禁断の歌声!カストラートとは?映画「カストラート」に触れながら、カストラートの特徴を紹介!最後のカストラートの声

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  • Опубликовано: 15 сен 2024

Комментарии • 43

  • @kazuhisakurumada
    @kazuhisakurumada  Год назад +7

    アレッサンドロ・モレスキの歌唱
    ruclips.net/video/KLjvfqnD0ws/видео.html
    ruclips.net/video/GyodNzbjVkw/видео.html

  • @TI-nb2uy
    @TI-nb2uy Год назад +19

    この映画『カストラート』はまだまだ若い頃に映画館で鑑賞しました。凄く懐かしいですね。まだ古楽ブームで無かった頃でしたから一般的なクラシックしか聴いていなかった自分には衝撃的な映画でした。当時購入したこの映画のサウンドトラックは今も大切に聴いています♪
    サウンドトラックに詳細な時代背景や演奏者と録音の過程が明記されており中々面白かったです。ファルネッリは舞台上でのブロスキの芸名で当時彼の保護者だったファリーナ家に由来するそうです。また晩年、マドリッド宮廷での長い演奏活動生活や音楽組織整備に尽力し引退後のボローニャでの暮らしの中で沢山の芸術家が彼を訪問し称賛したようです。その中に当時14歳のモーッアルトが姿があったそうなのでまさに音楽史が継承される見えない流れを感じました。確かに映画でのヘンデルの扱いは気の毒でしたが実際はそんなに険悪では無かったようですね。ファルネッリは当時のオペラの慣習で不動の姿勢で舞台で歌うスタイルでの超絶技巧の歌唱力を発揮していた事をヘンデルは歌唱と演技の両立(ゆっくりな歌唱曲に添うようなスタイル)を重視した音楽観の違いが対立の原因だったようです。
    映画で使われた歌声はコンピューターによる合成ではなく音声の加工作業のようなスタイルで主に母音を中間音域で結びつけながら修正した声なんだそうで機械的な合成音ではないそうです。歌唱録音に参加したカウンター・テナーのデレク・リー・レイギンはモーッアルトやグルック、ヘンデル、ブリテンを得意としソプラノのエヴァ・マラス=ゴドレフスカは《魔笛》の夜の女王を得意とする歌手なので二人の声色を分析しての幅広い音域と驚異的技巧とパワーを持つカストラートはこのような声だったのではないか?みたいなある意味現代科学的検証(ほとんど恐竜レベル)を交えた映画作品だったようです。観る価値、聴く価値は十分にありますね!最近はこのような音楽映画作品が少なくなって寂しい限りです。クイーンの『ボヘミアン・ラプソディー』みたいなロック音楽系映画は作られてるのに…。
    自分的にはドラマチックなシューマンやチャイコフスキー、グラナドスやコルンゴルドあたりが映画化されて欲しいかも。また次の配信楽しみにしてます♪
    ※ 追伸
    レコード芸術が休刊され廃刊になるそうです。非常に残念。

  • @suzukiemiko
    @suzukiemiko Год назад +8

    私は中国の歌手「周深」のファンです。彼は去勢はしていませんがテノールからソプラノまで歌います。ウクライナでベルカント唱法を学んでいるのでオペラも歌えます。
    天使にキスされた声と呼ばれていて語学も得意で、日本語の歌もきれいな発音で歌います。前世があるなら彼はカストラートだったのではないかと思っています。

  • @k.kawasaki5966
    @k.kawasaki5966 Год назад +13

    いつも興味深い音楽のお話をありがとうございます。中公新書の「宦官」によりますと中国の宦官についてですが、感情の起伏が激しく、ちょっとしたことで泣いたり、笑ったりする傾向や、賄賂に弱かったそうです。また、科挙に合格しなくても王朝の中枢で宮仕えできるため、一獲千金を目指して親が物心つく前に自分の息子を去勢してしまうことがあり、その男児は例外なく一生親を恨んだとされています。写真もありましたが、高齢になると、皮膚はシワシワでたるんで体毛も薄く、本当に男か女かわからない風貌でした。その本には「作られた第三の性」と記載されていました。現代社会におきましては人道的にも車田先生のおっしゃる通り、「カストラート」が消滅して良かったのだと思います。

  • @RS-vp1fr
    @RS-vp1fr Год назад +11

    ついに話題にカストラート登場で嬉しいです!ローマのカストラートを扱ったバルザックの短編Sarrasineを読むと、当時彼らの外見がどんなに美しく、見事な歌唱を誇っていたのか想像せずにはおれません。バルザックやスタンダールの時代にはまだかつての栄光の名残が残っていたのでしょうね。昨年バイロイトのバロック・オペラ・フェスティヴァルで上演されたLeonardo VinciのAlessandro nell'Indieは当時のローマの規則に倣って、女性も全部男性がやってますが、特にmale sopranoのBruno de Saの透明な声の歌唱が素晴らしく、カストラートを彷彿とさせてくれます。次々に出てくる超絶技巧のアリア、インド風の豪華な衣装、お笑いもたっぷりで4時間飽きることがありませんでした。おすすめです!

  • @shikousai
    @shikousai Год назад +6

    私は"Farinelli Il Castrato"を観てバロックオペラが好きになりました。
    最後にFarinelliが唄う "Lascia ch'io pianga"は兄に去勢されてしまった悲しい運命を唄っているような気がしました。
    そしてこの映画のおかげでカウンターテナー人気が出たと思います。
    私もその一人で彗星のごとく現れたPhilippe Jarousskyがカウンターテナー人気を爆上げしたと思っております。
    そしてカウンターテナーだけ出演したVinciのArtaserse でFranco Fagioliが唄う "Vo solcando un mar crud"に衝撃を喰らいました。
    若手ではJakub Józef Orlińskiも素晴らしいですよね。これらの歌手もいつか取り上げて頂きたいです。

  • @ua-mt4bt
    @ua-mt4bt Год назад +5

    この映画のおかげでバロックの美しいオペラ曲に出会えたので思い入れがあります。特にラストのAlto Gioveは、これまでの兄弟の物語も相まって凄く心に残っています。

  • @sn8327
    @sn8327 Год назад +3

    今日初めて車田先生の今回のお話を聴いて目からウロコでした。私の大好きな「こうもり」のなかでも重要な位置づけの「オルロフスキー公爵」の役は男役にもかかわらずどのオペラでも女性が歌っていましたが、それがなぜなのかよくわかりませんでした。ひょっとしたら、公演当初はカストラートの配役だったのかもしれませんね。

    • @setuna454
      @setuna454 11 месяцев назад

      なるほど!
      確かにオルロフスキー公爵はどの舞台も女性ですね。
      あるいは………かもしれないですね(^≗ω≗^)

  • @s5u9pAF2
    @s5u9pAF2 Год назад +3

    ヘンデルの「エジプトのジュリアスシーザー」の初演で、シーザーの役を演じたのがカストラートだったのですね。
    流石にカストラートはずいぶん昔に消滅したと聞きましたが。

  • @カーク船長-m2n
    @カーク船長-m2n Год назад +3

    親がいないなどの理由で、教会が引き取り歌お教えた、そこからカストラートが生まれたり楽器の演奏家になったりと、
    今とはイメージが違うみたいですね。カストラートの映画は出だしのイカツイ感じがなんともで止めたけど、
    機会があれば見てみようと思います。紹介されていたヘンデルのあの歌、いいですね。

  • @いくいりょうこ
    @いくいりょうこ Год назад +2

    懐かしい❗️歌の素晴らしさに感動した女性がうっとりしながら高価なアクセサリーを外し、舞台に投げるシーンが印象的でした。音のエクスタシーですね❗️

  • @user-qx6te1zx5m
    @user-qx6te1zx5m Год назад

    大好きな映画のひとつ、"カストラート"について、先生のご説明で、より深まりました。シェアさせていただきます。わかりやすい解説ありがとうございました😻‼️

  • @MickCorgi
    @MickCorgi Год назад +4

    私も発表当時に映画を見ましたが、その合成音を凄いと思いました。しかし同時期に映画に乗じてFMラジオでよく流された最後のカストラートの録音とか聴くと、なんかおっさんが裏声で歌ってるだけじゃないかとガッカリでした。あれはモレスキーだったのですね。
    私もヘンデルの時代にそこまで重用されたカストラートの歌を聴いてみたかったです。

  • @キャロットスネーク
    @キャロットスネーク Год назад +3

    とても興味深いお話でした。
    現代の倫理観に照らし合わせれば物心つかない少年を去勢してしまうのは道徳的にどうなのか、と思ってしまいますが、何事も現代の倫理観をそのまま過去の歴史に持ち込んでしまうのは良くない場合もありますね。
    トゥーランドットに登場するピンポンパンは宦官だったと思いますが、プッチーニはバリトンのピンにテノールのポンパンよりも上を歌わせることで宦官を表現したと言われていますね。
    作曲家というのはつくづく天才なのだなと思います。
    私の勝手なイメージでは、カストラートはソプラニスタのような声質だったのかなぁと思っています。
    モレスキ、聴いてきました。
    声楽については無知なため、好きか嫌いかでしか判断できませんが、もしも仮にモレスキがカストラートの標準的な歌唱だとするならば少し残念です。

  • @user-nv6ni9ho4y
    @user-nv6ni9ho4y Год назад +1

    ラストエンペラー、愛新覚羅溥儀の世話をした宦官のせいで、偽装結婚してますね。
    先生の話し方、声、速さ、心地いいです。

  • @シーナ-r8d
    @シーナ-r8d Год назад +1

    カストラートありがとうございます。カウンターテナーではファジョーリがかなり素晴らしく、カストラートがこんなだったらそれはすごかったろうと思わされます。

  • @shokofrotbarge
    @shokofrotbarge Год назад

    こんにちは!いつも動画を見てます。「カストラート」の映画、私も去年、一昨年とレンタル・ビデオ店で借りて、見ました。私もこの映画お気に入りです。
    バロック時代様子などが見られて、主演のファリネッリ役の俳優さんが、すごくイケメンでカッコよくて、当時のオペラの雰囲気が再現されていて、オペラが知らなかった私も勉強になりました。
    ファリネッリやカストラート達の実際の声の高さについてですが、「現在では聞くことが出来ない」と言われていますが、アメリカのロックバンド、モトリー・クルーのヴォーカルのVince Neilがこのカストラート達の声の高さに近いかなと思います。
    Vince Neilはロック歌手なのでカストラート達と歌い方などは違うと思いますが、
    楽譜などを比較して見るとファリネッリの「揺れる船 Son qual nave che agitata」の楽譜とモトリー・クルーの "Home Sweet Home"の楽譜の高さが似ていると私は思います。

  • @0013447
    @0013447 Год назад +4

    私もか映画『カストラート』を観ましたが、ヘンデルの扱いが酷すぎた為、忘れたことにしました。伝え聞くところによると、我儘ばかりいうカストラートに振り回され妥協ばかり重ねていましたが、最後は勝手に消えてしまい公演を無茶苦茶にされたとか、、。死んでからも悪く言われるとは大変ですね。そういえば、バルトリ姉さんがカストラートの為に作曲された曲を歌っています。『アリオダンテ』では髭を生やしカストラートになりきり演じています。バルトリ姉さんならば適任だと思います。

  • @user-bq5sv6eh7u
    @user-bq5sv6eh7u Год назад +2

    ありがとうございます!

  • @hiroyukiohara_official
    @hiroyukiohara_official Год назад +1

    当時のカストラートの凄さを追体験できるのかな、と思ったのはカウンターテノールのFranco Fagioliでした。彼のLeonardo VinciのArtaserseは圧巻でした。

  • @akirasakkyoku8819
    @akirasakkyoku8819 Год назад +3

    モレスキ、聴いて来ました。(グノーのアヴェ・アリア)録音が古いので、何とも言えませんが、低音部(アルト的な音域?)が残念な…。😅 もっと高音域の曲を選択、または移調すればいいのに、と、歯がゆい気持ちです。 写真を見る限り、偶然かも知れませんが、丸っこいお身体ですね。
    男性は音域が広くて、羨ましいです。最近は「ソプラニスタ」と言う男性歌手が活躍していますね。高音、低音を制して、無敵ですね!

  • @user-br2fx6ud8t
    @user-br2fx6ud8t Год назад +2

    聖歌隊が、声変わりしないように去勢するって話は昔聞いたことがあったけど、映画化されてたのは知りませんでした。
    教会で女性が歌うのが許されていないこともあったなんて😳

  • @user-nv6ni9ho4y
    @user-nv6ni9ho4y Год назад

    私も以前観て、驚きました。
    あの兄弟は、あの生き方しかなかったのですね、、、

  • @withitr6672
    @withitr6672 Год назад +1

    映画カストラートの声の合成はボーイソプラノとソプラノを合成した方が良かったですね。カウンターテナーの声を入れてしまったばっかりに音色が硬くなってしまった。
    声の統一化についてはピエル・フランチェスコ・トージの書物に記されていますね。このことからモレスキはカストラートではあるけれど優れたカストラートでないことは明白です。
    トージはファリネッリの前の世代の人でファリネッリと技術を争ったベルナッキの師であるピストッキと同世代の人です。ベルナッキの弟子であるマンチーニの書物にも出てきます。

  • @user-nv6ni9ho4y
    @user-nv6ni9ho4y Год назад +1

    この花は、牡丹?芍薬?
    私は、白い芍薬と白い侘びすけ椿が大好きです。

  • @user-iw6dg7uz1y
    @user-iw6dg7uz1y Год назад +1

    マリアセレンさんは現代のカストラータなのかな、と思いました。

  • @kitahoshitou
    @kitahoshitou Год назад +1

    ジュリオ・チェーザレの役をカストラートが演じるというのは、ちょっと意外です。その演目をよく存じ上げないのですが、役柄的にはヘルデン・テノールのほうが合っているように思えますが・・・

  • @HG-qj1us
    @HG-qj1us Год назад

    初めて聞きました、カストラート。昔は声のために去勢までやってたんですね、今では受け入れられませんね。 ところで、カルミナ・ブラーナの白鳥が焼かれるて喰われる場面はテノールが高い声で歌っていますが、あれは裏声なんですか?

  • @masukoniimi4794
    @masukoniimi4794 Год назад

    カストラートの方々はどんな晩年を過ごしたのでしょうね。ラストのティータイム、ほんとにチーズケーキ美味しそうですね。

  • @tenkasudon3710
    @tenkasudon3710 Год назад +1

    怖い、
    ですね〜
    美の追求、コワさのレんぞくですねー😮

  • @mai7173
    @mai7173 11 месяцев назад

    お疲れ様です。
     そんな時代があったとは!?
    ( ゚Д゚)
     現代では、人権面や倫理面で難しいです。(^-^;
     それだけ、「革命期」でヨーロッパ全体が大きく変化したことが伺えます。
    (「革命期」のラストが「産業革命」らしいですが…)
    (ちなみに、この「革命期」以降は現在のようにヨーロッパのほとんどの国々が「三色旗」が基本となりました)
     そこまでしなくても、現代では自然なカウンターテナー(男性ソプラノ)も一般的になりました。そして市民権も得ました。

  • @Einezumi-yd5tj
    @Einezumi-yd5tj Год назад +1

    カウトラートとカウンターテナーは違うので、誤解されないためにそれもとりあげてほしいです。

  • @user-wk5pg8fx8e
    @user-wk5pg8fx8e Год назад +2

    カストラート、歴史がわかりましたね。かなり高い技術を持つ歌手ではありますね。身体が男性だから、声量がありますから、長い時間歌うことができますね。だから、カストラートのほうが優れているとはいえませんね。声楽家の歴史についても知っておいた方が良いですね。

  • @user-nv6ni9ho4y
    @user-nv6ni9ho4y Год назад

    壁のポスターは、ロートレック?

  • @hanyudatouitukaitou
    @hanyudatouitukaitou Год назад +1

    カストラートは今は違法ですね。

  • @user-ob3hu5jr4q
    @user-ob3hu5jr4q Год назад

    へ~去勢すれば声変わりしないのか?😅