Dr. Park, Malcolmの2001年の論文のタイトルは「Ambiguity, and the engagement of spatial illusion within the surface of Manet's paintings」で、これでググると、無料で全文のPDFがDLできます。ページが多いので42MBもあるけど😅 p. 253~254にその実験写真と絵の比較画像がありますが、その前の方のページも見ると、3Dモデリングをしながら緻密に考察されていることがわかります。 本当にそのまんまですね🤣 自分も、映り込みを避けるためだと思います。 ベラスケスの方が紹介された時は、画家が映り込まないように、自分を奥に置くことで解決したのだと思いましたが、 マネの方は、女性が真正面に向いていることで、同じ課題を別の方法で解決したことに思い至りませんでした。 ここが本当にトリックですね。
動画見ながら家にあった置物と鏡を同じように配置して写真を撮ってみました。ぴったり同じにはならなかったですが、確かに右側に向かい合った置物が並びました。疑問に思ったら実験してみるというのは大事ですね。マネ先輩とマルコム・パーク博士凄い。
@levante108 欧米の哲学とりわけ「認識論」のレヴェルは低いですから、そりゃそうなります。この[鏡像」の仕掛けは、日本の言語学者、旧制小学校卒の学歴しかない三浦つとむの「観念的自己分裂」理論があれば、簡単にわかりますよ(講談社学術文庫「日本語はどういう言語か」で詳しく説明されてます)。
毎回楽しすぎて次回アップされるのが待ちきれません。五郎さん、スタッフの皆様ありがとうございます。一枚の絵をこのように深く読み解く鑑賞は五郎さんの解説なくしてできないことです。
7:21 検証資料の写真は下記でググると見られます。
Getty Center Photographic Reconstruction of Manet's A Bar at the Folies-Bergère
みたいなあ、と思って検索するつもりでした
ありがとうございます!
鳥肌たちました
このチャンネルすごいなぁ。こんな発見、NHKスペシャル並みなのに、さらっとやってしまうんだもん。
私はウリタニさんの「客席が描きたかった説」を推したいですね。鏡にうつる女性と男性がもう少し左にズレていたら、客席がほぼ右半分隠れてしまって、絵が真ん中でプツっと切れてしまう感じがするかも…
とかなんとか色々考えさせられる実に奥深い絵ですね。
すぐ目の前の人と視線を合わせているにしては彼女は遠い目をしているな、身長差もあるしもう少し見上げる形になるのでは? と不思議に思っていたので、今回の説を聞いて腑に落ちました。
マネの意図とは違うのでしょうが、 虚像と実像の間で視線がすれ違って、お互いを見ているようで実はそれぞれ全然違う相手を見ているという感じが、嘘と恋が渦巻く大人の社交場に似合ってるような気もします。
アトリエにセットを作ってまで描いたマネ先輩 渾身の作品とならば、きっと実際に劇場に行ける人が思いつかないような絵を描きたかったのではないかと思いました。素晴らしい考察で絵画の奥深さを感じました。発見してくれたマルコム先生ありがとうございます❗
老いたる舞踊家ですが、いろいろ意味を込めて、魂込めて踊っても、同じ角度からしか解釈されず、、、
マネ先輩とは、次元が異なりますが、絵画は残るから100年後に共感されて、いいな、、、と思いました。
今は動画が残りますよ😊
凄い!本当にヒゲの紳士がメリーローランを見てたんだとしたら、とんでもないミスリードですね!
推理小説の傑作を読んだような気持ちになりました。
五郎さんの情報収集能力すごすぎて納得しかない
長年の違和感が解決して、今年は本当にいい年です😊 ありがとうございました。
この構図にした理由は、この絵が 『マネからメリーローランへのラブレター』だったからではないか、と思いました。もちろん、マネは自身の主義に則り、写実的にかつベラスケスへのリスペクトを込めているのも納得です。しかし、全て辻褄を合わせると、絵画を見る人の視点が遠くに小さく見えるメリーローランに向けられているのは、『遠くからでも、貴女に心惹かれています』というメッセージのように感じます。
絵画に詰まったストーリーに想いを馳せられるこのチャンネルが大好きです。今後も鋭い解説を楽しみにしております。
マネ先輩のしめしめ、にやられました。マルコム・パーク博士も立派ですが、それを自作の図で説明していただき、本当に参りました。
絵はじっくり見ることに加えて、視点も重要だとは…常識にとらわれない柔軟さが大切なんですね。
不言実行のカッコ良さというか。
細かく解説していたら誤解されないのに。「言いたい事は全て絵画に描き込んであります。」って事なのかな。リアルで実力があるから可能な偉業です。マネ先輩カッコ良すぎる。
本当に面白いです。見る価値が高い。
山田さんはじめスタッフの皆さんありがとうございます。
ただ楽しむ、芸術、美を味合う、それもいいですが、絵画の場合人物像、社会情報、を考察して味わうのは興味がつきません。
こんな見方を楽しませてくれる山田さん、感謝!多謝!
最高に楽しい回ですね。
いわゆる神回🎉
博士の写真、チェックしました。五郎さんのご意見に1票。さすが、マネ先輩。深いですね☺️
これぞ構図の面白さだな。
今日の五郎さんの考察は鳥肌モンですね。マネも無事に成仏しました。
前後編解説堪能させてもらいました
この作品今回初めて知ったのですが、技術力はもとより純粋にモデルの女性が美しい!
フェルメールのターバンの女子やルノワールの少女くらい人気があってもいい気がします
若干疲れたような絶妙な表情もリアリティーの鬼マネ先輩の実直な筆致なのでしょうね
中学生の修学旅行の時に、目の前に立ってる友達を撮影する振りをして、思ってる男子を望遠レンズいっぱいにして撮影したのを思い出させるような絵ですね。
一見、中央の女性を目当てに男性が見ている様に思わせておいて、実は鏡越しに観客席に座っている白い服の女性を見ているという男の心情を鏡トリックで忠実に表現していたとしたら面白いです。ガラスがある場面で写真を撮る時、映り込まない様にアングルを変えて撮りますがこの構図はとても興味深いです。
マネ先輩が背後の男性を描いた意味が重要なんでしょうね。斜めからの視線を採用するにしても、別にこの男性を構図に配置する必要はないわけで、かなり重い意味を込めて入れ込んでいるのですよね。
五郎さんの説に膝を打ちました。なるほど!カメラマンなら普通に気づいたかもしれませんね。ここにいたら自分が映っちゃう。
映らない場所は無いか?結果的に斜めに観ているので空間の広がりもより感じますしね。
真ね先輩は他の絵もカメラマン的センスを感じいます。
ここまでくると、あの前半で話してた仮面舞踏会の謎の足?も本当は「あった」んじゃないかなって思えてくる笑笑
論文のアブストラクト見てきました。本当にそうなっつてる!!ってなりますね。必見です。
Dr. Park, Malcolmの2001年の論文のタイトルは「Ambiguity, and the engagement of spatial illusion within the surface of Manet's paintings」で、これでググると、無料で全文のPDFがDLできます。ページが多いので42MBもあるけど😅
p. 253~254にその実験写真と絵の比較画像がありますが、その前の方のページも見ると、3Dモデリングをしながら緻密に考察されていることがわかります。
本当にそのまんまですね🤣
自分も、映り込みを避けるためだと思います。
ベラスケスの方が紹介された時は、画家が映り込まないように、自分を奥に置くことで解決したのだと思いましたが、
マネの方は、女性が真正面に向いていることで、同じ課題を別の方法で解決したことに思い至りませんでした。
ここが本当にトリックですね。
有難うございます。タイトルを参考にググってダウンロードしました。「動画を参考に論文を読む」という楽しみが出来ました。
実際、家の三面鏡で角度をつけてやってみました。確かに!化粧品がその通りに並びました!!
マネ先生自身も表向きはカウンター女性と正対しているようで、じつは遠くに映るマダムを意識していたりして、その複雑な心理を鏡の中の男性を使って象徴的に表現している、とか…
いつも楽しい解説ありがとうございます。大好きな絵画です。僕は昔この絵を見た瞬間に、劇場のRに沿ってカウンターと鏡が平行じゃないんだろうなーと思ってました。
「さすがマネ先輩!」という感じ。絵を観てストーリーを想像してしまうしカウンターの女性の感情も考えてしまう。色んな想像をしてしまうと観る楽しみが、絵画の前で止まってしまうとか色々…。さすが先輩、エスプリにも官服💦
凄いっ!鳥肌立った!!!五郎さんの解説に1票✋
この仮説を踏まえてもう一度本物を観てみたいけど、もう日本には来んのだろうなぁ…
2019が懐かしいです
マネ先輩、異次元のエスプリ力! カッケ〜❤
マネ先輩さすがっす
感動したっす
これは誰もマネできないっす
一枚の絵に残されたメッセージ…。真相のわからないところが不思議であり、賢明だと思いました。ありがとうございました
そこまでリアリティを追求した絵とは想像もつかなかったです。
マネさん、凄いですね~流石っす😊
元論文を見ました。絵自体は1点透視で描かれているのだが、視点をカウンターの
右後ろに置いたおかげで消失点が画角外のずっと右の方になり、
マネは消失点の左側のごく一部だけをトリミングして描いたわけですね。
カウンターの縁の線が水平に保たれているのはそのおかげだと。
心酔する先達への常人には計り知れない尊敬の念とそれにあやかり、さらには並びたい、でき得るなら超えたいという芸術家的願望もあったのかもしれませんね。死期を悟り、それまでに何とか仕上げたいという気迫と執念が、華やかな画題とはうらはらに感じ取れるような気がします。
いつも、ありがとうございます❗
ゴローさんの、解説のおかでますます、このチャンネルにはまっていってます
マネ先輩カッコいいっす
ありがとうございました‼️
写実主義でテクニック、表現力も最高潮に達したためその奥にある工夫や感情表現尊敬する巨匠たちからインスパイアされた宝を新しく描いたことは思い至らなかったのかも、マネとしても個人の心の投影で説明するのは野暮で深く鑑賞できる人に語りかけているのかも、ここまで解説していただいたありがとうございました、絵画を拝見する喜びをしりました。
この錯覚、よく考えたら、斜めからみてるという情報がないから起きるんだと気がついた。
この画面の中で唯一斜めなのがわかるのがテーブルなんだけど、小物でテーブルが隠れてるから見えないんだよね
よく見たらテーブルも斜めにパースついてた
感動しました。
ポスターでもいいので自分のバーに飾りたいと思います。そしてコートールドでちゃんと生で見たいので、仕事がんばります。
これの検証画像見たけど確かにこの画角で同じように見えてた
セットまでわざわざ作ったならちゃんと計算して描いたんじゃないですかね
若干のズレや誇張があるのは絵画的な構図も考慮しての修正と言うことで
Omoshiroi! Thank you❤
格好良い!
コートオールドギャラリーが好きで、ロンドンに行くたびにこの絵も見ていて、更にはiPadの待ち受け画面までにしているこの絵(毎日見ている)、初めてその角度の謎が分かりました。いやぁ毎日見てても分からないものですね。
すごすぎる!
面白すぎる
娯楽が目的で少なからずこちらがお金を払っているわけ、じゃないのに、スタッフの要求が高いところを、五郎さんの豊富な知識があふれでてあまりある構成ですね。そうでない場合は白けるなって気もしないではない、際どい題材でした。
とにかく写実なマネ「安心してください。ちゃんと(現実にある情景を)描いてますよ」
不思議な作品ですが、
やっぱり、心惹かれます。
好きです。
🎄🐰🍒
マネ先輩 最後にもう一度行きたかったんだろうなぁ
わざと変な風に描いて、そこには何か意味があるはずだ!
って言いたくなる気持ちもわかる。
謎解きじゃないけど、ある意味それを解読しようとするのもロマンだし。
でもやっぱり、わざとはわざとでも
「空想じゃない、実際にこう見えることがあるんやで!」
って先輩のしてやったりだったと思いたいなぁ
「人の目に真実は映らない」「人は見たいように見る」とかの思いが心のどこかにあったのかなと、ざっくりだけど
凄いです、見事な絵だと感じました、ありがとうございました
今回も本当に楽しかったです!!!
ラスメニーナスとおなじく、近くでじっくりみてみたいです!
五郎さんの解説、めちゃめちゃしっくりきました!シルクハットの紳士の視線も『ですね!』って納得できましたし、何よりマネ先輩のリアルに忠実に画家が入り込まない視点から描いたという事実に感動しちゃいました♡(ベラスケス先輩に、ちょっと物申したって感じですかねーw)
説明図もとってもわかりやすかったです!
五郎さん いつもありがとうございます♪
あと、リクエストなのですが…もしご負担でなければお年玉企画として『替え歌』お待ちしております♡
五郎さんのギター&歌声大好きです♡
お疲れさまです!
今回も非常に興味深いお話しでした♪
マネ絵画への興味を掻き立てられる良い動画でした!
映画でも鏡があるシーンではいかに照明とカメラとスタッフが映らないように、かつ良い構図を作れるか苦心するといいます。
まぁ、今ではVFX使えば消しちゃえるんですけどw
Malcolm Parkの検証図見ました。絵だし不自然なことはあるでしょっていう思い込みって、こんなにも気が付かないものなのですね。私としては、テオドール・ジェリコーの手法とそっくりな胸元のレースがとても目を引きました。私が知らないだけで、いろんな先人の技術の積み上げでここまで出来ているのでしょうね。とても興味深かったです
上記、テオドール・ジェリコーではなくプリュードンのモンテベロ公爵夫人ルイーズ・ド・ゲエヌークの肖像でした。
たぶん、マネは鏡に自分が写っていると描きにくかったんじゃないですかね。だからこんな構図になったんじゃないですかね
なるほどーーーーな解説ありがとうございます。
先日“草上の昼食“をオルセーで観て参りました。当時の画壇を揺るがしていたであろう姿を自分なりに想像しておりました。
ロンドン住いですので、近いうちに五朗さん視点で観に行って参ります🫡
待ってました!
マルコムパーク博士の撮った写真を検索して見てきた!
確かにこの絵の様になってた!おもしろーw
大変にエキサイティングな回でした♪毎回楽しみです😊
ニヤニヤしながら「先輩、この角度から描いたっしょ?」
って言ってくる人に「わかる?」って返したかった説に一票
一方で「こんな構図ありえない!」と声高々に批判する人々を所詮はその程度か…と冷めた目で見ていたかもしれませんね
コートールドでこの絵を見たとき、素晴らしいと思ったのですが女の人の顔が冴えないというか眼力が無いというか覇気がない感じなのが何故なんだろうかとちょっとしっくり来ていませんでした。今回の五郎先生の解説(特にヒゲの男性の視線の先について)を聞いて腑に落ちた感があります。
彼女は場に合った華やかな格好をしていて絵の中でも大きく描かれていますがこの場においてはただの店員でしかなく、前にいる男性もメリーローランを見ていて彼女には目もくれていない。だから彼女は空虚で気だるい目をしている。この場面の本当の主役は豆粒のような大きさで描かれているにも関わらずメリーローランであり、だから男性も鏡越しにメリーローランを見ている。
虚実が交錯する劇場という場所で彼女は虚でしかなく実はメリーローランである。
こう考えると自分がこの絵から受けた印象が全て説明がついた気がします。
素晴らしい解説をありがとうございました。
いつも興味深く拝見しています。
今回のマネの回は非常に興味深いものでした。
あまり関連がないと思われるかもしれませんが、「真実一路」の「真実は事実を超えたところにある」(確かこんな文面?不正確でごめんなさい)との一節を連想しました。
美術評論も縦割り的な美術視点だけでなく科学を始め多角的な視点が入ってくるようになると、もっと新しい世界が開かれるかもしれませんね
すごい!
面白かったです。
マネ先輩の関西弁で思わず吹きましたwww
ゴロー解釈は割りと自然なんです
映画とかを撮ると物凄く腑に落ちるんですけど
画面に鏡がある場合、カメラを鏡に写さないでしかも正面から観たような画面作りが必然になるんです(当たり前なんだけど映像観ている客は此れに気が付かない)
鏡に映り込んだカメラをCGで消すなんて作業を後でするんじゃなくて物理的に映り込まない位置から撮影します
カメラマンなら「うんうん、そうそう当たり前」とこの動画観て思うんじゃないかな
なるほど😮。視点をずらすとこう見えるんですね。流石にマネ先輩ですね~ 😃
見事です!!😆😂🤣
こんばんは。
待ってました、マネ先輩‼️
ベラスケスからの影響と鏡のトリックなるほどですね!
テーブルの左端が鏡に映り込んでいる事からもパーク博士の説が濃厚だと分かりますね。
鏡の男性がメリーローランを見ている説には鳥肌立ちました!そこまで考え抜かれてるとしたらマネ先輩凄すぎる!
カウンターと鏡の位置は平行ではなく角度が付いている(鏡の左側がカウンターより遠く、右側が近い)というのはどうだろう?
最高におもしろかったです
古典の名作をオマージュして「草上の昼食」を描いたマネが「写実主義」というのがいまいち腑に落ちていなかったのですが、疑問が氷解した気分です。
絵画の世界と現実の空間、伝統の手法と現代の時間を繋げる作品こそがマネの狙いだったのかと思いました。
最後の画題にベラスケスと同じ鏡、しかもベラスケスの時代には作れなかっただろう鏡張りの壁という仕掛けを選んだのはまさにマネの集大成という感じがします。
ためになる解説ですねぇ。
自分が映り込みたくない&女性の後ろ姿も描きたいからの構図なのではないでしょうか。
マネ先輩とはお会いしたこともないし五郎先生のお話からの想像になりますが、技術の高いブルジョアはプライドも高かったのではないかと感じました。イマジナリーな表現を高い技術で形にすると、「んな訳あるか!」とか「ぷぷぷ、こいつエアプじゃん」とか思われると想像して写実に徹しはったんかなぁと。
鏡のトリックはまさにその通りだと思いました。
が、別の疑問が・・・
アトリエに訪れている人は結構いると思うんですよ。もちろんマネを慕う画家の方々とかも。
そういう人たちは、セットとか見てると思うんですが、そういうトコロからこの答が漏れないのかな? と
まさかまさか、実際に鏡にこう映る視点の角度があったとは思いもよらなかったです。普通に思い込みだけで鑑賞したら、マネが頑張って描いた甲斐がないですね。
私は山田さんのけんかいとはことなっています。マネーは意図して遠近感や膝関、サイズなどイジりますよ。彼の代表作、草上の食卓見てください。はだかの女性だけ明るさ、陰影はことなりますし、足下の影だえOMITしルソーの如く浮き上がらせています。さらには画面後部に位置する女性は実際の遠近感からみてありえないほど大きい。これも意図したそうさです。ちなみに初期の習作、デッサンを見えうと途方もないレベルの上手さが分かります。
マネ先輩も流石っすけど、五郎せんせーも、さすがっす👁️👁️👀✨✨✨❣️😍
オペラハウスみたいな馬蹄型の劇場なんで鏡が斜めになっているんじゃないか、と思いましたが
そこら辺は当時の人が実際に見てるんで違いそうですね。
一応簡易的に試したら同じような構図になりました。
マルコム・パークの論文にあった比較画像を見ると、再現写真では鏡の縁が左下がりで、マネの方が左上がりだったのが少し気になったので記録しておきます。
コートールド・ギャラリーのホームページに掲載されてる画像でも確認してみましたが、やはりマネの方は縁が左上がりでした。
分かるかなぁ〜
分かんねえだろうなぁ〜と
松鶴家千とせ師の先駆けだったんですね😎✨
カウンターに対して鏡が並行に配置されていると思い込んでしまうが、
実は鏡は右側が手前に来るように斜めに配置されているのではないでしょうか?
4:53 「絵画探偵」ですね、五郎さんは。下絵のシュゾンさんの顔は、少し左に向いてるので、その視線の方へ絵の“正面”をずらしたのかもしれませんね。それで、シルクハットの男の写り込む位置も、より左に寄った…と。
今回もとても面白い回でした😊
本当にありがとうございます。
これからも楽しみにしてます😊
ひげおやじの正体はマネではないのでしょうね😊
実際楽しかったです🎵
オトナの教養講座、今回も勉強になりました。
マルコム・パークの検証写真を見ましたが、人物の位置関係は再現しているものの、マネの絵の謎を解いているようには思えませんでした。
もしパークが言うようにカウンターの右斜め前から見ているのであれば、鏡に映ったカウンターの左隅が作る角度は検証写真のように15〜20度ほどの鋭い角度になるはずです。しかし、マネの絵では60度以上になっており、ほぼ正面から見ていると思われる角度になっています。また、右斜め前から見ているのであれば、鏡に映ったバルコニーの手すりの線は左に向かって下がるはずですが、マネの絵ではやや右に向かって下がっています。
やはり、不思議なところがいろいろある絵だという印象です。カウンターの左端にある6本の瓶はカウンターの奥ギリギリに置かれているように見えますが、鏡にはカウンターの手前に置かれているように映っています。6本の瓶のさらに左側のカウンターの手前に別の瓶が置かれているのかもしれませんが、位置関係がかなり不自然です。
また、鏡に映った女性は髪が後ろで少し広がり、顔の右側に出ているように見えますが、絵の真ん中の女性は髪が後ろできっちりとまとまっており、脇にまったく出ていません。また、鏡の女性は前髪がややラフに持ち上がっているように見えますが、絵の真ん中の女性の髪はきっちり押さえられているようにも見えます。鏡の女性は(会話をしているせいか、ふっくらしているせいか)頬のあたりが少し膨らんでいますが、真ん中の女性は頬が細くスッキリとしています。持ち上がっている感じがしません。
というわけで、個人的には謎はまだまだ謎のまま・・です。
さすがっす!
ベラスケスを尊敬し「ベラスケスが全てやっちゃってる。自分のやることはベラスケスがやったことを今パリでやることだ」と言ったマネ先輩。でもこの作品でベラスケスが唯一やり残したことをやってみせて満足して翌年亡くなったのかもしれませんね。ありがとうございます。
五郎さんもさすがっす。
今回も大変楽しい回でした。ありがとうございました。写真を撮るときに、”主題”と”副題”をどう配置するのが構図的に綺麗かを考えますが、この絵では、中央に視線が誘導される構図になっているので、セットを作ってモデルを配置したという話はとても興味深く思いました。ベラスケスの絵に見ている人が映っていないのは、「見ている人が”国王夫妻”としているということも考えられないだろうか?」と思いながらお聞きしておりました。当時の宮廷画家は、国王夫妻に絵ができて見せるときに、「あの時こう見えていましたよね?」と国王夫妻に言って、「そう、そう」というような話ができるような関係性だったのかは分かりませんが、自分が見ている視点ではなく、他人が見ている視点から書いている絵だとしたら、ベラスケスは、とても難しいことをして見せたのかもと思いながら、お話拝聴しました。
今回の主題のこの絵はマネのエスプリが遺憾なく現れていて、当時のフォリー・ベルジェールの空間に見識がある人にとっては、構図としても結構すんなり理解出来てしまったのかもしれませんね。マネの着想にベラスケスの影響があったとしても、一見しただけでは分からないところが、マネの描く世界観にはありますね。とはいえ個人的に感情移入出来ないのですが。
副題のベラスケスのラス・メニーナスは、当時の肖像画家としては革新的な手法で描かれているのは間違いなさそうで、非常に面白いです。
名作だとは感じていたけど、こういうカラクリがあったとは知らなかったですー😊
10:16
マネはこういうことする人じゃないって言ってるが、他の作品は遠近法無視したりしてる。この絵が書かれた19世紀後半は時代的に印象派の画家が強かったから、むしろマネを写実的だと説明する方が難しそう。
実際はどうだったんだろう?
五郎さんと同じですね。観測者があってはじめて完成する絵だと考えてました。またそれがマネ本人だったのかもしれませんね。
カウンターの幅が思ったよりもあるというのも鏡に映り込む人物の位置関係に影響しそうですね。カウンターの女の子も少し前屈みな感じですし。とても面白い考察ですね。
この「フォリー・ベルジェールのバー」の両サイドにイギリスを代表するビール、「Bass Pale Ale」らしき瓶が描かれていますね。この時代、温度管理もできていない船便でイギリスからビールが輸入されていたことに、少なからず驚きをおぼえました。
「マルコムパーク マネ」で
画像検索したら写真みられた😄
流石五郎さん!同感です👍🏻❤🧑🏻🎨🖼