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【訂正】11:39 「パピルスは裏側が透けて見える~」とか言っちゃいましたが、実際に書いてみると全然透けませんでした。むしろひつじ皮の羊皮紙よりも透けないレベル。適当なこと言ってごめんちゃい。
…パピルスの名を勝手に使ったまがい物か他の品だったのでしょうか? それも研究資料として興味の対象になりますね。
エジプトで現物見た感じそんな薄いようには見えなかったですね。まあ現代の製品なんで考古学的にはわからないですが
チャップリンは映画の中で革靴を煮て食べたけど、羊皮紙も食べられるか挑戦してみてください
以前羊皮紙の解説をリクエストした者です。本当に解説いただけて嬉しいです、ありがとうございます!パピルス紙や羊皮紙が自分の想像していたものと全く異なっていて驚きました!
これはこれは💰✨ご支援ありがとうございます!元々は「紙の歴史」をやろうと思ってたのですが、あまりに壮大すぎたのでとりあえず羊皮紙だけ取り上げた感じです。まえにどなたかリクエストくれてたしなー、というのが頭の中に残っていましたので。この度はどうもどうも🙏
この流れに便乗 筆記具とかもオナシャス!
羊皮紙ってもっと分厚いものだと思ってたわ。透けて見えるほど薄いことにビックリ。
高校の卒業証書が和紙で、卒業当時から良い意味ででかした!と思ってたけど、歳を重ねる毎にそれを決めた教師陣の思いみたいなものを考えずにはいられなくなってます😅工房が何処だったかまでは覚えてませんが、何処産でも良いではなく“地元の工房”に証書用に使うことを前提に発注を掛けたって取り組み、唯一保管には気を遣わなければならないってデメリットがあるかも知れませんが、誇りを大切にってことを卒業証書って“紙一枚”で最後の授業としたのかなぁとか、紙の話題があると勝手に妄想してしまいますw
粘土板、蝋版、竹簡、布、そして羊皮紙・・・人類が今の紙に辿り着くまでの歴史は長いですね📜「必要」から「こだわり・伝統」になってゆくプロセス、楽しかったです📕(私は「ベリー公のいとも豪華なる祈祷書」が好きです)
紙の違いが筆記具を選び、文字の形を決め、民族の美意識にまで影響を及ぼすってのは凄い話だなあ。
わかる
私の母校の中高はアメリカ系ミッションスクールで、中学入学当初にペンマンシップ用の4線紙と羽ペンに近いGペンを使い、20世紀アメリカ式のペンマンシップを徹底的に仕込んでいました。Gペンのペン先には2本の切れ目があり、弾力があるので、筆記体のアルファベットの特有の曲線がきれいに出ます。一定の筆圧でリズミカルに円を描くように、美しい字体がすらすら書けるようになるまで徹底的に練習させられました。日本人が日本語の文字を書く際には、仮名も、漢字も、一度は毛筆で書いてみないと、留め、払いなどの感覚が分からないのと同じです。-このアルファベットの字体、時代と地域によって書式に違いがあり、年代判定鑑定の一つの手段にもなります。私は専門の資料研究の関係で、18世紀ドイツ、19世紀初頭のウィーンのドイツ文字の筆記体のお手本を入手し、資料研究の際には、その手本を観ながら筆跡鑑定していました。同じアルファベットでも、ラテン文字とドイツ文字は、ドイツ語圏では活字体でも筆記体でもきちんと使い分けられているのも凄いところです。
@@erikasono565長ったらしく説明する必要無し。日本語勉強しよう
@@ptgj224この程度も読めないとか日本語勉強したら?
一番頻繁に行うことが常識を変えるね
マリーさんのマストアイテムは頭につけたマスト
あたマスト
おヘアー探しマスト
ゴシック体って羊皮紙文化だったからこそ生まれた書体だったんだそしてゴシック体の語源を調べたらまた色々と面白い話が出てきた
「ベリー公のいとも豪華なる祈祷書」のような「鮮明な青」を遺し得たのも、羊皮紙ならではだったんだ💦紙だとああはいかなかったでしょうねぇ・・・。
羊皮紙である必要がなくてもこだわるところは日本での印鑑信仰にも似ていて興味深いですね。
まあなんかかっこいいしね、羊皮紙
@@tommyu7988確かに
印鑑は伝統だからね。しょうがないね
インターネッツの「同意します」の物理的やり方だから仕方ない。いっつも「お前にこちらの情報を渡したくはないがお前のWi-Fiは欲しいんだよ」って無茶な道理を抱いてるw
むかし自作の道具と見様見真似で羊皮紙作ったことあります!本が縦長なのは獣の皮が左右四肢方向より頭~尾方向の方が長かったため、という説が好きです
自作とはすごい
以前、古代ギリシャ研究家の藤村シシン先生が「当時の巻物を作りたい」とパピルスを使い、それを後日展示してらっしゃいましたが、現代の空調の中で数日広げておかれただけでもパリパリになって、このまま巻いたら破れそうとおっしゃっていましたパピルスにしろ羊皮紙にしろ、現代の紙になるまでに大変な紆余曲折があったのですね…いつも面白い解説をありがとうございます!
中世、羊皮紙に通信文を書いて送り、受け取って読んだら削って消して返信文を書いて送り返すなんて事をやって何往復もしたというのでそこそこ厚かったんでしょうね。紙に取って代わられ書籍が広く普及した代わり、当時の酸性紙が後年ひどく劣化して膨大な書物が読めなくなってしまったのは皮肉の一言…。
紙、印刷技術と聞くとやはり『本好きの下克上』が思い浮かびますな。次は印刷技術について聞きたいものです。やる気になれば直ぐ本に出来て、販売も出来る(つまり同人誌即売会)現代ってすごいですよね・・・
本好きの下克上、紙を作るところからなろう作品とは思えんレベルで悪戦苦闘してて面白かった
羊皮紙が羊だけじゃないことは知識としてありましたが、実物を並べて見られたのは貴重でした。(画面越しですが)やはり実物を見るというのは、知るという以上に大切ですね。どういう感じなのかの感想もあり、大変参考になりました。ありがとうございます。
本好きの下剋上にハマりまくってる自分にタイムリーな題材
今回の動画は非常に勉強になりました!!羽ペンで書く時に斜めの机を使う理由や証書に改竄しにくい皮革が使われる点など更には中世の高位聖職者の権威などとてもよくわかりました😄
こんだけ人力を必要としていた知識の保存や伝播を根本的に変えた印刷って改めてエグい発明だよな
中近世ヨーロッパの解像度を上げてくれるこのチャンネルすきネタ切れになりそうなのに毎度毎度面白いテーマ持ってくるのすき
うちの会社ではテレワークが浸透してい行ったことで紙媒体が一気に使われなくなりました。でも紙がなくなるのは寂しい気もします。。羊皮紙も残っているので、紙も簡単にはなくならないのでしょうね。
知識の伝播に欠かせない本ってやっぱ凄いな
だから古代から戦争で図書館が焼かれ本を失うのは貴重な資料を失う凄い損失だった。
紙が高価な中世欧州では書物といえば聖書などの聖典や古典に限られたが、紙が比較的豊富な日本では、今昔物語の「蕪を愛した男の話」みたいに・・・・な話でも書物として流通できた・・・・
想像以上に奥が深かった。
羊皮紙って皮皮してるのかと思ってた!柔らかくて扱いにくそうなイメージでした。しかも今もまだ手に入れることができるなんて!!!
植物紙の完全下位互換で不便なだけのものだと思っていました。まさか歴史の証人として優れるとは。歴史好きとして大いに見直しました。
巻末脚注だらけの岩波文庫に頷き過ぎた!!😂
良質な粘土が多いメソポタミアでは粘土板に納得。
日本だと紙を障子・提灯・行灯のように住環境に使ったり、団扇・扇子のように道具にしたり、折り紙で遊んだりと、文字を書く以外にも色々使っていたけど、羊皮紙って書くだけだと思っていましたが、製法を聞いて、いろいろな革製品のひとつと気づかされました。
乾燥しているヨーロッパだからっていうのも文献残存してる要素だ
斬新な目線でとても面白かった! 「紙」の違いによって、文字や装飾の文化が違ってくるっていう視点には驚いた。これは身近なテーマだけどすごく文化にふれていい動画だと思った!今年一番の出来だと思う
戦前の本の紙は酸性紙だったからボロボロになってて触るのも大変とかもあったけど、羊皮紙の丈夫さすごいのね
いや素晴らしかった❗️ヒストリカさんは僕が知りたくても知れない貴重な話をとてもわかりやすく解説してくれる。今後も応援します✨
今回のは本当に面白かったです。ちょっと手に入れたくなった。
もひとつググった話。以前からときどき楽器屋で触ってタンバリンとか小型の打楽器の皮が「薄いなー&紙っぽい感触だなー」って思ってたけど、ググったらあれも羊皮「紙」らしく。なるほどね…
ルターの「我々が従うべきは聖書のみ」という言葉も、紙と印刷の普及で聖書そのものが手に入るようになったという事情もあったと考えると捉え方がちょっと変わってくるな
普段何気なく使っているものに、素晴らしい視点で新しい気付きをくれる、素晴らしい動画!
「文字」「紙」「印刷」は先人から現代人への贈り物なんだなもっと読書をしようと思いました
20:10 余白は大事だよ! 余白が狭すぎたばかりに数学定理のまことに驚くべき証明が書けなくなっちゃうことだってあるかもしれないからね!
なんかアマチュア数学者がなんか有名な難問を解いちゃったのが余白に書いてあったとかなんとかいう話でしたっけ?(全部うろ覚え
フェルマー?
@@mond_historica 「フェルマーの最終定理」の逸話です。彼の本業は議員・裁判官だったらしいので、アマチュアといえばアマチュアですねw
技術が歴史を変えていく。ラリー・ニーヴンの未来SFに、そんなテーマの作品があったけど、今回は歴史の中にその実例を見ることができて、とても勉強になりました。
紙については、古代中国でもやっぱりそこそこ高級品です。生産が安定するようになるのは明代ですね。古代中国でメジャーに使われたのは短冊状の竹片や木片を繋げた竹簡や木簡で、ぐるぐる巻いて保管したことから単位を「巻」と呼びます。
古代でも紙よりも竹簡の方が高級品でした。紙ではなく竹簡が公文書で使われたのは、そちらの方が保存性などの信頼性があったからです。特に古代の紙は色も悪く貧相なので、公文書では高級な竹簡が好まれたということです。紙が竹簡よりも高かったから多用できなかった、というわけではなさそうです。
@@mond_historica 紙が竹簡よりも高かったから多用できなかったというよりは、安定生産ができなかったから多用できなかったとするべきですね。竹木簡は生産が容易で削れば再利用が可能なため、使い捨ての雑票などにも使われています。これは日本でもそうですね。(もちろん、公文書で使用される物など、高価な材を使用する木竹簡もあったとは思います)実際に、それなりに生産できるようになった西晋の頃には公文書に竹木簡を廃止し紙を使用するようになりましたし、富裕層の間で写本が盛んになり、流通量の限られていた紙が品薄になり、価格が高騰する事例などもあります。また、北宋あたりになっても反古紙ですらそれなりの値段で売れるため、職場で出た反古紙を売って横領で捕まった役人もいます。これらのことを考えると、紙は古来より最高級ではないにしても、それなりの高級品であり、決して安価なものではないですね。
とても興味深い話の連続でした~。
1枚数千円の皮紙を数種類購入したup主の探究心に敬礼(`・ω・´)ゞ
雁皮紙を雁の皮から作ってるって思ってる人たまにいるけどあれは雁皮って植物から作った和紙なんだよなぁ。マリーちゃんが、書いた結婚誓約書も羊皮紙と、羽根ペンでは。
今回のテーマには感銘を受けました。実によく調べましたね。
マリーちゃんはいつもかわいいなあ
羊皮紙ではないけれど、現代日本でも超重要書類・契約書なんかはケバだった奥まで染み込みやすい和紙を使うってことがあるみたい。以前勤めてた印刷会社で、超大企業同士の契約書を作成したことがあるんだけど、わざわざそういう和紙を指定されて作成させられました。30年くらい前の話だけど...今では電子認証に変わってるかもしれないけど。それにしてもコデックス式の「本」が羊皮紙の使用に由来すると言うのは目から鱗で膝を叩きました!
紙から歴史を紐解くなんて、とても面白かったです!
娘が読んでいる「本好きの下克上」というラノベにパピルスに関する小蘊蓄があって、面白かったです。書類は行政及び家産官僚制では必須ですが、英国では中世の羊皮紙を含めて行政文書が完璧な形で保管され、その保存にはかなりの予算が組まれているそうです。まあ、後代への最優先遺産と考えれば当然ですが、ちょっと前にこの国は歴史的資料ともなり得るその文書をオンタイムで偽造したわけですから、もう泣けてきますね。
家産官僚制好き(関東大震災の件に関しては賠償云々言ってくるから多少はね・・・)
法律を羊皮紙から紙に変えなかったのは現代で言う紙の本と電子書籍みたいなもんかな。多分未来の人から「これだけデジタルが普及してるのに紙の手触りや雰囲気、匂いが好きとか飾って楽しむとか何それ。なんて非合理的な時代なんだろう」とか言われそう。いやいや、人間の行動原理とは気持ちだから。
羊皮紙だと薄い本が厚くなるね(物理的に)
かたや現代のデジタル文書は数十年しか持たなかったり読むための媒体が変化しまくって再生できないとかね。
自分は多分、学校でもらうプリントがガリ版刷りのわら半紙だった最後の世代だと思うのですが、鉛筆に繊維が引っかかったり、消しゴムをかけると破けたりするような質のあの紙ですら、自分で一から作ってみなさいと言われたらちょっと自信がないので、大量生産で知識の一般化をしてくれたご先祖様たち、ありがとう!という気持ちになりましたwそれにしても、お菓子を焼くときに使っているパーチメントペーパー(ベーキングシート)の「パーチメント」が「羊皮紙」って意味だったとは驚きでした!昔の箱入りの本とかに使われているのも、そのせいなのかなあ…?あと、お山のような形の校正記号は「キャレット(caret)」というらしいです✏
わたしもガリ版刷りの世代です😊。英語だとパーチメントっていうんですね。スペイン語だとペルガミーノというのですが、動画でペルガモンの地名を聞いて納得!😊
他のテーマでも「どうしてこうまでキリスト教世界では知識のアップデートがなされなかったの」って思うことはあるけど羊皮紙の生産性の悪さも背景にあるのかも
やっぱこの二人は和む
今までの動画も興味深い物が多かったけど、今回のは特段に興味深く且つ面白かった。興味のある知らない知識を得るってのは、とても楽しいのに、なんで普通の勉強は楽しいと思えんのかねえ・・・
羊皮紙って、厚くて皮そのもののようなものを想像していましたが、現代の紙に近いものだったのですね。離宮にも行ってチェックせねば。
ボカロの「リグレットメッセージ」の歌詞「願いを書いた羊皮紙を小瓶に入れて」でその名を初めて知りました。羊の皮に文字書くの…?とものすごく疑問に思った中学生の頃。
また本好きの下剋上というアニメ見たくなった。
2年前に牛の皮で皮紙作ったけど、バチくそ大変だったゾ…
東洋発祥の真っ白い紙に西洋発祥のペン型筆記具を使う現代の不思議さや利便性(しかもどっちもダイソーで買える)なんてまったく考えたことありませんでしたけど、歴史を見ればそのありがたみも少しは感じられますね……
洋書にハードカバーが多いのはそういう経緯なんだね羊皮紙って普通の紙みたいに破けるのかが気になる
破ろうとしてもぜんぜん破れません。めちゃくちゃ丈夫です。
「スエード=裏革」 ←いちばんビックリした!納得ですw 😀
「巻末脚注だらけの岩波文庫」が分かってしまうw
中世写本の「文字書いてる部分が中央に凝縮されてて、外側ガラ空き」な構造、特に気にしてなかったけど言われてみれば確かに、一発書きならではのリカバリー用の保険かぁで、余白ばっかりだと本が安っぽく見えるので、後からそこに模様とか挿絵を入れ込む…という流れでしたか。装飾華美にも理由があったんですね
もうひとつ触れていない要因が考えられまして当時、本の制作は書写→装飾絵→製本→装丁と全て別業者による分業でした。依頼主はまず羊皮紙の束に文章を写してもらったものを受け取り、次に絵師に持っていって装飾絵を描いてもらい、次に製本屋に渡す…という具合です。そこで、書写する人は別の業者が周りに絵を描く前提で余白を多めに空けておく…だけど、依頼主は装飾は不要と考えるか、もしくは予算的に絵を諦めてそのまま製本に回す…という流れもあったものと思います。そういうわけで、本来絵を描くように空けていたスペースが、やたら大きい余白となって残った📕もあったのだろうと思われます。
@@mond_historica 追加の解説&考察ありがとうございます写本の余白 で、「薔薇の名前」(86' 仏.伊.独)という映画を思い出しました。(ご存知でしょうか?)中世の修道院で起きた事件を、ショーン・コネリーが演じる修道士が追っていく という感じの超名作なんですが修道院内の写字室(写本所)、そこで作業する挿絵担当の修道士などが内容に絡んでくるので今回の動画内にある写本のくだりは、脳内イメージがそっち寄りで視聴してました😅
「紙の歴史」ってほんとに面白いですよね。なのに教科書では「蔡倫」と「グーテンベルグ」の二語しか出てこないんだよな〜。実に残念!
日本でも権威ある書状は巻き紙にする(折り目をつけない)のがいまだに続いていますね。国会で読み上げる詔勅や身近なところでは卒業証書も巻き紙の形式です。羊皮紙が無い分、こう言うところに古式を求めるようです。
とても興味深く観させてもらいました。昔、小学生の時に図鑑で、ベリー公の祈祷書の絵を見て美しい絵に魅了され、その後、前川久美子さん著の「中性パリの装飾写本」という本を読んで、「羊皮紙」とその歴史はとても惹かれる内容だったので、沢山知れて嬉しいです。改めて本を読みなおして更に、テンプル騎士団の本もチラッと読み返し、キリスト教と、更に激動のフランスに思いをはせています。後、羊の皮の裏側のエピソードが感心されられました。実用面は本当に奥が深いです。
昔ファンタジー小説読んでた時の友人との会話友人「羊皮紙って羊の皮とかやろ?書けるの?」ワイ「書けるに決まってんだろ」友人「なんで?」ワイ「手のひら(皮)にメモった事があるやろ」友人「…………なるへそ」まぁ誰もが思うよな「動物の皮に文字なんて書けるの?」って自分達も誰もがやったことある筈なのに紙が便利すぎるからイメージし難いんだろうな
とても面白かったですありがとうファンタジー作品を見る時にちょっぴり楽しみが増えそうですね
以前、稀覯本を扱う書店に勤務していたことがあります。本をめくると独自の匂いと、紙には無い湿気がありました。一番素晴らしいと思ったのは、ケルムスコットプレスの本です。紙の本でも高価なので羊皮紙の物は触らせてもらえませんでしたね。一度しか見たとありませんでしたけど。珍品では1930年代のもので、南米の某国の政治家数名がヒットラーに忠誠を誓った血判状が記憶に残っています。ごわごわの羊皮紙が使われていました。
羊皮紙の大学卒業証書とか、今の価値観でも「めちゃかっけぇ!」って感じだものなぁ。羊皮紙の聖書とか神々しさを感じるの分からないでもない。
江戸時代でも大名屋敷で火事が起きた場合優先に運び出したのは本や書類関係で紙が広まった江戸時代でも本は貴重だったから中世ヨーロッパでの羊皮紙で作られた本は本当に財産だった。
今回もめちゃめちゃおもしろかったです!実際の羊皮紙を用意するのがさすがヒストリカさんって思いました。ぜひガチョウの羽で書く動画もまってます。動画でも他の地域の羊皮紙の話もチラっとでましたが、気になるのが日本ではいつごろ知られるようになってどういう経緯をたどったのかってことです。まず「羊皮紙」という日本語が、羊だけでもないし紙でもないのに「羊皮紙」になったのが気になります。きっと偏った情報だけでそうなってしまったんだろうなとおもいます。これは自分で調べてみようかなと思います。本も買ってみよう。こういった好奇心をもつきっかけになる動画をつくってくださるのは本当にありがたいです。
支倉常長がヨーロッパに派遣された時、紙で鼻を噛んでいたら驚かれたと読んだことがあります。それくらいヨーロッパでは紙が貴重品だったのですね。
この動画を見るまで、羊皮紙って市販のなめし皮のような厚手だと思ってましたが、実際は紙みたいに薄いのですね。てっきり漫画で出てくるおふれ書きのシーンは、普通の紙と羊皮紙を混合していると思ってました
16:28 機能的理由があって傾いていたのね。
ベラムといえば、厚口の高級トレーシングペーパーもベラム紙と言うよ。ちょっと前の自動車デザイナーが好んで使っていたよ。
初めて羊皮紙の存在を知ったのが任天堂64のどうぶつの森だったけど親に聞いても「ようひし」が何か分からなかった思い出
大変興味深く拝見させていただきました。
これはこれはありがとうございます🥺🙏💰✨
高校生時代にTRPGのサークルに参加させて貰っていた時に、色々な場面で登場していました。羊皮紙と言うだけで雰囲気が出て盛り上がるんですよね。
とてもわかりやすくて面白かったです👍中国や朝鮮半島、日本は毛筆の文化なので薄い紙が普及したと考えられるかも。羊皮紙の書き間違えの部分は人間らしさを感じますね。粘土板は間違っても、柔らかいうちなら訂正しやすそうw
マリーアントワネットは自分の母親と文通をしてるマリーアントワネットも羊皮紙とかを使っていた🤔リーグレッドメッセージに羊皮紙が出て来たのを思い出した😢
羊皮紙と聞くと狼と香辛料を思い出します。インクを早く乾かす為に砂を使う、契約書の文字を削ったり伸ばしたりしての改竄など、紙文化の自分たちではちょっと考え付かない表現が今回jの解説でよく理解できました。
ズズメバチの巣作りから紙の製法を閃いた話。紙の製法に早くに気がついていれば、歴史はどうなっていたか分からないね。木材から繊維を得るのはある程度の工業近代化が必要な気がするけれど、稲藁や麦藁から繊維を取り出して『藁半紙』が羊皮紙に変わってたかもしれないとか考えると。
巻物から冊子に変遷したと言うけれど、現代はまた巻物文化に逆行しているのは興味深い。pdfやofficeのファイルなんて実際は巻物そのままで、スクロールがめんどくさい。
知識を記録して伝えることは重要だよね。羊皮紙に限らずだけど、記録媒体に残して周囲に広める、後世に伝えることで人類は発展してきた。折角技術を考案しても、記録に残して伝えることをしないと失われてしまう。古代にあった製法でも秘密にしていたことで失われて、現代では考察することしか出来ないものがいくつもある。
羊皮紙のトイレットペーパー気になる
ちょっと羊皮紙が素敵なものに思えてきました。
本好きの下克上に出てくるあれですね。楽しみにしてますす。
羊皮紙と言うとハリー・ポッターを連想してしまう。「レポート羊皮紙一巻き」みたいな
そうかー、今のハードカバーの本って羊皮紙の本から来てるのか。今の本も濡れるとシワシワに…(T_T)
羊皮紙および、いろいろな紙の歴史、とても興味深かったです😚👍私の学生時代なので30年近く前の話ですが、アメリカではヴェラムという少し厚手のトレーシングペーパーのような紙を売ってまして、製図の時に使われていました。(ブループリントにする元の図をそれに描いたり)ロールで買って適当な長さに切って使いましたが、、、、今はCADで描いてプリントすればいいので、もう手で描く技術も、その関連の紙や道具類も廃れちゃったかもですけど。😅
西洋が文字を刻むのに対して東洋では文字を載せる感じなのですね。
昔、特別に博物館の羊皮紙をさわらせてもらった時に、本当に紙みたいでびっくりしました。もっとごっついと思ってました。海外のyoutubeで羊皮紙の作り方紹介しているところあるよね。😊わたしはトルコの伝統的なやり方が好きだったなあ😊。
羊皮紙に比べて紙は材料というか作り方というか、が色々あって、いわゆる和紙のようにすげー長持ちするものから酸性紙みたいにすぐダメになるものまであるから、後者しか知らないと髪じゃなくて紙なんて長持ちしないよね、になりがち、なのか?
フェルマーも羊皮紙の本ならば余白が足りたかもしれない?
中世のヨーロッパで聖職者が重用されたのかがよく判る背景の様な気がしました中国・日本に比べて文字にかかわる人が少なく記録を残すことも困難となるので「文字を書く」=残すという意味も変わってくるのかもしれませんね。
中国には紙を豊富に作ることが出来たからこそ表意文字で歴史を書き残す事を目的に漢字が発展した。ヨーロッパは文字を書く機会が少なく表音文字が発達したと考えるのは飛躍しすぎかな?
中国は紙がない時代から歴史を書き残すのが大好きな地域だったよ
非常にためになる動画でした。こうしたマテリアルから歴史を紐解くという視点には非常に学ぶことが大きいと思います。人間の歴史は住む土地ごとに得られる物質的な制約が大きいと思いますし、それは文化的な背景を醸成するものでもあるのでしょうところで、マリーちゃんが「セキュリティーには代えられない」と言っていますが、これは安全と証券のダブルミーニングですね?
ありがとうございます🙏💰セキュリティーという言葉にとくに深い意味を込めたわけではありません…単に改竄されないといった意味です。
いつも興味深い動画ありがとうございます。
なんと、ご支援どうもありがとうございます🙏💴💰✨
ゲームの世界、ドラクエでは羊皮紙が主流らしいですね。ドラクエ4のトルネコが届ける二通の手紙、ドラクエ3の短編では、バラモスもゾーマも羊皮紙で命令書や伝書を書いてました。
【訂正】11:39 「パピルスは裏側が透けて見える~」とか言っちゃいましたが、実際に書いてみると全然透けませんでした。むしろひつじ皮の羊皮紙よりも透けないレベル。
適当なこと言ってごめんちゃい。
…パピルスの名を勝手に使ったまがい物か他の品だったのでしょうか? それも研究資料として興味の対象になりますね。
エジプトで現物見た感じそんな薄いようには見えなかったですね。まあ現代の製品なんで考古学的にはわからないですが
チャップリンは映画の中で革靴を煮て食べたけど、羊皮紙も食べられるか挑戦してみてください
以前羊皮紙の解説をリクエストした者です。本当に解説いただけて嬉しいです、ありがとうございます!
パピルス紙や羊皮紙が自分の想像していたものと全く異なっていて驚きました!
これはこれは💰✨ご支援ありがとうございます!
元々は「紙の歴史」をやろうと思ってたのですが、あまりに壮大すぎたのでとりあえず羊皮紙だけ取り上げた感じです。まえにどなたかリクエストくれてたしなー、というのが頭の中に残っていましたので。この度はどうもどうも🙏
この流れに便乗 筆記具とかもオナシャス!
羊皮紙ってもっと分厚いものだと思ってたわ。
透けて見えるほど薄いことにビックリ。
高校の卒業証書が和紙で、卒業当時から良い意味ででかした!と思ってたけど、歳を重ねる毎にそれを決めた教師陣の思いみたいなものを考えずにはいられなくなってます😅
工房が何処だったかまでは覚えてませんが、何処産でも良いではなく“地元の工房”に証書用に使うことを前提に発注を掛けたって取り組み、唯一保管には気を遣わなければならないってデメリットがあるかも知れませんが、誇りを大切にってことを卒業証書って“紙一枚”で最後の授業としたのかなぁとか、紙の話題があると勝手に妄想してしまいますw
粘土板、蝋版、竹簡、布、そして羊皮紙・・・人類が今の紙に辿り着くまでの歴史は長いですね📜
「必要」から「こだわり・伝統」になってゆくプロセス、楽しかったです📕
(私は「ベリー公のいとも豪華なる祈祷書」が好きです)
紙の違いが筆記具を選び、文字の形を決め、民族の美意識にまで影響を及ぼすってのは凄い話だなあ。
わかる
私の母校の中高はアメリカ系ミッションスクールで、中学入学当初にペンマンシップ用の4線紙と羽ペンに近いGペンを使い、20世紀アメリカ式のペンマンシップを徹底的に仕込んでいました。
Gペンのペン先には2本の切れ目があり、弾力があるので、筆記体のアルファベットの特有の曲線がきれいに出ます。
一定の筆圧でリズミカルに円を描くように、美しい字体がすらすら書けるようになるまで徹底的に練習させられました。
日本人が日本語の文字を書く際には、仮名も、漢字も、一度は毛筆で書いてみないと、留め、払いなどの感覚が分からないのと同じです。
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このアルファベットの字体、時代と地域によって書式に違いがあり、年代判定鑑定の一つの手段にもなります。
私は専門の資料研究の関係で、18世紀ドイツ、19世紀初頭のウィーンのドイツ文字の筆記体のお手本を入手し、資料研究の際には、その手本を観ながら筆跡鑑定していました。
同じアルファベットでも、ラテン文字とドイツ文字は、ドイツ語圏では活字体でも筆記体でもきちんと使い分けられているのも凄いところです。
@@erikasono565長ったらしく説明する必要無し。日本語勉強しよう
@@ptgj224この程度も読めないとか日本語勉強したら?
一番頻繁に行うことが常識を変えるね
マリーさんのマストアイテムは頭につけたマスト
あたマスト
おヘアー探しマスト
ゴシック体って羊皮紙文化だったからこそ生まれた書体だったんだ
そしてゴシック体の語源を調べたらまた色々と面白い話が出てきた
「ベリー公のいとも豪華なる祈祷書」のような「鮮明な青」を遺し得たのも、羊皮紙ならではだったんだ💦
紙だとああはいかなかったでしょうねぇ・・・。
羊皮紙である必要がなくてもこだわるところは日本での印鑑信仰にも似ていて興味深いですね。
まあなんかかっこいいしね、羊皮紙
@@tommyu7988確かに
印鑑は伝統だからね。しょうがないね
インターネッツの「同意します」の物理的やり方だから仕方ない。いっつも「お前にこちらの情報を渡したくはないがお前のWi-Fiは欲しいんだよ」って無茶な道理を抱いてるw
むかし自作の道具と見様見真似で羊皮紙作ったことあります!
本が縦長なのは獣の皮が左右四肢方向より頭~尾方向の方が長かったため、という説が好きです
自作とはすごい
以前、古代ギリシャ研究家の藤村シシン先生が「当時の巻物を作りたい」とパピルスを使い、それを後日展示してらっしゃいましたが、現代の空調の中で数日広げておかれただけでもパリパリになって、このまま巻いたら破れそうとおっしゃっていました
パピルスにしろ羊皮紙にしろ、現代の紙になるまでに大変な紆余曲折があったのですね…
いつも面白い解説をありがとうございます!
中世、羊皮紙に通信文を書いて送り、受け取って読んだら削って消して返信文を書いて送り返すなんて事をやって何往復もしたというのでそこそこ厚かったんでしょうね。紙に取って代わられ書籍が広く普及した代わり、当時の酸性紙が後年ひどく劣化して膨大な書物が読めなくなってしまったのは皮肉の一言…。
紙、印刷技術と聞くとやはり『本好きの下克上』が思い浮かびますな。次は印刷技術について聞きたいものです。
やる気になれば直ぐ本に出来て、販売も出来る(つまり同人誌即売会)現代ってすごいですよね・・・
本好きの下克上、紙を作るところからなろう作品とは思えんレベルで悪戦苦闘してて面白かった
羊皮紙が羊だけじゃないことは知識としてありましたが、
実物を並べて見られたのは貴重でした。
(画面越しですが)やはり実物を見るというのは、知るという以上に大切ですね。
どういう感じなのかの感想もあり、大変参考になりました。
ありがとうございます。
本好きの下剋上にハマりまくってる自分にタイムリーな題材
今回の動画は非常に勉強になりました!!
羽ペンで書く時に斜めの机を使う理由や証書に改竄しにくい皮革が使われる点など
更には中世の高位聖職者の権威などとてもよくわかりました😄
こんだけ人力を必要としていた知識の保存や伝播を根本的に変えた印刷って改めてエグい発明だよな
中近世ヨーロッパの解像度を上げてくれるこのチャンネルすき
ネタ切れになりそうなのに毎度毎度面白いテーマ持ってくるのすき
うちの会社ではテレワークが浸透してい行ったことで紙媒体が一気に使われなくなりました。でも紙がなくなるのは寂しい気もします。。羊皮紙も残っているので、紙も簡単にはなくならないのでしょうね。
知識の伝播に欠かせない本ってやっぱ凄いな
だから古代から戦争で図書館が焼かれ本を失うのは貴重な資料を失う凄い損失だった。
紙が高価な中世欧州では書物といえば聖書などの聖典や古典に限られたが、紙が比較的豊富な日本では、今昔物語の「蕪を愛した男の話」みたいに・・・・な話でも書物として流通できた・・・・
想像以上に奥が深かった。
羊皮紙って皮皮してるのかと思ってた!柔らかくて扱いにくそうなイメージでした。しかも今もまだ手に入れることができるなんて!!!
植物紙の完全下位互換で不便なだけのものだと思っていました。
まさか歴史の証人として優れるとは。歴史好きとして大いに見直しました。
巻末脚注だらけの岩波文庫に頷き過ぎた!!😂
良質な粘土が多いメソポタミアでは粘土板に納得。
日本だと紙を障子・提灯・行灯のように住環境に使ったり、団扇・扇子のように道具にしたり、折り紙で遊んだりと、文字を書く以外にも色々使っていたけど、羊皮紙って書くだけだと思っていましたが、製法を聞いて、いろいろな革製品のひとつと気づかされました。
乾燥しているヨーロッパだからっていうのも文献残存してる要素だ
斬新な目線でとても面白かった! 「紙」の違いによって、文字や装飾の文化が違ってくるっていう視点には驚いた。これは身近なテーマだけどすごく文化にふれていい動画だと思った!今年一番の出来だと思う
戦前の本の紙は酸性紙だったからボロボロになってて触るのも大変とかもあったけど、羊皮紙の丈夫さすごいのね
いや素晴らしかった❗️ヒストリカさんは僕が知りたくても知れない貴重な話をとてもわかりやすく解説してくれる。今後も応援します✨
今回のは本当に面白かったです。ちょっと手に入れたくなった。
もひとつググった話。以前からときどき楽器屋で触ってタンバリンとか小型の打楽器の皮が「薄いなー&紙っぽい感触だなー」って思ってたけど、ググったらあれも羊皮「紙」らしく。なるほどね…
ルターの「我々が従うべきは聖書のみ」という言葉も、紙と印刷の普及で聖書そのものが手に入るようになったという事情もあったと考えると捉え方がちょっと変わってくるな
普段何気なく使っているものに、素晴らしい視点で新しい気付きをくれる、素晴らしい動画!
「文字」「紙」「印刷」は先人から現代人への贈り物なんだな
もっと読書をしようと思いました
20:10 余白は大事だよ! 余白が狭すぎたばかりに数学定理のまことに驚くべき証明が書けなくなっちゃうことだってあるかもしれないからね!
なんかアマチュア数学者がなんか有名な難問を解いちゃったのが余白に書いてあったとかなんとかいう話でしたっけ?(全部うろ覚え
フェルマー?
@@mond_historica 「フェルマーの最終定理」の逸話です。彼の本業は議員・裁判官だったらしいので、アマチュアといえばアマチュアですねw
技術が歴史を変えていく。
ラリー・ニーヴンの未来SFに、そんなテーマの作品があったけど、今回は歴史の中にその実例を見ることができて、とても勉強になりました。
紙については、古代中国でもやっぱりそこそこ高級品です。生産が安定するようになるのは明代ですね。
古代中国でメジャーに使われたのは短冊状の竹片や木片を繋げた竹簡や木簡で、ぐるぐる巻いて保管したことから単位を「巻」と呼びます。
古代でも紙よりも竹簡の方が高級品でした。紙ではなく竹簡が公文書で使われたのは、そちらの方が保存性などの信頼性があったからです。特に古代の紙は色も悪く貧相なので、公文書では高級な竹簡が好まれたということです。
紙が竹簡よりも高かったから多用できなかった、というわけではなさそうです。
@@mond_historica 紙が竹簡よりも高かったから多用できなかったというよりは、安定生産ができなかったから多用できなかったとするべきですね。竹木簡は生産が容易で削れば再利用が可能なため、使い捨ての雑票などにも使われています。これは日本でもそうですね。(もちろん、公文書で使用される物など、高価な材を使用する木竹簡もあったとは思います)
実際に、それなりに生産できるようになった西晋の頃には公文書に竹木簡を廃止し紙を使用するようになりましたし、富裕層の間で写本が盛んになり、流通量の限られていた紙が品薄になり、価格が高騰する事例などもあります。また、北宋あたりになっても反古紙ですらそれなりの値段で売れるため、職場で出た反古紙を売って横領で捕まった役人もいます。
これらのことを考えると、紙は古来より最高級ではないにしても、それなりの高級品であり、決して安価なものではないですね。
とても興味深い話の連続でした~。
1枚数千円の皮紙を数種類購入したup主の探究心に敬礼(`・ω・´)ゞ
雁皮紙を雁の皮から作ってるって思ってる人たまにいるけどあれは雁皮って植物から作った和紙なんだよなぁ。マリーちゃんが、書いた結婚誓約書も羊皮紙と、羽根ペンでは。
今回のテーマには感銘を受けました。
実によく調べましたね。
マリーちゃんはいつもかわいいなあ
羊皮紙ではないけれど、現代日本でも超重要書類・契約書なんかはケバだった奥まで染み込みやすい和紙を使うってことがあるみたい。以前勤めてた印刷会社で、超大企業同士の契約書を作成したことがあるんだけど、わざわざそういう和紙を指定されて作成させられました。30年くらい前の話だけど...今では電子認証に変わってるかもしれないけど。
それにしてもコデックス式の「本」が羊皮紙の使用に由来すると言うのは目から鱗で膝を叩きました!
紙から歴史を紐解くなんて、とても面白かったです!
娘が読んでいる「本好きの下克上」というラノベにパピルスに関する小蘊蓄があって、面白かったです。
書類は行政及び家産官僚制では必須ですが、英国では中世の羊皮紙を含めて行政文書が完璧な形で保管され、その保存にはかなりの予算が組まれているそうです。
まあ、後代への最優先遺産と考えれば当然ですが、ちょっと前にこの国は歴史的資料ともなり得るその文書をオンタイムで偽造したわけですから、もう泣けてきますね。
家産官僚制好き(関東大震災の件に関しては賠償云々言ってくるから多少はね・・・)
法律を羊皮紙から紙に変えなかったのは現代で言う紙の本と電子書籍みたいなもんかな。多分未来の人から「これだけデジタルが普及してるのに紙の手触りや雰囲気、匂いが好きとか飾って楽しむとか何それ。なんて非合理的な時代なんだろう」とか言われそう。
いやいや、人間の行動原理とは気持ちだから。
羊皮紙だと薄い本が厚くなるね(物理的に)
かたや現代のデジタル文書は数十年しか持たなかったり読むための媒体が変化しまくって再生できないとかね。
自分は多分、学校でもらうプリントがガリ版刷りのわら半紙だった最後の世代だと
思うのですが、鉛筆に繊維が引っかかったり、消しゴムをかけると破けたりするような
質のあの紙ですら、自分で一から作ってみなさいと言われたらちょっと自信がないので、
大量生産で知識の一般化をしてくれたご先祖様たち、ありがとう!という気持ちになりましたw
それにしても、お菓子を焼くときに使っているパーチメントペーパー(ベーキングシート)の
「パーチメント」が「羊皮紙」って意味だったとは驚きでした!
昔の箱入りの本とかに使われているのも、そのせいなのかなあ…?
あと、お山のような形の校正記号は「キャレット(caret)」というらしいです✏
わたしもガリ版刷りの世代です😊。英語だとパーチメントっていうんですね。スペイン語だとペルガミーノというのですが、動画でペルガモンの地名を聞いて納得!😊
他のテーマでも「どうしてこうまでキリスト教世界では知識のアップデートがなされなかったの」って思うことはあるけど
羊皮紙の生産性の悪さも背景にあるのかも
やっぱこの二人は和む
今までの動画も興味深い物が多かったけど、今回のは特段に興味深く且つ面白かった。
興味のある知らない知識を得るってのは、とても楽しいのに、なんで普通の勉強は楽しいと思えんのかねえ・・・
羊皮紙って、厚くて皮そのもののようなものを想像していましたが、現代の紙に近いものだったのですね。離宮にも行ってチェックせねば。
ボカロの「リグレットメッセージ」の歌詞「願いを書いた羊皮紙を小瓶に入れて」でその名を初めて知りました。
羊の皮に文字書くの…?とものすごく疑問に思った中学生の頃。
また本好きの下剋上というアニメ見たくなった。
2年前に牛の皮で皮紙作ったけど、バチくそ大変だったゾ…
東洋発祥の真っ白い紙に西洋発祥のペン型筆記具を使う現代の不思議さや利便性(しかもどっちもダイソーで買える)なんてまったく考えたことありませんでしたけど、歴史を見ればそのありがたみも少しは感じられますね……
洋書にハードカバーが多いのはそういう経緯なんだね
羊皮紙って普通の紙みたいに破けるのかが気になる
破ろうとしてもぜんぜん破れません。めちゃくちゃ丈夫です。
「スエード=裏革」 ←いちばんビックリした!納得ですw 😀
「巻末脚注だらけの岩波文庫」が分かってしまうw
中世写本の「文字書いてる部分が中央に凝縮されてて、外側ガラ空き」な構造、特に気にしてなかったけど
言われてみれば確かに、一発書きならではのリカバリー用の保険かぁ
で、余白ばっかりだと本が安っぽく見えるので、後からそこに模様とか挿絵を入れ込む…という流れでしたか。装飾華美にも理由があったんですね
もうひとつ触れていない要因が考えられまして
当時、本の制作は書写→装飾絵→製本→装丁と全て別業者による分業でした。
依頼主はまず羊皮紙の束に文章を写してもらったものを受け取り、次に絵師に持っていって装飾絵を描いてもらい、次に製本屋に渡す…という具合です。
そこで、書写する人は別の業者が周りに絵を描く前提で余白を多めに空けておく…
だけど、依頼主は装飾は不要と考えるか、もしくは予算的に絵を諦めてそのまま製本に回す…という流れもあったものと思います。
そういうわけで、本来絵を描くように空けていたスペースが、やたら大きい余白となって残った📕もあったのだろうと思われます。
@@mond_historica 追加の解説&考察ありがとうございます
写本の余白 で、「薔薇の名前」(86' 仏.伊.独)という映画を思い出しました。(ご存知でしょうか?)
中世の修道院で起きた事件を、ショーン・コネリーが演じる修道士が追っていく という感じの超名作なんですが
修道院内の写字室(写本所)、そこで作業する挿絵担当の修道士などが内容に絡んでくるので
今回の動画内にある写本のくだりは、脳内イメージがそっち寄りで視聴してました😅
「紙の歴史」ってほんとに面白いですよね。なのに教科書では「蔡倫」と「グーテンベルグ」の二語しか出てこないんだよな〜。実に残念!
日本でも権威ある書状は巻き紙にする(折り目をつけない)のがいまだに続いていますね。
国会で読み上げる詔勅や身近なところでは卒業証書も巻き紙の形式です。
羊皮紙が無い分、こう言うところに古式を求めるようです。
とても興味深く観させてもらいました。
昔、小学生の時に図鑑で、ベリー公の祈祷書の絵を見て美しい絵に魅了され、その後、前川久美子さん著の「中性パリの装飾写本」という本を読んで、「羊皮紙」とその歴史はとても惹かれる内容だったので、沢山知れて嬉しいです。
改めて本を読みなおして更に、テンプル騎士団の本もチラッと読み返し、キリスト教と、更に激動のフランスに思いをはせています。
後、羊の皮の裏側のエピソードが感心されられました。実用面は本当に奥が深いです。
昔ファンタジー小説読んでた時の友人との会話
友人「羊皮紙って羊の皮とかやろ?書けるの?」
ワイ「書けるに決まってんだろ」
友人「なんで?」
ワイ「手のひら(皮)にメモった事があるやろ」
友人「…………なるへそ」
まぁ誰もが思うよな「動物の皮に文字なんて書けるの?」って
自分達も誰もがやったことある筈なのに紙が便利すぎるからイメージし難いんだろうな
とても面白かったですありがとう
ファンタジー作品を見る時にちょっぴり楽しみが増えそうですね
以前、稀覯本を扱う書店に勤務していたことがあります。本をめくると独自の匂いと、紙には無い湿気がありました。
一番素晴らしいと思ったのは、ケルムスコットプレスの本です。
紙の本でも高価なので羊皮紙の物は触らせてもらえませんでしたね。一度しか見たとありませんでしたけど。
珍品では1930年代のもので、南米の某国の政治家数名がヒットラーに忠誠を誓った血判状が記憶に残っています。
ごわごわの羊皮紙が使われていました。
羊皮紙の大学卒業証書とか、今の価値観でも「めちゃかっけぇ!」って感じだものなぁ。羊皮紙の聖書とか神々しさを感じるの分からないでもない。
江戸時代でも大名屋敷で火事が起きた場合優先に運び出したのは本や書類関係で紙が広まった江戸時代でも本は貴重だったから中世ヨーロッパでの羊皮紙で作られた本は本当に財産だった。
今回もめちゃめちゃおもしろかったです!実際の羊皮紙を用意するのがさすがヒストリカさんって思いました。ぜひガチョウの羽で書く動画もまってます。動画でも他の地域の羊皮紙の話もチラっとでましたが、気になるのが日本ではいつごろ知られるようになってどういう経緯をたどったのかってことです。まず「羊皮紙」という日本語が、羊だけでもないし紙でもないのに「羊皮紙」になったのが気になります。きっと偏った情報だけでそうなってしまったんだろうなとおもいます。これは自分で調べてみようかなと思います。本も買ってみよう。こういった好奇心をもつきっかけになる動画をつくってくださるのは本当にありがたいです。
支倉常長がヨーロッパに派遣された時、紙で鼻を噛んでいたら驚かれたと読んだことがあります。それくらいヨーロッパでは紙が貴重品だったのですね。
この動画を見るまで、羊皮紙って市販のなめし皮のような厚手だと思ってましたが、実際は紙みたいに薄いのですね。
てっきり漫画で出てくるおふれ書きのシーンは、普通の紙と羊皮紙を混合していると思ってました
16:28 機能的理由があって傾いていたのね。
ベラムといえば、厚口の高級トレーシングペーパーもベラム紙と言うよ。ちょっと前の自動車デザイナーが好んで使っていたよ。
初めて羊皮紙の存在を知ったのが任天堂64のどうぶつの森だったけど親に聞いても「ようひし」が何か分からなかった思い出
大変興味深く拝見させていただきました。
これはこれはありがとうございます🥺🙏💰✨
高校生時代にTRPGのサークルに参加させて貰っていた時に、色々な場面で登場していました。
羊皮紙と言うだけで雰囲気が出て盛り上がるんですよね。
とてもわかりやすくて面白かったです👍
中国や朝鮮半島、日本は毛筆の文化なので薄い紙が普及したと考えられるかも。
羊皮紙の書き間違えの部分は人間らしさを感じますね。
粘土板は間違っても、柔らかいうちなら訂正しやすそうw
マリーアントワネットは
自分の母親と文通をしてる
マリーアントワネットも
羊皮紙とかを使っていた🤔
リーグレッドメッセージに
羊皮紙が出て来たのを
思い出した😢
羊皮紙と聞くと狼と香辛料を思い出します。インクを早く乾かす為に砂を使う、契約書の文字を削ったり伸ばしたりしての改竄など、紙文化の自分たちではちょっと考え付かない表現が今回jの解説でよく理解できました。
ズズメバチの巣作りから紙の製法を閃いた話。
紙の製法に早くに気がついていれば、歴史はどうなっていたか分からないね。
木材から繊維を得るのはある程度の工業近代化が必要な気がするけれど、
稲藁や麦藁から繊維を取り出して『藁半紙』が羊皮紙に変わってたかもしれないとか考えると。
巻物から冊子に変遷したと言うけれど、現代はまた巻物文化に逆行しているのは興味深い。
pdfやofficeのファイルなんて実際は巻物そのままで、スクロールがめんどくさい。
知識を記録して伝えることは重要だよね。羊皮紙に限らずだけど、記録媒体に残して周囲に広める、後世に伝えることで人類は発展してきた。
折角技術を考案しても、記録に残して伝えることをしないと失われてしまう。古代にあった製法でも秘密にしていたことで失われて、現代では考察することしか出来ないものがいくつもある。
羊皮紙のトイレットペーパー気になる
ちょっと羊皮紙が素敵なものに思えてきました。
本好きの下克上に出てくるあれですね。楽しみにしてますす。
羊皮紙と言うとハリー・ポッターを連想してしまう。
「レポート羊皮紙一巻き」みたいな
そうかー、今のハードカバーの本って羊皮紙の本から来てるのか。今の本も濡れるとシワシワに…(T_T)
羊皮紙および、いろいろな紙の歴史、とても興味深かったです😚👍
私の学生時代なので30年近く前の話ですが、アメリカではヴェラムという少し厚手のトレーシングペーパーのような紙を売ってまして、製図の時に使われていました。(ブループリントにする元の図をそれに描いたり)ロールで買って適当な長さに切って使いましたが、、、、今はCADで描いてプリントすればいいので、もう手で描く技術も、その関連の紙や道具類も廃れちゃったかもですけど。😅
西洋が文字を刻むのに対して東洋では文字を載せる感じなのですね。
昔、特別に博物館の羊皮紙をさわらせてもらった時に、本当に紙みたいでびっくりしました。もっとごっついと思ってました。海外のyoutubeで羊皮紙の作り方紹介しているところあるよね。😊わたしはトルコの伝統的なやり方が好きだったなあ😊。
羊皮紙に比べて紙は材料というか作り方というか、が色々あって、いわゆる和紙のようにすげー長持ちするものから酸性紙みたいにすぐダメになるものまであるから、後者しか知らないと髪じゃなくて紙なんて長持ちしないよね、になりがち、なのか?
フェルマーも羊皮紙の本ならば余白が足りたかもしれない?
中世のヨーロッパで聖職者が重用されたのかがよく判る背景の様な気がしました
中国・日本に比べて文字にかかわる人が少なく記録を残すことも困難となるので
「文字を書く」=残すという意味も変わってくるのかもしれませんね。
中国には紙を豊富に作ることが出来たからこそ表意文字で歴史を書き残す事を目的に漢字が発展した。ヨーロッパは文字を書く機会が少なく表音文字が発達したと考えるのは飛躍しすぎかな?
中国は紙がない時代から歴史を書き残すのが大好きな地域だったよ
非常にためになる動画でした。
こうしたマテリアルから歴史を紐解くという視点には非常に学ぶことが大きいと思います。
人間の歴史は住む土地ごとに得られる物質的な制約が大きいと思いますし、それは文化的な背景を醸成するものでもあるのでしょう
ところで、マリーちゃんが「セキュリティーには代えられない」と言っていますが、
これは安全と証券のダブルミーニングですね?
ありがとうございます🙏💰
セキュリティーという言葉にとくに深い意味を込めたわけではありません…単に改竄されないといった意味です。
いつも興味深い動画ありがとうございます。
なんと、ご支援どうもありがとうございます🙏💴💰✨
ゲームの世界、ドラクエでは羊皮紙が主流らしいですね。ドラクエ4のトルネコが届ける二通の手紙、ドラクエ3の短編では、バラモスもゾーマも羊皮紙で命令書や伝書を書いてました。