天井断熱の正しい施工方法

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  • Опубликовано: 8 ноя 2024
  • 今回は天井断熱の
    正しい施工方法について
    解説をします。
    当社の場合は
    屋根断熱なので
    天井断熱をやったことは
    ないですが、おそらく
    天井断熱をされている
    住宅会社さんがほとんど
    だと思います。
    理由は、
    天井断熱の方がコストが
    安いと言われています。
    ただ私は、
    天井断熱の方が高いと
    思うところもあります。
    他の動画で
    グラスウールの解説を
    しました。
    ▼グラスウールを解説します
    www.kosodate-s...
    袋入りのグラスウールと
    袋に入っていない
    グラスウールを比べると、
    袋入りのグラスウールの方が
    安いです。
    ただ施工の手間や
    最終的な施工精度を考えると、
    袋入りグラスウールを壁に
    入れるのはものすごく大変です。
    そういうところを考えたら、
    実際はどうなのかな?
    という風に思います。
    今回は、
    天井にグラスウールなどを
    入れる天井断熱について
    解説します。
    天井断熱はその名の通り
    天井部分に断熱をする
    という施工方法です。
    ただ勘違いを
    している方がいて、
    昔ながらの大工さんとかが
    多いです。
    天井に袋入りの
    グラスウールを載せて
    いけばそれで天井断熱に
    なると思っている方が
    ものすごく多いです。
    それではハッキリ言って
    断熱性能はないです。
    例えば壁に
    グラスウールを入れます。
    その壁の中に空気が
    流れてしまうと断熱性能は
    一気に落ちてしまいます。
    そのためには、
    断熱材を連続させないと
    いけません。
    床断熱であれば、
    下から空気が入って
    回らないようにするために
    下でちゃんと気密をとる
    ことが重要になります。
    その上で床と壁と天井の
    断熱材が必ず連続していて、
    なおかつ気流が発生しない
    ようにしないと、いくら
    断熱材を入れても効果は
    ありません。
    袋入りのグラスウールは
    断熱材自体が湿気を
    含まないようになって
    いますが、ただそれと
    家の中の気密がちゃんと
    してるかどうかは全く
    別の話です。
    断熱材をただ単に
    載せただけで、ほぼほぼ
    効いていないかなという
    感じがします。
    それでも載せないよりは
    マシですが。
    なので天井断熱を
    しっかりやるのであれば、
    セルロースファイバーや
    グラスウールでも吹き込み
    というもので本当に埋めて
    いかないと難しいです。
    単純に壁の隙間を
    埋めればいいと考えますが、
    壁には内壁というものが
    あって、そこで断熱材が
    切れてしまいます。
    そういう壁の細い中まで
    断熱材を入れる人もいますが、
    意外に入れてない人も
    多いです。
    断熱材が分離されるので、
    壁から空気が入って、
    換気で抜けていってしまいます。
    せっかく温めた空気が
    あっても、壁に入って
    減ってしまうということです。
    なので天井断熱の方が
    屋根断熱より簡単だと
    思う方も多いと思います。
    でも私からすると、
    天井断熱の方が正直
    難しいかなと思います。
    天井断熱であれば
    気流止めにならないように
    断熱材をきちっとやる。
    それから気密は
    気密シートを天井に
    連続させて貼る。
    中の壁があるので
    意外にこれが難しいです。
    なので会社さんによっては
    二重天井にしたりします。
    それから電気の配線を
    考える必要も出てきます。
    屋根断熱なら自由に配線が
    できますが、天井断熱は
    配線のことまで考えないと
    いかなかったりします。
    消費者の方はそこまで
    気にするのはちょっと
    難しいと思いますが、
    こういうことは頭の片隅に
    置いておいてもらうと
    良いと思います。
    もしみなさんが
    検討している工務店さんの
    構造見学会に行ってみると、
    ちゃんとした工務店さんは
    質問したことにちゃんと
    答えてくれます。
    そうすればより安心して
    任せられるように
    なりますからね。
    変にこだわり過ぎる
    のではなくて、
    こういうことも覚えておいて
    もらって、工務店さんとの
    コミュニケーションで
    役立てていただければと
    思います。
    --------------------
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    #子育て設計 #天井断熱 #屋根断熱 #グラスウール #伊勢崎市 #群馬県 #注文住宅

Комментарии • 35

  • @もとかりん
    @もとかりん 3 года назад +1

    ためになる動画をありがとうございます。いつも拝見し勉強させて頂います。人柄の良さが滲み出た動画ばかりで観ていると落ち着くので、睡眠導入剤のように毎度寝落ちしてます!
    現在、戸建新築中で基礎内断熱、外張り断熱の工務店です。当初の提案はアキレスボード を壁40ミリ、屋根50ミリでしたので、内付加断熱を依頼するとシブられ、結局、アキレスボード を壁50ミリ、屋根61ミリにし、天井にはアクリアネクスト430を敷き詰め、ロフト部分はアキレスボード 20ミリ付きの石膏ボードで覆うかたちになりました。RUclips動画で勉強する中で、どうしても屋根裏エアコンを試してみたくなり、ロフトにエアコンを付け、ガラリを設置してシーリングファンで冷気を落とす構造にしています。そこで質問なのですが、はたして屋根断熱+天井断熱は効果があるのか?天井と屋根の間の空間には影響がないのか?そもそも断熱材は足りているのか?を知りたいです。諸々のスペックは、四国の7地域で東西横長の総二階で切妻屋根のシルバーのガルバで南側には6kWのソーラーを載せています。軒の出は南面900ミリ。窓はLIXILのオール樹脂ペアガラスで東西北面はできる限り窓を減らし、南面はオーニング取り付け可能にしてます。玄関ドアはLIXILの引き戸です。中間計測ですが、C値は0.25(N値1.6)、UA値は分かりません。
    当方の地域にも貴社やモリシタアットホームさんのような会社が有れば良いのになと思います。これからも応援しています。お忙しいとは思いますが、返信頂ければ嬉しいです。

    • @kosodate.sekkei
      @kosodate.sekkei  3 года назад

      コメント並びにご質問ありがとうございます。睡眠導入剤になれているようで嬉しいです(笑)
      早速ですが、屋根裏エアコンを設置すると考えた場合に、屋根断熱+天井断熱でも悪くはありませんが、屋根断熱がしっかりとしていないと屋根裏で結露を起こしてしまう危険性が高いですね。
      また、お聞きしている状況ですと、少々性能的に低いようにも感じます。
      参考になれば幸いです

  • @もとかりん
    @もとかりん 3 года назад

    ご返信ありがとうございました!
    やはり屋根断熱含め家全体の断熱性能が低いですよね。工務店とは何度も交渉したのですが、費用のことも含めコレが精一杯でした。小屋裏エアコンは再検討してみます。性能だけが家の全てでは無いと割り切って、今後は楽しんで生活していきたいと思います。ありがとうございました。

    • @kosodate.sekkei
      @kosodate.sekkei  3 года назад

      残念ながら少々低いかと感じます。おっしゃる通りで性能が良ければ、それだけで良い家を言う事はありません。楽しみながら暮らすことが大事です。例えば、窓も開けずにハニカムブラインドを締め切った家で一生を過ごすとしたら如何でしょうか?私には考えられません・・・

  • @outlookcoresute3012
    @outlookcoresute3012 3 года назад +2

    100%はできなくても、50~60%は向上があるのなら、ポンポンとのせたほうが効果はあると思います。大きな面積で冷えこむのと、少しの部分から冷え込むのを考えるとわかりやすいと思います。お話のように完璧にこだわって90%前後まで断熱効果を期待するなら話は別ですが、やらないより「やる」ほうのが絶対いいですよ。我が家の2階建て和風の部屋(1階)ですが、1室は天井にポンポンと簡単にのせただけで、真冬18度でした。その隣の和室は14度でした。ここは、天井に何もグラスウールは無しの状態です。それでも同じ家の中で4度の差があるというのは、許せませんよね。完ぺきではないですが、ひかないよりは、ひいたほうが温度の冷えに対して効果は「出る」と断言いたします。解説通り、ちゃんとひけば18度の部屋ももしかしたら20度までなるかもしれませんね。それでも50~60%の向上はあなどれませんよね。

    • @kosodate.sekkei
      @kosodate.sekkei  3 года назад

      コメントありがとうございます。やらないよりやる方が良いのは事実ですね。ただ、新築で作ったのに50~60%アップでは問題があるように感じます。

    • @桐生流星
      @桐生流星 3 года назад +3

      横から失礼します。築30年のボロ屋ですが天井にグラスウール、壁にスタイロフォームをネジ釘で止め、壁紙を貼りました。テキトーですがめっちゃ暖かくなりました。総額一部屋2万円ほど。

    • @kosodate.sekkei
      @kosodate.sekkei  3 года назад +1

      断熱されていない家ほど効果は高いですね。ただ、気を付けないと建物を劣化させる原因になる事もあります。

  • @amamori0
    @amamori0 3 года назад

    いつも勉強になります。ありがとうございます。

    • @kosodate.sekkei
      @kosodate.sekkei  3 года назад +1

      コメントありがとうございます。プロの方には当たり前の知識だと思いますので恥ずかしいです。

  • @pickeyses
    @pickeyses 3 года назад

    北海道で天井はブローイングですね。我が家は17年前で18kを300mm、現在は24kを500mmが主流です。

    • @kosodate.sekkei
      @kosodate.sekkei  3 года назад

      コメントありがとうございます。私の知り合いに北海道の工務店さんも、同じような仕様ですね。北海道であれば、建築コストをかけても割にあうのだと思います。

  • @戦後レジーム脱却
    @戦後レジーム脱却 Год назад

    天井裏の梁の間隔が170㎝くらいなのですが2880mmの断熱材だと梁の上を跨ぐしかないのでしょうか
    それともカットして梁の間にぴったりに敷き詰めたほうがいいのでしょうか

    • @kosodate.sekkei
      @kosodate.sekkei  Год назад

      ご質問ありがとうございます。収まりが良く解らないので何とも言えませんが、通常は梁下と天井裏の空間に敷き詰めるはずです。仮に梁下と天井裏の空間が無い場合には、梁の上に載せて、断熱材を連続させるのが良いかと思います。

    • @戦後レジーム脱却
      @戦後レジーム脱却 Год назад

      @@kosodate.sekkei ありがとうございます。
      やってみます!

  • @thumbelina3794
    @thumbelina3794 4 года назад

    いつも素敵な動画ありがとうございます。
    お聞き聞きしたいです。
    二世帯住宅で、二階リビング、勾配天井を検討しています。
    色々調べたところ、夏は暑い冬は寒いというデメリットが気になりはじめました。😵
    見た目が魅力的でも、暑い寒いは毎日のことなので厳しいかなと😵
    断熱材は現場発泡タイプの硬質ウレタンフォーム
    窓はAPW330(アルミスペーサー・ペアガラス)の予定でおります。
    この場合は勾配天井はオススメではないでしょうか?
    お忙しい中すみませんがお時間ある時にでもお返事くださると嬉しいです。

    • @kosodate.sekkei
      @kosodate.sekkei  4 года назад

      ご質問ありがとうございます。勾配天井にせよ、吹抜けにせよ。暑くて寒いのは家自体の性能が低いからです。国の基準(ZEH基準、長期優良住宅基準、断熱等級4)で作られている家の性能では、そうなります。でも、しかし、温暖化が進んでいるのに、家の性能を高めず、それを吹抜や勾配天井のせいにしている事が住宅業界のおかしさです。教えて頂きました断熱材と窓の使用だけですと何とも言えません。また、建てられる地域によって必要な性能も違います。

  • @juntoda2008
    @juntoda2008 3 года назад

    いつも動画を拝見して、自宅のリフォームのために勉強させていただいています。北海道の中古戸建て平家でとても寒くて悩んでいるのですが、
    先日、天井裏に登ってみたら、グラスウール が乱雑な状態で隙間だらけや浮いている状態でした。
    グラスウール を追加して二重にして綺麗に並べるか、ウレタンフォームにするか悩み中です。
    あと質問は、天井裏に軒先や軒床の1センチくらいの穴が空いているボードからの光が漏れてたので、機密が全く取れていないように思えましたが、これは換気にために必要な隙間なのでしょうか?埋めたらまずいのでしょうか?

    • @kosodate.sekkei
      @kosodate.sekkei  3 года назад

      ご質問ありがとうございます。一番良いのは、セルロースファイバーかグラスウールを天井裏に吹き込む事かと感じます。袋入りのグラスウールをキチンと並べたとしても、隙間だらけになります。軒裏の小さな穴が沢山開いているボードの事でしたら、必要な措置です。

  • @burari05
    @burari05 4 года назад +2

    質問があります。
    冬で吹き抜けあり1階2階の温度差が0,1度ないし0,2度であれば天井断熱がしっかり効いていると考えてもいいのでしょうか??

    • @kosodate.sekkei
      @kosodate.sekkei  4 года назад

      ご質問ありがとうございます。0.1°なら最高ではないでしょうか。

  • @ともくん-o4s
    @ともくん-o4s 2 года назад

    不躾に質問すみません。部屋の天井裏に通常グラスウールを敷き詰め断熱するものはよく見聞きするのですがグラスウールの代わりにスタイロフォームやネオマフォーム等の硬質ウレタンフォームを敷き詰め間を気密防水テープでつなぎ目を埋めて施工してはいけないのでしょうか?グラスウールは湿気を表から外側へ逃がすようになってると思うのですがそれだけ考えると硬質ウレタンフォームのが効率が良い気がしてならないのです、だけど屋根裏断熱で通気スペースを作りその下に硬質ウレタンフォームをはるのは見聞きした事がありますが天井の裏に張るのだけは見たことがないのです。
    何か理由があるのだとは思うのですが、天井は特に熱いため断熱材は厚みが大事でそれにあわせた単純にコストカットの点なのでしょうか?それとも部屋から上がる湿気が天井の板を浸透しそこに湿気がたまってカビ腐食の要因になるとかでしょうか?

    • @kosodate.sekkei
      @kosodate.sekkei  2 года назад

      ご質問ありがとうございます。実際にやってみると解るのですが、スタイロフォームやネオマフォームを屋根裏に敷き詰めるのは至難の業です。やはり硬い物ですので、敷き詰める場所がまっすぐになっていないと、そのまま敷き詰めても隙間が空いてしまいます。
      プラスチック系の断熱材は性能は良いのですが、コストの面と施工の面で不利になる場合もあります。

    • @ともくん-o4s
      @ともくん-o4s 2 года назад

      @@kosodate.sekkei お返事ありがとうございます。なるほど、コスト面と難易度において成り立っていないということですね。

  • @ルメス
    @ルメス 3 года назад

    以前工務店から二重通気工法(断熱内にも通気をとる)にすることで夏に暑くなった構造部材を夕方以降に冷やすなど壁内結露を防いで耐久力を上げると聞いたのですがあまり良くないことなんですか?

    • @kosodate.sekkei
      @kosodate.sekkei  3 года назад

      ご質問ありがとうございます。仮に、壁の中を通気する事で夏の構造躯体が冷えるようになるとすると、物凄い冷気を通気させる必要があるかと思います。また、仮に構造体が冷える事により室内が涼しくなるとすると、断熱材の影響が及ばないような建物なのかも知れませんね。この辺りは、他の方からも質問を頂いた事がありますので、動画かメルマガにて解説してみたいと考えておりました。

    • @ルメス
      @ルメス 3 года назад

      @@kosodate.sekkei返信ありがとうございます。
      色々な工務店がやってる事なんですかね?
      解説が気になるのでメルマガ登録しておきます!

  • @アイデア次第
    @アイデア次第 4 года назад

    天井断熱を部屋の内側に天井をさらに貼って、その間にグラスウールをサンドイッチすれば、その部屋自体冷めにくくなるという発想をしたのですが、正しいでしょうか?

    • @kosodate.sekkei
      @kosodate.sekkei  4 года назад

      コメントありがとうございます。キチンとした施工と気密を取るのが一番かと感じます。

  • @tomohiromiya
    @tomohiromiya 4 года назад +1

    いつも勉強させていただいています、ありがとうございます。私は6地域で建設予定のものです。検討している工務店に天井断熱の仕様を確認したところ、
    アクリアマット10K  90mm 2重ないし3重と返答されました。2階建ての場合、UA値は平均0.53−0.55程度と言われています。
    この性能は十分でしょうか?ご多忙のところすみません、もし可能でしたらご返答お願いできれば幸いです。

    • @kosodate.sekkei
      @kosodate.sekkei  4 года назад

      ご視聴ありがとうございました。6地域ですと当社がメインに建てている地域ですね。そう考えると、0.53では足りないように感じます。これから気候変動による影響も進んで行くことが予想されますので。キッチン等は簡単に変えられますが、断熱・気密・換気・窓を変えるのは至難の業ですし、交換コストも凄くなります。

    • @tomohiromiya
      @tomohiromiya 4 года назад

      @@kosodate.sekkei ご返答ありがとうございます!やはりそうですね、妥協せずにもっと家の性能を追求していこうと思います、これからも動画配信をよろしくお願い申し上げます!

    • @kosodate.sekkei
      @kosodate.sekkei  4 года назад

      @@tomohiromiya さん、10年後の事を考えるとHEAT20G2レベルの性能は必須のように感じます。また、気密を高めておくと色々な面で有利になります。湿度・換気のコントロールもしやすくなりますね。それと、薄い袋入りの断熱材を重ねるのはオススメしません。計算上では90㎜×2またはx3にはなりますが。

    • @tomohiromiya
      @tomohiromiya 4 года назад

      群馬で注文住宅子育て世代の家設計室
      大変失礼しました!追加でコメントをいただいていたことに気がつきませんでした。これからも継続的に勉強させていただきます、ありがとうございました。

    • @kosodate.sekkei
      @kosodate.sekkei  4 года назад

      @@tomohiromiya さん、お役に立てれば幸いです!