僕は逆に「勝利の方程式」は、本当に上手いこと言っているなと感心しています。 まず「方程式を解く」とは「代入して成立する値を求める」という事です。たとえば「xは正という条件下で、2x^2 = 18」とすると、この解が x = 3 なのは、3 以外に代入して成り立つ値が無い為です。 ひるがえって「勝利の方程式」ですが、これは野球で言うと「7イニング目に入った時点でリードしている時という条件下で、7イニング目を投げる投手をx, 8イニング目を投げる投手をy, 9イニング目を投げる投手をzとして、x + y + z → 勝利」を成り立たせられる投手(x, y, z の値)を求める事です。実際やっている事も、イニングごとの投手交代という形で値(投手)を代入(マウンドに投入)して「勝利」を成り立たせているのですから、これは「勝利の方程式」以外に言いようが無いほど見事な表現だと思います。
【参考文献・話に出た文献のリンク】
◯おいしい味の表現術
amzn.to/3lp1Uh0
レトリック研究の第一人者・瀬戸賢一先生らが書いた食×ことばのアンソロジー。
◯ことばは味を超える―美味しい表現の探求
amzn.to/40Njmfi
上の瀬戸先生が書いた、食×ことばの一作目。味ことばの分類表が載ってて、ぼんやり眺めているだけでも面白い。
◯味ことばの世界
amzn.to/3xcCS7q
瀬戸先生が編著をつとめた二冊目。2章の脳×食の話が面白かった。
◯五感で楽しむ食の日本語
amzn.to/3Xfh59O
言語研究者が職について食のことばについて分析した論考集。クックパッドのレシピ名のオノマトペを研究した論文など、着眼点がユニーク。
◯「おいしさ」の錯覚
amzn.to/3xabgQz
「おいしさ」の本質本。この本の魅力は#145(ruclips.net/video/r8lqZO7hRtE/видео.html) でもかなり語ったので合わせてご覧ください!
◯言葉にして伝える技術 ソムリエの表現力
amzn.to/3DXNLxX
ソムリエの田崎真也さんが、ワインの風味の表現術を紹介した本。香りの語彙を鍛えるために、田崎さんは駆け出しのころ果物屋と花屋に通ったらしい。すごい。
◯ワインの味の科学
amzn.to/3RLC9nf
タイトルからするとワイン特化っぽいが、記述の射程はかなり広く、認知科学の知見なども広いながら味覚を科学的に分析。興味深い実験なども多く取り上げ、かなり面白かった。フルカラーで装幀もすごく凝っているのに、価格は2000円台とかなり安い。オススメ。
◯ワインの香り
amzn.to/3DSUrNt
ワインの香りに関する基礎的な文献。ワインの重要な香り27種類が嗅げる「アロマカード」12枚が付録としてついており、そのまま香りのトレーニングもできる。
◯死ぬまでに飲みたいビール1001本
amzn.to/3jNbMAS
世界68カ国から厳選した1001本のビールを詳細に解説した本。それぞれのビールにテイスティングメモがついているので参考になる。
◯グルメ漫画50年史
amzn.to/3IfVKsM
日本のグルメ漫画史を総覧する、類を見ない好著。とにかくリサーチ量が多くて素晴らしい。やっぱり『美味しんぼ』は偉大。
◯おいしさの表現辞典
amzn.to/3YCTP6B
あらゆる料理、食材の味表現を蒐集したユニークな辞典。
◯つじつまを合わせたがる脳
amzn.to/3DWttVo
複数の感覚入力をまとめ上げる「統合的認知」についてわかりやすく解説した本。
◯心はこうして創られる
amzn.to/3YcA3PH
脳が複数の感覚入力をまとめる際に、都合よくつじつま合わせをしていることを詳述した本。こうした行動が心の正体だと述べていて、面白い。
◯日本語のレトリック: 文章表現の技法
amzn.to/3jQ7Lvy
レトリックについて細かく分類し、実例を挙げた入門書。岩波ジュニア新書なのでライト。
◯ささやく恋人、りきむレポーター 口の中の文化
amzn.to/3HSVy0O
会話の中でつっかえたり、言い淀んだり、りきんだりすることの機能、意味について考察したユニークな本。著者は「た」の回で研究にガッツリふれた定延利之先生。
◯TRY ラーメン大賞
amzn.to/3jK6d64
◯美味しんぼ
amzn.to/40IAfYH
◯神の雫
amzn.to/3leFy1B
◯ポケットモンスタースペシャル
amzn.to/3wQX2no
◯BECK
amzn.to/40iAGZD
◯BLUE GIANT
amzn.to/3YAJubF
◯日々ロック
amzn.to/3Hqxsul
◯グラップラー刃牙
amzn.to/3Jx6d3W
◯範馬刃牙
amzn.to/3WZKMLK
◯バキ道
amzn.to/3YAMEfx
◯バーテンダー
amzn.to/3DAa0tt
◯クッキングパパ
amzn.to/3Yh50Sn
◯焼きたて!!ジャぱん
amzn.to/3RpRbyW
?
二人でプリン食べて半導体に例える食レポ回希望
ぼそぼそぼそぼそしゃべってるのに、IKKOのモノマネだけ本域なの面白すぎる
「快感の交響曲が口腔から鼻腔にかけて鳴り響く」が、K音の連打や「鼻腔」「響く」など、明らかに押韻を意識しているのも非常にテクニカルですね。
ほんまや…すごい
ということは美味しんぼの作者は国際音声字母に精通し音韻論を一通り履修していると断ずるに些かの躊躇もない
おみそれしました。
人間の持つ聴覚のつぼ、視覚のつぼ、そのすべてに鮮烈な刺激を与えて、快感の交響曲が頭蓋骨のなかを響き渡る素晴らしい回でした。
頭蓋骨スカスカやんけ
22:19 第一回背負い投げ
22:31 第二回背負い投げ
『煮干しに背脂、ネギ、太麺。学生街に似合う味』のリズムが
前半は読点を休符とした4・4・4・4の4拍子の進行で勢いがあり
後半は耳なじみの良い七五調でキレイに締まって
快感の交響曲が外耳道から内耳神経にかけて鳴り響きました
個人的に、食レポ界至高の発明品だと思っているのが「懐かしい味」という言葉です。
具体的な味に関する情報は全く含まれていませんが、この言葉を聞いた人の昔どこかで食べて記憶に残っている情景や美味しさを想起させることができます。
「懐かしい味」と発話している人と、それを聞いた人の脳内で感じている味は多分全然別ですが、家庭的な空気感など想起される原体験の根本が似ることで、良い感情につなげ、「美味しそう」と感じさせるすごい言葉だと思います。
ポケスペ第2章は完全に分かります。後半の合流がマジで熱いんです。
四天王のワタル以外に挑む時に、3チームに別れて平行に描写が進んでいくのも完全にカレーです
クッキングパパは確かに比喩は殆どなく、「もっ最高!」とか「こんな味大好き!」とか、あと「もう何も言うことはない、ただうまいだけ」という表現がよく使われてますね
おじゃる丸も平安貴族だから関西弁のまったり使ってても違和感ない気がする笑
「~で打順組んでみた」とか最たる例で、ある事柄を野球チームに例えたときに何が何番打者だろうって考える作業だし、めっちゃ楽しいですよね。
『ラーメンの味を生命の営みに例える』で"繁殖" しか出てこなくて
「悔いを残した豚骨の残滓が口腔の片隅で繁殖するゥ!!」って文章が浮かんできて自分だけで死んだ
落ちで面白さを「生命の営み」に例えるという技巧派。
@@DARUDARUDARUMESIAN 確かに「〇〇で死んだ」もメタファーやね
11:00 口腔をコウコウと読むのに一瞬引っかかって「あ、コウクウ読みのほうが特殊なんだっけ」ってなったのでちょっと調べたら、医療系ではコウクウ、動物学系ではコウコウが標準とされてるらしく、今回の読み方をした場合、より動物的本能に働きかけている感じがします(暴論)。
急に大声でものまねし始める水野さんすんごい好き
楽しみに待ってました
文豪の食レポから逆算してなんの食べ物のことを言っているか当てるクイズ面白そう。
ぜったい範馬勇次郎は食レポ上手いと思うんですよ。
「上等な料理にハチミツをぶちまけるが如き……」
「毒も喰らう 栄養も喰らう。 両方を共に美味いと感じ血肉に変える度量こそが食には肝要だ」
「安物のキャンディだ…コニャックによく合う」
掘り出せば食に関する独自のセンスや語彙がどんどんでてくる。
水野さんの「せおいなげ〜」が好きすぎる…
嵐山光三郎さんの「文人悪食」、オススメです。
2:09 猫のオシッコはフランスのロワール地方でソーヴィニヨン・ブランというブドウからつくられるワインに特徴的な香りとして使われがち。最近はこの産地のワインに使われることも少なくなってきたとか…。
(かるーくソムリエやってるモノ)
ラーメンで言えばsusuru tvさんのレビューが比喩たっぷりで好きですね
毎日投稿にも拘わらずよく表現が尽きないな、と毎度感心してしまいます
9:55
「まったり」の件
私も完全におじゃるまるのイメージの方が強くて、調べようとしてる時に歌声聞こえてきてガッツポーズした
よくぞ思い出してくれた同世代
美味しんぼが初出で、おじゃる丸に行って、ユーミンがMATTARIってアルバム出すまでがセット。
クッキングパパは 味の感想はシンプルですが、料理が出てきたときの擬音のバリエーションが凄まじいので、水野さんが次にオノマトペを扱うときに触れてくれることを期待しています!
おじゃる丸は平安京出身なのでまったりという関西弁を使用するのは違和感ないと思います
彦摩呂さんの例えの中で、『納豆コーヒーゼリーサンドイッチ』を食べて「豆の国際結婚や」と言ったのが何故か20年くらい頭にこびりついていて好きです。
「宝石箱や〜」みたいにでっかく叫ぶのではなくボソッとつぶやくように言ってたのと、当時子供ながらに「上手い例えだなー」と感心したことを覚えています。
水野さんの背負い投げ、声が良すぎる。
逆説的(?)ですが、推しのイメージの香水を作るっていうのは食レポから料理を作るみたいな、言語化されたものから味覚やら嗅覚やらのイメージを仕上げるすごい職業なのかな、と思いました。
実際に体験した人の報告とか見るとすごいマッチしてたみたいなのも見かけますし、ボキャブラリーに匂いって紐づくんだなぁとコネドみを感じました
バーでお客様をイメージしてオリジナルカクテルを作るとかありますよね。日本語話者が日本語を読むことも書くこともできるように、調香師やバーテンダーは香り・味を母語のように自在に扱えるのだと思います。
11:00 美味しんぼのセリフ、漫画で読む分にはさらっと読み流すけど、読み上げられたら笑ってしまうw
水野さんモノマネ上手くて笑う
美味しんぼで、「ドライビールは舌にスプーンを押し付けて離した時のような味がする」と表現していた。
実際にスプーンを舌に付けて試したらスーパードライの味がしたのを覚えてます。
漫画に出てくるような高級料理や変わり種の味は体験が難しいけど、美味しんぼの味の表現が確かなのはスプーンを舐めれば間違いないです。
口腔と鼻腔 腔この字を「クウ」と読むか「コウ」と読むか、結構いろいろありそうですね。一般的に医学用語では「クウ」、生物学用語では「コウ」と呼ぶようです。
グルメ漫画の表現はレトリック系とリアクション系に分類できると思います。
レトリック系は、美味しんぼ、ラーメン発見伝、孤独のグルメなどが代表作。
リアクション系は、表情(包丁人味平、スーパー食いしん坊など)→比喩(ミスター味っ子、中華一番など)→ギャグ調(焼きたてジャパン、食戟のソーマなど)と段々エスカレートしていったのではないかと思います。
「人生を変える」は、料理そのものの表現ではなく、別ジャンルなのかと。料理漫画で言えば「ザ・シェフ」「最後のレストラン」等がこれに当てはまるのでしょうが、「美味しんぼ」などでも、ゲストキャラの人生を変える回とかありますし。
村上龍の愛と幻想のファシズムで主人公が官僚をやってる支持者に赤坂の日本料理屋に招かれたときの、主人公の食レポ地の文が「酒で痺れた舌にも、味は申し分なかった」で酒を飲んでも飲まれてない感じが格好良く印象に残りました
10:41 堀元さんがプリン?妙だな…
例えば千鳥の食レポであった
「旨味が押し寄せてくる〜」
「どのくらい?」
「関ヶ原の徳川軍くらい」
がボケと食レポのとこで思い出した
「よいコーヒーとは、悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、愛のように甘い」― タレーラン
調べたら出てきましたけど、よくこんな言葉が頭に入ってますねえ
最近特に良い回が続いていると感じています。ありがとうございます。
橋口先生が焼きたてジャパンをダルシムで締めなくても済んだ可能性を、第3回で見れたらと思うと待ち遠しいです。
食事の描写もすごくいいですよね、グラップラー刃牙
食レポは殆どしないんだけど
料理の絵と食ってる姿と擬音がただひたすら美味しそうっていう
食戟のソーマのはだける時の例えが好きです
おはだけやおさずけがソーマで言う味覚の表現ですね!
39:38 漫画表現の集合を描いてグラップラー刃牙を返す関数になってる水野さん
ピーマン嫌いな子がピーマンの肉詰めで、「美味しいけどピーマンが側にいる」って言っててフフってなった
味を作品で例える話をされてましたが、私は作品を料理で例えることがよくありますね
面白い要素をたくさん詰め込んでるけどストーリーの詰め方は割りと大雑把で大味な作品をお子様ランチみたいだと言ったり
派手でなくキャッチーさはないけど細かい気配りが効いてる作品を薄味のお吸い物みたいとか例えるとわかりやすいんですよ
堀元さんがブルージャイアントの聴いた人の人生の変化を描く伝え方を触れた後に、食べた人の物理的な変化(変身)と人生の変化を描く焼き立てジャパンを触れてくれて さすが水野さんだと思いました!
おじゃる丸はへいあんきょう出身の関西人だったから模倣でなく母語話者
いいコメントするなあ
すみません。wikiによると おじゃる丸は妖精界のへいあんちょう 出身であり必ずしも京都とは関係がないようです。
「持ち味」
突飛した特徴を食物の味に例えたものだからそれを更に食べ物に使うのすごく戻ってきてる
小説を読む時の新しい楽しみ方が見つかりました。ありがとうございます!
22:19
IKKOさんのモノマネで結構ウケました、僕の負けです
例えといえば、ボケとツッコミを両立できる例えツッコミを浸透させた、メディア王くりぃむしちゅー上田晋也さんですね
えー嵐山光三郎(あらしやま こうざぶろう)知らんのか~
そういえば、タモリの「笑っていいとも!」って始まったころは、平日お昼の番組を見れない人用に日曜日にダイジェスト版のような笑っていいとも!増刊号ってやってたのがいつの間にかやらなくなっていたなぁ
その笑っていいとも!増刊号の編集長が嵐山光三郎氏だったので覚えているなぁ。毎週、編集長の嵐山光三郎です。と言って始まっていた記憶があるなぁ。
「ふーわり」とおう表現ですが、江戸川乱歩の『人間椅子』のなかで「フーワリとした紫の夢は」という形で使われてます!
ミスター味っ子はアニメで表現が変わってくるのは、その媒体で使える効果的な表現を最大限に生かしたんだろうなと思った。原作もよいがアニメも良い。
つまり、食を裸体で比喩し、食レポとボケの本質を突きつつ、画力によってエロまで昇華させた食戟のソーマは偉大
最近は水野さんの言語学マニア力が遺憾なく発揮されて大好き
逆に音楽を味に例えるのもアリですよね、甘美なメロディとか
ポケスペ好きとしてこの漫画が出てきたことが嬉しいのでコメしましたw
2部の主人公はイエローひとりだけど、イエローレッドワタルの3グループの描写がそれぞれちゃんとあるので間違っているわけでもないと思います。他の方のコメにもありましたが最後のスオウ島編は前章主人公たちが3グループに分かれて四天王倒していくのでその点でも3がイメージされるのは自然なのかなって思いました。
竹林焼きで思い出したのですが、筍は地面から切り離した瞬間から不味くなっていくので地面に生えてる状態で缶かなんかで周りを囲って蒸し焼きにして食べてる動画を見たことあります。アクがなくてすごく美味しいみたいです。
ポケスペは本当に名作!!!!
あらすじは忘れました!
嵐山光三郎(こうざぶろう)って『笑っていいとも! 増刊号』やってましたよね❗️
『っつー事で』みたいな『軽〜い言い回し』を使っていたような印象がある。
ラーメン雑誌を情報でなくコピーだけ味わうというくだりで
かつて男性ストリートスナップの強烈コピーで一世を風靡した雑誌メンズナックルの楽しみ方との共通点を感じた。
あれも表現を類型化できそうなのでいつか取り上げてほしい。
王様の仕立て屋という漫画も洋服によって人生が変わる様を描いてますね。生地感も色もない漫画で洋服の奥深さを表現していて好きな漫画です。
逆張りチャンスを常に探してる堀元さんが大好きですw
水野さんって「口腔」は「こうこう」で「鼻腔」は「びくう」読みなんですね。
(「腔」の従来の読みは「こう」)
勝利の方程式、は長嶋茂雄が言い始めたらしいです。それを知ると、自分は違和感が吹き飛びました。意味が通らずとも、音が綺麗でしっくりくる表現に思えています。
猫のおしっこは食べたエサによって匂いが結構変わるため、今回のおしっこはこのエサの匂い成分多めだな、などと日々感じています。
(飼っている猫はよく連れションを要求してくるため、放出したてならではの匂いをよく嗅いでいます)
そして時間経過によってこのエサの匂い成分は飛んでいき、おおむね一定の匂いに収束していきます。
ですので猫のおしっこには、食べたエサと経過時間という2つの次元があります。
イビピーオしていませんがマーキングのときにはまた異なる匂いらしいため、通常のおしっこかマーキングかの次元もあるかもしれませんね。
ワインを猫のおしっこで例えるにも猫のおしっこへの解像度を高めればワインへの解像度も上がるなと思いつつ、猫のおしっこも食べたエサなどで要素分解しているなと気づきました。
※ポケスペの2部では主人公は(一応)イエロー1人だけで、3人の主人公がいたのは1部です
おじゃる丸は平安貴族だから関西弁であるまったりを使ってても良いのでは?あと、もとはゆったりの類語であるまったりを食感に使ったのが美味しんぼの新しさだと思う。
シャキシャキのじゃがいもには酸味があるから『空色』という比喩は変ではない
「対戦相手」や「気温」という変数が存在する以上、方程式でも不思議ではない
「3種類のルゥが食べ進めると混ざる」は「渾然一体」を軸に「諸行無常/生々流転」としたカレーだと思われるのでポケスペとは遠いような……
酒のレポに関して
「この鶉料理は赤ワインにも日本酒にも合う」と一般人ですら思うなら逆説的に「この酒はスパイスをふんだんに使った肉料理が想起される」という比喩は不思議ではない
あと「美味しんぼ」は『トチ狂った内容』や『差別的表現(福島鼻血など)』が異様にあるので
即興で思い付いた「狂った調理」や「侮蔑」も登場済みの可能性が十二分にあります……
5:28 空色→ソラニン→毒
嵐山光三郎(こうざぶろう)さん、昔テレビによく出てたので、あのヒゲのおじさんを想像してちょっと笑ってしまった。
10:46 ここからの件なんだけど、水野さんが「口腔」のことを「こうこう」と言っていて「あゝ、言語学徒だぁ。」って思った。
この「口腔」を一般的には 「こうくう」って言うんだけど、言語学では「こうこう」って言うんだよね。
コウクウ読みは誤読だと思う(医学用語は別)。ミリ界隈では滑腔砲のことをカックウホウと読むと叩かれる。
「勝利の方程式」は長嶋茂雄さんが最初に言ったとされてて、方程式要素どこにもなくて意味不明ですけど、長嶋さんがあんなキャラだからなんとなくみんなに定着したんでしょうね
僕は逆に「勝利の方程式」は、本当に上手いこと言っているなと感心しています。
まず「方程式を解く」とは「代入して成立する値を求める」という事です。たとえば「xは正という条件下で、2x^2 = 18」とすると、この解が x = 3 なのは、3 以外に代入して成り立つ値が無い為です。
ひるがえって「勝利の方程式」ですが、これは野球で言うと「7イニング目に入った時点でリードしている時という条件下で、7イニング目を投げる投手をx, 8イニング目を投げる投手をy, 9イニング目を投げる投手をzとして、x + y + z → 勝利」を成り立たせられる投手(x, y, z の値)を求める事です。実際やっている事も、イニングごとの投手交代という形で値(投手)を代入(マウンドに投入)して「勝利」を成り立たせているのですから、これは「勝利の方程式」以外に言いようが無いほど見事な表現だと思います。
・例えとして出した式の解は 𝑥 = ±3 では…
・たとえば休んだり二軍落ちすると、解となる特定の 𝑥 の組が定義域に含まれなくなり、解なしになります。
そうすると、勝利の方程式は解なしになって、残りの選手をどう配分してどう奮闘してもチームは勝てなくなりません…?
・↑に対して「方程式の解は一つとは限らないから、別の解を出せばいい」という意見が考えられます。
が、これだと「勝利のためならこの打順が一番確実、唯一の選択!」という趣旨にはなりません。
つまり「勝利の方程式」の語感には「方程式には必ず唯一の解が存在する」を前提としている節があると思います。
・「いや、環境に応じて関数が変わり、解が変わる」という意見ですと、その割には対戦相手が変わっても勝利の方程式のメンバーは全然変わりませんね。
方程式も比喩であくまで例え話なのにそこには狭量なのは気になりました
@@masuo64 俺以外に式を出していないコメント欄で「例えとして出した式」って書いているから、俺宛なんだろうと思って返信するけど、そのリプ恥ずかしすぎるから急いで消した方がいいよ。一つ残らず全て間違ってるから。「x = ±3」から完全に間違いだし、打順の話じゃないし、「唯一の選択」という趣旨にはなりませんとか言われても、元々そんな趣旨ないし。
理系バトルしてて草
かっこいいセリフならそれでええし
そもそも不定方程式とか解がたくさんあるやつあるやろ
小泉武夫先生のエッセイ本は描写が面白く味が想起されておススメです。
特にゲテモノ食い系は食べたくないのに食べてみたくなる複雑な心情になれます。
ふうわりと言えば俵万智さんも「ふうわりと並んで歩く春の道誰からも見られたいような午後」という歌を書いてます
まったりとこくのある味が口の中にとろけるようにひろがる、そんなプリンを食べたい
クッキングパパに関しては半分レシピ本なので、美味しさの表現が控えめなのは、『この美味しさは自分で体験しな‼️』っていうメッセージなのかもしれません。
19:45 「味は次元を持たない」と仰っていましたが、舌が感じる味覚情報は5次元で表すことができるのではないでしょうか?
味覚は、基本味と呼ばれる5つの味(甘味、苦味、塩味、酸味、旨味)の組み合わせで決まります。現在のところ、舌にある味の受容体はこの5つのみであるはずです。
つまり理論上は、味についても色のRGBのようなものを作れるはずです(定量的に表すのは難しいと思いますが)
楽しんご、IKKO……水野さんはそういう系のモノマネが好きなのか……笑
味の表現を心象風景で表現する漫画のくだり、絶対食戟のソーマの話が出ると思った
レクイエムはモーツァルトの曲ですね
映画「アマデウス」でレクイエムを作曲しながら亡くなるシーンの後、そのレクイエムが流れる演出が非常に好きです
「アマデウス」は名作なのでぜひ観ていただきたいですし、観るとレクイエムの逸話を忘れないです
公開初日に3時間、音楽と英語とドイツ語とイタリア語の表現の違いしか頭に入ってこなくて、ずるしてもう3時間見たのは時効でいいですか?
@@crescentmoon0320
まあ舞台がオーストリアなのに英語が標準語になってて何やこれってなったりするのは仕方ないかもしれないですねぇ
ずるした分は円盤買って償いましょう
美味しんぼ回、楽しみにしてます!
超能力でタイムスリップやテレポートするお話ありましたよね。
次回、水野さんが『ちゅど』するの楽しみにしてます!
クッキングパパで荒岩さんに惚れた子はいますが、その子に特別扱いしたわけではなく、その子が勝手に荒岩さんが料理を作ってることに気づいて(昔は隠してた)、荒岩さんは人間として素晴らしい人だから惚れられただけです。少しもなびいたことありませんし、奥さん一筋家庭第一です。惚れた子もアプローチするわけではなく、最終的には荒岩さんの後輩と結婚してお母さんになっております。(気になったので)
PrinceのPURPLE RAINって茄子の味のことだったのか
調理の過程で現れる制約条件をすべて定式化し、おいしさの目的関数を最大化する
これを数理計画法に基づいて最適化すれば連立方程式を使って味を決めたことになる
最適化において連立方程式を使うのは常套手段であり、
少しでも経営に携わったことがあれば違和感なく受け入れられる気もしますが
味覚の表現としての「神の雫」の話で連想したのですが、このあと味覚の次に嗅覚の話になるのかもしれませんがジュースキントの「香水 ある人殺しの物語」の小説での香りの比喩が情景的で、更に映画版はそれを映像化している点で面白い例になるのではないかと思いました。おすすめです。
食レポの技巧を解析すると成人向け漫画の情景描写の方法と似通ってるの面白いよなと思ったし成人向け漫画朗読バトルが一瞬バズったの思い出して笑った
「鬼の如く黒く、恋の如く甘く、地獄の如く熱きコーヒー」みたいですね☕
大学で数学科を専攻していた者ですが、「連立方程式(Simultaneous equations)」の例えは、なるほどと思いました。
これは個人的な妄想ですが、
例えばラーメンの構成要素を
x=スープ
y=麺
z=チャーシュー
w=ネギ
とし、それらを一つにまとめた組を
(x,y,z,w)=ラーメン
と定義するならば、x,y,z,wについて立てた異なる4つの方程式(equations)は、例えば塩味、旨み、香り、後味といった"配合バランス"と捉え、それらが同時(Simultaneous)に成り立つことで、一つのラーメン(解 (x,y,z,w))と同値になると思いました。
日本語ラップの言語学やってほしいですねぇ
食べたときの表現は、ミスター味っ子の”アニメ”映像を観るのをお勧めいたします。
1987年に公開されたアニメですが、現在アニメや漫画で多く使われている味の表現が過剰にされてて非常に面白いです。
龍が昇っていたり、虹の上を飛んでいたりしている表現は、既に1987年でアニメの映像化で表現されています。
(約40年前に映像化しているという所が、当時斬新だったのです)
他には、「津波の中を泳ぐ」、「宇宙へ飛んで行く」、「巨大化して大阪城を破壊する」、「車椅子で病院の階段を駆け上る」などあり
約40年ぐらい前のアニメで、現在でも考えられることの殆どを網羅している状況です。
ただし漫画を題材にしてアニメ製作側が拡大解釈して表現されているため、原作の漫画はアニメほど壮大な表現を使っていません。
2024年の今なら原作改変するんじゃない!と読者に怒られる事案だと思います。
ミスター味っ子と、ほぼ似たアプローチ表現をしている漫画やアニメは食戟のソーマでしょう。
ただ美味し過ぎると全裸になったり恍惚としたエロ表情になったりするのは、ミスター味っ子で表現できなかった部分で先鋭的だったと思います。
バーテンダーは引用が多くて情報量多いから堀本さんが好きなのは納得
楽しみに待ってました!
25:54 ここの流れ好きすぎる笑笑
ワインも爆発に例えられることが案外よくありますね。「果実味爆弾」という表現をよく目にします。
6:27
何気なく言った、わたパチにめちゃくちゃツボりました
ポケスペ懐かしい。読みたくなった
「勝利の方程式」は、次に打つ手を未知数xとして、
f(x)=勝利
となるxを求めることなのでは。
つまりアナウンサーは「出た〜勝利の方程式!」じゃなくて「出た〜勝利の方程式の解ーーー!」と言うべき
むだそくん蛇ーuserさんの亜種発生してて草
みんな、義務感でやってない?
ミーム確定
ふうわりと、ふんわりと、って議論してる途中にCMが入って、そのCMの歌いだしが「ふんわり羽根のよう~♪」だったので流石に声が出るほど奇跡を感じざるを得なかった。これを機に神の存在を信じてみようと思う。
タイヤ専門店の話、ミシュランが来たらタイヤの話かラーメンの話かわからなくなりそうw
22:20 IKKOさんのモノマネするときにあんまり伸ばさない人初めて見てびっくりした
ポケスペはまだまだ連載中の名作シリーズですからねえ。
改めて、ご飯を食べたときの楽しみが増えた気がする