司馬遼太郎が描き損なった「和の武人」乃木希典
HTML-код
- Опубликовано: 10 фев 2025
- 『坂の上の雲』は「乃木愚将論」に固執することで、世界の称賛を浴びた「和の武人」を描き損なった。
伊勢雅臣の国際派日本人養成講座
No.1209 司馬遼太郎が描き損なった「和の武人」乃木希典
ブログ版
note.com/jog_j...
■目次
00:24 ■1.「祖母から乃木大将の話や歌を教えてもらいました」
01:47 ■2.「児玉は、成功した」という「真っ赤な嘘」
05:11 ■3.児玉総参謀長は何をしに来たのか?
06:50 ■4.「乃木を替えることはならん!」と言われた明治天皇
08:56 ■5.乃木の自刃を止めるために
10:18 ■6.「乃木愚将論」で失われた人間性の真実
12:06 ■7.世界から「尊敬と希にみる所の賞賛」を受けた「和の精神」
■リンク■
・JOG(802) 乃木大将の「みあとしたひて」
明治天皇に殉死した乃木大将は、その後も多くの人々の心の中に生き続けた。
jog-memo.seesaa...
・JOG(783) 水師営の会見 ~ 乃木将軍とステッセル将軍
敵将に対する仁愛と礼節にあふれた武士道精神は世界に感銘を与えた。
jog-memo.seesaa...
■参考■(お勧め度、★★★★:必読~★:専門家向け)
→アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。
・桑原嶽『乃木希典と日露戦争の真実 司馬遼太郎の誤りを正す』★★、PHP新書(Kindle版)、H28
www.amazon.co.j...
・司馬遼太郎『坂の上の雲(五)』★★、文春文庫(Kindle版)、H11
www.amazon.co.j...
■歴史人物学習館■ rekijin.net/
賛助会員お申込み → x.gd/rekijin
賛助会員に登録いただき、年3千円の会費をお支払いいただくと、毎年30人の子供たちに尊敬する偉人を見つけるチャンスを提供できます。
※優良教材の推薦、人物ページの編集、感想文祭りの実行などのボランティアも募集しています。賛助会員お申込みページでご記入ください。
・JOG(1277) 歴史物語による歴史教育再生(下) ~ 歴史人物学習で青少年は元気になる。 目指すべき頂とそこへの道筋を見いだすことで、青少年は活き活きと成長していく。
jog-memo.seesaa...
・JOG(1276) 歴史物語による歴史教育再生(上) ~ 人を動かす「物語」の力 進化の途上で想像力を獲得した人類は、大きな共同体をつくり、協力できるようになった。
jog-memo.seesaa...
#創刊25年#7万部発行
あなたは自分の言葉で日本を語れますか? 自分の国を、愛情と誇りをもってお国自慢できないような人は、国際社会で相手にされません。あなたが、しっかり、お国自慢できるよう、わが国を築いた先人やお国ぶりを学べます。小学校上級生以上なら理解できるよう、分かりやすく述べています。。
____________________
(文責)伊勢雅臣 (動画作成)原信平
司馬小説は本当の歴史じゃありません あくまでも面白い歴史に興味をもつきっかけなので 興味があったら自分で調べて追求したいですね
ちょうど昨日、坂の上の雲の203高地(後編)の再放送がされたところ。実にタイムリーな動画になりました。
誠に有難うございます。シェアさせていただきます。
ありがとうございます。励みになります。
司馬遼太郎氏の著作が、丸で史実のように語られるのは、日本史学を学んだ私には、悔しくてならない。今でも「司馬史観」と言われる歴史観が真実のように語られ、正確さに欠けている事に、日本人は騙されないで欲しい。
ありがとうございます。まったく同感です。
所詮、大衆小説家。東スポのインテリコーナーに連載しておけばいいレベル。
おっしゃる通りです。
SNSなどをフェイク扱いしますが、大手マスコミのほうが問題かな。NHK大河ドラマをはじめあまりにも司馬史観に歪められている。
各個人の史観が事実とされることに則って作られなければならない。というのは傲慢。神話や物語があっても構わない。ただ、史観を作り上げているものの中でどれが事実とされているのか、どれが議論の余地のあるものか、どれが神話か、あるいは創作物か、その辺は押さえておかなくてはならない。神話や物語でも事実でなくても人間としての真実が含まれているかもしれない。過去の人物がどんな思いでことを成したかは事実を積み重ねても分からない。小説家が妄想で作った理想の人物を手本にしてある人が生きたとしてもその人をくだらん人間と軽蔑する気にはならない。軽蔑するのは人間全体に対する傲慢な態度とさえ言える。
付け加えると、歴史的人物の思いとか推測するしかないようなものを排して作った史観を唯物史観と言い共産主義の基礎になっている。現在中国共産党が迂回ルートを辿っているようだが共産主義はあの壊滅したソビエト連邦のような末路に行き着く。ただ、共産主義に対抗する為にナントカ史観を作らねばならないとは思わない。
我々が子供の頃の遊び「乃木さんは偉い人」がいつの間にか「だるまさん、転んだ」になってしまった。日本は堕ちた。春が来たら、那須の乃木別邸に詣でます。心が洗われる思いで。🙂😊
司馬遼太郎の坂の上の雲を読んだ時、乃木大将を何度も愚将呼ばわりする事に嫌悪感をおぼえたものです。武士道に生きた乃木大将を深く理解されていらっしゃった明治天皇。さすがに明治大帝と言われる立派なお方です。今を生きる日本人はもう一度武士道精神を取り戻さなければならないとおもいます。
司馬遼太郎が乃木さんを悪く描くのは、彼が学徒出陣により大学出のインテリなのに中学にも行ってない下士官兵たちに厳しい指導やイジメを受けたトラウマにより昭和という時代、特に陸軍を敵認定したからだと思います。
海軍行けば良かったのに。
明治初年の数多いる戦場指揮官の中で最優秀な者のひとりである
西南の役の植木遭遇戦後の遅滞行動が鮮やかでとても初戦とは思えない程である
ドイツに於ける研修以降は常に欧州最新の軍事書を取り寄せ研鑽を積み
陸軍大演習には予備役でも参加し前線部隊と行動を共にするのを通例としていた
そもそも、陸軍は鉄壁であった旅順要塞の攻略を簡単に考えていたのは事実だ。そして、責任ある軍の将たる者は人格者であって欲しい。どれほど乃木大将が辛い立場であったのかは普通に想像できるし、かえって現代に生きる方々が共感できるのではないかと思います。
まるで歴史研究家の様にフィクション小説を書いた司馬遼太郎が嫌いでここに辿り着きました。
私もFbにてシェア頂きました 広めて欲し素晴らしい動画です ありがとうございます
誰が司令官をやっても多くの将兵が命を落としただろうけど
乃木将軍は自身の手腕に痛切な気持を持ち反省し続けた。
それを真に受けた人が乃木無能論を唱えた。
映画「二百三高地」を観て乃木愚将論を信じてしましたが、いろいろ調べてみてそれが嘘だったというのに気づきました。
私は、乃木希典閣下を゙尊敬しております。
昭和天皇の教育係にして素晴らしいお人です。
司馬遼太郎を゙拝読していないのが救いです。
チャンネル制作者の伊勢雅臣です。
コメントありがとうございました。終戦時に日本を救われた昭和天皇をお育てしたことが、乃木大将の最大の功績だと考えています。次回動画でこの点を論じます。
伊地知参謀は、無能の人として描かれ残念でした。児玉は人を怒鳴るような人物ではなかったのでは…
物語を面白くするために、フィクションで人物をこき下ろしたりするのは、歴史作家としての品格を汚しますね。
伊地知の旅順陥落後のキャリアを見れば一目瞭然。薩閥の秘蔵っ子、伊地知にして中将止まり。旅順攻略戦の稚拙さの傍証にはなるな
@@japanontheglobe4086司馬さん歴史作家って名乗たかな?そもそも、歴史作家って何?
@@明伊藤-d3h 歴史小説家だし悪く書いたとなっているが、そうでもないよね
ついでに、私は司馬遼太郎ファンであり、ここらのおかしな点について15年ぐらい前にネット上に書き込んでいたことがありますが、何人かの人に絡まれたものの説明の内容に納得してくれた人は多かったですがねw乃木希典と伊地知幸介は『坂の上の雲』での司馬遼太郎の評価は正しくは無い点があるが、愚将としてだけ描いているわけではありませんからねwつまり、逆での『坂の上の雲』をちゃんと読んだの?という問題が生じているはずです
司馬史観?ってのを司馬遼太郎本人が否定しているなかで、司馬史観とバトるのは司馬遼太郎ファンが本来はメインですし
乃木希典と日露戦争の真実 司馬遼太郎の誤りを正す (PHP新書)著者/桑原 嶽/2016年6月15日を参考にしているようですが、その前の段階で小説を読んだだけで私でも述べることが出来たことです
@@英博木村 さん、ありがとうございます。
司馬遼太郎の一ファンとして嬉しいコメントです。
某司馬遼太郎先生の書いた小説は置いておいて、乃木希典大将が名将だったのかに興味があります。この動画で語られている事は、戦後に敵指揮官から評価されたり、国内の他の指揮官から評価されているのは知っています。具体的にどのような戦術・戦略の元、どの様に旅順攻略戦を戦ったが触れられていません。具体的な名采配だったり奇襲などわかりやすい例であれば簡単ですが、敵の強力に構築した要塞をどのように攻め落とす作戦だったのかなどが全く見えてきません。(そのような具体的な作戦を誰かに話していてそれが歴史的資料として残っていないのかもしれません)やはり名将と呼ばれるのであれば、そこが知りたい。なら自分で調べろって言われますよね。
大砲の発達、間接照準射撃と機関銃の登場で20世紀の戦争が様変わりした。
WWⅠ1年目、欧州の将軍達は1年間迂回攻撃を繰り返し、これが無効になっていることに気付いた。WWⅠ2年目、そこで一点突破を採用し只管繰り返し、上に同じ。2年目の終わりになって初めて正攻法を採用。3年目になってようやく吸血ポンプや浸透戦術といった新戦術を考え20世紀の戦争に適応が図られた。
乃木と伊地知は第2回総攻撃からWWⅠ3年目の知見に達していた。
2回目正面攻撃の損害は4000人、3回目は2000人と抑えられ、対して203高地攻撃は16000人の損害を被った。
ちな司馬さん押しは1年目の迂回攻撃、児玉は2年目の一点突破押し。
司馬さんの小説を作り話と言われていますが、そもそも彼は史実を忠実に描写しようとはしていないと思います。
史実は史実であって、司馬作品は優れた小説です。
特に「坂の上の雲」はサラリーマンや相場をする上で必携の書とも言われています。
大阪の司馬遼太郎記念館で司馬さんを偲べば、彼の残した功績に感謝するばかりでした。
司馬史観の見直しが必要ですね!
陸軍は脚気対応で海軍にかなり劣ったがそれがは森鴎外らの責任だから関係は無いな
それはともかく小説は面白かった
歴史家は司馬史観を否定していてそうなんだと
嘘を見破る教育は必要だな
良い教材かも
司馬さんは小説家で、史実を参考にフィクションのエンタメを書いていることを、知られていないのは、NHKの大河ドラマの影響があるだろう。大河ドラマを史実と思っている国民は多い。
伊勢雅臣です。同感です。史実が分からない所をフィクションで補うならばまだしも、司馬遼太郎のように、史実を曲げて自分の人物観、歴史観を通そうとするのは、歴史と先人に対する冒瀆です。マルク ス主義歴史学も同じ病ですね。
本人が極力フィクションを排し資料に忠実に書いたと言ってたから
乃木希典は明治初期の初任官当時、前例のない陸軍少佐で陸軍に迎えられた。あの児玉源太郎は、少佐は望めず尉官だった。
あ。それは乃木が山縣に可愛がられていて、児玉は山縣の苦手な人の教え子だったからです。また山形は天才タイプが嫌いで、また立場に関係なく上にも物申す児玉を嫌っていた。203高地についても児玉は旧友の乃木を助けるために行ったので、自分の功績を乃木の功績にするため、児玉のやったことは史実に残されていない。児玉は自分の地位や名誉はどうでも良いと考える人間。俺の用は済んだ、と言って満州に帰りました。司馬氏は日露戦争当時の事実を知る現地で戦った高齢になった元将兵やその家族たちを取材し、児玉が隠した児玉の功績を世に知らしめたのです。
児玉は今回の自分の行動が越権行為と曲解されて流布しないよう、乃木軍の兵士たちすべてに堅く口止めしたんですね。なので史実に残らない。全て乃木指揮のもとで旅順を落としたことにしたかった児玉。史実が全て正しいわけではありません。司馬氏はそこに目を付けた小説で真実を伝えようとしたのです。
乃木氏が司馬氏の好みでなかっただけの話だよね。
重砲の陣地転換どころか203高地攻略自体坂の上の雲の作品全体から見ればそんなに大きなテーマでは無いと思う。主人公の好古は騎兵隊だし真之は海軍。騎兵が203高地攻略にどれだけの意味が有るかは軍事的な知識の有る人には分かると思う。
一番大きな問題は乃木神社としてまで祀られる程偉大な乃木希典が主人公で有名な作品が無い事だと思う。
乃木希典は戦前に多くの国民が敬愛していただけに、「軍国主義」などのレッテルを貼って、忘れさせようとした勢力がありました。これも自虐史観ですね。乃木を敬愛する方々が優れた伝記を書いていますが、それほど有名にならないのは、残念です。
一番の問題は素人将軍を名将の如く崇める輩。削除ってか?禿げみがきましょう。
@@japanontheglobe4086乃木の軍人、司令官としての優劣を検証すべき。神社云々、枝葉末節。
こいつバカ?陸自出身なら、日本国崩壊。
@@明伊藤-d3h 120年も前の戦争での司令官としての優劣を検証することこそ、枝葉末節でしょう。乃木から学ぶべきは、その生き方、人間性です。
そもそも小説で歴史を勉強しようってのが間違いなんじゃないかな…。
どっちかというと、エンタメじゃん。
今の政治等もそうだと思うが、真実の所は結局わからん。
色々な方面の本を読んで、共通するところを炙り出したら、それが真実に近かろう、ってことなんじゃないかな…
乃木大将は人格者です。ですから戦略的能力の欠如が評価する人により和らいでしまうのです。
鉄壁の要塞に対し三回も同じ正面攻撃を繰り返し、変更もせず将兵を失ったことが戦略能力の
全てです。
先の大戦で乃木将軍と同じ行動気質の政治家・軍人の一群が日本の敗戦に大きく関わりました。
満州事変・国際連盟脱退・日独伊三国同盟・開戦時軍事大臣・インパール作戦・ミッドウェイ
海戦など乃木将軍と同じ気質の人々です。
いざという時戦略を誤るのです。
児玉源太郎の出現で二百三高地への攻撃へと戦略変更が出来たことは事実と思われます。
児玉の気質は家康型戦略家。何時の時代も家康型・信長型・頼朝型戦略家が国を作り、守って
きたのです。
日露戦争は桂太郎(頼朝型)大山巌(家康型)児玉源太郎(家康型)東郷平八郎(家康型)
ついでに日清戦争は伊藤博文(信長型)大山巌(家康型)伊東祐亨(信長型)で勝ち抜いて
きました。
乃木将軍も闘将なのですが戦略となると苦手なのです。
悪いことに相手のステッセル将軍は家康型の略家家。当時ロシアの最高の戦略家です。
鉄壁の要塞を築き待ちうけているのですから、乃木将軍では無理です。
乃木将軍が児玉参謀長に素直に指揮権を任せたこの人格があってこそ攻略できたことも事実です。
揉めていたら後々大変な事態に至っていたでしょう。
司馬さんの小説は人間は多様なのですが一方だけを拡大他方を無視してしまう性格のため他方を
考える人々からの批判が絶えない小説なのです。
乃木についてはそうとも言えないと思います、日清戦争では旅順をわずか3日で落としています司馬史観を基軸に評価しないほうがいいと思います。それにステッセルはこれまで書かれている本等によると家康の様な人物、戦略家でもありません。
@@清川甚 日清戦争当時の旅順要塞は簡単なものでした。ステッセルはそれをコンクリートで固め鉄壁の要塞に様変わりさせていました。日清戦争時の日本の戦死者は40名。
日露戦争での戦死者は15000名強。戦傷者合わせると5万を超えます。桁が違います。
その要塞へ同じ正面攻撃を三度繰り返し失敗。戦略家として擁護するのは難しい。
@@etsuotakahashi4559 第2回総攻撃正面の損害4000、第3回正面総攻撃の損害2000。対して手薄な203高地の迂回攻撃は損害1万6000人。
これは参謀本部指定の第1回総攻撃の1万5000よりも多い。
対米戦争の米軍評価は「日本軍は迂回と機動を常とした」
それを裏付ける日本軍将校の回顧も「私共は手薄な側面あるいは背後に迂回した。それが無謀な銃剣突撃となりました」
旅順要塞攻略は世界初めての近代的戦争で第一次大戦西部戦線比べれば遥かに少ない損害で攻略した。第一次攻撃は失敗したが修正してしょうりしている。元々旅順攻略は作戦にはなく海軍が旅順艦隊が戦闘不能かを確かめるための手段で203高地を攻めた。旅順攻略後、奉天会戦も参加し活躍している。
第3回正面攻撃の損害はわずか2000人だぞ。しかも第4回正面は2000人以下で要塞を落としている。
対して203高地は正面砲台を潰した後にもかかわらず1万6000人も損害を出している。
要塞正面は遮蔽物だらけでキルゾーンが狭かった。
坂の上の雲はただの小説で、間違っても歴史書では無い。 ただのエンタメであることを理解すべきだ。 三国志演義みたいなものだ。
旅順要塞にあれだけの兵力と火力がある中で、日本軍が旅順要塞を攻略出来たことが、今振り返っても奇跡でしかないのですが。
特に、コンドラチェンコ将軍の猛攻は、将軍があともう少し生きていたら、勝敗も逆転してたかもしれないくらいの凄まじい攻撃でしたし。
『坂の上の雲』も『竜馬がゆく』も途中で嫌になって仕舞いました。
なんで、乃木さん・容堂さんを愚昧に描き過ぎたのか?
このへんで、司馬放れしました。
日本人は歴史学者の言うことより歴史小説家の言うことを信じやすい
坂本龍馬も司馬遼太郎の龍馬が行くで過大評価されている。
坂の上の雲は平家物語や太平記に匹敵する民族文学です。歴史書ではないので歴史的事実に忠実ではない。旅順の野で日本兵を殺しているのはロシア人だが、まるで乃木が殺しているように描かれている。しかしそれは文学的技法と配慮によるもの。本書には近代日本の産みの苦しみが深く胸を打つように描かれている。乃木将軍が名将であると確定したのは研究が進んだ最近のことである。
司馬遼太郎の史観の欠点は日本の日本史家の欠点と共通する。つまり国際比較の欠如だ。当時において、旅順要塞のような要塞をどのくらいの期間で陥落させるのが一般的なのか全く考慮していない。はっきり言えばあの期間で陥落させたのは日本海海戦以上の奇跡だ。
チャンネル制作者の伊勢雅臣です。深いご指摘、ありがとうござます。「国際比較の欠如が日本史家の欠点」とは、見事なご指摘だと感じました。乃木大将が司馬遼太郎の描くような凡庸な、非人間的な愚将だったら、後年の訪欧時に、なぜあれほど熱烈に歓迎されたのか、説明がつきませんね。
司馬遼太郎「坂の上の雲」を読むくらいなら、「日露戦争」(児島襄)を読むほうが数段、良い。
司馬遼太郎の「坂の上の雲」よりも、「崖の上のポニョ」の方が圧倒的に勉強になる。
フィクションをあたかも事実のように語られてはたまらない。本質を見誤る素にもなりかねず、勉強にならないどころか、司馬遼太郎は害にもなってしまっている。それならまだポニョでも見て、生命の壮大さに感動する方がまだマシ。
俺は小説家だよと空とぼける。そんないい加減な作品が多い。講談より信じていない。
そもそも203高地攻撃反対していたのは児玉で大本営からの要請で渋々命じたのも児玉なんだよ。当たりまえの話、軍人が上官の命令以外で戦闘できる訳がない。空想歴史話。
乃木将軍指揮下で多くの兵隊が戦死した。
乃木将軍の息子2名が旅順で戦士したとき、日本では人の子供を無駄に死なせたと乃木将軍に同情が無かった。
乃木将軍を無駄に持ち上げるのも程々が良いと思う。
そもそも総攻撃をせっついたのは大本営であった。
乃木は旅順要塞の難攻不落ぶりを知り、二十八サンチ砲が到着し、十分に準備してから攻撃する手はずだった。
大本営が「1日も早く旅順を落とせ」とせっついたから二十八サンチ砲到着前に総攻撃を余儀なくされたのだ。
無能はむしろ、旅順攻略を急がせた大本営であり、児玉源太郎だった。
それに旅順攻防戦の日露両軍の死傷者数はほぼ同数であり、司馬遼太郎が指摘するような日本軍が圧倒的に死傷者数が多かったわけではない。
二十八サンチ砲の威力は凄まじく、コンクリート要塞を貫通し、中にいた数百名のロシア兵を爆風の密閉効果で一気に死滅させた。
屋外にいた日本軍の方が爆風が四散し、むしろ生存率が高かった。
旅順要塞はロシア兵にとっても死の要塞であり、日露両軍の死傷者数がほぼ同数だったのは当然である。
こういった点も司馬偽史では無視していた。
チャンネル制作者の伊勢雅臣です。
詳細な追加情報ありがとうございました。
これにて乃木将軍が名将か愚将かという論争に終止符がうたれる事を期待します。
司馬遼太郎は戯作者であって、歴史家ではないとういう事を忘れた連中の多い事。
特に芸能人の司馬史観に心酔する姿は愚か者にしか見えない。
大河の坂の上の雲はドラマとしては傑作だけど、特に見たいとも思わない作品なんだよなあ。
クロパトキンは乃木第三軍の戦意を失わない猛攻を知り、旅順攻略後の第三軍が北上すれば、露軍は遼陽会戦において壊滅すると考えた。
そのため優勢であったにも関わらず、引き上げを命じ,結果日本側の勝利となった。
乃木希典大将は立派な人格者でご子息も旅順で戦死されてますが軍司令官としての能力は?どうなんですか?司馬遼太郎さんに洗脳されてますか?
あの作家の実話もどきにだまさました、スンマセン。
司馬史観は一つの見識ですが、間違いもある、何故乃木大将をこのように評価?
陸軍嫌いだと思いますよ
司馬遼太郎は学徒出陣で陸軍戦車学校に行き久留米戦車第一連隊第三中隊第五小隊に小隊長になって、栃木県の佐野市で陸軍少尉として終戦を迎えるのですが、この佐野市でのとある話で、陸軍の面倒をみるために地元の女学生だかが通ってきていて、その一人に恋心を寄せていたみたいなのがあって、その後にその女性が分かってインタビューだかが残っていての、司馬遼太郎の本名は福田定一なんですが、福田少尉は常に怖い目つきをしていて近寄りがたかったみたいな話が残っていたと思います
本当に当時の日本陸軍が嫌いだったのだと思います
他に後年いろいろとおかしかったと述べています
そもそも、一大衆小説家の私見やフィクション作品を「史観」と呼ぶことが間違い。大した史料も無い時代。今はもう赤っ恥みたいなことばかりです。
歴史を深堀りしていくと司馬遼太郎のインチキな部分が多々あると思っていました。
例えば坂本龍馬像も然り。
結局はフィクションの世界。
いやだから司馬遼太郎ファンだけど、伊地知幸介もだからね?困ったものだな・・・
やっぱ人格はアレですよ。長州閥が祭り上げたに過ぎない
ruclips.net/video/0JbAuN9SOlg/видео.htmlsi=_cIwDuSGFgVkWe_T
私は何にも知りません。
ただ、乃木希典の画像のお顔や態度を見ると機転の効かない武士のような感じを受けます。
その無骨な侍的ハリのある姿が将兵を心酔させてたのかも知れませんが…。
画像だけ見た素人の素直な感想です。
私は司馬さんを信じている・・。
司馬さんの史観自体は好きだし彼のエッセイものはほぼ読んで納得したが、坂の上の雲は所詮小説だ。文字通り信じるのは馬鹿か考えの浅い人だ。もし司馬の書いた通りならどうしてあんなに当時の人達が野木さんを敬愛したのか!ちょっと考えれば分かるだろうに。
チャンネル制作者の伊勢雅臣です。貴重なコメントありがとうございました。
>もし司馬の書いた通りならどうしてあんなに当時の人達が乃木さんを敬愛したのか!
このご指摘は勉強になりました。
そもそも人間を神と崇めるのが…
乃木軍が優秀なら203高地を攻める前に正面突撃してないですよ。
チャンネル制作者の伊勢雅臣です。
旅順要塞は世界で初めて登場した近代的要塞の一つで、その実態は全く明らかにはなっていませんでした。日清戦争では清の従来型の要塞で、日本軍は一日で落としています。
正面攻撃は確かに失敗でしたが、それは日本軍全体の諜報活動の失敗でした。それを28センチ砲での攻略に戦術転換して成功したのは、乃木大将含め日本軍の現場能力の高さだったと思います。
乃木将軍が優秀という根拠は何もないのではないでしょうか。もっとも、他の将軍が旅順要塞を攻めたことなどないので比較しようもありません。
ただし、優秀ではない根拠はいくつもありますね。まず、何度も同じような突撃による総攻撃をやっていること、白襷隊などというまったくばかげたことをやっていること、軍旗を奪われていること。
これは動画作成者の推測だと思いますが、もし、戦争中に自決を考えていたとすれば、愚将そのものですね。
だいたい、明治天皇が司令官変更を拒否したというけど、明治天皇以外は、乃木将軍を当然現代の我々よりよく知る当時の人が愚将と思っていたという間違いのない証拠ではないか。
乃木将軍の逸話の数々も、あたまカチコチということを示すようなことばかりで、頭の良さがうかがわれること、俯瞰的な物事ができるというようなことは何もない。
長州軍閥出身でなければ軍曹どまりの人物だと思う。
「坂の上の雲」で描かれた個々のエピソードについては、小説なのだから空想のことも多かろうが、乃木希典の人物像や能力については大筋で外していないだろうと思う。
根拠ですか?結果を見てみましょう。第3軍の司令官として良く統率し旅順要塞を陥落、奉天会戦では左翼で露軍の包囲を担当し難しい厳しい局面を乗り切った。
要塞を陥落させるのは大変な事で世界的にも評価されます。これをもっても優秀な名将と言えるでしょう。
近代軍人の評価に武士道はいらない。武士道精神がプラスになることもありマイナスになることもある。日露戦争は太平洋戦争程ではないが不利な戦争で、旅順攻略には時代を先んじるような戦術が求められたが、乃木大将はそういう能力はなかった。しかし考えうる策は尽くしていた。これを凡将扱いは無理。日本国は大体不利な戦争をしてきたので他国では良将であっても日本の戦争では勝てない。他国では大勝利をおさめる天才将軍が日本で辛勝をおさめる。日本兵が強い、という評価が間違いで弱兵をなんとか使って勝たねばならないのだがそれが分かっていないので、一般に日本人の下す将軍の評価が厳しくなる。
しばきアゲ太郎の小説はフィクションでありハクションでありません。
意味不明。バカにでも分かる文章を心がけましょう。😂
@@明伊藤-d3h
左欲の方々には
固体や液体も
期待もしていません。
私は東郷平八郎所縁の者ですから。