが、この有無で意味が更に深まったと思います。カセットの音楽は高校時代に聴いていたもので懐かしかった。人それぞれの1日があり、その姿から生きている証を感じ取るのかな。特に求、転、再就職の方々に良いかな…?と思いました。最後のシーン、役所氏の表情は素晴らしかった…。色々と前向きになるきっかけを与えて頂いた気がします。余談ですが、ロケ場所の浅草駅の飲み屋さんの向かいが中古の名作映画DVDのお店で 、映画の後に即、寄ると「撮影中は商いができなくってねー」と笑っていました。
毎日木漏れ日を眺めたり撮影したりしていることで「影が重なると濃くなる」という人生観が活きてくるのだと思いました。
この映画って実はユニクロ出資なんですよね。柳井社長はTHE TOKYO TOILET プロジェクトのオーナーです。
又吉さんの 語りを 聴いているだけで いつも こころが 安らぎます。 なんだろう、、又吉さん はぁ~ やっぱり すきだなぁ…。
絶対見ると思った🤦♀️待ってた🤦♀️
PERFECT DAYSも又吉さんも心底大好き。
こんなに感想聞けて幸せ☺️✨
又吉さんの話はきめ細かくて改めて暮らしの
見直しを感じました。
自然災害が多くて不安な日々でも日常を重ねて行く事でささやかな喜びも生まれます。
小さな事にも感謝して
元気に暮らして行こうと思っています。🍀
役所さん素晴らしかったですね。
私は2度観ましたが何気ない日常がなんとも素敵でした。
最高の映画でしたね~
ありがとう感謝です✨
良い映画に出会え幸せでした❤
映画を観て。
平山はルーティンの生活を送っているが、毎日の周りの変化に揺さぶられたりする中で小さな喜びを発見したり哀しみを感じたりする姿に憧れました。
監督が日本人じゃないところからして、人の豊かさや幸せは人類共通なのだろうと思う。平山さんが唯一辛かったことは親族との平和な関係を思うように持てないこと。それに涙していた。これだけ独りで好きなことをパーフェクトに楽しんでいる人でも他者とのつながりはちゃんと必要としてるんだなというところも深かった。
21歳大学生です。大学でスポーツしてます。部活に追われる日々を過ごす中で、大学生特有の遊びであったり、自分の好きな時間を過ごすことが中々出来ずに、楽な方へ逃げたい気持ちがありました。でもこの映画を観て、ないモノをねだるのではなく、今あるモノを大切にして、感謝して、それを楽しむことが自分と向き合うってことなんだろうなと思えるようになりました。将来のためにも、自分のためにも目の前の事を一生懸命する気持ちが湧きました。
私も人生で初めて映画館で2回観ましたーー
すごい世界観が刺さりました!!
元旦に見に行って物凄い幸せな気持ちになりました😆
今思い出しても胸の奥から多幸感が溢れるくらい素敵な作品でした✨
役所さん演じる平山さんが愛おしくてたまらなかったです!
平山さんのように細やかな日常に幸せを感じられな人になりたいけど、私はまだまだだな~😅
でも目指すべきはここなんだと改めて思いましたね。
説明的でない作品性が本当に素晴らしい。これはとても難しい事でヴィム・ベンダース監督だから出来たことだと思う。
カフェオレほんとに思いました笑 着飾らない人物増が垣間見えてまたそれも素敵でした
『キツツキと雨』の役所さんも良かったなぁ。観終わって、すぐに2回目観たなあ。
お薦め、ありがとうございます。予告編見てこれみようと思いました。出来れば、「死なない」役所広司さんの映画が良いです。
昨日、映画を見ました。役所が演じる主人公に平山が被りました。常に全力が、周りの人を変えた。いい映画を紹介頂きました。有難うございました。
@@loveliverpool95 それは、良かったです(o^^o)
あらゆる監督さんが役所広司を使うのが良く分かるような感じがします。それくらい凄い役者さんだと思いますよ。
味付け海苔食べたくなります。
又吉さんと同じもの見れたってのが、たまらなく嬉しいです。
役所さんが行ってた「福ちゃん」って浅草の居酒屋、行ってみたいです。
Lou Reedの音楽聞いてたらPerfect daysに着きました。まだ観てないけどすごくそそられます。何気ない日常を丁寧に生きる豊かな幸せ、まさに又吉さんのおっしゃる通り。私はそれを心がけで毎日生きてきました。けど、、、ある日、目くるめく出来事に遭遇してミラクルが起きる日常もまた良いな~という毎日です。
ブルーレイ予約しました。
早く見たいんですが、7月まで我慢で、この動画で思い出しています。
僕は、映画見ているとき、恥ずかしながら初めは単調な感じを受けて、途中で「微妙かな」と思ってしまったのですが、見終わった後には不思議とまた見たい、「何かいい」と思った映画でした。
又吉さんの考察とか、ほんとに的を得ていて、流石だなと思いました。
夜の公園シリーズ好きです。歳をとってくるとより普通の日常の積み重ねが大切に思えてきますね。
素敵なコメントですね。流石ですね、又吉さん。🤩大好きです❤️
まだこPerfect Days を観てませんが、カナダ🇨🇦のコーワーカーの方々から昨日勧められた映画です。
つくられた監督の意見のを観て、そしてここに辿り着き、、もっと観たくなるコメントに感動です。
役所こうじさんは、私の出身大優さんで皆んなの憧れの俳優さんです。❤
カナダ🇨🇦から応援しています。💝
役所広司さんの演じるトイレ掃除のお仕事の方の役柄、本当に素敵すぎる。ホセ・ムヒカも頭の中が美しくて綺麗な人。(だからこそトイレと、丁寧にトイレ使う人たち、トイレを必要とする人達に対して、アンジャッシュ渡部みたいな人間が行った行為は本当にどうかしている。許せない。)心が豊かな人は大切にできるものだけを「少数先鋭」に変身させる。(これは資本主義を豊かにできる共産主義的な大切な価値観。どっちも繋がってる世界観。この経済主義の関係も陰と陽の関係。)カセットのLou ReedとJanis Joplinはいいね。又吉先生の銭湯帰りの記憶に時空を超えて聞こえてきたらカッコいいかもね。(TeddyLoidのアルバムで好きになったアイナ・ジ・エンドのJanis Joplinの歌声も良かった。)
説明的でないこの映画がとても好きです。布団を畳むのが億劫だったのに、今ではパッパとできるようになりました。今まで日常に沢山の影響を与えてくれる映画はあまりなかったので、よい作品だなぁと思います。好きなことに囲まれて暮らすことは大切なことですね。
いまベッドだけど、私も布団にしようかな。
先週の金曜日に観てきました。私は還暦、障害者ですが、観に行けてよかったです。2時間以上あるのにあっと言う間でした。観れて良かったです。元気ならば、あと3回くらいみたいです。
又吉さん、素晴らしい解説を有難う御座います。マンション清掃の仕事してるので、役所広司さんがトイレ清掃員ということで興味を持ち、4回観ました。カセットテープというのが、オシャレでしたね。若い女のコ、2人がカセットテープに興味を持ったり三浦友和さんが、人生への疑問を語るシーン印象的です。でも、平山さんが言うように日々変わって行くんですよね。タカシ君は、車の運転危ないですね。
この映画観て良かった😂又吉さんが大切にしたいことも改めて解り嬉しさが2倍になりました。世の中毎日がイベントっぽくて情報過多過ぎて そういうテンポの日常についていけないと劣等意識が芽生えている自分を感じます。平山さんの最後のシーンの表情は平山さんの素直でありながら過去の何かを塗り替えたかのような微笑み達成感を私は感じ オンリーワンの素晴らしさ豊かさに励まされました❗️こういう映画貴重です
本当に最後の平山さんの満面の笑顔のドアップシーン素敵でした。ニーナ・シモンの曲がリンクして「これで良いのだ、幸せだ。我人生Perfect Days」を強くアピールしているようで、私も嬉しく元気が出たシーンでした。😊❤️
30年ぶりにヴェンダース監督の映画見ました。最初のアパートの窓ガラスにうつる光の色に心つかまれ、最後まで「行き届いて」いて余韻続く映画でした。
又吉さん!私ね、60過ぎのおばちゃんだけど又吉さんの解説が素晴らしくて、ますますあなたのファンになりました🎵
映像、音楽、景色、台詞、間、、、
素晴らしい映画でした。
又吉さんの解説を聴きながらニヤリとしている私がいます。
平山さんの雰囲気に又吉さんはにているのではないかしら😃
平山さんに会いにまた、映画を見なきゃ😃
その時は又吉さんのことも思い浮かぶでしょう✨
最後に平山が泣くのは、自分の人生というか日常に、音楽に、感動しているのかなぁと思った。ブルー、紫、レッド、色がキレイな作品と感じた。映画を観るのが久しぶりだったからか。やっぱり日本人じゃない感性も感じられた作品だった。宝石みたいな作品だった。スマホで観たけど。劇場で観たかった。観よう。
缶コーヒーの話、気にも留めなかったのですが、おっしゃる通りですね。
そして、昔っからあるあのボスの白いカフェオレ、旨いですよね。笑
品切れにならないのは、飲み物を補充している飲料メーカーの平山さんみたいな方がいて、そう言う人に支えられているのだろうなと思いました。
缶コーヒーは不味いので飲めないのですが、ボスのカフェオレは美味しいのかもしれないですね。今度飲んでみます。
私は10回観たけど、全然飽きないし、癒されます。
上映している間は観に行きたいね。
午後からまた平山さんに会いに行ってきます。11回目かなぁ。
平山さんに影響を受けて盆栽やお花を室内で育てています。
お世話するものがあるといいね。👌😍
この映画は本当に刺さる、染みる。風呂なしアパートの経験があってこそだと思うけど、家族・友人を含め、共感できる人は少ない。王道と真逆すぎて、誰にも勧められない。
けど、この世界観・価値観を共有できる場所、又吉さんの感性は貴重。語ってくれて嬉しかった。
流石と言うか小説家ならではの視点で、解説して頂きありがとうございました。
人が見過ごしてしまうワンシーンでも、色々な感じ方、考え方があるものだなぁとつくづく感心しました。「人は心の中をより実存的に生きている」と言われますが、おそらく誰も注目しないであろう個々人の生活の中で、各々沢山のドラマがあり、心の葛藤があるのだと感じました。
平山さんは「寡黙」で多くを語らず、ただ毎日の生活の中で、細やかな幸せを見つけ平穏に暮らしています。差し詰め「達観」した求道僧のようですね。
缶コーヒーのはなし。言われてみると確かに。そこに気づいて言葉にできる又吉さんの着眼点は凄いな~
掃除を生業としてるおっさんです、映画は素晴らしかったです、音楽、映像、、、、しかし、現実はそんな良いものではないです。
あの家は冬は寒くて、夏は暑くて蚊が多そうで、あんなに綺麗な布団ではいられないと思いました。ちょっとした憧れがつまった映画だと思いました。
そうかなぁ………その季節(…病・貧・老etc)が、決して再び味わえないことを知ってから、憧れるのかなぁ……。
多分、清掃業者のリアルを描いた映画ではないんだと思います
TOTOだったかLIXILだったか、
トイレの会社が監督にPRになる映像を依頼して、思ったよりもいい感じになったから長編映画化したって経緯だったはず
だから公衆トイレで起こりえるネガティブな事はかなり抑えられてるでしょうね
まぁフィクションと割りきった方が良い
それはそうかもね
主人公の平山さんも丁寧に淡々と仕事をするのが自分の性格に合ってるってだけで清掃の仕事自体は大好きではないんだろうなって感じた、実際に仕事突然辞めた人の代わりをしなくちゃいけない時は怒ってたし
ただ、平山さんはその生活のリズムが好きでそれが幸せなんだと思う。
52歳のおっさんです
昨日観てきました
ずっとむわむわ泣いてました😢
一人暮らし
ほんと何もない毎日
姪っ子が家出は
うちもありました
うちじゃなく
おじいちゃんつまり私の両親の家でしたけど
他人ではない
かといって
平山さんほど
仕事に一所懸命ではない
ですし音楽はSpotifyです😂
とても大切な映画になりました
とりあげてくれてありがとうございます😊
この動画を見るためにあわてて観てきました。自分以外の人の人生が交わるところで毎日のルーティンが少し乱されるところが面白かったです。スカイツリーが見えたところでカセットを再生するのに姪っ子?が来た時は笑顔で説明しながらカセットを入れるところも良かったですね。橙色の照明と茶色い空間、すごくわかります笑
この作品を鑑賞した後、「又吉さん、好きそうだなぁ。渦で感想言わないかなぁ」と期待に胸を膨らませていました。なので、又吉さんの感想をシェア頂き、とても嬉しく思っています😊😊😊
又吉さんのお話を聞いて、このタイトルの意味が腑に落ちました
やっぱりまた観たいと思いました
最後の役所広司さんの表情がとても印象に残った
喜怒哀楽が木漏れ日のように表情だけで移り変わるのが凄いとしか言いようがなかった
映画観にて2回見ました。
ハレとケ、ケが我々のほとんどの時間じゃん、という、まさにそうですよね。
身近な場所(渋谷区の公衆トイレシリーズであったり、代々木八幡の神社だったり)ばかりなので、妙に親近感が持てたり。
まいにちがPerfect day、だからPerfect daysなんだな、と。(ルーリード)の曲はPerfect dayなんですね、今気づきました)
Perfect days よかったよね、と話あえるような人と話たいです。
今日みてきました!!!
静かな興奮と余韻がおさまらず、ここにたどりつきました!!
もう1回味わいたい映画でした。
主人公がシフトが大変だとちゃんと怒っているところも良かった。相棒🐕と小さな公園🌳のベンチでお茶飲んでぼんやりする時がいちばん幸せ。
エース清掃員の平山さんがキレているので会社の人も必死だったでしょうね。あちこちに頭を下げて探してくれたのか、良い人が見つかって良かったですね。
僕もそこ好きでした。怒らなかったら聖人過ぎだと思います。怒ったり笑ったり動揺したりする平山さんに感情移入できました。
淡々としてるけど、決して単調ではないから、時間が過ぎるのが速く感じられた。中弛みすることなく最後まで淡々と観られて、観に行って良かったなーって思います。
ルーリードか。いいなあ。同名曲ありますよね。
4回観ちゃいました去年のベスト5に入りました
私も4回観ました
私も今日、観てきました!
いつもの日常が新しく感じるのは大切だと気づかされました。
私も久しぶりに良い映画だなあと思うほど、素晴らしいと思いました。
もう2回見ましたが、3回目も行きたいです😊
映画を観てくらって誰かと語りたかったので、お話してくださって嬉しい☺
銭湯の一番風呂って最高の贅沢やと思います🎯
飲み屋選びの話にすごく共感しました。平山さんて孤独を選んで自分の世界のいい雰囲気に浸って生きてる、というよりもう少し飄々としてるんですよね。好きなものは持ってるけど、アイデンティティに重きを置かないというか
絶対に夜の公園で語ってくれると思ってた!!ついに✨嬉しい!
あのシーンで完璧に回収されてましたよね
アメリカ在住です。先週の土曜日に映画館で観ました。古本屋さんのお店番の女性の台詞がよかったですね。東京にいた頃が懐かしい。
公開日の翌日に見に行って満席で
みんな関心を持っているなと
特に姪っ子を引き取りに来た妹さんとの会話 妹さんが平山さんに
こんな暮らしていいのか?と聞くシーン 泣いてしまった
物語の奥行きを感じた
影踏のシーン 人って意外な部分
変な部分持って成り立っているのかも 静物画もそうだけどヘェー
リンゴってこんな形をしてたかな
よく見るとデコボコだったりして
なんて教えられる それに似てる気がする この映画でした
語り合いたい事柄が詰まっていて満足です。何回も観たい。
渦、よく拝見してます☺️
今日見てきたのでこちらの動画がやっと見れました!私が印象に残ったシーンと又吉さんが気に留めたシーンがいくつも重なってて嬉しかったです☺️ホセ・ムヒカの話したいが又吉さんから出てきて、この映画と結びつけててやっぱすげー!ってなりました🤭説明も台詞も少なくてその分色んなこと考える時間があっていいですね!カフェオレを買う姿を色んなアングルで撮ってあったのと電球チカチカがたまらなく好きでした☕️最後のシーン素晴らしかったですね🥹「木漏れ日」綺麗な日本語☺️
家に帰ってきてトイレ掃除しました🚽
海外の方が考える日本って感じで、それがまた魅力的に感じた。
この映画の良さを見たことない人に私は言葉で説明するのが難しい。とにかく今の私のメンタルには必要な映画だった。平山さんから毎朝水をもらう植物のように、私も平山さんから水をもらった。
21:19 「説明的ではない作品」と又吉さんが看破されていましたが、ぜひとも、監督のインタビューを観ていただきたいですね。そのことを語られています。
【第3弾】「物語が壊してしまうもの」ヴィム・ヴェンダース監督ロングインタビュー『PERFECT DAYS』
ruclips.net/video/clyBjPpo9uo/видео.html
私もアカデミー賞ノミネートされた事からパーフェクㇳディズ鑑賞しました。平山さんの日常生活や、もう人方の勝負なんすよ~!って分かる気がします。見終わって深く心にジーンと来ました!
私も毎日の日常生活頑張ります😊
まさに動画がupされた日に観てきました。タイミングに嬉しいのと驚き!
こちら、とても良い映画でした。
初めて映画のパンフレットも買ってしまったぐらいに。
もう一度見に行く予定です。
もうこの動画で十分かもしれないですが、監督が今回の映画について語っている動画がRUclipsにあり、そちらも映画を観た後、余韻に浸りながら観ました。大変よかったです。
平山さんが不幸な出来事に巻き込まれないかドキドキしながら観ました。
だから、2回目観た時は心の底から感動しました。
生活のペースをもう少しゆっくりと、丁寧にしようと思いました。
ああ、同じです。
1回目は、ちょっとした出来事に平穏な日常が崩されそうな気もして、
少しドキドキハラハラしたり、夢の描写に不穏さを感じたりで、
平山の心境を充分に感じることができませんでした。
2回目で安心して観れたので、タカシや他の人物の魅力も感じられ、
平凡な日常に凄い魅力が詰まっていて、生活の何気ない部分が
愛おしいと感じられるようになりました。
又吉さんのおっしゃる、繰り返し出てくる「同じ朝」がどういうものか、最後にニーナ・シモンに歌わせているんですよね。それに気づいて、すっきりした気分で劇場を後にすることができました。
何かあって地方から出てきたけど東京の真ん中に染まれず、何か落ち着いているようで落ち着いていない、東京という町と地方みたいな距離感、そこに入りきる自分も嫌で何となくこのくらいかと思いながらも、トイレ掃除という生活のコアなところを生業にしている、ヴェンダースが感じた日本なのか、演じた役者さんたちの肌館なのか、いろいろと感じて面白い映画でしたね。これからも見返したい映画です。
この映画もヴェンダース監督も小津映画も大好きでほとんど同じ感想だったけど、それをきちんと言語化できている又吉さんも素晴らしいなあ
又吉さんのこの感想を聞いて、すぐに映画館で観てきました。それほど観たいっ!と思わせてくれた又吉さんの感じたこと、その言葉に感謝です。
映画、とても感動でした。色々なところで感じる、というか…。出会えてよかった、と思う映画でした。ご紹介ありがとうございました。
又吉氏 鋭い考察と独特な切り口 勉強になります
僕がめっちゃ忙しく仕事してる時に必ず思うのは「スーパーをウロウロしてー!」です。
独立してある程度成功したけど、引き換えに無駄にウロウロ出来なくなりました。
これ、見ようと持ってます。又吉さんの感想よく分かりましたー、感じてますねー、👏❤感性が好きです又吉さんの😊
ある意味、この世代の方々の「もうひとつの夢」を描いてるのではないかと思いました。家族、マイホーム、仕事もキャリアを維持して、所有するものや所属することの幸せや大切さもよく分かっているし、それらを捨ててこうはなれないけど、
持たない自由、評価や利益に関係のないところで誠意ある仕事をして、秘密基地のような物のない自分だけの部屋で本を読む…
涙溢れるシーンも何故か幸せなように見えました。
平山さんは自分で自分をその世界に住まわせている。妹に会った後葛藤が見えた。写真なんかもどうでもいいようにも見えた。100%納得があるわけではないようだ。だからと言って無理してるわけでもない。でも私には苦行に見えたし最後に彼は泣いてるように見えた。泣き笑い。人は自分だけで完結することは出来ないと思った。終わる時は皆中途半端、誰かとも中途半端。どっちにしても泣くしかない。仕事をちゃんとやり、風呂も、小料理屋も心地よいに違いない。でも一冊ずつ買う本があんなに並ぶ。所詮時間も足りない。自分でいるために親に会いにいかない。自分の嫌なことを強く脳裏に刻むためにそうするのだと思った。
貴方の素晴らしい含蓄のあるコメントに感銘を受けました。人は好むと好まざるに拘わらず、完全に「自分の世界」だけでは生きていけない、完結出来ない。それが人生。自分が自分であるためには、やはり他者との葛藤は避けられない。悶え苦しみながら生きていかなければならない。だからこそ、そこにドラマが生まれ素晴らしい人生になるのかもしれないが。人生は正に「苦行」ですね。
(自分で自分をその世界に住まわせている)この表現、良いですね。😊👍
他人にとっては同じような写真でも、平山さんには細かい変化がわかり、価値のあるものなのだと思う。例えば終盤で三浦友和演じる男に平山は「影と影が重なると濃くなる」と断言する。それは日々の木漏れ日の観察から得られた確信であり、それが人間関係にもそのまま当てはまることを二人の影踏み遊びで実証して見せたと思う。
平山さんが泣いたのは自分のためではなく、出会った人たちの運命や、その心情を思って泣いたのだと思う。
妹に会ったあとで平山さんが号泣したのは「ニコ、裏切ってごめんよ。おじさんはこうするしかできないんだ」という気持ちでは。ニコは生きるか死ぬか追い詰められた気持ちで7年間1度も会っていなかったおじさんを頼って家出してきた。その信頼に応えられない無念さや、とはいっても母親のもとに戻してあげてある意味ほっとした気持ち、この経験をこれからの母子関係に活かして幸せに育ってほしい祈りなど、複雑だったと思う。