Deep into Mirror Symmetry

2019.8.20 両国門天ホールにて
演奏
Vn.松岡麻衣子
Vc.山澤慧
Pf.安田結衣子
Cond.＆Comp.佐原詩音
この作品は、Vn.Vc.Pf.のためのトリオです。
合わせ鏡に映し出された対称性は、内部へ深く進行すると、光や影の反射や屈折によって、いつしか有理曲線へと変化していきす。
そこから、ミラー対称性と呼ばれる弦理論の余剰次元に迷い込むイメージが思い浮かびました。この次元において扱われると、異なる幾何学的な対称は、等価の対称性となります。また、等しい幾何学的な対称は、逆に不等価の対称性となります。
3種ｎ弦楽器の伸びや歪み、各々が生み出す対称性が、複素平面のようにキラキラと煌めき変容していくさまを表現したいと思いました。
これらは、2019年夏、勤め先の塾にて、11次元の説明をしているときに構想しました。