地震に強い家に必要な「面材」を解説します

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  • Опубликовано: 17 янв 2022
  • 今回のテーマは地震に強い家づくりです。
    これにはいろんなポイントがあって、重要なポイントの1つである「面材」について解説をしていきたいと思います。
    面材について初めて聞くという方もいらっしゃると思いますので、最初に説明をしたいと思います。僕のスケッチを見てください。
    木造の建物を模型的に描いてみました。
    土台があって、柱が立てられて、梁があって、サイコロのような形をしているのが基本ユニットになります。この建物に地震力がかかった時に抵抗するのが「筋交い」になります。斜めの突っ張りをイメージしてください。バツの形にクロスさせて入れる時もあれば、片側だけに入れる時もあります。
    建物には水平面がありますよね。この水平面に入れる筋交いが、火打ちと言われてるものです。角を突っ張った感じで入れるようなものですね。これらは「在来工法」といって、基本的な組み立て方の1つになります。
    1995年に阪神淡路大震災が発生して、あの時に木造住宅がバタバタ倒れたことがありました。一方で木造住宅の中でも全然倒れなかったものがあるんですね。それが世に言うツーバイフォー(枠組み壁工法)と呼ばれるものです。
    ツーバイフォーは基本のユニットをつくるときの骨組みは同じですが、構造的な合板みたいなものをベタンベタンと貼っていきます。面で地震力に対抗するようなものを言います。
    昔ツーバイフォーの業者さんが「在来木造住宅は地震が心配だけど、ツーバイフォーなら安心」「お前たちの木造はアカン」と鼻息荒くおっしゃっていたこともありました。
    現在、ツーバイフォーの構造はお伝えしたとおりのままですが、在来木造工法は進化しています。筋交いの代わりに板を壁や屋根などに貼って、面で耐震性を担保する・強化するという形をとるようになりました。ツーバイフォーと同じですね。
    なので今は在来工法とツーバイ工法をハイブリッドさせたものが、、木造住宅を建てる際のスタンダードになっています。
    今回のテーマである「面材」は、壁の面に貼る物を指しているので「面材」と呼ばれているわけになります。家の丈夫にするためには、とても重要なものです。ただ、この面材にはいろいろ種類があるので、何を選んだらいいか分からなくなってしまう方が多いんですね。
    代表的なものをザッと書いてみました。構造用合板・OSB・ダイライト・あんしん・タイガーEXボード・ハイベストウッド・モイスです。
    (ダイライト・あんしん・タイガーEXボード・ハイベストウッド・モイスはメーカーの商標になります)
    まずは構造用合板から説明していきます。世間ではコンパネとも言われていて、ベニヤを構造的に強化したものです。
    OSBは木材のチップみたいなものを樹脂で固めたようなものです。最近ロフトなどの店舗に行くと木の板が貼ってあるところなんかがあります。そういうのは大体、このOSBが多いです。パッと見た感じはかっこよくて、近くで見ると粗野な感じがします。それも味という人もいらっしゃいます。
    面材を評価するポイントは壁倍率・透湿性・防火性能の3つあると考えています。
    壁倍率というのは、1枚の板を貼った時に、それが何倍の強度を生むのかという評価です。基本は1倍で、2倍大きければ壁倍率2、3倍大きければ壁倍率3になります。
    透湿性は湿気の通しやすさ・抜けやすさだと思ってください。後でくわしく説明します。
    防火性能は文字のとおりです。壁の面つまり外皮に貼りますよね。隣家が火事になったりすると火が燃え移ってしまうところになります。その際に燃えにくい素材を使っていれば防火性能は上がります。
    面材は壁倍率・透湿性・防火性能の3つの要素で評価する、という風に覚えておいてください。
    壁倍率について解説します。
    一般的に構造用合板は2.5倍の耐力を作ると言われてます。普通はN釘というのを15cmおきぐらいバンバンと打つんですね。
    これをより強度が出るCN釘に変えて、ピッチも半分の75mmにすると壁倍率は最高で3.7倍まで上がります。
    ちなみにOSBは2.5倍、ダイライトは2.5〜3.3倍、あんしんは2.5〜3.2倍、タイガーEXボードは2.3〜最大2.7倍と言われています。(タイガーEXボードは石膏ボードを強化したようなものです。)
    ハイベストウッドは2.5倍で、やり方によっては4倍くらいまで出ます。壁倍率4倍はすごいですよね。かなり強度が出ます。
    モイスも2〜4倍ぐらいで、構造用合板と同じく釘のピッチの留め方で強度が出てきます。
    ちなみに筋交いのスタンダードは、厚みが1.5cm、幅が9cmのものを1倍とします。厚みを3cmにしたら1.5倍、厚みを4.5cmにしたら2倍になります。
    柱のような9cm角の筋交いであれば3倍出ると言われてます。
    筋交いでも厚みを選べば強度は出るので、枠組工法の人が「在来工法はアカン」と言うのは半分の事柄しか見てないうえでの評価になります。
    次は透湿性です。
    この中で一番求めやすいというか、買いやすいのは構造用合板になります。ただ、構造用合板って木を薄切りにしたものを樹脂の接着剤で固めているので、強度は出るけど湿気が通りにくいです。樹脂の塗膜が何層にもなっているのと同じなのでね。
    OSBボードも同様で樹脂で固めてるから透湿性はあまり良くないです。
    一方でダイライト・あんしん・タイガーEX・ハイベストとかは、すべて透湿性がいいと言われてます。
    「透湿性が良い=良い面材」というのには訳があります。
    壁の断面を描いてみました。
    壁は外壁があって通気層があります。赤のところが面材だと思ってください。それから断熱の層があって、多くの場合は気密シートがあって、石膏ボードがあるという構成になっています。
    気密シートが入っているので、部屋からの湿気が壁の中に入ったとしても壁体内結露が発生しないように工夫はしています。ただ、完璧に発生しないようにすることは難しいので、面材でもカバーしておきます。湿気が入ったとしても、面材に透湿性があれば湿気が逃げて、どんどん乾いていってくれますよね。
    断熱材というのは乾燥すればするほど断熱性が高まっていきます。壁体内結露が起こる条件も外していけるので、この透湿性はとても重要なポイントです。
    構造用合板とかOSBはたしかに求めやすいです。でもモリシタでは透湿性を重視したいので、使うのはやめた方がいいかなと思ってます。
    防火性の視点で言うと、ハイベストウッドは木の繊維みたいなもので作られているから燃えると言えば燃えますよね。なので防火性は少し低いです。
    ただ表面にサイディングのような防火性能がある外壁を持ってきたら、トータルで考えたときの防火性は担保できます。透湿性もいいし、壁倍率も確保できるし、なおかつハイベストウッドって結構安いので、サイディングと組み合わせるのはとてもいいです。
    一方で表面に杉板やEPSという発泡スチロールみたいなものを貼って付加断熱をする場合、ハイベストウッドはおすすめできません。杉板やEPS自体に防火性がないので、防火性がない壁になってしまいます。安いし透湿性はあるし壁倍率も出ますが、防火性には難があるんですね。
    なので外壁の選び方によってはハイベストウッドもいいよ、という選択肢があることをお伝えしておきます。
    「あんしん」やモイスは防火性もいいですが、価格が高いです。それから大工さんにとっては「腰が砕けるー」と思うくらい重たいです。施工性が悪いという点もあるので、その分、大工さんの手間賃が上がります。全体的なコストが上がるので、3つ評価ポイントで判断すると良い物だけど、使い方には工夫がいるという面材になります。
    そういう中で僕が1つおすすめしたいのがタイガーEXボードです。
    石膏ボードだから不燃材で、かつ湿気をよく通します。壁倍率が低いのは難点ですが筋交いとハイブリッドに組み合わせて補えれば、うまく使えるものになります。これもハイベストウッドのように組み合わせや使い方次第ですね。
    なので、ハイベストウッドは外壁の種類で防火性能を担保する、タイガーEXボードなら筋交いの選び方で強度を担保する、という2つの方法がコストバランスが似ているなと思います。
    今回の話を踏まえた上で面材を決めてもらうと、地震に強くて、壁体内結露も起きにくくて、さらに火事にも強いという家の実現につながりますので参考にしてみてください。
    最後に注意点で、「壁倍率が高いほうがいい」と考えて壁倍率ばかり優先する人が時々いらっしゃいます。
    でも強い壁というのにもデメリットがあります。
    強い壁というのは、強い応力(台風力や地震力)を受ける壁です。なので強い壁は強い力を受けた分、踏ん張る必要があります。そうするとホールダウンのアンカーボルトに、ものすごい強度が必要だったり、基礎も複雑な鉄筋を組む必要が出てきます。
    価格が上がったり、施工しにくい要素になるので、それ自体に強度があっても家全体を考えると力がかかりすぎて弱点に変わってしまうこともあります。
    先程お伝えしたように、タイガーEXボードは壁倍率がイマイチですが、使い方次第で上手にバランスが取れる面材もあります。
    なので使い方や他のものとの組み合わせも考えて面材を選ぶと、コストを抑えて機能も充実します。工務店さんとかハウスメーカーさんの担当者に、その辺のことをよく相談されて、自分たちに一番フィットする選択をしていただければと思います。
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Комментарии • 49

  • @user-ve1sv2sx2j
    @user-ve1sv2sx2j 4 месяца назад +1

    ために,なりました。ありがとございます♪

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  4 месяца назад +1

      お役にたったならよかったです。

  • @user-dt8tm4lu1q
    @user-dt8tm4lu1q 2 года назад +1

    面材も進化しているんですね。モルタル壁が当たり前のころは強度の期待できない木摺板の下地でこれも2~30程度の歴史しかなく、その以前の安い仕上げはほとんど土壁に焼き板を打ち付けただけでした。阪神淡路で倒壊したのはそんな家ばかりでしたが、東日本での倒壊被害が少なかったのはこんな背景もあったんでしょうね。
    熊本地震以来さらに進化したように思えます。今の家なら二回の震度7にも耐えられそうです。

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  2 года назад +2

      Pei Kさんのご指摘にもありましたが、貫がすたれてて、モルタル下地に木摺板(バラ板)を打った時代もありました。その当時のモルタル壁の多くは通気が出来ず腐ってしまい面の剛性が損なわれた物件も散見しました。プレカットによる仕口加工の精度アップ、補強金物の開発、2✖4の長所の学び面材打ちの普及。いよいよ精緻な構造計算を根拠に各部材断面や金物や面材の固定方法まで確認する。これからは耐震等級3を最適基準に等級4とか5とかの創設もされてゆき、より安心な構造になってゆくことを目指していくことになると思います。

  • @user-ek7uk4ti3y
    @user-ek7uk4ti3y 2 года назад +1

    いつもありがとうございます。
    タイガーEXハイパーだと、他の面材と遜色なさそうですね。

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  2 года назад +1

      大きな倍数はとれないですが、実用的に問題ない所だと思います。

  • @edax1910
    @edax1910 2 года назад +3

    サイディング+ハイベストウッドを採用予定です。選択に不安がありましたが、安心しました。
    参考にお伺いしたいのですが、軸組み工法で耐力面材を使用する場合、それだけで壁倍率を確保できるので
    筋交はいいらなくなるという認識です。間仕切りなどには筋交いを使用すると思いますが、外周には不要ではないでしょうか。

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  2 года назад +4

      基本なくてもいいと思います。ただし全体の偏芯などのバランス検討で必要な場合も出てきます。

  • @sa-sa-9271
    @sa-sa-9271 2 года назад +2

    素人にも分かりやすい解説で大変勉強になっています。現在、地震対策として「エアー断震」が気になっているのですが、「エアー断震」についてのご見解をお聞かせいただくことは可能でしょうか。

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  2 года назад +1

      すいません!勉強不足で詳しくしりません。建物をオーバークラフトのように浮かせる仕組みのようですね。

    • @sa-sa-9271
      @sa-sa-9271 2 года назад +1

      @@morishitaathome
      ご返信ありがとうございます。
      もし機会があれば取り上げていただけると幸いです。
      今後も動画を楽しく拝見させていただきます。

  • @user-wq9ky4hy6b
    @user-wq9ky4hy6b Год назад +3

    金額的にもタイガーEXが得なのは分かるが、外部面なので長期間に渡り外からの水分に対して大丈夫なのか心配な所もある。

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  Год назад +2

      三宅様 室内用の石膏ビードのイメージとするとそう感じるかもしれませんが、外装下地用は吸水率がかなり低いです。
      yoshino-gypsum.com/special/tokusyu/tigerex/index

  • @peik.5509
    @peik.5509 2 года назад +1

    楽しく視聴させて貰っています。宮大工の西岡常一棟梁は生前に地震には貫を施工しなければいけない。在来が地震に弱いと言われるのは、貫を使わないからやと言われていました。今は無き子どもの頃の江戸時代からの昔の我が家には、貫が使われていた記憶があります。今はどうなのでしょうか?

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  2 года назад +1

      小舞壁がすたれてモルタル大壁に世の中の在来木造がシフトしたときに、「貫」はすたれてしまいました。大工さんの認識に貫は小舞竹の支持だけの機能という解釈があったのかもしれませんね・・。最近は耐力壁コンテストのような取り組みの中に貫の重要性を訴えたものも多いです。貫のかわりに面材を打つという風に在来木造の技術の潮流は動いているのが現在ですね。もちろん前提として筋交も効果的に利用することも忘れずにバランスさせることですね。

  • @user-zw4ys3ls8u
    @user-zw4ys3ls8u 2 года назад +2

    ダイライトが△なのは、耐火性が少し劣るのと価格の面でしょうか?
    耐火性はサイディングと合わせる事でクリア出来ますか?

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  2 года назад +4

      耐火性は大丈夫だと思います。サイディングとあわせればさらに安心ですね。劣るというか好みの問題かもしれませんが、現場でとりまわしをしていると、粘りすくなくて割れたりすることがあるので、やや・・あくまで私の好みです。

  • @tosa4172
    @tosa4172 2 года назад +1

    筋交って、斜めに上から下まで固定されてないと役目を果たせませんよね?
    近所で建築中の現場を見ていると、最初は上から下まで斜めに筋交いがあったけど、そこに掃出し窓が取り付けられた際に筋交いの下半分が腰の高さほどでカットされてて『それは大丈夫か?』と。
    それはそれで計算しているんだろうけど…

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  2 года назад +3

      それは仮筋交いだったんですかね・・。構造的にはほぼ意味がないと思います。柱はもちろん土台と梁にしっかり固定されていないと地震力に抗えないですね。

  • @sumie81
    @sumie81 2 года назад +1

    いつもありがとうございます。
    ハイベストウッドに吹き付けの壁ですがいかがでしょうか?

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  2 года назад +2

      ハイベストウッドに吹き付けはできませんので、通気層をもうけて大平板等をはり塗装ですね。

  • @noband_width6633
    @noband_width6633 2 года назад +2

    壁倍率を上げ、壁自体の剛性を上げると、地震が来たとき、ホールダウン金物の引き抜き応力が掛かりやすくなる。この対策として室内側に筋交を使い、家全体でバランスをとるのがコスト的に現実的というのは納得です。
    一方でモイスTM使って、釘のピッチを短く取って3.8倍とっておいたら、
    繰り返し地震が来ても面材割れや釘抜けしにくそうな気もします。
    間取り、X軸、Y軸方向の壁量、構造計算次第かと思いますが、もし外周面にモイスTMを採用されるとしたら2.7倍、3.8倍どちらをベースに設計されますでしょうか。
    1.高倍率耐力壁は出来るだけ採用しない、
    2.高倍率耐力壁を積極的に採用するという会社に分かれており、
    更に、工務店さまの中には無機面材の割れ対策として、釘ピッチを短くして釘1本当たりの負荷を下げる、と明言されている工務店さまもいらっしゃいました。
    ツーバイなんかだと許容応力度計算上の上限の壁倍率用意しているところもありますね。
    (多分、正解はないと思うのですが。。。)

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  2 года назад +2

      プロフェッショナルとしてすぐれた補足コメントありがとうございます!住宅の設計をする上で、特に思うのは南面の日射取得です。大きな開口を南にしっかりとることで本当に暖かい家が出来ることが多いです。そうすると、南に開き東西北は閉じるようになるので、弱くなりがちな南の少ない壁量を強くすることを考えます。でも引き抜きが大きいので、部材の強度の問題や基礎の仕様も問題もおこります。そうすると、ガッシンガッシンにすべての面を固めるよりバランスをとることを選ぶ方がいいのかなと思います。そのバランスの上で基準になる壁倍率を決めるのがポイントかなと個人的には思います。面材自体の防火性能や、屋根の構成(壁だけじゃなくて屋根を水平構面に利用することも含め)などを鑑み2.7倍くらいを基準にバランスできないかと、構造の先生と日夜議論しております。深いですよね~。

    • @noband_width6633
      @noband_width6633 2 года назад +3

      @@morishitaathome さま
      ありがとうございます。今お話させていただいている工務店さま含めて、ほぼ全ての方が同意見。と、、、いいますか皆さん、佐藤先生と何かしら繋がりのある方々、木構造マイスター取得されている方々に相談しているので皆同じ意見に収束しました笑
      。確かに家の設計、間取りでバランス良く耐力壁配置すれば、層間変形角を小さくできますもんね。
      (うちは狭小地で南側が狭いので南窓を大きく取った場合に3.8倍の話が出るかも知れないくらいだなという印象です。)
      これで安心して家づくりに集中できます。
      心配なのは建設費総額だけ。。。

  • @user-rg3fq7nu2h
    @user-rg3fq7nu2h 2 месяца назад +1

    いつもRUclips楽しくみてます。面材の上に外張り断熱をする時に断熱材の留め具を気にしないで透湿性の有る面材はどれになりますか?

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  2 месяца назад +2

      外張りはIPSとか、樹脂ボードですかね?なら防火性のあるもの。タイガーEXハイパーとか、モイスとかがおすすめです。

    • @user-rg3fq7nu2h
      @user-rg3fq7nu2h 2 месяца назад +1

      @@morishitaathome ありがとうございます。ボードに直接張るのは炭化コルクなのですが、サイズが小さく、柱部分以外にも釘がくるのでちゃんと止まるか心配な感じです。

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  2 месяца назад +2

      @@user-rg3fq7nu2h ビスの種類や抑えの樹脂キャップの活用ですかね。

  • @user-hh3ik9uu1e
    @user-hh3ik9uu1e 2 года назад +1

    いつも本当に勉強になります。
    タイガーEXボードを貼った場合のオススメの断熱材、厚さをご教示願います。

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  2 года назад +4

      私がタイガーEXボードを選択するときは、付加断熱にEPSを使い塗壁する時です。面材剛性と併せて不燃性がほしいときですね。EPS25~50ミリ+タイベックドレインラップ+タイガーEXボード+GW105~120+ボードという構成で、あとはコストと欲しい性能をバランスさせながら考えています。(5,6地域)

  • @yt-yf7on
    @yt-yf7on 2 года назад +1

    木造のモノコック構造と鉄骨造はどちらが地震に強いのでしょうか?

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  2 года назад +1

      鉄骨構造と木構造とは構造の考え方がちがいます。単純な構造強度の比較なら、木造住宅の耐震等級3は鉄骨構造の耐震等級1と同じくらいの強度です。ただ、鉄構造は躯体が重いので、耐震性をさらに上げるためには柱や梁をごつくするしかないので、居住スペースが小さくなりがちです。なので、鉄骨構造は免震・制震での強化という方法論をとります。構造強度とは別の話になりますが、鉄骨構造は断熱気密に苦労(コスト)があるので、そこらあたりとのバランスもあります。佐藤先生が分かりやすい解説をされていますので参考にしてください。ruclips.net/video/SV7RT4xGQKI/видео.html

  • @user-hf5wl5qo3i
    @user-hf5wl5qo3i Год назад +1

    我が家は筋交でした。
    面材無しで、防水シートに直接断熱材吹き付けてました…
    なんか不安。

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  Год назад +1

      筋交いでも適切な壁量が確保されていれば大丈夫です!

  • @user-mm2ym3vg1g
    @user-mm2ym3vg1g 2 года назад

    今契約しようと考えている工務店
    はOSBにグラスウールの断熱材で
    気密シート無しです。やはり構造
    や駆体が腐ってきたりするので
    しょうか?結露で木材がダメに
    なるのが怖いです。

    • @noband_width6633
      @noband_width6633 2 года назад +3

      自分もだいぶ耐力面材と防湿施工については検討しましたが、一度耐力面材一式の透湿抵抗は見ておいておいた方が良いと思います。
      OSBは透湿抵抗が高いので、壁構成にもよりますが、定常結露計算をすれば結露判定がでやすいと思います。
      OSBやノボパンを現在使っているのハウスメーカーは透湿抵抗の高い断熱材、ボード系断熱材を使って壁自体湿気を受け付けないようにしているケースが多く、ツーバイなんかは特に多い印象です。
      こういう壁構成はリクシル、一条、ヤマト住建(ヤマト住研はツーバイではないですが、柱の内側で面材をサンドイッチ)などが採用しています。
      個人的には何故この耐力面材使っているかを聞いてみることをオススメします。
      採用実績のない面材(例えばOSB→モイスTM)を使った場合のリスクとして、無機面材の方が釘打ちの精度を求められ、強く打ちすぎたりすると本来の性能が出なくなりますのでもしOSBを他のものにしたい場合はご注意を。

    • @KT-ys1ii
      @KT-ys1ii 2 года назад +4

      グラスウールで気密シート無しはやばいなぁ

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  2 года назад +3

      noband_width様 的確かつ詳細なコメントありがとうございます。皆さまもぜひ参考にしてください!

    • @noband_width6633
      @noband_width6633 2 года назад +3

      @@morishitaathome さま
      ありがとうございます。おかげさまで自分もほぼ会社決めに至りました。
      ----
      つじあきさま
      恐らく検討されている工務店さまは、袋入りグラスウールを使用されていると思います。
      袋入りグラスウールは防湿フィルムは付いていますので、ポイントは気密処理になります。
      1.気密をどこで取っているか。
      2.気密測定を行なっているか
      3.省令準耐火対応(気流どめ他)が可能か
      は確認された方がよいと思います。
      1は合板(OSB)側に気密パッキンを入れているか聞いてみて下さい。
      2.気密測定を普段行っているならば、気密処理はある程度できる工務店です。
      3.は施工費がかかったとしても、火災保険料が半額になるのと、冷気や熱気が壁の中を通らなくなるのでおすすめです。
      もし木質面材を使用するならノダのハイベストウッドが良いと思いますが、現在入手しにくくなっているかもしれません。

  • @medbyhi5114
    @medbyhi5114 Год назад +1

    ブロックの中に筋交いがある枠組壁ブロックはどうなるでしょうか?

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  Год назад +1

      昔はよくありましたね。多くの場合は鉄筋コンクリートのラーメン構造と併用されるんじゃないかと思うので、耐力壁としての組積なら配筋量やモルタルの充填度合で強度を確保されていると思います。

    • @medbyhi5114
      @medbyhi5114 Год назад

      ​@@morishitaathome うん、ありがとう、私が特に面白いと思う構造は鉄筋コンクリートのラーメン構造と厚さをもつ発泡スチロール壁の複合、eps工法のように発泡スチロールは意外と弱くない、もしかしたらラーメン構造の面を充填すると揺れのエネルギーをよく吸収できるかもしれませんと思います。

  • @user-np7eh6qj8s
    @user-np7eh6qj8s 2 года назад +2

    ノボパンはどーです?

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  2 года назад +1

      ノボパンもいいですよ!ただ最近は品薄です。

  • @user-jx8gr7rt6b
    @user-jx8gr7rt6b 2 года назад +1

    防音には何がいいのでしょうか?

    • @morishitaathome
      @morishitaathome  2 года назад +2

      モイスとか”あんしん”とかタイガーEXボードは重い素材なので音抜けは軽減されると思います。あとは断熱材をセルロースファイバーにするとさらに音抜けへいりますね。

    • @noband_width6633
      @noband_width6633 2 года назад +1

      防音なら無機面材が良さげですよね。
      ウナギ犬さま
      吸音でなく、遮音(音を跳ね返す)で良ければ、大建工業から遮音パネルというものも販売されています。
      (自分自身、一時期防音室というかオーディオルームを作る夢がありましたが、昨今のウッドショックにより志半ばで諦めました。)
      あとは、断熱材に繊維系を選択するという手があり、特に高密度なものを選択されると、吸音効果が期待できます。
      セルロースファイバーが55kで、吸音性に優れますがグラスウールも密度に応じて吸音性が上がります。旭ファイバーグラスが16k、32k、48kで比較しておりますが、吸音は32kでほぼ頭打ちになっていました。
      とにかく防音でよければ、高密度な金属、石。振動をそのまま跳ね返し遮音します。
      オーディオルームや楽器演奏の場合は表面材も大切で適度に音を吸う(吸いすぎると音が死ぬ)方が良い気はします。