出口の柳-地唄三味線(本手.替手)による合奏編

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  • Опубликовано: 21 июн 2024
  • 地歌。端唄もの。宇治加賀掾作の浄瑠璃の一部をとって、宝永(1704~1711)ごろに初世杵屋長五郎が作曲。
    狩野元信と傾城(けいせい)遠山の伝説によっており、歌祭文(うたざいもん)の曲節を取り入れています。
    元禄の頃、瓦版に歌に歌をつけ、三味線の伴奏を付けて街頭で歌い歩くようになった。これを『歌祭文』と言った。『出口の柳』の歌詞は、その歌祭文から取られたらしい。後に近松門左衛門がこの事件を歌った歌祭文を取り入れて書いた浄瑠璃『傾城返魂香』の登場人物である遠山大夫という遊女の恋と義理の辛さを主題とし心情を歌ったものです。
    辛い勤めをする京都島原の遊女を出口柳に例えて詠った地歌の代表作。
    出口柳とは、京都の最古の花街である島原の東の大門手前に植えられている柳のこと。別名に「見返り柳」ともよばれ、この門が夢と現を分かちていました。
    【歌詞】
    奉る(たてまつる)よ 奈良の都の八重桜
    今日九重(ここのえ)「サアイ」に浮かれ来て
    二度の勤めを 島原の「ヨイヨイサヨ」
    出口の柳 振り分けて
    恋と義理との「ヨイサヨ」 二重帯
    結ぶ契りは 仇野(あだしの)の「ヨウ」
    露の浮き(憂き)身を 誰ゆえに「アアイ」
    世渡る舟の 櫂(かい、甲斐)もなや
    寄る辺定めぬ 海人(うなびと)小舟
    岸に離れて 頼りなや
    島隠れ行く 磯千鳥
    忍び寝に泣く 憂き涙
    顔見たさに また此処へ
    小辻の里の 朝混みに
    菜種や芥子(けし)の 花の色
    移りにけりな いたずらに
    我が身はこれのう この姿
    つれなき命 永らえて
    またこの頃や 偲ばれん
    忍ぶに辛き 目先笠(めさきがさ)
    深き思いぞ せつなけれ 
    演奏者(三絃本・替手):瀬端淑子
    下記URLの三味線一人弾き編もぜひご覧ください。
    • 出口の柳 - 日本伝統音楽の三味線による地歌
    ★地唄 段物・獅子物10曲(三味線一人弾き、唄あり)をmp3ファイルに収録しました:
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    ★宮城道雄小曲集・三絃より14曲(三味線一人弾き)をmp3ファイルに収録しました:
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    ★宮城道雄著 三絃楽譜より手事物(唄あり)11曲をmp3ファイルに収録しました:
    digitalzakka.theshop.jp/items...
    ★地唄三味線おと遊びホームぺージへ
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Комментарии • 1

  • @edienandy
    @edienandy 14 дней назад

    この曲はずっと大好きだったので、アップロードしてくれて本当にありがとう☺️