暮らしやすい天井の高さを解説します
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- Опубликовано: 8 сен 2024
- 今日のテーマは家の天井高についてです。
最近お客様との打ち合わせで、特に若い方から「天井の高さって、どれくらいがいいんですか?」という質問を受けます。一方で僕と同じくらい、もしくは僕より先輩のお客様とお話しをしていると「低い天井ってなんか嫌や」と言われることが多いんですね。そういうことがありまして、天井高に関して決着をつけておきたいなと思いました。
僕が大学生の頃の話ですが、ミサワホームという会社の創業者・三澤千代治さんと実際にお会いする機会がありました。小柄だけど、すごくパワーの人という印象です。その三澤さんが「天井高は高いほうがいいんや」とおっしゃっていました。僕ら学生は何でなのか分からなくてポカンとしていたんですね。そしたら「あのな、日本で偉い人って生まれた家は天井がすごい高い家多いんや」とおっしゃっていたんです。本当かどうか分かりませんでしたけど、すごい迫力で言われて「そうかぁ。天井高は高くないとアカンのや」と心に残りました。
今回話をするにあたって、このエピソードを思い出したので、高い天井高のメリットからお話ししようとおもいます。一番のメリットは開放感ですよね。高いから広さを感じるところもあるでしょうし、風通しとか風抜けもあります。高い方が抜けやすいのですね。それから、この前解説しましたハイサイドライト(高窓)も活きてきます。熱い空気が抜けやすくなりますよね。あとは照明が高い位置に付くので空間をより明るくできるというメリットがありますよ。一方でデメリットもあります。なにかと言うと高くなるので家の容量が大きくなるから、空調に関してはコストが掛かります。また空間が上に上がっていくので残響音が気になるという方もいらっしゃいます。
次に天井高た低い時のメリットです。これは意外かもしれませんけど、落ち着いた空間にしやすいです。「高級リゾートホテルみたいで、なんかくつろげるなぁ」という感じ。実際、そういった場所に行くと意外と天井高が低い時があるんですよね。あとは窓がスッキリします。市販品の窓は2100mmぐらいなので、全部窓になるってスッキリ見える、という感じです。一方でデメリットはシャンデリアが付けにくい。今はあまり希望される方いないですけど、昔はシャンデリアに憧れる人が多かったのでね。天井が低いと邪魔になりやすいですから、こういうデメリットがあります。あとは家具と取り合いが悪い時があるかもしれないです。
天井高が高い・低いのメリット・デメリットを聞いていただいたうえで、僕が思う一般的な寸法感を解説していきます。絵を見てください。
一般的に住宅の天井高ってどれくらいなんですか?と聞かれたら、「大体2200mm〜2400mmです」と答えています。大手ハウスメーカーさんも2400mmが多いと思います。マンションも2400mmが多いですね。なので2400mmというのは、すごく一般的な寸法です。それに対して最近は「天井高を抑えた方がいいんじゃないか?」という潮流があって、2200mmに設定されている建物が増えています。2400mmに慣れている人からすると、20cmも低くなるので「ちょっと低くないですか?」と感じるケースもあります。これは結構、年長者が多いです。
一方で若い方は「別に気にはならないです」とか「意外といいですね」という反応が多いです。(すみません。年長者の批判をしているわけではありません。僕も年長者なので許してください)もちろんの背の高い人だったら、2200mmだと天井に手が届くと思います。でもそう感じるみたいです。
住宅設計において、今の現代社会の中で巨匠と言われている有名な伊礼智先生は2100mmという寸法を好んで使われています。この天井高、建築基準法上の居室は2100mm以上と言われているので限界設計なんですね。2100mmと聞くと低すぎじゃないかなと思いますが、伊礼先生の設計された家に行って「低すぎるわ」と言う人はほぼいないですね。「独特の日本人の感性に訴える素晴らしい空間でした」と言う方が多いです。なので高さってそういうものなんですよね。
さらに昔の巨匠・吉村順三先生は本の中で「建具の内寸法は五尺七寸が基本や」とおっしゃっています。五尺七寸というのは1m70cmちょっとぐらい。日本の若い男の子の平均身長+αぐらいですね。これも低すぎないかなと思いますが、吉村先生が生きていた時代の日本人ならしっくりきたそうです。(現代に置き換えたら、もう少し上がるかもしれませんね。)ちなみに六尺は1818mmくらいになります。
吉村先生は五尺七寸〜六尺ぐらいの建具より、少し高いぐらいの天井が非常に心地よかったとおっしゃっています。アメリカやヨーロッパなども行った経験も踏まえて、そうおっしゃっているんですね。なので美に対するセンサーが強かったり、空間の中で安らぎを表現しようとされた建築家の多くは2100mmぐらいの寸法を、すごく重要視されているケースが多いです。一方で、未だにハウスメーカーさんでよく聞くのですが「うちはハイ天井なんです」と言って2600〜2700mm、あるいは3200mmで設計しているケースもあります。これ絵にしてみました。男の人が170cm、女の人が158cmぐらいの場合、2100mmと3200mmって、こんなに違います。
僕が1つ思うのは、空間の高さというのは自分の感性によって変わるので「吉村順三先生はこう言っている」「伊礼先生がこう言っている」と言っても、低いと思う人は低いと感じます。ですが多くの場合は、先入観とか実際の空間を体験しないまま「天井が低いのはイヤ」となっていますので、天井高が低い=安らぎや落ち着きにつながる、というのを知っておいてほしいんですね。特にこれから家づくりされるシニアの方は「落ち着いた家が欲しい」と思うことが多いと思いますので、1つの参考にしていただけたらと思います。若い人もね、天井高が低いことの良さを知ったうえで、自分の家の天井高決めてもらいたいなと思っています。
今回テーマにした天井高ですが、実は2つの問題を内包しています。階段問題と階高問題です。当たり前ですが1階のフロアラインと2階のフロアラインの間に天井高はありますよね。天井高が高くなれば、物理的に2階の階高は上がります。ということは上がっていく距離が長くなるから、階段の段数が増える、もしくは一歩の蹴上の寸法を大きくしないと収まらないという問題が起きてくるんですね。蹴上が大きいと上がりにくいですし、バリアフリーを考えるなら低いほうがいいですからね。
なので「天井高は高い方がいい」とおっしゃっている人が、もしシニアの方だったら「2階の登りきりが15〜16段になるけど大丈夫ですか?」と聞く必要があります。多くの方は「それはよくない」とおっしゃいます。階高問題は切実ですから、注意してください。
モリシタの一番新しいモデルハウスは、僕の師匠の松尾和也先生に設計していただきました。総二階部分の寸法こんな感じです。1階の天井高が2200mmです。2階も2200mmです。結構低いですよね。でもですね、建物がグッと低くなると外観は格好良くなるんです。僕たちが一般的に建ててる家だと「1階は2400mmくらい欲しい」という方が多いので、2400mmの天井高にして、2階の天井高は2200mmという抑えた寸法にしています。これが現在のスタンダードかなと思っています。
一方で多くのハウスメーカーさんとか工務店さんは1階も2階も2400mm取っています。絵を見てほしいんですけど、最近は太陽光発電を載せるから片流れの家にする人が多いんですね。太陽光のジャストな角度は水平ではないです。結構角度があります。勾配が三寸五分とか四寸ぐらいでもいい、みたいになってくると、ぐぐっと上がって、片側から見たら3階建ての家のようなボリュームになります。
そういう家を建てた人には許してほしいのですが、こういった家は正直、近所迷惑やと思います。北側が高くなった場合、もし、その北側に家があった人にとっては影になりますのでね。人間の顔で例えたら、額が異常に広い、みたいなバランスになります。この形は好き嫌いがありますが、僕はあまり良くないバランスだなと思います。また、屋根がそれだけ高くなると風も受けますよね。2階建ての家だけど、実際は3階建ての家のような強い風を受けてしまう。台風が来た時などは、より厳しくなります。
外観の話に戻りますが、僕も昔はハウスメーカーで働いていたので、当時はこういった家を手掛けてました。「ボリュームがあるほうがかっこいい」とか「威厳がある」と思っていましたが、それが当てはまるのは大邸宅だけです。間口の広い大邸宅の場合は威厳があります。でも普通の家だと間延びしてしまうんです。なので1つの基準として、1階は2400mm・ 2階は2200mmというのを考えてみてください。もし可能なら1階も2階も2200mmにすると、よりかっこよくなるんじゃないかなと思います。
「やっぱりリビングが低いの嫌」という時は吹き抜け・勾配天井・梁あらわしという方法があります。吹き抜けの場合は空間が上に抜けますし、勾配天井すれば一番低いところは2200mmですが、そこからはずっと上がっていくので空間としては広がりがあります。梁あらわしの場合は1階の天井高を2200mmの寸法で抑えたとしても、実際は2階の床を支える梁があるので懐があるんですね。その空間を抉るような感じで梁を露出させて空間を稼ぐみたいな方法を取るので広がりが生まれます。梁あらわしにすると配管が見えてしまいそうとか、電線が通しにくいという問題もあるので、天井高を2400mmにして、しっかり懐取る、という方法もあります。そこはバランスを見ながら調整していただければと思います。
なんにしても、天井高というのは、低くしても面白い家ができるというのを知っていただきたいです。これから家づくりされる方は、いろんな建物を見られると思うので「この建物は天井高どれくらいかな?」と意識してみてください。そうしたら「2200mmも結構良いな」とか、あるいは伊礼先生のように2100mmの建物を見て「これはすごい」と思ったり、感覚が育っていくと思います。この感覚が育つと、リッチな空間を作るのに役立つと思うので、ぜひ参考にしてみてください。
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#モリシタアットホーム #天井 #設計 #間取り #姫路 #工務店 #注文住宅
すごい!天井高のお話でこんなに面白いなんて😆
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京都旅行で老舗料理屋さんに伺った時、通された部屋が比較的狭く、天井も低く部屋に入る前は身長の低い私でも圧迫感がありそうだと思っていました、しかしいざそのスペースに入ってみると、斜め天井で網代が張ってあり、外には大きな窓から手入れのされた庭が見えて、椅子に腰掛けると凄くホッとして包まれているような感覚になりました。庭の抜け感がまた洒落てると感じ、いつまでも居たいと思わせるような空間でした。
すばらしい体験ですね。やはり体験が一番重要です。
現在住んでいるのはかなり昔のお家で実際測ってみたら2030ほどでした。
お家に来られる方は皆さん居心地がいいと仰っていましたが、単純に昔のお家だからだと思ってました。この動画で合点がいきました。
今後の家造りの参考にさせていただきます、ありがとうございました。
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我家は1階3居室と玄関、2階にLDKと水回りの間取りで、建築家から1階と2階の中間にミサワホームの「蔵」みたいな広大低天井収納の提案を受けて建てました。
結果、確かに外観は縦に間延びして見えて少し変だし、階段も1階から2階まで20段にもなり上り下りが大変です。(布団とか衣類とか本とか収納でき便利ですが)
ただ、中間層によるメリット享受のため、玄関ホール天井高を挙げて玄関扉上にハイサイド窓をつけたり、1階一部屋を少し上げてスキップフロアにしたりして多階段数の心理的負担を下げるなどしました。他にも階段下収納や1階スキップフロア居室下を一部玄関収納に利用したり。
ただ、1階も2階も(他にも吹抜けをつけたりしましたが)基本的に天井高は240㎝でした。これが天井高220㎝にすれば外観的には40㎝低い建物となり見栄えや近隣への圧迫感も軽減され、階段も少なくとも1段減らすことができたのかな、とこの動画を見て思いました。
かなり工夫された設計ですね!天井高2.4mにこだわるのはつい最近まで常識的に固定化されていましたから無理もないですね。貴重な体験談コメントありがとうございます。
ベッドって大体40cmぐらいの高さなので、2400の家でベッドの上に立ってみたのですが、寝室とか書斎、トイレみたいな安心感のある空間にぴったりな感じがしました。しかし、180cmの高さの人間にはシーリングライトの出っ張りが若干気になる感じはありました。
しかし、シェーズロングとかハンモックみたいな、お昼寝をするような寝っ転がるスペースだと、高い天井がベターな気もしました。
天井高一つとってもいろいろと難しいんですねぇ…
天井高抑えると照明はやはり埋め込み系とか、壁面の間接照明がいいですね。おっしゃるとおり低さは竪穴式住居のような人のこころに安らぎを与える側面があります。
自分は設計事務所さんで建築予定ですが、天井高はお任せにしたら2200になりました。
軒は90センチだして切妻屋根という古風な家になりますが森下先生の動画を拝見して選択肢として間違ってなかったなと思えました。
切妻屋根はいいですよね。
軒はないと不便ですし、出すぎると高くつくので理由や目的がなければ90cmが限度かなと思ってます。
切妻屋根はケラバからの雨漏りに注意してください。
我が家は切妻屋根の総二階で石州瓦です。
なかなかポイントを押さえてくださるステキな設計事務所ささんですね!
いつも素敵な動画ありがとうございます。
家を建てる予定はまだありませんが、もしそうなることがあったら、と思ってワクワクするし為になります。
お話も言葉も丁寧でとても聴きやすいです。
これからも楽しみにしています。
過分なお言葉ありがとうございます。励みになります。
毎回、面白いお話ありがとうございます。私の育った実家は大正には建ってたと言われてる古い家だったので天井が低かったです。多分、シニア世代はそんな記憶があるので、それを圧迫感が強いと捉えてる人にとっては低い天井は受け入れられないのかな~と思いました。
畳に座る生活に洋風家具が入ったことも影響あったかもしれません。
今建築中ですが、天井高2700希望でしたが予算の関係で2400にしたことを物凄く後悔していました。しかし動画を見て気持ちが落ち着きました。ありがとうございます。
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マイホーム、リビング以外は2100にしたけど、ホントおすすめですよ!
自分たちは間違えていなかったと確信できる動画でした!ありがとうございました!
よいですね!コメントありがとうございます!
森下さんの話し方なのでしょうか?とても聞きやすいですし、スケッチも温かみがあって大好きでいつも拝見しております。
今回は天井高についてでしたが私も低い天井がいい派です。階段数は少ない、家の容積も減ってコストも下がる、重心の低い家はカッコいい、で良いことづくめ。
伊礼さんが設計した2100mmの天井ってどうなのかを実際に体感してきましたが、とても心地よかったです。伊礼さんは家全部を低い天井にするのではなく、吹き抜けを作ったり勾配天井を利用したりと、低いところと高いところのメリハリをつけて設計されているので(それだけではないですが)住まい手の心を鷲掴みにするのだと思います☺️
それに家にいる間、ずっと立っている人なんていないですもんね。大抵は座っているか、横になっているかだと思うので高い天井にするメリットが見つかりません。
何はともあれ、体感することが一番です。低い天井は落ち着きます!
過分なお言葉ありがとうございます。低さのもつ意味を皆さんに共有いただける素敵なコメント感謝です。
ある有名な建築家の自宅に伺ったことがあるのですが、その家は天井高がとても低かったのですが、広く取った窓と、
そこから見える切り取られた庭の景色が素晴らしくとても感動した事を覚えてます。
窓の配置や見える景色によって外の景色が開放感を生み、低い天井の居室が落ち着きを生み出すなんとも居心地の良い空間でした。
これってよく考えると日本に昔からある茶室がそうなんですよね。
RCの建築にそういう日本建築の要素を落とし込むと面白いなと思いました。
ステキな体験コメントありがとうございます!ぜひ皆さんにも参考にしていただけたらと思います。
實家は大正時代の建築で天井高が10~12尺もあり、夏は涼しいですが、冬は家の中の金魚鉢が下まで凍る程寒かった
別に新築した家は8尺で統一しました
最初は低く感じましたが、冷暖房も良くきき、快適です
ちなみに全て和室です
洋室だと少し低く感じるかもしれません
なるほどなるほど。体験談ありがとうございます。
affidavitSUPER ! 素晴らしいクリップですね Love and Create !
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海外の少し古めの住宅のベースメント(半地下)に住んだことがあります。
1800mm程度の天井で、とても落ち着ける空間で、よくみんなでまったりしてました☺️もちろん男性や高身長の女性は頭スレスレでしたが、155cmの私には心地よかったです。
体験談ありがとうございます!こういう感覚の共有はありがたいです。
非常に勉強になりました。ありがとうございました。
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いつも観させてもらっています。
家を建てる予定はありませんが、とても興味があり面白いです。
家っていいですね。
2,200と2,200のカッコイイ家が見たいです。また紹介してください。
定番ですが、伊礼先生や
i-works-project.jp/
飯塚先生
iplusi.info/works/
の設計案件はすごく美しいです。
近頃、マッチ箱みたいな家が増えた理由が分かりました。
森下さんのスケッチの一番右の様な家が多いですね。
我が家もそれです。
寸胴な家ですが、設計費がやすいこと、間取りを決めやすいというMERITがあります。
自分か総二階にしたのは、それよりも屋根の上に室外機や雨戸位が走るのが嫌で決めました。
勾配をうまく調整するとスッキリしますね。
リビング吹き抜けで落ち着かないって聞いたことありますね。
個人の感覚ですから、そういう方もおられますね。
和の空間って低いと落ち着きますよね…不思議〜
そうなんですよね。一番究極は茶室ですね。
説明がとても簡潔で分かりやすく有難いです。もっと早く知っていれば、お願いしたと思います。
過分なお言葉ありがとうございます。
勉強になりました。ありがとうございました。
家の中で竹刀のすぶりなんかをしたりしてます。平屋を希望しているので2階建てと状況は若干異なると思いますが、高さの取り方、勉強になりました!
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研究によると、天井が高いと創造性が上がって、クリエイティブになる。
また、狭い空間に居ると、集中できるそうですね。
天井高は子育てにも役立ちそうです。
そうですよね。この2つをバランスした建物が豊かな建物と言えるだと思います。
いつも楽しく拝見しています。内容もさることながら、森下さんの言葉の選び方にインテリジェンスとお人柄が出ていて聞くだけで気持ちよく感じます。
さて、不躾に動画のテーマリクエストさせていただきますが、第三種換気の給気口と排気口の設定について森下さんの考えをお聞かせいただけませんでしょうか。
高気密高断熱の住宅にした場合、少ない台数のエアコンで室温を一定に保とうとすると、いかに室内の空気を循環させるかが重要だということまではわかるのですが、それにはサーキュレーターが必要なのか、給気と排気でつくる気流だけで達成できるものなのか、エアコン位置などはどう考えるべきなのか。ご意見をお聞きできると嬉しいです。
それでは、今後も動画楽しみにしております。
過分なお言葉ありがとうございます。動画テーマありがとうございます。テーマとして考察させていただきます。
はじめまして、お家を計画中でいつも参考にさせていただいています。
設計で上がってきた天井高と実家の天井高を比べたら
1階23002階2200。和室は1900とあり実家が2400はあるので低いのではと思い
高くしてもらう?と旦那さんと話してましたがこちらの動画を見てもっと良く考える参考になりました。
と言うより、低いと圧迫感があるのかなぁと漠然と思っていたのですが
実際に体験してみたいなと思いました。
スケッチ見やすいしいつも楽しみにしています。
低い天井高体験は、メジャーなところでは伊礼先生のディテールが有名です。私は松尾先生の師匠のおひとりである大西賢ニ先生の設計の建物で衝撃を受けました。特に和室は基本座って味わう空間ですので、低さが落ち着きにつながりますね。
ラジオ体操で天井に手がつくくらい低いとストレスなので階高自体は標準がいいかな。畳の小上がりを作れば落ち着き空間として丁度よい天井高になりそうですね。
そういう組み合わせもあありですね!
天井高の動画待ってました!
2つ質問です。
1.天井高、階高を下げることで、コストダウン側に行きませんでしょうか?
2.吹き抜けなどをつけない場合、抜け感出ないので、天井高低くした場合狭く感じ無いでしょうか?
1.壁などの面積が減るのでコストダウンに貢献します。2.間取りの切り方で感じ方は幅がありますね。私はリビングの上は少し空間欲しい派です。
@@morishitaathome
返信ありがとうございます!
1Fはダイニングと和室、2Fにリビングを作ろうかなと思ってるのですが、抜けるところがリビング階段位なので抜け感出るかな?
と不安です。
抜け感だけの為に1〜1.5畳の吹き抜け、無理に作ってもな〜と悩みがつきません。。。
@@hiyosu8653 様 1階ダイニング+和室!渋いですね~大人な感じがします。階段だけで抜け感があるか?はリビングの座面からすると弱いかもしれないですね・・・ここらは具体的に図面をみないとなんとも言えないです。ごめんなんさい。
最近下火になってますが、近所の手前、ベランダや屋根にアンテナがあげにくいアマチュア無線家がいますね。
短波用のロッドアンテナ、長さが2m 近くあるのが多いので、天井の高さが2.2m以上あると、床に基台を置くと、ぎりぎりぶつからないですみますね。
そういう方は、勾配天井も含めて高さの確保が必要ですね。
イタリアでは寝室、居間、キッチンはmin 2.7メートルです。もっと古い建物だとさらに天井は高いです。
私は将来丘の上にぽつんとマイホームを建てたいので、高めの天井が確保できたらいいなあ、と思ってます😊
色々な文化があると思います。イタリアの家屋もステキですよね!
天井が高いのは、とって良いと思います。@@morishitaathome
天井高は部屋の広さによっても印象が変ります。
6畳間で天井高2500mmだと、なんか不必要に高いように感じますし、15畳で2200mmでは天井が低くて平べったい空間の印象を受けます。
6畳~20畳程度の部屋の無難な高さとしては、2400mm~2600mm位だと思います。
なとほどなるほど。後は椅子にすわるか、床に座るかで感じ方も出てきますね。
手をぐっと伸ばしてノビをしたいから2100だとキツイかな…。
でもあんまり高くない方が落ち着くというのも、なんとなくわかりますね。
身長が高いかたならそういう感じもわかります。できるだけ様々な空間体験をして(できたら1時間以上)決めてもらいたいです。最後は好み!
我が家は、リビングは2400、サンルームは2100です。断然、2400がいいです。これを2100にすると加工賃が高くなります。
2100を進めるオジサンたちと違って、子どもらは180くらいでしょうか。アメリカは、竜巻や戦争でコンパクトに作ってあるのでしょう。彼らにとっては、家はシェルター。
2100に身長1800。あと300センくらいしかないいです。慣れれるでしょうが。
提案は、別棟に茶室をつくる。天井は低くておちつく。お茶も書斎にも使える。
なぜ天井高に最近こだわりだしたですか。経費も節約できる2400で、何か不都合があるのですか。
ある種好みの部分ですので、そうお感じなら2400でいきましょう!
自分も伊礼先生の話を聞いてから天井高は低くしたいなと思っています。しかし、おっしゃられていた太陽光の逆の問題があります。つまり隣家が高ければ、あるいは隣家の立つリスクを予想して、それより高く建てないとパネルが隠れるのでは?という不安感です。この辺り、背比べ競争になってしまうので、法制で何とかしてほしいところです。
あと、疑問なのですが、階段への影響を考慮して、1階を低く、2階を高くというのは、構造的にパランスが悪いのでしょうか。
構造的には極端にバランスが悪いということはないと思います。
低い方が剛性は高いかと思いますので、構造的には有利になりそうな気がしますね。
@@user-lc5wv8et2r それはそのとうりです。後は程度ですね。
@@user-lc5wv8et2r 自分もそんな気がしました。地震のときは一階に負担がかかるので、二階より一階を低くしておくほうが理にかなっている気がします。両方の階が低いのが一番ですが
平屋の場合も同じようになりますか?
天井を2200にすると家の内側では仰る通り落ち着きが出ると思います。ただ平屋の場合は天井を2500や2700にしても外観に関しては平屋だと高くないので問題はないかと。それとも平屋でも低い方が外観が良くなりますか??
デザインはさまざまなバランスできまりますから一概には言えないですが、低い方がかっこよくしやすいと感じます。
いつもためになる動画ありがとうございます。
片流れの4.5寸 階高1階2400 2階2200です。まさに森下さんに「近所迷惑」と言われたつくりです。。。(汗)
2階に小屋裏を作り(ほぼ3階)、その天井高1400の面積を広げたかったので4.5寸まで高くしました。(2階は勾配天井です。)
お隣さんも片流れですが、我が家のほうが威圧感はありますね。北側が月極駐車場なので今のところ迷惑は少しかな・・・と。
生意気言ってすいません。そういう見方もあるということでお許しください。
こういうお話を聞くと、建築って本当に面白いなと思います。でも日本の住宅は自由度高すぎて外観の統一性、街の景観作りを無視しすぎてますよね。
ヨーロッパの町が美しいには景観の統一化ですね!日本も徐々に変わってほしいですね。それが人口減少成熟国家の生存戦略にも貢献すると思います。
森下さん、いつも動画有り難う御座います。片流れの屋根、カッコ良いですけど、台風とか雨風の強い時最頂部の屋根の軒から吹き上げられた雨風が入ってガルバ剛板なんかだと巻き上げられて剥がれたり、雨水が入りそうな気がするのですが、どうなんでしょうか?話が飛んですみません‼️
強風や吹き降りで強い力を受けるのはの軒先鼻先ですね。なので、ここは屋根材なら唐草という金物でしっかり固定し、さらに屋根垂木を鞍掛金物やタルキックという太くて長いビスで固定します。なので、片流れでも大丈夫です!
@@morishitaathome そうなんですね‼️安心しました。細かな工程迄、教えて頂き有り難う御座います。切り妻か、片流れか、への字のような形の屋根か、迷っていました。
多くの工務店やハウスメーカーを見学しましたが、大手ハウスメーカーは天井の高さがステータスの高さのように宣伝されており、とても不思議に思いました。始めは洗脳され、天井は高くないとダメだと思い込んでいました。結局我が家は、性能重視の工務店に依頼して平屋2350の天井+リビング吹き抜けにする予定です。
ステキな判断だと思います!流石!
旧建築基準法のコンクリート系プレハブ住宅に住んでいまして建て替えを考えています。現在の家は、天井高2.4m、階高2.6mで階段は20cm×13段です。木造に建て替えると階段がきつくなるようですね。歳は70歳を超えましたのでリホームを考えようと思います。
コンクリート系プレハブは躯体はしっかりしてますからリフォームする甲斐がありますね!ぜひ窓強化、壁や特に2階の天井の断熱強化をされて、冬暖かい家でお暮しください。
素人は寸法をイメージし難いので、実際の画像例を見比べたいと思いました。
おっしゃるとうりですね。今後の参考にさせていただきます。
いつも有用な動画ありがとうございます。はじめてコメントさせて頂きます。
当方、都内での新築予定で、土地が旗竿地であるため、日当たりを考慮して二階リビングにしようと考えております。そこで、一階を2200、二階を2400あるいはプラスして勾配天井にした場合、バランスや住まい感はどうでしょうか?
先生のご意見を頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。
とてもにいいと思います!勾配天井に擦る場合なら2200からの勾配でも十分な空間になると思います。あとは近隣の建物の高さとの取り合いですね。明るい光が取り込めるなら低くてOK20センチでも上げたいなら上げたらどうでしょうか?
@@morishitaathome
丁寧な回答ありがとうございます!
検討してみます!
天井高さは尺貫法モジュール2×8、3×8材使用するとコスパは2,400でしょう。
低い天井で風情を考えると和室や縁側の天井にすればよろしい。
私の自宅は2,700
2×4の2階梁に天井直張りです。
今日の小ネタ面白かったですよ。
なかなか詳しいですね!コメントいつもありがとうございます。
平屋の場合は天井が高くても良さそう
あ、間口が広い場合はってそういうことか
鯉は生活環境に合わせて体格を変化させると言われますが、人間も天井高いほうが背が高くなったり・・・しないですよね
背はどうかわかりませんが、気持ちは大きくなるかもです。
身長+女性なら30、男性なら20cmプラスくらいがいいとされたんですかね、昔の先生。
アメリカ人は開放的な高い天井が好みだと思いますが、日本が好きな人は喜びますね、低い天井、文化の違いを好ましいと思えるかどうか。
日本人の平均身長が160センチそこそことは感覚は欧米に近づいているとは思いますが、低さがつくる空間の囲み感は捨てがたいものがあります。
天井が低いって先入観としてはいやだなと思ったけどちょっと低くすることのメリットが相当あるよね。まず①部材費 ②建物の強度だよね。地震、台風の被害が多い日本で天井の高い家を建てるなんてどうかしてるというか、費用も災害のことも何も考えてないとしか思えないような気がしてきました。考える機会をくださりありがとうございました。
建物の高さが抑えられると外観もかっこよくなりますね。
浴室だけ2200にするのって難しかったり、コストアップしますか?
他部屋は2300。
浴室の天井だけ掃除のしやすさ優先で低くしたいです。
在来浴室なら全然可能です!ユニットバスはバリアフリーのからみで2150くらいが多いと思います。(ハーフユニットなら壁は現場で切れるので問題ないです。)
@@morishitaathome 返信ありがとうございます。助かります。
鴨居が低いのは嫌ですね
身長が170センチ以上の方はそうですよね。
熱は上に溜まるから天井高を上げて高いところに窓なり換気扇なりつければ涼しくなるのでは?
そうですね!そういうのはありだと思います。
住宅会社の者ですが、私も天井高を低くすることに賛成派です。ただし懸念点があります。それはキッチンです。レンジフード等の関係でCH=2200はいかがなものでしょうか?
外周側一部さらに下げないと収まりませんね!なのでキッチンと背面収納とうまく融合させていることが多いです。
お返事ありがとうございます。
「さらに下げないと、、、」というところが理解できなかったのですが、キッチン高(一般に85cm)+加熱機器からフードまでの高さ(一般に80cm)+フードの機器高さ(一般に60cm)=225cmとなり、CH=2200を超えてしまいます。
フード機器高さ50cmのものを採用しているということでしょうか?
天井高が低いのを肯定するかぁ〜
びっくりですねぇ
高い方が開放感があって良いに決まっているでしょ?
まぁ
マンション販売業者にとっては都合の良い動画ですけどね!
これは言葉だけではお伝えするのむずかしいです。もし伊礼先生や堀部先生の設計された建物に行かれる機会があれば感じてもらえるとおもうのですが。
天井は適度に高いほう住みやすいですね。2600位が住みやすいかも?
あまり高すぎると電球交換などのわずらわしさがありますが、
リビングは2600以上に高い方が落ち着きます。>。@@morishitaathome
メーカー標準が面倒が無くていいのでは(^^;
選択なのでお好みで。