貴重映像で振り返る マツダ創立100年 “浮沈”の歴史|HOME広島ニュース

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  • Опубликовано: 4 ноя 2020
  • 広島で生まれ、広島で育った自動車メーカー・マツダ。
    マツダは今年、創立100年を迎えます。
    1920年1月20日、マツダは「東洋コルク工業」として創立。
    当時はコルク栓などを作る会社でした。
    その翌年には、マツダの実質的な創業者となる松田重次郎が社長に就任。
    そして、そこから現在に至るまで
    マツダは“6度の経営危機”に見舞われたといいます。
    最初の危機は1925年に発生した火事。
    創立から、わずか5年で工場の大部分を失いました。
    この2年後、松田重次郎は社名を「東洋工業」に改め
    コルクから、憧れだった機械全般を扱う会社へと、
    まさに“焼け跡からの再出発”をすることになります。
    そして1930年に今のマツダ本社がある府中町に新工場を建設。
    そこで最初に作ったのが、マツダ初の自動車となる3輪トラックでした。
    見た目はトラックというよりはバイクのようでした。
    また1930年代は戦時中ということもあり
    国などから軍需工場としての指定を受けていた時代でもあります。
    そんな中、迎えた2度目の危機。
    1945年8月6日。広島に原爆が投下され
    東洋工業も多くの社員が犠牲になりました。
    そうした中でも東洋工業は12月には3輪トラックの生産を再開。
    復興への原動力として戦後の広島を支えたといいます。
    そして時は流れ、1960年代になると
    マツダ初となるタイヤが4つついた乗用車、
    「R360クーペ」が発売されました。
    しかし1963年、3度目の経営危機が東洋工業を襲います。
    政府の主導で日本の複数ある
    自動車メーカーが3つに整理統合されるという話が持ち上がりました。
    そんな中、他社と差別化を図り、生き残ろうと目をつけたのが
    ヨーロッパで夢のエンジンと言われたロータリーエンジンです。
    1961年にドイツの自動車メーカーが世界に技術を公表。
    回転運動により出力を得るエンジンで
    一般的なエンジンに比べ高出力なのに振動が少ないというのが特徴です。
    日本の自動車メーカーでは東洋工業が唯一、技術提携を結び
    ロータリーエンジンを積んだ量産車の開発に乗り出します。
    そして6年にわたる開発の末、完成したのがコスモスポーツ!
    スムーズな回転と高いパワーを発揮する夢のエンジンが実現しました。
    このエンジンの量産化に成功したのは世界でもマツダだけです。
    しかし、その快進撃も束の間、4度目の経営危機となる逆風が吹きます。
    1973年の第一次オイルショックです。
    しかしマツダの世界に誇る技術力は負けませんでした。
    1978年「初代サバンナRX-7」に積んだロータリーエンジンは
    燃費と排気ガスの大幅な改善をし、爆発的な人気となりました。
    そして1984年に「マツダ株式会社」に社名を変更。
    1991年になると5度目の経営危機を迎えます
    バブルの崩壊とともにマツダが推し進めていた戦略
    “国内5チャンネル”が破綻します。
    マツダは多角経営をしようと国内に5つの販売店を作りますが
    急激な販売展開にブランドイメージが追いつかず失敗に終わってしまったのです。
    マツダOB 迫勝則さん
    「もう1回マツダというブランドで再生しないといけないということで
    考えついたのがすべての車を一つのマークでやっていくべきだということで
    最終的にブランドシンボルという形で実現したのが一番大きな仕事だった」
    それが今もマツダの車すべてにつけられているシンボルマークです。
    マツダのすべての車に統一シンボルをつけることで
    分散してしまったマツダのブランドイメージを
    改めて“マツダ”として打ち出していこうというものでした。
    迫さんが起案してからデザインが承認されるまで
    7年の歳月がかかったといいます。
    しかしその後も業績はなかなか回復せず
    そして1996年にマツダは長年提携関係にあったフォードの傘下となります。
    そして2008年に6度目の経営危機を迎えます。
    リーマンショックの影響でフォードも経営難となりマツダ離れます。
    マツダは資本提携先がなくなり、自力で立ち直るしかありませんでした。
    この時から、再びマツダの生え抜き主体の新しい役員体制がスタートします。
    その後は新世代技術スカイアクティブテクノロジーを開発し
    2012年に発売した「CX-5」をきっかけに
    マツダは再び業績を回復しはじめました。
    何度もの経営危機にさらされながらも復活を遂げてきたマツダ。
    創業100年を迎えても立ち止まることなく
    次の100年へ向け走り出しています。
    -------------------------------------------------------------------------------------------------------------
    2020年1月28日放送
    ※掲載された情報は、取材当時のものです。予めご了承ください。
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Комментарии • 34

  • @nogi-syuumai
    @nogi-syuumai Год назад +10

    感動しました。今自分がMAZDAを知っているのも、MAZDAの車に乗れてるのも今まで頑張ってきた社員さんやいろんな人の尽力があってこそのだと思います。これからもMAZDAに乗り続けます。そして日本一の企業になって欲しいです

  • @user-mv1om8xd7e
    @user-mv1om8xd7e 2 года назад +6

    今現在、FD3Sに乗れてることに感謝します

  • @user-pf3pm7yf6n
    @user-pf3pm7yf6n 2 года назад +2

    100年ってすごいね

  • @user-yd2wx5ke090
    @user-yd2wx5ke090 2 года назад +6

    FFファミリアの大ヒットの功績も忘れないで

  • @user-pt7qx7dw6o
    @user-pt7qx7dw6o 2 года назад +7

    会社としての危機もそうだけど、よくあのマツダ地獄と言われた負のブランドイメージを脱却したよ。
    俗にいう第六世代商品群、CX-5から始まったシグネチャーウイングのデザイン改革
    最近じゃ車体の造形美はもはや芸術。まあ板金高そうだけど…

  • @user-kd2pc1pw6m
    @user-kd2pc1pw6m 3 года назад +10

    コストは掛かるだろうけど、FDの後継車を出して欲しい。

    • @user-mv1om8xd7e
      @user-mv1om8xd7e 2 года назад

      いや、後継車はいないと思う.出すならロータリー搭載だとしても後継車としては出してほしくない.実際、シビックやシルビア、などのスポーツカーが後継車として出てて先代の面白さや本来のスポーツカーとしての役目を果たせない。実際、RX-8もMAZDA自身は兄弟車として販売してなかった

  • @SK-zx3tz
    @SK-zx3tz 3 года назад +24

    2021年アメリカ自動車専門誌 コンシューマーリポートでマツダはトヨタ 本田 ベンツ 
    ポルシェ フォルクスワーゲン BMWを抜いて世界一の評価。
    同雑誌はロードテストなど厳しい審査で有名な雑誌。
    トヨタ 本田じゃないとと思っている人。一度はマツダディーラーで
    試乗すると良いよ。

    • @ttkk41
      @ttkk41 2 года назад +7

      CX-5乗ってるけどサイコーです

    • @user-qy3vs1xo5b
      @user-qy3vs1xo5b 8 дней назад

      プレマシーに乗ってるけど、最高です

  • @zksouk3
    @zksouk3 2 года назад +10

    ぼく、くるまは、マツダ車は、
    すきだよ

  • @rei342
    @rei342 2 года назад +14

    ひとめでマツダと分かるデザインに統一したのは良いなと思いました。

  • @hiromisakai
    @hiromisakai 2 года назад +13

    5度目の経営危機はよく覚えてますよ。トヨタ、日産(当時の日産は凄かった)に対抗し「こんなに増やして大丈夫なん?」って傍目から見ても思ってましたから。よく立ち直りましたね。
    5年前に初めてマツダ車(CX-3)を買いましたが、2回めの車検を迎えたので買い換えることにし、先日新たなCX-3が納車されました。

  • @dreamliner0801
    @dreamliner0801 Год назад +2

    忘れもしませんが、5チャンネル崩壊の足音が迫る93年に就職活動で受験しました。
    「5チャンネルは大丈夫か」と問うた私にリクルーター氏は「もちろんだ。まだ始まったばかりで、勝負はこれからだ」と言い、
    その頃から出始めた「水素ロータリー開発」というワードに「水素供給のインフラ整備はどうするのか」と問うたところ
    「君、水素は何からできる?水の電気分解、中学校でやったろ?資源としてはほぼ無尽蔵じゃないか」
    と話をはぐらかされるに至り、不穏な空気を感じてそこそこに切り上げました。
    地方の販社に出向で来ていたあの時のリクルーター氏は、無事定年まで勤められたんですかねぇ…。

  • @user-bp5hx4ed4v
    @user-bp5hx4ed4v Год назад +2

    いつの時代も車に対するデザインが他のメーカーよりカッコいいと思う。
    モノといえばそれまでの鉄の塊だが、見てて命の息吹を感じるのはマツダだと思う。

  • @metallicgreenmania
    @metallicgreenmania 10 месяцев назад +3

    ちょっとマツダ車買ってくる。

  • @user-gy9xq9lk7l
    @user-gy9xq9lk7l Год назад +2

    MAZDAは創立100ねんおめでとうと激励したい!
    車はMAZDAではないが、感謝の気持ち、尊敬の念を抱く16卒あべのハルカス好き追手門学院大学卒業生より

  • @tatsuoozeki6840
    @tatsuoozeki6840 3 года назад +7

    昔のマツダ車は買ってすぐ他社の車に比べリセールプライスが大きく下がり、車と言うと私が車に興味を持った車はトヨタと日産でした。私がマツダの製品を見たのは1950年代に山林

  • @clickacademy
    @clickacademy 3 года назад +9

    「不沈の歴史」じゃなくて「浮沈の歴史」なのでは?
    良い時も悪い時もあったよっていう話なのですから。

  • @jdtkwtkekgd
    @jdtkwtkekgd 3 месяца назад

    ???「7兄弟よろしくニキ~~~www」

  • @user-vw4cn7lb7v
    @user-vw4cn7lb7v Год назад +1

    がんばれマツダ!

  • @gt-ter3459
    @gt-ter3459 Год назад

    アマティ1000出してたら😮

  • @Yu-ov1hj
    @Yu-ov1hj Год назад +5

    今アテンザ乗ってるけど、自慢の愛車やね。皆に自慢したくなるもん。

  • @user-el4eu6bo8u
    @user-el4eu6bo8u 3 года назад +6

    知り合いのマツダ社員が体調不良みたいやけど
    上司が無理な仕事の要求をしたり
    周りが意図的な嫌がらせをして
    本人に過度なストレスを与えたりしてないよね?
    広島の大企業がまさか
    パワハラとか一切ないよね?!

    • @kei_1213
      @kei_1213 2 года назад +3

      何も知らないただのマツダファンの中学生ですが、パワハラ等をしていないことを願います。

    • @espresso5324
      @espresso5324 2 года назад +3

      大きな企業なのですから、不祥事をはじめ様々なことは起こります。

    • @user-zj2ku7zl2f
      @user-zj2ku7zl2f Год назад

      大きな企業だからこそそういう情報が表に出ます。マスコミも儲かるし、企業がまともだから。中小とかコンプラ意識弱いしパワハラとか当たり前すぎて表に出ない。マスコミも中小とか面白いネタではないし。

  • @user-eo4rj3zz8h
    @user-eo4rj3zz8h Месяц назад

    マツダはロータリーエンジンで失敗し信用失った❗二度とマツダ車は要らない