【飛鳥古寺手帖8】奥山廃寺 ~仏教公伝由緒の寺
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- Опубликовано: 9 сен 2023
- 帝塚山大学の清水昭博先生が上梓された「飛鳥の古代寺院」を片手に飛鳥をめぐるシリーズ8回目は、奥山廃寺を訪れます。
現在の奥山集落とほぼ同じ程度の広さに寺域が広がっていたという奥山廃寺。
好条件の場所に立地し、四天王寺式伽藍配置を誇った寺とされながら、その創建は謎に包まれています。
現在、奥山久米寺の境内に立つ十三重石塔は鎌倉時代のものですが、基壇や礎石は創建当時の塔のもの判明しています。さらに、石塔の台として利用されているのは、創建塔の露盤とされる凝灰岩です。
さまざまな調査の結果、このお寺は推古天皇の崩御に伴う供養の寺という説が主流となっていますが、それよりさらに古い瓦が見つかっています。それは何を示すのか。仏教公伝の際の蘇我稲目の動向を踏まえつつ、その謎に迫ります。
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毎回、清水先生のご本を片手に楽しく拝見しております。(先日はお会いできなくて残念でした)。ところで、「推古天皇という人も蘇我稲目の娘」とありますが「孫」です
今回もありがとうございます。仏教が伝来した頃のお寺を訪れて、当時のお寺の建物があった様子を思い浮かべながら、その時代の全体像のこともイメージするということに興味を持ちました。最後におっしゃった仮説はわたしにとってはとても真実味がありました。そうやって歴史のイメージづくりをやっていくと、その時代のことが本当に身近に感じられますね。
冴えわたる解説に今回も楽しく観させて頂きました
ありがとうございます!
いつもありがとうございます。
今回も楽しく拝見しました。
久しぶりのコメントです。最近、体調不良でしたので。相変わらず面白いコメントですね。今年はとても暑かったので。あまり無理をしないでください。私は最近、山の遭難事故、犯罪事件関連の動画を見ています。これは実際に起こったことなので、ちょっと怖い話ですよね。
奥山廃寺へはなぜかたどりつけなかった思い出があります。思い込みがある性格なので、寺跡イコール粗石のみ、門前からのびる敷石イコール民家、これでは無理でした。大変参考になりました。次回行く機会が有れば是非訪れます。ありがとうございます。
小墾寺。失われた当時の寺の名前を予想するだけでワクワクします。今後、〇〇廃寺という遺跡に出会う度、この寺の本当の名前は何だろうと考えてしまいそう。露盤博士。勉強になりました。言葉は知っていたのですが、何となく読み流していました。
ありがとうこざいます。
仏教伝来の時に建てられた寺院の瓦屋根と藁葺き屋根を対比して「あの藁葺き」は何ぞや!と聞かれて咄嗟に固い藁葺き=かわら、と答えた。
飛鳥寺が三金堂だったのは安置する仏像が三体あったらしいんですね。素人は年代的に稲目の仏像は飛鳥寺に入れ、この場所に小墾田宮を考えてしまいます。