良い間取りを作ってもらう方法

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  • Опубликовано: 19 сен 2024
  • 今回は
    面白い間取りをつくる
    ポイントを解説します。
    家づくりを始めると
    住宅会社の
    営業マンや設計の方に
    間取りを依頼しますよね。
    その時に
    普通のヒアリングでは、
    面白いプランは
    できないと思っています。
    ただ、やり取りする中で
    「こういう要望があります」
    という感じで
    設計の人とか営業マンに
    伝えると、面白い間取りが
    出てくる可能性が
    グッと高まることが
    あります。
    今日はそういう話を
    したいと思います。
    間取り考える際、
    一般的には満足条件を
    聞くことが多いです。
    リビングは
    どれ位の広さがいいですか?
    とかクローゼットは
    どれ位の広さが
    欲しいですか?とか。
    こういうヒアリングを
    受けます。
    でも、この質問は
    当たり前すぎて、
    型通りのことを聞いても
    型取りのプランしか
    できません。
    そういう質問は
    お施主さんの
    ライフスタイルを
    あぶり出すには
    ちょっと遠いからです。
    ライフスタイルというと
    難しく聞こえるかも
    しれませんが、
    こういう質問に
    テーマがあると、
    話しているうちに
    自分の趣味や嗜好、
    大事にしていることが
    わかってきます。
    そういうことに
    気付くためのキーワード
    みたいなものを
    解説します。
    営業マンの
    ヒアリングでは
    まず基本的な情報を
    聞かれます。
    一番は家族構成です。
    何人家族ですか?
    お子さんはいますか?
    何歳ですか?とか。
    この基本情報の中で
    僕が思うに
    多くの営業マンが
    聞けていないのが
    ご家族の身長です。
    意外に思うかも
    しれませんが、
    身長を聞きます。
    間取りを考える時に
    身長は知って
    おきたいんですよね。
    ご主人と奥様で
    身長差が大きい場合は
    担当の方に伝えておくと
    いいと思います。
    次は、
    起きる時間と寝る時間。
    時間というのは、
    家族の暮らし方が
    にじみ出てくる
    情報になります。
    プランする側の
    人間からすると、
    起きる時間が早いとか
    誰が一番早く起きるとか
    そういう情報は
    ほしいんです。
    次は家で仕事を
    するかどうかです。
    資格の勉強なども
    含まれます。
    僕からすると、
    「書斎は必要ですか?」
    という質問は浅くて。
    もう一段、深い話を
    聞きたいです。
    コロナの時代に
    家で仕事をするときに、
    書斎はクローズな造りに
    した方がいいケースが
    あります。
    カギが付いていないと、
    子供が勝手に入ってきたり、
    留守中に荒らされたり
    困ることがあります。
    子供は仕事の重要度が
    わからないので、
    そういう事態も
    想定しておきたいです。
    だからこそ、
    家で仕事をすることが
    あるかどうかは具体的に
    聞いておかないと
    いけません。
    次に料理をするかです。
    これは奥さんと旦那さん、
    どちらにもお聞きします。
    旦那さんが
    「します」と答えた時は、
    得意料理も聞きます。
    中華料理が得意という
    答えが返ってきたら、
    ハイカロリーのバーナーが
    あったら便利かなとか
    そういう考えが
    出てきます。
    次は、モリシタでは
    定番の質問です。
    好きな家事と
    嫌いな家事を聞きます。
    上手な設計者なら
    しっかりヒアリングを
    しますが、
    聞いてくれない
    ケースもあります。
    好きな家事、
    嫌いな家事が
    反映されていないと、
    間取りは面白いものには
    なりません。
    次は休日の過ごし方です。
    趣味はなんですか?という
    聞き方もありますが、
    僕なら、家以外で
    好きな場所を聞きます。
    水辺があるところとか、
    商店街をぶらぶらするのが
    好きとか、その人から
    直接聞くと何か見えて
    くるものがあります。
    家づくりに
    どう結びつくの?と
    思われがちですが、
    結構ヒントがあります。
    住む人に
    喜んでもらえる
    ヒントですね。
    設計者というのは
    それが聞きたいです。
    それから
    平日の過ごし方の
    パターンですね。
    例えば朝風呂を
    したい人もいます。
    それから
    通勤・通学の時間帯。
    通勤・通学の時間が
    一緒の家族は、朝、
    洗面所とトイレが
    混雑します。
    予算との兼ね合いは
    ありますが、
    洗面所を広げた方が
    いいとか、
    年頃の娘さんがいるなら
    鏡は2つあった方が
    いいとか、具体的な
    提案ができます。
    それから
    制服があるのか、
    スーツで通勤するのか、
    これによって
    デイリークローゼットや
    収納がどれくらい重要か
    というのが
    わかってきます。
    もし私服で通勤する場合でも
    会社にロッカーがあって
    そこで着替える人と、
    家でスーツを着て
    出勤する人とでは
    必要になる収納の大きさが
    変わってきます。
    次に
    人生で幸せと思う時は
    どんな時かを聞きます。
    お風呂に入るのが
    幸せと思う人もいれば、
    子供と一緒にいる時とか
    女房と一緒にお茶を
    飲む時とか、いろいろな
    ことを言われます。
    その話を元に
    いろいろと広げて、
    考えていくわけです。
    僕としては、
    そういったプランを
    つくりたいんですよね。
    人には
    好き嫌いがあるので、
    嫌いなものも
    聞いてもらったり、
    言っておいた方が
    いいです。
    設計者や窓口の人には
    遠慮せずに言ってください。
    僕ならお酒のことも
    聞いてほしいです。
    旦那さんは
    家でお酒を飲むのが
    肩身が狭いことが
    あるので、肩身の狭さを
    和らげることも
    考えてあげたいです。
    それから来客です。
    おじいちゃんなのか、
    おばあちゃんなのか。
    双方のご両親が
    どこにお住まいで
    お家にはどちらの
    ご両親が来やすいとか。
    口では言えないかも
    しれませんが、
    来て欲しいと思ってるか
    どうかも聞きたいです。
    一般的な
    ヒアリングに加えて、
    ここまで位のことも
    聞いてもらうと、
    自分たちの
    ライフスタイルが
    クリアになってくると
    思います。
    趣味の話を聞くときは、
    フィギュアを集めたり
    プラモデルをつくったり、
    マンガの本がいっぱい
    あるとかそういう話も
    出てきます。
    聞いておかないと、
    捨てたくないのに
    引っ越しで捨てようと
    言われてしまいますから。
    ぜひ間取りを考える時は、
    向こうにリードして
    もらいながら自分たちの
    ことも聞いてもらって
    ください。
    もちろん聞いてくれる人も
    いると思いますが、
    自分たちからも
    こういうことを言った方が
    いいと思うことがあったら
    ぜひ伝えてみてください。
    そうすると、
    面白い間取りや
    満足するプランが
    できると思います。
    #モリシタアットホーム #間取り #プラン #ライフスタイル #姫路 #工務店 #注文住宅

Комментарии • 32

  • @sunako0523
    @sunako0523 3 года назад +28

    もし家を建てるならこの方にお願いしたい!

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  3 года назад +2

      過分なお言葉ありがとうございます。

  • @rie3987
    @rie3987 3 года назад +5

    話がすごく分かりやすいですし聞きやすいですね。

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  3 года назад

      お役にたったならよかったです!

  • @simizu6571
    @simizu6571 Год назад +2

    いい話を、ありがとうございます!

  • @riiink1153
    @riiink1153 3 года назад +5

    素晴らしい。本当に勉強になります!
    本当に施主が1番心地よい家を目指す気持ちが伝わってきます。
    こちらからも、ガンガン伝えて行こうと思いました!

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  3 года назад +1

      そうです!家づくりのパートナーにはどんどん自己開示で行きましょう。

  • @miocockatoo
    @miocockatoo Год назад +1

    なるほど〜😮と言いながら最後まで見ました。
    特に参考になったのは、
    ・起床、就寝時間
    ・家で仕事するか
    ・幸せに感じる時間
    ・来客
    です。
    特に、狭い家で仕事する人と子供が一緒に住むとなると、静かにしなくてはいけない(会議中料理はできない)周りに仕事道具を置くスペースがいる、仕切りを置きたいなど、更に自分自身気づかなった隠れた要望が出てきやすくなります
    広い空間でも、何に一番重点を置いて部屋作りをするか、
    私は夕食を終え、家事、仕事を終え、夜お茶を飲みながらまったり団欒する時間が好きなのですが、それを確保できる部屋作りをしたらいいのだなとも気づくことができました

  • @tadasuisan
    @tadasuisan 3 года назад +7

    すごい!考えが進んでるなー  水産の前は電気設計してから機械設計だったけど、こんなに進んでなかったなー”目から鱗”です。 家を建てて約29年○○○○ハイムですが設計段階ではこんなに煮詰めなかったです、全て社内規格とjis規格がありそれを配置して強度計算でいくものだと思ってた。違うね! しかし変化するね 建てるときは仕事と車が好きだったけど、いまは退職して普通の爺、バリバリの時とすべたが変化した、リビングから好きな車たちを眺められるようにしたけど、時間がなくてほとんど乗れない車 今はただの広い駐車場 趣味も毎日釣り ほどほどの家に妻と二人 空き部屋6 20畳のリビングにポツンと二人コタツの中 寝室は、私が水産で朝4時起き夜12時過ぎに帰宅だから、妻を起こしてしまわないように隣どうしの別々の部屋もちろん愛の扉有り いまもそのまま別々の部屋 話が長くなったから 
    結論 
    自分たちのために家を考えてよ 子供たちはすぐに巣立つ また 親たちは自分たちより早くいなくなる 退職後は長いぞ
    モリシタアットホームさん面白いねー 建築っておくが深くて面白いね 
    教えていただきたいこといっぱいあります 次の機会にぜひ お願いします

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  3 года назад +2

      うんうん共感のつぶやきです。

  • @宮崎由美子-s3n
    @宮崎由美子-s3n 3 года назад +2

    そうなんです!
    私は還暦ちょい過ぎですが、結婚当初住んでたマンションや両方の実家の母達が背が低くて…
    二人とも150cmぎりぎりあるかないかで😂
    台所のシンクで洗い物してると、とにかく腰が痛くなりました。
    注文住宅で設計士さんに
    強く強くお願いしてシステムキッチンの高さを身長
    167cmに合わせてもらいました。
    お陰さまで30年間は腰痛からは解放されました☺️。
    3番目が生まれた時はそのシンクにベビーバス入れて沐浴させられたので本当に楽でした。モリシタさんの言うこと大事ですね😊

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  3 года назад +2

      体験談コメントありがとうございます。

  • @ChinhNguyen-yb3cp
    @ChinhNguyen-yb3cp Год назад +1

    Cám ơn kênh. Rất hay và bổ ích!

  • @みく-j5j
    @みく-j5j 3 года назад +2

    今賃貸住まいですが、旦那が高身長なので参考になります!

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  3 года назад +1

      お役にたったならよかったです!

  • @みらい-o3k
    @みらい-o3k 3 года назад +13

    こんなに親身になって一緒に考えて貰えたらどんなに幸せか。
    姫路に引っ越そうかな。

  • @user-mo4bm9jy7e
    @user-mo4bm9jy7e 3 года назад +2

    俺はアンケート用紙を渡されて、趣味とか書く欄がありました。
    身長とかは聞かれませんでしたが、こういう細かいことは大事ですね。
    身長差がある夫婦が料理をするなら段差をつけたりもいるかもしれませんし…
    俺は趣味のレザークラフトのための作業部屋を提案されましたが、仕事でもないのでその作業スペースは無くしました。

  • @Natural_Organic_Rose
    @Natural_Organic_Rose 3 года назад +1

    住友林業でプランニングが最終段階になった時に
    突然、営業マンから電話がかかって来ました
    営業マンいわく
    職場で私の話になり、住友林業に私の中学の剣道部の後輩が働いていると言われました
    住友林業の住宅展示場で私の後輩と20年ぶりに再会しました🙇‍♂️🏠
    ご縁で住友林業でプランニングする事になりましたが
    住友林業に後輩が働いていたなんて
    どんなご縁だとびっくりしました🙇‍♂️🏠
    出来たら後輩が担当営業マンだったら良かったな
    🙇‍♂️🏠

  • @きんちゃん-x4t
    @きんちゃん-x4t 3 года назад +4

    中堅ハウスメーカーで建築しました。
    提案頂いた間取りは似たような感じになりました。
    その中でもよかった間取りのハウスメーカーと契約しました。
    しかし、妻の一言で洗風呂を2階に設置しました。
    これがまた、よかった。
    妻の一言で私がアレンジした間取りに決定。構造計算で若干の変更して間取り完成。
    家事動線を考えてほしい。洗濯物はお日様に当てたいと希望伝えてましたが、2階風呂洗面はどこも提案なかったです。
    妻の発想に脱帽です。
    実際住んでみても(まだ少しですが)便利でしかも1階のLDKが広いので快適です。
    個室(寝室)は今はくつろぎスペースではなく寝るだけなので狭くても十分です。
    また2階の3部屋は普段は使いませんが引き戸でつながってます。
    ハウスメーカーは営業さんが間取り作るのが多いと思いますが、引き出しの多い担当に当たるのは運ですね。そのためにも施主が人任せにせず勉強して考えるのが重要と思いました。

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  3 года назад +2

      きんちゃん様 コメントありがとうございます。よく考えられていて素晴らしいですね!奥様と仲良くお幸せに!

  • @Natural_Organic_Rose
    @Natural_Organic_Rose 3 года назад +1

    私は住宅展示場に行く前から
    自分で希望の間取図面を書いてました
    沢山のハウスメーカーと商談して
    住友林業でプランニングすると決めてから
    自分で書いた間取図面を提出してから
    プランニング開始しました

  • @ks7706
    @ks7706 3 года назад +2

    「間取りに反映させたいような趣味はありますか?例えば車が好きとか、アクアリウムが好き、とか」って聞いてほしいですね。

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  3 года назад +1

      ks様 おっしゃるとうりですね!

  • @kaka-s5q
    @kaka-s5q 3 года назад

    パッと見で奥様の身長が低かった時にはいろいろ考慮しますよね。
    システムキッチンの使いやすい天板高さをアドバイスしてからショールームに行ってもらうとか、室内物干しの取り付け高さとか。
    起床時間については細かく聞いたことないですが、必要かもしれませんね。
    以前、2世帯住宅(旗竿地・車4台)の設計をしたとき、4人の出発・帰宅時間から各車の停車位置を計画したことを思い出しました。
    建売りに近い注文住宅のパワービルダーだとお客様が次から次へと来るので、あまりヒアリングしている時間がないですし、
    お客様から新たな要望など聞いてしまったらプランを考え直さなきゃならないし、正直したくないんじゃないかと思います。
    ありきたりな間取りでもいいからパッパッとプラン描いて、早く契約して確認申請して工事部に引き継がないと、他の案件が終わらない・・・ってのが設計者の本音かと。
    毎日11時12時まで働いてたらそうもなりますって。
    ※あくまで「建売りに近い注文住宅のパワービルダー」のお話です。

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  3 года назад +1

      たぬーんたぷきち様 コメントありがとうございます!設計にはいろいろな聞き取りが必要ですよね!