鈴木バイオリン Suzuki E-20T
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- Опубликовано: 17 сен 2024
- 日本国内の元祖バイオリンメーカーである、鈴木バイオリン製造 株式会社が1965年〜1967年の2年間だけ製造販売されたソリッドギター。
鈴木バイオリンの創業は1887年(明治20年)、創始者 鈴木政吉氏が見様見真似で作り上げた。
その精巧さは世界からも認められて、愛用者の中にはあのアインシュタイン博士もいたという。
そんな鈴木バイオリンは、マンドリンやガットギターなどのアコースティックを製造販売していた。
時代は変貌を遂げ、戦後間も無く日本にもエレキギターの存在が伝わった。
初めは1950年代に在日米軍兵からの依頼でラップスチールギターの修理から始まった。
後に、1ドル=360円の時代であったことなどからアメリカのバイヤー達がギターを持ち込み、『コレと同じ物を作ってくれ』と依頼してくる。
エレキギターの存在など知る由もない日本人は、見様見真似で作り上げた。
初めは海外輸出用の仕事として始まるが、ベンチャーズの登場で日本に一気にエレキブームが巻き起こる。
結果、国内販売が徐々に増えだしグループサウンズ(GSブーム)が巻き起こり、更にブームは加速していった。
しかしこの一大ムーブメントは長くは続かなかった。
先ずは、若者を圧倒的に虜にしたエレキブームを良く思わない大人達が現れる。
まぁ致し方ないともいえるのは、未成年達がゴーゴークラブ(今でいうクラブ)に夜更けまで入り浸って不良まがいなことをし始めたからだ。
当然のことながら世間や教育委員会は排除に向かう。
これが『エレキは不良』という構図が出来上がり、酷い時には不買運動さえあったという。
この逆風に思いもよらぬ追い風が吹く。
そう、1966年のビートルズ来日である。
GSブームはビートルズの影響で巻き起こったはずであったが、来日時に使用したのはグレッチやエピフォンのカジノといったセミアコなどの箱モノだった。
そしてGSブームは一気に減速し、1967年にはフォークブームに移り変わっていった。
ではここで鈴木バイオリンのソリッドギターE-20Tについて語っていこう。
前述の通り、日本国内でのエレキギター製造は1950年代から始まるも9割以上は輸出されていた。
国内ではベンチャーズの登場から国内販売が徐々に増えて行き、ビートルズの登場で爆発的人気市場に膨れ上がった。
しかし、ビートルズ来日以降エレキギターの人気は凄い勢いで減速し多くのギターメーカーが倒産していった。
鈴木バイオリンはというと、エレキギター産業への参入が他社より遅く、『あんなに売れるんだったらウチでも作るか』的な感じでサイドビジネスみたいな感覚で始めたのかも知れない。
1965年に販売が開始されたが、翌年の1966年には国内販売中止。
更に1967年には輸出も中止するなど、わずな2年で幕を閉じたのだった。
そんな中、現代まで生き延びている河合楽器や富士弦楽器などは凄いとしか言えない。
私は中学生の時に初めてビザールギターを見た時に頭に電気が走ったのを覚えている。
コピー物しか見たことがない中、なんとも不細工で弾き難いギターだったが、個性の塊感が尋常ではなかったからだ。
飾っておくだけでも十分ではあるが折角のギターだから、"使ってナンボ"と思う。
こんな愛おしいギターは改造などせずに使えるところまでチューンナップして弾き倒そう♪
ビバ昭和のエレキギター🤣👍
嗚呼なんてキュートなルックス
スズキのエレキ、現存数自体が少ない中
よくこれだけの良い状態のものがありました、眼福です
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ラッキーでした🤞
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