PSBの研究はよくされていて論文も200以上あります。 過去の論文を解説した総説(Review)としては、以下の例があります。 Purple non‐sulphur bacteria and plant production: benefits for fertilization, stress resistance and the environment. Microbial biotechnology, 2020, 13.5: 1336-1365(オランダの研究者の総説、有料です) From Lab to Farm: Elucidating the Beneficial Roles of Photosynthetic Bacteria in Sustainable Agriculture Microorganisms 2021, 9(12), 2453(台湾の研究者の総説、無料ダウンロード可) ご参考まで。
こんにちは。緑肥って知ってから畑のまわりや休ませている畑などに「セスバニア系(マメ科=窒素固定?)」や「ライムギ・エンバク」や「ソルゴー」を植えていますよ。「緑肥」って言っても分かってもらえない雑草扱い AND マイナー野菜のアスパラガスを家庭菜園で育ててます。(緑肥のメーカーとしてカネコ種苗や雪印種苗が有名みたいですが。) そういえば「ミミズ」ってどこから来るのでしょう?あの生き物って移動はするみたいですけど…。先日早朝に畑に行ったらミミズが出てきて~~~ヾ(^∇^)おはよー♪とは言ってませんでしたが(滝汗
陸上植物の80%以上に寄生している超メジャーな菌根菌の世界
【科学的に楽しく有機栽培(オーガニック)】第二弾
土づくり系再生リスト➡ruclips.net/p/PL5MwGzeXkPKnyfOqOH0bBzpb6CxfukyVi
いわゆる雑草が耕起もせず肥料も与えず連作状態でも生きていけるのは植物の本質でありこの動画の説明でしっくりきますが、作物という事になると話は少し変わってきますね、さらに採算を考えた営利になればなるほどこの解説からは遠ざかりますね。
いつも楽しい動画をありがとうございます。土の中は宇宙のような世界が広がっているのですね。緑肥、AM菌と使いたくなりました。プランターで野菜作りを楽しんでいますが、土づくりしている時が1番楽しいです。
現在絶版ですが、"根と共生して作物を強くする菌根菌の活かし方"という本は情報自体は古いですがArbuscular菌根菌に関して農業面での利用的側面から書かれており、まとまっていて非常にわかりやすいので初学者にはオススメします。また、(論文タイトル:アーバスキュラー菌根菌の接種効果を決定する環境要因)こちらの論文では接種効果に関連する因子が図化されておりイメージもつかみやすいと思います。初期感染に関して土着性菌根菌による接種効果の減衰やとC/N比についても触れられているためより理解を深めるためにも一読する価値はあると思います。アーバスキュラー菌根菌は今でこそ国内の資材供給量は9t程度とピークからは大幅に減少したものの昨今の肥料高騰や肥料原料の枯渇の可能性を受け今後普及の可能性がある分野であり、植物内生菌や土壌の可給態リン酸との関係やリン溶解菌や前作効果など解明されている分野も幅広く非常に面白いトピックなので今後の動画も期待しています!
いつもためになる動画をありがとうございます。肥料を輸入に頼っていると聞いて危機感を抱いた人間です。化学肥料に頼らず野菜を作れるようになりたいと改めて思いました。菌の世界、見えないだけに面白いですね。
ブナ科、マツ科、カバノキ科などの樹木は外生菌根菌の力を存分に借りて大きく成長する。梅雨〜秋にコナラやクヌギの雑木林や、赤林や黒松の松林に行けばベニタケ科、テングタケ科、イグチ科をはじめとした多くの菌根性キノコが見られる事でしょう。
松の盆栽を育てていますが、植え替えのたびに根が真っ白になるほど菌根菌に覆われています。
非常に面白い講座でした。
第二の根である菌根菌のネットワークの活性化によって栽培する農法がまさに自然農法ですね。
菌ちゃん農法や炭素循環農法なども同じ考えに基づいているのでしょうね。
土壌中には十分に栄養成分はあり圃場全体の菌根菌ネットワークの量が増えるほどに土壌中の栄養分は植物に吸収されやすくなっていくというのが自然農法の考え方ですね。
ですが逆に肥料や、耕耘することで菌根菌ネットワークの形成を壊したり阻害してしまう。
自然農法が年数経過するほどに土壌活性が上がり収量が増え安定していく代わりに2年目~4年目の収量が大きく落ち込むと言われている理由でもあるのだと思います。
もっと土壌について研究が進んでいけば自然農法をもっと科学的アプローチで進化させていけるのだと思います。
面白い話ありがとうございます。
菌根菌すごいね~、じゃなくて人間がわかってないだけですね。きっと。
ここまで解明する努力もすごいと思います。
人間も腸内細菌と共生していて、偏った食事でも、腸内細菌が代謝してくれる物質で生きていけるのかもしれない。解明されてないだけです。きっと。
自然農法を始めてなかなかうまくいかないなぁ…と思っていたのですが、その原因の1つに炭素不足があげられたりします。今、夏野菜の苗がようやく植えられたので、その上に雑草マルチで炭素をいっぱい供給するというのが理屈的に証明されて、すごいなと思いました。
今回の菌根菌のお話をずっと待っていました。
特に菌糸の伸び方とか菌根菌の細胞壁がキチン質だということは初めて知りました。
実は外生菌根菌にはマツタケなどの他にツチグリがあり今そのツチグリ菌を果樹栽培に利用しているところです。マツタケは培養できないけれどツチグリはどうかな?と思って人工栽培にも挑戦しています。
もしうまくいったら億万長者になれるかもしれませんね。夢ですけど😅
人も植物に使われてるってところが面白かった。
イチジクの実を食べたいがためにせっせと挿し木してる時に まんまと
イチジクの生存戦略に乗せられてる自分に気付いたりします。
知人に道法かぶれの方がいるのですが今回の動画を観て、道法スタイルでは肥料成分が無くても植物ホルモンを活性化させることで植物が育つという考えらしいですが、活性化したホルモンによって微生物が増え、結果的に肥料をやらなくてもよく育つのかなぁと思いました。
もし機会があれば道法スタイルの解説などもお願いします。
投稿お疲れ様でした。
以前のトウモロコシの話、微生物の話、面白かったです。植物、微生物、人間。見方によって支配しているのかされているのかが変わる壮大な話になって面白い面白い。
リンは汚水から採取出来るように開発しているらしいです
菌根菌と相性の良い、悪い地域の水や雨も有りそう。家庭菜園だと地域毎に水道水の質も内容も違うし。
すごく面白いですね。
よくわかりました。ありがとうございます。
とても為になるお話を有り難う御座います。
ここから派生するであろうお話で、日本の農業で使う肥料は海外に頼らないと生きていけない位、日本では生産できないそうですね。
今回の菌根菌から、肥料を必要としない農業や園芸栽培への未来のお話もして頂けると助かります。宜しくお願い致します🥺🙇♀️
まさとっちが言うように肥料が高騰するだけでなくいつか手に入らなくなる時がくるかもしれない。その対策として私は肥料のいらない果樹栽培を考えてます。
そしてブルーベリーに菌根菌を付けたら木の半分だけとても甘くなりました。これはおそらく菌が遠くまで延びてリン酸と水分を集めてきたのでしょう。
これからは肥料だけに頼るのではなくこうした《菌根菌》をうまく使えたらいいと思います。 まさとっちがここまで詳しく調べてくれたことに感謝です😂
菌根菌を使ってますが、凄くわかりやがったです。ありがとうございます。
菌と植物と人間が有機的に繋がって、まるで一つの宇宙が出来上がっている。ぼんやりとは感じていましたが、はっきり理解することが出来て良かったです。農業はほんと奥深くて面白いです。緑肥もやってみたくなりました😊
とてもいい解説❤
菌ちゃん農法をしていますが、窒素固定細菌が窒素を供給する事はわかっていましたが、今回の動画でリン酸・カリの供給される仕組みがわかりました。
水耕栽培とかとは真逆の考え方だよな
トマトとかの水耕栽培を見てると化学肥料絶対主義になってしまう
水耕栽培だと肥料は濃すぎるとだめだけど
とりあえず切らさず長期間絶え間なく与えるのが良いってなるからね
素敵な動画でした!
有機関連の動画、ありがとうございます。
関市のフェスに参加した有機農業をしているものです。
土づくりを試してみようと思っています。
この話はめちゃくちゃ興味深い
無施肥の畑があるので、そこに何かしらの菌根菌を散布してみます。
不耕起の大豆栽培が体力的に辛くて耕して作ろうかと思っていたのですが、大事な菌を減らしてしまうのですね。
又別の方法を考えないと農業が続けられなくなってしまう😂
マイコラス米を栽培してる農家、農業法人が鳥取県であります。
水田雑草では無くて乾田で栽培してます。
いわゆる、畑で米栽培をしてる。
昭和24,25頃、小学校低学年時代を滋賀県草津市で過ごしましたが、当時はポッチャン便所しかありませんでした。また、物を運ぶのにまだ、馬車が使われていて、御者の知らないうちに、
荷台に飛び乗ったり降りたりして遊んでおりました。あるお百姓さんがお宅のものは、稲を育てるのに良い肥料になりますと言って、2つの肥たごに入れて天秤にかけて持ち帰り、お礼にと言って、稲の収穫後に新米をドサッと持ってきてくれたものです。日本に肥料が入らなくなれば、水洗トイレを改修してポッチャン便所にする必要が出てくるかもしれませんw
炭素循環農法について、菌ちゃんや自然栽培とどう違うのかやって欲しいです!
最近の動画で、自然農に興味があるというお話をされていましたが、自然農的な考え方では、草こそが今その土に最適な緑肥、みたいな考え方があると理解しています。
親が去年観賞用に育てたヒマワリの種を取っていたので畑の緑肥のためにドバーッと蒔きました
秋にすき込みます
青枯病菌は常にある物質を土壌に放出していて、その濃度が一定以上になると、仲間が十分に増えたと判断して一斉にトマトなんかを攻撃するってのは聞いたことある。
菌根菌もそういった環境中のいくつかの物質濃度をセンシングして、近隣植物の状態を判定しているのかも。
アストロスキヤキキンコンキン??面白いお話でした〜そうかあ、キンコンキンのおかげで植物が陸上に上がって来れたのかあ〜面白かったです
最後のつるちゃん「土の中は宇宙」って言葉がずっと心の中に残ってます。
地下の世界はまだ知らないことだらけで菌根菌が森林を支えているとか幼い苗木を大木が地下の菌根ネットワークを通して育てているとか聞きました。
もしできれば畑の土だけでなくもっと広い意味で地下の様子を動画にして欲しいと思います。自分のスマホだけでは限界があるので😢
菌根菌って、よく聞くけど、それ自体見えるもんだとは知りませんでした!
やばい、前回同様に内容が目からうろこで面白すぎる!!! だから植物ってアスファルトやコンクリートに根を生やせるんだ。農業も学問だね。
とても面白かったです。ありがとうございました!
最後つるちゃんの「宇宙人から見たら、わー植物よく人間使って生きようなって思いいようと思う」「植物に寄生した微生物ぐらいの、人間」「菌根菌みたいなもん」が、ホントそうだなって思いました。
…もしかしたら植物も、菌根菌の為に存在してたりして…😆植物メインの歴史を知りたくなりました💚
世界最大の生物がキノコで山一つ同じ個体とかあったくらいだから広がる時は何十メートル言ったもおかしくないかもね
1平米くらいでも共生農方はできるのか、条件や最低限必要な物資など教えて頂きたいのです。プランター菌ちゃん農は試し済みで、小さな庭の家庭菜園からでも大地自然と繋がり地球を少しでも綺麗にしたいです。
30年位前に故立花隆の著書に水中栽培の1本のトマトに2万個(?)の実を付けた写真をみました。不思議で不思議で今だにクリアーになりません。土がないのにどうしてですか?80代初コメです。
水耕栽培で必要な養分を供給し続けながら栽培すれば可能ということですね。
ただの水では不可能。
養分=肥料を溶かした水耕液だから可能となるのです。
@@nyaodavid 早速のご返答ありがとうございます。当時私は土壌で育つより水中栽培の方が
成長にとってストレスがなくいいのかな?とか,生物のホメオスタシスがなにか変換された結果として、室内で数メートルに巨大化して、2万個の実を付けた~???不思議がそのままでしたので
ニコラ・テスラの全ては光ということ、土、水、光等々わからないことだらけですね。
つるちゃん達の活躍に期待しています。
お肉とか魚の骨とかなんとか分解させてリンを土壌に固定できないかな
なんちゃって有機無農薬で家庭菜園をしている者です。
いつもためになる動画をありがとうございます。
今回の動画も非常に勉強になりました。
うちの畑は借りた当初は病気もなく(害虫はきますが)よく育っていたのですが、段々病気が出るようになりました。
根瘤病になる作物が増えたので色々調べて、今年は線虫捕食菌なる資材を入れてみました。今のところは良好に推移しています。菌資材を入れるのはちょっと心配もありましたが。
いつか菌シリーズで線虫捕食菌のことも教えていただければと思います。
母ちゃんはヒトデを肥料にしてたな、リンがある言うて。
植物育てるのに音楽聴かせたりって見たことあるけど、菌にも音(振動)って影響ありそう。
菌が働きやすい振動を土に与えたら、いっぱい伸びたり吸ったりしてくれないかな笑
北海道ではカラマツ林にハナイグチが出ますが人がよく入ってる林のほうがよく出ます
動物の排泄物や遺骸など全てを植物の養分として完全にリサイクルするシステムみたいなものは存在しますか?例えば、人間が火星にコロニーを作った場合、有機物のみならず植物が利用できるものは全て無駄にしたくないという観点から、炭素や窒素、リン、カルシウムなどの循環を植物、菌類、人間などが、つながり合い、影響し合いながら、永続的に活動していくためのシステムです。
ブロッコリーのスプラウトが、根っこの先が、白かったので捨てようかとおもったら、菌根菌と知り、食べました😊
緑肥はやっぱり最高や!
奥が深すぎて大変だ。😮
農家全体が種を売るようになったら余るほど増えるのか。それとも減ってしまうのか。皮や茎や水分を土に帰して可食部の一部だけを人が食べるという仕組みにしても枯渇していくのか気になります。
良いお話でしたー!!植物と菌が合体していて、まるで一つの生き物、というところの話し、良いですよね!森林や果樹園ではもっと広がって、無数の菌糸同士が連結して栄養物をやりとりしているので、その一体の畑や山が、まるで一つの生き物と考えられるようになってきていますね。
分解と分析の科学から、より広い視野、より多層的・多元的な科学、マルチオミクスな科学的思考法がこれから重要だと感じますし、それがより生命の本質を捉えていくことに繋がると思います。
ちなみに、アカザ科はいまはヒユ科アカザ亜科となっているみたいですよー。
毎回楽しく、かつ学びのある情報をありがとうございます。今回も面白かったです。宇宙から見た、のくだりがさいこうでした。
宇宙目線でヴィーガニズムをどう捉えるかという対談を聞いてみたいです。
不耕起による菌との共生は庭木にまかせて、家庭菜園のほうはプランタ栽培を中心に、庭木の剪定枝をチップ化して燃料として燃やした灰と、鶏糞、自前尿素水あたりを肥料としてやっていきたいと思っています。
最適な成分比を目指して、自宅に無い樹木のチップを買ってブレンドして燃やす、なんてこともしたいです。
灰にすると肥料扱いでややこしくなりそうなので、「燃料かつ草木灰の素」として、
剪定枝チップのままか、ペレット化するにしても樹種と配合比とかを明記して、
推定灰成分を明記したものが流通してほしいです。
そのための基礎的なデータとして、
ウメ 夏季剪定枝チップ 葉付き 100g中 カリウム何mg、カルシウム何mg、マグネシウム何mg、...
みたいなデータが載っている「庭木剪定枝チップ成分表」を日本食品標準成分表みたいに国でちゃんと作ってくれないものでしょうか。
なんか、この世界の主役は菌根菌なのかも、と思えて来ました😂菌根菌ネットワークを張り巡らせるために人間も僕なんだわ😅
アマゾンの炭だけ入れた畑で500年間も野菜が出来てるテラ・プレタ農法の仕組みはどうなんだろう。
質問です。緑肥に興味を持ちましたが、豆科の緑肥を使った場合、後に同じ豆科の作物を植えて連作障害は起きないのでしょうか。
学校で地上部に見える植物について学ぶことからスタートするから菌を使う発想に至ってこなかったのかな
【質問】
炭素を土壌中に供給する方法について質問です。
水溶性の炭水化物なら効率的に供給できそうですが、水溶性炭水化物といえば腐植酸資材ですよね?
あとはキクイモに含まれるイヌリンもそうです。
そこで質問なのですが、キクイモの粉は炭素供給に使えるんですかね?
栽培中に使っても根腐れ起こらなければ、ほとんど腐植酸のように使えそうなのですが…
腐植酸は水溶性ではありません。仰っている腐植酸は通称で、腐植酸は正しくは「暗色不定形の高分子物質でアルカリに溶けて酸で沈殿する物質」です。「腐植酸資材」の効果の中心は保肥力の向上で、ここで言う炭素源=エネルギー源としての効果は小さいと考えられす。
なお、イヌリンは化学構造で定義される多糖類の一種ですから、炭素(エネルギー)源=微生物のご飯としては利用可能かと思います。
@@nyaodavid 栽培期間中にイヌリンを入れた場合、何か作物に対して悪影響は想定されますか?🤔
@@おきてがみ-k2r 多糖類は微生物にとって炭素源(エネルギー源)ですが、もし大量の炭素源を栽培中に投入すれば、微生物が大繁殖し菌体(タンパク質が中心)に多くの窒素が取り込まれ、結果として植物にとっての窒素飢餓状態(窒素不足)が起こります。栽培中の炭素源添加は量次第ではリスクとなります。もしどうしても施用するならCN比が10程度となるよう窒素源も一緒に施用する必要があるかと思います。
@@nyaodavid まあそうですよね〜。ありがとうございます。
菌ちゃん系と焼畑って何が違うのでしょうか?
在来菌などはどうなってしまうのでしょうか?
デメリットはないのでしょうか?
土壌殺菌をする事で実質的に無肥料な栽培をしている農家さんは私の周囲にもいます。しかし無肥料栽培を目的に土壌殺菌をしているワケではないのですよね。土壌殺菌をする必要性がある畑で栽培をする場合、肥料を減らさないと肥料過剰で(大きくなり過ぎて)狙った時期に規格通りの大きさに収まらない事になるのですよね。なので、それを回避する為に、減肥した結果、ほぼ無肥料になるだけだと聞いています(微量要素などを入れる場合はあります)。
クロピクの様な土壌殺菌剤を使わなければならない状況って、畑作農家的にあまり良い状況ではないのですよね。なので、できるだけ使わないで済む状態を維持する事が普通なので、上記のよーなカタチでの無肥料栽培も、そんな異常事態での対応の一つだと捉えています。異常事態の対応故に通常は使われないので、多くの農家さんは考慮もしませんので、土壌殺菌後の減肥の加減も解らないのですよね。
無機肥料(慣行農法)と、有機、菌ちゃん農法などの比較実験を見たいです。
菌根菌の概要を教えて下さり有難う御座います!
気温(地温)が上がると根の酸素要求量が増大するって・・・菌根菌が増えてるから?
大雨など過剰水分による根痛み症状も、今まで生きていた菌根菌が酸素不足で死滅し、急に養分供給が激減することが原因の一つなのだろうか?いや、そもそも菌根菌は呼吸しているのだろうか?
うん、もっと勉強しなきゃ。。。
Oishii Farm のイチゴ工場へ見学に行ってリポートしてもらいたいです!
めっちゃためになりました。ところで、PSB菌?の科学的調査はされていますか?なんか情報あればご紹介ください。
PSBの研究はよくされていて論文も200以上あります。
過去の論文を解説した総説(Review)としては、以下の例があります。
Purple non‐sulphur bacteria and plant production: benefits for fertilization, stress resistance and the environment. Microbial biotechnology, 2020, 13.5: 1336-1365(オランダの研究者の総説、有料です)
From Lab to Farm: Elucidating the Beneficial Roles of Photosynthetic Bacteria in Sustainable Agriculture Microorganisms 2021, 9(12), 2453(台湾の研究者の総説、無料ダウンロード可)
ご参考まで。
共生農法について、独自の検証をしてほしいです。よろしくお願いします。
やっぱり理論を知るのは面白いですね。
私事ですが、コンパネで雑草腐葉土作ろうとして、期限切れのヨーグルト入れたら腐敗臭がすごくなってしまいました😭
石灰撒いてカルスやERぼかし?を入れても復活しないでしょうか😢
かもすぞー!
ヨーグルトは窒素のかたまりなので、C/N比を下げるのが良さそうではあります。
もみがらやおがくずなどを追加されてはどうでしょう?
@@おきてがみ-k2r 「C/N比を上げる」ではないしょうか?
@@nyaodavid ありゃ、そうですね。ご指摘ありがとうございます。
いつもタメになる動画で素晴らしいですね。今回も面白い題材ですね。
科学的なことは分からないのですが質問させてください。
土壌に炭素を…っていう部分ですが、これって無機の炭みたいなものでもいいのですか?
よくキャンプ場で焚火をした後、炭をこっそり埋めていく人がいるらしく、それが土に還らないって理由で問題になってるのを聞いた気がするんですが、これは間違いってことでしょうか。
そもそも焼き畑農業やもみ殻燻炭ってのがあるのに、なぜ炭がダメなのかが良く分かっていません。
炭素とゆー物質が欲しいワケではなく、エネルギーが欲しいのだと私は解釈しています。
光合成で作られた炭水化物(=糖=光合成産物)ってエネルギーを物質として固定しているモノじゃないですか。で、炭水化物を投入する事でエネルギーを与えられるから、それを分解して土壌生物が生きてゆけるカタチになっています(16:22光合成養分=炭水化物と見ると同様の流れがある事がわかるかと思います)。その結果、植物も良い影響を受けます。
農業系だと分類的に、炭素率(C/N比)の高い資材の事を「高炭素資材」とか「炭素系資材」とかいう習慣があるのですよね(←炭素循環農法の影響かも?)。なので、そのイメージで、こーゆー資材を指して「炭素を!」とゆー言い回しになる事が多いのですよね。
で、炭は土に入れても殆ど分解しないよーに、生物の力でエネルギーを取り出せないので、それだけでは投入しても土壌生物を増やせないのですよね。炭も農業的に良い効果がある資材ではありますが、「土壌生物のエネルギー源となる資材を入れよう!」とゆー目的から見ると適さないと言えるワケなのです。
「土壌に炭素を」は確かに不明瞭ですね。
ここで言っている炭素はおそらく微生物のエネルギー源としての炭素(炭素源とも言います)のことで、エネルギー源を加えることで微生物の活性を上げ、物質の循環や伝達を高めようという趣旨だと思います、グルコースやセルロース、ヘミセルロース等の糖類・多糖類がその中心です。
ただし、土の中に微生物にとって美味しい炭素源を入れすぎると大繁殖して、菌体を作るために土の窒素も吸収してしまい、作物にとっては「窒素飢餓」の状態になってしまうので注意が必要なのです。
人間は植物に使われてるって面白い発想
土の中に混ぜるのではなく、表面にばらまくでもいいのか気になります
山王銀之輔が植物はヤバくなると助け合うって言ってたね
微生物を殺して、という表現からいつも疑問に感じていることをまた思い浮かべました。植物は茎や枝を切って土に挿して置けば再生しますので、いくらでもクローンが作れますが、動物と違ってどの段階が「死んだ」のか分かりにくいです。いや、もしかしたら微生物も分かりにくいかも?植物はどういう状態になれば死んだと言えるのでしょう???
また、切り離した時点で別々の生命と考えるのでしょうか???
哲学的問ですね。
個人的な直感では、「ある集団が維持されなくなったら」それに該当するとゆー認識かな。ヒトが心停止しても細胞単位ではまだ維持・増殖していますが、個人とゆー単位の集団の維持はだいたい終了します。植物も挿し木で増えたモノを別の集団として認識したら、その集団毎に判定するでしょうし、同一の集団としてとらえた時は集団全体の状態で判定しているイメージ。
余談ですが、
一つの細胞を最小単位に仮定してみると、ヒト一人は大きな集団で、そこから分かれて子が生き続けている事を考えると、動物も植物も生命誕生から今まで生き続けているとも見る事ができたり~
色々視点を変えてみるのは面白いですよね。
@@なごみ-k7z ありがとうございます。家庭菜園や生ゴミコンポストを初めて以降、それまで余り考えていなかった疑問が次々とわいて仕方がありません。
ても勉強になります。農学部の教授になれば。
やっぱり人肥って植物を育てるには最高に合理的だったんですね。
もしリンが輸入できなくなったらまた利用する日も来たりするのかも((+_+))
次回お待ちします。
緑肥は合理的‼️
都会の隙間地面で野菜を作り始めるとき、コンクリートから出る毒や害獣駆除剤が わりとその場に残ってると聞いたことがあるので、デトックスのやり方が知りたいです。
資材を与える場合、1株につきスプーン1杯などの少量でも十分なのでしょうか
面白かったです!
緑肥を育ててすきこむと、菌根菌は死んでしまうのでしょうか?
最近、菌根菌にハマっているのでこれで3回目のコメントになります😅
この動画で『菌根菌があれば肥料はなくていい』と言い切られているのでその実証実験をすることにしました。
挿し木したブルーベリーに外生菌根菌のツチグリ菌を共生させてスリット鉢で育ててみることにしました。
モチロン無肥料です。
もしこのブルーベリーが水だけで育ったら《菌根菌があれば肥料はいらない》ということになりますよね 。
またいつか菌根菌の動画をあげてください。その時に結果を報告したいと思います。
肥料は要りますよ!
要らないと言われている理由を紹介していますが、私は必要だと思っています。収奪分を供給されていないので
収奪分の供給って何だか難しい言葉ですね。
でも外生菌根菌のツチグリ菌のパワーは思ったより凄いのでもしかして!なんて思ってます。
まあ、結果を見ないと何とも言えませんが。
最近、見つけた菌根菌の情報です。
『らん科の植物』は光合成をしないで根っこについた菌根菌だけで何年も生きるようです。
菌根菌ってやっぱり凄い!
動画と関係のない質問でスミマセン^^;
接ぎ木の次郎柿を植えて5年目で、昨年から収穫をしています。
今年出た枝(果実なし)の先端から、2次成長で枝が伸び始めています。
来年の着果枝に利用できると思っていたのですが、このまま放置でも大丈夫でしょうか?
人間も菌根菌と似たり寄ったりだネ😊
植物(コケ植物)が陸上に上がったのは5億年前で、コケ植物。4億年前は維管束植物(根あり)の登場では。
非常に興味深い講義^_^
オルトランDX粒剤は菌根菌を死滅させますか?
情報はサイトカインとかかな?
肥料は必要ですよ。
狂ったバランスは人為的に戻さない限り。
菌根菌が起きてくれません。
菌根菌は、根酸と一緒にストリグラクトンが起きなきゃダメだし。
彼らからすれば起きたところで物理性と化学性が整ってない限り仮に起きたとしてもすぐ死んじゃいますからね。
それな✨🔔
菌根菌はキノコの世界でよく聞きます、マツタケはその代表例でしょうか。
菌根性食用キノコ一例ですが
・マツタケ(赤松、稀にカラマツ)
・タマゴタケ(ナラ、クヌギ等のブナ科樹木およびモミ、ツガ等のマツ科樹木)
・ヤマドリタケ(トウヒ、エゾマツ等)
・ヤマドリタケモドキ&アカヤマドリタケ&ムラサキヤマドリタケ(コナラ、クヌギ、シイ、カシ等)
・ショウロ(クロマツ)
・チタケ(ブナ、ナラ等)
・シャカシメジ(ナラとマツの混交林)
・ウメハルシメジ(梅の木およびリンゴ、モモ、ナシ等バラ科の果樹)
・アミガサタケ(イチョウ、ヤマザクラ、カツラ等)
いつも楽しく拝見しています。
ただし今回の「肥料は不要」はミスリードだと思いますが如何ですか?
無肥料の自然土壌では、ミネラルは雨水や風化を通じてしか供給されないし、窒素も共生微生物や大気からしか供給されません。菌根菌も含め、土壌微生物は土壌中で物質循環や窒素固定等を担い、植物への養分供給を助けるのは間違いないけれど、これら微生物が「無から養分を生み出す」ことは絶対にありません。
「科学的」を忘れないようにしてほしいと思います。
アンモニア対窒素を好む植物について知りたい
アンモニア態窒素vs硝酸態窒素だと思います。多くの陸上植物は硝酸がお好みですが、アンモニア態窒素すきの体表が水稲。ちなみに畑にアンモニア態窒素(硫安=硫酸アンモニウムとか・・)を施用すると、土壌中の硝酸化成微生物が働いて硝酸に変えてくれます。
オージープランツはリンがいらない、なぜならリンを特別に吸い取れる根っこがあるからって聞いたことあるんですけど、オーストラリアの野菜とかどうですかね?りんなくて育っていいのではって思うのですが、ありますかね
菌ちゃん先生との対談が観たいです!
農業高校の授業みたい
菌根菌は踏みつけには強いでしょうか。
草刈りにハンマーナイフモアを使っています。
地上部だけ粉砕するので根は残っているから大丈夫だと良いのですが。
こんにちは。緑肥って知ってから畑のまわりや休ませている畑などに「セスバニア系(マメ科=窒素固定?)」や「ライムギ・エンバク」や「ソルゴー」を植えていますよ。「緑肥」って言っても分かってもらえない雑草扱い AND マイナー野菜のアスパラガスを家庭菜園で育ててます。(緑肥のメーカーとしてカネコ種苗や雪印種苗が有名みたいですが。)
そういえば「ミミズ」ってどこから来るのでしょう?あの生き物って移動はするみたいですけど…。先日早朝に畑に行ったらミミズが出てきて~~~ヾ(^∇^)おはよー♪とは言ってませんでしたが(滝汗
植物の情報共有、について。
スピ的になるかもしれませんがアナスタシアより。
ざっと言いますと、、
タネを撒く前に口の中に入れ、舌の下に数分置く。
するとタネはその人の情報を記憶し、
撒いたタネから育った作物はその人の病を治す力を持つ。と言うものです。
話変わって、癌の人は口腔内が酸性なのだそうです。
なので、ある医師は唾液を検査し、アルカリであれば絶対にがんではない。と言い切っていました。
血液が酸性であれば唾液も酸性であるのだと思いますが、
ココでタネを口に入れてその人の情報を、、、。
につながってくるのです。
アルカリか酸性か、はたまた糖尿なのか、血液がドロドロなのか。
その状態は口腔内の唾液に反映される。
色んな体の状態はあるでしょうが、それをタネに染み込ませる。
それを吸ったタネは、「あ、やばい。なにコレ」って思う。
で、そのやばい状況に打ち勝つ植物体になろうとする。
その植物を食べれば病に効く。
、、、って言うことなんだろうと。
植物同士でもそう言ったやりとりがあるのかなと。
なんか液体出してやりとりしてるのかなと。
植物は根っこの先からなんか出して、土や石などを溶かすと言いますね。
余談ですが金を溶かした液体がとても人体にいいらしいですが、
水に金を溶かす際にそのような根っこの先から出る液体をつかうことがあると。
水に金を混ぜる、ではなく溶解するんです。
とにかく植物は不思議です。
しかし、単純に見たままなのかもしれません。
痩せた土地とは?
チェルノーゼムが凄いのが分かった。
マジ面白いです❤多肉を育ててるんですが、寄せ植えは枯れないんですよ、何か土の中で起きてますよね。
信号は、根からだけじゃなく、空気中でも発信してませんか?
4億年前の陸になければ、海の底には 有機物があるのかな?
生命=有機物です
このシリーズいつも楽しみにしています😄
論文ではありませんが、たまたま今日見た動画で植物の情報伝達の話をやっていました。
ruclips.net/video/cBpZSXdspLQ/видео.htmlsi=Buc2is8jZn3zd-qd