昭和のSL【北近畿編】播但線 C11・C57

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  • Опубликовано: 20 авг 2024
  • 昭和40年代、全国で活躍していた現役蒸気機関車。
    貴重な8mフィルム映像をデジタル処理、音声は同時録音のステレオで、
    全国地域別・線区別に再編集いたしました。
    播但線 ① 野里⇒京口 C57137+C57重連牽引 通勤列車
    播但線は山陽本線姫路駅と、山陰本線和田山駅の間、65.7Kmの結ぶ重要な陰陽連絡路線です。
    平成10年に姫路から寺前まで電化されましたが、昭和47年まではC57とC11が活躍していました。
    姫路口側は沿線人口も多く、特に朝の通勤時は大勢の乗客で、電化以前は長い編成の旧型客車を牽くSLやDLが活躍していました。
    ここでは、朝の通勤時間帯、和田山から姫路までやってくる通勤列車は、回送のC57が重連になって運用されていました。
    播但線 ② 京口⇒姫路 C57137+C57重連牽引 通勤列車
    野里駅の次の駅、京口駅の発車する、C57重連通勤列車の出発風景です。
    京口駅の次は終点の姫路駅で、街の中心部に近い駅です。
    現在は姫路駅~砥堀駅手前までが立体高架なり、昔の風景と一転しています。
    また隣の野里駅は、立体高架化の際に、駅が北に移動しています。
    播但線 ③ 福崎⇒溝口 C57156牽引 通勤列車
    播但線は姫路市内に流れる市川と並行して走ります。
    姫路市内に近い区間は乗降客が多いのですが、中国道が走る福崎まで来ると、周りの風景も一転してローカル線の雰囲気になります。
    そんな風景の中、福崎を出発したC57牽引の通勤列車は、猛烈な勢いで溝口駅を目指します。
    播但線 ④ 福崎駅 C11177牽引 1627回送列車 C11後部補機付き
    播但線にはC57とC11が運用されていました。
    C57は播但線の全線を走っていましたが、C11は姫路駅~寺前駅間の平坦区間を担当していました。
    C11は姫路駅方面に向かう上り列車が8本、寺前駅方面に向かう下り列車は5本運転されていました。
    上り列車が多いのは、姫路駅に向かう朝の通勤輸送の為で、下りは回送列車が別にありました。
    ここでは、下りの1627列車は、客車10両の前後にC11を連結して、寺前駅までの回送列車でした。
    そして、寺前駅で客車を5両に分割、2台のC11が別々の通勤列車となり、姫路駅まで折り返す運用でした。
    播但線 ⑤ 福崎⇒溝口 C11331牽引 通勤列車
    朝の通勤時間帯は、寺前駅から姫路駅までをC11が、旧型客車5両編成を牽引、姫路駅方面に向かう上りに3本の区間列車が運転されていました。
    C11が牽く朝の下り列車は1本だけで、他は寺前駅まで回送列車として運用されていました。
    寺前駅には転車台がないので、姫路駅から寺前駅に向かう下り列車は、機関車が逆向きで運転、姫路駅方面の上り列車は正面向きで運転されていました。
    播但線 ⑥ 長谷⇒生野 C5795牽引 貨物列車
    播但線にSLが活躍していた時代には、姫路駅から和田山駅までの全区間、
    客車列車と貨物列車にC57が活躍していました。
    播但線は線路等級が低く、貨物牽引で知られるD51形が配備されなかったので、珍しく貨物列車もC57が牽引していました。
    長谷駅を出発したC57牽引の下り貨物列車は、その昔は播磨国と但馬国の国境、標高360mの生野峠を目指します。
    生野峠の生野は、その昔には生野銀山や周辺の鉱山採掘でも有名になりました。
    播但線 ⑦ 長谷⇒生野 C57137牽引 旅客列車
    播但線は、生野峠をサミットに両方向から1000分の25の急勾配が続きます。
    鉄道ファンには、生野駅から新井駅側に人気がありましたが、反対方向の長谷駅側も、里山の風景や橋梁など、SL撮影には事欠かないお薦めポイントが沢山ありました。
    長谷駅を出発したC57牽引、下り和田山行き普通列車は、加速を付けて生野駅に向かいます。
    播但線 ⑧ 長谷⇒生野 C5793牽引 貨物列車
    播但線は、生野の峠を越える1000分の25の急勾配があり、この区間の貨物列車には補機が付く列車もありました。
    昭和43年頃からは、福知山機関区に配属されたDD54ディゼル機関車が、播但線の無煙化促進で配属されました。
    最初は主に新井駅~寺前駅間の補機使用に入り、C57牽引貨物列車の前補機に附く機会が増えていきました。
    ここでは、補機が付かないC57牽引の下り貨物列車を長谷駅⇒生野駅間で撮影しました。
    この付近は国道から離れていますので、車の騒音もなく、鳥がさえずる中を、C5793のブラスト音が周りに響き渡ります。
    播但線 ⑨ 新井⇒生野 C5746牽引 上り636列車
    播但線のSL撮影で訪れた鉄道ファンが、必ず立ち寄る撮影地ポイントが新井駅~生野駅間の円山地区にあります。
    ファンの皆さんからはお立ち台と呼ばれていました。
    又、新井駅から二つ先の竹田駅付近には、映画のロケ地として人気が出た竹田城跡があり、観光地として大変有名になりました。
    昭和46年から47年の冬場には、スキー臨時列車が運転され、C57の回送を兼ねて土曜日の上り636列車は、C57が三重連で運行されました。
    このC57三重連の撮影で、大勢のSLファンがこのお立ち台に押しかけました。
    ここでは、有名なお立ち台ポイントで、三重連で有名になった、姫路行き上り633列車を撮影しました。
    生野峠の1000分の25連続勾配は、旅客列車を単機牽引のC57には厳しそうに見えます。
    播但線 ⑩ 新井⇒生野 C57137牽引 貨物列車
    播但線、新井駅~生野駅間の円山地区より新井駅側に移動して撮影しました。
    既に新井⇒生野の勾配区間には、DD54ディゼル機関車が貨物列車の前補機に附く機会が増えていました。
    この日はラッキーにも補機がなく、C57単機牽引でした。
    しかし、貨物の牽引定数が多いのか、かなりの低速で、1000分の25の勾配を登ってきました。
    生野峠には隧道もあり、集煙装置を付けたC57も配属されていました。
    播但線も昭和47年には無縁化され、DD54ディゼル機関車にバトンタッチしましたが、DD54は故障が多く、その後1~2年でDD51に配置転換され、DD54は廃車になってしまいました。
    オリジナルフィルムの保存が状態が悪く、画像に傷や埃でお見苦しい箇所があります。
    ご了承ください。

Комментарии • 6

  • @user-yi2pz3jq1y
    @user-yi2pz3jq1y Год назад +1

    仁豊野駅前に住んでたから毎日見ていたよ

  • @user-ub5bs5ot7y
    @user-ub5bs5ot7y 2 года назад +3

    播但線沿線に住んで居たのでとても懐かしいです C58もよく見た覚えがありますw

  • @skt8212
    @skt8212 Год назад +1

    播但線は4回行きました。今思えば兵庫県にC57が残っていたのは幸運だったのか?もっと行けば良かったと思った

    • @toshitan3271
      @toshitan3271  Год назад

      コメントありがとうございました。
      播但線は大阪や神戸からも近くSLの本数も多かったのですが、冬のC57三重連の時は必ず行ってました。
      残念ながらC57三重連は写真と録音だけしか記録がありませんでした。

  • @user-zo9vw7to9c
    @user-zo9vw7to9c 2 года назад +1

    3重連撮りに、新潟から行きました。翌日は、伯備線布原!、良かった。

  • @MakeLove108
    @MakeLove108 Год назад

    昭和何年くらいの映像でしょうか?